JPH08190600A - 情報再生システム - Google Patents

情報再生システム

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JPH08190600A
JPH08190600A JP7002805A JP280595A JPH08190600A JP H08190600 A JPH08190600 A JP H08190600A JP 7002805 A JP7002805 A JP 7002805A JP 280595 A JP280595 A JP 280595A JP H08190600 A JPH08190600 A JP H08190600A
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JP
Japan
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unit
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code
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image pickup
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Pending
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JP7002805A
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Akira Matsueda
晃 松枝
Tatsuo Nagasaki
達夫 長崎
Yasuo Nakashiro
泰生 中城
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/002Specific input/output arrangements not covered by G06F3/01 - G06F3/16
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03543Mice or pucks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化並びに低価格化を図った情報再生システ
ムを提供すること。 【構成】マルチメディア情報が光学的に読み取り可能な
コードで記録されている部分を備える情報記録媒体から
光学的にコードを読み取る読み取り部10に、コードを
光学的に撮像して画像信号を出力する撮像素子16を有
するIC18と、この撮像素子16に光学的に前記コー
ドを入力させる光学系22とを備え、撮像素子16と光
学系22とを一体に設ける。さらに、撮像素子16から
出力される画像信号を記憶する画像メモリを有するIC
20と、前記画像信号から前記マルチメディア情報を復
元する処理を行うIC20とを備えるものとし、これら
IC18,20の少なくとも一つが半導体製法上におけ
る欠陥を有するものを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声,音楽等のオーデ
ィオ情報、カメラ,ビデオ機器等から得られる映像情
報、及びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等
から得られるディジタルコードデータ、等を含めた所謂
マルチメディア情報を光学的に読み取り可能な2次元コ
ードパターンとして記録した紙等の情報記録媒体から上
記コードパターンを光学的に読み取って元のマルチメデ
ィア情報を再生する情報再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽等を記録する媒体
として、磁気テープや光ディスク等、種々のものが知ら
れている。しかしこれらの媒体は、大量に複製を作った
としても単価はある程度高価なものとなり、またその保
管にも多大な場所を必要としていた。さらには、音声を
記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す必要ができ
た場合には、郵送するにしても、また直に持っていくに
しても、手間と時間がかかるという問題もあった。ま
た、オーディオ情報以外の、カメラ,ビデオ機器等から
得られる映像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワー
ドプロセッサ等の情報処理機器から得られるディジタル
コードデータ、等をも含めた所謂マルチメディア情報全
体に関しても同様であった。
【0003】このような問題に対処するべきものとし
て、特開平6−231466号公報には、オーディオ情
報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも一
つを含むマルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号
化情報としての複数のドットを2次元に配置してなる2
次元コードの形で紙等の情報記録媒体に記録するシステ
ム及びそれを再生するためのシステムが開示されてい
る。
【0004】この公報に開示された情報再生システムで
は、情報記録媒体上の2次元コードを光学的に読み取る
読み取り部を、手で保持し、記録されているコードに沿
って記録媒体上を手動で走査することによって、コード
を読み取るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の情報再生システムは、基本的な構成を開示している
ものの、種々の部品の実装面からの小型化、低コスト化
に対するアプローチについては特に言及されていない。
例えば、読み取り部は、光学系と電気系とを有し、それ
らの実装は、通常は、それぞれ本体に取り付けるという
構成が考えられる。従って、小型化、低コスト化という
点では改良の余地がある。
【0006】また、撮像素子やメモリ、その他の素子に
も、通常の素子、つまり欠陥を含まないような素子を用
いることが前提となっているので、この点でも低価格化
に関しては課題があった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、小型化並びに低価格化を図った情報再生システムを
提供することを目的とする。さらに本発明は、手動走査
を行う読み取り部の主要部をユニット化し、種々の外形
のシステムに共通化して使用できるようにして、部品点
数の削減並びに量産効果による低価格化をさらに図るこ
とも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による情報再生システムは、オーディオ情
報、映像情報、ディジタルコードデータの少なくとも一
つを含むマルチメディア情報が光学的に読み取り可能な
コードで記録されている部分を備える情報記録媒体から
光学的に前記コードを読み取る読取手段と、この読取手
段により読み取られたコードを処理して元のマルチメデ
ィア情報に復元する処理手段と、この処理手段からの出
力信号に基づき各情報を再生して出力する出力手段とか
らなる情報再生システムであって、前記読取手段が、前
記コードを光学的に撮像して画像信号を出力する撮像素
子と、この撮像素子に光学的に前記コードを入力させる
光学手段とを備え、前記撮像素子と光学手段とを一体に
設けたことを特徴とする。
【0009】また、本発明による情報再生システムは、
オーディオ情報、映像情報、ディジタルコードデータの
少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読
み取り可能なコードで記録されている部分を備える情報
記録媒体から光学的に前記コードを読み取る読取手段
と、この読取手段により読み取られたコードを処理して
元のマルチメディア情報に復元する処理手段と、この処
理手段からの出力信号に基づき各情報を再生して出力す
る出力手段とからなる情報再生システムであって、前記
読取手段が、前記コードを光学的に撮像して画像信号を
出力する撮像素子と、この撮像素子に光学的に前記コー
ドを入力させる光学手段とを備え、前記処理手段が、前
記撮像素子から出力される画像信号を記憶するメモリ
と、前記画像信号から前記マルチメディア情報を復元す
る処理を行う集積回路とを備え、前記撮像素子、メモ
リ、及び集積回路がいずれも、半導体製法により作成さ
れた半導体素子であり、前記各素子の少なくとも一つの
素子が半導体製法上における欠陥を有する素子であるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】即ち、本発明の情報再生システムによれば、読
取手段として、コードを光学的に撮像して画像信号を出
力する撮像素子と、この撮像素子に光学的に前記コード
を入力させる光学手段とを備えるものとし、且つ前記撮
像素子と光学手段とを一体に設けている。即ち、光学素
子と撮像素子が一体化されて、単一部品となる。従っ
て、一体化することで、全体で小型化が実現され、取付
けの部品点数が減り、コスト、調整費用が削減できる。
