JPH08190731A - ヒートモード記録材料 - Google Patents
ヒートモード記録材料Info
- Publication number
- JPH08190731A JPH08190731A JP14572595A JP14572595A JPH08190731A JP H08190731 A JPH08190731 A JP H08190731A JP 14572595 A JP14572595 A JP 14572595A JP 14572595 A JP14572595 A JP 14572595A JP H08190731 A JPH08190731 A JP H08190731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- heat mode
- recording material
- mode recording
- roughening agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/24—Ablative recording, e.g. by burning marks; Spark recording
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/913—Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S430/00—Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
- Y10S430/146—Laser beam
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S430/00—Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
- Y10S430/151—Matting or other surface reflectivity altering material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24802—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
- Y10T428/24917—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.] including metal layer
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザー記録上に干渉パターンが減じられた
又は全く存在しない薄い金属層に基づいたヒートモード
記録材料を提供する。 【構成】 下記(a)〜(d)をこの順序で含むヒート
モード記録材料: (a) 支持体、(b) 粗性化剤を含有する層、
(c) 金属記録層、(d) 保護材料。
又は全く存在しない薄い金属層に基づいたヒートモード
記録材料を提供する。 【構成】 下記(a)〜(d)をこの順序で含むヒート
モード記録材料: (a) 支持体、(b) 粗性化剤を含有する層、
(c) 金属記録層、(d) 保護材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄い金属記録層を含有す
る改良されたヒートモード記録材料に関する。
る改良されたヒートモード記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】高エネルギー濃度を有するレーザー光線
のような強い放射線の使用によって記録が熱的になされ
る記録材料が開示されている。このような熱的記録又は
ヒートモード記録材料では情報は記録層上の透過光学濃
度及び/又は反射の違いを創造することによって記録さ
れる。記録層は高光学濃度を有し、その上に当たる放射
光線を吸収する。放射線の熱への変換は局部的な温度上
昇をもたらし、蒸発又はアブレーションのような熱的変
化を記録層に起こす。結果として、記録層の照射部分は
全体的に又は部分的に除去され、光学濃度の違いが照射
部分と非照射部分の間に形成される(参照、米国特許N
o.4216501、4233626、4188214
及び4291119及び英国特許No.202634
6)。
のような強い放射線の使用によって記録が熱的になされ
る記録材料が開示されている。このような熱的記録又は
ヒートモード記録材料では情報は記録層上の透過光学濃
度及び/又は反射の違いを創造することによって記録さ
れる。記録層は高光学濃度を有し、その上に当たる放射
光線を吸収する。放射線の熱への変換は局部的な温度上
昇をもたらし、蒸発又はアブレーションのような熱的変
化を記録層に起こす。結果として、記録層の照射部分は
全体的に又は部分的に除去され、光学濃度の違いが照射
部分と非照射部分の間に形成される(参照、米国特許N
o.4216501、4233626、4188214
及び4291119及び英国特許No.202634
6)。
【0003】かかるヒートモード記録材料の記録層は通
常、金属、染料又は重合体から作られる。このような記
録材料は“ Electron , Ion and Laser Beam Tech
nology ”、 M. L. Levene ら著; The Proceeding
s of the Eleventh Symposium (1969);“ E
lectronics ”(1968年3月18日)、50頁;
“ The Bell System Technical Journal ”、 D.
Maydan 著、Vol.50(1971)、1761頁;及び
“ Science ”、C. O. Carlson 著、Vol.154(19
66)、1550頁に記載されている。
常、金属、染料又は重合体から作られる。このような記
録材料は“ Electron , Ion and Laser Beam Tech
nology ”、 M. L. Levene ら著; The Proceeding
s of the Eleventh Symposium (1969);“ E
lectronics ”(1968年3月18日)、50頁;
“ The Bell System Technical Journal ”、 D.
Maydan 著、Vol.50(1971)、1761頁;及び
“ Science ”、C. O. Carlson 著、Vol.154(19
66)、1550頁に記載されている。
【0004】かかる熱的記録材料上の記録は通常記録さ
れるべき情報を電気時系列信号に変換し、信号に従って
変調されるレーザー光線で記録材料を走査することによ
って達成される。この方法は記録画像をリアルタイムに
(すなわち、即座に)得ることができる点で有利であ
る。このタイプの記録材料は“直線追記型”(DRA
W)材料と称せられる。DRAW記録材料は人の判読で
きる又は機械の判読できる記録を生みだすために像に従
って変調されたレーザー光線を記録するための媒体とし
て使用することができる。人の判読できる記録として
は、例えば拡大及び投射して判読できるマイクロ画像が
ある。機械の判読できるDRAW記録材料の例は光ディ
スクである。今日まで光ディスクの製造のためにテルル
及びその合金がレーザー光線で局部的に加熱することで
