JPH0818696A - 音声/データ同時応答機 - Google Patents

音声/データ同時応答機

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JPH0818696A
JPH0818696A JP7156579A JP15657995A JPH0818696A JP H0818696 A JPH0818696 A JP H0818696A JP 7156579 A JP7156579 A JP 7156579A JP 15657995 A JP15657995 A JP 15657995A JP H0818696 A JPH0818696 A JP H0818696A
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JP
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message
voice
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modem
svd
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Withdrawn
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JP7156579A
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Gordon Bremer
ブリマー ゴードン
Richard K Smith
ケント スミス リチャード
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AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Corp
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Publication date
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    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
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    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各メディアに特有のメッセージは通常互いに
個別に記憶されアクセスされる。個別に記憶されたメッ
セージを統合し各メッセージが異なるメディアで伝達さ
れる情報となる方法と装置を提供する。 【構成】 音声データ同時モデムが、音声メッセージお
よびデータ・メッセージの、各々、音声応答器およびパ
ーソナル・コンピュータへの記憶を調整する。これによ
って、被呼加入者はその後、音声データ同時モデムを介
して、音声メッセージおよび関連のデータ・メッセージ
の両方、つまりマルチメディア・メッセージを検索する
ことができ、被呼加入者は音声メッセージを聞きなが
ら、データ・メッセージを見る。被呼加入者は、ローカ
ルでも遠隔位置でもマルチメディア・メッセージを検索
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信機器、音声
メッセージ記憶機器、およびデータ・メッセージ記憶機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、多種多様なメディアでメッセ
ージを受信し、記憶することができる。本明細書では、
「メディア」という用語は、メッセージ中で伝達される
情報のタイプを指す。たとえば、ユーザは留守番電話に
記録されたメッセージを「聞く」ことができる。これは
音声形式のメッセージ伝達、つまり「音声メディア」で
ある。同様に、ユーザは、たとえば「電子メール」(e
メール)のようなコンピュータのディスプレー上のメッ
セージを「見る」ことができる。これは、単純な形式で
は、単に英数字を含むデータ・メッセージ、つまり「ビ
デオ・メディア」である。さらに、この「マルチメディ
ア」の世界では、その他、題名「音声メール・ネットワ
ーク・ゲートウェイ」、シリアル番号xx、出願日19
94年1月6日で、Anderlその他による、総合マ
ルチメディア・メッセージ・システムであるAT&Tの
「直感」システムについて説明した同時係属共通譲受米
国特許出願で説明されているように、メッセージを1つ
のメディアから別のメディアに伝達することもできる。
AT&Tの直感システムを使用すると、ユーザはeメー
