JPH08191262A - 衛星通信用tdma装置 - Google Patents

衛星通信用tdma装置

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JPH08191262A
JPH08191262A JP7002899A JP289995A JPH08191262A JP H08191262 A JPH08191262 A JP H08191262A JP 7002899 A JP7002899 A JP 7002899A JP 289995 A JP289995 A JP 289995A JP H08191262 A JPH08191262 A JP H08191262A
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JP
Japan
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hardware
assignment
unit
timing
tdma
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JP7002899A
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English (en)
Inventor
Hisamichi Hazama
久通 硲
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は衛星通信用TDMA装置に関し、ア
サインテーブルを共通化することによりメモリ数を削減
でき、遊休ハードウェアを削減して装置全体のハードウ
ェア規模を縮小することができることを目的とする。 【構成】 デマンド・アサインTDMA方式の衛星通信
を行う衛星通信用TDMA装置において、共通アサイン
テーブルM0は、装置内各部のハードウェアM0で使用
するアサイン情報を格納する。共通読み出し手段M2
は、共通アサインテーブルをアクセスして装置内各部で
使用するアサイン情報を一括して読み出す。一時記憶手
段M3は、装置内各部のハードウェアM0に対応して設
けられ、共通アサインテーブルから読み出されたアサイ
ン情報から夫々のハードウェアに対応する部分を一時記
憶し、夫々のハードウェア毎に所定のタイミングで対応
するハードウェアに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星通信用TDMA装置
に関し、特にデマンド・アサイン方式のTDMA(時分
割多元接続)で衛星通信を行なう衛星通信用TDMA装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA通信方式を用いた衛星通信ネッ
トワークは図5に示す如く、基準局同期バーストを送出
できる基準局(R局)10と、従局同期バースト及びデ
ータバーストを送出できる複数の従局(N局)111
11n と、通信衛星12とで構成される。
【0003】TDMA方式は、これらの局が送出タイミ
ングを制御して衛星12上で各局のバーストが衝突しな
いようにしてバーストを送受して通信するシステムであ
る。TDMA方式では、信号の送受信の基本となる同期
の基準をTDMAフレームと呼び、衛星12上でのこの
フレームのしきりのタイミングを全局が認識すること
で、先の送出タイミング制御が実行されることとなる。
一般に、このフレームタイミングを供給するのが基準局
同期バースト(Rバースト)で、基準局10はRバース
トを正確な周期で送出し、基準局を含む全局10,11
1 〜11n がそのRバーストを受信し衛星上のタイミン
グを認識する。図6(A)は衛星のトランスポンダに入
力されるRバースト、図6(B)は衛星上でのフレーム
タイミングを示す。
【0004】各従局では、Rバーストを受信しつづける
限り、ネットワークの他の局と同じ認識で運用すること
ができるのである。一方、図6(A)に示すRバースト
の送出されていない時間を便宜上いくつかに刻み、図6
(C)に示す如く従局同期バーストN1 〜Ni 、データ
バーストD1 〜Dj に割り当てる。この刻みをタイムス
ロットと呼ぶ。各局の送信バーストが、この決められた
タイムスロットに衛星上でぴったりと入るようにTDM
A方式の送信同期制御は行われる。
【0005】さらに、デマンド・アサインTDMA方式
では、回線制御を司る装置(通常基準局10かそれに接
続する装置)からの要求(デマンド)に従い、各従局
は、指定された送信タイムスロットにデータバーストを
打ち上げ、対向する局へ信号(回線情報)を届け、指定
された受信タイムスロットで対向する局のデータバース