【0011】また、本発明の情報再生システムによれ
ば、読取手段として、コードを光学的に撮像して画像信
号を出力する撮像素子と、この撮像素子に光学的に前記
コードを入力させる光学手段とを備えるものとし、ま
た、処理手段として、前記撮像素子から出力される画像
信号を記憶するメモリと、前記画像信号から前記マルチ
メディア情報を復元する処理を行う集積回路とを備える
ものとし、これら撮像素子、メモリ、及び集積回路を半
導体製法により作成すると共に、これら半導体素子の少
なくとも一つの素子が半導体製法上における欠陥を有す
るものとしている。即ち、システムが所定の性能を維持
した上で、各電気回路機能が、欠陥を含むことを可能と
したので、部品コストが下がる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1の(A)は、本発明の実施例の情報再生シ
ステムに用いられる読み取り部10の構成を示す図で、
操作者が手で持って不図示記録媒体上に記録された2次
元コードを走査できるようなペン型の形状を持つものと
なっている。
【0013】このペン型の筐体12内には、例えば、撮
像素子や画像メモリを含む画像処理部がハイブリッドI
C化された基板ユニットSUとして収容されている。即
ち、同図の(B)に示すように、基板14上にCCD等
の撮像素子16を含むICチップ18と、画像メモリ等
を含むその他のICチップ20との合計3チップが登載
されている。勿論、システムの構成に応じて、同図の
(C)及び(D)に示すように、2チップ構成や1チッ
プ構成とすることができる。
【0014】ここで、基板14は、ペン型筐体12の長
手方向に沿うようにして配置され、この基板14上にそ
の結像面を上にして設けられた撮像素子16に対して入
射光を結像するべく当該入射光を略直角に反射する光学
系22が設けられている。即ち、ICチップ18上の撮
像素子16に走査される2次元コードの像を結像させる
ための光学系22が、その撮像素子16を含むICチッ
プ18と一体に設けられている。この光学系22は、例
えば合成樹脂素材やガラスを図2の(A)に示すように
90°曲げた形状に一体成形したものであり、その一端
側には、撮像素子16を含むICチップ18を収納する
ための、凹レンズ面24が設けられた、くぼみ部26が
形成され、他端側には、非球面のレンズ面28が形成さ
れている。そして、90°曲げられた屈曲部には反射面
30が設けられており、その曲率は、上記2箇所のレン
ズ面24及び28と併せて収差を補正するように決めら
れている。
【0015】このように、ペン型形状において、光学系
22によって光軸をペンの軸方向からそれと直角方向へ
曲げることにより、基板14の長手方向とペンの軸方向
とを一致させることが可能となり、操作者が扱い易いペ
ン形状内に基板14が無理なく納まるようになる。
【0016】なお、光学系22のモールドの一部を取付
け部として、これを撮像素子16を含むIC18が取り
付けられている基板14に直接圧入又は嵌合すること
で、光学系22が取付けられている。
【0017】また、この光学系22の非球面のレンズ面
28近傍位置には、リング状の照明系32が圧入又は嵌
合されている。これは、所定の間隔をあけてLED等の
照明光源34を円上に配置したものである。
【0018】なお、上記撮像素子16上に一体に設けら
れた光学系22の当該取付け基板14からの高さによっ
て、当該ペン型筐体12の太さ(上記基板12に対する
高さ)が略決定されることになる。即ち、光学系22の
高さによって略一義的に筐体12の太さを決定できるの
で、筐体12の機械的設計が楽になると共に、筐体12
が小形又は小径の外装であっても、容易に取り付けられ
るようになる。
【0019】このようにユニット化することで、小型化
が可能になり、また、光学調整が不要となる。つまり、
一般に光(磁気)ディスク等の光学系では、検出信号の
質(フォーカス信号の感度、リード信号のS/N、振幅
等)を確保するために複数の光学素子を精密に調整する
必要がある。例えば、フォーカス位置の調整、検出ディ
テクタ上の検出光位置の調整に光学/検出素子の調整が
必要である。これに対して、2次元コードでは、撮像素
子16つまりエリアセンサでの検出であるので、撮像素
子16上に投影される像位置に関しては、ディスク装置
ほど精度は要求されない。また、像の歪みに関しても、
映像化後の検出アルゴリズムが歪みの影響を排除するよ
うに工夫されていれば、高い光学精度は要求されない。
【0020】従って、本実施例では光学系の実装に関し
て上記のような、高密度化、低価格化が図り易い背景が
ある。さらに、ペン型筐体12に限らず、種々の外形の
筐体、例えば図2の(B)に示すような一般的なT字型
のハンドヘルドスキャナ筐体に、このユニットを応用す
ることで、コストを下げることが可能になる。
【0021】また、図3の(A)に示すようなポインテ
ィングデバイスとして良く知られたマウスに組み込むこ
ともできる。即ち、同図の(B)に示すように、通常マ
ウスが持っているボール36やエンコーダ38等でなる
座標発生部40の機能を保持したまま、読み取り部10
を付加することにより、一つの筐体で両方の機能を兼ね
ることができるようになる。但しこの場合は、光学系2
2は、さらにもう一度90°曲げた形状に形成すること
が必要となる。
【0022】以上のような画像処理部を収納した読み取
り部10で読み取られた2次元コードは、復調等の詳細
は後述するようなデータ処理が施されて再生出力され
る。例えば、図4の(A)に示すように、ケーブル42
を介して読み取り部10に接続されたインタフェース
(IF)ボードやIFカード(例えば、PCMCIA規
格のカード)44に復調等のデータ処理部を構成し、こ
れをパーソナルコンピュータ(或いはワードプロセッ
サ,PDA,ノートパソコン,テレビジョン,等)46
の拡張スロット48に装着し、このパーソナルコンピュ
ータ46のディスプレイ上に画像を表示出力したり、パ
ーソナルコンピュータ46に接続されたプリンタ50か
ら印字出力したり、あるいは音声をパーソナルコンピュ
ータ46に接続されたスピーカ52から出力したりす
る。なお、この場合、読み取り部10とIFボードやI
Fカード44とをケーブル42で接続するのではなく、
同図の(B)に示すように、赤外光や電波等によりワイ
ヤレス送信するようにしても良い。
【0023】また、図5の(A)に示すように、パーソ
ナルコンピュータ46に内蔵のIFにケーブル42で接
続して、パーソナルコンピュータ46でソフトウェア的
にデータ処理を行うようにしても良い。この場合も、同
図の(B)に示すように、赤外光や電波等によりワイヤ
レス送信するようにしても良いことは勿論である。
【0024】あるいは、図6の(A)に示すように、読
み取り部10にケーブル42Aで接続された独立した処
理部54にてデータ処理を行うようにし、この処理部5
2をパーソナルコンピュータ46に内蔵のIFにケーブ
ル42Bで接続するようにしても良い。この場合も、同
図の(B)に示すように、赤外光や電波等により読み取
り部10から処理部52にワイヤレス送信するようにし
ても良いことは勿論である。
【0025】また、パーソナルコンピュータ46の代わ
りに、図7の(A)に示すように、CPU内蔵のゲーム
機器56を利用して、テレビジョン受像機58に画像及
び音声を再生出力することも可能である。
【0026】また、画像を含まない音声情報だけが2次
元コード化されている場合には、データ処理部の構成も
簡略化されるため、図7の(B)に示すように、読み取
り部と処理部とを一つの筐体内に収容してなる読み取り
・処理部60として構成し、これにケーブル42を介し
てヘッドホン62を接続することで音声を再生出力でき
る構成とすることが可能である。勿論、同図の(C)に
示すように、読み取り部10と処理部54を分けて構成
し、それらを送信ケーブル42Aで、又は赤外光や電波
等によるワイヤレスで接続するようにしても良い。
【0027】あるいは、図8の(A)に示すように、読
み取り・処理部60に小電力の送信機を内蔵し、再生し
た音声を送信するようにし、これをラジオ付カセットテ
ープレコーダやラジオ66で受信してヘッドホン62か
ら出力するというようなラジオの空チャンネルを利用し
た構成とすることもできる。また、同図の(B)に示す
ように、処理部としてポケットに入れられるようなサイ
ズの小型処理部54’を用い、そこから赤外光や電波等
によってワイヤレス送信された音声を、小型受信ユニッ
ト68で受けて、それに接続されたヘッドホン62から
出力するというような構成や、図9の(A)に示すよう
に、読み取り・処理部60をケーブル42を介してCD
やMD、カセットテープ等の音楽情報媒体から音楽情報
を再生する音楽情報再生機器70の外部入力端子72に
接続するものとしても良い。
【0028】さらには、図10の(A)に示すように、
ペン型筐体12に読み取り及び処理機能を入れ、この読
み取り・処理部60からワイヤレスで小型受信ユニット
68に転送する構成とすることもできる。この場合、読
み取り及び処理部60では、アナログ音声まで復調して
電波等で出力する、又はディジタルで出力して小型受信
