JPH0819227A - コイルブロックの切断方法およびその切断装置 - Google Patents

コイルブロックの切断方法およびその切断装置

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JPH0819227A
JPH0819227A JP14904394A JP14904394A JPH0819227A JP H0819227 A JPH0819227 A JP H0819227A JP 14904394 A JP14904394 A JP 14904394A JP 14904394 A JP14904394 A JP 14904394A JP H0819227 A JPH0819227 A JP H0819227A
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JP
Japan
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coil
coil block
cutting
cut
disk
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JP14904394A
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English (en)
Inventor
Motohiro Miyaji
元広 宮地
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属シートを巻回してなるコイルを接着剤等
により固めて得たコイルブロック、または金属シートを
巻回してなる複数個のコイルを樹脂モールドして得たコ
イルブロックの切断時間の短縮化を図る。 【構成】 円盤状砥石32を高速回転させながら下方に
送り移動させる。このとき、コイルブロック11の樹脂
層内に存するコイルと円盤状砥石32との間に直流電圧
を印加すると共に、ノズル41からコイルブロック11
に電解液Hを供給する状態にしておく。円盤状砥石32
によりコイルブロック11の樹脂層が切削され、コイル
が露出すると、そのコイルは電解作用により研削される
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属シートを巻回してな
るコイルを接着剤等により固めて得たコイルブロック、
または金属シートを巻回してなる複数個のコイルを樹脂
モールドして得たコイルブロックをスライスする切断方
法および切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばアキシャルギャップ形のブラシレ
スモータにおいては、基板にステータコイルが装着さ
れ、このコイルに対向して永久磁石形のロータが配置さ
れる。このアキシャルギャップ形のブラシレスモータの
コイルには、スライスコイルと称されるものが使用され
る。このスライスコイルは、金属シート例えば銅箔を巻
回してなるコイルを複数個樹脂モールドして円筒状のコ
イルブロックを形成し、このコイルブロックを所定厚さ
に切断することにより得られる。
【0003】コイルブロックをスライス(切断)するに
使用される従来の切断装置は図7に示されている。これ
は、コイルブロック1を走行する鋼製のワイヤ2により
切断するもので、そのワイヤ2は多数の溝を有した3個
のプーリ3〜5に掛け渡されてる。これらプーリ3〜5
のうちプーリ3は駆動プーリとされ、これが正逆回転す
ることによりワイヤ2が往復走行するようになってい
る。そして、下側の2個のプーリ4,5間を往復走行す
るワイヤ2にはノズル6から砥粒液Gが供給されるよう
になっている。
【0004】一方、コイルブロック1は取付板7上のガ
ラス板8に接着剤9により固着され、その取付板7はチ
ャック10に挟み付けられる。そして、コイルブロック
1のスライスはワイヤ2を往復走行させながらノズル6
から該ワイヤ2に砥粒液Gを供給する状態でチャック1
0を低速度で送り移動(上昇)させてコイルブロック6
をワイヤ2に押し付けることによって行われる。このと
き、ワイヤ2には砥粒液G中の砥粒が付着し、このワイ
ヤ2に付着した砥粒が切断刃として作用することによ
り、コイルブロック1がスライスされるものである。
【0005】なお、この装置ではワイヤ2自体も磨耗し
て細くなるため、ワイヤ2を往復走行させながら、使用
