JPH08192888A - ばら物の貯槽 - Google Patents

ばら物の貯槽

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JPH08192888A
JPH08192888A JP7016522A JP1652295A JPH08192888A JP H08192888 A JPH08192888 A JP H08192888A JP 7016522 A JP7016522 A JP 7016522A JP 1652295 A JP1652295 A JP 1652295A JP H08192888 A JPH08192888 A JP H08192888A
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JP
Japan
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storage tank
wall plate
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bulk
horizontal
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Application number
JP7016522A
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English (en)
Inventor
Toru Watabe
透 渡部
Koji Yoshida
幸司 吉田
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Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 敷地の有効利用を図り,また,貯槽面積に対
するばら物の安息角に基づくデッドストック量を極力少
なくする。 【構成】 円弧状のコルゲートシートおよび直線状のコ
ルゲートシートを周方向に接合して,対向する対向する
一対の半円状壁板部12と対向する一対の直状壁板部1
3とからなる長円筒ユニット12を形成する。この長円
筒ユニット12を上下方向に複数段接合して上面からみ
て長円形の長円筒体15を形成する。直状壁板部13に
縦梁16を立設し,縦梁13の頭部間に横梁17を架設
する。貯槽11が長円形であると,貯槽11は長円形の
短径方向(直状壁板部13の対向方向)に広がり易い
が,縦梁16および横梁17が有効な補強となり,その
変形を有効に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,サイロや骨材ビン等
のように,穀物,飼料,セメント,鉱石その他のばら物
を貯蔵するばら物の貯槽に関し,特に,コルゲートシー
トを用いたばら物の貯槽に関する。
【0002】
【従来の技術】図14,図15に示すように,コルゲー
トシートを用いた従来のばら物の貯槽1は,単に円弧状
のコルゲートシート2を円周方向および上下方向に接合
して円形筒状に形成した円筒体構造であり,通常は図示
のように複数基が並べて設置される。この貯槽1に貯蔵
するばら物は,上部の供給開口から搬入され,下部の排
出口3から排出される。図示例では,下部の排出口3の
下方に例えば各貯槽1の排出口3に共通の取り出し用通
路4を備え,各貯槽1内のばら物はこの取り出し用通路
4よりコンベヤ等で外部に取り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の貯槽1は,
壁体が円形筒状であるから,特に複数基を並設した場合
に,敷地面積に対する貯槽1部分の面積の割合を大きく
取ることができず,敷地の利用効率が悪いという問題が
ある。壁体として単なる平鋼板を用いた場合の貯槽し
て,円形筒状の複数の貯槽を蜂の巣状に配置して敷地の
有効利用を図ったものもあるが(特開昭53−1213
7号,特開昭51−82937号等参照),コルゲート
シートによる円形筒状の貯槽を蜂の巣状に配置すること
は,その組み立てが容易でなく,また,ばら物の搬入・
排出上の諸条件・要求から蜂の巣状のレイアウトが不便
である場合も多く,また,十分多数の貯槽を設置する場
合でなければ,敷地の有効利用に効果的でない。
【0004】また,貯槽1内のばら物を排出口3から排
出していった場合,図15に示すように,若干のばら物
5がその安息角により排出口3の周囲に残る。このよう
に,貯槽1にはばら物の安息角および排出口3の周囲の
床面積に応じたデッドストックが生じるが,貯槽が円形
