JPH08193548A - 共鳴周波数可変式レゾネータ - Google Patents

共鳴周波数可変式レゾネータ

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Publication number
JPH08193548A
JPH08193548A JP499795A JP499795A JPH08193548A JP H08193548 A JPH08193548 A JP H08193548A JP 499795 A JP499795 A JP 499795A JP 499795 A JP499795 A JP 499795A JP H08193548 A JPH08193548 A JP H08193548A
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JP
Japan
Prior art keywords
branch pipe
resonator
pipe
resonance frequency
box body
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Pending
Application number
JP499795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihide Hamashima
行秀 浜島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP499795A priority Critical patent/JPH08193548A/ja
Publication of JPH08193548A publication Critical patent/JPH08193548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N1/00Silencing apparatus characterised by method of silencing
    • F01N1/02Silencing apparatus characterised by method of silencing by using resonance
    • F01N1/023Helmholtz resonators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レゾネータの共鳴周波数のチューニングの
際、吸気管や箱体及びそれらの分岐管接続部の形状寸法
を変えずに分岐管の管路断面積を変えるようにし、従
来、エンジンの種類毎に用意していたレゾネータの部品
の標準化を図る。 【構成】 レゾネータの吸気管2と箱体6には、ほぼ同
一形状の取付筒部2a,6aを設ける。両取付筒部2
a,6aに対して分岐管7の端部をそれぞれ嵌め込み、
その分岐管7には内筒体8を挿着して管路断面積を小さ
く調整できるように構成する。なお、箱体6に対する分
岐管7及び内筒体8の差し込み代も同時に調整できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共鳴周波数可変式レゾ
ネータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載するエンジンの吸気騒音を
低減する装置として、共鳴型のレゾネータが利用されて
いる。その一例を図4及び図5を参照して説明する。両
図において、自動車のエンジンルームに設置されている
エンジン1の吸気系は、吸気管2、エアクリーナ3、イ
ンテークマニホールド4等により構成され、その吸気管
2には、分岐管11及び箱体12から成るレゾネータ1
3が接続されている。この種のレゾネータの共鳴周波数
は、周知のとおり、共鳴箱(箱体12)の容積と、管路
(分岐管11)の長さ及び断面積により定まるが、エン
ジンの種類により吸気騒音が異なることから、同一車種
であってもエンジンの種類ごとに、箱体12の容積、分
岐管11の長さと径、さらには分岐管11の箱体12に
対する差し込み代等を適宜に設定する必要がある。この
共鳴周波数の調整に際して、箱体12の容積を変えるこ
とよりは、小物で単純形状の分岐管11の調整・変更で
対応するのがコスト面から好ましいので、分岐管11の
径を変えたものを用意するのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
分岐管11では管路断面積を変えるために内外径を同時
に変更しているので、分岐管11のみで共鳴周波数調整
をなし得る範囲であっても、結果として吸気管2と箱体
12の分岐管接続部を変えざるを得ないという問題があ
った。すなわち、エンジンの種類が増えると一車種当た
りのレゾネータの部品の種類が多くなってしまい、製造
面からみて得策とはいえず、近年推進されている車種間
での部品の共通化にも反するものとなっていた。
【0004】この発明は、上記した問題点に鑑み、吸気
管や箱体及びそれらの分岐管接続部の形状寸法を変えず
に分岐管の管路断面積を変え得るようにすることを解決
すべき技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、以下のよう
な共鳴周波数可変式レゾネータを創作した。すなわち、
請求項1の発明は、エンジンの吸気管に分岐管を介して
箱体を接続して成るレゾネータにおいて、前記分岐管に
は管路断面積を変更できる内径可変手段を備えたことを
特徴とする。請求項2の発明では、請求項1記載の共鳴
周波数可変式レゾネータにおいて、前記内径可変手段
は、前記分岐管に挿着する内筒体であることを特徴とす
る。また、請求項3の発明は、エンジンの吸気管に分岐
管を介して箱体を接続して成るレゾネータにおいて、前
記分岐管は同一外径で肉厚の異なる予め用意した複数の
もののなかから適宜に選択され、前記吸気管と箱体とに
設けた取付穴部にその分岐管を挿着するように構成した
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1記載の共鳴周波数可変式レゾネータで
は、内径可変手段にて管路断面積を変更することによっ
て共鳴周波数を調整する。請求項2記載の共鳴周波数可
変式レゾネータでは、分岐管に所定の内筒体を着脱する
ことにより、管路断面積を変えるようになっている。す
なわち、吸気管、箱体及び分岐管はエンジンの種類にか
かわらず共通して使用でき、外観や取付け寸法等が変わ
らず、比較的簡便に共鳴周波数の調整をおこなうことが
できる。請求項3記載の共鳴周波数可変式レゾネータで
は、同一外径で肉厚の異なる予め用意した複数の分岐管
のなかから、最適なものを選択する。したがって、簡素
な構成で共鳴周波数調整をおこなうことができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はエンジンの吸気系に設けた共鳴周波数可変式