ピット形成し反射率を減ずる高反射の薄い金属フィルム
を形成するために広く使用されている(参照、例えば定
期刊行誌“ Physik in unserer Zeit ”15、 Jah
rg. 1984/Nr.5、129〜130の記事“ Opt
ische Datenspeicher ” Jochen Fricke 著)。テ
ルルは有毒であり、酸素及び湿度に対する感受性のため
に記録保存性に劣る。DRAWヒートモード記録に使用
するために好適な他の金属はUS−P4499178及
びUS−P4388400に記載されている。毒性問題
を避けるためにビスマスのような他の相対的に低溶融の
金属がヒートモード記録層の製造に導入されている。こ
のような記録材料を高出力レーザーのパルスによって極
めて短く露光することによって放射線がビスマス層面に
当たると熱に変換される。結果として筆記部分は少量の
ビスマス層を融蝕又は溶融する。溶融するとすぐにその
層は表面張力によって加熱部分上を収縮し、かくして小
さなキャビテーション又は穴を形成する。結果として光
はこれらのキャビテーションを通して透過することがで
き、その濃度は照射されたレーザーエネルギーによって
一定のDmin値に低下される。
れるべき情報を電気時系列信号に変換し、信号に従って
変調されるレーザー光線で記録材料を走査することによ
って達成される。この方法は記録画像をリアルタイムに
(すなわち、即座に)得ることができる点で有利であ
る。このタイプの記録材料は“直線追記型”(DRA
W)材料と称せられる。DRAW記録材料は人の判読で
きる又は機械の判読できる記録を生みだすために像に従
って変調されたレーザー光線を記録するための媒体とし
て使用することができる。人の判読できる記録として
は、例えば拡大及び投射して判読できるマイクロ画像が
ある。機械の判読できるDRAW記録材料の例は光ディ
スクである。今日まで光ディスクの製造のためにテルル
及びその合金がレーザー光線で局部的に加熱することで
ピット形成し反射率を減ずる高反射の薄い金属フィルム
を形成するために広く使用されている(参照、例えば定
期刊行誌“ Physik in unserer Zeit ”15、 Jah
rg. 1984/Nr.5、129〜130の記事“ Opt
ische Datenspeicher ” Jochen Fricke 著)。テ
ルルは有毒であり、酸素及び湿度に対する感受性のため
に記録保存性に劣る。DRAWヒートモード記録に使用
するために好適な他の金属はUS−P4499178及
びUS−P4388400に記載されている。毒性問題
を避けるためにビスマスのような他の相対的に低溶融の
金属がヒートモード記録層の製造に導入されている。こ
のような記録材料を高出力レーザーのパルスによって極
めて短く露光することによって放射線がビスマス層面に
当たると熱に変換される。結果として筆記部分は少量の
ビスマス層を融蝕又は溶融する。溶融するとすぐにその
層は表面張力によって加熱部分上を収縮し、かくして小
さなキャビテーション又は穴を形成する。結果として光
はこれらのキャビテーションを通して透過することがで
き、その濃度は照射されたレーザーエネルギーによって
一定のDmin値に低下される。
【0005】ヒートモード記録材料は通常、現像及び定
着工程を必要とせず、また室内光に不感受性のため暗室
操作を要求しない。それゆえにそれらは例えば写真植字
又は画像植字の用途のためのハロゲン化銀材料に基づく
従来からの感光性材料にとって代わる価値ある材料を構
成する。一般に知られているようにハロゲン化銀材料は
高ポテンシャルの固有感度及び優れた画像品質の利点を
有する。一方それらは生態学的見地から疑わしい化学的
成分を使用する幾つかの湿式処理工程を要求する欠点を
示す。例えば一般に使用される現像主薬ハイドロキノン
はアレルギーを起こし、処理されたフェニドンの生分解
は極めて遅い。結果としてこの種の使い果たされた溶液
を公共の下水道に放出することは望ましくない。それら
は収集されて燃焼によって破壊されなければならず、や
っかいで高価な方法である。
着工程を必要とせず、また室内光に不感受性のため暗室
操作を要求しない。それゆえにそれらは例えば写真植字
又は画像植字の用途のためのハロゲン化銀材料に基づく
従来からの感光性材料にとって代わる価値ある材料を構
成する。一般に知られているようにハロゲン化銀材料は
高ポテンシャルの固有感度及び優れた画像品質の利点を
有する。一方それらは生態学的見地から疑わしい化学的
成分を使用する幾つかの湿式処理工程を要求する欠点を
示す。例えば一般に使用される現像主薬ハイドロキノン
はアレルギーを起こし、処理されたフェニドンの生分解
は極めて遅い。結果としてこの種の使い果たされた溶液
を公共の下水道に放出することは望ましくない。それら
は収集されて燃焼によって破壊されなければならず、や
っかいで高価な方法である。
【0006】しかしながら、薄い金属層に基づく記録材
料はレーザー照射のエネルギーを浪費してレーザー照射
の50%以上を反射する欠点を示す。従って、このよう
な材料は記録のためのかなりの量のエネルギーを要求す
る。それゆえ、記録が高スピード走査によってなされる
場合には高出力レーザー光源が要求される。反射率を減
ずるための方法は日本国の特開昭46−404791及
び特開昭51−74632に提案されている。しかしな
がら提案された溶液は他の欠点を有する。さらに、高い
正反射率のため引掻ききずに対して感受性のある金属層
を保護するために通常存在する保護被覆の厚さによって
は干渉パターンが周期的に起こる。これらの干渉現象の
結果として完成画像はむらがあり( uneven )かつ汚れ
た( splodgy )外観を有する。
料はレーザー照射のエネルギーを浪費してレーザー照射
の50%以上を反射する欠点を示す。従って、このよう
な材料は記録のためのかなりの量のエネルギーを要求す
る。それゆえ、記録が高スピード走査によってなされる
場合には高出力レーザー光源が要求される。反射率を減
ずるための方法は日本国の特開昭46−404791及
び特開昭51−74632に提案されている。しかしな
がら提案された溶液は他の欠点を有する。さらに、高い
正反射率のため引掻ききずに対して感受性のある金属層
を保護するために通常存在する保護被覆の厚さによって
は干渉パターンが周期的に起こる。これらの干渉現象の
結果として完成画像はむらがあり( uneven )かつ汚れ
た( splodgy )外観を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はレーザ
ー記録上の干渉パターンを減じる又は全く存在しない薄
い金属層に基づいた改良されたヒートモード記録材料を
提供することにある。
ー記録上の干渉パターンを減じる又は全く存在しない薄
い金属層に基づいた改良されたヒートモード記録材料を
提供することにある。
【0008】さらに本発明の目的は全くむら又は汚れが
ない外観を有するヒートモード画像の形成のための方法
を提供することにある。
ない外観を有するヒートモード画像の形成のための方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記
(a)〜(d)をこの順序で含むヒートモード記録材料
によって達成される: (a) 支持体、(b) 粗性化剤(roughening agen