であると,貯槽面積に対してデッドストックの比率が大
きくなりやすい。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,敷地の利用効率が高く,組み立ての困難性は少な
く,レイアウト的にばら物の搬入・排出に不便となるこ
とが少なく,さらに,貯槽面積に対するばら物のデッド
ストック量を極力少なくすることが可能な貯槽を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,円弧状のコルゲートシートおよび直線状のコルゲ
ートシートを周方向に接合して,対向する一対の半円状
壁板と対向する一対の直状壁板部とからなる長円状の長
円筒ユニットを形成するとともに,この長円筒ユニット
を上下方向に複数段接合して長円筒体を形成し,この長
円筒体の対向する直状壁板部にそれぞれ縦梁を立設する
とともに,両縦梁の頭部間に横梁を架設したことを特徴
とする。
【0007】請求項2は,前記長円筒体を複数隣接して
設置するとともに,隣接する長円筒体の境界壁を,両貯
槽に共通の直状壁板部で構成したことを特徴とする。
【0008】請求項3は,請求項1または請求項2にお
いて,縦梁の下端部間にも横梁を架設したことを特徴と
する。
【0009】請求項4は,請求項2における横梁が,複
数の貯槽の各縦梁の頭部間を連結する共通の横梁である
ことを特徴とする。
【0010】請求項5は,請求項2における隣接する貯
槽の境界壁における縦梁が,境界壁の片側にのみ設けた
ことを特徴とする。
【0011】請求項6は,請求項1または2において,
長円筒体の外面に周方向に間隔をあけて縦補強材を立設
するとともに,各縦補強材間に水平な横補強材を連結し
たことを特徴とする。
【0012】請求項7は,請求項1または2において,
長円筒体の各直状壁板部にそれぞれ2本の前記縦梁を長
径方向に間隔をあけて設け,かつ対向する二対の縦梁間
にそれぞれ横梁を架設するとともに,この2列の横梁間
を繋ぎ材で連結したことを特徴とする。
【0013】請求項8は,請求項1または2において,
長円筒体の直状壁板部間に長円筒体の内部を仕切る仕切
り壁を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項9は,請求項7に記載された構成お
よび請求項8に記載された構成を有するばら物の貯槽で
あって,前記対向する直状壁板部間にそれぞれ水平かつ
互いに平行な腹起し材を架設し,両腹起し材間に仕切り
壁としての軽量鋼矢板を配置したことを特徴とする。
【0015】請求項10は,請求項9において,腹起し
材の端部を前記縦梁に連結したことを特徴とする。
【0016】請求項11は,請求項9において,長円筒
体の内面に長円状の補強ビームを取り付けるとともに,
この補強ビームに前記腹起し材の端部を固定したことを
特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成の貯槽は,上面から見て,対向する一
対の半円状壁板部と対向する一対の直状壁板部とからな
る長円形なので,特に,対向する直状壁板部に作用する
力に対して弱く,直状壁板部の間隔が広がる変形を生じ
易い。しかし,対向する直状壁板部にそれぞれ縦梁を設
け,両縦梁の頭部間に横梁が架設されているので,直状
壁板部の間隔を広げる力をこの横梁が受け持つ。したが
って,コルゲートシートを用いた貯槽でありかつその形
状が長円形であっても,ばら物を貯蔵する貯槽としての
十分な強度を確保できる。そして,貯槽の形状が対向す
る直状壁板部を持つ長円形であることにより,一定の敷
地面積内で貯槽部分の面積を極力広く取ることができ,
敷地の利用効率を向上させることができる。
【0018】請求項2において,複数の長円筒体を隣接
して設置することで,貯槽の形状が長円形であることに
よる敷地の利用効率向上という効果が一層増大する。ま
た,隣接する貯槽の境界壁が共通の直状壁板部であるか
ら,むだな面積がさらに少なくなり,さらに敷地の利用
効率が高くなる。
【0019】請求項3において,下部の横梁は縦梁の下
端部を安定させ,縦梁が堅固に立設される基礎となる。
これは,主として,貯槽の基礎がコンクリートでない場
合に適用する。請求項4によれば,共通の横梁で各両側
の縦梁の頭部間を連結することにより,構造が簡略化さ
れる。請求項5によれば,複数の貯槽が隣接する場合に
おける縦梁の数を少なくし,構造を簡略化できる。請求
項6において,長円筒体をリング状に囲む横補強材は貯
槽壁体が特に長円形の長径方向に広がることを防止す
る。請求項7において,半円状壁板部に対して強度の劣