トを待ち受け、信号を受信する。この手順が基本とな
り、デマンドに呼応する回線が作成されて衛星を媒体と
する通信ネットワークが形成される。
【0006】上記の様なデマンド・アサインTDMA方
式に供される衛星通信用TDMA装置においては、回線
制御を司る装置からの情報を解析する必要からソフトウ
ェアを用いて処理を行う回線制御ブロックを有してお
り、この回線制御ブロックでは、デマンドに対するアサ
イン情報をハードウェアの処理に反映させるためのアサ
インテーブルを具備している。ソフトウェアは、このア
サインテーブルをハードウェアが認識しているタイムス
ロット順にどの送信タイムスロットを送信可とするか、
また、どの受信タイムスロットを受信可とするかを回線
設定情報に従って作成する。一方、ハードウェア処理は
一時の瞬断も許されず、ソフトウェア処理に比して十分
高速な処理が要求されるため、ソフトウェアが処理して
いる間にも、常時、アサイン情報の読み出しができる
様、通常、アサインテーブルは2面構成としており、面
切り替えタイミングは、送信/受信のそれぞれのTDM
Aフレームのタイムスロットの無い位置に設置されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、衛星通信方式で
は、36000km上空にある静止衛星を介して通信し
ているため、250m秒程度のラウンド・トリップ・デ
ィレー(RDT)が存在しており、このディレー値は局
の設置されている位置条件で変化する。従って、ある局
で認識する送信TDMAフレームと受信TDMAフレー
ムの時間位置は不定である。また、アサイン情報は一般
的に送信/受信は独立であり、2面アサインテーブルは
送信/受信用を個々に用意せざるを得ない。また、局内
で、アサイン情報を適用するタイミングが装置により異
なる場合、例えば、送信アンプのON/OFF動作と送
信ベースバンド処理は、時間的に、送信ベースバンド処
理が早く、送信アンプのON/OFF動作が遅くなる場
合では、送信ベースバンド用アサインテーブルと送信ア
ンプ用アサインテーブルを個別に用意する必要がある。
【0008】図7は従来のアサインテーブルの構成図を
示す。同図中、CPU及びCPUインタフェース20が
回線制御ブロックであり、ハードウェア処理部211
21 m 夫々に対応した各2面のアサインテーブル2
1a,221b〜22ma,22mb夫々にアサイン情報を書
き込む。これらのアサインテーブル221a,221b〜2
ma,22mb夫々はテーブルアクセス部231 〜23m
によってアクセスされ、各テーブルから読み出されたア
サイン情報がハードウェア処理部211 〜21m に供給
される。
【0009】一方、アサインテーブル221a,221b
22ma,22mbとして使用しているメモリの集積度は年
々向上しており、1デバイスで記憶できる容量は非常に
大きなものとなっている(1メガビット程度)。ところ
が、一つのアサインテーブルとして使用するのは精々1
000アドレス程度である。このアドレスの数は、タイ
ムスロットの数に対応しており、実用的には、1000
タイムスロットを回線として使用できれば、十分に大き
なシステムと判断できる。つまり、アサインテーブルと
して使用しているメモリの大部分は使用せずに、遊休ハ
ードウェアと化している。また、上述した通り、アサイ
ンテーブルは2面構成を常としており、且つ、相当数の
アサインテーブルが存在しているため、局当たりで見る
と相当のハードウェアが遊んでおり、今後、更なる半導
体技術の向上が見込まれるにも拘らず、大規模のハード
ウェアを常時具備しなければならないという問題があっ
た。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
アサインテーブルを共通化することによりメモリ数を削
減でき、遊休ハードウェアを削減して装置全体のハード
ウェア規模を縮小することができる衛星通信用TDMA
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1に示す如く、デマンド・アサインTDMA方式
の衛星通信を行う衛星通信用TDMA装置において、装
置内各部のハードウェアM0で使用するアサイン情報を
格納する共通アサインテーブルM1と、上記共通アサイ
ンテーブルをアクセスして装置内各部で使用するアサイ
ン情報を一括して読み出す共通読み出し手段M2と、装
置内各部のハードウェアM0に対応して設けられ、上記
共通アサインテーブルM1から読み出されたアサイン情
報から夫々のハードウェアに対応する部分を一時記憶
し、夫々のハードウェア毎に所定のタイミングで対応す
るハードウェアに供給する一時記憶手段M3とを有す
