JPH0819228B2 - ポリオールの製造方法 - Google Patents

ポリオールの製造方法

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JPH0819228B2
JPH0819228B2 JP2414026A JP41402690A JPH0819228B2 JP H0819228 B2 JPH0819228 B2 JP H0819228B2 JP 2414026 A JP2414026 A JP 2414026A JP 41402690 A JP41402690 A JP 41402690A JP H0819228 B2 JPH0819228 B2 JP H0819228B2
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ローレンス・ビンセント・ガラチヤー
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キング・インダストリース・インコーポレーテツド
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/199Acids or hydroxy compounds containing cycloaliphatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/34Esters of acyclic saturated polycarboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、少なくとも2個のヒドロキシル
基、比較的低い粘度および比較的高い固体含有量を有す
るある種の線状の低分子量のポリエステルを基にしたポ
リオールの製造方法に関するものである。
【0002】本出願は下記の米国特許4,018,84
8、4,119,762、4,222,911、および
英国特許1,561,076と関連があり、それらの特
許の全てはここでは参考として記しておく。本発明は、
少なくとも2個のヒドロキシル基、比較的低い粘度およ
び比較的高い固体含有量を有するある種の線状の低分子
量のポリエステルを基にしたポリオール類に関するもの
である。本発明はまた、該ポリオール類の製造方法にも
関するものである。本発明のポリオール類は、ここでは
時にはジカルボン酸類とも称されている脂肪族二塩基酸
類のアルキルエステル類の混合物のエステル交換によ
り、または該酸類と1種以上のある種の多価アルコール
類との混合物の単なるエステル化により製造できる。例
えばアジピン酸、グルタル酸および/または琥珀酸の如
きジカルボン酸類のメチルエステル類から出発すること
が好適であるが、例えばエチル、プロピルおよびブチル
エステル類の如き他の低級アルキルエステル類も使用で
き、但しこれらの高級エステル類はそれらの使用により
得られる価値が特にないために価格面の理由から一般的
に除かれる。さらにこのメチルエステル類の混合物は商
業的に入手でき、従つてこの理由のためにも好適であ
る。これらの商業的に入手可能なメチルエステル類は、
それぞれ約0.5:1.5:0.6のアジピン酸ジメチ
ル、グルタル酸ジメチルおよび琥珀酸ジメチルのモル比
を有する。このモル比の変動は、最終的生成物の希望す
る性質に依存して変えることができる。例えば比較的高
水準のグルタル酸エステルを使用すると比較的低い粘度
が得られる。例えばこれらの3種の挙げられているエス
テル類の混合物に必ずしも限定されるものではない。2
種だけの二塩基性エステル類の混合物類または単一の二
塩基性エステルを使用することも希望により可能であ
る。使用できる二塩基性酸類には、琥珀酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、酒石酸など並びにそれらの高級同族体
類または混合物類が包含される。さらに、例えばクエン
酸またはトリカルバリル酸の如き酸塩基酸類も使用でき
る。しかしながら、これらの三塩基酸類は二塩基酸類と
一緒に使用すべきであり、そして一般に酸の全モル数を
基にして50モル%より少量で使用すべきである。さら
に、例えばo−、m−もしくはp−フタル酸類、メリッ
