JPH08191913A - ゴルフ場における測位システム - Google Patents

ゴルフ場における測位システム

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JPH08191913A
JPH08191913A JP428495A JP428495A JPH08191913A JP H08191913 A JPH08191913 A JP H08191913A JP 428495 A JP428495 A JP 428495A JP 428495 A JP428495 A JP 428495A JP H08191913 A JPH08191913 A JP H08191913A
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JP
Japan
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golf course
measuring device
ball
reference position
database
Prior art date
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JP428495A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Hatase
勉 畑瀬
Tatsuo Mikami
龍男 三上
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ゴルフ場における測位システムに関し、簡単な
構成で正確かつ有用な測位情報を提供できるゴルフ場に
おける測位システムを提供する。 【構成】ゴルフ場の基準位置に設けられてその絶対位置
を測定し、測定位置に係る情報を送信する基準位置測定
装置1と、ゴルフ場内の任意の位置に運ばれて基準位置
測定装置1と同一方式で自己の絶対位置を測定すると共
に、前記基準位置測定装置1から受信した測定位置に係
る情報に従って基準位置を原点とする自己のローカル位
置を求める移動位置測定装置2とを備え、各ホールにお
けるボール位置からピン位置までの距離及び又は高低差
を求めて数値出力する。又は、ゴルフ場内の基準位置に
運ばれてその絶対位置を測定すると共に、以後はゴルフ
場内の任意の位置に運ばれてその絶対位置を測定し、前
記基準位置の測定値に基づき前記基準位置を原点とする
自己のローカル位置を求める移動位置測定装置3を備
え、各ホールにおけるボール位置からピン位置までの距
離及び又は高低差を求めて数値出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフ場における測位シ
ステムに関し、更に詳しくはゴルフプレーヤに正確なボ
ール位置、ボールからピンまでの距離及び高低差等の測
位情報を提供することでゴルフプレーの支援を行うゴル
フ場における測位システムに関する。一般に、ゴルフ場
のホール地形やグリーン配置等はゴルフ場毎に様々であ
るため、プレー中に現在プレーしているホール地形及び
自分のボールがその中のどこにあるかということを視覚
的に把握することはプレー戦略上大変重要である。また
プレー中は、ピンまでの距離や高低差に応じてクラブを
使い分けるため、使用するクラブと飛距離との関係の感
覚を実際のゴルフコースでの練習中に掴んでおきたいと
いう要求を多くのプレーヤが持っている。更に、プレー
後においては、ショットをした場所及びボールの到達位
置等の正確なデータをグラフィックで再現し、それを基
にプレーを分析(反省)できれば、次回のラウンドに活
かすことができる。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフ場のコース地形や自分のボ
ール位置を知る方法としては、各ティーグラウンド付近
に掲示されている地図又は紙に描かれた携帯用地図を参
照するのが最も一般的である。また、近年は、コース地
形図のデータベースを記録した装置をプレーヤが携帯
し、所望の場所でそのホール地形図を画面表示する方法
も考えられている。しかし、上記何れの場合も自分の位
置を知るには地形図と実際の地形とを目で見て比較する
作業が必要であり、十分な精度は得られない。
【0003】また、ボールからピンまでの距離計測に関
しては、コース内に距離測定の目安として植えられてい
る植木の位置等を基にしてプレーヤの勘により測定する
のが一般的である。また、近年は、ライトペン等を使っ
て自分のボール位置を入力し、ピンとの距離を計算し、
表示する方法も考えられている。しかし、前者は人間の
勘が頼りであるため十分な精度は期待できない。また後