ルを「聞い」たり、音声メッセージを「見」たりするこ
とができる。最後に、題名「アナログ・ディジタル同時
通信アプリケーション」、シリアル番号08/0765
05、出願日1993年6月14日で、Bottoms
その他による同時係属共通譲受米国特許出願は、アナロ
グ信号検索のためにディジタル信号もアナログ信号も記
憶する音声データ同時応答機について説明している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなメ
ッセージ・システムのいずれにも固有の特徴は、それら
を別個に、つまり一時に1つのメディアを利用する、と
いうことである。たとえば、留守番電話から音声メッセ
ージを聞くか、あるいはコンピュータ・システムにログ
インしてeメールを検索する。つまり、各メディアに特
有のメッセージは通常、互いに別個に記憶され、アクセ
スされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】別個に記憶されたメッセ
ージを統合し、各メッセージが異なるメディアで伝達さ
れる情報となる方法および装置を実現した。これによっ
て、ユーザは事実上、マルチメディアのメッセージを記
憶し、検索することができる。たとえば、マルチメディ
アのメッセージは音声メッセージおよび関連データ・メ
ッセージを含むので、ユーザは音声メッセージを聞きな
がら、関連のデータ・メッセージも見る。本発明の実施
例では、音声データ同時(SVD)モデムが、音声メッ
セージとデータ・メッセージとの、各々音声応答機とコ
ンピュータへの記憶を統合する。これによって被呼加入
者はその後、SVDモデムを介して音声メッセージと関
連のデータ・メッセージとの両方、つまりマルチメディ
ア・メッセージを検索することができ、被呼加入者は、
音声メッセージを聞きながら、関連のデータ・メッセー
ジを見る。被呼加入者は、ローカルでも遠隔地からもマ
ルチメディア・メッセージを検索することができる。
【0005】
【実施例】本発明の原理を具体化した音声データ同時通
信システムのブロック図を、図1に示す。図1に示すよ
うに、ユーザ1、ユーザ2、およびユーザ1(遠隔)で
示す3カ所の通信エンドポイントがある。ユーザ1の装
置は、データ端末装置(DTE)10、電話20、応答
機25、およびSVDモデム100を含む。DTE10
は、回線11を介してSVDモデム100に結合してい
る。電話20は、回線19を介して応答機25に結合
し、応答機は回線21を介してSVDモデム100に結
合している。回線19および21は「チップ/リング」
タイプの電気的インタフェースであるものとする。SV
Dモデム100は、電話の発信と受信とのために、加入
者回線101を介して公衆交換電話網(PSTN)50
0に結合する。加入者回線101は通常、「チップ/リ
ング」設備、つまり音声帯域信号をSVDモデム100
とPSTN500との間で伝送する電線対である。残り
のユーザの装置も同様である。ユーザ2の装置は、DT
E60と電話50とを含み、両方とも各々回線61およ
び51を介してSVDモデム200に結合している。S
VDモデム200は、加入者回線201を介してPST
N500に結合している。最後に、ユーザ1(遠隔)の
装置は、DTE30と電話40とを含み、両方とも各々
回線31および41を介してSVDモデム300に結合
している。加入者回線301は、SVDモデム300を
PSTN500に結合する。図1に示されたいずれのS
VDモデムも、本発明の概念を具体化することができる
が、以下の説明では、SVDモデム100のみが本発明
の原理を具体化したものとする。
【0006】図2は、SVDモデム100のブロック図
の例を示す。本発明の概念を除き、SVDモデム100
の個々の構成要素は周知であり、詳細には説明しない。
たとえば、CPU125は、SVDモデム100を制御
するための、マイクロプロセッサ・ベースの中央演算処
理装置、メモリ、および関連の回路類である。以下で本
発明の概念を説明する前に、SVDモデム100を例に
して、SVDモデムの一般的な操作を説明する。SVD
モデムの基本的操作も、本発明の概念を除き、「アナロ
グ・ディジタル同時通信」と題した、1993年1月1
4日出願でシリアル番号08/076505の、Bre
merその他による同時係属共通譲受米国特許出願に説
明がある。
【0007】SVDモデム100は、「音声専用」モー
ド、「データ専用」モード、またはSVDモードのいず
れかで作動する。「音声専用」モードは、あるアナログ
・ポートにある音声信号のような信号を、他のアナログ
・ポートに通信するだけである。「データ専用」モード
は、DTEポート115を介して受信したデータ信号
を、PSTNポート110を介して遠隔データ・ポイン
