JPH0819397B2 - 塩化ビニル系樹脂製パッキン - Google Patents
塩化ビニル系樹脂製パッキンInfo
- Publication number
- JPH0819397B2 JPH0819397B2 JP62203854A JP20385487A JPH0819397B2 JP H0819397 B2 JPH0819397 B2 JP H0819397B2 JP 62203854 A JP62203854 A JP 62203854A JP 20385487 A JP20385487 A JP 20385487A JP H0819397 B2 JPH0819397 B2 JP H0819397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- chloride resin
- packing
- weight
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、非移行性及び防カビ性に優れた、主として
家電用、食品用に好適な塩化ビニル系樹脂製パッキンに
係る。
家電用、食品用に好適な塩化ビニル系樹脂製パッキンに
係る。
「従来の技術」 塩化ビニル系樹脂は、可塑剤を配合する事で任意にそ
の物理的性質を変える事ができ、各種用途に適した熱可
塑性樹脂として幅広く用いられており、工業用パッキン
もその利用分野の1つである。
の物理的性質を変える事ができ、各種用途に適した熱可
塑性樹脂として幅広く用いられており、工業用パッキン
もその利用分野の1つである。
ここで言うパッキンとは、自動車用、建築用、家電用
等に使用され衝撃吸収やシールド等の目的で使用される
工業用部品の事である。
等に使用され衝撃吸収やシールド等の目的で使用される
工業用部品の事である。
しかしながら、軟質塩化ビニル系樹脂製品は、その配
合剤である可塑剤の移行現象により、その製品の物性低
下や、該製品と接触する他の樹脂成形品の変色、劣化を
もたらす原因となる問題がある。非移行性を目的とし
て、高分子可塑剤等の応用がなされているが、いまだ完
全なものとは言えない。
合剤である可塑剤の移行現象により、その製品の物性低
下や、該製品と接触する他の樹脂成形品の変色、劣化を
もたらす原因となる問題がある。非移行性を目的とし
て、高分子可塑剤等の応用がなされているが、いまだ完
全なものとは言えない。
又、軟質塩化ビニル系樹脂製品は、特に多湿条件下に
おいては製品劣化等の原因となるカビが発生し易く、こ
れを防止する目的で2−(4−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾール等の防カビ剤を配合することが提案されてい
る。しかし、これらの防カビ剤は、毒性の問題がある
上、塩化ビニル系樹脂との相溶性が悪く、ブリードし易
いことや熱安定性を低下させるなどのデメリットがあ
り、満足できるものではない。
おいては製品劣化等の原因となるカビが発生し易く、こ
れを防止する目的で2−(4−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾール等の防カビ剤を配合することが提案されてい
る。しかし、これらの防カビ剤は、毒性の問題がある
上、塩化ビニル系樹脂との相溶性が悪く、ブリードし易
いことや熱安定性を低下させるなどのデメリットがあ
り、満足できるものではない。
塩化ビニル系樹脂からなる工業用パッキンは、上述の
問題点等により応用出来る範囲が限定されていた。
問題点等により応用出来る範囲が限定されていた。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明者等は、これらの問題点を解決するために検討
を重ねた結果、ポリ−β−メチル−δ−バレロラクトン
が塩化ビニル系樹脂の軟化剤として配合された塩化ビニ
ル系樹脂製パッキンが、非移行性及び防カビ性に優れ、
これまで応用が困難であった家電、食品用等の範囲に幅
広く使用出来る事を見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
を重ねた結果、ポリ−β−メチル−δ−バレロラクトン
が塩化ビニル系樹脂の軟化剤として配合された塩化ビニ
ル系樹脂製パッキンが、非移行性及び防カビ性に優れ、
これまで応用が困難であった家電、食品用等の範囲に幅
広く使用出来る事を見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
「問題を解決するための手段」 しかして、本発明の要旨とするところは、塩化ビニル
系樹脂100重量部当たり、ポリ−β−メチル−δ−バレ
ロラクトンを25〜400重量部含有する軟質塩化ビニル系
樹脂組成物からなることを特徴とする塩化ビニル系樹脂
製パッキンに存する。
系樹脂100重量部当たり、ポリ−β−メチル−δ−バレ
ロラクトンを25〜400重量部含有する軟質塩化ビニル系
樹脂組成物からなることを特徴とする塩化ビニル系樹脂
製パッキンに存する。
本発明を詳細に説明するに、本発明の塩化ビニル系樹
脂製パッキンに用いる塩化ビニル系樹脂としては、塩化
ビニル又は塩化ビニルとそれに共重合可能なコモノマー
との混合物を、懸濁重合法、微細懸濁重合法又は乳化重
合法等によって製造されるものすべてが用いられる。特
に後二者の方法によって製造されたものが好ましい。し
かして、塩化ビニルと共重合可能なコモノマーとして
は、例えば酢酸ビニル等のビニルエステル類、メチルア
クリレート等のアクリル酸エステル類、メチルメタクリ
レート等のメタクリル酸エステル類、ジメチルマレート
等のマレイン酸エステル類、ビニルエーテル類、シアン
化ビニル類、α−オレフィン類、塩化ビニル以外のハロ
ゲン化ビニル類があげられ、これらコモノマーは、塩化
ビニル系樹脂の構成成分中の30重量%以下、好ましくは
