JPH0819162B2 - シクロデキストリン誘導体を用いる発色方法 - Google Patents

シクロデキストリン誘導体を用いる発色方法

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JPH0819162B2
JPH0819162B2 JP62074550A JP7455087A JPH0819162B2 JP H0819162 B2 JPH0819162 B2 JP H0819162B2 JP 62074550 A JP62074550 A JP 62074550A JP 7455087 A JP7455087 A JP 7455087A JP H0819162 B2 JPH0819162 B2 JP H0819162B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塩基性官能基で修飾されたシクロデキストリ
ンに関するもので、合成基質を用いた測定法等に応用さ
れ、臨床化学検査等の分野において効果的に用いられ
る。更に本発明はニトロフェノール類を中性ないし弱酸
性条件下で発色させるための試薬及び方法に関するもの
である。
[従来の技術] ニトロフェノール類の1種である4−ニトロフェノー
ル(パラニトロフェノールともいう)は4−ニトロフェ
ノール基をもつ各種合成基質が特定の酵素作用により分
解されるときに生成する物質で、この物質の増加を経時
的に定量することにより当該酵素の活性を容易に測定す
ることができる。例えば、フォスファターゼの活性を測
定するためには4−ニトロフェノールリン酸を基質とし
て遊離して生じる4−ニトロフェノールを定量する。フ
ォスフォジエステラーゼの活性測定にはビス(4−ニト
ロフェニル)リン酸を基質として同様に測定する。β−
N−アセチルヘキソサミニダーゼとβ−N−アセチルグ
ルコサミニダーゼの活性測定では、合成基質として4−
ニトロフェニルN−アセチル−β−D−グルコサミニド
が利用される。その他、各種のグルコシダーゼ(グルコ
シド結合の加水分解を触媒する酵素)、ホスホリパーゼ
C、トリプシンやキモトリプシンなどのセリンプロテア
ーゼ、D−グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲ
ナーゼなどに対し、4−ニトロフェニル基をもつ合成基
質が開発され、臨床検査をはじめとするさまざまな分野
で実用に供されている。
[発明が解決しようとする問題点] 以上の例で示した各種酵素の活性測定が可能となる原
理は、例えば4−ニトロフェニル基をもつ合成基質の場
合は、その合成基質と遊離して生じる4−ニトロフェノ
ールの間で吸光スペクトルに差があるという事実に基礎
をおいている。すなわち、4−ニトロフェニル基をもつ
合成基質は広いpH領域において紫外部(波長300〜320n
m)に強い吸光ピークをもち可視部(波長400nm以上)に
はほとんど吸光を示さないが、4−ニトロフェノールは
アルカリ性pH領域において電離し、400nm付近を中心と
する強い吸光ピークをもつ4−ニトロフェノレート・ア
ニオンを生じる。したがって、測定しようとする酵素の
活性をアルカリ性pH領域で測定できれば、酵素反応の進
行にともなう可視部の発色を400nmの吸光度増加として
連続モニターでき、正確なレートアッセイが可能とな
る。しかし、測定しようとする酵素の最適pHが中性ない
し顕著には弱酸性の領域にあれば、4−ニトロフェノー
ルの吸光スペクトルは4−ニトロフェニル基をもつ合成
基質の吸光スペクトルとほとんどオーバーラップしてし
まい、発色が微弱で、反応を経時的に連続モニターする
ことが著しく不都合となる。そこで、現行の測定法で
は、酵素反応をスタートさせてから一定時間後に、アル
カリを添加して反応を停止させると同時に生成した4−
ニトロフェノールを発色させ、その400nm付近の吸光度
を測定するという方法が多く採用されている。すなわ
ち、現行測定法では酵素活性測定法としてより正確で簡
便な形式といわれる理想的なレートアッセイが困難なだ
けでなく、アルカリ添加という余分な操作を必要とす
る。
中性ないし弱酸性の領域に最適pHをもつ酵素には、例
えば酸性フォスファターゼ、β−N−アセチルグルコサ
ミニダーゼなど臨床化学的に重要な酵素が含まれてい
る。これら諸酵素の反応を経時的に連続モニターするた
めの有用な手段を得ることができれば、測定操作を簡素
化し、測定時間を短縮できるだけでなく、測定精度をも
高め、各種疾患の早期発見や診断に正確な情報を提供で