トに伝送するために変調し、PSTNポート110を介
して受信した変調データ信号を、DTE10に伝送する
ために復調する。最後に、SVDモデムは「音声専用」
モードと「データ専用」モードとを組み合わせるが、P
STNポート110を介して受信および伝送する信号
は、結合音声データ信号(以後「SVD信号」と呼ぶ)
である。
【0008】SVDモデム100のCPU125は、回
線126を介して、SVDモデム100の操作モードの
タイプの機能として、スイッチ160を制御する。たと
えば、SVDモデム100が「音声専用」モードの場
合、スイッチ160は回線162上にあるすべての信号
を、電話ポート105を介して伝送するために回線16
6に結合し、回線149上にあるすべての信号を、PS
TNポート110を介して伝送するために回線161に
結合する。その他の構成要素、たとえばデータ・エンコ
ーダ155、データ・デコーダ140、音声デコーダ1
30、および音声エンコーダ150は、CPU125か
らの制御信号(図示せず)によって使用禁止になる。し
たがって、「音声専用」モードでは、PSTNポートの
いずれかに現れたすべてのアナログ信号は、他のPST
Nポートに結合、または橋絡される。
【0009】SVDモデム100が「データ専用」モー
ドの場合は、スイッチ160が回線146上のすべての
信号を、PSTNポート110を介して伝送するために
回線146に結合し、回線164上にあるすべての信号
を、回線131に結合する。「データ専用」モードで
は、音声エンコーダ150および音声デコーダ130
は、CPU125からの制御信号(図示せず)で使用禁
止になる。この操作モードでは、DTEポート115に
現れるすべてのデータ信号は(SVDモデム100が
「ATコマンド」を受信していないとする)、データ・
エンコーダ155によってコード化される。DTEポー
ト115は、電子産業協会(EIA)RS−232イン
タフェースであるとする。後者は、伝送のためにDTE
10からのデータを相手側のエンドポイントと結合する
ばかりでなく、周知の[ATコマンド・モード」の操作
中に、DTE10からのコマンドをSVDモデム100
に結合することも行う。データ・エンコーダ155は、
スクランブル、格子コード化等のような周知のコード化
技術のいずれかを含み、回線156上の記号シーケンス
を、信号転送速度1/Tで変調器145に提供する。記
号は、2次元信号空間(図示せず)から選択される。音
声エンコーダ150が使用禁止なので、加算回路165
は信号をデータ・エンコーダ155からの出力信号に加
算しないことに留意されたい。変調器145は、例証と
して直交振幅変調信号(QAM)を、スイッチ160を
介してPSTNポート110に与える。反対方向で同様
に、PSTNポート110で受信したQAM信号が、ス
イッチ160を介して復調器135に与えられる。復調
器135は、コード化データ・ストリームをデータ・デ
コーダ140に伝送する。後者はデータ・エンコーダ1
55とは反対の機能を実行し、受信したデータ信号を、
DTE10に伝送するためにDTEポート115に与え
る。
【0010】最後に、SVDモデム100がSVDモー
ドの場合、スイッチ160は回線146上にあるすべて
の信号を、PSTNポート110を介して伝送するため
に回線161に結合し、回線162上にあるすべての信
号を回線131に結合する。SVDモードでは、音声エ
ンコーダ150と音声デコーダ130とは、CPU12
5からの制御信号(図示せず)によって使用可能にな
る。このモードでは、音声信号のように、回線149上
に現れるアナログ信号はすべて、音声エンコーダ150
に与えられる。後者は、データ・エンコーダ155が使
用する2次元信号空間に音声信号をマッピングして音声
信号ポイントを与えるように、音声信号を処理する。こ
の音声信号ポイントは、2次元信号空間の原点に対して
「音声信号ベクトル」の大きさと角度とを規定する。音
声エンコーダ150は、あらかじめ規定された1/Tの
1秒当たりの信号の信号転送速度で、回線151上に2
次元信号ポイントのシーケンスを与える。加算回路16
5は、回線151上に音声信号ベクトルがあれば、デー
タ・エンコーダ155が与えた個々の信号に、各ベクト
ルを加算し、信号ポイントのストリームを変調器145
に与える。上述したように、変調器145は、スイッチ
160を介してQAM変調信号をPSTNポート110
に与える。このQAM変調信号は、音声とデータとの両
方であるので、上述したSVD信号である。
【0011】反対方向で、回線131上で受信されたS
VD信号は、上述したように復調器135およびデータ
・デコーダ135によって処理され、回線127に受信