20重量%以下の範囲で用いる。勿論、コモノマーは、上
述のものに限定されるものではない。
脂製パッキンに用いる塩化ビニル系樹脂としては、塩化
ビニル又は塩化ビニルとそれに共重合可能なコモノマー
との混合物を、懸濁重合法、微細懸濁重合法又は乳化重
合法等によって製造されるものすべてが用いられる。特
に後二者の方法によって製造されたものが好ましい。し
かして、塩化ビニルと共重合可能なコモノマーとして
は、例えば酢酸ビニル等のビニルエステル類、メチルア
クリレート等のアクリル酸エステル類、メチルメタクリ
レート等のメタクリル酸エステル類、ジメチルマレート
等のマレイン酸エステル類、ビニルエーテル類、シアン
化ビニル類、α−オレフィン類、塩化ビニル以外のハロ
ゲン化ビニル類があげられ、これらコモノマーは、塩化
ビニル系樹脂の構成成分中の30重量%以下、好ましくは
20重量%以下の範囲で用いる。勿論、コモノマーは、上
述のものに限定されるものではない。
本発明の塩化ビニル系樹脂製パッキンに含有されるポ
リ−β−メチル−δ−バレロラクトンは、β−メチル−
δ−バレロラクトンを開環重合したものまたは、β−メ
チル−δ−バレロラクトンに対応した炭素原子数を有す
るオキシカルボン酸の重縮合物であり、重量平均分子量
が2000でも粘度が5000cps程度の液体である。ポリ−β
−メチル−δ−バレロラクトンとしては、重量平均分子
量が1000以上のものが好適に使用される。
リ−β−メチル−δ−バレロラクトンは、β−メチル−
δ−バレロラクトンを開環重合したものまたは、β−メ
チル−δ−バレロラクトンに対応した炭素原子数を有す
るオキシカルボン酸の重縮合物であり、重量平均分子量
が2000でも粘度が5000cps程度の液体である。ポリ−β
−メチル−δ−バレロラクトンとしては、重量平均分子
量が1000以上のものが好適に使用される。
しかして、ポリ−β−メチル−δ−バレロラクトンの
配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して25〜400
重量部、好ましくは60〜200重量部の範囲であるのがパ
ッキンの物性上適当である。ポリ−β−メチル−δ−バ
ラロラクトンが25重量部よりも少ないとパッキンとして
の柔軟性が劣り、密着性に乏しく、一方400重量部より
も多くなると塩化ビニル系樹脂組成物から得られるパッ
キンの保形性が困難となり、長期間使用する場合に、良
好な密着性が得られない。
配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して25〜400
重量部、好ましくは60〜200重量部の範囲であるのがパ
ッキンの物性上適当である。ポリ−β−メチル−δ−バ
ラロラクトンが25重量部よりも少ないとパッキンとして
の柔軟性が劣り、密着性に乏しく、一方400重量部より
も多くなると塩化ビニル系樹脂組成物から得られるパッ
キンの保形性が困難となり、長期間使用する場合に、良
好な密着性が得られない。
「発明の効果」 本発明のパッキンは、塩化ビニル系樹脂にポリ−β−
メチル−δ−バレロラクトンを配合した組成物を用いる
ことにより、従来の軟質塩化ビニル系樹脂組成物と同様
の成形または加工によって得る事が可能である。加え
て、該パッキンは、塩化ビニル系樹脂の軟化がポリ−β
−メチル−δ−バレロラクトンを用いた事により、従来
のように有毒な防カビ剤を使用せずして、優れた防カビ
性を発揮し、同時に一般の可塑剤に比してポリ−β−メ
チル−δ−バレロラクトンの移行が少ない為、劣化が少
なく、耐久性に優れており、家電用、食品用等の分野に
利用でき、その応用分野が拡大された。
メチル−δ−バレロラクトンを配合した組成物を用いる
ことにより、従来の軟質塩化ビニル系樹脂組成物と同様
の成形または加工によって得る事が可能である。加え
て、該パッキンは、塩化ビニル系樹脂の軟化がポリ−β
−メチル−δ−バレロラクトンを用いた事により、従来
のように有毒な防カビ剤を使用せずして、優れた防カビ
性を発揮し、同時に一般の可塑剤に比してポリ−β−メ
チル−δ−バレロラクトンの移行が少ない為、劣化が少
なく、耐久性に優れており、家電用、食品用等の分野に
利用でき、その応用分野が拡大された。
「実施例」 次に本発明を実施例を用いて詳述するが、本発明はそ
の要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるもの
ではない。
の要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるもの
ではない。
実施例1〜3、比較例1〜6 下記した配合組成(重量部表示)を有する軟質塩化ビ
ニル系樹脂組成物を160℃で5分間ロール混練りしてペ
レット化し、次にこのペレットを押出機により、厚さ1m
m、幅10mmの成形品に押出してパッキンを作り、これを
水密性、移行性及び防カビ性の評価に供し、その結果を
第1表に記した。
ニル系樹脂組成物を160℃で5分間ロール混練りしてペ
レット化し、次にこのペレットを押出機により、厚さ1m
m、幅10mmの成形品に押出してパッキンを作り、これを
水密性、移行性及び防カビ性の評価に供し、その結果を
第1表に記した。
塩化ビニル樹脂 100重量部 (平均重合度1300) 可塑剤 所定量(第1表) Ca−Zn系安定剤 3重量部 エポキシ樹脂 2 〃 ステアリン酸 0.3 〃 (水密性) JIS K6830の(23)水密性試験に準じて、水漏れの有
無を目視で判定した。
無を目視で判定した。
○・・・長時間にわたって水漏れなし。
×・・・短時間で水漏れ。
(移行性) 上記により作成したパッキンを、長さ30cmに切り出し
て移行性評価用の試験片とした。
て移行性評価用の試験片とした。
次にこの試験片をポリスチレンシート、ABSシート、
メタリック塗装シート各々の被試験片に重ねてガラス版