t)を含有する層、(c) 金属記録層、(d) 保護
材料。
(a)〜(d)をこの順序で含むヒートモード記録材料
によって達成される: (a) 支持体、(b) 粗性化剤(roughening agen
t)を含有する層、(c) 金属記録層、(d) 保護
材料。
【0010】好ましい具体例では金属層は好ましくは
0.1〜0.6μmの厚さを有する真空蒸着された薄い
ビスマス層である。粗性化剤の平均粒径は好ましくは
0.3〜2.0μmの範囲であり、最も好ましくは約
1.0μmである。好ましい粗性化剤はポリメチルメタ
クリレートビーズから構成される。
0.1〜0.6μmの厚さを有する真空蒸着された薄い
ビスマス層である。粗性化剤の平均粒径は好ましくは
0.3〜2.0μmの範囲であり、最も好ましくは約
1.0μmである。好ましい粗性化剤はポリメチルメタ
クリレートビーズから構成される。
【0011】粗性化剤を含有する層は支持体の下塗り層
であることができ又は下塗り層と金属層の間の余分の層
であることができる。
であることができ又は下塗り層と金属層の間の余分の層
であることができる。
【0012】保護材料は被覆紙及び接着剤層を含むこと
が好ましい。
が好ましい。
【0013】本発明のヒートモード記録材料を構成する
様々な材料をさらに詳細に説明する。
様々な材料をさらに詳細に説明する。
【0014】ヒートモード記録材料の支持体は原則とし
て不透明紙基体であるけれども、好ましくは透明有機樹
脂支持体である。有用な透明有機樹脂支持体は例えば硝
酸セルロースフィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリ
酢酸ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルム又はポリエチレン又はポリ
プロピレンフィルムのようなポリアルファオレフィンフ
ィルムである。このような有機樹脂フィルムの厚さは好
ましくは0.07〜0.35mmである。本発明の最も
好ましい具体例では支持体は下塗り層を設けたポリエチ
レンテレフタレート層である。
て不透明紙基体であるけれども、好ましくは透明有機樹
脂支持体である。有用な透明有機樹脂支持体は例えば硝
酸セルロースフィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリ
酢酸ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルム又はポリエチレン又はポリ
プロピレンフィルムのようなポリアルファオレフィンフ
ィルムである。このような有機樹脂フィルムの厚さは好
ましくは0.07〜0.35mmである。本発明の最も
好ましい具体例では支持体は下塗り層を設けたポリエチ
レンテレフタレート層である。
【0015】粗性化剤を含有する層は支持体に適用され
る下塗り層そのものであることができ又は下塗り層と金
属層の間の余分の層であることができる。
る下塗り層そのものであることができ又は下塗り層と金
属層の間の余分の層であることができる。
【0016】原則として層(b)は結合剤を全く含有し
ないが、好ましくはそれは結合剤を含有する。その層
(b)は結合剤の化学的性質によって原則として有機溶
媒又は水性媒体で被覆することができる。有機溶媒可溶
性結合剤としては例えばα,β−エチレン不飽和化合物
から誘導した重合体(ポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニ
ルブチラールなど)がある。これらの重合体を溶解及び
被覆するために幾つかの有機溶剤を使用することができ
る。一方水性媒体で被覆しうる水溶性結合剤、例えばゼ
ラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
エチルセルロース、アラビアゴム、カゼイン、様々な種
類の水溶性ラテックスなどを使用することができる。
ないが、好ましくはそれは結合剤を含有する。その層
(b)は結合剤の化学的性質によって原則として有機溶
媒又は水性媒体で被覆することができる。有機溶媒可溶
性結合剤としては例えばα,β−エチレン不飽和化合物
から誘導した重合体(ポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニ
ルブチラールなど)がある。これらの重合体を溶解及び
被覆するために幾つかの有機溶剤を使用することができ
る。一方水性媒体で被覆しうる水溶性結合剤、例えばゼ
ラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
エチルセルロース、アラビアゴム、カゼイン、様々な種
類の水溶性ラテックスなどを使用することができる。
【0017】好ましい具体例では粗性化剤はポリエステ
ル支持体に適用される下塗り層に混入される。換言すれ
ばこの下塗り層は層(b)を構成する。この下塗り層は
ポリエステルフィルム支持体の延伸前又は延伸後に適用
することができる。ポリエステルフィルム支持体はその
厚さを約1/2〜1/9以上に減じかつその面積を2〜
9倍に増加して、例えば70〜120℃の高温で二軸延
伸することが好ましい。延伸は横及び縦の2工程を順番
に又は同時のいずれかで達成することができる。下塗り
層は0.1〜5μmの厚さで縦と横の延伸の間に水性被
覆を適用することが好ましい。ビスマス記録層の場合に
は下塗り層はヨーロッパ特許出願EP0464906に
記載のように共有結合した塩素を含むモノマーのホモポ
リマー又はコポリマーを含むことが好ましい。下塗り層
に使用するために好適な前記ホモポリマー又はコポリマ
ーの例としては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニリデン、アクリルエステル及びイタコン酸
のコポリマー、塩化ビニル及び塩化ビニリデンのコポリ
マー、塩化ビニル及び酢酸ビニルのコポリマー、ブチル
アクリレート、酢酸ビニル及び塩化ビニル又は塩化ビニ
リデンのコポリマー、塩化ビニル、塩化ビニリデン及び
イタコン酸のコポリマー、塩化ビニル、酢酸ビニル及び
ビニルアルコールのコポリマーなどがある。水分散可能
なポリマーが生態学的な利点である下塗り層の水性被覆
を可能にする点で好適である。
ル支持体に適用される下塗り層に混入される。換言すれ
ばこの下塗り層は層(b)を構成する。この下塗り層は
ポリエステルフィルム支持体の延伸前又は延伸後に適用
することができる。ポリエステルフィルム支持体はその
厚さを約1/2〜1/9以上に減じかつその面積を2〜
9倍に増加して、例えば70〜120℃の高温で二軸延
伸することが好ましい。延伸は横及び縦の2工程を順番
に又は同時のいずれかで達成することができる。下塗り
層は0.1〜5μmの厚さで縦と横の延伸の間に水性被
覆を適用することが好ましい。ビスマス記録層の場合に
は下塗り層はヨーロッパ特許出願EP0464906に
記載のように共有結合した塩素を含むモノマーのホモポ
リマー又はコポリマーを含むことが好ましい。下塗り層
に使用するために好適な前記ホモポリマー又はコポリマ
ーの例としては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニリデン、アクリルエステル及びイタコン酸
のコポリマー、塩化ビニル及び塩化ビニリデンのコポリ