データ信号を与える。さらに、音声デコーダ130は、
復調器135からの受信信号ポイント・シーケンスと、
データ・デコーダ140からの復号記号シーケンスとの
両方を受信する。音声デコーダ130は、受信した信号
について決定を行うのにデータ・デコーダ140に必要
な復号時間を考慮に入れ、適切なバッファを含む。音声
デコーダ130は、データ・デコーダ140から与えら
れた受信信号を、復調器135から与えられた個々の受
信信号ポイントから差し引いて音声信号ベクトルを出
し、次に、音声エンコーダ150の反対方向の機能を実
行して、回線133を介して受信音声信号を電話ポート
105に与える。
【0012】その結果、このSVD技術には、音声部分
とデータ部分との両方を有する音声帯域信号を提供する
という利点がある。これによって、音声とデータとが同
時に可能なモデムを有する2人のユーザが、同時にデー
タを通信し、話すことができるが、これには、各ユーザ
の位置に「チップ/リング」タイプの電話回線が1台必
要なだけである。
【0013】SVD接続の確立中、最初に遠端、つまり
着信側のSVDモデムに信号を送る発信側のSVDモデ
ムにとって、発信側のモデムもSVDモデムであること
は利点である。この最初の信号伝送は、着信側のSVD
モデムの電話番号をダイアルした後に、発信側SVDモ
デムが伝送するSVD識別信号を使用することによって
完成する。応答側SVDモデムは、最初のデフォルト値
がCCITT V.32のような標準のデータ変調で、
次にSVDモードに切り替えるが、この種の通知をする
ことによって、即座にSVDモードに切り替えることが
できる。SVDモデムが使用する特有の識別信号のセッ
ト例を、図2に示す。この初期接続手順信号は、トーン
「a」および「b」を含む発信信号SVD CNGと、
トーン「a」および「b」を含む応答識別信号SVD
AIDとを含む。受信側SVDモデムは、発信側SVD
モデムに対して、肯定応答として、呼がSVD互換モデ
ムによって応答されたという応答識別信号を与える。
【0014】SVDモデム100がどのモードにあるか
は、SVDモデム100が電話を発信するのか応答する
のかによって決まる。SVDモデム100が電話を発信
する場合は、起呼加入者、たとえばユーザ1は、幾つか
の方法で特定の操作モードを選択することができる。図
の1つの方法は、DTEポート115を介して与えられ
るコマンド・モードの命令を介するのみである。別の方
法としては、SVDモデム100が、電話ポート105
とDTEポート115との両方で、様々な信号の状態を
評価する。たとえば、電話ポート105で「応答信号」
が検出され、DTE10からデータ端末作動可能(DT
R)信号がない場合は、「音声専用」モードに入る。反
対に、「応答信号」はないがDTR信号が活動状態であ
れば「データ専用」モードに入る。
【0015】ユーザ1が被呼加入者の場合、つまりSV
Dモデム100が着信に応答する場合、どの操作モード
に入るかは、以下のように決定される。SVDモデム1
00はまず、SVD識別信号が起呼加入者の装置によっ
て伝送されているか調べる。SVDモデム100がSV
D識別信号を検出したら、SVD操作モードに入る。し
かし、SVD識別信号が検出されない場合は、SVDモ
デム100は「音声専用」モードまたは「データ専用」
モードに入ることができる。特定の選択は、ユーザ1
が、DTEポート115を介して与えられるコマンド・
モード命令で設定する。このコマンド・モード命令は、
起呼加入者の装置からSVD識別信号が検出されない場
合に、SVDモデム100の「デフォルト」操作モード
を設定する。
【0016】相手側のSVDモデムが識別され、双方の
モデムがSVDモードで通信したら、各SVDモデムは
制御情報および状態情報を相手側のエンドポイントと通
信しなければならない。これは、たとえばSVDモデム
100とSVDモデム200間で信号情報を通信し、様
々な方法で導入できる2次チャネルを介して行う。たと
えば、当技術分野で知られているように、データ変調信
号(この場合はSVD信号)を別の制御信号で多重化す
ることにより2次チャネルを提供することができ、ある
いは題名「音声データ同時伝送における側チャネル通
信」、シリアル番号08/151686、出願日199
3年11月15日で、Bremerその他による同時係
属共通譲受米国特出願請で説明されているように2次チ
ャネルを提供することができる。図4は、SVD信号内
に側チャネルを含む伝送構成の図表である。このSVD
側チャネルは、あらゆるSVDエンドポイント間で追加
的情報の移送を与えるばかりでなく、SVDデータ接続
の全帯域にわたる音声信号の伝送も可能にする。図4か
ら分かるように、SVDモデムからの情報は、フレー
ム、または記号ブロック405のような「記号ブロッ