ユニット68側でD/A変換するものとしても良い。ま
た、同図の(B)に示すように、ペン型筐体12に読み
取り及び処理機能を入れ、アナログ音声信号まで復調し
て電波でワイヤレス転送し、受信側の受信アダプタ74
は、受信した信号をカセットテープ再生器66’の再生
ヘッドに磁気カップリングで出力する構成にすることも
できる。即ち、カセットテープ再生器66’の再生系を
使って再生することもできる。
【0029】次に、上記のような読み取り部10や処理
部54などの構成を、図11を参照して説明する。この
図は、特開平6−231466号公報に図17として示
された情報再生システムのブロック構成図である。
【0030】即ち、この情報再生システムは、2次元コ
ードであるドットコード170が印刷されているシート
182からドットコードを読み取るための検出部18
4、検出部184から供給される画像データをドットコ
ードとして認識しノーマライズを行う走査変換部18
6、多値データを二値にする二値化処理部188、復調
部190、データ列を調整する調整部192、再生時の
読取りエラー,データエラーを訂正するデータエラー訂
正部194、データをそれぞれの属性に合わせて分離す
るデータ分離部196、それぞれの属性に応じたデータ
圧縮処理に対する伸長処理部、表示部あるいは再生部、
あるいは他の入力機器から成る。
【0031】検出部184に於いては、上記照明光源3
4に相当する光源198にてシート182上のドットコ
ード170を照明し、反射光を上記光学系22に相当す
るレンズ等の結像光学系200及びモアレ等の除去等の
ための空間フィルタ202を介して、上記撮像素子16
に相当する光の情報を電気信号に変換する例えばCC
D,CMD等の撮像部204で画像信号として検出し、
プリアンプ206にて増幅して出力する。これらの光源
198,結像光学系200,空間フィルタ202,撮像
部204,及びプリアンプ206は、外光に対する外乱
を防ぐための外光遮光部208内に構成される。そし
て、上記プリアンプ206で増幅された画像信号は、A
/D変換部210にてディジタル情報に変換されて、次
段の走査変換部186に供給される。
【0032】なお、上記撮像部204は、撮像部制御部
212により制御される。例えば、撮像部204として
インターライン転送方式のCCDを使用する場合には、
撮像部制御部212は、撮像部204の制御信号とし
て、垂直同期のためのVブランク信号、情報電荷をリセ
ットするための撮像素子リセットパルス信号、二次元に
配列された電荷転送蓄積部に蓄積された電荷を複数の垂
直シフトレジスタへ送るための電荷転送ゲートパルス信
号、水平方向に電荷を転送し外部に出力する水平シフト
レジスタの転送クロック信号である水平電荷転送CLK
信号、上記複数の垂直シフトレジスタ電荷を垂直方向に
転送して上記水平シフトレジスタに送るための垂直電荷
転送パルス信号、等を出力する。
【0033】そして、撮像部制御部212は、このタイ
ミングに合せながら光源198の発光のタイミングをと
るための発光セルコントロールパルスを光源に与える。
走査変換部186は、検出部184から供給される画像
データをドットコードとして認識し、ノーマライズを行
う部分である。その手法として、まず検出部184から
の画像データを画像メモリ214に格納し、そこから一
度読出してマーカ検出部216に送る。このマーカ検出
部216では、各ブロック毎のマーカを検出する。そし
て、データ配列方向検出部218は、そのマーカを使っ
て、回転あるいは傾き、データの配列方向を検出する。
アドレス制御部220は、その結果をもとに上記画像メ
モリ214からそれを補正するように画像データを読出
して補間回路222に供給する。なおこの時に、検出部
184の結像光学系200に於けるレンズの収差の歪み
を補正用のメモリ224からレンズ収差情報を読出し
て、レンズの補正も併せ行う。そして、補間回路222
は、画像データに補間処理を施して、本来のドットコー
ドのパターンという形に変換していく。
【0034】補間回路222の出力は、二値化処理部1
88に与えられる。基本的には、ドットコード170
は、白と黒のパターン、即ち二値情報であるので、この
二値化処理部188で二値化する。その時に、閾値判定
回路226により、外乱の影響、信号振幅等の影響を考
慮した閾値の判定を行いながら適応的に二値化が行われ
る。
【0035】そして、記録時に行われた変調に対応する
復調処理を復調部190で行った後、データ列調整部1
92にデータが入力される。このデータ列調整部192
では、まずブロックアドレス検出部228により2次元
ブロックのブロックアドレスを検出し、その後、ブロッ
クアドレスの誤り検出,訂正部230によりブロックア
ドレスのエラー検出及び訂正を行った後、アドレス制御
部232に於いてそのブロック単位でデータをデータメ
モリ部234に格納していく。このようにブロックアド
レスの単位で格納することで、途中抜けた場合、あるい
は途中から入った場合でも、無駄なくデータを格納して
いくことができる。
【0036】その後、データメモリ部234から読出さ
れたデータに対してデータエラー訂正部194にてエラ
ーの訂正が行われる。このエラー訂正部194の出力は
二つに分岐されて、一方はI/F236を介して、ディ
ジタルデータのままパソコンやワープロ,電子手帳,等
に送られていく。他方は、データ分離部196に供給さ
れ、そこで、画像、手書き文字やグラフ、文字や線画、
音(そのままの音の場合と音声合成をされたものとの2
種類)に分けられる。
【0037】画像は、自然画像に相当するもので、多値
画像である。これは、伸長処理部238により、圧縮し
た時のJPEGに対応した伸長処理が施され、さらにデ
ータ補間回路240にてエラー訂正不能なデータの補間
が行われる。
【0038】また、手書き文字やグラフ等の二値画像情
報については、伸長処理部242にて、圧縮で行われた
MR/MH/MMR等に対する伸長処理が行われ、さら
にデータ補間回路244にてエラー訂正不能なデータの
補間が行われる。
【0039】文字や線画については、PDL(ページ記
述言語)処理部246を介して表示用の別のパターンに
変換される。なおこの場合、線画,文字についても、コ
ード化された後にコード用の圧縮処理が施されているも
のについては、それに対応する伸長処理部248で伸長
(ハフマンやジブレンペル等)処理を行ってから、PD
L処理部246に供給されるようになっている。
【0040】上記データ補間回路240,244及びP
DL処理部246の出力は、合成又は切り換え回路25
0により、合成あるいはセレクトを行って、D/A変換
部252でアナログ信号に変換後、CRT(テレビモニ
タ)やFMD(フェイスマウンテッドディスプレイ)等
の表示装置254にて表示される。なお、上記FMDと
は、顔面装着用の眼鏡型モニタ(ハンデーモニタ)であ
り、例えばバーチャルリアリティー等の用途や、小さな
場所で大きな画面で構成されたものを見るときに効果が
ある。
【0041】また、音声情報については、伸長処理部2
56にてADPCMに対する伸長処理が行われ、さらに
データ補間回路258にてエラー訂正不能なデータの補
間が行われる。
【0042】あるいは、音声合成の場合には、音声合成
部260にて、その音声合成のコードをもらって実際に
コードから音声を合成して出力する。なおこの場合、コ
ードそのものが圧縮されている時には、上記文字,線画
と同様に、伸長処理部262にてハフマンもしくはジブ
レンペル等の伸長処理を行ってから音声合成を行う。
【0043】さらに、文字情報については文章認識部2
71で文章認識した後、音声合成部260にて音声情報
として出力しても良い。また、伸長処理部262は、同
248と兼用することは可能であり、その場合、伸長処
理するデータの属性に応じてそのデータはスイッチSW
1,SW2,SW3にて適宜切換えられて、PDL処理
部246、或は音声合成部260に入力される。
【0044】データ補間回路258及び音声合成部26
0の出力は、合成又は切り換え回路264により、合成
あるいはセレクトを行って、D/A変換部266でアナ
ログ信号に変換後、スピーカ52やヘッドホン62、そ
の他それに準ずる音声出力装置268に出力される。
【0045】また、文字や線画等については、データ分
離部196からページプリンタやプロッタ等270に直
接出力されて、文字等はワープロ文字として紙に印刷さ
れ、あるいは、線画等は図面等としてプロッタ出力され
ることもできる。
【0046】勿論、画像についても、CRTやFMDだ
けではなく、ビデオプリンタ等でプリントすることも可
能であるし、その画像を写真に撮ることも可能である。
また、画像メモリ214とデータメモリ部234は独立
してシリーズに構成されているが、バス構成にしても良
いし、一つのメモリとして共用しても良いことは勿論で
ある。
【0047】このような構成の情報再生システムにおい
て、図1に関して前述したようなペン型の筐体12内
に、撮像素子や画像メモリをハイブリッドIC化した基
板ユニットSUとして収容する場合、読み取り部10内
の撮像素子16を有するICチップ18として(1チッ
プ構成の場合)、あるいはそれ以外のICチップ20と