る。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記一時記憶手
段M3を、ラッチ回路で構成する。請求項3に記載の発
明は、前記一時記憶手段M3を、ラッチ回路及びシフト
レジスタで構成する。請求項4に記載の発明は、前記一
時記憶手段M3を、ラッチ回路及びファーストイン・フ
ァーストアウト・メモリで構成する。
【0013】請求項5に記載の発明では、前記共通読み
出し手段M2は、装置内の受信部各部のハードウェアで
使用するアサイン情報と、送信部各部のハードウェアで
使用するアサイン情報とを時分割で読み出す。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明においては、共通アサイ
ンテーブルを用い、この共通アサインテーブルから読み
出したアサイン情報を一時記憶手段M3で記憶しハード
ウェア毎に所定のタイミングで供給するため、従来各ハ
ードウェア毎に設けていたアサインテーブルを共通化し
てまとめることができ、アサインテーブルとして用いる
メモリ数を削減できる。
【0015】請求項2に記載の発明においては、一時記
憶手段M3をラッチ回路で構成しているため、ラッチタ
イミングをハードウェアの所定タイミングに合わせるこ
とで、このハードウェアに対応するアサイン情報を供給
でき、簡単な構成となる。請求項3に記載の発明におい
ては、一時記憶手段M3をラッチ回路とシフトレジスタ
で構成しているため、ハードウェアに所定のタイミング
でアサイン情報を供給できると共に、ラッチタイミング
を他の一時記憶手段M3と共通化できる。
【0016】請求項4に記載の発明においては、一時記
憶手段M3をラッチ回路とファーストイン・ファースト
アウト・メモリで構成しているため、ハードウェアに所
定のタイミングでアサイン情報を供給できると共にラッ
チタイミングを他の一時記憶部と共通化でき、かつラッ
チタイミングとハードウェアに供給する所定タイミング
とを自由に設定できる。
【0017】請求項5に記載の発明においては、受信部
各部と送信部各部のアサイン情報を時分割で読み出すた
め、アサイン情報のビット数が多く装置全体のアサイン
情報を1個のアサインテーブルにまとめることができ、
メモリ数の削減ができる。
【0018】
【実施例】まず、従局TDMA装置の構成について図2
と共に説明する。図2において、地上網から入来する主
信号データは地上網インタフェース部30から主信号デ
ータ速度変換バッファ部31に供給され、バッファリン
グされる。バッファ部31は送信タイミング制御部33
の制御によって主信号データのPCMチャネル番号をP
CMチャネル番号/衛星バースト番号変換メモリ部33
から供給される衛星バースト番号に変換し、かつ、速度
変換を行って出力する。この主信号データはデータ多重
化部34で多重化され、データスクランブル部35でス
クランブルされ、誤り訂正符号化部36で生成した誤り
訂正符号を付加された後、変調部37で変調される。変
調部37の出力信号はアップコンバータ(U/C)38
で周波数高域変換され、ハイパワーアンプ(HPA)3
9で増幅されてアンテナ41から衛星に向けて送信され
る。
【0019】送信タイミング制御部33は送信同期制御
部42に制御されて送信アサインテーブル43をアクセ
スし、そのアサイン情報に基づきデータ多重化部34、
データスクランブル部35、誤り訂正符号化部36、変
調部37等の動作タイミングの制御を行う。またアップ
コンバータ38、ハイパワーアンプ39は屋外装置用ア
サインテーブル44からのアサイン情報によって動作タ
イミングを制御される。
【0020】また、アンテナ41で受信された衛星から
の信号は低雑音アンプ46で増幅されダウンコンバータ
47で周波数低域変換された後、復調部48で復調さ
れ、ここで復調された信号は誤り訂正復号化部49及び
ユニークワード検出部51に供給される。ユニークワー
ド検出部51はフレーム同期信号を検出して、その検出
信号を受信同期制御部52に供給し、受信同期制御部5
2はフレーム同期信号に基づき受信タイミング制御部5
3及び復調制御部54を制御する。誤り訂正復号化部4
9は誤り訂正符号を復号化して復調データの誤り訂正を
行い、その出力データはデータデスクランブル部55で
スクランブルが解かれ、データ分離部56で多重化され
たデータの分離が行われる。また、クロック制御部50
は復調部の再生クロックからシステムクロックを生成し
装置各部に供給する。
【0021】受信タイミング制御部53は受信同期制御
部52に制御されて受信アサインテーブル57をアクセ
スし、そのアサイン情報によって誤り訂正復号化部4
9、データデスクランブル部55、データ分離部56等
の動作タイミングの制御を行う。また、復調制御部54