ク」中に与えられる。この例では、記号ブロックは70
個の記号を含む。各記号ブロック中の連続した記号は、
S1、S2、S3、・・・S70と識別される。各記号
ブロックはさらに、データ・セグメント406のような
データ・セグメントと、制御セグメント407のような
制御セグメントに分割される。データ・セグメント中の
記号グループを、S1からS56とする。これらは「デ
ータ記号」で、常にDTEデータを伝達する。以下の検
討では、記号転送速度を例として3000記号/秒(s
/sec)とするが、2800s/secのように、他
の記号転送速度を用いてもよい。3000s/secの
記号伝達速度で、記号ブロックの平均データ記号転送速
度は(56/70)×3000)=2400s/sec
である。したがって、データ記号ごとに6ビットのデー
タがあると、そのデータ転送速度は14400ビット/
秒(bps)となる。このデータ転送速度は、ユーザの
ニーズを満たすほど十分高いので、SVDデータ接続の
残りの帯域を、制御セグメントに割り当てることがで
き、側チャネルができる、と仮定する。
【0017】制御セグメントの残りの記号、つまりS5
7からS70は「制御記号」である。通常、後者は決し
てDTEデータを伝達せず、制御情報を伝達する。各制
御記号は、「制御ビット」の数を示す。たとえば、この
ような制御ビットの一部は、状態識別子であり、これは
遠端、つまり受信SVDモデムに送信SVDモデムの操
作モードに関する情報、つまり送信SVDモデムが「音
声専用」か「データ専用」か、またはSVDモードの操
作かを示す情報を与える。制御記号は、たとえば同じ信
号空間を使用するように、DTEデータ記号と同様にコ
ード化され、スクランブルされる。制御記号は、SVD
モデムのエンドポイント間で追加信号情報を伝達するた
めの側チャネルを提供する。データ記号はユーザ・デー
タを示す、制御記号は制御情報を示すが、データ記号も
制御記号もアナログ・データを伝達することができ、こ
の例でアナログ・データとは、電話20によってSVD
モデム100に与えられるすべての音声記号である。そ
の結果、側チャネルは音声データ同時伝送の一部にな
る。
【0018】以上でSVDモデムの一般的操作について
説明したので、ここで本発明の概念について説明する。
再び図1を参照すると、DTE10が、パワー・アップ
されて、回線11を介して遠隔アクセスを可能にするソ
フトウェア・プログラムを走らせるパーソナル・コンピ
ュータであるとする。このタイプの遠隔アクセス・ソフ
トウェアの例は、Microcom,Inc.の「Carbon Copy」、No
rton-Lambertの「Close-up」、およびSymantecの「PC A
nywhere」を含む。この遠隔アクセスによって、いかな
るユーザも、たとえばユーザ2も、DTE10上のアプ
リケーション・ソフトウェアを「遠隔から」走らせるこ
とができる。さらに、応答機25は、「ポーズ」などの
周知の機能で遠隔アクセスを支援する、現在入手可能な
任意の応答機であるとする。次に図2を見ると、SVD
モデム100は、ユーザ2から電話呼を受けるものとす
る。ここで、本発明の概念を理解する一助とするため、
図5も参照することができる。図5は、マルチメディア
・メッセージを記録するために本発明で用いられる方法
の例を示す。
【0019】ステップ605において、SVDモデム1
00のCPU125は、ユーザ2が発信した電話呼に応
答する。上述した通り、CPU125はステップ610
において、復調器135からの回線134を介してSV
D識別信号を検出することにより、入電話呼がSVD呼
か否かを決定する。SVD識別信号が検出されなけれ
ば、CPU125が「音声専用」または「データ専用」
呼を上述したように扱う。入呼が音声呼であれば、CP
U125は、回線21に結合した音声端末装置を「鳴ら
す」、つまりこれに警報を出す(当技術分野で周知の信
号回路は図2に示していない)。この場合、ユーザ1が
存在せず、その後、応答機25は既定のリング数の後、
電話呼に応答し、起呼加入者はメッセージを残すことが
できる。同様に、入呼がデータ呼であれば、ユーザ2は
遠隔からDTE10にアクセスする。
【0020】しかし、SVD識別信号が検出されると、
CPU125はSVD操作モードに切り替わり、ステッ
プ620において、回線21および11に各々結合され
ているすべての音声端末装置およびデータ端末装置を
「鳴らす」、つまりこれに警報を出す。回線21に結合
する音声端末装置も、回線21に結合するデータ端末装
置も応答した場合、CPU125はステップ635に進
み、SVD通信チャネルを介して、ユーザ1とユーザ2
の音声端末装置とデータ端末装置との間の通信を提供す
