JPH08191982A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH08191982A
JPH08191982A JP7004094A JP409495A JPH08191982A JP H08191982 A JPH08191982 A JP H08191982A JP 7004094 A JP7004094 A JP 7004094A JP 409495 A JP409495 A JP 409495A JP H08191982 A JPH08191982 A JP H08191982A
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washing
water
clothes
pulsator
cleaning
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Katsuhiko Sumiya
勝彦 角谷
Toshinari Matsumoto
俊成 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 布傷み・縮み・型くずれ・からみ等の極めて
少ないおしゃれ着洗浄と通常の洗浄の両方を可能とする
洗濯機の実現を目的としている。 【構成】 洗濯槽3と、洗濯槽3内に洗濯物を撹拌する
とともに洗浄を行う洗浄手段14と、洗浄手段14を駆
動する駆動部15とを備え、洗浄手段14は駆動部15
と連結あるいは回転摺動自在としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭で使用される衣類の
洗浄を行う洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機の構成を添付の図28に基
づいて説明する。図において、1は洗濯機の本体、2は
洗濯水を溜める洗濯槽、3は高速回転を行うことにより
衣類の脱水を行う洗濯槽2内に設けた脱水槽、4は脱水
槽3の底部に配設された洗濯手段すなわちパルセータで
あり、パルセータ裏面には循環水流を発生させる羽根5
を形成している。6は洗濯水を洗濯物上部に向けてシャ
ワー状に吐出させる脱水槽3の上部に設けた吐出口であ
る。7は伝達機構であり、内部に洗濯時にパルセータ4
の回転を所定の回転に減速する減速ギアと、洗濯行程・
脱水行程に応じパルセータ4または脱水槽3への回転駆
動伝達を切り換えるクラッチと、脱水槽3の回転を減速
するブレーキを内蔵している。8は上記洗濯槽2の底部
に設けたモータ、9、10はそれぞれモータ側プーリ、
伝達機構側プーリであり、ベルト11を介してモータ8
の動力を伝達する。12は水道に接続され洗濯槽2に洗
濯水を給水制御するする給水手段すなわち給水弁であ
り、13は洗濯槽2に給水する経路途中に設けた洗剤入
れである。
【0003】以上のように構成された従来の洗濯機の洗
濯について、その動作を以下に簡単に説明する。洗濯機
の使用者は、まず脱水槽3に洗濯物(図示せず)を投入
し、次に洗濯物の量に応じた洗剤を洗剤入れ13に入
れ、その後洗濯機のスタートスイッチを押し洗濯を開始
する。この後、給水弁12が開き給水を始めるが、給水
される洗濯水は給水経路途中にある洗剤入れ13内の洗
剤を洗濯槽2内に流し込む。所定の量の給水が終わった
後、パルセータ4が回転駆動され洗濯物を転動させると
ともに羽根5のポンプ作用により洗濯水は循環され吐出
口6からシャワー状となって洗濯物にかけられる。これ
により、投入された洗剤は素早く溶解するとともにシャ
ワーが洗濯物に作用し高い洗浄性能を得ている。洗浄を
行った後、すすぎ、脱水を行い洗濯を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の洗濯機で
は、パルセータ4の高速回転により洗濯物を転動させ、
洗濯物に大きな機械力を与えることにより洗浄を行って
いる。これによって洗濯物の汚れは効率的に落ち、洗浄
効率の高い洗濯機を提供することができる。
【0005】しかし、衣類の種類によっては、傷み・か
らみが極めて大きくなり、ウール等のデリケートな素材
の衣類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着洗
浄には適切でなかった。近年このような衣類の洗濯方法
として、少量の洗濯物に対しての大量の洗濯水を用い前
記パルセータ4を低速回転駆動することにより、パルセ
ータ4が洗濯物へ与える機械力をやわらげる洗濯方式を
採用した洗濯機が実現されている。しかしながらこのよ
うな洗浄方式では、1.2kg程度の少量の洗濯物に対
して52リットル程度の大量の洗濯水が必要になるとと
もに洗濯物の量に対して極めて多量の洗剤を必要とし、
またパルセータ4が低速といえども回転しているため洗
濯物への機械的な力の作用は避けがたく、布傷み・縮み
・型くずれ・からみ等の面で問題があった。
【0006】本発明は、ウール等のデリケートな素材の
衣類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着洗浄
において、布傷み・縮み・型くずれ・からみ等の無い衣
類に優しい洗浄を行うとともに節水・節洗剤を可能とす
るおしゃれ着洗浄方式と通常の洗浄方式両方を実現する
洗濯機の提供を第1の目的とする。
【0007】第2の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、両者を簡単に切り替
え可能とする洗濯機を提供することである。
【0008】第3の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
洗浄性能の高い洗濯機を提供することである。
【0009】第4の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
布傷み・縮み等の少ない洗濯機を提供することである。
【0010】第5の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
洗浄性能がよりいっそう高い洗濯機を提供することであ
る。
【0011】第6の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
洗浄性能がさらに高い洗濯機を提供することである。
【0012】第7の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
洗浄性能がさらに高い洗濯機を提供することである。
【0013】第8の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
洗浄性能がさらによりいっそう高い洗濯機を提供するこ
とである。
【0014】第9の目的はおしゃれ着洗浄方式と通常の
洗浄方式両方を実現するとともに、おしゃれ着洗浄時の
洗浄性能がさらによりいっそう高くかつ布傷み・縮み等
の少ない洗濯機を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の手段は、洗濯水を溜めるととも
に洗濯物を収容する洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌
するとともに洗浄を行う洗浄手段と、前記洗浄手段を駆
動する駆動部とを備え、前記洗浄手段は駆動部と連結あ
るいは回転摺動自在としたものである。
【0016】また第2の目的を達成するために第2の手
段は、洗浄手段は駆動部と連結あるいは回転かつ上下摺
動自在とし、洗浄手段と駆動部には回転を伝える回転連
結部を設け、前記洗浄手段を上下させることにより回転
連結部を介し洗浄手段と駆動部と連結あるいは回転摺動
自在としたものである。
【0017】第3の目的を達成するために第3の手段
は、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を循環する循環ポ
ンプと、前記洗浄手段および循環ポンプを駆動する駆動
部とを備え、前記循環ポンプは駆動部と連結し、洗浄手
段は駆動部もしくは循環ポンプと連結あるいは回転摺動
自在としたものである。
【0018】第4の目的を達成するために第4の手段
は、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を循環する循環ポ
ンプと、前記洗浄手段および循環ポンプを駆動する駆動
部とを備え、前記循環ポンプは駆動部と連結し、洗浄手
段は駆動部もしくは循環ポンプと連結あるいは回転摺動
