JPH07160297A - 音声パラメータ符号化方式 - Google Patents

音声パラメータ符号化方式

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JPH07160297A
JPH07160297A JP5310524A JP31052493A JPH07160297A JP H07160297 A JPH07160297 A JP H07160297A JP 5310524 A JP5310524 A JP 5310524A JP 31052493 A JP31052493 A JP 31052493A JP H07160297 A JPH07160297 A JP H07160297A
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JP
Japan
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spectrum
weighting factor
calculation unit
spectrum parameter
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JP5310524A
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Kazunori Ozawa
一範 小澤
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NEC Corp
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/06Determination or coding of the spectral characteristics, e.g. of the short-term prediction coefficients
    • G10L19/07Line spectrum pair [LSP] vocoders
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L2019/0001Codebooks
    • G10L2019/0013Codebook search algorithms

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声信号のスペクトルパラメータを低いビッ
トレートで高品質に符号化するための音声パラメータ符
号化方式の提供。 【構成】 スペクトルパラメータ計算回路130は、音
声信号のスペクトル包絡を表すスペクトルパラメータを
計算する。重み係数計算回路150は、音声信号から聴
覚のマスキングしきい値を求め、これに対応する重み係
数を求める。スペクトルパラメータ量子化回路160は
前記重み係数にもとづく重み付け歪尺度最小化するよう
にコードブック170を探索してスペクトルパラメータ
を量子化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号のスペクトル
パラメータを低いビットレートで高品質に符号化するた
めの音声パラメータ符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号のスペクトルパラメータを2k
b/s程度の低いビットレートで符号化する音声パラメ
ータ符号化方式としては、例えば、スペクトルパラメー
タとしてLSP(Line Spectrum Pai
r)係数を用いたベクトルースカラ量子化法(VQ−S
Q:Vec−Scaler Quantizatio
n)が知られている。具体的な方法は例えば、T.Mo
riya氏らによる”Transform Codin
g of Speech using a Weigh
ted Vector Quantizer,”と題し
た論文(IEEEJ.Sel.Areas,Commu
n.,pp.425−431,1988年)(文献1)
等を参照できる。この方法では、スペクトルパラメータ
として、フレーム毎に求めたLSP係数を予め構成した
ベクトル量子化コードブックにより、一旦量子化復号化
した後に、元のLSPと量子化復号化したLSPとの誤
差信号をスカラ量子化する。ここでベクトル量子化コー
ドブックは、多量のスペクトルパラメータデータベース
に対して、あらかじめ2B 種類(Bはスペクトルパラメ
ータ量子化のためのビット数)のコードベクトルからな
るコードブックをトレーニングにより構成しておく。コ
ードブックのトレーニング法は、例えば、Linde氏
らによる”An Algorithm for Vec
tor Quantization Design”
と題した論文(IEEE Trans.COM−28,
pp.84−95,1980年)(文献2)等を参照で
きる。
【0003】さらに、一層効率的な符号化法としては、
LSPパラメータの次元(例えば10次元)を複数個に
分割し(例えば5次元ずつ)、分割した次元毎にベクト
ル量子化コードブックを探索して量子化するスプリット
ベクトル量子化(SplitVector Quant
ization)法が知られている。この方法の詳細に
ついては、例えば、K.K.Paliwal氏らによ
る”Efficient Vector Quanti
zation of LPC Parameters
at 24 Bits/Frame”と題した論文(I
EEE Trans.Speech and Audi
o Processing,pp.3−14,1993
年)(文献3)等を参照できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スペクトルパラメータ