で挟み、300gの重量下で温度30℃、湿度90%に調節した
恒温室中に12日間放置した後、試験片を剥離し、各シー
トの表面状態を調べた。
メタリック塗装シート各々の被試験片に重ねてガラス版
で挟み、300gの重量下で温度30℃、湿度90%に調節した
恒温室中に12日間放置した後、試験片を剥離し、各シー
トの表面状態を調べた。
評価基準は、目視で表面状態に全く変化が認められな
い良好なものから○、△、×の3段階で行った。
い良好なものから○、△、×の3段階で行った。
○・・・変化が全く認められない。
△・・・被試験片に若干の曇りが認められる。
×・・・被試験片に曇りが明瞭に認められる。
(防カビ性) 移行性試験用に作成した試験片を、5℃の水を入れた
恒温水槽の外側に貼り付け温度30℃、湿度90%の雰囲気
下で結露させて1ヶ月後のカビの発生を目視で観察、評
価した。
恒温水槽の外側に貼り付け温度30℃、湿度90%の雰囲気
下で結露させて1ヶ月後のカビの発生を目視で観察、評
価した。
◎・・・カビの発生が全く認められない。
○・・・カビの発生が若干認められる。
△・・・シートの約1/2にカビの発生が認められる。
×・・・シートの全面にカビの発生が認められる。
ポリ−β−メチル−δ−バレロラクトンを可塑剤とし
て用いたものは、水密性、移行性及び防カビ性等各物性
で優れているが、ポリ−β−メチル−δ−バレロラクト
ンを少量しか用いなかったもの、あるいは大量に用いた
ものは水密性が劣り、パッキンとしての実用性がなかっ
た。またトリメリット酸エステル系可塑剤または脂肪酸
ポリエステル系可塑剤を使用したものは、水密性の点で
はほぼポリ−β−メチル−δ−バレロラクトンに匹敵し
ていたが、移行性及び防カビ性の点で劣り、汎用のパッ
キンとしては使用し得ないことが判る。
て用いたものは、水密性、移行性及び防カビ性等各物性
で優れているが、ポリ−β−メチル−δ−バレロラクト
ンを少量しか用いなかったもの、あるいは大量に用いた
ものは水密性が劣り、パッキンとしての実用性がなかっ
た。またトリメリット酸エステル系可塑剤または脂肪酸
ポリエステル系可塑剤を使用したものは、水密性の点で
はほぼポリ−β−メチル−δ−バレロラクトンに匹敵し
ていたが、移行性及び防カビ性の点で劣り、汎用のパッ
キンとしては使用し得ないことが判る。
Claims (2)
- 【請求項1】塩化ビニル系樹脂100重量部当たり、ポリ
−β−メチル−δ−バレロラクトンを25〜400重量部含
有する軟質塩化ビニル系樹脂組成物からなることを特徴
とする塩化ビニル系樹脂製パッキン。 - 【請求項2】ポリ−β−メチル−δ−バレロラクトンの
重量平均分子量が、1000以上である特許請求の範囲第1
項記載の塩化ビニル系樹脂製パッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62203854A JPH0819397B2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 | 塩化ビニル系樹脂製パッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62203854A JPH0819397B2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 | 塩化ビニル系樹脂製パッキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6448845A JPS6448845A (en) | 1989-02-23 |
JPH0819397B2 true JPH0819397B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=16480795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62203854A Expired - Lifetime JPH0819397B2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 | 塩化ビニル系樹脂製パッキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819397B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013199551A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Adeka Corp | 家電材料用及び自動車内装材料用オレフィン樹脂組成物の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59108052A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Dainichi Seika Kogyo Kk | 塩化ビニル樹脂組成物 |
JPS6162547A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | Mitsubishi Kasei Vinyl Co | 塩化ビニル樹脂組成物及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-08-17 JP JP62203854A patent/JPH0819397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6448845A (en) | 1989-02-23 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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