自在とし、前記洗浄手段が駆動部と回転摺動自在時に前
記洗浄手段を強制回転停止させる回転停止手段を設けた
ものである。
【0019】第5の目的を達成するために第5の手段
は、洗浄手段下部に洗濯水を作動流体として洗浄手段と
流体結合する流体羽根と、前記洗浄手段および流体羽根
を駆動する駆動部とを備え、前記流体羽根は駆動部と連
結し、洗浄手段は駆動部もしくは流体羽根と連結あるい
は回転摺動自在としたものである。
【0020】第6の目的を達成するために第6の手段
は、洗浄手段下部に洗濯水を作動流体として洗浄手段と
流体結合する流体羽根と、前記洗浄手段および流体羽根
を駆動する駆動部とを備え、前記洗浄手段は駆動部もし
くは流体羽根と連結あるいは回転かつ上下摺動自在とし
たものである。
【0021】第7の目的を達成するために第7の手段
は、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を循環する循環ポ
ンプ機能と洗濯水を作動流体として洗浄手段と流体結合
する機能を有する回転体と、前記洗浄手段および回転体
を駆動する駆動部とを備え、前記回転体は駆動部と連結
し、洗浄手段は駆動部もしくは回転体と連結あるいは回
転摺動自在としたものである。
【0022】第8の目的を達成するために第8の手段
は、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を循環する循環ポ
ンプ機能と洗濯水を作動流体として洗浄手段と流体結合
する機能を有する回転体と、前記洗浄手段および回転体
を駆動する駆動部とを備え、前記回転体は駆動部と連結
し、洗浄手段は駆動部もしくは回転体と連結あるいは回
転かつ上下摺動自在としたものである。
【0023】第9の目的を達成するために第9の手段
は、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を循環する循環ポ
ンプ機能と洗濯水を作動流体として洗浄手段と流体結合
する機能を有する回転体と、前記洗浄手段および回転体
を駆動する駆動部とを備え、前記回転体は駆動部と連結
し、洗浄手段は駆動部もしくは回転体と連結あるいは回
転かつ上下摺動自在とし、前記洗浄手段が駆動部と回転
摺動自在時に洗浄手段を強制回転停止させる回転停止手
段を設けたものである。
【0024】
【作用】本発明の第1の手段により、洗浄手段と駆動部
とを連結状態とすれば従来の洗濯機と同様の綿や化学繊
維素材の一般衣類等の標準的な洗浄が可能となる。また
洗浄手段と駆動部とを非連結状態とし洗浄手段を駆動部
と回転摺動自在とすれば、洗浄手段の回転は非常に穏や
かとなりウール等のデリケートな素材の衣類や型くずれ
の生じ易いブラウス等のおしゃれ着等の衣類に対する機
械力すなわち物理力は極めて小さくすることが可能とな
る。これにより布傷み・縮み・型くずれ・からみ等の極
めて少ない洗浄が可能となる。また洗浄手段への衣類の
接触も気にする必要がなくなり洗濯に必要な水量は衣類
が浸る程度で済み、極めて少量の洗濯水で洗浄が可能と
なるとともに洗剤使用量も極めて少量で洗浄することが
できる。
【0025】第2の手段により、洗浄手段と駆動部に設
けた連結部、一例として片方は凸部を設け一方は凹部を
設けた連結部への嵌合を、洗浄手段を上下移動させるこ
とにより両者を連結状態あるいは非連結状態とに切り換
え可能となる。これにより、おしゃれ着洗浄方式と通常
の洗浄方式両方を簡単に切り換え可能とすることができ
る。
【0026】第3の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転摺動自在とすれ
ば洗浄手段の回転を非常に穏やかとすることができ、一
方循環ポンプは駆動部と連結しているため高速回転を行
い洗濯水を洗濯槽内へ吐出循環させることが可能とな
る。このため衣類の動きを皆無としながらも循環水流に
より衣類を通過する水流を生じさせることができ、衣類
に優しい洗浄を行うことができるとともに洗浄性能の高
いおしゃれ着洗浄を実現することが可能となる。
【0027】第4の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転摺動自在とした
とき、回転停止手段により洗浄手段の回転を強制回転停
止することにより衣類の動きなくすことができ、衣類に
対する傷み・縮み・型くずれ・からみ等を極めて小さく
することが可能となる。一方循環ポンプは駆動部と連結
しているため高速回転を行い洗濯水を洗濯槽内へ吐出循
環させることが可能となり、循環水流により衣類を通過
する水流を生じさせ、さらに洗剤の溶解を早めることが
でき、衣類に極めて優しい洗浄を行うことができるとと
もに洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現することが可
能となる。
【0028】第5の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転摺動自在とした
とき、流体羽根は駆動部と連結しているため高速回転を
行い洗濯手段と流体羽根間の洗濯水には回転水流が生じ
る。この回転水流により洗浄手段を穏やかにかつ確実に
回転させることができ、衣類に対する傷み・縮み・型く
ずれ・からみ等の少ない洗浄が可能となる。さらに洗浄
手段の回転力は回転流体によるため、衣類の量が多量の
時等洗浄手段に衣類が接触する機会が多い時は、洗浄手
段の回転を極めて低速となり、どのような衣類の時でも
優しい洗浄を行うことができるとともに洗浄性能の高い
おしゃれ着洗浄を実現することが可能となる。
【0029】第6の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転および上下摺動
自在としたとき、流体羽根は駆動部と連結しているため
高速回転を行い洗濯手段と流体羽根間の洗濯水には回転
水流が生じる。この回転水流により洗浄手段を穏やかに
回転させるとともに吸引力により上下方向の動きを実現
することができ、衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・
からみ等の少ない洗浄が可能となるとともに洗浄手段の
上下方向の動きにより洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を
実現することができる。さらに洗浄手段の回転力は回転
流体によるため、衣類の量が多量の時等洗浄手段に衣類
が接触する機会が多い時は、洗浄手段の回転を極めて低
速とすることができ、どのような衣類の時でも衣類に優
しい洗浄を行うことが可能となる。
【0030】第7の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転摺動自在とした
とき、回転体は駆動部と連結しているため高速回転を行
い流体結合機能により洗濯手段と回転体間の洗濯水には
回転水流が生じ、この回転水流により洗浄手段を穏やか
に回転させることができ、衣類に対する傷み・縮み・型
くずれ・からみ等の少ない洗浄が可能となる。さらに、
洗浄手段の回転力は回転流体によるため、衣類の量が多
量の時等洗浄手段に衣類が接触する機会が多い時は、洗
浄手段の回転を極めて低速とすることができ、どのよう
な衣類の時でも衣類に優しい洗浄を行うことができる。
さらに回転体に設けた循環ポンプ機能により洗濯水を洗
濯槽内へ吐出循環することができ、循環水流により衣類
を通過する水流を生じさ、さらに洗剤の溶解を早めるこ
とができる。これにより衣類に極めて優しい洗浄を行う
ことができるとともに洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を
実現することが可能となる。
【0031】第8の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転及び上下摺動自
在としたとき、回転体は駆動部と連結しているため高速
回転を行い流体結合機能により洗濯手段と回転体間の洗
濯水には回転水流が生じ、この回転水流により洗浄手段
を穏やかに回転させるとともに上下方向の動きを実現す
ることができ、衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・か
らみ等の少ない洗浄が可能となるとともに洗浄手段の上
下方向の動きにより洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実
現することができる。また、洗浄手段の回転力は回転流
体によるため、衣類の量が多量の時等洗浄手段に衣類が