きる。
従って、4−ニトロフェノール及びその他のニトロフ
ェノール類の中性ないし弱酸性のpH領域での効果的な発
色促進作用を有す試薬の開発は、臨床化学検査分野にお
ける実用面に重要な課題となっている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、塩基性官能基を共有結合させたシクロデキ
ストリン誘導体を用いて、ニトロフェノール誘導体を包
接して発色させることを特徴とする発色方法である。
以下、本発明を詳細に説明する。
4−ニトロフェノールをはじめとする芳香族化合物
は、疎水的性質をもつフェニル基がシクロデキストリン
に取り込まれて包接化合物を形成することが知られてい
る。これにより芳香環のイオン状態に微妙な変化が起き
れば電離の促進が期待される。そこで、4−ニトロフェ
ノール等にα−シクロデキストリンまたはβ−シクロデ
キストリンを添加すると電離が進行し、400nm付近の吸
光度の増大がみられるが、その効果は中性から特に弱酸
性領域ではなお満足できるものではなくそれ自体の溶解
性の低さも合わせ、実用化には多くの問題を含んでい
る。
本発明者等は、鋭意検討の結果、シクロデキストリン
に塩基性官能基を共有結合させることにより、フェノー
ル性水酸基の電離の促進が起こらないかどうか、またそ
れにより4−ニトロフェノール類の発色促進が起こらな
いかどうかを試みてそこで塩基性基を融合させたシクロ
デキストリン誘導体を合成し、中性ないし微酸性pH領域
で、4−ニトロフェノールおよびその他のニトロフェノ
ール類の吸光スペクトルに対する効果を調べたところ、
顕著な発色効果をもつことが判明し本発明を達成した。
本発明を更に詳述すると本発明のために、塩基性官能
基としてまずジエチルアミノエチル基を選び、下記の原
理により、そのシクロデキストリン結合体を合成した。
同様にしてα−シクロデキストリンのジエチルアミノ
エチル結合体が得られる。またジエチルアミノエチル基
以外にジメチルアミノエチル、ジメチルアミノプロピ
ル、アミノエチル基等の結合体も得ることができる。こ
のように塩基性官能基で修飾されたシクロデキストリ
ン、例えばジエチルアミノエチル化α−シクロデキスト
リン(以下DEαと略す。)およびジエチルアミノエチル
化β−シクロデキストリン(以下DEβと略す。)は意外
にも、通常のシクロデキストリンに比らべはるかに水に
よく溶け実用に供し易いものであった。現在、特に安価
で一般に用いられているβ−シクロデキストリンは比較
的に水に難溶性でこの性質が臨床化学検査等における実
用上の範囲を決めているものである。
すなわち、難溶性の目的物質をβ−シクロデキストリ
ンの包接により溶解せしめる時シクロデキストリン自身
の溶解性によりその溶解度が限定されてしまうのであ
る。具体的には特定酵素の活性を測定するためによく使
用される合成基質の溶解の場合などである。加水分解酵
素の場合は多く難溶性のニトロフェノール誘導体が発色
剤として酵素反応の経過観察のために結合されている。
例えば前記のN−アセチル−β−D−グルコサミニダー
ゼ測定のための合成基質である、4−ニトロフエニル
(あるいは2−クロロ−4−ニトロフェニル)−N−ア
セチル−β−D−グルコサミニドの場合、β−シクロデ
キストリンの助けで必要量の溶解が試みられるが、シク
ロデキストリン自身の溶解性の悪さのためその目的を充
分に果たし得ない。それに比し、本発明によるDEα,DE
β等はたやすく水に溶解させることができ、その包括能
により上記基質等を充分に必要量溶かし得るのでこの面
においても本発明に実用的価値を付加するものである。
更に本発明の本質である中性ないしは弱酸性条件下で
のニトロフェノール誘導体に対する発色効果を種々の誘
導体を用いて調べた。4−ニトロフェノール、2−クロ
ロ−4−ニトロフェノール、5−ニトロサリチル酸、5
−ニトロサルチル酸メチル、2,4−ジニトロフェノール
などについてである。驚くべきことにこれらの中で最も
中性ないしは特に弱酸性下で電離が微弱な、すなわちpH
5.0付近においては、400nm付近での電離性の可視部発色
ピークが認められない4−ニトロフェノールでさえ、DE
αあるいはDEβの1%以下の通常濃度の存在下でその40
0nm付近に大きな新しい電離性の発色ピークを出現さ
せ、DEα、DEβの作用とその効果が顕著であることが示
された。通常のシクロデキストリンではこれ程の効果は
認められない。またDEα,DEβでは水への溶解性がよい
ため使用量を増やして効果的な増強できる。また他のニ