る。しかし、ユーザ1の端末装置のいずれか、または両
方が応答信号をSVDモデム100に与えないと、CP
U125はステップ630において、適切な操作モード
に切り替わり、そのレベルの呼処理を提供する。これは
ステップ615と同様である。たとえば、DTE10か
らのDTR信号がないが回線21上で「応答」信号が検
出されたら、CPU125は上述したSVD側チャネル
を介してSVDモデム300に信号を送り、「音声専
用」操作モードに切り替わる。
【0021】ステップ625において、音声端末装置と
データ端末装置との両方が入電話呼に応答したら、CP
U125はステップ635において、SVDモデムから
SVDモデム200への音声および通信チャネルを確立
する。次に、CPU125はステップ640において、
回線181をモニタして、信号プロセッサ180が応答
機のトーンを検出したことを示す信号を調べる。信号プ
ロセッサ180は、例では、回線149上の応答機25
から与えられた応答機のトーンを検出するような幾つか
の機能を提供するようプログラミングされた、ディジタ
ル信号プロセッサである。実際の導入では、この機能
は、データ・エンコーダ155、データ・デコーダ14
0等の機能性を提供するのと同じディジタル信号プロセ
ッサによって提供される。たとえば2秒などの時間内に
応答機のトーンが検出されなければ、CPU125はス
テップ645において、SVDモデムの入呼を処理し続
ける。
【0022】応答機のトーンが検出されたら、CPU1
25はステップ650に進み、起呼加入者がメッセージ
を残すために発信しているのか、あるいはメッセージを
検索するために発信しているのか調べる。このため、デ
ィジタル信号プロセッサ180は音声デコーダ130の
出力信号をモニタする。応答機25からのトーンが終了
した後、ディジタル信号プロセッサ180は、音声信
号、つまり音声エネルギーを開始しているか、応答機2
5からメッセージを検出できる起呼加入者からのデュア
ル・トーン多周波(DTMF)コード、つまりパスワー
ドが送信されているか、検出する。あらかじめ定義され
たこの検索コードは、ユーザ定義のオプションとしてS
VDモデム100内に記憶される。当技術分野で周知の
ように、この検索コードは通常、「#177」関連のタ
ッチ・トーンのようなタッチ・トーンのシーケンスであ
る。ディジタル信号プロセッサ180がこの検索コード
を検出すると、回線182を介してCPU125に信号
が与えられる。この信号を受信したのに応えて、CPU
125は図7のステップ755に進む。図7は、マルチ
メディア・メッセージを検索するための流れ図の例で、
それについて以下に説明する。
【0023】しかし、ディジタル信号プロセッサ180
が音声信号エネルギーを検出すると、これは回線183
を介してCPU125に警報を出す。そこで、CPU1
25はステップ655において、被呼加入者がデータ・
メッセージを検索するために可聴メッセージとデータ・
メッセージとを結合する情報を含むマルチメディア・メ
ッセージのフィールド、つまり対フィールドを生成す
る。ここで使用されているように、各フィールドを例と
して「ヘッダ」と呼び、対フィールドを「対ヘッダ」と
呼ぶ。マルチメディア・メッセージのヘッダの例を図6
に示す。マルチメディア・メッセージのヘッダ950
は、可聴ヘッダ955とデータ・ヘッダ960とを含
む。可聴ヘッダ955とデータ・ヘッダ960とは等し
い必要はないが、この例では同じである。各ヘッダは
「プリアンブル」、「ボディ」、および「ヘッダ終了」
を含む。プリアンブルはマルチメディア・メッセージの
ヘッダの始点を識別する。ボディ部分は、マルチメディ
ア・メッセージ番号をその後のメッセージに対応させ
る。ヘッダ終了部分は、マルチメディア・メッセージの
ヘッダの終了に関する信号を送る。この例では、各ヘッ
ダは、図6のように割り当てられた7個の英数字を含
む。音声ヘッダ955とデータ・ヘッダ960とは同じ
情報を含むので、これらのヘッダを構成する英数字は、
電話機のキーパッドに通常対応する文字セットから選択
される。たとえば、プリアンブル956は「#1」とい
う2文字、ボディ957は「0004」という4文字、
ヘッダ終了958は「#」という1文字を含む。この例
では、プリアンブル「#1」は常に同じで、マルチメデ
ィア・メッセージのヘッダが存在することを独特の方法
で識別する。同様に、ヘッダ終了の識別には常に「#」
の文字が使用される。ヘッダのボディ部分にある4文字
をシーケンスは、CPU125が提供する増分パターン
の例である。たとえば、第1メッセージに「0001」
の数が与えられ、次のメッセージに「0002」の数が
与えられる等である。この数のシーケンスは、CPU1
25が、たとえばユーザ1から出された適切な既定のコ