は受信同期制御部52に制御されて復調部アサインテー
ブル58のアサイン情報により復調部48の動作タイミ
ングを制御し、ダウンコンバータ47はD/Cアサイン
テーブル59からのアサイン情報によって動作タイミン
グを制御される。
【0022】データ分離部56から出力される主信号デ
ータは主信号データ速度変換バッファ部31にバッファ
リングされる。バッファ部31は受信タイミング制御部
53の制御によって主信号データの衛星バースト番号を
PCNチャネル番号/衛星バースト番号、変換メモリ部
32から供給されるPCNチャネル番号に変換し、かつ
速度変換を行って、地上網インタフェース部30より地
上網に送出する。
【0023】また、データ分離部から出力される各種制
御情報は受信タイミング制御部53の制御により、回線
設定情報データバッファ部61、バースト同期情報デー
タバッファ部62、監視情報データバッファ部63、呼
制御情報データバッファ部64夫々に格納され、回線設
定制御部66、バースト同期制御部67、装置監視制御
部68、外部インタフェース部69夫々において使用さ
れる。なお、回線設定制御部66、バースト同期制御部
67、装置監視制御部68はファームウェア制御であ
り、バースト同期制御部67はバースト同期情報データ
バッファ部62に格納されているアサイン情報を送信ア
サインテーブル43、屋外装置アサインテーブル44、
受信アサインテーブル57、復調部アサインテーブル5
8、D/Cアサインテーブル59夫々に書き込む。
【0024】図3は本発明の一実施例のブロック図を示
す。同図中、CPU及びCPUインタフェース80はバ
ースト同期制御部67に対応し共通アサインテーブル8
1(M1)にアサイン情報を書き込む。共通アサインテ
ーブル81は送信アサインテーブル43、屋外装置アサ
インテーブル44、受信アサインテーブル57、復調部
アサインテーブル58、D/Cアサインテーブル59を
共通化したもので、書き込み用と読み出し用の2面メモ
リ構成である。
【0025】受信フレームカウンタ82は図4(A)に
示す受信TDMAフレームのRバーストに同期した図4
(B)に示す受信フレームタイミング信号をタイミング
生成回路83に供給する。タイミング生成回路83は上
記受信フレームタイミング信号に同期した図4(C)に
示すデータバースト番号カウンタのイネーブル信号を生
成してバースト番号カウンタ84に供給し、このカウン
タのカウント値を図4(D)に示す如くインクリメント
する。また、タイミング生成回路83は図4(E),
(F)に示す如くLレベルで受信用、Hレベルで送信用
を示す識別信号*RX/TXIDを生成し、この識別信
号を上位アドレス、前記バースト番号カウンタ84のカ
ウント値を下位アドレスとして共通アサインテーブルを
アクセスし、かつ面制御信号を生成して共通アサインテ
ーブル81のアクセス面の切り替えを行う。このアクセ
ス面の切り替えは受信フレームタイミングに同期して受
信制御の動作に影響を与えないタイミングで行う。
【0026】共通アサインテーブル81は上記識別信号
*RX/TXID及びカウント値を読み出しアドレスと
してアクセスされ、1タイムスロットの前半つまり識別
信号*RX/TXIDのLレベル時に受信アサイン情報
が読み出され、識別信号がHレベルの1タイムスロット
の後半に送信アサイン情報が読み出される。図4(F)
は同図(E)の識別信号を拡大したものであるがタイミ
ング生成回路83はこの識別信号に対して図4(G),
(H),(I)夫々のタイミングで受信用ラッチ信号、
送信用ラッチ信号、送信用書き込みパルス夫々を生成
し、受信用ラッチ信号をラッチ回路85,86に供給
し、送信用ラッチ信号をラッチ回路90に供給し、送信
用書き込みパルスをFIFO(ファーストイン・ファー
ストアウト・メモリ)91に供給する。上記受信フレー
ムカウンタ82、タイミング生成回路83、バースト番
号カウンタ84が共通読み出し手段M2に対応する。
【0027】一時記憶手段M3としてのラッチ回路85
は受信用ラッチ信号のタイミングで受信用アサイン情報
の一部ビットをラッチして端子100から例えばダウン
コンバータ47に供給する。また、ラッチ回路86は受
信用ラッチ信号のタイミングで受信用アサイン情報の他
の一部ビットをラッチし、このラッチ回路86出力はシ
フトレジスタ87でタイミング生成回路83からのクロ
ックによって所定時間遅延された後、端子101から例
えば復調部48に供給される。更に、上記ラッチ回路8
6とシフトレジスタ87が一時記憶手段M3に対応し、
これと同様の回路が更に設けられており、受信用アサイ
ン情報の他の一部ビットがラッチされ、所定時間遅延さ
れて例えば誤り訂正復号化部49、データデスクランブ