者も自分の位置を高精度で同定(入力)できないため、
十分な精度は期待できない。
【0004】更に、従来は、自分の飛距離を把握する方
法として、全世界測位システム(GPS:Grobal Posit
ioning System )を用いることにより各ショットのボー
ル位置を計測及び記憶しておき、プレー後にこれを調べ
ることで実際の飛距離を知る方法も考えられている。し
かし、GPSの測定誤差は、中間に存在する電離層や対
流圏の状態の変動により半径100m程度にも及ぶた
め、これも十分な精度は期待できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の測
位方式では十分な測位精度が得られないため、ゴルフプ
レーの十分な支援が行えなかった。本発明の目的は、簡
単な構成で正確かつ有用な測位情報を提供できるゴルフ
場における測位システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明(1)のゴルフ場にお
ける測位システムは、ゴルフ場の基準位置に設けられて
その絶対位置を測定し、該測定位置に係る情報を送信す
る基準位置測定装置1と、ゴルフ場内の任意の位置に運
ばれて前記基準位置測定装置と同一方式で自己の絶対位
置を測定すると共に、前記基準位置測定装置から受信し
た測定位置に係る情報に従って前記基準位置を原点とす
る自己のローカル位置を求める移動位置測定装置2とを
備え、前記移動位置測定装置2は、ローカル座標系で規
定した各ホールのピン位置のデータベースに基づき各ホ
ールにおけるボール位置からピン位置までの距離及び又
は高低差を求めて数値出力するものである。
【0007】また本発明(2)のゴルフ場における測位
システムは、ゴルフ場内の基準位置に運ばれてその絶対
位置を測定すると共に、以後はゴルフ場内の任意の位置
に運ばれてその絶対位置を測定し、前記基準位置の測定
値に基づき前記基準位置を原点とする自己のローカル位
置を求める移動位置測定装置3を備え、前記移動位置測
定装置3は、ローカル座標系で規定した各ホールのピン
位置のデータベースに基づき各ホールにおけるボール位
置からピン位置までの距離及び又は高低差を求めて数値
出力するものである。
【0008】
【作用】本発明(1)の測位システムでは、基準位置測
定装置1はゴルフ場の基準位置に設けられてその絶対位
置を測定し、該測定位置に係る情報を送信する。一方、
移動位置測定装置2はゴルフ場内の任意の位置(例えば
ボールの位置)に運ばれて前記基準位置測定装置1と同
一方式で自己の絶対位置を測定すると共に、前記基準位
置測定装置1から受信した測定位置に係る情報に従って
前記基準位置を原点とする自己のローカル位置を求め
る。そして、ローカル座標系で規定した各ホールのピン
位置のデータベースに基づき、各ホールにおけるボール
位置からピン位置までの距離及び又は高低差を求めて数
値出力する。
【0009】本発明(1)では、移動位置測定装置2は
基準位置測定装置1から受信した測定位置に係る情報に
従って基準位置を原点とする自己のローカル位置を求め
るので、両測定に含まれる共通の誤差は相殺され、原点
からの自己のローカル位置が正確に求まる。また、この
移動位置測定装置2はローカル座標系で規定した各ホー
ルのピン位置のデータベースを備えている。このような
データは原点からの相対位置を表すものであるので、一
般に個々のデータサイズを小さくでき、ゴルフ場の全ホ
ール分のデータベースであっても携帯機に容易に収容で
きる。しかも、測定したボール位置もローカル座標で得
られるので、様々な測位演算も容易に行える。
【0010】本発明(2)の測位システムでは、移動位
置測定装置3は、まずゴルフ場内の基準位置(例えば各
ホールのティーグランドにある基準位置)に運ばれてそ
の絶対位置を測定すると共に、以後はゴルフ場内の任意
の位置(例えばそのホール内のボール位置)に運ばれて
その絶対位置を測定し、前記基準位置の測定値に基づき
前記基準位置を原点とする自己のローカル位置を求め
る。そして、ローカル座標系で規定した各ホールのピン
位置のデータベースに基づき、各ホールにおけるボール
位置からピン位置までの距離及び又は高低差を求めて数
値出力する。
【0011】本発明(2)では、上記の基準位置測定装
置1は不要であり、移動位置測定装置3がその役割を兼
ねる。即ち、移動位置測定装置3は基準位置で測定した
絶対位置を保持すると共に、その後の任意の位置で測定
した絶対位置から前記基準位置を原点とするような自己
のローカル位置を求める。従って、この場合も両測定に
含まれる共通の誤差は相殺され、原点からの自己のロー
カル位置が正確に求まる。例えば1ホール分のプレー所