マー、塩化ビニル及び酢酸ビニルのコポリマー、ブチル
アクリレート、酢酸ビニル及び塩化ビニル又は塩化ビニ
リデンのコポリマー、塩化ビニル、塩化ビニリデン及び
イタコン酸のコポリマー、塩化ビニル、酢酸ビニル及び
ビニルアルコールのコポリマーなどがある。水分散可能
なポリマーが生態学的な利点である下塗り層の水性被覆
を可能にする点で好適である。
【0018】前記ホモポリマー又はコポリマーは構成す
るモノマーの様々な重合方法によって製造することがで
きる。例えば、重合は触媒及び活性剤、例えば過硫酸ナ
トリウム及びメタ亜硫酸水素ナトリウム、及び乳化剤及
び/又は分散剤を含有する水性分散液で実施することが
できる。また、本発明で使用されるホモポリマー又はコ
ポリマーは稀釈剤を添加することなくバルク中のモノマ
ー成分の重合によって製造することができ、又はモノマ
ーは適切な有機溶媒反応媒体中で反応することができ
る。
るモノマーの様々な重合方法によって製造することがで
きる。例えば、重合は触媒及び活性剤、例えば過硫酸ナ
トリウム及びメタ亜硫酸水素ナトリウム、及び乳化剤及
び/又は分散剤を含有する水性分散液で実施することが
できる。また、本発明で使用されるホモポリマー又はコ
ポリマーは稀釈剤を添加することなくバルク中のモノマ
ー成分の重合によって製造することができ、又はモノマ
ーは適切な有機溶媒反応媒体中で反応することができ
る。
【0019】層(b)に混入される粗性化剤は−多くの
実際の物質にとってこの言葉はもっと良く知られている
言葉“艶消剤”又は“スペーシング剤”と等価である
が、その言葉はその機能的側面のために選択される−本
発明をうまく実行するための幾つかの条件を満たさなけ
ればならない。粗性化剤の化学的性質、濃度及び粒度分
布はある程度のむらを金属記録層に導入しうるような方
法で選択されなければならない。このむらは反射をさら
に拡散するので干渉パターンの発生を減ずることがわか
る。粗性化剤がその層内で密接に充填されなければなら
ないことは明らかである。充分な数の粗性化粒子が局部
的な変形部分を金属層に誘発するために界面層(b)/
金属層の上方に突出するような方法で層(b)の厚さ、
粗性化剤の平均粒径及び被覆面積は互いに調和しなけれ
ばならないことも容易に理解されるだろう。平均粒径が
極めて小さい場合には、粗性化剤は金属層にむらをもた
らすことができないだろう。平均粒径が極めて大きい場
合には、被覆面積が多くなりすぎ、層(b)を極めて厚
くすることを要求するだろう。従って最適粒径は粗性化
剤のために選択されるべきであり、この最適値は金属層
の機械的強さ、即ちその厚さに依存することは明らかで
ある。約0.3μmの厚さを有するビスマス層の好まし
い具体例のためには粗性化剤の平均粒径は好ましくは
0.3〜2.0μmの範囲であり、最も好ましくは約
1.0μmである。この場合には粗性化剤の被覆面積は
0.05〜1.0g/m2 が好ましく、最も好ましくは
約0.6g/m2 である。
実際の物質にとってこの言葉はもっと良く知られている
言葉“艶消剤”又は“スペーシング剤”と等価である
が、その言葉はその機能的側面のために選択される−本
発明をうまく実行するための幾つかの条件を満たさなけ
ればならない。粗性化剤の化学的性質、濃度及び粒度分
布はある程度のむらを金属記録層に導入しうるような方
法で選択されなければならない。このむらは反射をさら
に拡散するので干渉パターンの発生を減ずることがわか
る。粗性化剤がその層内で密接に充填されなければなら
ないことは明らかである。充分な数の粗性化粒子が局部
的な変形部分を金属層に誘発するために界面層(b)/
金属層の上方に突出するような方法で層(b)の厚さ、
粗性化剤の平均粒径及び被覆面積は互いに調和しなけれ
ばならないことも容易に理解されるだろう。平均粒径が
極めて小さい場合には、粗性化剤は金属層にむらをもた
らすことができないだろう。平均粒径が極めて大きい場
合には、被覆面積が多くなりすぎ、層(b)を極めて厚
くすることを要求するだろう。従って最適粒径は粗性化
剤のために選択されるべきであり、この最適値は金属層
の機械的強さ、即ちその厚さに依存することは明らかで
ある。約0.3μmの厚さを有するビスマス層の好まし
い具体例のためには粗性化剤の平均粒径は好ましくは
0.3〜2.0μmの範囲であり、最も好ましくは約
1.0μmである。この場合には粗性化剤の被覆面積は
0.05〜1.0g/m2 が好ましく、最も好ましくは
約0.6g/m2 である。
【0020】結合剤の最適量/m2 は粗性化剤の平均粒
径に依存することも明らかだろう。
径に依存することも明らかだろう。
【0021】層(b)の粗さの程度はいわゆるRa値に
よって最も特徴づけられる。このいわゆる平均粗さ値は
測定間隔内での中心線から粗さ側面のすべての測定距離
の絶対量の算術平均値として規定される。層(b)は少
なくとも0.2μmのRa値を有することが好ましい。
よって最も特徴づけられる。このいわゆる平均粗さ値は
測定間隔内での中心線から粗さ側面のすべての測定距離
の絶対量の算術平均値として規定される。層(b)は少
なくとも0.2μmのRa値を有することが好ましい。
【0022】粗性化剤は選択される粒子が優れた機械的
及び熱的安定性を示すならば、幅広い種類の化学的分類
から選択することができる。好ましい粗性化剤としては
下記のものが含まれる: − US−P4861818に開示されるような球状ポ
リマービーズ; − US−P4906560及びEP0584407の
アルカリ可溶性ビーズ; − EP0466982に開示されるような不溶性ポリ
マービーズ; − ポリメチルメタクリレートビーズ; − メタクリル酸とメチル−又はエチルメタクリレート
の共重合体; − TOSPEARLシロキサン粒子(例えばタイプT
105、T108、T103、T120)、東芝(株)
によって販売される; − SHEHOSTARポリシロキサン−シリカ粒子
(例えばタイプKE−P50)、日本触媒(株)によっ
て販売される; − ROPAQUE粒子、重合体中空球状コア/シート
ビーズ、 Rohm andHaas Co. によって販売され、例え
ばUS−P4427836、4468498及び446
9825に記載されている; − ABD PULVER、BASF AGによって販
売される; − CHEMIPEARL、球状重合体粒子、三井石油
化学(株)によって販売される。
及び熱的安定性を示すならば、幅広い種類の化学的分類
から選択することができる。好ましい粗性化剤としては
下記のものが含まれる: − US−P4861818に開示されるような球状ポ
リマービーズ; − US−P4906560及びEP0584407の
アルカリ可溶性ビーズ; − EP0466982に開示されるような不溶性ポリ
マービーズ; − ポリメチルメタクリレートビーズ; − メタクリル酸とメチル−又はエチルメタクリレート
の共重合体; − TOSPEARLシロキサン粒子(例えばタイプT
105、T108、T103、T120)、東芝(株)
によって販売される; − SHEHOSTARポリシロキサン−シリカ粒子
(例えばタイプKE−P50)、日本触媒(株)によっ
て販売される; − ROPAQUE粒子、重合体中空球状コア/シート
ビーズ、 Rohm andHaas Co. によって販売され、例え