済みのワイヤ2を図示しない巻取ローラにより矢印A方
向に微小速度で巻き取って未使用のワイヤ2が少しずつ
送り込まれるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の切断装置では、ワイヤ2の往復走行速度を余
り高くすることができないので、切断速度が遅くコイル
ブロック1の切断に要する時間が長くかかる。また、コ
イルブロック1の切断はワイヤ2に付着した砥粒がコイ
ルブロック1を削り取ることによって行われるから、砥
粒がワイヤ2に付着し易くするために、砥粒液Gとして
はラッピングオイルなどの油性のものが用いられる。こ
のため、切断装置の内外が油で汚れて清掃が困難となっ
たり、コイルブロック1を切断して得たスライスコイル
の洗浄にも手間がかかる。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、切断速度が速く、また油性の砥粒液を
使用せずとも済むコイルブロックの切断方法および切断
装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のコイルブロックの切断方法は、金属シート
を巻回してなるコイルを接着剤等により固めて得たコイ
ルブロック、または金属シートを巻回してなるコイルを
複数個樹脂モールドして得たコイルブロックを切断する
切断方法において、円盤状砥石を複数個並べて配置し、
これら円盤状砥石を回転させて前記コイルブロックを切
断することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明のコイルブロックの切断装置
は、金属シートを巻回してなるコイルを接着剤等により
固めて得たコイルブロック、または金属シートを巻回し
てなるコイルを複数個樹脂モールドして得たコイルブロ
ックを取り付ける取付部と、回転軸に取り付けられた複
数個の円盤状砥石とを具備し、前記回転軸により円盤状
砥石を回転させながら、該回転軸および前記取付部のう
ちの一方を他方に接近する方向に送り移動させることに
より、前記円盤状砥石によって前記コイルブロックを切
断する構成にしてなるものである。この場合、取付部を
回転可能に構成し、円盤状砥石によるコイルブロックの
切断時に前記取付部によりコイルブロックを回転させる
ことが好ましい。
【0010】本発明のコイルブロックの切断装置では、
電解液供給装置および直流電圧印加装置を設け、円盤状
砥石によるコイルブロックの切断時に、円盤状砥石とコ
イルとの間に前記直流電圧印加装置により直流電圧を印
加しつつ前記電解液供給装置により切断部分に電解液を
供給してコイルを電解するように構成することができ
る。
【0011】この場合には、取付部および回転軸のうち
送り移動される側は、コイルの切断完了前に一旦切断送
り移動を停止し、その後切断送り移動を再開してコイル
ブロックの切断を完了するように構成することが好まし
い。
【0012】また、コイルブロックは切断終了側の端部
に端子部を有し、取付部および回転軸のうち送り移動さ
れる側がコイルの切断完了前に送り移動を一旦停止する
時点は、コイル巻回部分が円盤状砥石により切断された
後であって端子部が完全切断される前の時点となるよう
に構成しても良い。
【0013】
【作用】上記手段の本発明では、円盤状砥石を複数個並
べ、これを回転させることによりコイルブロックを切断
するので、円盤状砥石の回転速度としては相当高くする
ことができ、コイルブロックの切断を短時間で完了する
ことができる。
【0014】また、コイルブロックを回転するようにし
た場合には、円盤状砥石とコイルブロックとの接触面積
が小さくなるので、円盤状砥石に加わる切削抵抗が小さ
くなる。
【0015】コイルを電解するようにした場合には、一
層短時間で切断を完了できると共に、円盤状砥石による
切断によって生じたコイルのばりを除去できる。このと
き、コイルの切断完了前に一旦切断送り移動を停止させ
ることにより、遅い時期に切断された部分のばりも電解
により良好に除去できる。また、コイルに端子を設け、
この端子の完全切断前に送り移動を停止させるようにし
た場合には、コイル巻回部分このばりを電解により完全
に除去できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
しながら説明する。まず、図5には切断対象物であるコ
イルブロック11が示されている。なお、図5は切断途
