JPH08189561A - 作業車 - Google Patents

作業車

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Publication number
JPH08189561A
JPH08189561A JP7000966A JP96695A JPH08189561A JP H08189561 A JPH08189561 A JP H08189561A JP 7000966 A JP7000966 A JP 7000966A JP 96695 A JP96695 A JP 96695A JP H08189561 A JPH08189561 A JP H08189561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering device
power steering
supplied
flow
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7000966A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yasuda
安田  真
Hiroshi Otsubo
寛 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7000966A priority Critical patent/JPH08189561A/ja
Publication of JPH08189561A publication Critical patent/JPH08189561A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同じポンプでパワーステアリング装置と静油
圧式無段変速装置のチャージ回路に油を供給するもので
あり乍ら、パワーステアリング装置の使用如何に拘わら
ず常にチャージ油を供給することができるようにする。 【構成】 エンジン5によって駆動されるポンプP1
らの油を分流弁10を介してパワーステアリング装置9
と静油圧式無段変速装置6のチャージ回路6aとに供給
するとともに、分流弁10から一定の制御流をパワース
テアリング装置9に供給し、余剰流を静油圧式無段変速
装置6のチャージ回路6aに供給可能に構成し、さら
に、パワーステアリング装置9からの戻り油と分流弁1
0からの余剰流とを合流して、前記静油圧式無段変速装
置6のチャージ回路6aに供給可能に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機や乗用芝刈
機などの作業車に関し、詳しくは、操向装置をパワース
テアリング装置を介して駆動するとともに、エンジンか
らトランスミッションケースへの伝動系に介装された静
油圧式無段変速装置にチャージ油を供給する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーステアリング装置と静油圧
式無段変速装置のチャージ回路にチャージ油を供給する
に当たっては、パワーステアリング装置専用のポンプと
静油圧式無段変速装置のチャージ油専用のポンプを用い
て夫々別々に供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パワーステアリング装
置と静油圧式無段変速装置のチャージ回路に、夫々、別
々のポンプを用いて油を供給する構造のものでは、コス
ト高を招く不都合がある。
【0004】また、静油圧式無段変速装置のチャージポ
ンプは、主クラッチよりも伝動下手側に設けられる為、
主クラッチを切ると静油圧式無段変速装置のチャージポ
ンプの駆動が停止され、チャージが無くなる不都合があ
る。
【0005】そこで、上記欠点を解消する手段として、
パワーステアリング装置のポンプからの油を静油圧式無
段変速装置のチャージ回路に供給することが考えられる
が、斯かる場合には、パワーステアリング装置を使って
ないときには、パワーステアリングポンプからの油が静
油圧式無段変速装置のチャージ回路に供給されるが、パ
ワーステアリング装置を使用すると静油圧式無段変速装
置のチャージ回路への補充が断たれる不都合がある。
【0006】本発明は、同じポンプでパワーステアリン
グ装置と静油圧式無段変速装置のチャージ回路に油を供
給するものであり乍ら、パワーステアリング装置の使用
如何に拘わらず常にチャージ油を供給することができる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、エンジンによって駆動されるポンプからの油を分流
弁を介してパワーステアリング装置と静油圧式無段変速
装置のチャージ回路とに供給するとともに、分流弁から
の制御流をパワーステアリング装置に供給し、余剰流を
静油圧式無段変速装置のチャージ回路に供給可能に構成
し、さらに、パワーステアリング装置からの戻り油と分
流弁からの余剰流とを合流して、前記静油圧式無段変速
装置のチャージ回路に供給可能に構成してある。
【0008】請求項2に係わる本発明は、分流弁を流量
調節式のものから構成してある。
【0009】
【作用】請求項1に係わる本発明によれば、分流弁から
一定の制御流がパワーステアリング装置に供給されるこ
とから、ステアリング装置は常に一定の操作油圧で操作
されることとなる。
【0010】そして、パワーステアリング装置からの戻
り油と分流弁からの余剰流が合流されて、前記静油圧式
無段変速装置のチャージ回路に供給されるから、パワー
ステアリング装置使用時に静油圧式無段変速装置のチャ
ージ回路にチャージ油が供給されなくなることがない。
【0011】請求項2に係わる本発明によれば、パワー
ステアリング装置に供給される制御流を調節することに
よって、ハンドル操作を重くしたり、或いは、軽くした
りすることができ、田圃での植付け走行時に、パワース
テアリング装置に供給される制御流を少なくしてハンド
ル操作を重くすることにより直進性が良くなり、苗植付
装置を上昇させての畦際旋回時に、パワーステアリング
装置に供給される制御流を多くしてハンドル操作を軽く
することにより、旋回操作が容易となる。
【0012】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明によれば、パワ
ーステアリング装置の油圧ポンプとチャージポンプの兼
用化により、コストの低廉化をはかることができる。
【0013】また、分流弁を介して制御流をパワーステ
アリング装置に、余剰流を静油圧式無段変速装置に供給
して、パワーステアリング装置の戻り油と分流弁の余剰
流を合流してチャージ回路に供給するものであるから、
パワーステアリング装置を常に一定の操作圧で操作する
ことができるとともに、ステアリング装置の使用如何に