ばUS−P4427836、4468498及び446
9825に記載されている; − ABD PULVER、BASF AGによって販
売される; − CHEMIPEARL、球状重合体粒子、三井石油
化学(株)によって販売される。
【0023】原則として、薄い中間層は物理的損傷に対
する保護の理由のため層(b)と金属記録層の間に適用
することができる。この場合において薄い中間層はスラ
イドホッパー被覆によって層(b)とともに被覆され
る。それは粗性化効果をゆるめないように1g/m2 未
満の被覆面積で層(b)として同種の結合剤を含有する
ことができる。しかしながら好ましい具体例ではこのよ
うな中間層は全く存在せず、金属記録層は粗性化剤によ
って導入されたむらの充分な効果を得るために層の上部
に密接して設けられる。
する保護の理由のため層(b)と金属記録層の間に適用
することができる。この場合において薄い中間層はスラ
イドホッパー被覆によって層(b)とともに被覆され
る。それは粗性化効果をゆるめないように1g/m2 未
満の被覆面積で層(b)として同種の結合剤を含有する
ことができる。しかしながら好ましい具体例ではこのよ
うな中間層は全く存在せず、金属記録層は粗性化剤によ
って導入されたむらの充分な効果を得るために層の上部
に密接して設けられる。
【0024】本発明の記録層のための可能な金属として
は、Mg、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、T
a、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、
Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Z
n、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、A
s、Sb、Bi、Se、Teが含まれる。これらの金属
は単独あるいは混合して又はそれらの少なくとも二つの
金属の合金として使用することができる。Mg、Zn、
In、Sn、Bi及びTeが低融点のため好ましい。本
発明の実施のために最も好ましい金属はBiである。
は、Mg、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、T
a、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、
Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Z
n、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、A
s、Sb、Bi、Se、Teが含まれる。これらの金属
は単独あるいは混合して又はそれらの少なくとも二つの
金属の合金として使用することができる。Mg、Zn、
In、Sn、Bi及びTeが低融点のため好ましい。本
発明の実施のために最も好ましい金属はBiである。
【0025】金属記録層は蒸着、スパッタリング、イオ
ンプレーティング、化学蒸着、電解プレーティング又は
無電解プレーティングによって粗性化剤を含有する層の
上部に適用することができる。Biの好適な例では記録
層は真空蒸着によって設けることが好ましい。このよう
な蒸着のための方法及び装置はEP0384041に開
示されている。
ンプレーティング、化学蒸着、電解プレーティング又は
無電解プレーティングによって粗性化剤を含有する層の
上部に適用することができる。Biの好適な例では記録
層は真空蒸着によって設けることが好ましい。このよう
な蒸着のための方法及び装置はEP0384041に開
示されている。
【0026】このBi層の厚さは0.1〜0.6μmの
範囲であることが好ましい。この厚さが小さすぎる場合
は、記録画像は充分な濃度を有さない。一方その厚さが
大きすぎる場合は、感度は減少する傾向を示し、最小濃
度、即ち露光域でのレーザー記録後の濃度が高くなる傾
向を示す。
範囲であることが好ましい。この厚さが小さすぎる場合
は、記録画像は充分な濃度を有さない。一方その厚さが
大きすぎる場合は、感度は減少する傾向を示し、最小濃
度、即ち露光域でのレーザー記録後の濃度が高くなる傾
向を示す。
【0027】金属層は機械的損傷に対して極めて敏感な
ので、保護材料を金属層の上部に設けなければならな
い。好ましい具体例ではこの保護材料は被覆シートとし
て作用する透明有機樹脂及び接着層を含む。金属層の蒸
着が起こるのと同じ真空条件で積層によってこのような
保護材料を適用するための方法はEP0384041に
開示されている。被覆シートはヒートモード記録材料の
支持体のために使用可能な重合体樹脂の群から選択する
ことができる。好ましい具体例では被覆紙はポリエチレ
ンテレフタレートであるが、実質的には支持体のポリエ
チレンテレフタレートより薄いことが好ましい。
ので、保護材料を金属層の上部に設けなければならな
い。好ましい具体例ではこの保護材料は被覆シートとし
て作用する透明有機樹脂及び接着層を含む。金属層の蒸
着が起こるのと同じ真空条件で積層によってこのような
保護材料を適用するための方法はEP0384041に
開示されている。被覆シートはヒートモード記録材料の
支持体のために使用可能な重合体樹脂の群から選択する
ことができる。好ましい具体例では被覆紙はポリエチレ
ンテレフタレートであるが、実質的には支持体のポリエ
チレンテレフタレートより薄いことが好ましい。
【0028】硬い保護最外樹脂層のヒートモード記録層
に対する接着のために好ましくは感圧接着剤樹脂の層を
使用することができる。このような樹脂の例はカナダ特
許第728607号及び米国特許第3131106号に
おいて、銀錯体拡散転写法による接着剤転写(デカルコ
マニア)の製造に使用するための米国特許第40337
70号に記載されている。
に対する接着のために好ましくは感圧接着剤樹脂の層を
使用することができる。このような樹脂の例はカナダ特
許第728607号及び米国特許第3131106号に
おいて、銀錯体拡散転写法による接着剤転写(デカルコ
マニア)の製造に使用するための米国特許第40337
70号に記載されている。
【0029】感圧接着剤は通常室温(約20℃)でいく
らかの弾性及び粘着性を有する(a)熱可塑性重合体か
ら構成され、それは可塑剤及び/又は粘着化樹脂で任意
に制御される。熱可塑性重合体はもし応力の除去で回復
が全くないなら可塑性であり、もし回復が瞬間的で完全
であるなら、完全に弾性である。
らかの弾性及び粘着性を有する(a)熱可塑性重合体か
ら構成され、それは可塑剤及び/又は粘着化樹脂で任意
に制御される。熱可塑性重合体はもし応力の除去で回復
が全くないなら可塑性であり、もし回復が瞬間的で完全
であるなら、完全に弾性である。
【0030】特に好ましい感圧接着剤はポリテルペン樹
脂、低密度ポリエチレン、コポリ(エチレン/ビニルア
セテート)、ポリ(C1 −C16)アルキルアクリレー
ト、ポリ(C1 −C16)アルキルアクリレートとポリ酢
酸ビニルの混合物、及び20℃で粘着性であるコポリ
(ビニルアセテート−アクリレート)の群から選択され
る。
脂、低密度ポリエチレン、コポリ(エチレン/ビニルア
セテート)、ポリ(C1 −C16)アルキルアクリレー
ト、ポリ(C1 −C16)アルキルアクリレートとポリ酢