る直状壁板部の長さに対応させて縦梁および横梁を2組
み備えているので,直状壁板部の強度が一層増大する。
また,横梁間を繋ぐ繋ぎ梁は,横梁間の開きを防止す
る。
【0020】請求項8において,仕切り壁により1つの
貯槽を複数に分割して用いることができる。請求項9に
おいて,2本の腹起し材間に軽量鋼矢板を配置する構造
の組み立ては容易であり,仕切り壁の設置構造として適
切である。請求項10の構成は,腹起し材を取り付けよ
うとする長円筒体の内面側に縦梁が存在する場合に適用
される。請求項11の構成は,腹起し材を取り付けよう
とする長円筒体の内面側に縦梁が存在しない場合に適用
される。
【0021】
【実施例】以下,本発明の実施例を図1〜図13を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例のばら物用の貯
槽11の平面図,図2は図1におけるA−A断面図であ
る。この実施例は3基の貯槽11を隣接して設置して集
合貯槽10を構成したもので,各貯槽11は,円弧状の
コルゲートシートおよび直線状のコルゲートシートを周
方向に接合して,対向する一対の半円状壁板12と対向
する一対の直状壁板部13とからなる長円状の長円筒ユ
ニット14を形成するとともに,この長円筒ユニット1
4を上下方向に複数段接合して長円筒体15を形成し,
この長円筒体15の対向する直状壁板部13にそれぞれ
縦梁16を立設するとともに,両縦梁16の頭部間に横
梁17を架設した構造である。前記長円筒体15を構成
する際のコルゲートシート相互の接合要領を図3,図4
に示す。すなわち,周方向に隣接するコルゲートシート
20どうしの接合については周方向の端部どうしを重ね
合わせてボルト接合し,上下方向に隣接するコルゲート
シート20どうしについては上下のコルゲートシート2
0の上下縁部どうしを重ね合わせてボルト接合する。こ
うして,下段から順次長円筒ユニット14を積み上げて
所定高さの長円筒体15を組み立てる。この場合,長円
筒体15の剛性を高めるために,通常のコルゲートシー
ト貯槽の場合と同じであるが,図3に示すように,3つ
の形状,すなわち,半円状壁板と直状壁板および円弧・
直状合成壁板を用いて,周方向に隣接するコルゲートシ
ート20どうしの接合目地21が上下に交互に位置ずれ
する千鳥状配置となるように組み立てる。このため,長
円形の半円部と直線部との境界に接合目地21のない段
が1段おきにあることになり,したがって,本発明の説
明において,積み上げる長円筒ユニット14が厳格に半
円状である半円状壁板部と,厳格に直状である直状壁板
部とに分離できることを意味するものではない。
【0022】前記縦梁16は,図示例ではH形鋼を用い
ており,左右の長円筒体15の外側の直状壁板部13の
外面側と,中央の長円筒体15における左右の直状壁板
部13の両内側面との合計4箇所に設け,かつ,直状壁
板部13においては長円形の長径方向(図1で上下方
向)に間隔をあけて2本ずつ設けている。この態様は直
状壁板部13の長さが相対的に長くなった場合に望まし
い。また,縦梁16は,図7,図8に示すように,下端
にベースプレート29を溶接固定しており,このベース
プレート29をアンカーボルト30で基礎コンクリート
31に固定している。前記横梁17は,図示例では1本
のH形鋼を集合貯槽10の最外側の縦梁16間に渡した
通しの横梁であり,図5,図6にも示すように,各縦梁
16の上端に溶接固定した接合板25上に乗せ,ボルト
接合している。また,2列の横梁17間は,例えば山形
鋼を用いた繋ぎ材26で連結して,両横梁17間の開き
防止を図っている。各長円筒体15の外周には,周方向
に間隔をあけて例えば山形鋼による縦補強材27を立設
している。この縦補強材27は,図4に示すように,半
円状壁板部12または直状壁板部13のコルゲートシー
ト20にボルトで固定している。なお,図7,図8に示
すように,コルゲートシート20は縦梁16にもボルト
で固定している。また,各縦補強材27間には例えば同
じく山形鋼による水平な横補強材28を連結している。
縦補強材27と横補強材28の接合は,溶接接合または
ボルト接合などいずれでもよい。なお,図1の平面図で
は横補強材28の図示は省略している。
【0023】次に,請求項8の貯槽の一実施例を図9〜
図13に示す。この実施例の貯槽41は,基本的には上
述の貯槽11と同じ構造であるが,この貯槽41は,長
円筒体15の直状壁板部13間に長円筒体15の内部を
仕切る仕切り壁42を設けている。この仕切り壁42を
設けるために,この実施例では各長円筒体15における
左右の直状壁板部13間にそれぞれ水平かつ互いに平行
