JPH0819181A - 発電制御システムおよび発電制御方法 - Google Patents

発電制御システムおよび発電制御方法

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JPH0819181A
JPH0819181A JP6148982A JP14898294A JPH0819181A JP H0819181 A JPH0819181 A JP H0819181A JP 6148982 A JP6148982 A JP 6148982A JP 14898294 A JP14898294 A JP 14898294A JP H0819181 A JPH0819181 A JP H0819181A
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JP
Japan
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power
power generation
accident
generation apparatus
control system
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Pending
Application number
JP6148982A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Imamura
譲 今村
Minoru Kanai
実 叶井
Takashi Uchida
隆志 内田
Saburo Yasukawa
三郎 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】系統事故等により発電装置が系統から解列され
た場合でも発電装置の運転継続を可能とする発電制御シ
ステム、および事故時等における系統への応急的な電力
供給の要請に対し一旦解列された発電装置の再並入によ
り該発電装置を活用する発電制御方法の提供。 【構成】発電制御システム590Aは、系統151の事
故で発電装置540が解列された場合540の151に
注入されていた154の出力を充電制御可能な電力貯蔵
制御装置594を備える。 【効果】本発明によれば、発電装置の運転継続による運
用効率向上、ならびに発電装置の活用による系統事故時
等の停電削減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電装置の制御システム
および制御方法に係り、特に系統事故等により発電装置
が系統から解列された場合でも発電装置の運転継続を可
能とする発電制御システム、および事故時等における系
統への応急的な電力供給の要請に対し一旦解列された発
電装置の再並入により該発電装置を活用するのに好適な
発電制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図2と図3(図3の
横軸は時間)を用いて説明する。図2では、配電線15
1の開閉器112と113を両端にもつ区間#1(他の
区間についても同様に#2,#3等とする)に、分散型
電源である発電装置540が遮断器501等を介して並
入され、電力IGを発電し所内負荷530に電力ILを供
給し系統(配電線)にはIs を注入している(Is =I
G−IL)。なお、図示のように、「切」となっている開
閉器115と131を挟んで、配電線151と152、
および152と153とが、各々、隣接している。この
状態で、X印で示すように配電線151の区間#0で事
故が起こると、遮断器110が開放し、その結果、無電
圧を検知して遮断器501も開放され発電装置540は
配電線151から解列される。その際、配電線151の
各開閉器111〜114等も無電圧を検知し開放とな
る。
【0003】発電装置540は、配電線151から突然
解列されると(Is=0)、特にIsが大きい場合、急速
に(例えば商用周波数の1サイクル以内に)出力IG
所内負荷分まで絞り込む(IG=ILとする)のは困難
で、停止を余儀なくされることになる。
【0004】系統の運用管理システム300は、#0が
事故の区間であることを検知すると、まず開閉器111
を「切」ロックして遮断器110を投入し111よりも
電源側を充電,復旧するよう指示する。#0の負荷側の
健全区間#1,#2,#3の負荷量を各々10A,15
1に隣接の配電線152と152に隣接の配電線153の
供給余裕を各々15A,20Aとすると、まず開閉器1
15を「入」として#3が152より供給される(図
3:#3←DL2,事故発生のT1後)。
【0005】次に配電線152の#4を配電線153の
側に切替え(図3:#4←DL3)、152の負荷を軽減
して#2を152で供給する(図3:#3,#2←DL
2)。配電線の開閉器操作では#1は供給できないの
で、#1は停電のまま残ることになる。図3の場合、事
故前はIs =10Aなので、発電装置540により#1
の負荷量を供給することは可能であるが、一旦停止して
しまうと起動に時間を要し、緊急な起動ができず、#1
だけでなく所内負荷530も停止してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術では、系統の事故に対し並入している発電装置を解
列した場合、運転停止を余儀なくされ、発電効率が悪く
なるという問題がある。また、一旦停止すると起動まで
に時間を要し、その分電力を必要とする負荷に供給が行
われず、発電装置本来の能力を活用できないという問題
もある。本発明の目的はこれらの問題点を解消すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、前記請求項1または、および
請求項2に記載の特徴を有する発電制御システムを適用
する。そして、これらのシステムを活用するために請求
項3に記載の特徴を有する方法を適用する。
【0008】
【作用】発電装置の出力を充電可能な電力貯蔵装置を備