要時間があまり長くないことを考えれば、ティーグラン
ドの基準位置で測定した絶対位置の値は、測定環境が多
少変動しても、そのホールのプレー終了までは有効に機
能すると考えられる。そして、この移動位置測定装置3
はティーグランドの基準位置を原点とするようなローカ
ル座標系で規定したピン位置のデータベースを備えてお
り、該データベースに基づき、各ホールにおけるボール
位置からピン位置までの距離及び又は高低差を求めて数
値出力する。
【0012】好ましくは、データベースは移動位置測定
装置2/3に着脱自在な2次メモリに格納されている。
従って、ゴルフ場毎のデータベースを使用して、夫々に
正確なプレーデータを作成できる。また好ましくは、デ
ータベースは移動位置測定装置2/3の外部インタフェ
ースを介して装置内メモリに格納される。従って、2次
メモリが無くても、ゴルフ場毎のデータベースを容易に
受け取れる。
【0013】また好ましくは、移動位置測定装置2/3
はローカル座標系で規定した詳細な又は簡略化されたゴ
ルフ場内地形図のデータベースを備え、該データベース
のホール地形図に任意測定したボール位置を重ねて表示
する。従って、プレー後に該プレーに係る測位情報をグ
ラフィックで再現でき、正確な測位データに基づきゴル
ファーはこれをスコアアップに活用できる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例の測位シ
ステムの構成を示す図で、図において1は基準位置測定
装置、11はGPS位置測定部、12はその受信アンテ
ナ、13は測定位置に係る情報の送信部、14はその送
信アンテナ、2はゴルフプレーヤが携帯する移動位置測
定装置、21はGPS位置測定部、22はその受信アン
テナ、23は基準位置測定装置1からの測定位置に係る
情報の受信部、24はその受信アンテナ、25は移動位
置測定装置2の主制御・演算を行うCPU、26はCP
U25が実行するプログラム、その他のデータを記憶す
るメモリ、27はキーボード等を備える操作卓、28は
ホール地形図や各種測位データを表示する液晶等による
表示部、29はゴルフ場毎のデータベースを格納してい
る着脱自在な2次メモリ(ICメモリ、フロッピーディ
スク等)、30は各種測位情報を音声で出力する音声発
生部(オプション)、31はCPU25の共通バスであ
る。
【0015】基準位置測定装置1はゴルフ場内の所定の
基準位置(例えばクラブハウス)に設けられる。基準位
置の絶対(グローバル)座標における位置(x0
0 ,z 0 )は予め行った測量等により既知であり、こ
れをゴルフ場内に設けたローカル座標系の原点とする。
GPS位置測定部11は4つのGPS衛星(不図示)か
らの電波f1 〜f4 を受信し、自己の絶対座標系におけ
る測定位置(x0 ´,y0 ´,z0 ´)を測定して出力
する。各衛星からの電波は、中間に存在する電離層や対
流圏の状態の変動により電波の到達遅延量が変動するた
め、その測定位置(x0 ´,y0 ´,z 0 ´)には半径
100m以内の誤差が生じ得る。送信部13は測定位置
(x0 ´,y0 ´,z0 ´)のデータを独自の電波fs
に乗せてゴルフ場内に送信する。
【0016】一方、移動位置測定装置2はプレーヤが携
帯してゴルフ場内の任意の位置に移動可能である。プレ
ーヤは、例えばクラブハウスで2次メモリ29を受け取
り、自己の移動位置測定装置2に挿入する。この2次メ
モリ29は、ゴルフ場内の全ホールの地形図データを前
記基準位置を原点としたローカル座標系での位置データ
の集合として表したデータベースを格納している。この
ようなデータベースの作成は、ゴルフ場造成時の測量デ
ータが十分に正確であればそのまま使用しても良いし、
あるいは基準位置測定装置1と移動位置測定装置2とを
使用して作成しても良い。
【0017】ゴルフプレーの際には、操作卓27から入
力するホール番号(例えば4)により、2次メモリ29
から対応するホールの地形図データが読み出され、表示
部28に表示される。読出データの中には4番ホールの
ピンP4 のローカル座標における位置データ(xp4,y
p4,zp4)も含まれる。プレーヤがボールのショットを
行った時は、ボールの到達位置の側に移動位置測定装置
2を置いて、操作卓27から位置計測指令を入力する。
これにより、GPS位置測定部21はその時の4つのG
PS衛星からの受信電波f1 〜f4 に基づき自己の絶対
座標系における測定位置(xb ´,yb ´,zb ´)を
測定し、出力する。一方、受信部23はその時の絶対座
標系における基準位置の測定データ(x0 ´,y0 ´,
0 ´)の情報を基準位置測定装置1から受信する。
【0018】CPU25は、基準位置の測定値が(x0