マンド・モード命令によって、ゼロに再設定することが
できる。当日の日付を反映する2つの数字およびその日
に受信した特定のメッセージを識別する2つの数字を使
用するように、別の構成も開発することができることに
留意されたい。そのためには、SVDモデム100が当
日の日付を追跡しなければならないが、ユーザは1ヶ月
間、マルチメディア・メッセージにアクセスし、これを
取り出すことができる。
【0024】ステップ655においてマルチメディア・
メッセージのヘッダ950を生成した後、CPU125
はディジタル信号プロセッサ180を制御して、ステッ
プ660において回線184を介して応答機25に音声
ヘッダ955を与える。ディジタル信号プロセッサ18
0は、DTMF信号のシーケンスとして可聴ヘッダ95
5を与え、各DTMF信号は、当技術分野で周知のよう
に、音声ヘッダ955の個々の英数字に対応する。この
音声ヘッダはユーザには聞こえない。というのは、ディ
ジタル信号プロセッサ180が、回線126を介して応
答機25に音声ヘッダを与えるからである。同様に、ス
テップ665においてCPU125は、回線11を介し
てDTE11に、データ・ヘッダー960の個々の英数
字に対応したASCII文字のシーケンスを提供する。
DTE10にデータ・ヘッダを与える際、例として次の
フォーマットが使用される。つまり<command to DTE> <
data header> <optional data message>である。<comma
nd to DTE>の式は、DTE上で実行される上述のソフト
ウェア・プログラムが認識できる1セットの既定コマン
ドの1つを示す。DTE10上で実行されるソフトウェ
アが、これらのコマンドを認識するよう、適切に変更さ
れているものとする。このコンテキストでは、次の既定
コマンドがSVDモデム100によって提供される。つ
まり<store><data header 960>である。<store>コマン
ドは、DTE10上で実行されるソフトウェアに、a)
次のデータ・ヘッダをDTE10の不揮発性メモリに記
憶し、b)その後に受信するデータ・メッセージをDT
E10の不揮発性メモリに記憶し、c)受信したデータ
・ヘッダをその後に受信するデータ・メッセージと対応
させるよう、警報を出す。
【0025】マルチメディア・ヘッダの各々の部分がア
ナログ応答デバイスとディジタル応答デバイスとに提供
されたら、CPU125は、ディジタル信号プロセッサ
180を介して、回線133上の回復音声信号および回
線127上の回復データ信号をモニタし続ける。ステッ
プ670および680において、CPU125は応答機
25またはDTE10から別個に切断されるが、前者は
回復音声信号中に無音が検出された場合、後者は回復デ
ータ信号中に「ファイル終了」(EOF)文字が検出さ
れた場合である。CPU125は、データ・セット・レ
ディ(DSR)信号を使用禁止にすることによってDT
E10から切断でき、回線21から電力を除去すること
によって応答機25から切断できる。既定の時間に音声
エネルギーがなければ、無音が検出される。EOF文字
は、データ送信の終了信号を送る既定データ・パターン
である。本明細書では、EOF文字を、なんらかのデー
タ送信の終了を示す例として使用するが、データ・チャ
ネルがアイドル状態であることをCPU125が検出し
たら、EOF文字の代わりに既定のタイムアウトを利用
することもできる。CPU125はステップ675にお
いて、加入者回線101からの切断を検出するか、ある
いは無音およびEOF文字が検出されたら、逐次または
並行して呼を終了させる。
【0026】上記の結果、ユーザ2は、データ・メッセ
ージと可聴メッセージとを含むマルチメディア・メッセ
ージをユーザ1に残すことができる。たとえば、ユーザ
2は、「文字テキストを送ります。22行目の・・・に
注意してください。問題があったら電話ください」とい
う音声メッセージを残すことができる。ユーザ2が、話
すのと同時にDTE60のキーを押すと、フォーマット
化された出力ファイルをDTE10、つまり相手側エン
ドポイントに送信する。フォーマット化された出力ファ
イルは、EOF文字で終了する。したがって、マルチメ
ディア・メッセージの各構成要素メッセージは、互いに
「補い」、単に1つのメッセージを別のメディアに「変
換」するのではない。
【0027】ユーザ1は、ローカルでも遠隔からでも、
マルチメディア・メッセージを検索することができる。
図7は、ユーザ1が遠隔からマルチメディア・メッセー
ジを検索できる流れ図を示す。この場合、図1の「ユー
ザ1(遠隔)」は遠隔地におけるユーザ1を示す。図7
のステップ705から750は、図5のステップ605