して(2チップ以上の構成の場合)、ICチップには、
例えば、上記検出部184におけるプリアンプ206,
A/D変換部210,及び撮像部制御部212と、走査
変換部186、二値化処理部188、及び閾値判定回路
226を含めることができる。つまり、二値化までをI
C化することができる。
【0048】あるいは、ICチップとして、データエラ
ー訂正部194までを含めても良い。即ち、上記検出部
184におけるプリアンプ206,A/D変換部21
0,及び撮像部制御部212と、走査変換部186、二
値化処理部188、及び閾値判定回路226に加えて、
復調部190、データ列調整部192、及びデータエラ
ー訂正部194をIC化する。
【0049】また、ICチップには、ある特定のインタ
フェースの形式でデータを出力する部分までを含めるこ
とができる。この場合には、上記データエラー訂正部1
94までの構成に加えて、例えばMIDI(Musical In
strument Digital Interface)データ出力用のI/F2
36をIC化する。
【0050】あるいは、ICチップには、上記データエ
ラー訂正部194に加えて、音声や映像の出力部までを
含めることもできる。即ち、上記検出部184における
プリアンプ206,A/D変換部210,及び撮像部制
御部212と、走査変換部186、二値化処理部18
8、閾値判定回路226、復調部190、データ列調整
部192、データエラー訂正部194、データ分離部1
96、伸長処理部238、データ補間回路240、伸長
処理部242、データ補間回路244、PDL処理部2
46、伸長処理部248、合成又は切り換え回路25
0、D/A変換部252、伸長処理部256、データ補
間回路258、音声合成部260、伸長処理部262、
文章認識部271、スイッチSW1,SW2,SW3、
合成又は切り換え回路264、及びD/A変換部266
をIC化する。
【0051】ところで、従来は、撮像素子やメモリ、そ
の他の素子にも、通常の素子つまり欠陥を含まないよう
な素子を用いることが前提となっているので、低価格化
に関して問題があった。即ち、欠陥部は、事前チェック
してロットから抜き取る、あるいは欠陥部のアドレスを
予め記録しておき、そのアドレスを使用しないようにし
ていた。撮像素子では、欠陥の多さ、集まり具合によ
り、選別して不良品として捨てていたのが実状である。
【0052】しかし、本実施例では、欠陥部に投影又は
記録されたデータは、データエラー訂正部194により
エラー検出/訂正処理によって正しいデータに再構成で
きるので、また、バースト状の欠陥は、データがインタ
ーリーブされているため、データ列調整部192におけ
るデ・インターリーブ処理で分散されて、ランダムエラ
ーとなるので、撮像素子16(撮像部204)、画像メ
モリ214、データメモリ部234、等に欠陥のある素
子を使うことができる。従って、欠陥のある素子を使う
ことで、ローコスト化が図れ、また、エラー検出/訂正
処理で処理するので、素子や装置毎に欠陥検出して、そ
こを避ける等の煩わしさをなくすことができるようにな
る。
【0053】また、撮像素子やメモリ以外にも、データ
エラー訂正部194よりも前の部分に関しては、単純な
ロジックエラーも、それが大きいものでなければ許すこ
とができる。
【0054】一方、図1に関して前述したようなペン型
の筐体12内に、撮像素子や画像メモリをハイブリッド
IC化した基板ユニットSUとして収容する場合、回路
系をグループに分けて、それぞれ別々にIC化して、そ
のICを選別するときに、別の選択基準でICを選別す
ることができる。即ち、ある部分はエラー(欠陥)はか
なりあっても良いが、ある部分は少ししか許容できず、
ある部分について全くエラーがあってはいけない、とい
うように、あるICを選別する選別基準と、別の部分に
相当するICを選別する基準と、さらに異なる部分に相
当するICを選別する基準とを、それぞれ別個の基準に
することで、欠陥の許容率の大きい部分については、I
C製造の精度を落とすことが可能になり、歩留まりが向
上し、安価に大量生産できるようになる。
【0055】ここで、例えば、グループ分けとしては、
次のようなものが考えられる。即ち、第1の回路部(撮
像素子を有するICチップ18)として、撮像部20
4、A/D変換部210、撮像部制御部212、画像メ
モリ214、補間回路222、二値化処理部188、閾
値判定回路226、復調部190、及びデータメモリ部
234をIC化し、第2の回路部(ICチップ20)と
して、マーカ検出部216、データ配列方向検出部21
8、アドレス制御部220、レンズ収差歪み補正用メモ
リ224、ブロックアドレス検出部228、ブロックア
ドレスの誤り検出,訂正部230、及びアドレス制御部
232をIC化し、第3の回路部(ICチップ20)と
して、データ列調整部192をICチップ化する。この
場合、IC製造装置の欠陥発生の分布を測定し、欠陥発
生率の高い領域に上記第1の回路部を、欠陥発生率の低
い領域に信頼性・精度を要する第2の回路部を構成す
る。そして、第3の回路部を構成できる無欠陥の領域が
確保できる場合は、この第3の回路部も第2の回路部に
一体化する。
【0056】あるいは、撮像部204と画像メモリ21
4を別の回路部として構成しても良い。ここで、このよ
うな場合におけるエラー配分の例を具体的に説明してお
く。
【0057】まず、撮像素子16にのみ欠陥がある場合
には、下記のような条件を設定する(図9の(B)参
照)。なお、ここでのブロックとは、既出の特開平6−
231466号公報に記載されてある2次元に配列され
たデータドットパターンとマーカとを含むブロックを指
すものとする。ただし、エラーレートの計算は、ユーザ
データに対して概略的に行っている。
【0058】 撮像素子 500×300(=15万)画素 ブロック構成 80×48ドット 撮像範囲 4(=2×2)ブロック/画面 媒体の欠陥率 10-4ビット このような条件とした場合、1ドットに対して撮像素子
16の画素は、 横 500/(80×2)=3 縦 300/(48×2)=3 となり、ドットに対して撮像素子16の9個の画素(セ
ル)が対応するので、3×3画素の範囲に1個しか欠陥
がないならば(ランダムな欠陥であるならば)、問題は
ないことになる。
【0059】一方、連続する欠陥の場合、例えば2×2
画素の欠陥があれば、ドットの検出は困難になる。一般
に(バイト)エラーレートが10-12 程度であれば、デ
ータ記録再生として問題ないとされている。いま、デー
タエラー訂正部194でのエラー検出/訂正処理におい
て、10-2を10-12 に訂正できる能力があるとする
と、ドット検出でのビットエラーレートが10-3程度あ
れば良いことになる。
【0060】1画面中のデータ量は、 80×48×4=15360(ビット) なので、 15360×10-3=15 一方、媒体自体の欠陥が、 15360×10-4=1.5 あるので、つまり15万画素中に2×2画素の欠陥が、 15−1.5=13(箇所) あっても良いことになる。この場合、欠陥率は、 13×4/150000=3.5×10-4 である。
【0061】次に、撮像素子16と画像メモリ214と
の両方に欠陥がある場合について説明する。上記より撮
像素子16からデータエラー訂正部194前までに許さ
れるエラーは13ビットである。
【0062】仮に、撮像素子16でのエラーが10箇所
とする(欠陥率は、10×4/150000=2.7×
10-4)。これにより、10ビットのエラーが発生して
いるので、画像メモリ214には3ビット割り当てら
れ、 3ビット/15360ビット=1.9×10-4 となる。即ち、 撮像素子: 2.7×10-4 メモリ : 1.9×10-4 画像メモリ214は、デ・インターリーブ前のデータな
ので、隣接した欠陥があっても。デ・インターリーブで
分散するので、影響は小さい。また、ばらついた欠陥
が、インターリーブの規則に一致する確率も低いので、
いずれにしてもバーストエラーとなる確率は低い。
【0063】なお、例えば一般的な光(磁気)ディスク
等の再生では、センサ(サーボ用のセル、データリード
用のセル)とトラック/データの関係は固定なので、ど
こかに欠陥があると読み取りできなくなるが、これに対
して本実施例の適用される2次元コードは、エリアセン
サ(読み取り部)を手で走査する形なので、情報記録媒
体上のドットと読み取りセルとの関係が固定されない。
つまり、欠陥がドット上に乗って読み取れなくても、再
度読み取ることで、その欠陥がドットと重ならないこと
が期待できる。即ち、リトライで救える確率が高い。従
って、撮像素子16又は画像メモリ214の欠陥が、上
記例の限界値であっても、このリトライで救える可能性
はあるので、余裕度がまだあることになる。
【0064】また、上記撮像素子16と画像メモリ21
4との間でのエラーの振り分けは、一般的には、メモリ
の方が撮像素子より歩留まりが良い(欠陥が少ない)の
で、撮像素子側に多くの欠陥を振り分けるようにしてい
る。勿論、個々の素子の構造の関係から、歩留まりに対
して種々の状況が生じる可能性があるが、その場合、歩
留まりの悪い方に多くの欠陥を許すように適宜許容欠陥
数を振り分ければ良い。