トロフェノールについても1%以下の通常濃度で、数倍
に及ぶ可視部発色効果が示された。
特に2−クロロ−4−ニトロフェノールは中性ないし
弱酸性下で4−ニトロフェノールに比べ、比較的発色が
なされ易いものとして、最近それを結合させた特定酵素
のための合成基質が供されているが、例えばpH5.0以下
で酵素反応を行う前記のN−アセチル−β−D−グルコ
サミニダーゼ等については、酵素反応の結果そのpHで生
成する2−クロロ−4−ニトロフェノールの400nm付近
における電離発色は、なお、全く不充分で、その生成量
を連続モニターできるほどの感度と精度をもたない。し
かるに、ここへのDEα、あるいはDEβの添加は生成する
2−クロロ−4−ニトロフェノールの吸収スペクトルを
ほぼ完全電離に近いかたちに出現せしめ発色させるの
で、ほぼ理想的な状態での当酵素の連続モニター測定が
行える。
前記のとおり、DEα、DEβないしは充分水に溶け易
く、当合成基質の必要量を反応液に溶解できることと合
わせ実用面に著しい効果を供するものである。
以上の効果は、同様に、中性付近で反応を行うα−ア
ミラーゼのための合成基質である、4−ニトロフェニル
−マルトヘプタオシド、あるいは2−クロロ−4−ニト
ロフェニル−マルトペンタオシド等を用いて生成するニ
トロフェニル誘導体を400nm付近で連続モニターするα
−アミラーゼの測定の場合、あるいは、よりpHの低い領
域で酵素反応を行わせる酸性フォスファターゼ測定のた
めのニトロフェノール誘導体を結合させた合成基質を使
用する場合などにおいても、通常のシクロデキストリン
に比し、はるかに効果的に使用される。
以上DEα、DEβについて本発明の効果を述べたが他の
塩基性官能基を修飾したシクロデキストリン及び他の酵
素反応のためニトロフェノール誘導体を結合した他の合
成基質を使用する場合においても本発明の本質は、同様
である。
[実施例] 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 (発色試薬の合成法) 1.2−(N,N−ジアルキルアミノエチル)−α−シクロデ
キストリン(以下、DEαと略記): α−シクロデキストリン2.4gを4mlの蒸留水に懸濁さ
せ、攪拌しながら水酸化ナトリウム1.5gを含む4mlの水
溶液を滴下していくと透明な液が得られる。さらに攪拌
を続けながら、ジエチルアミノエチルクロリド塩酸塩1.
4gを含む2mlの水溶液を滴下し、30〜40℃で数時間攪拌
を続けると反応は完全に終結する。この反応混合液よ
り、セファデクスG-25カラムクロマトグラフィーにより
低分子物質を除去することにより1.6gのDEαが得られ
る。得られたDEαはジエチルアミノエチル基を1個ない
し2個共有結合していることが中和滴定およびプロトン
核磁気共鳴より判明した。
2.2−(N,N−ジアルキルアミノエチル)−β−シクロデ
キストリン(以下、DEβと略記): 上記合成1においてα−シクロデキストリンのかわりに
β−シクロデキストリンを用いることにより、ほぼ同収
率でDEβを合成することができる。
実施例2 DEαの4−ニトロフェノールに対する可視部発色効果
と酵素反応への応用。
第1図はpH5.0における4−ニトロフェノールの吸光
スペクトルと、発色試薬としてDEαを濃度1%に添加し
た場合の吸光スペクトルを比較したものである。この図
より明らかなように4−ニトロフェノールは400nm付近
においてほとんど吸光度をもたないが、DEαを含む溶液
中で顕著な発色促進効果が示され400nmにおける吸光度
は、4−ニトロフェノールの紫外部吸光度の30%以上に
達し、十分に測定可能となる。一方、4−ニトロフェノ
ール合成基質の1つである4−ニトロフェノールN−ア
セチル−β−D−グルコサミニドの吸光スペクトルは、
pH5.0における4−ニトロフェノールのスペクトルより
わずかに低波長にシフトしている以外はほとんど同じ
で、これにDEαを濃度1%に添加しても、吸光ピークの
微少な長波長シフトが観察されるだけで400nm付近にお
ける吸光度は全く影響を受けない。したがって、DEαを
含むこの反応液中で4−ニトロフェニールN−アセチル
−β−D−グルコサミニドを基質として、N−アセチル
−β−D−グルコサミニダーゼを作用させ生成する4−
ニトロフェノールを410nmの吸光度変化量として連続モ
ニターすることにより当酵素活性を測定することができ
る。なお、DEα共存下で可視部吸光度の極大を与える波
長は410nmである。また、使用する分光光度計が360nmに