中の状態で示してある。このコイルブロック11はコイ
ル12を樹脂層13によりモールドした円筒状のもので
ある。このコイルブロック11の製造手順は一面に絶縁
材としての樹脂シートが重ねられた金属シート或いは一
面に絶縁材としての樹脂接着剤が塗布された金属シート
を巻回してコイル12を形成し、このコイル12を例え
ば6個成形型に円形配列していわゆるインサート成形に
より樹脂モールドするというものである。
【0017】本実施例の場合、コイル12を形成する金
属シートとしては銅箔が用いられ、また銅箔の巻き始端
部分および巻き終端部分には、これを小円形に丸めるこ
とにより外側端子部12aと内側端子部12bとが形成
されており、外側端子部12aはコイルブロック11の
内周側に位置されている。
【0018】上記コイルブロック11を切断する切断装
置は図1および図2に示されており、装置基台14上に
は金属製のワーク取付台15が絶縁板16を介して固定
されている。この取付台15の両側には図3に示すよう
に軸受17,17を介してチャック18,19が回転可
能に支持されており、このうち一方のチャック18には
歯付きプーリ20が取着されている。そして、この歯付
きプーリ20と図示しない駆動源たるモータの回転軸に
取着された歯付きプーリとの間に歯付きベルト21が掛
け渡されており、チャック18がモータにより歯付きベ
ルト21を介して低速度で回転駆動されるようになって
いる。また、他方のチャック19は軸受17に軸方向に
も移動できるように支持されており、軸受17内の端部
の固定リング22との間に設けられた付勢体としての圧
縮コイルばね23によりチャック18側方向(矢印B方
向)に付勢されている。そして、これら両チャック1
8,19には非円形の挿入穴18a,19aが形成され
ている。
【0019】一方、前記コイルブロック11は取付部と
しての金属製丸棒からなる芯軸24に挿入されている。
また、コイルブロック11の両端部には導電材例えば金
属製のスペーサ25,25が導電性を有する接着剤26
により固着されており、そのスペーサ25は同接着剤2
6により芯軸24に固着されている。これにより、コイ
ルブロック11は芯軸24と一体化され、またコイル1
2は樹脂層13の両端面において露出してスペーサ25
に接触していることにより該スペーサ25および導電性
接着剤26を介して芯軸24に電気的に接続された状態
になっている。そして、芯軸24の両端部には前記チャ
ック18,19の挿入穴18a,19aと同形状の連結
突部24a,24bが突設されている。
【0020】コイルブロック11を固定した芯軸24を
ワーク取付台15に取り付けるには、チャック19を圧
縮コイルばね23のばね力に抗して矢印Bとは反対方向
に移動させ、この状態でまず一方の連結突部24bをチ
ャック19の挿入穴19aに挿入し、その後、圧縮コイ
ルばね23のばね力によりチャック19を矢印B方向に
移動させつつ他方の連結突部24aをチャック18の挿
入穴18aに挿入するというものである。これにより、
芯軸24は両チャック18,19間に取り付けられ、チ
ャック18が回転されると、芯軸24従ってコイルブロ
ック11が回転されるようになっている。そして、この
取り付け状態においては、コイルブロック11のコイル
12はチャック18,19および軸受17を介してワー
ク取付台15と電気的に接続された状態となっている。
【0021】装置基台14には昇降ガイド27が設置さ
れており、この昇降ガイド27には図示しない直線駆動
機構により上下動される砥石台28が配設されている。
この砥石台28には図4に示すようにスピンドル29が
軸受30を介して回転可能に支持されており、このスピ
ンドル29は砥石台28に設けられた図示しないモータ
により直接或いはベルト伝動機構等の伝動装置を介して
高速回転される。上記スピンドル29にはスリーブ31
が挿入され、更にこのスリーブ31に導電性を有する複
数枚の円盤状砥石32が導電材、例えば鉄製のスペーサ
33を交互に介して挿入されている。上記導電性の円盤
状砥石30は、例えばカーボンを混入したエポキシ樹脂
と緑化珪素等の砥粒とを混練して薄い円盤状に固めて構
成されている。
【0022】スピンドル29の先端部には締付け具34
が挿入されており、スピンドル29の先端部に形成され
たねじ部29aに金属製の締付けナット35を螺着して
締付け具34を締付けることにより、円盤状砥石32は
スペーサ33により所定の間隔を存して並ぶようにスピ