´,y0 ´,z0 ´)[m]で、かつボール位置の測定
値が(xb ´,yb ´,zb ´)[m]であることによ
り、ボールのローカル座標系における位置(xb
b ,zb )[m]を、 (xb ,yb ,zb )=(xb ´−x0 ´,yb ´−y
0 ´,zb ´−z0 ´) により求める。こうすれば、ローカル座標系のボール位
置(xb ,yb ,zb )では、両測定に含まれる共通の
測定誤差は相殺されるので、測定精度を実質数十cm以
内のオーダで瞬時に行える。
【0019】更に、CPU25は、4番ホールのピンの
ローカル座標系における位置(xp4,yp4,zp4
[m]のデータを使用して、ボールからピンまでの距離
d[yard]を、 d=0.9144×√{(xp4−xb ) 2 +(yp4−yb ) 2
+(zp4−zb ) 2 } により求める。ここで、0.9144は[m]から[ya
rd]への換算係数である。更に、CPU25は、ボール
とピンとの間の高低差h[m]を、 h=zp4−zb により求める。そして、得られたボール位置、距離d
[yard]、高低差h[m]の測位情報をデータベースの
地形表示に重ねて表示する。
【0020】図3に実施例の位置表示例を示す。X,
Y,Z軸はゴルフ場の基準位置(x0 ,y0 ,z0 )に
設定したローカル座標系の各座標軸を表している。一般
の地図との互換性を図るため、Y軸を4番ホールの表示
図形の北側に向けて表示し、かつX軸をその東側に向け
て表示しても良い。勿論、このようなローカル座標系の
座標軸は表示しなくても良い。
【0021】また4番ホールの図形表示には、現在位置
のボールBが重ねて表示されており、これによりプレー
ヤは自分のボールの位置を正確に把握できる。また好ま
しくは、ボールBからピンP4 に至るベクトル線d及び
その高低差を表すベクトル線h等が重ねて表示される。
このような表示により、プレーヤの次のショットに対す
る考えが模式化、単純化され、プレーを有効に支援でき
る。更に、ボールBからピンP4 までの距離d及びその
高低差hの情報が数値表示され、これにより、プレーヤ
は適当なクラブを選択して次のショットを行う。以上
の、操作をショット毎に繰り返すことで、移動位置測定
装置2は全ホール分のプレーの記録を保持する。
【0022】なお、上記求めた距離d、高低差h等の各
測位データを音声発生部30よりスピーカ又はイヤホン
等により発生しても良い。こうすれば、プレーヤは測位
データを目で見て覚える必要もなく、プレーヤには音声
により繰り返し入力される。その結果、プレーヤはデー
タを目で見て覚える環境から開放され、次のショットに
集中できると共に、繰り返し聞こえる測位データの情報
によって、該情報とショットとの一体感が増し、良い訓
練ともなる。
【0023】図4は他の実施例の測位システムの構成を
示す図で、この実施例はGPSの測定環境(電離層、対
流圏等)の変動が緩やかな場合、又は各プレー毎の記録
が短時間で区切れるような場合に有効である。即ち、こ
の実施例では、基準位置測定装置1は不要であり、かつ
移動位置測定装置3では受信部23及びアンテナ24が
省略されている。また、図2の2次メモリ29に代え
て、外部からデータベースを受け取れるようなRS23
2C等のシリアルインタフェースSIF32及びコネク
タ33を備えている。又は、外部からデータベースを受
け取れるようなSCSI等のパラレルインタフェースを
備えても良い。いずれにしても、受け取ったデータベー
スはメモリ26に格納される。
【0024】この実施例では、各ホールのプレーの開始
時に移動位置測定装置3を例えばティーグランドの基準
位置に置いて該装置3を校正する。即ち、この場合の基
準位置における絶対座標系の測定値が(x0 ´,y
0 ´,z0 ´)[m]とすると、CPU25はデータベ
ース中のティーグランドの基準位置の絶対座標位置(x
0,y0 ,z0 )[m]のデータを用いてGPS位置測
定部21の測定誤差(xd,yd ,zd )[m]を、 (xd ,yd ,zd )=(x0 ´−x0 ,y0 ´−
0 ,z0 ´−z0 ) により求める。更に、必要なら、測定誤差の各要素の符
号を反転して補正値(−xd ,−yd ,−zd )を得
る。
【0025】しかる後、コースに出た時のボールの絶対
位置の測定値が(xb ´,yb ´,zb ´)[m]とす
ると、CPU25はボール位置のローカル座標(xb
b,zb )[m]を、 (xb ,yb ,zb )=(xb ´−xd −x0 ,yb ´
−yd −y0 ,zb ´−zd −z0 ) により求める。以下の演算、制御については上記の実施
例と同様であり、このような操作を各ホール毎に繰り返
す。従って、本実施例によれば、更に簡単な構成及び設