接触する機会が多い時は、洗浄手段の回転を極めて低速
とすることができ、どのような衣類の時でも衣類に優し
い洗浄を行うことができる。さらに回転体に設けた循環
ポンプ機能により洗濯水を洗濯槽内へ吐出循環すること
ができ、循環水流により衣類を通過する水流を生じさせ
ることができ、さらに洗剤の溶解を早めることができ
る。これにより衣類に極めて優しい洗浄を行うことがで
きるとともに洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現する
ことが可能となる。
【0032】第9の手段により、洗浄手段と駆動部とを
非連結状態とし洗浄手段を駆動部と回転及び上下摺動自
在としたとき、回転体は駆動部と連結しているため高速
回転を行い流体結合機能により洗濯手段と回転体間の洗
濯水には回転水流が生じる。洗浄手段と駆動部とを非連
結状態とし洗浄手段を駆動部と回転摺動自在としたと
き、回転停止手段により洗浄手段の回転を強制回転停止
するとともに、前記の回転水流の吸引力により洗浄手段
を上下方向の動きを実現することができる。これによ
り、衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・からみ等をな
くすことが可能となり、また洗浄手段の上下方向の動き
により洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現することが
できる。さらに回転体に設けた循環ポンプ機能により洗
濯水を洗濯槽内へ吐出循環することができ、循環水流に
より衣類を通過する水流を生じさせることができ、さら
に洗剤の溶解を早めることができる。これにより衣類に
極めて優しい洗浄を行うことができるとともに洗浄性能
の高いおしゃれ着洗浄を実現することが可能となる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の第1の手段の実施例を図1に
基づいて説明する。ここで、従来例と同様の構成のもの
は同一番号を付し詳細な説明を省略する。1は本体、2
は洗濯槽、3は脱水槽、7は伝達機構、8は上記洗濯槽
2の底部に設けたモータ、9はモータ側プーリ、10は
伝達機構側プーリ、11はベルト、12は給水弁であ
る。13は洗濯槽2に給水する経路途中に設けた洗剤入
れである。14は洗浄手段すなわちパルセータであり、
15はモータ8の回転駆動力を伝達機構7を介して伝え
る駆動部すなわち駆動軸である。駆動軸15にはパルセ
ータ14と噛み合う嵌合凸部16を有する嵌合ナット1
7を設け、嵌合ナット17を回転させることにより嵌合
ナット17が上下する構成としている。パルセータ14
には嵌合ナット17の嵌合凸部16と噛み合う嵌合凹部
18を設けている。またパルセータ14は駆動軸15と
摺動部19で回転摺動可能としている。
【0034】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、嵌合ナット17を回し下方に移
動させ嵌合凸部16とパルセータ14の嵌合凹部18を
連結し、駆動軸15とパルセータ14とを一体とする。
このときは全く通常の全自動洗濯機として洗浄、すす
ぎ、脱水が行える。
【0035】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、嵌合ナット17を逆方向に回し上方に移
動させ嵌合凸部16とパルセータ14の嵌合凹部18を
非連結とし、駆動軸15とパルセータ14とを回転摺動
自在とする。本実施例では1.2kg程度のおしゃれ着
を脱水槽3に入れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗
剤を上記洗剤入れ13内へ投入する。その後給水弁12
に通電し、洗剤入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ
給水する。本実施例では26リットル程度の給水を行
う。このとき、パルセータ14に伝わる回転駆動力は摺
動部19での駆動軸15との摩擦力だけとなり、パルセ
ータ14の回転は非常に穏やかとなり、ウール等のデリ
ケートな素材の衣類や型くずれの生じ易いブラウス等の
おしゃれ着等の衣類に対する機械力すなわち物理力は極
めて小さくすることができる。これにより布傷み・縮み
・型くずれ・からみ等の極めて少ない洗浄が可能とな
る。またパルセータ14への衣類の接触も気にする必要
がなくなり洗濯に必要な水量は衣類が浸る程度で済み、
従来の洗濯機での低機械力洗浄方式では洗濯水量が52
リットル程度必要であったのに対し、本実施例では26
リットル程度と約半分の極めて少量の洗濯水で洗浄が可
能となるとともに洗剤使用量も極めて少量で洗浄するこ
とができる。
【0036】次に第2の実施例について図2、図3、図
4に基づいて説明する。20は洗浄手段すなわちパルセ
ータであり、21はモータ8の回転駆動力を伝達機構7
を介して伝える駆動部すなわち駆動軸である。駆動軸2
1にはパルセータ20と噛み合う駆動軸嵌合部22を設
け、パルセータ20には駆動軸21の駆動軸嵌合部22
と噛み合うパルセータ嵌合部23を設けている。パルセ
ータ20は駆動軸21に対して摺動部25で回転かつ上
下摺動可能としている。24は移動ナットであり、移動
ナット24を回転させることによりバネ26で上方に付
勢したパルセータ20を上下自在としている。
【0037】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、移動ナット24を回し下方に移
動させ駆動軸嵌合部22とパルセータ嵌合部23を連結
し、図4のように駆動軸21とパルセータ20とを一体
とする。このときは全く通常の全自動洗濯機として洗
浄、すすぎ、脱水が行える。
【0038】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、移動ナット24を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図3のように駆動軸21とパルセー
タ20とを摺動部25で回転摺動自在とする。本実施例
では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽3に入れ、そ
の洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記洗剤入れ13
内へ投入する。その後給水弁12に通電し、洗剤入れ1
3内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水する。本実施例で
は26リットル程度の給水を行う。このとき、パルセー
タ20に伝わる回転駆動力はパルセータ20の摺動部2
5と駆動軸21との摩擦力だけとなり、パルセータ20
の回転は非常に穏やかとなり、ウール等のデリケートな
素材の衣類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ
着等の衣類に対する機械力すなわち物理力は極めて小さ
くすることができる。これにより布傷み・縮み・型くず
れ・からみ等の極めて少ない洗浄が可能となる。またパ
ルセータ20への衣類の接触も気にする必要がなくなり
洗濯に必要な水量は衣類が浸る程度で済み、従来の洗濯
機での低機械力洗浄方式では洗濯水量が52リットル程
度必要であったのに対し、本実施例では26リットル程
度と約半分の極めて少量の洗濯水で洗浄が可能となると
ともに洗剤使用量も極めて少量で洗浄することができ
る。このように、通常洗浄とパルセータの回転摺動自在
とを極めて容易な操作で切り換えが可能となる。
【0039】次に第3の実施例について図5、図6、図
7に基づいて説明する。26は洗浄手段すなわちパルセ
ータであり、27はモータ8の回転駆動力を伝達機構7
を介して伝える駆動部すなわち駆動軸である。28は循
環ポンプであり、駆動軸27と連結している。29は循
環ポンプ28で送られる洗濯水の通水路であり、上部に
は吐出口30を設けている。循環ポンプ28にはパルセ
ータ26と噛み合う循環ポンプ嵌合部31を設け、パル
セータ26には循環ポンプ28と噛み合うパルセータ嵌
合部32を設けている。パルセータ26は駆動軸27に
対して駆動軸27に設けた摺動部33で回転かつ上下摺
動可能としている。34は移動ナットであり、移動ナッ
ト34を回転させることによりバネ35で上方に付勢し
たパルセータ26を上下する構成としている。
【0040】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、移動ナット34を回し下方に移