【0065】なお、上記エラー配分について、一般的に
情報記録再生の場合10-12 のエラーレートが必要と説
明したが、これは、コンピュータの補助記憶等の装置の
場合であって、データの読み取りが頻繁で扱うデータ量
が多い場合の基準である。装置が使用期間内で読み取る
データ量が少ない場合は、必ずしもこの10-12 レベル
のエラー率でなくても良く、更に低いエラー率でも十分
実用になる。例えば、読み取るファイルが10KB程度
で、装置使用期間(装置寿命内)で読取回数が104
10000回程度であれば、エラーレート=10-9(=
1/100000*10*103 )以下であればエラー
は発生しない。本実施例の情報再生システムを、2次元
コードを絵本に記録し、その絵に対する音声を再生する
というような用途に使用する場合を考えると、10-9
度のエラーレートが保証されれば十分である。従って、
より多くの欠陥を許すことができ、更にコストを下げる
ことができる。
【0066】なお、IC化のもとになっている回路構成
は、前述の実施例に限定されるものではなく、例えば、
図12に示すように、操作変換部とデータ復調部及び二
値化機能を、画像メモリ,CPU(DSP,RISCチ
ップ)で構成して、ソフトウェアで処理することにより
簡略化したものをIC化することもできる。また、DS
Pの処理の一部をIC化して速度を上げることもでき
る。
【0067】以上実施例に基づいて本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のように
なる。
【0068】(1) オーディオ情報、映像情報、ディ
ジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメデ
ィア情報が光学的に読み取り可能なコードで記録されて
いる部分を備える情報記録媒体から光学的に前記コード
を読み取る読取手段と、この読取手段により読み取られ
たコードを処理して元のマルチメディア情報に復元する
処理手段と、この処理手段からの出力信号に基づき各情
報を再生して出力する出力手段とからなる情報再生シス
テムにおいて、前記読取手段が、前記コードを光学的に
撮像して画像信号を出力する撮像素子と、この撮像素子
に光学的に前記コードを入力させる光学手段とを備え、
前記撮像素子と光学手段とを一体に設けたことを特徴と
する情報再生システム。
【0069】即ち、光学素子と撮像素子が一体化され
て、単一部品となる。従って、一体化することで、全体
で小型化が実現され、取付けの部品点数が減り、コス
ト、調整費用が削減できる。また、種々の外形のシステ
ムに共通化して使用できる。
【0070】(2) 前記光学手段を一体に設けた前記
撮像素子と前記処理手段とを共通の基板上に設けたこと
を特徴とする前記(1)に記載の情報再生システム。即
ち、光学素子、撮像素子、及び処理手段が同一基板上に
一体化されて実装されるので、主要機能が一つの部品
(基板ユニット)で実現される。
【0071】従って、一体化することで、小型化が実現
され、取付けの部品点数が減り、コスト、調整費用が削
減できる。また、ユニットで調整/検査ができ、本体に
組み付けてから不具合が分かるといった無駄がない。さ
らには、主要部分がユニット化されるので、共通部品と
して使える。
【0072】(3) 前記撮像素子上に一体に設けられ
た前記光学手段が、少なくとも非球面レンズと収差補正
ミラー部とを有する一体成形レンズであることを特徴と
する前記(2)に記載の情報再生システム。
【0073】即ち、光学素子が非球面、収差補正反射面
を含んで一体成形され、高性能な光学機能が単一部品化
される。従って、非球面、収差補正反射面を用いるの
で、複数レンズと反射部品の構成に相当する光学機能が
単一部品化される。これにより、調整誤差の排除や取付
けの部品数削減が可能になり、光学性能の向上、コスト
及び調整費用の削減ができる。また、光学系が単体で検
査ができ、組み上げてから不具合が分かるといった無駄
がない。
【0074】(4) 前記処理手段は、前記撮像素子か
ら出力される画像信号を記憶するメモリと、前記画像信
号から前記マルチメディア情報を復元する処理を行う集
積回路とを備え、前記撮像素子、メモリ、及び集積回路
がいずれも、半導体製法により作成された半導体素子で
あり、前記各素子の少なくとも一つの素子が半導体製法
上における欠陥を有する素子であることを特徴とする前
記(2)に記載の情報再生システム。
【0075】即ち、各電気回路が、欠陥を含むことを可
能としてIC化されて光学素子と一体化される。従っ
て、処理回路をIC化することで、小型化、低コスト
化、高信頼性化が可能になる。また、欠陥部品を許すこ
とで、部品レベルでの歩留まりが上がり、部品のコスト
を大幅に下げられる。
【0076】(5) 前記欠陥を有する前記撮像素子、
メモリ、及び集積回路は、それぞれの半導体製法におけ
る歩留まりに応じた欠陥率を有するものであり、各素子
毎に許容できる所定の欠陥率を設定し、この設定された
所定の欠陥率に応じて選択された素子をそれぞれ用いる
ことを特徴とする前記(4)に記載の情報再生システ
ム。
【0077】即ち、各素子部品毎に部品選別基準が設定
される。従って、部品毎に、許容できる欠陥の種類、数
を設定するので、選別が無駄なく行われ、歩留まりが上
がる。部品のコストをさらに下げられる。
【0078】(6) 前記所定の欠陥率が、集積回路、
メモリ、撮像素子の順に大きくなるように選択されると
共に、前記欠陥により発生する誤りを訂正する欠陥誤り
訂正手段をさらに設けたことを特徴とする前記(5)に
記載の情報再生システム。
【0079】即ち、撮像素子、メモリ、回路の順に判定
基準をきびしくする。さらに、その後に誤り訂正手段を
設ける。従って、一現実的な歩留まり状況に対応するの
で、歩留まりが上がる。また、部品のコストをさらに下
げられる。さらには、誤り訂正を入れることで、それま
での欠陥の影響を排除できる。
【0080】(7) 前記光学手段がさらに、照明手段
を一体にして備えたことを特徴とする前記(2)に記載
の情報再生システム。即ち、光学系、撮像系、処理系、
照明手段が同一基板上に一体化される。
【0081】従って、照明手段を含めて一体化すること
で、小型化が実現され、取付けの部品点数が減り、コス
ト及び調整費用が削減できる。また、照明条件を含めて
ユニットで調整/検査ができ、本体に組み付けてから不
具合が分かるといった無駄がない。さらには、主要部が
ユニット化されるので、共通部品として使用できるよう
になる。
【0082】(8) 前記読取手段の外形形状が、マウ
ス型もしくはハンドヘルドスキャナ型のいずれかの形状
であることを特徴とする前記(2)に記載の情報再生シ
ステム。
【0083】即ち、外形形状及び寸法が、現在一般的な
手動操作可能装置と同等になる。従って、手動操作可能
な外形寸法にすることにより、一体化したことが生かせ
る。また、一般的な形状にしたことで、違和感がなく操
作することができるようになる。
【0084】(9) 前記読取手段が、座標を発生する
座標発生手段を一体にして備えたことを特徴とする前記
(2)に記載の情報再生システム。即ち、マウス等のポ
インティングデバイスの機能と、コード読取機能の両方
が単一の装置で提供される。
【0085】従って、マルチメディア情報の再生に当た
って、座標発生装置でCRTを媒介してユーザインタフ
ェースがとれれば柔軟なシステムができる。操作部が同
一であれば、持ち換えがなく操作が簡単になる。
【0086】(10) 前記読取手段がペン型形状をな
し、この読取手段の長手方向に沿うようにして前記基板
を配置し、前記光学手段は、前記基板上にその結像面を
上にして設けられた撮像素子に対して入射光を結像する
べく当該入射光を略直角に反射する手段を有することを
特徴とする前記(2)に記載の情報再生システム。
【0087】即ち、ペン型形状で光軸をペンの軸方向か
ら、それと直角方向へ曲げる。基板の長手方向とペンの
軸方向が一致する。従って、基板が扱い易いペン形状に
無理なく収まる。
【0088】(11) 前記撮像素子上に一体に設けら
れた前記光学手段が、前記撮像素子側に凹状のレンズ面
を有する一体成形レンズであることを特徴とする前記
(2)に記載の情報再生システム。
【0089】即ち、取付け部の形状がシンプルになり、
光学的問題(フレア、位置精度)が生じ難くなる。 (12) 前記一体成形レンズのモールドの一部を取付
け部として、これを前記撮像素子が取り付けられている
基板に直接圧入又は嵌合することを特徴とする前記(1
1)に記載の情報再生システム。
【0090】即ち、装着による不具合、時間、飛び、分
解広がり等の不具合がなくなり、組立精度を向上でき
る。 (13) 前記撮像素子上に一体に設けられた前記光学
手段の対物面側にリング状の照明用ユニットが圧入又は
嵌合されていることを特徴とする前記(2)に記載の情
報再生システム。
【0091】即ち、読取手段が小形又は小径の外装であ
っても、容易に照明を取り付けられるようになる。 (14) 前記撮像素子上に一体に設けられた前記光学
手段の当該取付け基板からの高さが、前記読取手段内の
前記基板に対する高さを略決定することを特徴とする前