備で、正確な測位情報が得られる。
【0026】そして、上記いずれの実施例の場合も、プ
レー後に、ホール毎の地図データ及び測位データを画面
にプレーバックすることで、次のプレーに有用な情報が
えられる。なお、上記実施例では基準位置測定装置1は
基準位置の絶対座標系における測定値(x0 ´,y
0 ´,z0 ´)を送信したがこれに限らない。代わりに
測定誤差(xd ,yd ,zd )又は補正値(−xd ,−
d ,−zd )を求め、これを送信するように構成して
も良い。この場合の基準位置のデータ(x0 ,y0 ,z
0 )は移動位置測定装置2のデータベースに含まれる。
【0027】又は、基準位置測定装置1が各GPS信号
の補正値を計算し、これを移動位置測定装置2に送り、
移動位置測定装置2が送られたGPS信号の補正値をも
とにGPS測位を行い、基準位置測定装置1との相対位
置を計算するように構成しても良い。また、上記各実施
例ではGPS衛星を利用したGPS位置測定部11,2
1を使用したがこれに限らない。例えばゴルフ場周辺に
GPS衛星に代わるような3個以上のマイクロ波送信塔
を設け、これらの電波を受信することにより絶対位置の
測定を行っても良い。
【0028】また、上記本発明に好適なる実施例を述べ
たが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構成、制御、
組合せ、演算方法等の様々な変更が行えることは言うま
でも無い。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く本発明のゴルフ場におけ
る測位システムは、上記構成であるので、簡単な構成で
正確かつ有用な測位情報を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例の測位システムの構成を示す図で
ある。
【図3】図3は実施例の位置表示例を示す図である。
【図4】図4は他の実施例の測位システムの構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 基準位置測定装置 2,3 移動位置測定装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフ場の基準位置に設けられてその絶
    対位置を測定し、該測定位置に係る情報を送信する基準
    位置測定装置と、 ゴルフ場内の任意の位置に運ばれて前記基準位置測定装
    置と同一方式で自己の絶対位置を測定すると共に、前記
    基準位置測定装置から受信した測定位置に係る情報に従
    って前記基準位置を原点とする自己のローカル位置を求
    める移動位置測定装置とを備え、 前記移動位置測定装置は、ローカル座標系で規定した各
    ホールのピン位置のデータベースに基づき各ホールにお
    けるボール位置からピン位置までの距離及び又は高低差
    を求めて数値出力することを特徴とするゴルフ場におけ
    る測位システム。
  2. 【請求項2】 ゴルフ場内の基準位置に運ばれてその絶
    対位置を測定すると共に、以後はゴルフ場内の任意の位
    置に運ばれてその絶対位置を測定し、前記基準位置の測
    定値に基づき前記基準位置を原点とする自己のローカル
    位置を求める移動位置測定装置を備え、 前記移動位置測定装置は、ローカル座標系で規定した各
    ホールのピン位置のデータベースに基づき各ホールにお
    けるボール位置からピン位置までの距離及び又は高低差
    を求めて数値出力することを特徴とするゴルフ場におけ
    る測位システム。
  3. 【請求項3】 データベースは移動位置測定装置に着脱
    自在な2次メモリに格納されていることを特徴とする請
    求項1又は2のゴルフ場における測位システム。
  4. 【請求項4】 データベースは移動位置測定装置の外部
    インタフェースを介して装置内メモリに格納されること
    を特徴とする請求項1又は2のゴルフ場における測位シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 移動位置測定装置はローカル座標系で規
    定したゴルフ場内地形図のデータベースを備え、該デー
    タベースのホール地形図に任意測定したボール位置を重
    ねて表示することを特徴とする請求項1又は2のゴルフ
    場における測位システム。
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Cited By (5)

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