レゾネータを示す平面図、図2は図1のA−A断面拡大
図である。自動車エンジンの吸気系は、図1に示すよう
に、外気を取り込む吸気管2の一端にエアクリーナ3が
接続され、そのエアクリーナ3はインテークマニホール
ド4を介して図外のエンジンに接続される概略構成とな
っている。そして、吸気管2の中間部にはレゾネータ5
が取付けられている。
【0008】前記レゾネータ5は、所定容積の中空の箱
体6と、その箱体6を吸気管2に連通させるための円筒
状の分岐管7とから成る。分岐管7の接続は、図1及び
図2に示すように、吸気管2の中間部と箱体6とに形成
されたほぼ同一形状の取付筒部2a,6aに対して分岐
管7の端部をそれぞれ嵌め込んで接続するようになって
いる。分岐管7には、図示は省略するが、適宜な抜け止
め処置が施される。なお、本例の取付筒部2a,6aの
内周面が本発明でいう取付穴部である。
【0009】分岐管接続部を示す断面図2には、前記分
岐管7に内筒体8が挿着されて管路断面積が小さく調整
された状態が示されている。ただし、この場合には、図
1と比べると取付筒部2aと6aが離れており、箱体6
に対する分岐管7及び内筒体8の差し込み代が小さくな
るように調整されている。なお、分岐管7を例えば金属
製、内筒体8を例えば合成樹脂製とするなど、両者の材
質を変えることができる。また、分岐管7と内筒体8と
の軸線方向の位置は必ずしも一致させなくても良い。
【0010】次に、上記の構成のレゾネータ5の作用に
ついて説明する。レゾネータ5の共鳴周波数の調整(チ
ューニング)は、分岐管7に所定の内筒体8を着脱し
て、管路断面積を変えることにより行い、必要に応じ
て、箱体6に対する分岐管7及び内筒体8の差し込み代
も併せて調整する。このとき、分岐管接続部である取付
筒部2a,6aの形状寸法を変える必要がないから、簡
単に分岐管7の管路断面積と箱体6に対する差し込み代
を調整することができ、吸気管2、箱体6及び分岐管7
は元のものを継続して使用できる。つまり、従来は、レ
ゾネータの共鳴周波数チューニングの結果、分岐管接続
部の形状寸法が変わるため、吸気管2、箱体6について
もエンジンの種類ごとに用意せざるを得なかったのであ
るが、このような不都合が解消され、部品の共通化・標
準化を図ることができるようになる。
【0011】なお、上記の実施例においては、内径可変
手段として内筒体8を挿着する例を説明したが、その内
筒体8の肉厚を変えたものを複数用意したり、内筒体8
に別の内筒体(図示省略)を挿着して内筒体の多重化を
図るなどして、調整範囲を広げることも可能である。ま
た、内径可変手段として、棒状部材や邪魔板等を利用す
ることもできる。
【0012】次に、分岐管の別例について説明する。図
3に示す分岐管9は、前述の実施例における分岐管7と
同一外径で肉厚を厚くしたものである。すなわち、内径
の異なる複数の分岐管7や9を予め用意しておき、レゾ
ネータの組立て時に、エンジンに適合するものを選択す
る。
【0013】この例は、分岐管の内径を変えて管路断面
積を変更するものであるから、取付筒部2a,6aの形
状寸法を変える必要がなく、かつ前述の実施例における
内筒体は不要となっている。したがって、部品点数を増
やすこともなく、比較的安価にエンジンの種類に対応し
たレゾネータを提供することが可能になる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、分岐管
の外径を変えずに内径を変えることで、基本的に分岐管
のみで共鳴周波数調整をおこなうものであるから、吸気
管及び箱体の分岐管接続部の形状寸法は変わらず、した
がって、従来はエンジンの種類ごとに用意していた吸気
管や箱体の共通化・標準化を図ることができるという効
果がある。なお、請求項2の発明では、分岐管内に内筒
体を挿着することで、簡単に共鳴周波数の調整をするこ
とができ、請求項3の発明では、分岐管の肉厚を変える
簡素な構成で共鳴周波数調整をおこなうことができる。
これらの結果、エンジンの種類ごとの共鳴周波数調整が
なされたレゾネータを比較的安価に提供することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るレゾネータを示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面拡大図である。
【図3】別例の分岐管を説明する断面図である。
【図4】従来例に係るレゾネータを説明する平面図であ
る。
【図5】図4のB−B断面図である。
【符号の説明】
2 吸気管 2a,6a 取付筒部 3 エアクリーナ 4 インテークマニホールド 5 レゾネータ 6 箱体 7,9 分岐管 8 内筒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気管に分岐管を介して箱体
    を接続して成るレゾネータにおいて、前記分岐管には管
    路断面積を変更できる内径可変手段を備えた共鳴周波数
    可変式レゾネータ。
  2. 【請求項2】 前記内径可変手段は、前記分岐管に挿着
    する内筒体である請求項1記載の共鳴周波数可変式レゾ
    ネータ。
  3. 【請求項3】 エンジンの吸気管に分岐管を介して箱体
    を接続して成るレゾネータにおいて、前記分岐管は同一
    外径で肉厚の異なる予め用意した複数のもののなかから
    適宜に選択され、前記吸気管と箱体とに設けた取付穴部
    にその分岐管を挿着するように構成した共鳴周波数可変
    式レゾネータ。
JP499795A 1995-01-17 1995-01-17 共鳴周波数可変式レゾネータ Pending JPH08193548A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133797A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Inoac Corp 吸入レゾネータ機構
JP2009287530A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン排気設備
JP2014080869A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd サイレンサ

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133797A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Inoac Corp 吸入レゾネータ機構
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Effective date: 20040720

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