動させ循環ポンプ嵌合部31とパルセータ嵌合部32を
連結し、図7に示すように循環ポンプ28とパルセータ
26とを一体とする。このとき、駆動軸27が回転する
と循環ポンプ28およびパルセータ26が一体で回転す
る。循環ポンプ28の作用により、洗濯水は通水路29
を通り吐出口30よりシャワー状に衣類上にかけられ、
この上下の水流により効果的な洗浄を行うことができ
る。
【0041】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、移動ナット34を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図6に示すように循環ポンプ28と
パルセータ26とを摺動部33で回転摺動自在とする。
本実施例では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽3に
入れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記洗剤
入れ13内へ投入する。その後給水弁12に通電し、洗
剤入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水する。本
実施例では26リットル程度の給水を行う。このとき、
パルセータ26に伝わる回転駆動力はパルセータ26の
摺動部33と駆動軸27との摩擦力だけとなり、パルセ
ータ26の回転は非常に穏やかとなり、ウール等のデリ
ケートな素材の衣類や型くずれの生じ易いブラウス等の
おしゃれ着等の衣類に対する機械力すなわち物理力は極
めて小さくすることができる。これにより布傷み・縮み
・型くずれ・からみ等の極めて少ない洗浄が可能とな
る。また循環ポンプ28は駆動軸27と連結しているた
め高速で回転し、洗濯水は通水路29を通り吐出口30
よりシャワー状に吐出する循環が可能となる。このよう
にパルセータ26がほとんど回転しない状態でも、衣類
上への循環シャワーの供給が可能となり、衣類の動きを
皆無としながらも循環水流により衣類を通過する水流を
生じさせ、さらに洗剤の溶解を早めることができ、衣類
に優しい洗浄を行うことができるとともに洗浄性能の高
いおしゃれ着洗浄を実現することが可能となる。さらに
はパルセータ26への衣類の接触も気にする必要がなく
なり洗濯に必要な水量は衣類が浸る程度で済み、従来の
洗濯機での低機械力洗浄方式では洗濯水量が52リット
ル程度必要であったのに対し、本実施例では26リット
ル程度と約半分の極めて少量の洗濯水で洗浄が可能とな
るとともに洗剤使用量も極めて少量で洗浄することがで
きる。
【0042】次に第4の実施例について図8、図9、図
10、図11に基づいて説明する。36は洗浄手段すな
わちパルセータであり、37はモータ8の回転駆動力を
伝達機構7を介して伝える駆動部すなわち駆動軸であ
る。38は循環ポンプであり、駆動軸37と連結してい
る。39は循環ポンプ38で送られる洗濯水の通水路で
あり、上部には吐出口40を設けている。循環ポンプ3
8にはパルセータ36と噛み合う循環ポンプ嵌合部41
を設け、パルセータ36には循環ポンプ38と噛み合う
パルセータ嵌合部42を設けている。パルセータ36は
駆動軸37に対して摺動部43で回転かつ上下摺動可能
としている。44は移動ナットであり、移動ナット44
を回転させることによりバネ45で上方に付勢したパル
セータ36を上下する構成としている。46はパルセー
タ36が駆動軸37と回転摺動自在時に、パルセータ3
6の回転を強制的に止める回転停止手段である。
【0043】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、移動ナット44を回し下方に移
動させ循環ポンプ嵌合部41とパルセータ嵌合部42を
連結し、図10に示すように循環ポンプ38とパルセー
タ36とを一体とする。このとき、駆動軸37が回転す
ると循環ポンプ38およびパルセータ36が一体で回転
し、回転停止手段46はパルセータ36の回転を阻害す
ることがない。循環ポンプ38の作用により、洗濯水は
通水路39を通り吐出口40よりシャワー状に衣類上に
かけられ、この上下の水流により効果的な洗浄を行うこ
とができる。
【0044】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、移動ナット44を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図9に示すように循環ポンプ38と
パルセータ36とを摺動部43で回転摺動自在とする。
このとき、パルセータ36に設けた切り欠き部が回転停
止手段46と噛み合いパルセータ36の回転は停止す
る。本実施例では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽
3に入れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記
洗剤入れ13内へ投入する。その後給水弁12に通電
し、洗剤入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水す
る。本実施例では20リットル程度の給水を行う。この
とき、パルセータ36は回転停止手段46により回転停
止しているため、ウール等のデリケートな素材の衣類や
型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等の衣類に
対する機械力すなわち物理力は皆無となる。これにより
布傷み・縮み・型くずれ・からみ等の皆無な洗浄が可能
となる。また循環ポンプ28は駆動軸27と連結してい
るため高速で回転し、洗濯水は通水路39を通り吐出口
40よりシャワー状に吐出する循環が可能となる。この
ようにパルセータ36の回転が停止した状態でも、衣類
上への循環シャワーの供給が可能となり、衣類の動きを
皆無としながらも循環水流により衣類を通過する水流を
生じさ、さらに洗剤の溶解を早めることができ、衣類に
優しい洗浄を行うことができるとともに洗浄性能の高い
おしゃれ着洗浄を実現することが可能となる。特に毛糸
のセーターなど極端に機械力に弱く毛玉の生じやすい衣
類は、循環シャワーにより洗濯水は十分に衣類へ浸透す
ると同時に、循環ポンプによる下方への洗濯水の引き込
みにより衣類へ圧力が生じ、押し洗いの効果も期待でき
る。さらにはパルセータ36への衣類の接触をまったく
気にする必要がなくなり洗濯に必要な水量は衣類が浸る
程度で済み、従来の洗濯機での低機械力洗浄方式では洗
濯水量が52リットル程度必要であったのに対し、本実
施例では20リットル程度と約半分以下の極めて少量の
洗濯水で洗浄が可能となるとともに洗剤使用量も極めて
少量で洗浄することができる。
【0045】次に第5の実施例について図12、図1
3、図14に基づいて説明する。47は洗浄手段すなわ
ちパルセータであり、48はモータ8の回転駆動力を伝
達機構7を介して伝える駆動部すなわち駆動軸である。
49はパルセータ47の下部に設けた駆動軸48と連結
する流体羽根であり、流体羽根49の回転によりパルセ
ータ47との間の洗濯水の回転水流を作り、この回転水
流によりパルセータ47を低速回転駆動するものであ
る。50は駆動軸48に設けたパルセータ47と噛み合
う嵌合凸部51を有する嵌合ナットであり、パルセータ
47には駆動軸48の嵌合凸部51と噛み合う嵌合凹部
52を設けている。嵌合ナット50を回転させることに
より嵌合ナット50を上下させ、パルセータ47と駆動
軸48とを連結させる構成としている。またパルセータ
47は駆動軸48と摺動部53で回転摺動可能としてい
る。
【0046】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、嵌合ナット50を回し下方に移
動させ嵌合凸部51と嵌合凹部52を連結し、図14に
示すように流体羽根49とパルセータ47とを一体とす
る。このとき、駆動軸48が回転すると流体羽根49お
よびパルセータ47が一体で回転する。このときは全く
通常の全自動洗濯機として洗浄、すすぎ、脱水が行え
る。
【0047】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、嵌合ナット50を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図13に示すようにパルセータ47
は摺動部53で回転摺動自在とする。本実施例では1.