記(2)に記載の情報再生システム。
【0092】即ち、光学系の高さによって略一義的に読
取手段の高さを決定できるので、読取手段の機械的設計
が楽になると共に、読取手段が小形又は小径の外装であ
っても、容易に取り付けられるようになる。
【0093】(15) 前記撮像素子上に一体に設けら
れた前記光学手段は、前記撮像素子の前記基板に対する
取付け面に設けられた読取用開口部からの入射光を少な
くとも1回反射させて前記撮像素子に結像させることを
特徴とする前記(2)に記載の情報再生システム。
【0094】即ち、組立及びメンテナンスを一側(例え
ば上側)からのみの作業により容易に行うことができる
ようになる。また、光学系の高さが低くなり、読取手段
の外形形状としてマウス形状などを採用できるようにな
る。
【0095】(16) オーディオ情報、映像情報、デ
ィジタルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメ
ディア情報が光学的に読み取り可能なコードで記録され
ている部分を備える情報記録媒体から光学的に前記コー
ドを読み取る読取手段と、この読取手段により読み取ら
れたコードを処理して元のマルチメディア情報に復元す
る処理手段と、この処理手段からの出力信号に基づき各
情報を再生して出力する出力手段とからなる情報再生シ
ステムにおいて、前記読取手段が、前記コードを光学的
に撮像して画像信号を出力する撮像素子と、この撮像素
子に光学的に前記コードを入力させる光学手段とを備
え、前記処理手段が、前記撮像素子から出力される画像
信号を記憶するメモリと、前記画像信号から前記マルチ
メディア情報を復元する処理を行う集積回路とを備え、
前記撮像素子、メモリ、及び集積回路がいずれも、半導
体製法により作成された半導体素子であり、前記各素子
の少なくとも一つの素子が半導体製法上における欠陥を
有する素子であることを特徴とする情報再生システム。
【0096】即ち、各電気回路機能が、欠陥を含むこと
を可能とする。従って、部品コストが下がる。 (17) 前記欠陥を有する前記撮像素子、メモリ、集
積回路は、それぞれの半導体製法上における歩留まりに
応じた欠陥率を有するものであり、各素子毎に許容でき
る所定の欠陥率を設定し、この設定された所定の欠陥率
に応じて選択された素子をそれぞれ用いることを特徴と
する前記(16)に記載の情報再生システム。
【0097】即ち、各素子部品毎に部品選別基準が設定
される。従って、部品毎に、許容できる欠陥の種類、数
を設定するので、選別が無駄なく行われ、歩留まりが上
がる。また、部品のコストをさらに下げられる。
【0098】(18) 前記所定の欠陥率が集積回路、
メモリ、撮像素子の順に大きくなるように選択されるこ
とを特徴とする前記(17)に記載の情報再生システ
ム。即ち、撮像素子、メモリ、回路の順に判定基準をき
びしくする。
【0099】従って、一現実的な歩留まり状況に対応す
るので、歩留まりが上がる。また、部品のコストをさら
に下げられる。さらには、誤り訂正を入れることで、そ
れまでの欠陥の影響を排除できる。
【0100】(19) 前記各素子が有する欠陥により
発生する誤りを訂正する欠陥誤り訂正手段をさらに設け
たことを特徴とする前記(17)に記載の情報再生シス
テム。
【0101】即ち、各素子部品毎に部品選別基準が設定
される。従って、誤り訂正を入れることで、それまでの
欠陥の影響を排除できる。 (20) 前記読取手段、処理手段、及び出力手段がそ
れぞれ有する複数の機能を、前記各素子が許容できる所
定の欠陥率で分類し、より近い欠陥率で分類された各分
類毎の複数の機能を前記素子毎の同一半導体基板上に設
けることを特徴とする前記(17)に記載の情報再生シ
ステム。
【0102】即ち、選別基準別に回路が分類され、IC
化される。従って、基準の違う回路部分が同一IC上に
ないので、基準のきびしい部分のために判定不合格にな
り、基準のゆるい合格部分が無駄になることがない。
【0103】(21) 前記読取手段、処理手段、及び
出力手段が有する複数の機能は、コード撮像機能、アナ
ログ・ディジタル変換機能、信号記憶(メモリ)機能、
信号復調機能、エラー訂正機能、信号出力機能、インタ
フェース機能の少なくとも一つを含むことを特徴とする
前記(20)に記載の情報再生システム。
【0104】即ち、選別基準別に回路が分類され、IC
化される。従って、基準の違う回路部分が同一IC上に
ないので、基準のきびしい部分のために判定不合格にな
り、基準のゆるい合格部分が無駄になることがない。
【0105】(22) 手動走査可能なコード読取部
と、情報処理機器と、前記情報処理機器の拡張スロット
に設置され、前記コード読取部よりデータを入力し、復
調/処理するためのカード型基板と、前記コード読取部
とカード型基板との間に設けられたワイヤレスデータ送
受信手段と、を具備することを特徴とする情報再生シス
テム。
【0106】即ち、処理回路が小型のカード基板上に実
装されると共に、この処理回路と読取部とがワイヤレス
で接続される。従って、処理回路がパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理機器本体と一体化されるので、全体で
小型化が実現される。特に、ノート型のパーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサ等の情報処理端末と組み合
わせてコンパクトなシステムができる。また、読取部が
処理回路(処理部)と切り離されるので、ケーブルが絡
む等の不便さがなく、走査が非常に容易となる。
【0107】(23) 手動走査可能なコード読取部
と、情報処理機器と、前記情報処理機器の拡張スロット
に設置され、前記コード読取部よりデータを入力し、復
調/処理する処理部と、を具備し、前記コード読取部と
処理部間にワイヤレスのデータ転送機能を備えることを
特徴とする情報再生システム。
【0108】即ち、読取部と処理部とがワイヤレスで接
続され、また処理部は情報処理機器のインタフェースに
接続される。従って、読取部が処理部と切り離されるの
で、ケーブルが絡む等の不便さがなく、走査が非常に容
易となる。また、情報処理機器のインタフェースに接続
されるので、新たなボード追加の必要がない。
【0109】(24) 手動走査可能なコード読取部
と、テレビジョン受像機と、前記テレビジョン受像機に
接続され、テレビジョン用の音声及び映像信号出力機能
を持つゲーム機器と、前記ゲーム機器に接続され、前記
コード読取部からのデータを入力して復調/処理する処
理部と、前記コード読取部と処理部との間に設けられた
ワイヤレスでのデータ送受信手段と、を具備することを
特徴とする情報再生システム。
【0110】即ち、ゲーム機器を経由してテレビジョン
受像機に出力すると共に、処理部はゲーム機器のカセッ
トに実装し、映像化の機能は、ゲーム機器のそれを利用
する。
【0111】従って、ゲーム機器、テレビジョン受像機
共に普及しているので、ユーザは新たな装置の購入が少
なくて済む。また、映像化の機能はゲーム機器が受け持
つので、復調・処理部の回路量が減り、コストが下が
る。さらに、読取部と処理部とが切り離されるので、ケ
ーブルが絡む等の不便さがなく、操作が非常に容易とな
る。
【0112】(25) 手動走査可能なコード読取及び
処理部と、ラジオ機器とを具備し、前記コード読取及び
処理部は、前記ラジオ機器が受信可能に、復調/処理し
た音声信号を送信する送信機能を備えることを特徴とす
る情報再生システム。
【0113】即ち、ラジオ機器とコード読取及び処理部
とがワイヤレスで接続される。従って、ラジオ機器は広
く普及しているので、ユーザは新たな装置の購入が少な
くて済む。また、音声化の機能はラジオ機器が受け持つ
ので、コード読取及び処理部の回路量が減り、コストが
下がる。さらには、コード読取及び処理部と音声再生部
とが切り離されるので、操作が非常に容易(ケーブルが
絡む等の不便さがない)となるだけでなく、音声再生部
を離れたところにも設置できるようになる。
【0114】(26) 手動走査可能なコード読取部
と、前記コード読取部からのデータを復調/処理し、音
声信号を得る処理部と、前記処理部からの音声信号を受
信する受信ユニットと、前記受信ユニットに接続された
電気/音声変換手段と、前記処理部と受信ユニットとの
間に設けられたワイヤレスでのデータ送受信手段と、を
具備することを特徴とする情報再生システム。
【0115】即ち、処理部と再生部(受信ユニット、電
気/音声変換手段つまりヘッドホン)がワイヤレスで接
続される。従って、全体に小型になり、身体に装着して
移動が可能となる。また、コード読取部及び処理部と、
再生部とがワイヤレスで接続されるので、身体の動きが
制限されない。
【0116】(27) 手動走査可能なコード読取及び
処理部と、音楽情報媒体再生機器とを具備し、前記コー
ド読取及び処理部は、復調/処理した音声信号を、前記
音楽情報媒体再生機器の外部入力端子に出力することを
特徴とする情報再生システム。
【0117】即ち、CD,カセットテープ等の音楽情報
媒体から音楽を再生する音楽情報媒体再生機器70を通
して再生する(アンプ機能を利用する)。従って、ヘッ