拘わらず常にチャージ油を補充することができる。
【0014】請求項2に係わる本発明によれば、分流弁
を可変式にすることで、ハンドル操作を重くしたり、軽
くしたりすることができ、使い勝手が良くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を乗用田植機に付いて
説明する。この乗用田植機は、走行機体の後部に苗植付
装置を装備したリアマウント式の乗用田植機であって、
前輪パワーステアリング形式の四輪駆動式で、走行機体
1の後部に油圧シリンダ2によって昇降駆動されるリン
ク機構3を介して苗植付装置4を昇降自在に設けてあ
り、エンジン5の動力を主クラッチ及び静油圧式無段変
速装置6を介してミッションケース7内のトランスミッ
ションに伝動し、ハンドル8操作に伴ってパワーステア
リング装置を介して前輪をステアリング可能に構成して
ある。
【0016】次に、油圧回路に付いて説明すると、図2
に示すように、エンジン5によって駆動される2連ポン
プP1 ,P2 の内の一方のポンプP1 で、パワーステア
リング装置9のコントローラ9aに圧油が供給されると
ともに、静油圧式無段変速装置6のチャージ回路6aに
チャージ油が供給されようになっており、他方のポンプ
2 で苗植付装置4昇降用のリフトシリンダ2に圧油が
供給されるようになっている。前記ポンプP1 ,P
2 は、ギア式のポンプで、主クラッチよりも伝動上手側
のエンジン5の側壁に設けられている。
【0017】前記パワーステアリング装置9のコントロ
ーラ9aへは、分流弁10を介して一定の制御流が供給
され、静油圧式無段変速装置6のチャージ回路6aへ
は、分流弁10からの余剰流が供給されるようになって
いる。そして、パワーステアリング装置9のコントロー
ラ9aからの戻り油と分流弁10からの余剰流とが合流
されて、前記静油圧式無段変速装置6のチャージ回路6
aに供給されるようになっている。
【0018】前記分流弁10は、流量調節可能な可変式
で、パワーステアリング装置9への制御流の流量を増減
することで、ハンドル操作を重くしたり、軽くしたりす
ることができるようになっている。
【0019】また、パワーステアリング装置18からの
戻り油は、オイルクーラー11を通して静油圧式無段変
速装置6のチャージ回路6aに供給するようになってい
る。
【0020】前記パワーステアリング装置9は、ハンド
ル8の回転操作に伴う低入力トルクを油圧により大トル
クに変換するトルクジェネレータを用いたインテグラル
形のパワーステアリング装置であって、前輪のピットマ
ンアーム9bを操作するようになっている。
【0021】〔別実施例〕上記実施例においては、ハン
ドル操作を重くしたり、軽くしたりするに当たって、可
変式の分流弁10を用いたが、図3に示すように、ステ
アリングハンドル8からパワーステアリング装置9のコ
ントローラ9aに至るハンドル軸部分に変速ギアボック
ス12を設けて、ギア変速によって、ハンドル操作を重
くしたり、軽くしたりするようにしても良い。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】油圧回路図
【図3】別実施例の概略図
【符号の説明】
5 エンジン 6 静油圧式無段変速装置 6a チャージ回路 9 パワーステアリング装置 10 分流弁 P1 ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(5)によって駆動されるポン
    プ(P1 )からの油を分流弁(10)を介してパワース
    テアリング装置(9)と静油圧式無段変速装置(6)の
    チャージ回路(6a)とに供給するとともに、分流弁
    (10)から一定の制御流をパワーステアリング装置
    (9)に供給し、余剰流を静油圧式無段変速装置(6)
    のチャージ回路(6a)に供給可能に構成し、さらに、
    パワーステアリング装置(9)からの戻り油と分流弁
    (10)からの余剰流とを合流して、前記静油圧式無段
    変速装置(6)のチャージ回路(6a)に供給可能に構
    成してある作業車。
  2. 【請求項2】 前記分流弁(10)を流量調節式のもの
    から構成してある請求項1に記載の作業車。
JP7000966A 1995-01-09 1995-01-09 作業車 Pending JPH08189561A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7000966A JPH08189561A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 作業車

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JP7000966A JPH08189561A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 作業車

Publications (1)

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JPH08189561A true JPH08189561A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11488383

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JP7000966A Pending JPH08189561A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 作業車

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JP (1) JPH08189561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185834A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Kobelco Cranes Co Ltd 油圧式走行車両
CN107472357A (zh) * 2017-07-31 2017-12-15 中联重科股份有限公司 液压转向助力系统及工程机械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185834A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Kobelco Cranes Co Ltd 油圧式走行車両
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