ト酸などおよび入手可能ならそれらの無水物類もしくは
それらの低級アルキルエステル類の如きモノ芳香族酸類
または例えばナフタル酸類などの如きポリ芳香族二塩基
酸類である限定量の芳香族二塩基酸または三塩基酸類を
使用することもできる。芳香族酸類を使用する時には、
それらは1種以上の線状の脂肪族ジカルボン酸類と共に
かつ脂肪族酸類の量より少量で使用すべきである。実際
に、ほとんどの目的用には、芳香族酸類を使用する時に
はそれは使用する芳香族および脂肪族類の合計モル数を
基にして約30モル%を越えないようなそして好適には
同一基準で約10モル%を越えないような量で存在すべ
きである。
【0003】時々二塩基性エステル類とも称されている
これらの二塩基酸類のメチルエステル類を、少なくとも
2個のアルコール系ヒドロキシル基を含有しておりそれ
の少なくとも1個のヒドロキシル基が第一級ヒドロキシ
ル基であるような1種以上の多価アルコール類と混合す
る。好適なジオール類はシクロヘキサンジメタノール、
略すとCHDM、である。第一級ヒドロキシル類を有す
る他の使用できる多価アルコール類の例には、ネオペン
チルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、2,2,4−トリメチル1,3−ペン
タンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、トリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リトリツト、ジペンタエリトリツト、ソルビトール、マ
ンニトール、ジメチロールプロピオン酸、および2,2
−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル−2,2−ジメチ
ル−3−ヒドロキシプロピオネートなどが包含される。
第一級および第二級ヒドロキシル類を含有しているジオ
ール類も使用でき、それらにはプロピレングリコールお
よび1,2−ヘキシレングリコールが包含される。他の
ジオール類の混合物類も使用できる。
【0004】一般的には、反応温度を低めそして生成物
の発色を減少させる目的のために、エステル化/エステ
ル交換反応用には触媒を使用する。使用できる代表的な
触媒類は、チタンのアルコキシド類、可溶性錫化合物
類、例えばジブチル錫ジラウレートおよび可溶性マンガ
ン化合物類、例えばMn(OAc)である。反応物の
0.005〜1.0重量%の触媒水準を使用でき、或い
は同一基準で0.01〜0.5%の典型的水準を使用で
きる。
【0005】好適態様では、混合メチルエステル類を適
当な反応容器中でCHDMと一緒にし、そしてエステル
交換を行うために例えばチタンアルコキシドの如き一般
的なエステル交換触媒の存在下で加熱する。メタノール
が加熱段階中に分離し、そしてそれを新しい反応生成物
がメタノールを全く含まないかまたは実質的に完全に含
まなくなるまで遊離メタノールとして容易に除去する。
生じた生成物は一般的原則としては反応物類の最初のモ
ル比に依存してある程度変化する量の未反応のシクロヘ
キサンジメタノールを含有しているのであろう。全体と
しておよび一部分として考えられる二塩基性エステル類
とも称されているジメチルエステル類のシクロヘキサン
ジメタノールに対する最初の出発モル比は、それぞれ約
1.0:1.5〜1.0:10.0のジメチルエステル類対
CHDMの間で変えることができるが、好適にはそれぞ
れ約1.0:2.0〜1.0:4.0のジメチルエステル類
対CHDMの間である。
【0006】最終的に製造されるポリオールはシクロヘ
キサンジメタノールを全く含まないかまたは実質的に完
全に含まない。全く含まないかまたは実質的に完全に含
まないという表現は、最終的なポリオール反応生成物の
全重量を基にして約4重量%以下、を意味する。
【0007】未反応のジオールを除去するために使用さ
れる一般的な技術はバツチ蒸留である。好適な技術は、
CHDMまたは他のアルコール系反応物の連続的な急速
ストリツピングおよびその直後の化学反応および平衡化
を防止するための生成物の冷却を用いる。連続的大規模
急速ストリツピングは、連続的カラム蒸留、殻および管
蒸発器および降下膜蒸発器ストリツパーなどの数種の方