ドホンを含む音楽情報媒体再生機器を利用することで、
ユーザは新たな装置の購入が少なくて済む。また、音声
化の機能の一部を音楽情報媒体再生機器が受け持つの
で、コード読取及び処理部の回路量が減り、コストが下
がる。
【0118】(28) 手動走査可能なコード読取及び
処理部と、前記コード読取及び処理部で復調/処理され
た音声信号を受信する受信ユニットと、前記受信ユニッ
トに接続された電気/音声変換手段と、前記コード読取
及び処理部と受信ユニットとの間に設けられたワイヤレ
スでの音声信号送受信手段と、を具備することを特徴と
する情報再生システム。
【0119】即ち、コード読取及び処理部と、再生部
(受信ユニットと電気/音声変換手段つまりヘッドホ
ン)とがワイヤレスで接続される。従って、全体に小型
になり、身体に装着して移動が可能になる。また、コー
ド読取及び処理部と再生部とがワイヤレスで接続される
ので、身体の動きが制限されない。
【0120】(29) 手動走査可能なコード読取及び
処理部と、磁気テープ再生機器と、前記コード読取及び
処理部で復調/処理した音声信号を受信し、前記磁気テ
ープ再生機器の再生ヘッドに磁気カップリングで音声信
号を出力する受信アダプタと、前記コード読取及び処理
部と受信アダプタの間に設けられたワイヤレスでの音声
信号送受信手段と、を具備することを特徴とする情報再
生システム。
【0121】即ち、磁気テープ再生機器の再生ヘッドに
磁気カップリングで音声信号を出力する受信アダプタを
利用し、音声化の機能の一部を磁気テープ再生機器で代
替する。
【0122】従って、ヘッドホンを含む磁気テープ再生
機器を利用することで、ユーザは新たな装置の購入が少
なくて済む。また、音声化の機能の一部を磁気テープ再
生機器が受け持つので、コード読取及び処理部内に実装
される復調及び処理回路部の回路量が減り、コストが下
がる。さらには、コード読取及び処理部が再生部分と切
り離されるので、ケーブルが絡む等の不便さがなく、操
作が非常に容易となる。
【0123】(30) 手動走査可能なコード読取部
と、磁気テープ再生機器と、前記コード読取部からのコ
ードに対応する信号を受信し、復調/処理して音声信号
を得、前記磁気テープ再生機器の再生ヘッドに磁気カッ
プリングで音声信号を出力する受信アダプタと、前記コ
ード読取及び処理部と受信アダプタの間に設けられたワ
イヤレスでの信号送受信手段と、を具備することを特徴
とする情報再生システム。
【0124】即ち、磁気テープ再生機器の再生ヘッドに
磁気カップリングで音声信号を出力する受信アダプタを
利用し、音声化の機能の一部を磁気テープ再生機器で代
替する。
【0125】従って、ヘッドホンを含む磁気テープ再生
機器を利用することで、ユーザは新たな装置の購入が少
なくて済む。また、音声化の機能の一部を磁気テープ再
生機器が受け持つので、受信アダプタ内に実装される復
調及び処理回路部の回路量が減り、コストが下がる。さ
らには、コード読取部が再生部分切り離されるので、ケ
ーブルが絡む等の不便さがなく、操作が非常に容易とな
る。
【0126】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
小型化並びに低価格化を図った情報再生システムを提供
することができる。さらに、本発明によれば、手動走査
を行う読み取り部の主要部をユニット化し、種々の外形
のシステムに共通化して使用できるようにして、部品点
数の削減並びに量産効果による低価格化をさらに図るこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は実施例の情報再生システムに用いられ
る読み取り部の構成を示す図、(B)乃至(D)はそれ
ぞれハイブリッドIC化された基板ユニットを示す図で
ある。
【図2】(A)は光学系を示す図であり、(B)はハン
ドヘルド型の読み取り部の外観を示す図である。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれマウス型の読み取
り部の外観及び内部構造を示す図である。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれ実施例の情報再生
システムの例を示すシステム外観図である。
【図5】(A)及び(B)はそれぞれ実施例の情報再生
システムの例を示すシステム外観図である。
【図6】(A)及び(B)はそれぞれ実施例の情報再生
システムの例を示すシステム外観図である。
【図7】(A)乃至(C)はそれぞれ実施例の情報再生
システムの例を示すシステム外観図である。
【図8】(A)及び(B)はそれぞれ実施例の情報再生
システムの例を示すシステム外観図である。
【図9】(A)は実施例の情報再生システムの例を示す
システム外観図であり、(B)は撮像素子のブロック構
成を示す図である。
【図10】(A)及び(B)はそれぞれ実施例の情報再
生システムの例を示すシステム外観図である。
【図11】実施例の情報再生システムのブロック構成図
である。
【図12】情報再生システムの変形例を説明するための
ブロック構成図である。
【符号の説明】
10…読み取り部、12…ペン型筐体、14…基板、1
6…撮像素子、18,20…ICチップ、22…光学
系、24…凹レンズ面、26…くぼみ部、28…非球面
レンズ面、30…反射面、32…リング状照明系、34
…照明光源、36…ボール、38…エンコーダ、40…
座標発生部、42,42A,42B…ケーブル、44…
IFボードやIFカード、46…パーソナルコンピュー
タ、48…拡張スロット、50…プリンタ、52…スピ
ーカ、54…処理部、54’…小型処理部、56…ゲー
ム機器、58…テレビジョン受像機、60…読み取り・
処理部、62…ヘッドホン、64…送信アンテナ、66
…ラジオ付カセットテープレコーダやラジオ、66’…
カセットテープ再生器、68…小型受信ユニット、70
…音楽情報媒体再生機器、72…外部入力端子、74…
受信アダプタ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 102 Z 1/028 Z 1/032 Z 1/107 1/19 1/32 Z 1/387 5/85 Z

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ情報、映像情報、ディジタル
    コードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報が光学的に読み取り可能なコードで記録されている部
    分を備える情報記録媒体から光学的に前記コードを読み
    取る読取手段と、この読取手段により読み取られたコー
    ドを処理して元のマルチメディア情報に復元する処理手
    段と、この処理手段からの出力信号に基づき各情報を再
    生して出力する出力手段とからなる情報再生システムに
    おいて、 前記読取手段が、前記コードを光学的に撮像して画像信
    号を出力する撮像素子と、この撮像素子に光学的に前記
    コードを入力させる光学手段とを備え、前記撮像素子と
    光学手段とを一体に設けたことを特徴とする情報再生シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記光学手段を一体に設けた前記撮像素
    子と前記処理手段とを共通の基板上に設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の情報再生システム。
  3. 【請求項3】 前記撮像素子上に一体に設けられた前記
    光学手段が、少なくとも非球面レンズと収差補正ミラー
    部とを有する一体成形レンズであることを特徴とする請
    求項2に記載の情報再生システム。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、前記撮像素子から出力
    される画像信号を記憶するメモリと、前記画像信号から
    前記マルチメディア情報を復元する処理を行う集積回路
    とを備え、 前記撮像素子、メモリ、及び集積回路がいずれも、半導
    体製法により作成された半導体素子であり、前記各素子
    の少なくとも一つの素子が半導体製法上における欠陥を
    有する素子であることを特徴とする請求項2に記載の情
    報再生システム。
  5. 【請求項5】 前記欠陥を有する前記撮像素子、メモ
    リ、及び集積回路は、それぞれの半導体製法における歩
    留まりに応じた欠陥率を有するものであり、各素子毎に
    許容できる所定の欠陥率を設定し、この設定された所定
    の欠陥率に応じて選択された素子をそれぞれ用いること
    を特徴とする請求項4に記載の情報再生システム。
  6. 【請求項6】 前記所定の欠陥率が、集積回路、メモ
    リ、撮像素子の順に大きくなるように選択されると共
    に、前記欠陥により発生する誤りを訂正する欠陥誤り訂
    正手段をさらに設けたことを特徴とする請求項5に記載
    の情報再生システム。
  7. 【請求項7】 前記光学手段がさらに、照明手段を一体