2kg程度のおしゃれ着を脱水槽3に入れ、その洗濯物
の量に応じて所定量の洗剤を上記洗剤入れ13内へ投入
する。その後給水弁12に通電し、洗剤入れ13内の洗
剤とともに洗濯槽2内へ給水する。本実施例では26リ
ットル程度の給水を行う。このとき、パルセータ47と
駆動軸48とは非連結状態であり、駆動軸48と連結し
ている流体羽根49は高速回転を行っているため、パル
セータ47と流体羽根49間の洗濯水には回転水流が生
じる。この回転水流によりパルセータ47を穏やかに確
実にかつ回転させることができ、衣類に対する傷み・縮
み・型くずれ・からみ等の少ない洗浄が可能となる。さ
らにパルセータ47の回転力は回転流体によるため、衣
類の量が多量の時等パルセータ47に衣類が接触する機
会が多い時は、パルセータ47の回転は極めて低速とな
り、どのような量あるいはどのような種類の衣類の時で
も優しい洗浄を行うことができるとともに洗浄性能の高
いおしゃれ着洗浄の実現が可能となる。さらにはパルセ
ータ47への衣類の接触も気にする必要がなくなり洗濯
に必要な水量は衣類が浸る程度で済み、従来の洗濯機で
の低機械力洗浄方式では洗濯水量が52リットル程度必
要であったのに対し、本実施例では26リットル程度と
約半分の極めて少量の洗濯水で洗浄が可能となるととも
に洗剤使用量も極めて少量で洗浄することができる。
【0048】次に第6の実施例について図15、図1
6、図17に基づいて説明する。54は洗浄手段すなわ
ちパルセータであり、55はモータ8の回転駆動力を伝
達機構7を介して伝える駆動部すなわち駆動軸である。
56はパルセータ54の下部に設けた駆動軸55と連結
する流体羽根であり、流体羽根56の回転によりパルセ
ータ54との間の洗濯水の回転水流を作り、この回転水
流によりパルセータ54を低速回転駆動するものであ
る。流体羽根56にはパルセータ54と噛み合う流体羽
根嵌合部57を設け、パルセータ54には流体羽根嵌合
部57と噛み合うパルセータ嵌合部58を設けている。
パルセータ54は駆動軸55に対して摺動部59で回転
かつ上下摺動可能としている。60は移動ナットであ
り、移動ナット60を回転させることによりバネ61で
上方に付勢したパルセータ54を上下する構成としてい
る。
【0049】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、移動ナット61を回し下方に移
動させ流体羽根嵌合部57とパルセータ嵌合部58を連
結し、図17のように駆動軸55と流体羽根56とパル
セータ54とを一体とする。このときは全く通常の全自
動洗濯機として洗浄、すすぎ、脱水が行える。
【0050】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、嵌合ナット60を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図16に示すようにパルセータ54
は摺動部59で回転摺動自在かつ上下摺動自在とする。
本実施例では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽3に
入れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記洗剤
入れ13内へ投入する。その後給水弁12に通電し、洗
剤入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水する。本
実施例では26リットル程度の給水を行う。このとき、
パルセータ54と駆動軸55とは非連結状態であり、駆
動軸55と連結している流体羽根56は高速回転を行っ
ているため、パルセータ54と流体羽根56間の洗濯水
には回転水流が生じる。この回転水流によりパルセータ
54を穏やかにかつ確実に回転させることができるとと
もに、流体羽根56の中央部には回転水流の吸い込みに
よる低圧力状態となり、この吸引力により上下摺動可能
なパルセータ54を上下運動可能となる。すなわち流体
羽根56を回転、停止と間欠駆動することにより、流体
羽根56が回転中はパルセータ54が吸引力により下方
に移動し、停止中はバネ61の力により上方へ移動し、
この繰り返しによりパルセータ54を上下運動させるこ
とができる。これにより、洗濯水の上下方向の水流を作
ることが可能となり、押し洗いの効果が期待でき、衣類
に対する傷み・縮み・型くずれ・からみ等が少なく、か
つ洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄が可能となる。さらに
パルセータ54の回転力は回転流体によるため、衣類の
量が多量の時等パルセータ54に衣類が接触する機会が
多い時は、パルセータ54の回転を極めて低速となり、
どのような量あるいはどのような種類の衣類の時でも優
しい洗浄を行うことができる。さらにはパルセータ54
への衣類の接触も気にする必要がなくなり洗濯に必要な
水量は衣類が浸る程度で済み、従来の洗濯機での低機械
力洗浄方式では洗濯水量が52リットル程度必要であっ
たのに対し、本実施例では26リットル程度と約半分の
極めて少量の洗濯水で洗浄が可能となるとともに洗剤使
用量も極めて少量で洗浄することができる。
【0051】次に第7の実施例について図18、図1
9、図20に基づいて説明する。62は洗浄手段すなわ
ちパルセータであり、63はモータ8の回転駆動力を伝
達機構7を介して伝える駆動部すなわち駆動軸である。
64はパルセータ62の下部に設け、洗濯槽2内の洗濯
水を循環する循環ポンプ機能を有する循環ポンプ羽根6
5と洗濯水を作動流体としてパルセータ62と流体結合
する機能を有する流体羽根66とを備えた回転体であ
り、回転体64の回転によりパルセータ62との間の洗
濯水の回転水流を作り、この回転水流によりパルセータ
62を低速回転駆動するものである。67は循環ポンプ
羽根65で送られる洗濯水の通水路であり、上部には吐
出口68を設けている。69は駆動軸63に設けたパル
セータ62と噛み合う嵌合凸部70を有する嵌合ナット
であり、パルセータ62には駆動軸63の嵌合凸部70
と噛み合う嵌合凹部71を設けている。嵌合ナット69
を回転させることにより嵌合ナット69を上下させ、パ
ルセータ62と駆動軸63とを連結させる構成としてい
る。またパルセータ62は駆動軸63と摺動部72で回
転摺動可能としている。
【0052】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、嵌合ナット69を回し下方に移
動させ嵌合凸部70と嵌合凹部71を連結し、図20に
示すように回転体64とパルセータ62とを一体とす
る。このとき、駆動軸63が回転すると回転体64およ
びパルセータ62が一体で回転する。循環ポンプ羽根6
5の作用により、洗濯水は通水路67を通り吐出口68
よりシャワー状に衣類上にかけられ、この上下の水流に
より効果的な洗浄を行うことができる。この後通常の全
自動洗濯機と同様にすすぎ、脱水を行う。
【0053】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、嵌合ナット69を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図19に示すように回転体64とパ
ルセータ62とを摺動部72で回転摺動自在とする。本
実施例では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽3に入
れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記洗剤入
れ13内へ投入する。その後給水弁12に通電し、洗剤
入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水する。本実
施例では26リットル程度の給水を行う。このとき、パ
ルセータ62と駆動軸63とは非連結状態であり、駆動
軸63と連結している回転体64は高速回転を行ってい
るため、流体羽根66の作用によりパルセータ62と回
転体64間の洗濯水には回転水流が生じる。この回転水
流によりパルセータ62を穏やかにかつ確実に回転させ
ることができ、衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・か
らみ等の少ない洗浄が可能となる。さらに、循環ポンプ
羽根65が高速で回転し、洗濯水は通水路67を通り吐
出口68よりシャワー状に吐出する循環が可能となり、
衣類上への循環シャワーの供給により、衣類の動きを皆
無としながらも循環水流により衣類を通過する水流を生
じさせることができ、衣類に優しい洗浄を行うことがで
きるとともに洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現する
ことが可能となる。さらにパルセータ62の回転力は回
転流体によるため、衣類の量が多量の時等パルセータ6
2に衣類が接触する機会が多い時は、パルセータ62の
回転を極めて低速となり、どのような量あるいはどのよ
うな種類の衣類の時でも優しい洗浄を行うことができる
とともに洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄の実現が可能と
なる。さらにはパルセータ62への衣類の接触も気にす
る必要がなくなり洗濯に必要な水量は衣類が浸る程度で
済み、従来の洗濯機での低機械力洗浄方式では洗濯水量
が52リットル程度必要であったのに対し、本実施例で
は26リットル程度と約半分の極めて少量の洗濯水で洗
浄が可能となるとともに洗剤使用量も極めて少量で洗浄
することができる。
【0054】次に第8の実施例について図21、図2
2、図23に基づいて説明する。73は洗浄手段すなわ
ちパルセータであり、74はモータ8の回転駆動力を伝
達機構7を介して伝える駆動部すなわち駆動軸である。
75はパルセータ73の下部に設け、洗濯槽2内の洗濯
水を循環する循環ポンプ機能を有する循環ポンプ羽根7
6と洗濯水を作動流体としてパルセータ73と流体結合
する機能を有する流体羽根77とを備えた回転体であ
り、回転体75の回転によりパルセータ73との間の洗
濯水の回転水流を作り、この回転水流によりパルセータ
73を低速回転駆動するものである。78は循環ポンプ
羽根76で送られる洗濯水の通水路であり、上部には吐
出口79を設けている。回転体75にはパルセータ73
と噛み合う回転体嵌合部80を設け、パルセータ73に
は回転体嵌合部80と噛み合うパルセータ嵌合部81を
設けている。パルセータ73は駆動軸74に対して駆動
軸74に設けた摺動部82で回転かつ上下摺動可能とし
ている。83は移動ナットであり、移動ナット83を回
転させることによりバネ84で上方に付勢したパルセー
タ73を上下する構成としている。
【0055】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、移動ナット83を回し下方に移
動させ回転体75の回転体嵌合部81とパルセータ嵌合
部81を連結し、図23のように駆動軸74と回転体7
5とパルセータ73とを一体とする。このとき、駆動軸
74が回転すると回転体75およびパルセータ73が一
体で回転する。循環ポンプ羽根77の作用により、洗濯
水は通水路78を通り吐出口79よりシャワー状に衣類
上にかけられ、この上下の水流により効果的な洗浄を行
うことができる。この後通常の全自動洗濯機と同様にす
すぎ、脱水を行う。このときは全く通常の全自動洗濯機
として洗浄、すすぎ、脱水が行える。
【0056】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、嵌合ナット83を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図22に示すようにパルセータ73
を摺動部82で回転摺動自在かつ上下摺動自在とする。
本実施例では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽3に
入れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記洗剤
入れ13内へ投入する。その後給水弁12に通電し、洗
剤入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水する。本
実施例では26リットル程度の給水を行う。このとき、
パルセータ73と駆動軸74とは非連結状態であり、駆
動軸74と連結している回転体75は高速回転を行って
いるため、パルセータ73と流体羽根77間の洗濯水に
は回転水流が生じる。この回転水流によりパルセータ7
3を穏やかにかつ確実に回転させることができるととも
に、流体羽根77の中央部には回転水流の吸い込みによ
る低圧力状態となり、この吸引力により上下摺動可能な
パルセータ54を上下運動可能となる。すなわち回転体
75を回転、停止と間欠駆動することにより、回転体7
5が回転中はパルセータ73が吸引力により下方に移動
し、停止中はバネ84の力により上方へ移動し、この繰
り返しによりパルセータ73を上下運動させることがで
きる。これにより、洗濯水の上下方向の水流を作ること
が可能となり、衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・か
らみ等が少なく、かつ洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄が
可能となる。さらに、回転体75に設けた循環ポンプ羽
根77の作用により、洗濯水は通水路78を通り吐出口
79よりシャワー状に吐出する循環水流が発生し、衣類
上への循環シャワーの供給により、衣類の動きを皆無と
しながらも循環水流により衣類を通過する水流を生じさ
せることができ、衣類に優しい洗浄を行うことができる
とともによりいっそう洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を
実現することが可能となる。さらにパルセータ73の回
転力は回転流体によるため、衣類の量が多量の時等パル
セータ73に衣類が接触する機会が多い時は、パルセー
タ73の回転を極めて低速となり、どのような量あるい
はどのような種類の衣類の時でも優しい洗浄を行うこと
ができるとともに洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄の実現
が可能となる。さらにはパルセータ73への衣類の接触
も気にする必要がなくなり洗濯に必要な水量は衣類が浸
る程度で済み、従来の洗濯機での低機械力洗浄方式では
洗濯水量が52リットル程度必要であったのに対し、本
実施例では26リットル程度と約半分の極めて少量の洗
濯水で洗浄が可能となるとともに洗剤使用量も極めて少
量で洗浄することができる。
【0057】次に第9の実施例について図24、図2