の符号化ビットレートを1kb/s以下に低減するため
には、スペクトルパラメータ量子化による歪を聴覚的な
知覚限以下におさえながら、スペクトルパラメータの量
子化ビット数をフレーム当り20ビット以下(フレーム
長を20msとした場合)に低減する必要がある。この
ためには従来の方法では、歪尺度が聴覚の特性を反映し
ていないために困難で、量子化ビット数を20ビット以
下に低減すると、音質は大きく劣化していた。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、比較的少ない演算量及びメモリ量により、スペクト
ルパラメータを1kb/s以下で符号化可能な音声パラ
メータ符号化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による音声パラメ
ータ符号化装置は、入力した離散的な音声信号を予め定
められた時間長のフレームに分割し、前記信号のスペク
トル包絡を表すスペクトルパラメータを求めるスペクト
ルパラメータ計算部と、前記音声信号から聴覚のマスキ
ングしきい値を求め、前記マスキングしきい値に対応し
た重み係数を求める重み係数計算部と、前記スペクトル
パラメータと前記重み係数を入力し、前記重み係数によ
る重み付け歪尺度を用いてコードブックを探索して前記
スペクトルパラメータを量子化するスペクトルパラメー
タ量子化部とを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明による音声パラメータ符号化
装置は、上述の音声パラメータ符号化装置の重み係数計
算部において、前記スペクトルパラメータから聴覚のマ
スキングしきい値を求め、前記マスキングしきい値に対
応した重み係数を求める重み係数計算部を有することを
特徴とする。
【0008】さらに、本発明による音声パラメータ符号
化装置は、音声パラメータ符号化装置のスペクトルパラ
メータ計算部において、前記スペクトルパラメータを聴
覚の特性にあうように非線形変換するスペクトルパラメ
ータ計算部を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明による音声パラメータ符号化装置の作用
を示す。
【0010】以下の説明では、スペクトルパラメータと
して、LSPを用いることとして説明を行うが、他の周
知なパラメータ、例えば、PARCOR、ケプストラ
ム、メルケプストラムなども同様にして用いることがで
きる。LSPの求め方等は、Sugamura氏らによ
る”Quantizer design in LSP
speech analysis−synthesi
s”と題した論文(IEEE.J.Sel.Area
s,Commun.,pp.432−440,1988
年)(文献4)等を参照できる。
【0011】音声信号をフレーム(例えば20ms)に
分割しスペクトルパラメータ計算部においてLSPを求
める。さらに、重み係数計算部ではフレームの音声信号
から聴覚のマスキングしきい値を求め、これから重み係
数を求める。具体的には、音声信号をフーリエ変換し、
パワスペクトルを求める。パワスペクトルに対して、臨
界帯域毎にパワの和を求める。ここで各臨界帯域の下
限、上限の周波数については、E.Zwicker氏ら
による”Psychoacoustics”と題した単
行本(Springer−Verlag社,1990
年)(文献5)を参照することができる。次に、Spr
eading function(散布関数)を臨界帯
域のパワに畳み込んでspreading spect
rum(散布すスペクトラム)を計算する。そして、s
preading spectrumに対して各臨界帯
域毎にあらかじめ定められたしきい値だけ補正してマス
キングしきい値スペクトルPm i (i=1...B:こ
こでBは臨界帯域数)を計算する。なお、spread
ing funcitionや前記しきい値の具体例に
ついては、J.Johnston氏らによる”Tran
sform Coding of Audio Sig
nals using PerceptualNois
e Criteria”(IEEE J.Sel.Ar
eas inCommun.,pp314−323,1
988年)と題した論文(文献6)を参照できる。P
m i を線形周波数軸に変換して重み係数A(f)として
出力する。スペクトルパラメータ量子化部では、次式に
よる重み付け量子化歪を最小化するように、スペクトル
パラメータの量子化を行う。
【0012】
【数1】
【0013】ここで、fi 、fi j はそれぞれ、入力の
i次目のLSPパラメータ、あらかじめ定められたビッ
ト数のスペクトルパラメータコードブックにおけるj番
目のコードベクトルである。Mはスペクトルパラメータ
の次数である。またA(fi )は重み係数であり、例え
ば下式のように書ける。
【0014】 A(fi )=Q/Pm (fi ) (2)
【0015】
【数2】
【0016】スペクトルパラメータコードブックは前記
文献2の方法を用いてあらかじめ設計しておく。
【0017】また、本発明の重み係数計算部では、マス
キングしきい値を求めるときに、音声信号をフーリエ変
換してパワスペクトルを求めるのではなく、スペクトル
パラメータ(例えば線形予測係数)をフーリエ変換して
パワスペクトル包絡を求め、パワスペクトル包絡から上
述の方法によりマスキングしきい値を求め、重み係数を
求めることもできる。
【0018】また、本発明のスペクトルパラメータ計算
部では、スペクトルパラメータを聴覚の特性にあうよう
に非線形変換した後に、上述の方法でスペクトルパラメ
ータを量子化することができる。ここで、聴覚の特性