ル部55、データ分離部56等に供給される。
【0028】また、ラッチ回路90は送信用ラッチ信号
のタイミングで送信用アサイン情報の一部ビットをラッ
チしてFIFO91に供給し、書き込みパルスのタイミ
ングでFIFOに格納される。送信フレームカウンタ9
2は図4(J)に示す送信TDMAフレームをカウント
しており、そのカウント値がタイミング生成回路93に
供給されている。タイミング生成回路93は上記カウン
ト値の切り替り時に図4(K)に示す読み出しパルスを
生成してFIFO91に供給し、これによってFIFO
91より図4(L)に示すタイミングでアサイン情報が
読み出され、端子105から例えばデータ多重化部3
4、データスクランブル部35、誤り訂正符号化部3
6、変調部37等に供給される。更に、上記ラッチ回路
90とFIFO91が一時記憶手段M3に対応し、これ
と同様の回路が更に設けられており、送信用アサイン情
報の他の一部ビットがラッチされタイミング生成回路9
3の読み出しパルス(図4(K)のタイミングより僅か
に遅れたタイミング、所定タイミングで読み出されて例
えばアップコンバータ38、ハイパワーアンプ39等に
供給される。
【0029】CPU80のソフトウェアがアサインテー
ブル81として使用するのは、一つのメモリ(2面テー
ブルであるので、正確には2個のメモリの何れか一方)
であり、アドレッシングにより用途別情報を書き分ける
こととなる。従来より、個々のアサインテーブルはアド
レスを異にしており、共通アサインテーブルとなって
も、ソフトウェアからみて何ら変更になる点はない。一
方、アサイン情報の読み出しについては、各ハードウェ
アの具体的な処理とは独立した共通読み出し手段M2と
しての受信フレームカウンタ82、タイミング生成回路
83、バースト番号カウンタ84を設け、受信部、送信
部夫々の情報を時分割で読み出し、一時記憶手段M3の
各ラッチ回路85,86,90に書き込む。一時記憶手
段M3からの読み出しは、各ハードウェア処理のタイミ
ングで独立して実施できるので、従来のアサインテーブ
ルの読み出し処理相当の機能で対応可能であり、情報の
重複や欠落は発生しない。
【0030】一時記憶手段M3は、ラッチ回路、又はこ
れとシフトレジスタ、又は書き込みと書き出しを独立し
て行うことが可能なFIFOメモリやエラスティックメ
モリで実現でき、従来の2面制御回路と2面メモリに比
してハードウェア増加を招くものではない。なお、直
接、ソフトウェアが一時記憶手段にアクセスすること
は、ハードウェア処理の隙間の時間を狙って、書き込む
ことを意味し、高速処理が必要となる。一方、ハードウ
ェアによれば、隙間の時間を狙った高速処理が可能で、
TDMAフレームの中で、タイムスロット単位の可/不
可情報を書き込み/読み出し可能なタイミングを見出す
ことは、困難なことでは無い。
【0031】共通アサインテーブルM1と共通読み出し
手段M2を導入し、個々の具体的なハードウェア処理部
に対しては、一時記憶手段M3を介することにより、ア
サイン情報を必要とするハードウェアブロックが増加し
ても、一時記憶手段M3を追加するだけで対応可能であ
る。但し、アサインテーブルM1として使用するメモリ
の容量にも限界があるので、2面テーブルを2個のデバ
イスで実現できる保証はないが、将来のメモリ集積度の
向上により、ハードウェア縮小を見込むことが可能であ
る。
【0032】なお、一時記憶手段M3をラッチ回路85
だけ構成すると、ラッチタイミングをハードウェアの所
定タイミングに合わせることで、このハードウェアに対
応するアサイン情報を供給でき、簡単な構成となる。一
時記憶手段M3をラッチ回路86とシフトレジスタ87
で構成すると、ハードウェアに所定のタイミングでアサ
イン情報を供給できると共に、ラッチタイミングを他の
一時記憶手段と共通化できる。
【0033】一時記憶手段M3をラッチ回路90とFI
FO91で構成すると、ハードウェアに所定のタイミン
グでアサイン情報を供給できると共にラッチタイミング
を他の一時記憶部と共通化でき、かつラッチタイミング
とハードウェアに供給する所定タイミングとを自由に設
定できる。
【0034】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、共通アサインテーブルを用い、この共通アサイン
テーブルから読み出したアサイン情報を一時記憶手段で
記憶しハードウェア毎に所定のタイミングで供給するた
め、従来各ハードウェア毎に設けていたアサインテーブ
ルを共通化してまとめることができ、アサインテーブル
として用いるメモリ数を削減できる。
【0035】また、請求項2に記載の発明によれば、一
時記憶手段をラッチ回路で構成しているため、ラッチタ
イミングをハードウェアの所定タイミングに合わせるこ