ンドル29に固定されると共に、締付具34に電気的に
接続された状態となる。なお、砥石台28を上下動させ
る直線駆動機構としては例えばボールねじとナットとの
組み合わせによりモータの回転を直線運動に変換する機
構が考えられる。
【0023】さて、本切断装置には直流電圧印加装置と
して図1に示す直流電源装置36が設けられている。こ
の直流電源装置36は交流を直流に変換して出力するも
ので、そのプラス側出力端子にリード線37を介して接
続されたプラス電極38は前記ワーク取付台15に取着
され、マイナス側出力端子にリード線39を介して接続
されたマイナス電極40は締付け具34に摺接するよう
にして砥石台28に設けられた図示しない取付アームに
取着されている。
【0024】また、本切断装置には円盤状砥石32によ
るコイルブロック11の切断部分に電解液Hを供給する
ノズル41、このノズル41からコイルブロック11の
切断部分に供給された電解液Hを溜める図示しないタン
クおよびタンクの電解液Hをノズル41に再供給するた
めの同じく図示しないポンプからなる電解液供給装置4
2が設けられている。ここで、電解液Hとしては有機カ
ルボン酸塩水を炭酸ソーダで中和した中和水溶液が用い
られ、装置およびコイル12の酸化腐食防止が図られて
いる。
【0025】次に上記構成の作用を説明する。なお、芯
軸24に取り付けられたコイルブロック11はワーク取
付台15のチャック18,19間に前述したようにして
取り付けられているものとする。さて、コイルブロック
11を切断すべく切断装置を作動させると、直流電源装
置36によりコイル12と円盤状砥石32との間に直流
電圧が印加されると共に、電解液供給装置42のポンプ
が起動し、電解液Hがノズル41からコイルブロック1
1に供給される。そして、チャック18ひいてはコイル
ブロック11が図示しないモータにより図1に矢印Cで
示す方向に低速回転されると共に、図示しないモータに
よりスピンドル29ひいては円盤状砥石32が矢印D方
向に高速回転される。この状態で図示しない直線駆動機
構により砥石台28が低速度で下降すなわち送り移動さ
れる。
【0026】さて、砥石台28の送り移動に伴い高速回
転している円盤状砥石32がコイルブロック11に押し
当てられ、これによりコイルブロック11の樹脂層13
の外周部が切削される。このとき、コイルブロック11
が矢印C方向に低速回転していることにより、樹脂層1
3の外周部にはその切削によって全周にわたって切れ目
が生ずるようになる。このため、円盤状砥石32の外周
はコイルブロック11に対し小面積で接触して少しずつ
切削する状態となるので、コイルブロック11を回転さ
せることなく切断する場合に比べ、円盤状砥石32にそ
れ程大きな切削抵抗は生じない。そして、切削により切
れ粉が生ずると共に、円盤状砥石32およびコイルブロ
ック11が発熱するが、その切れ粉は電解液Hにより洗
い流されると共に、円盤状砥石32およびコイルブロッ
ク11は電解液Hにより冷却される。
【0027】砥石台28の送り移動により、円盤状砥石
32の切削位置がコイル12にまで達すると、コイル1
2がそれまでの切削により生じた切れ目に露出して電解
液Hに晒されるようになる。すると、プラス側であるコ
イル12のうち、切れ目に露出する部分が銅イオンとな
って電解液H中に溶出し、マイナス側である円盤状砥石
32側に移行するようになってコイル12が電解研削さ
れる。このとき、コイル12のうち電解により溶出した
部分には化学的に安定した不動態化膜が形成されるが、
この不動態化膜は円盤状砥石32により切削除去される
ので、新たな銅生地が露出して次の電解が行われるとい
うようになり、効率良く電解が行われる。また、コイル
12の電解部分は微視的に見ると、電解浸蝕された部分
が窪んで凹凸状になっているので、円盤状砥石32によ
る研削は抵抗の小なる状態で行われるようになる上、コ
イル12が電解研削と円盤状砥石32による切削とによ
り切断されることとなるので、円盤状砥石32の送り移
動を速くすることが可能となる。
【0028】コイル12が円盤状砥石32により切削さ
れると、コイル12を構成する銅箔の切断端に送り移動
方向に突出する「ばり」が発生し、この「ばり」により
コイル12の1ターン相互間が短絡される状態となる。
このような「ばり」は上述したと同様に電解液H中に銅
イオンとなって溶出することにより除去される。ところ
で、切断時期の早い部分(コイルブロック11の外周側