えることにより、発電装置が系統から解列されても系統
に注入していた電力を充電できるので発電装置を解列の
度に停止する必要はない。また、電力貯蔵装置の充電状
態に応じて発電装置を制御可能なので、発電装置を系統
から一旦解列し出力を絞り込んで出力が十分立ち上がっ
てない状態でも、電力貯蔵装置からの放電電力を発電装
置の出力に加えることにより、再度並入に際し系統から
要求される負荷量分の電力を供給することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は図2と同じく配電線に分散型電源の発電装
置540が連系している例であるが、電力貯蔵装置55
0および変換装置560、ならびに運用管理システム3
00との通信手段260および端末595などが付加さ
れている。
【0010】発電装置540は事故が発生し配電線15
1から解列されると、出力IGが絞られる(図4:IG
故直後)が、その所内負荷にILだけ供給した残り(I
AD=IG−IL)は電力貯蔵装置550に変換器560を
介して充電される(図4:IAD事故直後)。
【0011】従来技術でも述べたように隣接の配電線1
52から電力が供給されると(図3,4:事故発生のT
1 後)、発電装置540と電力貯蔵装置550とから区
間#1と#2に電力が供給される(図4:IS,IG,I
AD放電開始後)。区間#1だけでなく#2にも供給する
のは540と550にとって過負荷となる可能性はある
が、#2が配電線152から供給されるまでの限定され
た時間(図4のT2 後:例えば数分)であれば550の
過負荷耐量の範囲内で可能である。したがって、発電装
置を停止せず、停電も極力限定することができる。勿
論、#2,#3とも配電線152で供給された後、#1
だけに540で供給することもできるし、絞り込んだま
ま所内負荷530だけに供給してもよい。なお、550
の充電状態(図4:CB)は550に出入りする電力IAD
を計測することにより把握できる。事故直後の電力再供
給の手順をフローチャートで示したのが図5で、主に運
用管理システム300の役割を示している(ブロックK
とNが発電装置540と電力貯蔵装置550の動作)。
ブロックCとEのパターンは各々、表1と表2に示す。
【0012】表1及び表2は、停電となった区間を隣接
の配電線から応急的に供給する場合のパターンの例であ
る。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】また、表2のパターンを作成するための開
閉器操作手順を表3に示す。発電制御システム590A
の側では300より260と599を介して表3の手順
および操作状況を入手して、ブロックKとNの制御に反
映する。
【0016】
【表3】
【0017】以上、配電線に連系の分散型電源の例を説
明したが、本発明は配電線の系統に限らないことは明ら
かである。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の制御シ
ステムおよび制御方法によれば、発電装置の効率向上と
系統の供給支障低減とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電制御システムの構成例を示す
図である。
【図2】従来の発電制御システムの構成例を説明するた
めの図である。
【図3】図2に示す従来システムの動作を説明するため
の図である。
【図4】図1に示す本発明を適用した場合の動作を説明
するための図である。
【図5】本発明に係る操作の手順を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
101,102,103…配電用変圧器、106,10
7,108…配電用変圧器負荷側母線、110,12
0,130…遮断器、110〜115,121,131
…開閉器、151,152,153…配電線、161,
162,163…上位側系統、201〜231…通信子
局、251〜257…柱上変圧器、250…通信線、2
60…通信手段、300…配電線の運用管理システム、
500…需要家、501〜503…需要家遮断器、51
1〜514…計測装置、520…需要家変圧器、52
1,522…変圧器母線(高圧側,低圧側)、530…
所内負荷、540…発電装置、550…電力貯蔵装置、
560…変換器、590,590A…発電制御システ
ム、591…系統連系機能、592…所内負荷制御機
能、593…発電制御装置、594…電力貯蔵制御装
置、595…通信端末、599…情報伝送路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安川 三郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電装置を系統に並入または系統から解列
    可能な発電制御システムにおいて、前記発電装置の出力
    を充電し該充電電力を放電可能な電力貯蔵制御装置を備
    え、電力貯蔵装置の充電状態に応じて前記発電装置の出
    力を制御可能なことを特徴とする発電制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、並入する系統の負荷量
    の情報を得るための通信手段を系統の運用管理システム
    との間に備え、前記発電装置の出力の制御に際しては、
    前記負荷量の情報も利用可能なことを特徴とする発電制
    御システム。
  3. 【請求項3】請求項1および2に記載の制御システムを
    備えた発電装置の制御方法において、前記系統に該発電
    装置を並入した際の負荷量に応じて該発電装置の系統へ
    の並入および出力電力を決定することを特徴とする発電
    制御方法。
JP6148982A 1994-06-30 1994-06-30 発電制御システムおよび発電制御方法 Pending JPH0819181A (ja)

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