な腹起し材43を架設し,腹起し材43の全長にわたっ
て両腹起し材43間に仕切り壁としての軽量鋼矢板44
を挿入配置している。この実施例では,各長円筒体15
の内面に例えばH形鋼を用いた長円状の補強ビーム45
を例えば図11,図12に示すように取付部材48を介
して取り付けている。そして,左右の長円筒体15につ
いては,この補強ビーム45に前記腹起し材43の両端
を突き当てボルト接合している。また,中央の長円筒体
15においては,腹起し材43の両端は縦梁16に溶接
固定した腹起し取付金具46を介して縦梁16に固定し
ている。また,直状壁板部13のコルゲートシート20
と軽量鋼矢板44の縁部との間の隙間を塞ぐための塞ぎ
板47を設けている。また,軽量鋼矢板44の下端部は
図13に示すように,例えば山形鋼による沓材48を両
側に添え,ホークアンカーで基礎コンクリートに固定し
ている。
【0024】なお,上述の各実施例では,3基の貯槽1
1を隣接して設置し集合貯槽10としたが,本発明は1
基のみを設置する場合にも適用できる。また,2基ある
いは4基以上を隣接して設置することも当然可能であ
る。また,各実施例では基礎コンクリートを打設する場
合について述べたが,そうでない場合は縦梁16の下端
部間にも横梁を架設するとよい。また,実施例の横梁1
7は各縦梁16に共通の1本の部材による通しの横梁で
あるが,貯槽ごとに分割して各貯槽ごとに横梁を架設す
ることもできる。この場合,横梁は縦梁16の対向面間
に突き当てて固定してもよい。また,縦梁16は長円筒
体15の強度上問題がなければ各直状壁板部13に1本
のみでよい。また3本以上設けてもよい。また,実施例
では隣接する貯槽11の境界壁では縦梁16を直状壁板
部13の片側のみに設けたが,直状壁板部13の両側に
設けることも可能である。また,仕切り壁としての軽量
鋼矢板の取り付け構造は図示例の構造に限定されない。
また,仕切り壁として強度が確保される範囲において軽
量鋼矢板以外の部材を用いることも当然可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば,貯槽の形状が長円形で
あるから,一定の敷地面積内で貯槽部分の面積を極力広
く取ることができ,敷地の利用効率を向上することがで
きる。また,貯槽の底面積が長円形であるから,底部に
設ける排出口の形状(貯槽底位置での形状)も長円形と
することで,貯槽面積に対するばら物のデッドストック
量を極力少なくすることができる。
【0026】請求項2によれば,複数の長円筒体を隣接
して設置することで,貯槽の形状が長円形であることに
よる敷地の利用効率向上という効果が一層増大する。ま
た,隣接する貯槽の境界壁が共通の直状壁板部であるか
ら,むだな面積がさらに少なくなり,さらに敷地の利用
効率が高くなる。また,長円筒体を隣接して並べる配列
は,円筒対等を蜂の巣状に配列する構造等と比較して,
ばら物の搬入・排出に関して好都合である。また,この
配列は,組み立てに関しても,蜂の巣状に配列する場合
等と比較して容易である。
【0027】請求項3によれば,貯槽の基礎がコンクリ
ートでない場合でも,本発明の貯槽を施工できる。請求
項4によれば,共通の横梁で各両側の縦梁の頭部間を連
結することにより,構造が簡略化される。請求項5によ
れば,複数の貯槽が隣接する場合における縦梁の数を少
なくし,構造を簡略化できる。請求項6によれば,横補
強材を設けたので,貯槽の強度を一層向上させることが
できる。請求項7によれば,縦梁および横梁を2組み備
えているので,直状壁板部の強度が一層増大する。ま
た,横梁間を繋ぐ繋ぎ梁は,横梁間の開きを防止する。
【0028】請求項8によれば,長円筒体の内部を仕切
る仕切り壁を設けたので,1つの貯槽を複数に分割して
用いることができる。請求項9によれば,2本の腹起し
材間に軽量鋼矢板を配置する構造の組み立ては容易であ
り,仕切り壁の設置構造として適切である。請求項10
において,腹起し材の端部の支持が容易である。請求項
11によれば,隣接する貯槽の境界壁の片側のみに縦梁
を設ける場合に,腹起し材の端部を適切に支持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の貯槽の平面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1における長円筒体を構成する際のコルゲー
トシートの接合要領を説明する図である。
【図4】図3におけるB−B断面図である。
【図5】図2のC部拡大図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図2のD部拡大図である。