法を使用して実施できる。液体−液体抽出または結晶化
などの如き他の技術を過剰のジオールの除去用に適用で
きることも考えられる。
【0008】急速ストリツピングおよびその直後の冷却
の重要性を示すために使用できる研究室技術は回転蒸発
器および油浴を使用する。1:3のモル比の二塩基酸対
シクロヘキサンジメタノールエステル交換生成物を回転
蒸発器中に1−2トルの絶対圧でそして180−185
℃の油浴温度において8時間にわたり充填する。充填物
の43%が蒸発しそして生じた生成物は、25℃におけ
る13,800cpsの粘度および98.8%の60分間の
固体含有量を有している。
【0009】バツチ蒸留技術を使用する場合、高い粘度
および低い固体含有量を得るであろう。これらの逆の結
果の理由は、生成物が遅いバツト蒸留中に最も可能性の
ある成分分布の方に化学的に平衡化するという事実によ
るものであろう。事実、このようなポリエステル化反応
およびエステル交換反応は簡単な統計学的考察により指
示される平衡生成物分布に常になる。従つて、高いグリ
コール対酸ポリオールから低いグリコール/酸モル比へ
のバツチ蒸留は、全エステル交換反応を最終的なモル比
で行うことにより得られるであろうものと同じ平衡生成
物を与える傾向がある。
【0010】上記で使用されておりそして本発明の生成
物に適用されている「低い粘度」という表現は、25℃
において実質的に100%の固体物質に関して測定され
た時に約15,000cps以下の、そして好適には約1
0,000cps以下の、粘度を意味する。しかしながら、
芳香族ポリカルボン酸類を酸性化合物類の1種として使
用する時には、これらの粘度は例えば30,000cps以
上のようにそれより高くなるであろう。この粘度は、実
際に本発明の方法の範囲外の方法により製造され実質的
に同じ反応物類を含有しておりそしてモル/モル基準で
実質的に同量の各反応物を含有しているような同ような
ポリオール類の粘度と比べると低い。
【0011】本発明のポリオール類の主な用途の1種は
コーテイング組成物類中であるが、これらのポリオール
類を接着剤類、フオーム類、成型品類、エラストマー
類、およびラミネート類の如き分野において、必要なら
改変を加えそして例えば充填剤、層形成剤類などの如き
他の添加物類と共に、使用できる。
【0012】驚くべきことに、3:1のモル比のCHD
M:二塩基性エステルポリエステルポリオール原料の急
速ストリツピングおよびその後の急速冷却により原料の
合計重量の約35%がCHDMとして除去されそして2
5℃における10,000cpsの桁の低い粘度および98
%の桁の高い固体含有量の両者を兼備する生成物を与え
るということを見出した。それとは対照的に、急速冷却
を用いるかまたは用いずに同重量のCHDMを除去する
従来のバツチ蒸留では、25℃における19, 000cp
s以上の桁のはるかに高い粘度および90%の桁の低い
固体含有量を有する生成物類を与える。これらの性質は
本出願中のいたるところに示されているように高い固体
のコーテイングの調合、適用および性能において非常に
重要である。
【0013】原則的には、この技術を他のエステルポリ
オール類にも良く適用できる。反応性基の全てが等しい
化学的反応性を有する時に最大の可能な効果が得られ
る。従つて、1個の第一級および1個の第二級ヒドロキ
シル基を有するジオール類は、第一級の方が最初に反応
してジエステルを生成するであろうため、当然第二級ヒ
ドロキシル類の方が多いジエステルを生成するであろ
う。さらに、第二級ヒドロキシル末端基はあまり反応性
ではないため、ジエステルが得られたときに鎖延長が非
常に難しい。これと同様な場合には、2:1以下の低い
ジオール:酸の比で出発して良好な収率のジエステルを
得ることができるであろう。同じような理由のために、
実質的な鎖延長をせずに過剰のジオール分子を容易に除
去できるようにすべきであり、そのためには非常に高い
固体分を得られなければならない。
【0014】一態様では、CHDMの急速ストリツピン
グを行うためにワイプト−フイルム蒸発器を使用する。
【0015】例えばアルテイサン・ロトサームR薄膜蒸
発器の如きワイプト−フイルム蒸発器は加熱された円筒
状の部屋からなつており、それには回転可能な加熱され