酸ビニルの混合物、及び20℃で粘着性であるコポリ
(ビニルアセテート−アクリレート)の群から選択され
る。
【0031】圧力接着剤層の製造では本質的に非粘着性
の重合体を粘着化物質、例えば可塑剤又は他の粘着化樹
脂の添加によって粘着性にすることができる。
の重合体を粘着化物質、例えば可塑剤又は他の粘着化樹
脂の添加によって粘着性にすることができる。
【0032】好適な粘着化樹脂の例としては定期刊行物
“ Adhesives Age ”Vol.31,No.12、1988
年11月、28〜29頁に記載されるテルペン粘着化樹
脂がある。
“ Adhesives Age ”Vol.31,No.12、1988
年11月、28〜29頁に記載されるテルペン粘着化樹
脂がある。
【0033】別の具体例によれば保護材料は熱活性接着
剤層または熱接着剤層(その例はUS−P403377
0にも記載されている)と称せられる感熱化によってヒ
ートモード記録層に積層又は接着される。このような具
体例では接着剤層及び耐摩耗性保護層から成る積層材料
及び/又は積層によって保護されるべき記録ウエブ材料
は接着剤の軟化点を越えた温度までそれらの接触領域に
おいて加熱される。熱は電気エネルギーによって少なく
とも一つのローラーに供給され、ローラーの間で積層物
が形成されるか又は赤外線によってそれは供給される。
その積層は例えばプラスチック被覆層を記録( documen
ts)に適用するための方法を教示した公開されたEP−
A0278818に記載のように高周波数マイクロ波で
発生された熱によって同様に行うことができる。
剤層または熱接着剤層(その例はUS−P403377
0にも記載されている)と称せられる感熱化によってヒ
ートモード記録層に積層又は接着される。このような具
体例では接着剤層及び耐摩耗性保護層から成る積層材料
及び/又は積層によって保護されるべき記録ウエブ材料
は接着剤の軟化点を越えた温度までそれらの接触領域に
おいて加熱される。熱は電気エネルギーによって少なく
とも一つのローラーに供給され、ローラーの間で積層物
が形成されるか又は赤外線によってそれは供給される。
その積層は例えばプラスチック被覆層を記録( documen
ts)に適用するための方法を教示した公開されたEP−
A0278818に記載のように高周波数マイクロ波で
発生された熱によって同様に行うことができる。
【0034】圧力及び/又は感圧接着剤の概要は J. sh
ields 著“ Adhesives Handbook”、第3版(198
4)、 Butterworths - London、Booton、及び Ernest
W. Flick 著“ Handbook of Adhesive Raw Mater
ials ”(1982)、 Noyens Pubications、Park
Ridge 、New Jersey −米国に与えられている。
ields 著“ Adhesives Handbook”、第3版(198
4)、 Butterworths - London、Booton、及び Ernest
W. Flick 著“ Handbook of Adhesive Raw Mater
ials ”(1982)、 Noyens Pubications、Park
Ridge 、New Jersey −米国に与えられている。
【0035】接着剤層は熱硬化性又は紫外線硬化性であ
ることができる。熱硬化性有機樹脂及び硬化剤のために
参考文献として例えば上記の“ Handbook of Adhesi
veRaw Materials ”があり、UV硬化性樹脂層のため
に参考文献として例えば“UV Curing : Science
and Technology ”− Technology MarketingCorpor
ation 、642 Westover Road − Stanford − Con
necticut−米国−06902(1979)がある。しか
しながら、溶融性金属層を有するヒートモード記録材料
では高強度放射線レーザーエネルギーが当たる記録層の
領域に小さな金属小滴を形成するのを妨害しないように
容易に変形可能な接着剤層が好ましい。接着剤中間層の
容易な変形可能性は記録感度にとって好ましい。
ることができる。熱硬化性有機樹脂及び硬化剤のために
参考文献として例えば上記の“ Handbook of Adhesi
veRaw Materials ”があり、UV硬化性樹脂層のため
に参考文献として例えば“UV Curing : Science
and Technology ”− Technology MarketingCorpor
ation 、642 Westover Road − Stanford − Con
necticut−米国−06902(1979)がある。しか
しながら、溶融性金属層を有するヒートモード記録材料
では高強度放射線レーザーエネルギーが当たる記録層の
領域に小さな金属小滴を形成するのを妨害しないように
容易に変形可能な接着剤層が好ましい。接着剤中間層の
容易な変形可能性は記録感度にとって好ましい。
【0036】本発明のようなヒートモードDRAW材料
の幾つかの用途のためには寸法安定性は最も重要であ
る。寸法安定性の条件が極めて厳しい用途の分野は例え
ばヒートモード画像が平版印刷版の露光のためのインタ
ーミディエイトとして又はミクロ電子工学集積回路又は
印刷回路板(PCB)の製造のためのマスターマスクと
して役立つ分野である。寸法安定性を改良するために1
以上のバリヤー層をヨーロッパ特許出願No.9320
1366(1993年5月12日出願)に開示されるよ
うに水蒸気の取り込みを阻止するヒートモード記録材料
上に適用することができる。好ましい具体例ではこのバ
リヤー層は実質的にSiOx (xは1.2〜1.8であ
る)から構成される蒸着ガラス層である。このようなバ
リヤー層は本発明の完全に完成したヒートモード記録材
料の一つにあるいは両最外面に又は記録材料の支持体の
一つにあるいは両面にその材料がさらに製造される前に
適用することができる。
の幾つかの用途のためには寸法安定性は最も重要であ
る。寸法安定性の条件が極めて厳しい用途の分野は例え
ばヒートモード画像が平版印刷版の露光のためのインタ
ーミディエイトとして又はミクロ電子工学集積回路又は
印刷回路板(PCB)の製造のためのマスターマスクと
して役立つ分野である。寸法安定性を改良するために1
以上のバリヤー層をヨーロッパ特許出願No.9320
1366(1993年5月12日出願)に開示されるよ
うに水蒸気の取り込みを阻止するヒートモード記録材料
上に適用することができる。好ましい具体例ではこのバ
リヤー層は実質的にSiOx (xは1.2〜1.8であ
る)から構成される蒸着ガラス層である。このようなバ
リヤー層は本発明の完全に完成したヒートモード記録材
料の一つにあるいは両最外面に又は記録材料の支持体の
一つにあるいは両面にその材料がさらに製造される前に
適用することができる。
【0037】本発明の材料を使用するヒートモード画像
の形成のためにはこの画像形成の特別な方法のための充
分な熱を発生するに必要とされるエネルギーを充分与え
るレーザーならいずれも使用することができる。好まし
い具体例では高出力の赤外線レーザーが使用される。最
も好ましくは1053nmで放出されるNd−YLFレ
ーザーが使用される。
の形成のためにはこの画像形成の特別な方法のための充