【図8】図7のE−E断面図である。
【図9】請求項8の発明の一実施例を示す平面図であ
る。
【図10】図9のF−F断面図である。
【図11】図9のG部の拡大図である。
【図12】図10のH部の拡大図である。
【図13】図10のI−I拡大断面図である。
【図14】従来の貯槽の平面図である。
【図15】図14の平面図である。
【符号の説明】
11,41 貯槽 12 半円状壁板部 13 直状壁板部 14 長円筒ユニット 15 長円筒体 16 縦梁 17 横梁 20 コルゲートシート 21 接合目地 25 接合板 26 繋ぎ材 27 縦補強材 28 横補強材 42 仕切り壁 43 腹起し材 44 軽量鋼矢板 45 補強ビーム 47 塞ぎ板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状のコルゲートシートおよび直線状
    のコルゲートシートを周方向に接合して,対向する一対
    の半円状壁板と対向する一対の直状壁板部とからなる長
    円状の長円筒ユニットを形成するとともに,この長円筒
    ユニットを上下方向に複数段接合して長円筒体を形成
    し,この長円筒体の対向する直状壁板部にそれぞれ縦梁
    を立設するとともに,両縦梁の頭部間に横梁を架設した
    ことを特徴とするばら物の貯槽。
  2. 【請求項2】 前記長円筒体を複数隣接して設置すると
    ともに,隣接する長円筒体の境界壁を,両貯槽に共通の
    直状壁板部で構成したことを特徴とする請求項1記載の
    ばら物の貯槽。
  3. 【請求項3】 前記縦梁の下端部間にも横梁を架設した
    ことを特徴とする請求項1または記載のばら物の貯槽。
  4. 【請求項4】 前記横梁は,複数の貯槽の各縦梁の頭部
    間を連結する共通の横梁であることを特徴とする請求項
    2記載のばら物の貯槽。
  5. 【請求項5】 隣接する貯槽の境界壁における縦梁は,
    境界壁の片側にのみ設けたことを特徴とする請求項2記
    載のばら物の貯槽。
  6. 【請求項6】 前記長円筒体の外面に周方向に間隔をあ
    けて縦補強材を立設するとともに,各縦補強材間に水平
    な横補強材を連結したことを特徴とする請求項1または
    2記載のばら物の貯槽。
  7. 【請求項7】 前記長円筒体の各直状壁板部にそれぞれ
    2本の前記縦梁を長径方向に間隔をあけて設け,かつ対
    向する二対の縦梁間にそれぞれ横梁を架設するととも
    に,この2列の横梁間を繋ぎ材で連結したことを特徴と
    する請求項1記載のまたは2記載のばら物の貯槽。
  8. 【請求項8】 前記長円筒体の直状壁板部間に長円筒体
    の内部を仕切る仕切り壁を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載のばら物の貯槽。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載された構成および請求項
    8に記載された構成を有するばら物の貯槽であって,前
    記対向する直状壁板部間にそれぞれ水平かつ互いに平行
    な腹起し材を架設し,両腹起し材間に仕切り壁としての
    軽量鋼矢板を配置したことを特徴とするばら物の貯槽。
  10. 【請求項10】 前記腹起し材の端部を前記縦梁に連結
    したことを特徴とする請求項9記載のばら物の貯槽。
  11. 【請求項11】 前記長円筒体の内面に長円状の補強ビ
    ームを取り付けるとともに,この補強ビームに前記腹起
    し材の端部を固定したことを特徴とする請求項9記載の
    ばら物の貯槽。
JP7016522A 1995-01-06 1995-01-06 ばら物の貯槽 Withdrawn JPH08192888A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016190671A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日鐵住金建材株式会社 ばら物貯槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016190671A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日鐵住金建材株式会社 ばら物貯槽

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