た円筒状構成員すなわちロータの上部の頂部に原料入口
を有しており、それの上には原料を薄膜状で円筒状部屋
の内壁上に保つための原料が流れている。頂部出口はC
HDM蒸気の放出用に供されている。出口は底部に付い
ており、そこから希望するポリオール生成物が発生す
る。ローターは回転を与える電気モータに付いている。
加熱された膜の温度は約350゜Fでありそして絶対圧
は約2mmである。処理しようとする材料の滞留時間は約
30秒間ないし2分間である。出口を出た生成物は熱交
換器中を通り、そこでそれは約200゜Fに冷却され、
その後生成物貯蔵容器中に流入する。
【0016】本発明のポリオール類は、例えばポリイソ
シアネートまたはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂類の
如きアミノトリアジン−アルデヒドなどのような交叉結
合剤類の寄生の1種以上と組合わされた時に改変せずに
コーテイング組成物として使用できる。米国特許3,6
63,389、3,894,993および3,845,96
1中に示されている如く、アルコール系ヒドロキシ基を
含有しているアクリル系共重合体類を本発明のポリオー
ル類および例えばカルボキシ基、アミド基、アミン基な
どの如き他の反応性基を有しているかもしくは有してい
ない交叉結合剤と共に使用することもできる。これらの
特許はここでは参考として記しておく。
【0017】例えば顔料類、触媒類などの如き他の一般
的な添加物類も使用できる。
【0018】本発明の概念のさらに完全な理解のために
下記の実施例を示すが、ここで全ての部数は断らない限
り重量部である。これらの実施例は主として説明目的用
に示されており、そしてここに含まれている詳細事項の
特定の数値は請求項に示されていること以外の限定を意
図るものであつてはならない。
【0019】
【実施例】適当なガラス反応器中に、下記の成分類を充
填した: 98.27部のCHDM(309.6モル) 7.37部の二塩基性エステル類(20.9モル) マントルを使用して反応器の内容物を撹拌しながら12
5℃に加熱し、そして次に12.3部のチタンテトラブ
トキシドを加えた。反応器中で100ml/分の窒素流を
保ちながら加熱を続けた。温度が160℃に達した時に
温度をこの水準を保ち、そして次に29部の二塩基性エ
ステル類(82.2モル)を3時間にわたり反応器中に
連続的に撹拌しながら計量添加した。二塩基性エステル
類の添加期間中にメタノール蒸気が連続的に発生しそし
てそれを水冷ガラスコンデンサーを用いて冷却して7.
4部の液体メタノールを回収した。
【0020】この生成物を次に1平方フイートのアルテ
イザン・ロトサーム・ワイプト・フイルム蒸発器中で処
理した。供給速度は毎分19mlに設定されており、約1
トルの圧力における175℃の生成物出口温度であっ
た。処理された生成物は25℃において9000cpsの
粘度を有しており、そして1時間の試験で98%の固体
含有量を示した。
【0021】下記の実施例は本発明の用途を説明するも
のである:
【0022】
【実施例2】下記の成分類を混合することによりコーテ
イング組成物を製造した:
【0023】
【表1】組成 部数 実施例1からのポリオール 60 ヘキサキス(メトキシメチル) メラミン(1) 40 n-ブタノール 10 流動調節剤(2) 0.4 酸触媒(3) 2 %固体=89.5 粘度=880cps 延伸棒によりコーテイングを適用して、燐酸塩処理され
た鋼板上に1ミルの膜厚を生じ、それを次に強制排気対
流炉中に入れそして時間および温度を変えた下記の種類
の条件下で硬化させた:
【0024】
【表2】 (1) Cymel 303、アメリカン・サイアナミド・カ
ンパニー (2) 3M Co .(フルオロカーボン) (3) キング・インダストリイス・インコーポレーテツ
ド、DNNDSA
【0025】
【実施例3】下記の実施例は本発明のポリオールを結合
剤系の少量成分として使用した時に生じる改良されたコ
ーテイング性質を説明するものである。
【0026】下記に挙げられている成分類を適当な容器
中で配合した。
【0027】
【表3】 延伸棒によりコーテイング混合物を鉄燐酸塩処理された
冷たいロール鋼に適用しそして強制排気対流炉の中で1
50℃において20分間硬化させた。性質を以下に示