    にして備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報再
    生システム。
  8. 【請求項8】 前記読取手段の外形形状が、マウス型も
    しくはハンドヘルドスキャナ型のいずれかの形状である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報再生システム。
  9. 【請求項9】 前記読取手段が、座標を発生する座標発
    生手段を一体にして備えたことを特徴とする請求項2に
    記載の情報再生システム。
  10. 【請求項10】 前記読取手段がペン型形状をなし、こ
    の読取手段の長手方向に沿うようにして前記基板を配置
    し、 前記光学手段は、前記基板上にその結像面を上にして設
    けられた撮像素子に対して入射光を結像するべく当該入
    射光を略直角に反射する手段を有することを特徴とする
    請求項2に記載の情報再生システム。
  11. 【請求項11】 前記撮像素子上に一体に設けられた前
    記光学手段が、前記撮像素子側に凹状のレンズ面を有す
    る一体成形レンズであることを特徴とする請求項2に記
    載の情報再生システム。
  12. 【請求項12】 前記一体成形レンズのモールドの一部
    を取付け部として、これを前記撮像素子が取り付けられ
    ている基板に直接圧入又は嵌合することを特徴とする請
    求項11に記載の情報再生システム。
  13. 【請求項13】 前記撮像素子上に一体に設けられた前
    記光学手段の対物面側にリング状の照明用ユニットが圧
    入又は嵌合されていることを特徴とする請求項2に記載
    の情報再生システム。
  14. 【請求項14】 前記撮像素子上に一体に設けられた前
    記光学手段の当該取付け基板からの高さが、前記読取手
    段の前記基板に対する高さを略決定することを特徴とす
    る請求項2に記載の情報再生システム。
  15. 【請求項15】 前記撮像素子上に一体に設けられた前
    記光学手段は、前記撮像素子の前記基板に対する取付け
    面に設けられた読取用開口部からの入射光を少なくとも
    1回反射させて前記撮像素子に結像させることを特徴と
    する請求項2に記載の情報再生システム。
  16. 【請求項16】 オーディオ情報、映像情報、ディジタ
    ルコードデータの少なくとも一つを含むマルチメディア
    情報が光学的に読み取り可能なコードで記録されている
    部分を備える情報記録媒体から光学的に前記コードを読
    み取る読取手段と、この読取手段により読み取られたコ
    ードを処理して元のマルチメディア情報に復元する処理
    手段と、この処理手段からの出力信号に基づき各情報を
    再生して出力する出力手段とからなる情報再生システム
    において、 前記読取手段が、前記コードを光学的に撮像して画像信
    号を出力する撮像素子と、この撮像素子に光学的に前記
    コードを入力させる光学手段とを備え、 前記処理手段が、前記撮像素子から出力される画像信号
    を記憶するメモリと、前記画像信号から前記マルチメデ
    ィア情報を復元する処理を行う集積回路とを備え、 前記撮像素子、メモリ、及び集積回路がいずれも、半導
    体製法により作成された半導体素子であり、前記各素子
    の少なくとも一つの素子が半導体製法上における欠陥を
    有する素子であることを特徴とする情報再生システム。
  17. 【請求項17】 前記欠陥を有する前記撮像素子、メモ
    リ、集積回路は、それぞれの半導体製法上における歩留
    まりに応じた欠陥率を有するものであり、各素子毎に許
    容できる所定の欠陥率を設定し、この設定された所定の
    欠陥率に応じて選択された素子をそれぞれ用いることを
    特徴とする請求項16に記載の情報再生システム。
  18. 【請求項18】 前記所定の欠陥率が集積回路、メモ
    リ、撮像素子の順に大きくなるように選択されることを
    特徴とする請求項17に記載の情報再生システム。
  19. 【請求項19】 前記各素子が有する欠陥により発生す
    る誤りを訂正する誤り訂正手段をさらに設けたことを特
    徴とする請求項17に記載の情報再生システム。
  20. 【請求項20】 前記読取手段、処理手段、及び出力手
    段がそれぞれ有する複数の機能を、前記各素子が許容で
    きる所定の欠陥率で分類し、より近い欠陥率で分類され
    た各分類毎の複数の機能を前記基板の同一半導体基板上
    に設けることを特徴とする請求項17に記載の情報再生
    システム。
  21. 【請求項21】 前記読取手段、処理手段、及び出力手
    段が有する複数の機能は、コード撮像機能、アナログ・
    ディジタル変換機能、信号記憶機能、信号復調機能、エ
    ラー訂正機能、信号出力機能、インタフェース機能の少
    なくとも一つを含むことを特徴とする請求項20に記載
    の情報再生システム。
  22. 【請求項22】 手動走査可能なコード読取部と、 情報処理機器と、 前記情報処理機器の拡張スロットに設置され、前記コー
    ド読取部よりデータを入力し、復調/処理するためのカ
    ード型基板と、 前記コード読取部とカード型基板との間に設けられたワ
    イヤレスデータ送受信手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  23. 【請求項23】 手動走査可能なコード読取部と、 情報処理機器と、 前記情報処理機器の拡張スロットに設置され、前記コー
    ド読取部よりデータを入力し、復調/処理する処理部
    と、 を具備し、 前記コード読取部と処理部間にワイヤレスのデータ転送
    機能を備えることを特徴とする情報再生システム。
  24. 【請求項24】 手動走査可能なコード読取部と、 テレビジョン受像機と、 前記テレビジョン受像機に接続され、テレビジョン用の
    音声及び映像信号出力機能を持つゲーム機器と、 前記ゲーム機器に接続され、前記コード読取部からのデ
    ータを入力して復調/処理する処理部と、 前記コード読取部と処理部との間に設けられたワイヤレ
    スでのデータ送受信手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  25. 【請求項25】 手動走査可能なコード読取及び処理部
    と、ラジオ機器とを具備し、 前記コード読取及び処理部は、前記ラジオ機器が受信可
    能に、復調/処理した音声信号を送信する送信機能を備
    えることを特徴とする情報再生システム。
  26. 【請求項26】 手動走査可能なコード読取部と、 前記コード読取部からのデータを復調/処理し、音声信
    号を得る処理部と、 前記処理部からの音声信号を受信する受信ユニットと、 前記受信ユニットに接続された電気/音声変換手段と、 前記処理部と受信ユニットとの間に設けられたワイヤレ
    スでのデータ送受信手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  27. 【請求項27】 手動走査可能なコード読取及び処理部
    と、音楽情報媒体再生機器とを具備し、 前記コード読取及び処理部は、復調/処理した音声信号
    を、前記音楽情報媒体再生機器の外部入力端子に出力す
    ることを特徴とする情報再生システム。
  28. 【請求項28】 手動走査可能なコード読取及び処理部
    と、 前記コード読取及び処理部で復調/処理された音声信号
    を受信する受信ユニットと、 前記受信ユニットに接続された電気/音声変換手段と、 前記コード読取及び処理部と受信ユニットとの間に設け
    られたワイヤレスでの音声信号送受信手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  29. 【請求項29】 手動走査可能なコード読取及び処理部
    と、 磁気テープ再生機器と、 前記コード読取及び処理部で復調/処理した音声信号を
    受信し、前記磁気テープ再生機器の再生ヘッドに磁気カ
    ップリングで音声信号を出力する受信アダプタと、 前記コード読取及び処理部と受信アダプタの間に設けら
    れたワイヤレスでの音声信号送受信手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  30. 【請求項30】 手動走査可能なコード読取部と、 磁気テープ再生機器と、 前記コード読取部からのコードに対応する信号を受信
    し、復調/処理して音声信号を得、前記磁気テープ再生
    機器の再生ヘッドに磁気カップリングで音声信号を出力
    する受信アダプタと、 前記コード読取及び処理部と受信アダプタの間に設けら
    れたワイヤレスでの信号送受信手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
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