5、図26、図27に基づいて説明する。85は洗浄手
段すなわちパルセータであり、86はモータ8の回転駆
動力を伝達機構7を介して伝える駆動部すなわち駆動軸
である。87はパルセータ85の下部に設け、洗濯槽2
内の洗濯水を循環する循環ポンプ機能を有する循環ポン
プ羽根88と洗濯水を作動流体としてパルセータ85と
流体結合する機能を有する流体羽根89とを備えた回転
体であり、回転体87の回転によりパルセータ85との
間の洗濯水の回転水流を作り、この回転水流によりパル
セータ85を低速回転駆動するものである。90は循環
ポンプ羽根88で送られる洗濯水の通水路であり、上部
には吐出口91を設けている。回転体87にはパルセー
タ85と噛み合う回転体嵌合部92を設け、パルセータ
85には回転体嵌合部92と噛み合うパルセータ嵌合部
93を設けている。パルセータ85は駆動軸86に対し
て駆動軸86に設けた摺動部94で回転かつ上下摺動可
能としている。95は移動ナットであり、移動ナット9
5を回転させることによりバネ96で上方に付勢したパ
ルセータ85を上下する構成としている。97はパルセ
ータ85が駆動軸86と回転摺動自在時に、パルセータ
85の回転を強制的に止める回転停止手段である。
【0058】以下に本実施例の動作を説明する。通常の
衣類を洗濯する場合は、移動ナット95を回し下方に移
動させ回転体87の回転体嵌合部92とパルセータ嵌合
部93を連結し、図26のように駆動軸86と回転体8
7とパルセータ85とを一体とする。このとき、駆動軸
86が回転すると回転体87およびパルセータ85が一
体で回転し、回転停止手段97によりパルセータ85の
回転を阻害することはない。循環ポンプ羽根88の作用
により、洗濯水は通水路90を通り吐出口91よりシャ
ワー状に衣類上にかけられ、この上下の水流により効果
的な洗浄を行うことができる。この後通常の全自動洗濯
機と同様にすすぎ、脱水を行う。このときは全く通常の
全自動洗濯機として洗浄、すすぎ、脱水が行える。
【0059】つぎに、ウール等のデリケートな素材の衣
類や型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等を洗
濯する場合は、移動ナット95を逆方向に回し上方に移
動させ非連結とし、図25に示すようにパルセータ85
を摺動部94で回転摺動自在かつ上下摺動自在とする。
このとき、パルセータ85に設けた切り欠き部が回転停
止手段97と噛み合いパルセータ85の回転は停止す
る。本実施例では1.2kg程度のおしゃれ着を脱水槽
3に入れ、その洗濯物の量に応じて所定量の洗剤を上記
洗剤入れ13内へ投入する。その後給水弁12に通電
し、洗剤入れ13内の洗剤とともに洗濯槽2内へ給水す
る。本実施例では20リットル程度の給水を行う。この
とき、パルセータ85は回転停止手段97により回転停
止しているため、ウール等のデリケートな素材の衣類や
型くずれの生じ易いブラウス等のおしゃれ着等の衣類に
対する機械力すなわち物理力は皆無となる。これにより
布傷み・縮み・型くずれ・からみ等の皆無な洗浄が可能
となる。また、駆動軸86と連結している回転体87は
高速回転を行っているため、パルセータ85と流体羽根
89間の洗濯水には回転水流が生じる。この回転水流に
より流体羽根89の中央部には回転水流の吸い込みによ
る低圧力状態となり、この吸引力により上下摺動自在の
パルセータ85は上下運動を行う。すなわち回転体87
を回転、停止と間欠駆動することにより、回転体87が
回転中はパルセータ85が吸引力により下方に移動し、
停止中はバネ96の力により上方へ移動し、この繰り返
しによりパルセータ85を上下運動させることができ
る。これにより、洗濯水の上下方向の水流を作ることが
可能となり、衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・から
み等が少なく、かつ洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄が可
能となる。さらに、回転体87に設けた循環ポンプ羽根
88の作用により、洗濯水は通水路90を通り吐出口9
1よりシャワー状に吐出する循環水流が発生し、衣類上
への循環シャワーの供給により、衣類の動きを皆無とし
ながらも循環水流により衣類を通過する水流を生じさ
せ、さらに洗剤の溶解を早めることができることがで
き、衣類に優しい洗浄を行うことができるとともにより
いっそう洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現すること
が可能となる。さらにパルセータ85は回転停止手段力
97により回転を停止させているため、パルセータ85
への衣類の接触をまったく気にする必要がなくなり洗濯
に必要な水量は衣類が浸る程度で済み、従来の洗濯機で
の低機械力洗浄方式では洗濯水量が52リットル程度必
要であったのに対し、本実施例では20リットル程度と
約半分以下の極めて少量の洗濯水で洗浄が可能となると
ともに洗剤使用量も極めて少量で洗浄することができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上のように第1の手段によれば、洗濯
物に作用する機械力を極めて小さくする洗浄工程を実現
でき、洗濯に必要な水量および洗剤を極めて少量ですむ
とともに、布傷み・縮み・型くずれ・からみ等の極めて
少ない洗浄が可能となる。
【0061】第2の手段によれば、布傷み・縮み・型く
ずれ・からみ等の極めて少ないおしゃれ着洗浄方式と通
常の洗浄方式両方を簡単に切り換え可能とすることがで
きる。
【0062】第3の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、また循環水流の効果により布
傷み・縮み・型くずれ・からみ等の少なく洗浄性能の高
いおしゃれ着洗浄を実現できる。
【0063】第4の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、洗浄手段の回転を強制回転停
止することにより衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・
からみ等を極めて小さくでき、また循環水流の効果によ
り洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現することができ
る。
【0064】第5の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、回転水流により洗浄手段を穏
やかにかつ確実に回転させることができ、どのような衣
類の時でも優しい水流で洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄
を実現することができる。
【0065】第6の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、回転水流により洗浄手段を穏
やかにかつ確実に回転させさらに上下水流により、どの
ような衣類の時でも優しい水流で洗浄性能の高いおしゃ
れ着洗浄を実現することができる。
【0066】第7の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、回転水流により洗浄手段を穏
やかにかつ確実に回転させさらに循環水流の効果によ
り、どのような衣類の時でも優しい水流でまた洗浄性能
の高いおしゃれ着洗浄を実現することができる。