す。
【0028】
【表4】 (1) ローム・アンド・ハース・カンパニー (2) Cymel 303、アメリカン・サイアナミド・カ
ンパニー (3) キング・インダストリイス・インコーポレーテツ
【0029】
【実施例4】この実施例では、二酸化チタンを本発明の
ポリオール中で粉砕することにより顔料着色されたエナ
メルを製造した。このようにして製造されたエナメルは
下記に示されている如く非常に高い固体分および優れた
低温硬化性を有していた。
【0030】
【表5】 適当な容器中での混合物: 二酸化チタン 550部 実施例1のポリオール 250 n-ブタノール 75 酢酸セロソルブ 125 カウレス溶解器上で分散 放置 アクリル系樹脂(1) 333 ヘキサキス(メトキシメチル) メラミン(2) 200 n-ブタノール 30 重量% 固体分 80 粘度、cps 440 ポリオール/アクリル/ メラミン重量比 50/50/40
【0031】
【表6】 (1) キング・インダストリイス・インコーポレーテツ
ド (2) Cymel 303、アメリカン・サイアナミド・カ
ンパニー
【0032】
【実施例5】実施例1のポリオールを下記の方法でイソ
シアネート交叉結合剤と混合することにより室温硬化性
コーテイング組成物を製造した。
【0033】
【表7】成分類 部数 実施例1のポリオール 100 ポリシアネート(1) 82 キシレン 30 酢酸2-エトキシエチル 30 %固体分=75 粘度=60秒、フオード4カツプ コーテイングを延伸棒により鋼板に噴霧または適用し
て、下記の膜性質を生じた。
【0034】
【表8】 コーテイングされた板の室温における24時間の老化
後: 鉛筆硬度 5−6H MEK 摩擦 200 逆衝撃、逆 160インチ・ポンド 直後 160インチ・ポンド コーテイングは6時間後に粘着でなくなった。
【0035】 (1) モベイ・ケミカル・コーポレーシヨン
【0036】
【実施例6】下記の成分類を適当なガラス反応容器中に
充填した: 270.4部の1,4-ブタンジオール(3.0モル) 160.0部の二塩基性エステル類(1.0モル) 加熱用マントルおよび撹拌器を使用してフラスコの内
容物を125℃に加熱し、そして次に1.77部のチタ
ンテトラブトキシドを加えた。加熱を続け、そして13
7℃でメタノールが蒸留し始め、それを水冷トータルコ
ンデンサーを用いて連続的に回収した。実験の開始から
3時間20分後に温度は176℃となり、そしてメタノ
ールの発生が終了したことがわかり、54部の液化物が
集められた。
【0037】この時点で中間生成物を改変ASTMD-
2369-81-B方法を用いて固体含有量に関して検査
した:紙クリツプを有する58mmのアルミニウム重量測
定皿の風袋重量「T」を得、そして最も近い0.1mg単
位で記録した。0.5±0.1gの試料を注射器を使用し
て加え、内容物を紙クリツプと均質になるまで混合し、
そして最後に紙クリツプを皿の中に入れた。皿および内
容物を強制排気炉中で110℃で60分間加熱した。乾
燥器中で室温に冷却し、そして皿および内容物を最も近
い0.1mg単位で重量測定した(重量「F」)。%固体
を下記の如く測定しそして最も近い0.1%単位で記録
した:
【0038】
【数1】
【0039】この試験を用いると固体含有量が68.9
%であることが見出された。この試験はこの明細書中の
固体含有量の測定用に使用されている。
【0040】中間生成物を次に201℃および2.5ト
ルにおいて回転蒸発器上で10分間ストリツピングさ
せ、そして急速に室温に冷却した。このようにして製造
された最終生成物は蒸気の試験方法に従う98.3%の
固体分および25℃における4500cpsの粘度を有し
ていた。
【0041】
【実施例7】この実施例は本発明の生成物を製造するた
めの三価アルコールの使用を説明している。
【0042】下記の成分類を加熱用マントル、スタラ
ー、トータルコンデンサーおよび温度計を備えている適
当なガラス反応器中に充填した: 275.7部の1,2,6-ヘキサントリオール(2.05
5モル) 109.6部の二塩基性エステル類(0.685モル) 次にフラスコの内容物を撹拌しながら加熱するためにマ
ントルを使用した。122℃のバツチ温度において1.