は、周波数軸が非線形であり、低減ほど分解能が高く、
高域ほど分解能が低いことが知られている。このような
特性にあうような非線形変換としては、メル変換などが
知られている。スペクトルパラメータのメル変換につい
ては、パワスペクトルから変換する方法や、自己相関関
数から変換する方法が知られている。これらの方法の詳
細は、例えば、Strube氏による”Linear
prediction on a warped fr
equency scale”と題した論文(J.Ac
oust.Soc.Am.,pp.1071−107
6,1980)(文献7)等を参照できる。
【0019】さらに、LSP係数から直接メル変換する
方法も知られている。メル変換したLSPに対して、前
記(1)−(3)式を適用してスペクトルパラメータの
量子化を行う。ここで、非線形変換したLSPに対し
て、予めベクトル量子化コードブックをトレーニングに
より構成する。ベクトル量子化コードブックの構成法は
前述の文献2等を参照できる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明による音声パラメータ符号化
装置の第1の実施例を示すブロック図である。
【0021】図において、送信側では、入力端子100
から音声信号を入力し、1フレーム分(例えば20m
s)の音声信号をバッファメモリ110に格納する。
【0022】スペクトルパラメータ計算回路130は、
フレームの音声信号x(n)のスペクトル特性を表すパ
ラメータとして、線形予測係数αi (i=1...M:
Mは予測次数)を前記フレームの音声信号から衆知のL
PC分析を行いあらかじめ定められた次数Pだけ計算す
る。さらに、線形予測係数を前記文献4に従いLSPパ
ラメータfi に変換する。
【0023】重み係数計算回路150は、前記音声信号
から聴覚のマスキングしきい値を求め、さらに重み係数
を求める。図2に、重み係数計算回路150の構成を示
す。
【0024】図2において、フーリエ変換回路200
は、フレームの音声信号を入力し、あらかじめ定められ
た窓関数(例えばハミング窓)を乗じあらかじめ定めら
れた店数のフーリエ変換を施す。パワスペクトル計算回
路210は、200の出力に対して次式によりパワスペ
クトルP(w)を計算する。
【0025】 P(w)=Re[X(w)]2 +Im[X(w)]2 (w=0....π) (6) ここで、Re[X(w)]、Im[X(w)]はフーリ
エ変換したスペクトルの実部、虚部を示す。wは角周波
数である。臨界帯域スペクトル計算回路220は、P
(w)を用いて下式の計算を行う。
【0026】
【数3】
【0027】ここで、Bi は帯域番号iの臨界帯域スペ
クトルである。bli 、bhi はi番目の臨界帯域の下
限、上限の周波数である。具体的な周波数については、
前記文献5を参照できる。次に、下式に従い、臨界帯域
スペクトルに散布関数を畳み込む。
【0028】
【数4】
【0029】ここでsprd(j,i)は散布関数であ
り、具体的な値は前記文献4を参照できる。また、b
m a x は角周波数πまでの間に含まれる臨界帯域の個数
である。220は、Ci を出力する。
【0030】マスキングしきい値スペクトル計算回路2
30は、下式に従い、マスキングしきい値スペクトルT
i を計算する。
【0031】 Thi =Ci i (9) ただし Ti =10- ( O i / 1 0 ) (10) Oi =α(14.5+i)+(1−α)5.5 (11) α=min[N(NG/R),1.0] (12)
【0032】
【数5】
【0033】ここで、ki はi次目のKパラメータであ
り、入力した線形予測係数から衆知の方法により変換し
て求める。また、Mは線形予測分析の次数である。Rは
あらかじめ定められた定数である。マスキングしきい値
スペクトルは、絶対しきい値を考慮することにより、下
式のようになる。
【0034】 Th’i =max[Thi ,absthi ] (14) ここで、absthi は、臨界帯域iにおける絶対しき
い値であり、前記文献5を参照できる。
【0035】重み係数計算回路240は、マスキングし
きい値スペクトルTh・i(i=1...bm a x )に
対して、周波数軸をバーク軸からヘルツ軸に変換したス
ペクトルPm (f)を求め、さらに、(2),(3)式
を用いて重み係数A(f)を求め、これを出力する。
【0036】図1にもどり、スペクトルパラメータ量子
化回路160は、LSP係数fi をスペクトルパラメー
タ計算回路130から入力し、重み係数A(f)を重み
計算回路150から入力し、(1)式による重み付け歪
尺度を最小化するように、コードブック170を探索し
て、最小化するコードベクトルのインデクスjを出力す
る。ここでコードブック170には、LSPパラメータ
のコードベクトルfij があらかじめ定められた種類
(2B 種類:Bはコードブックのビット数)格納されて
いる。
【0037】図3は、本発明による第2の実施例を示し
たブロック図である。図において図1と同一の番号を付
した構成要素は、図1と同一の動作を行うので、説明は
省略する。図1との違いは、重み係数計算回路300で
ある。重み係数計算回路300を図4に示す。図におい
て、フーリエ変換回路310は音声信号x(n)ではな
く、スペクトルパラメータ(ここでは非線形予測係数α
i )に対してフーリエ変換を施す点が異なる。
【0038】図5は本発明による第3の実施例の説明を
示したブロック図である。スペクトルパラメータ計算回
路図において図1と同一の番号を付した構成要素は、図
1と同一の動作を行うので、説明は省略する。図1との
違いは、スペクトルパラメータ計算回路400と重み付
け回路500、コードブック410である。400で