分な熱を発生するに必要とされるエネルギーを充分与え
るレーザーならいずれも使用することができる。好まし
い具体例では高出力の赤外線レーザーが使用される。最
も好ましくは1053nmで放出されるNd−YLFレ
ーザーが使用される。
【0038】本発明を以下の実施例によって説明する
が、これらに限定されるものではない。
が、これらに限定されるものではない。
【0039】
− ヒートモード記録材料の製造 ビスマス層の付着のために下記基体を製造した: − 参考例1(R−1):この基体は結合剤として作用
する、88mol%の塩化ビニリデン、10mol%の
メチルアクリレート及び2mol%のイタコン酸及び2
mol%のイタコン酸からなる共重合体0.16g/m
2 と0.1μmの平均粒径を有するSiO2 0.04g
/m2 を含有する層を下塗りしたポリエチレンテレフタ
レートシートから構成される。また、裏打ち層はポリス
ルホン酸で加水分解したエポキシシラン5.2mg/m
2 及び0.1μmの平均粒径を有するSiO2 5mg/
m2 を帯電防止剤として含有して存在する。この参考例
1の材料はアグファ ゲヴェルトN.V.によって現在
製造されている。; − 参考例2(R−2):結合剤として作用する、88
mol%の塩化ビニリデン、10mol%のメチルアク
リレート及び2mol%のイタコン酸からなる同じ共重
合体及び二つの従来からの商業用湿潤剤を含有する水性
被覆溶液を製造した。この溶液を参考例1に相当する下
塗りされたポリエチレンテレフタレート基体の上部に被
覆した。乾燥後この余分の層は0.45g/m2 の共重
合体を含有した。; − 本発明1(I−1):余分の層が0.16g/m2
の共重合体結合剤及び0.09g/m2 の0.5μmの
平均粒径を有する粗性化剤ROPAQUE OP62
LO( Rohm and Haas Co. から購入)だけを含有し
た以外はこの基体は参考例2と同様にした。 − 本発明2(I−2):余分の層が0.59g/m2
の被覆面積で、1.0μmの平均粒径を有するポリメチ
ルメタクリレートビーズからなる粗性化剤をさらに含有
した以外は参考例2と同様にした。
する、88mol%の塩化ビニリデン、10mol%の
メチルアクリレート及び2mol%のイタコン酸及び2
mol%のイタコン酸からなる共重合体0.16g/m
2 と0.1μmの平均粒径を有するSiO2 0.04g
/m2 を含有する層を下塗りしたポリエチレンテレフタ
レートシートから構成される。また、裏打ち層はポリス
ルホン酸で加水分解したエポキシシラン5.2mg/m
2 及び0.1μmの平均粒径を有するSiO2 5mg/
m2 を帯電防止剤として含有して存在する。この参考例
1の材料はアグファ ゲヴェルトN.V.によって現在
製造されている。; − 参考例2(R−2):結合剤として作用する、88
mol%の塩化ビニリデン、10mol%のメチルアク
リレート及び2mol%のイタコン酸からなる同じ共重
合体及び二つの従来からの商業用湿潤剤を含有する水性
被覆溶液を製造した。この溶液を参考例1に相当する下
塗りされたポリエチレンテレフタレート基体の上部に被
覆した。乾燥後この余分の層は0.45g/m2 の共重
合体を含有した。; − 本発明1(I−1):余分の層が0.16g/m2
の共重合体結合剤及び0.09g/m2 の0.5μmの
平均粒径を有する粗性化剤ROPAQUE OP62
LO( Rohm and Haas Co. から購入)だけを含有し
た以外はこの基体は参考例2と同様にした。 − 本発明2(I−2):余分の層が0.59g/m2
の被覆面積で、1.0μmの平均粒径を有するポリメチ
ルメタクリレートビーズからなる粗性化剤をさらに含有
した以外は参考例2と同様にした。
【0040】これらの四つの基体に、0.05アンペア
の弱いコロナ放電後、0.3μm厚のビスマス層をレイ
ボルド( Leybold )装置の真空蒸着(10-2Paの真
空)によって適用した。ビスマス層にコポリ(ブチルア
クリレート−ビニルアセテート)を含有する8μm厚の
接着剤及び12μm厚のポリエチレンフタレート箔であ
る被覆シートからなる保護材料を真空下、積層した。
の弱いコロナ放電後、0.3μm厚のビスマス層をレイ
ボルド( Leybold )装置の真空蒸着(10-2Paの真
空)によって適用した。ビスマス層にコポリ(ブチルア
クリレート−ビニルアセテート)を含有する8μm厚の
接着剤及び12μm厚のポリエチレンフタレート箔であ
る被覆シートからなる保護材料を真空下、積層した。
【0041】− 画像形成性及び画像品質の評価 下記特徴を有する高出力内部ドラムレーザー記録器によ
って四つの記録材料を露光した: − レーザータイプ:Nd−YLFレーザー; − 波長:1053nm; − スポット径(1/e2 ):18μm; − ピッチ:10.58μm; − 回転走査鏡の速度:1663rpm; − ドラム半径:188.6mm;
って四つの記録材料を露光した: − レーザータイプ:Nd−YLFレーザー; − 波長:1053nm; − スポット径(1/e2 ):18μm; − ピッチ:10.58μm; − 回転走査鏡の速度:1663rpm; − ドラム半径:188.6mm;
【0042】材料を保護積層側を通して露光した。48
0mW〜1330mWの範囲の異なるレーザー出力で全
領域( full areas )と分離走査線( separate scan
lines )(1 on /10 off)を露光した。得られた
画像品質は下記のように評価した。
0mW〜1330mWの範囲の異なるレーザー出力で全
領域( full areas )と分離走査線( separate scan
lines )(1 on /10 off)を露光した。得られた
画像品質は下記のように評価した。
【0043】(a) Dmax及びDmin 露光及び非露光の全領域の濃度を3mmの測定スポット
でUVフィルターを備えたMACKBETH TD90
4濃度計で測定した。その結果(1000単位で表し
た、異なる測定値の平均値)を表1にまとめた。
でUVフィルターを備えたMACKBETH TD90
4濃度計で測定した。その結果(1000単位で表し
た、異なる測定値の平均値)を表1にまとめた。
【0044】
【表1】
【0045】表1から露光及び非露光領域間の最大濃度
差を得るためには記録材料のレーザー出力を少なくとも
1110mWにする必要があることが明らかである。こ
の値及びこの値以上の出力では粗性化剤の存在又は不存
在はDminにほとんど影響がない。
差を得るためには記録材料のレーザー出力を少なくとも
1110mWにする必要があることが明らかである。こ
の値及びこの値以上の出力では粗性化剤の存在又は不存
在はDminにほとんど影響がない。
【0046】(b) 均質性の巨視的評価 全領域及び線がもうこれ以上干渉パターン又は干渉縞を
示さない最小レーザー出力として巨視的均質性を規定し
た。これらの値を表2にまとめた:
示さない最小レーザー出力として巨視的均質性を規定し
た。これらの値を表2にまとめた:
【0047】
【表2】
【0048】干渉現象は記録材料が粗性化剤を含有する
場合の低いレーザー出力で消滅する。最良の結果は1.
0μmの平均粒径を有する粗性化剤ポリメチルメタクリ
レートで得られた。
場合の低いレーザー出力で消滅する。最良の結果は1.