部分)に発生した「ばり」については電解液Hに晒され
る時間が長いので、電解作用により確実に除去できる。
しかしながら、切断時期の遅い部分(コイルブロック1
1の内周側部分)に発生した「ばり」については電解液
Hに晒される時間が短いので除去が不完全になるおそれ
がある。
【0029】そこで、図5に示すように、円盤状砥石3
2がコイル12の巻回部分(両端子部12a,12bを
除いた部分)を切断した後、コイルブロック11の内周
側に存する外側端子部12aを半分程度まで切断する位
置に至ると、ここで送り移動が一旦停止されるようにし
ている。この停止中、円盤状砥石32による切断時期が
比較的遅いコイルブロック11の内周側部分に生じた
「ばり」が電解除去されるようになる。ここで、外側端
子部12aを完全に切断しない理由は、仮に切断したと
すると、複数個に分断されたコイル12のうちスペーサ
24に接している部分は良いが、他の部分がプラス電極
板38との電気的接続が断たれて電解が行われなくなっ
てしまうので、このような事態が生じないように、外側
端子部12aによりコイル12全体がプラス電極38に
接続された状態を維持するためである。
【0030】そして、送り移動の停止時間が経過する
と、再び送り移動が開始されて上述のような円盤状砥石
32によるコイルブロック11の切削が再開され、コイ
ルブロック11の内周面まで切削が行われた時点で送り
移動が停止され、砥石台28(円盤状砥石32)が上昇
される。以上によりコイルブロック11が所定厚さの複
数個のスライスコイルに切断分離される。
【0031】このように本実施例によれば、コイルブロ
ック11を円盤状砥石32により切断する構成で、円盤
状砥石32の回転速度を高くすることができるので、コ
イルブロック11の切断に要する時間を短縮することが
できる。この場合、コイル12は円盤状砥石32ばかり
でなく、電解作用によっても研削されるから、より一層
切断時間の短縮を図ることができる。
【0032】また、円盤状砥石32の切断によってコイ
ル12に生じた「ばり」は電解作用により除去されるの
で、従来コイルブロックの切断後に設けられていた「ば
り」除去工程を省略することが可能となる。この場合、
外側端子部12aが完全に切断される前に送り移動を一
旦停止するようにしたので、切削時期の遅い部分に発生
した「ばり」をも電解作用により確実に除去でき、しか
も最後に切断された最外周の1ターン部分の「ばり」も
確実に除去できる。ちなみに、外側端子部12aが設け
られていない場合には、コイル12のうち少なくとも最
外周の1ターン分を残した状態で円盤状砥石32の切断
を一旦停止させて「ばり」除去をせねばならないが、こ
れではその後の最外周の1ターンの切断により「ばり」
が発生し、これは除去不完全のまま残るという不具合を
生ずるが、本実施例ではこのような不具合は生じない。
【0033】しかも、電解液Hは有機カルボン酸塩の中
和水溶液であるから、油性の砥粒液を使用する必要があ
った従来とは異なり、スライスコイルに付着した電解液
Hは水洗い等により容易に清掃でき、また電解液Hが付
着した装置の清掃も容易に行うことができる。
【0034】その上、本実施例では、コイルブロック1
1には芯軸24が通されているので、複数個のスライス
コイルに分断しても、それらスライスコイルがばらばら
になるおそれがなく、その洗浄等の後工程において複数
個のスライスコイルを1単位として扱うことができる。
【0035】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張できる。砥
石台28の代えて、ワーク取付台15を送り移動(上
昇)させるようにしても良い。取付台15と砥石台28
とを左右の位置関係をもって設け、一方を送り移動させ
る構成としても良い。円盤状砥石32による切断は電解
液中で行っても良い。図6に示すように金属シートを巻
回して絶縁材を兼ねる接着剤43で固めた1個のコイル
44をコイルブロック45としてこれを切断対象物とし
ても良い。コイルブロックは中空でなくとも良い。この
ときには、コイルブロックを両側からチャック(取付
部)で挟み付けるように構成すれば良い。歯付きプーリ
20、歯付きベルト21等はモータの回転を芯軸24に
伝達する伝動機構を構成するが、モータに芯軸24を直
結するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコイルブロ
ックの切断方法および切断装置では、高速回転する円盤
状砥石により切断する構成としたので、コイルブロック
の切断に要する時間を短縮することができる。また、油
性の液を用いずとも済む。この場合、コイルブロックも
回転するようにした場合には、コイルブロックに対する
円盤状砥石の接触面積が小さい状態で切削するので、円
盤状砥石に加わる切削抵抗が小さくなる。
【0037】コイルを電解するようにした場合には、一
層短時間で切断を完了できると共に、円盤状砥石による
切断によって生じたコイルのばりを除去できる。このと
き、コイルの切断完了前に一旦送り移動を停止させるこ
とにより、遅い時期に切断された部分のばりも電解によ
り良好に除去できる。また、コイルに端子部を設け、こ
の端子部の完全切断前に送り移動を停止させるようにし
た場合には、コイルの巻回部分に生じたばりを最後に切
断された部分においても除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の斜視図
【図2】正面図
【図3】ワーク取付台の縦断正面図
【図4】砥石台の縦断正面図
【図5】切削途中の状態を示す断面図
【図6】コイルブロックの他の形態を示す側面図
【図7】従来の切断装置を示す斜視図
【符号の説明】
11はコイルブロック、12はコイル、13は樹脂層、
15はワーク取付台、18,19はチャック、24は芯
軸(取付部)、28は砥石台、29はスピンドル(回転
軸)、32は円盤状砥石、36は直流電源装置(直流電
圧印加装置)、41はノズル、42は電解液供給装置、
43は接着剤、44はコイル、45はコイルブロックで
ある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属シートを巻回してなるコイルを接着
    剤等により固めて得たコイルブロック、または金属シー
    トを巻回してなるコイルを複数個樹脂モールドして得た
    コイルブロックを切断する切断方法において、円盤状砥
    石を複数個並べて配置し、これら円盤状砥石を回転させ
    て前記コイルブロックを切断することを特徴とするコイ
    ルブロックの切断方法。
  2. 【請求項2】 金属シートを巻回してなるコイルを接着
    剤等により固めて得たコイルブロック、または金属シー
    トを巻回してなるコイルを複数個樹脂モールドして得た
    コイルブロックを取り付ける取付部と、 回転軸に取り付けられた複数個の円盤状砥石とを具備
    し、 前記回転軸により円盤状砥石を回転させながら、該回転
    軸および前記取付部のうちの一方を他方に接近する方向
    に送り移動させることにより、前記円盤状砥石によって
    前記コイルブロックを切断する構成にしてなるコイルブ
    ロックの切断装置。
  3. 【請求項3】 取付部を回転可能に構成し、円盤状砥石
    によるコイルブロックの切断時に前記取付部によりコイ
    ルブロックを回転させることを特徴とする請求項2記載
    のコイルブロックの切断装置。
  4. 【請求項4】 電解液供給装置および直流電圧印加装置
    を設け、円盤状砥石によるコイルブロックの切断時に、
    円盤状砥石とコイルとの間に前記直流電圧印加装置によ
    り直流電圧を印加しつつ前記電解液供給装置により切断
    部分に電解液を供給してコイルを電解する構成にしたこ
    とを特徴とする請求項2または3記載のコイルブロック
    の切断装置。
  5. 【請求項5】 取付部および回転軸のうち送り移動され
    る側は、コイルの切断完了前に一旦送り移動を停止し、
    その後切断送り移動を再開してコイルブロックの切断を
    完了するように構成されていることを特徴とする請求項
    4記載のコイルブロックの切断装置。
  6. 【請求項6】 コイルは円盤状砥石による切断完了側に
    端子部を有し、取付部および回転軸のうち送り移動され
    る側がコイルの切断完了前に送り移動を一旦停止する時
    点は、コイル巻回部分が円盤状砥石により切断された後
    であって端子部の切断完了前の時点となるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載のコイルブロッ
    クの切断装置。
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