は、LSPパラメータから聴覚の特性にあわせて非線形
変換したLSPパラメータを求める。ここでは、非線形
変換としてメル変換を用いることとし、メルLSPパラ
メータfm i と線形予測係数αi を出力する。
【0039】重み係数計算回路500では、マスキング
しきい値スペクトルTh・i(i=1...bm a x
から重み係数を求める際に、バーク軸からメル軸に変換
したスペクトルPm ’(fm )を求め、これを(2)、
(3)式に代入して、重み係数A’(fm )を求め出力
する。
【0040】なお、重み係数計算回路でフーリエ変換す
る際に、音声信号x(n)からではなく、線形予測係数
αi からフーリエ変換することもできる。
【0041】コードブック410は、メル変換LSPに
対して、あらかじめ学習によりコードブックを設計して
おく。
【0042】上述の実施例において、LSPパラメータ
の量子化法としては、さらに効率のよい方法を用いるこ
とができる。例えば、多段ベクトル量子化法や、文献3
のスプリットベクトル量子化法、過去の量子化LSP系
列から予測を行った後にベクトル量子化する方法など、
衆知な方法を用いることができる。さらに、マトリクス
量子化や、トレリス量子化、有限状態ベクトル量子化法
などを適用できる。これらの量子化法の詳細について
は、Gray氏による”Vector quantiz
ation”と題した論文(IEEE ASSP Ma
g.,pp.4−29,1984)(文献8)等に記載
されている。
【0043】量子化するスペクトルパラメータとして
は、他の周知なパラメータを使用できる。例えばKパラ
メータ、ケプストラム、、メルケプストラム等である。
【0044】さらに、聴覚の特性を表す非線形変換とし
ては、他の周知な変換を用いることもできる。例えば、
バーク変換を使用することができる。詳細は文献5を参
照できる。
【0045】また、マスキングしきい値スペクトルの計
算法としては、他の周知な方法を使用することができ
る。
【0046】また、重み係数計算回路では、演算量を低
減化するために、フーリエ変換のかわりに、帯域分割フ
ィルタ群を用いることもできる。
【0047】また、聴覚は周波数誤差について、低周波
ほど敏感で、高周波になるほど鈍感になることがしられ
ているので、この知見をさらに取り込み、LSPコード
ブックを探索する際に下式による重み付け歪尺度を用い
ることもできる。
【0048】
【数6】
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、音
声信号のスペクトルパラメータを量子化するときに、聴
覚のマスキングしきい値をもとにした重み係数を求め、
これによる重み付け歪尺度を最小化するように量子化を
行うので、歪が耳につきにくく、従来よりも低いビット
レートでスペクトルパラメータを量子化することができ
る。
【0050】さらに、本発明によれば、スペクトルパラ
メータを聴覚の特性にあうように非線形変換した後に、
上記重み付け歪尺度により量子化することができるの
で、より一層のビットレート低減化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中の重み係数計算回路150の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3中の重み係数計算回路300の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
110 バッファメモリ 130、400 スペクトルパラメータ計算回路 150、300、500 重み係数計算回路 160 スペクトルパラメータ量子化回路 170 コードブック 200、310 フーリエ変換回路 210 パワスペクトル計算回路 220 臨界帯域スペクトル計算回路 230 マスキングしきい値スペクトル計算回路 240 重み係数計算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した離散的な音声信号を予め定めら
    れた時間長のフレームに分割し、前記信号のスペクトル
    包絡を表すスペクトルパラメータを求めるスペクトルパ
    ラメータ計算部と、前記音声信号から聴覚のマスキング
    しきい値を求め、前記マスキングしきい値に対応した重
    み係数を求める重み係数計算部と、前記重み係数と前記
    スペクトルパラメータを入力し、前記重み係数による重
    み付け歪尺度を最小化するようにコードブックを探索し
    て前記スペクトルパラメータを量子化するスペクトルパ
    ラメータ量子化部とを有することを特徴とする音声パラ
    メータ符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記重み係数計算部において、前記スペ
    クトルパラメータから聴覚のマスキングしきい値を求
    め、前記マスキングしきい値に対応した重み係数を求め
    る重み係数計算部を有することを特徴とする請求項1記
    載の音声パラメータ符号化装置。
  3. 【請求項3】 スペクトルパラメータ計算部において、
    前記スペクトルパラメータを聴覚の特性にあうように非
    線形変換するスペクトルパラメータ計算部を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の音声パラメータ符号
    化装置。
JP5310524A 1993-12-10 1993-12-10 音声パラメータ符号化方式 Pending JPH07160297A (ja)

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