0μmの平均粒径を有する粗性化剤ポリメチルメタクリ
レートで得られた。
【0049】(c) 均質性の微視的評価 記録された全領域及び線をニコン顕微鏡によって100
倍に拡大し、個々の走査線が見えるように写真をとっ
た。
倍に拡大し、個々の走査線が見えるように写真をとっ
た。
【0050】1200mW及び1330mW出力で記録
された全領域の物理的品質に対して0〜5の範囲の任意
の評価を与えた。この評価は下記の意義を有する: 1:不均質、極めて強い干渉スポット; 2:不均質、かなり強い干渉スポット; 3:かなり均質、まだわずかに干渉; 4:実際には完全に均質、時々極めてわずかに干渉; 5:極めて均質;干渉全くなし。
された全領域の物理的品質に対して0〜5の範囲の任意
の評価を与えた。この評価は下記の意義を有する: 1:不均質、極めて強い干渉スポット; 2:不均質、かなり強い干渉スポット; 3:かなり均質、まだわずかに干渉; 4:実際には完全に均質、時々極めてわずかに干渉; 5:極めて均質;干渉全くなし。
【0051】その評価結果を表3にまとめた:
【表3】
【0052】本発明による材料で最高の結果が得られる
ことが表に示されている。
ことが表に示されている。
【0053】記録された線が干渉の結果としてレーザー
出力の局部的変化のため幅において局部的な変化を示し
た。表4に110〜1330mWで変化するレーザー出
力で得られた線幅(μm)の最小値及び最大値をまとめ
た。
出力の局部的変化のため幅において局部的な変化を示し
た。表4に110〜1330mWで変化するレーザー出
力で得られた線幅(μm)の最小値及び最大値をまとめ
た。
【0054】
【表4】
【0055】最小及び最大の線幅の差が本発明による材
料では小さいことが表から明らかである。
料では小さいことが表から明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 G03F 1/08 Z H01L 21/027 H05K 3/00 Z 7416−2H B41M 5/26 X H01L 21/30 502 P (72)発明者 リュク・ヴォー ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 リュク・レーンデル ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内
Claims (14)
- 【請求項1】 下記(a)〜(d)をこの順序で含むヒ
ートモード記録材料: (a) 支持体、 (b) 粗性化剤(roughening agent)を含有する層、 (c) 金属記録層、 (d) 保護材料。 - 【請求項2】 前記粗性化剤を含有する層が少なくとも
0.2μmのRa値を有する請求項1記載のヒートモー
ド記録材料。 - 【請求項3】 前記粗性化剤が0.3〜2.0μmの平
均粒径を有する請求項1記載のヒートモード記録材料。 - 【請求項4】 前記0.3〜2.0μmの平均粒径を有
する粗性化剤が0.05〜1.0g/m2 の被覆面積で
層(b)に存在する請求項3記載のヒートモード記録材
料。 - 【請求項5】 前記粗性化剤がポリメチルメタクリレー
トである請求項1記載のヒートモード記録材料。 - 【請求項6】 前記金属記録層がビスマス層である請求
項1記載のヒートモード記録材料。 - 【請求項7】 前記ビスマス層が0.05〜0.6μm
の厚さを有する請求項6記載のヒートモード記録材料。 - 【請求項8】 前記支持体が下塗り層を設けられ、かつ
前記粗性化剤を含有する層(b)が前記下塗り層である
請求項1記載のヒートモード記録材料。 - 【請求項9】 前記保護材料が透明重合体樹脂である重
合体被覆シート又は層、及び接着剤層を含む請求項1記
載のヒートモード記録材料。 - 【請求項10】 請求項1記載のヒートモード記録材料
を強いレーザー放射線( intense laser radiation)
によって情報に従って露光することを含むヒートモード
画像の形成方法。 - 【請求項11】 前記強いレーザー放射線が赤外線レー
ザーによって生成される請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 前記赤外線レーザーが1053nmで
放出するNd−YLFレーザーである請求項11記載の
方法。 - 【請求項13】 印刷回路板又はミクロ電子工学集積回
路の製造のためのマスターとしての請求項10記載の方
法に従って得られたヒートモード画像の用途。 - 【請求項14】 印刷版の露光のためのマスターとして
の請求項10記載の方法に従って得られたヒートモード
画像の用途。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP94201472 | 1994-05-25 | ||
DE94201472.1 | 1994-05-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190731A true JPH08190731A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=8216899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14572595A Pending JPH08190731A (ja) | 1994-05-25 | 1995-05-18 | ヒートモード記録材料 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6309808B1 (ja) |
JP (1) | JPH08190731A (ja) |
DE (1) | DE69503968T2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5764596A (en) * | 1980-10-06 | 1982-04-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | Heat mode recording material |
JPS57205193A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | Optical information recording medium |
US4711838A (en) * | 1985-08-26 | 1987-12-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Photographic elements sensitive to near infrared |
JPH0693129B2 (ja) * | 1989-01-21 | 1994-11-16 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体 |
-
1995
- 1995-05-05 US US08/435,224 patent/US6309808B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-05-08 DE DE69503968T patent/DE69503968T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-05-18 JP JP14572595A patent/JPH08190731A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69503968D1 (de) | 1998-09-17 |
US6309808B1 (en) | 2001-10-30 |
DE69503968T2 (de) | 1999-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5297132A (en) | Draw type optical recording medium | |
JPS6145241A (ja) | 染料転写画像作成法 | |
EP0384041B1 (en) | Process for the production of a heat-mode recording material | |
US5656410A (en) | Process for producing a protected heat-mode recording material | |
EP0684145B1 (en) | Heat mode recording element | |
EP0087309A1 (en) | Protected vapor-deposited metal layers | |
US5962181A (en) | Process for the preparation of a metal heat mode recording element | |
US4740450A (en) | Method of making image reproducing material having scratch improvment | |
EP0709227B1 (en) | Method for the formation of an improved image | |
EP0687569B1 (en) | Process for producing a protected heat-mode recording material | |
JPH08190731A (ja) | ヒートモード記録材料 | |
EP0875889B1 (en) | Thin metal recording layer coated from aqueous medium | |
JP2000322769A (ja) | 薄い金属層ベースのヒートモード記録材料 | |
EP0886268B1 (en) | Heat mode recording element based on a thin metallic recording layer | |
US5989777A (en) | Heat mode recording element based on a thin metallic recording layer | |
US6132927A (en) | Thin metal recording layer coated from aqueous medium | |
EP0803376B1 (en) | Process for the preparation of a metal heat mode recording element | |
EP0087317B1 (en) | Cold water soluble gelatin and process | |
EP0982718B1 (en) | Heat mode recording element with two antistatic layers | |
JPS6095430A (ja) | 画像複製材料 | |
US6187508B1 (en) | Heat mode recording element based on a thin metal layer | |
JP2879142B2 (ja) | 金属ヒートモード記録材料の製造方法 | |
JPH10324060A (ja) | 水性媒体からコーテイングされた薄い金属記録層 | |
EP0697967B1 (en) | Thermosensitive recording material | |
JPS59231526A (ja) | 像形成性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040813 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050401 |