58部のチタンテトラブトキシドを加え、そして加熱を
続けた。メタノールが170℃において蒸留し始めた。
反応は2時間以内に終了し、224℃のピーク温度に達
し、そして46部の蒸留物が生じた。
【0043】中間生成物は95%の固体含有量を有して
いた。回転蒸発器中での250℃および1.6トルにお
けるストリツピング後に、生じた生成物は100%の固
体含有量および25℃における11,500cpsの粘度を
示した。
【0044】
【実施例8】この実施例は本発明の生成物を製造するた
めのネオペンチルグリコールおよび二塩基性エステル類
の使用を示している。
【0045】適当なステンレス鋼反応器に409部の二
塩基性エステルを充填した。撹拌器を始動させ、そして
次に400部のネオペンチルグリコールを充填した。
【0046】次に水蒸気熱をジヤケツトに適用して反応
器の内容物を140゜Fに高めてネオペンチルグリコー
ルを溶解させた。次にさらに400部のネオペンチルグ
リコールを加えそして加熱を続けた。バツチ温度が20
0゜Fに達した時に、3部のジブチル錫ジラウレートを
加えた。
【0047】撹拌しながら加熱を続けた。メタノールが
300゜Fにおいて蒸留し始めた。さらに3時間後に、
温度は335゜Fに上昇しそしてメタノールの発生が停
止した。この時点で151部の液化したメタノールが集
められた。バツチ温度を10scfmの窒素流下で325−
335゜Fにさらに1時間保った。次にバツチを200
゜Fに冷却しそしてストリツピングの前にドラム処理を
した。
【0048】実施例6の方法に従い試験した時のこの中
間生成物の評価では、65%の固体含有量を示してい
た。物質を予備蒸発器段階付きのワイプトーフイルム蒸
発器および急速な生成物冷却を使用してストリツピング
させた。150トルにおける365゜Fの最高温度で
は、96.0%の測定された固体含有量および25℃に
おける3720cpsの粘度を有する最終生成物を生じ
た。
【0049】本発明のポリオール類では、nが1または
2である場合の遮蔽部分の量は、n=1でありそしてmが
2〜10であるものの少なくとも約50重量%である。
そのような部分は約300〜600の間の、好適には約
350〜500の間の、平均分子量を与えるのに充分で
あることが好ましい。二塩基性酸対多価アルコールの最
終的に反応したモル比はそれぞれ約1.0:1.3〜1.
0:2.4の間、そして好適にはそれぞれ約1.0:1.
5〜1.0:2.1の間である。
【0050】本発明の方法は約0.05〜200トルの
絶対圧における約10秒間ないし10分間の時間にわた
る約150℃〜225℃のストリツピング温度を必要と
する。
【0051】約0.1〜150トルの絶対圧における約
20秒ないし2分間の時間にわたる約160℃〜210
℃の温度を使用することが好適である。
【0052】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/42 69/44 69/46 69/48 69/50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2〜6個のヒドロキシル基を有しそれの少
    なくとも1個が第一級ヒドロキシル基であるような少な
    くとも1種の多価アルコールを、少なくとも1種の脂肪
    族飽和ジカルボン酸またはそれの低級アルキルエステル
    と、それぞれ2.2:1.0〜6.0:1.0のモル比
    で、エステル化またはエステル交換が実質的に完了する
    まで反応させ、このようにして製造された生成物を過剰
    の未反応の多価アルコールを除去するために0.05〜
    200トルの絶対圧において10秒間ないし10分間の
    時間にわたつて150℃〜225℃の生成物ストリツピ
    ング温度を使用することによりストリツピングし、ここ
    でそれにより生じた生成物は該多価アルコールを実質的
    に含んでおらず、次に生じた生成物をすぐに冷却してそ
    れ以上の化学反応を防止することからなる、(a)少な
    くとも2個のヒドロキシル基、(b)25℃において実
    質的に100%の固体物質に関して測定された時に1
    5,000cps以下の粘度、及び(c)高い固体含有
    量を有し、且つ構造式: 【化1】 (式中、Rは、ヒドロキシル基の少なくとも1個が第一
    級ヒドロキシル基である少なくとも2個のアルコール性
    ヒドロキシル基を含む飽和脂肪族多価アルコールの残基
    であり、nは1または2であり、pは0〜4であり、そ
    してmは2〜10である) を有する、線状の低分子量のポリエステルを基にしたポ
    リオールであって、少なくとも50重量%のポリオール
    は上記構造式中n=1であるポリオールであり、ポリオ
    ールの全重量基準で4重量%以下の未反応の多価アルコ
    ールを含む該ポリオールの製造方法。
  2. 【請求項2】ストリツピングを連続的蒸発器を使用して
    実施する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】ストリツピングをワイプトーフイルム蒸発
    器を使用して実施する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】ストリツピング温度が0.1〜150トル
    の絶対圧においてそして20秒間ないし2分間の時間に
    わたって160℃〜210℃の間である、請求項1記載
    の方法。
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