【0067】第8の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、回転水流により洗浄手段を穏
やかにかつ確実に回転させさらに循環水流と上下水流の
効果により、どのような衣類の時でも優しい水流でまた
洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現することができ
る。
【0068】第9の手段によれば、おしゃれ着洗浄と通
常の洗浄両方を実現でき、洗浄手段の回転を強制回転停
止することにより衣類に対する傷み・縮み・型くずれ・
からみ等を極めて小さくでき、循環水流と上下水流の効
果により洗浄性能の高いおしゃれ着洗浄を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す全自動洗濯機の側
面断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す全自動洗濯機の側
面断面図
【図3】同実施例の要部側面断面図
【図4】同実施例の要部側面断面図
【図5】本発明の第3の実施例を示す全自動洗濯機の側
面断面図
【図6】同実施例の要部側面断面図
【図7】同実施例の要部側面断面図
【図8】本発明の第4の実施例を示す全自動洗濯機の側
面断面図
【図9】同実施例の要部側面断面図
【図10】同実施例の要部側面断面図
【図11】同実施例の平面断面図
【図12】本発明の第5の実施例を示す全自動洗濯機の
側面断面図
【図13】同実施例の要部側面断面図
【図14】同実施例の要部側面断面図
【図15】本発明の第6の実施例を示す全自動洗濯機の
側面断面図
【図16】同実施例の要部側面断面図
【図17】同実施例の要部側面断面図
【図18】本発明の第7の実施例を示す全自動洗濯機の
側面断面図
【図19】同実施例の要部側面断面図
【図20】同実施例の要部側面断面図
【図21】本発明の第8の実施例を示す全自動洗濯機の
側面断面図
【図22】同実施例の要部側面断面図
【図23】同実施例の要部側面断面図
【図24】本発明の第9の実施例を示す全自動洗濯機の
側面断面図
【図25】同実施例の要部側面断面図
【図26】同実施例の要部側面断面図
【図27】同実施例の平面断面図
【図28】従来の全自動洗濯機の側面断面図
【符号の説明】
1 本体 2 洗濯槽 3 脱水槽 8 モータ 12 給水弁 13 洗剤入れ 14 パルセータ 15 駆動軸路 16 嵌合凸部 17 嵌合ナット 18 嵌合凹部 19 摺動部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段を駆動する駆動部とを備
    え、前記洗浄手段は、通常洗濯時は駆動部と連結し、デ
    リケート衣類洗濯時は駆動部との連結を解除した洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内の洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段を駆動する駆動部とを備
    え、洗浄手段と駆動部には回転を伝える回転連結部を設
    け、洗浄手段を上下させることにより回転連結部を介し
    洗浄手段と駆動部と連結あるいは回転摺動自在とし、前
    記洗浄手段は、通常洗濯時は駆動部と連結し、デリケー
    ト衣類洗濯時は駆動部との連結を解除した洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を
    循環する循環ポンプと、洗浄手段および循環ポンプを駆
    動する駆動部とを備え、前記循環ポンプは駆動部と連結
    し、前記洗浄手段は、通常洗濯時は駆動部と連結し、デ
    リケート衣類洗濯時は駆動部との連結を解除した洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、この洗浄手段を強制回転停止させる
    回転停止手段と、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を循
    環する循環ポンプと、洗浄手段および循環ポンプを駆動
    する駆動部とを備え、前記循環ポンプは駆動部と連結
    し、前記洗浄手段は、通常洗濯時は駆動部と連結し、デ
    リケート衣類洗濯時は駆動部との連結を解除すると共に
    回転停止手段によりその回転を強制的に停止させる洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段下部に配設される流体羽根
    と、洗浄手段および流体羽根を駆動する駆動部とを備
    え、前記流体羽根は駆動部と連結し、前記洗浄手段は、
    通常洗濯時は駆動部と連結し、デリケート衣類洗濯時は
    駆動部との連結を解除し流体羽根により生ずる水流によ
    り駆動する洗濯機。
  6. 【請求項6】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段下部に弾性体を介して配設
    される流体羽根と、洗浄手段および流体羽根を駆動する
    駆動部とを備え、前記流体羽根は駆動部と連結し、前記
    洗浄手段は、通常洗濯時は駆動部と連結し、デリケート
    衣類洗濯時は駆動部との連結を解除し流体羽根により生
    ずる水流と弾性体により上下摺動する洗濯機。
  7. 【請求項7】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段下部に洗濯槽内の洗濯水を
    循環する循環ポンプ機能と洗濯水を作動流体として洗浄
    手段を駆動する機能を有する回転体と、洗浄手段および
    回転体を駆動する駆動部とを備え、前記回転体は駆動部
    と連結し、前記洗浄手段は、通常洗濯時は駆動部と連結
    し、デリケート衣類洗濯時は駆動部との連結を解除し回
    転体により生ずる水流により駆動する洗濯機。
  8. 【請求項8】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、洗浄手段下部には洗濯槽内の洗濯水
    を循環する循環ポンプ機能と洗濯水を作動流体として洗
    浄手段を駆動する機能を有する回転体及び弾性体と、洗
    浄手段および回転体を駆動する駆動部とを備え、前記回
    転体は駆動部と連結し、前記洗浄手段は、通常洗濯時は
    駆動部と連結し、デリケート衣類洗濯時は駆動部との連
    結を解除し流体羽根により生ずる水流と弾性体により上
    下摺動する洗濯機。
  9. 【請求項9】 洗濯水を溜めるとともに洗濯物を収容す
    る洗濯槽と、洗濯槽内に洗濯物を撹拌するとともに洗浄
    を行う洗浄手段と、この洗浄手段を強制回転停止させる
    回転停止手段と、洗浄手段下部には洗濯槽内の洗濯水を
    循環する循環ポンプ機能と洗濯水を作動流体として洗浄
    手段を駆動する機能を有する回転体及び弾性体と、洗浄
    手段および回転体を駆動する駆動部とを備え、前記回転
    体は駆動部と連結し、前記洗浄手段は、通常洗濯時は駆
    動部と連結し、デリケート衣類洗濯時は駆動部との連結
    を解除すると共に回転体により生ずる水流と弾性体及び
    回転停止手段により上下摺動を伴う回転と停止の間欠駆
    動を行う洗濯機。
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