おける吸光度を測定する性能をも有していれば、同波長
における吸光度変化をモニターすることによりpH5.0に
おける測定感度を更に、約25%増大させることも可能で
ある。DEαの4−ニトロフェノールに対する可視部吸光
度増大効果はpH4.0においてもいくらか観察され、中性
ないし微アルカリ性までの広いpH領域においてその効果
を保持している。
実施例3 DEβの4−ニトロフェノールに対する可視部発色効果 実施例1におけるDEαのかわりにDEβを用いることに
より、DEαの約60%の発色効果を得ることができる。
実施例4 DEα、DEβの2−クロロ−4−ニトロフェノールに対
する可視部発色効果と酵素反応への応用 2−クロロ−4−ニトロフェノールは、pH5.0におい
て10%以上も電離しているので、400nm付近にも吸収を
示す。0.1μ−酢酸緩衝液中それぞれ0.8%以上の濃度で
DEα、DEβを加えた時、2−クロロ−4−ニトロフェノ
ールの吸収スペクトルはほぼ安全電離に近いかたちを示
し、400nmの吸光度はDEαで3.8倍、DEβで3.4倍であっ
た。
一方、合成基質のひとつである2−クロロ−4−ニト
ロフェニール−N−アセチル−β−D−グルコサミニド
はpH5.0において400nm付近にほとんど吸収を示さない。
DEαあるいはDEβにおいても微妙な長波長シフトが観察
されるだけで400nm付近の処理にはほとんど影響がな
い。従って、この基質溶液にN−アセチル−β−D−グ
ルコサミニダーゼを作用させ、生産する2−クロロ−4
−ニトロフェノールを410nmでの吸光度の変化量として
連続モニターすることができた。
実施例5 DEαおよびDEβの他のニトロフェノール類に対する可
視部発色効果 実施例2〜4の方法でpH5.0において、いろいろなニ
トロフェノール類に対し、DEα及びDEβが可視部吸光度
を増加させる効果をもつかどうかについて調べた結果を
示す。なお、用いたDEαおよびDEβの濃度は0.8%とし
た。
(i)2,4−ジニトロフェノールはpH5.0で約90%電離し
ているから、そのままでも400nmにおいて強い吸光を示
している。しかし、この吸光は、紫外部にある強い吸光
の肩を形成するにすぎない。ここにDEαを添加すると、
400nmに独立した吸光ピークを形成し、その吸光度は35
%増大した。
(ii)5−ニトロサリチル酸はpH5.0で400nmの吸光度は
紫外部吸光極大値の2.5%にすぎない。これにDEαまた
はDEβを添加すると、その吸光度を3ないし4倍に増大
させることができる。
(iii)5−ニトロサリチル酸メチルのpH5.0における40
0nmの吸光度は紫外部吸光極大値の3.6%である。これに
DEβを添加すると400nmを中心に新しい吸光ピークが出
現し、吸光度は6.4倍に増大する、DEαはDEβより弱い
が類似の効果をもつ。
(iv)5−ニトロサリチル酸エチルに対しても、DEβお
よびDEαはメチルエステルに対するのと類似の効果を示
す。しかし、その効果はメチルエステルの場合の方が顕
著である。
[発明の効果] 以上から明らかな如く、本発明によれば塩基性官能基
を結合したシクロデキストリンは、ニトロフェノール誘
導体の可視部における発色を著しく助長する効果を有
し、また、更には、それ自身通常のシクロデキストリン
より水に易溶のためニトロフェノール誘導体を結合した
合成基質を用いる各種の酵素活性測定法に応用する時、
従来にない実用面での有用性を持つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は4−ニトロフェノールの吸光スペクトルのDEα
による影響を示すグラフ図である。 イ……pH5.0 20mμ酢酸緩衝液中 ロ……DEα1%を含むpH5.0 20mμ酢酸緩衝液中
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 弘實 謙二 (56)参考文献 特開 昭60−152502(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩基性官能基を共有結合させたシクロデキ
    ストリン誘導体を用いて、ニトロフェノール誘導体を包
    接して発色させることを特徴とする発色方法。
  2. 【請求項2】ニトロフェノール誘導体を生成する反応系
    に、上記シクロデキストリン誘導体を共存させ発色を行
    わせるところの特許請求の範囲第1項記載の発色方法。
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