とで、このハードウェアに対応するアサイン情報を供給
でき、簡単な構成となる。また、請求項3に記載の発明
によれば、一時記憶手段をラッチ回路とシフトレジスタ
で構成しているため、ハードウェアに所定のタイミング
でアサイン情報を供給できると共に、ラッチタイミング
を他の一時記憶手段と共通化できる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、一
時記憶手段をラッチ回路とファーストイン・ファースト
アウト・メモリで構成しているため、ハードウェアに所
定のタイミングでアサイン情報を供給できると共にラッ
チタイミングを他の一時記憶部と共通化でき、かつラッ
チタイミングとハードウェアに供給する所定タイミング
とを自由に設定でき、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】従局TDMA装置のブロック図である。
【図3】本発明の要部のブロック図である
【図4】図3の各部の信号タイミングチャートである。
【図5】衛星通信ネットワークの構成図である。
【図6】衛星上でのフレームタイミングを説明するため
の図である。
【図7】従来装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 R局 111 〜11n N局 12 通信衛星 80 CPU及びCPUインタフェース 81 共通アサインテーブル 82 受信フレームカウンタ 83,93 タイミング生成回路 84 バースト番号カウンタ 85,86,90 ラッチ回路 87 シフトレジスタ 91 FIFO 92 送信フレームカウンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デマンド・アサインTDMA方式の衛星
    通信を行う衛星通信用TDMA装置において、 装置内各部のハードウェアで使用するアサイン情報を格
    納する共通アサインテーブルと、 上記共通アサインテーブルをアクセスして装置内各部で
    使用するアサイン情報を一括して読み出す共通読み出し
    手段と、 装置内各部のハードウェアに対応して設けられ、上記共
    通アサインテーブルから読み出されたアサイン情報から
    夫々のハードウェアに対応する部分を一時記憶し、夫々
    のハードウェア毎に所定のタイミングで対応するハード
    ウェアに供給する一時記憶手段とを有することを特徴と
    する衛星通信用TDMA装置。
  2. 【請求項2】 前記一時記憶手段は、ラッチ回路で構成
    されることを特徴とする請求項1記載の衛星通信用TD
    MA装置。
  3. 【請求項3】 前記一時記憶手段は、ラッチ回路及びシ
    フトレジスタで構成されることを特徴とする請求項1記
    載の衛星通信用TDMA装置。
  4. 【請求項4】 前記一時記憶手段は、ラッチ回路及びフ
    ァーストイン・ファーストアウト・メモリで構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の衛星通信用TDMA装
    置。
  5. 【請求項5】 前記共通読み出し手段は、装置内の受信
    部各部のハードウェアで使用するアサイン情報と、送信
    部各部のハードウェアで使用するアサイン情報とを時分
    割で読み出すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の衛星通信用TDMA装置。
JP7002899A 1995-01-11 1995-01-11 衛星通信用tdma装置 Withdrawn JPH08191262A (ja)

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JP (1) JPH08191262A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013038621A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Nec Engineering Ltd Tdma通信システムおよびターミナルアダプター

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JP2013038621A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Nec Engineering Ltd Tdma通信システムおよびターミナルアダプター

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