から650に等しく、完全さを期して図7で繰り返して
いる。したがって、ステップ750を除き、これらのス
テップに書かれた記述は繰り返さない。ステップ750
から開始すると、CPU125はディジタル信号プロセ
ッサ180を介して受信音声信号をモニタし、既定の遠
隔アクセス・コードが検出されているか調べる。遠隔ア
クセス・コードが、たとえばタイムアウトの満了時に検
出されないと、CPU125は、上述したように図5の
ステップ655に進み、マルチメディア・メッセージを
記録する。しかし、遠隔アクセス・コードを検出する
と、CPU125はステップ755において、ディジタ
ル信号プロセッサ180からの回線186を介して、回
線21上で受信した音声信号をモニタし、音声ヘッダの
プリアンブルを求める。CPU125が音声ヘッダを、
たとえば既定のタイムアウト後、またはディジタル信号
プロセッサ180からの回線187を介して音声エネル
ギーを検出した時に、音声ヘッダを検出すると、CPU
125はステップ760において、「正規の」SVD呼
処理を提供する。たとえば、応答機25が再生している
現行メッセージは、DTE10上に記憶されたいかなる
データ・メッセージとも対応しない音声メッセージでも
よい。この音声メッセージは、ユーザ1(遠隔)の聞く
楽しみのために、直接ユーザ1(遠隔)に提供される。
同様に、ユーザ1(遠隔)は、現在DTE10上で実行
されているどのアプリケーション・プログラムにも、独
自にアクセスすることができる。
【0028】これに対して、ディジタル信号プロセッサ
180が音声ヘッダを検出すると、ディジタル信号プロ
セッサ180は、回線186を介してCPU125に、
音声ヘッダの英数表示を提供する。CPU125はステ
ップ770において、DTE10に音声ヘッダを与え、
これは記憶された音声メッセージに対応するデータ・メ
ッセージを識別する。この場合、CPU12は例として
次のコマンドをDTE10に提供する。つまり<remote
retrieval> <audio header>である。「遠隔検索」コマ
ンドの特定の識別は、DTE10上で実行されるソフト
ウェアに対して、関連のデータ・メッセージをSVDモ
デム100に与え、遠端SVDエンドポイントに伝送す
るよう、知らせる。ここで、SVDモデム100は、応
答機25からの受信アナログ信号およびDTE10から
の受信データ信号を単にSVD信号に変調し、ステップ
775でSVDモデム300に伝送する。SVDモデム
300は、対応する受信アナログ信号を電話40に与
え、受信データ信号をDTE30に与える。その結果、
ユーザ1(遠隔)は、本発明の原理に従ってマルチメデ
ィア・メッセージを受信することができる。つまり、ユ
ーザ1(遠隔)は、音声メッセージを聞きながらデータ
・メッセージを見ることができる。
【0029】マルチメディア・メッセージがSVDモデ
ム300に伝送されている間、CPU125は、ディジ
タル信号プロセッサ180を介して、DTE10からの
データ信号と応答機25からのアナログ信号との両方を
モニタし、マルチメディア・メッセージの伝送の終了を
検出する。特に、ステップ778においてCPU180
は、ディジタル信号プロセッサ180を介してモニタ
し、応答機25からのメッセージ終了信号を調べる。通
常、これは短時間の簡潔なトーンのシーケンスである。
代替方法として、SVDモデム100が既定のタイムア
ウトを利用し、それ以上再生される音声メッセージがな
いか調べることができる。メッセージ終了信号が検出さ
れたら、CPU125は次に、ステップ810において
EOFを調べる。EOF文字が検出されたら、CPU1
25は呼を終了する。メッセージ終了信号が検出されな
ければ、次にステップ780において、CPU125は
回線21上の音声信号に無音が検出されるか、DTE1
0からEOF文字が検出されるか、調べる。どちらの場
合もなければ、CPU125はステップ785に進む。
ステップ785でCPU125は、ステップ780にお
いて無音が検出された場合のみ、応答機25に既定の
「ポーズ」コマンドを与える。ポーズ・コマンドは、D
TE10からのデータ・メッセージが終了する前に、応
答機25がなんらかの追加音声メッセージを伝送するの
を止める。
【0030】これによって、データ・メッセージも音声
メッセージも、異なる(一時的)長さになる。必要では
ないが、応答機25は直列デバイスである、つまり記憶
したメッセージをすべて順次再生するものとする。しか
し、DTE10はランダムアクセス・デバイスであると
効果的で、SVDモデム100の要求したデータ・メッ
セージしか与えない。CPU125はステップ780に
おいて、無音とEOF文字との両方を検出するため、モ
ニタし続ける。この両方の発生を検出すると、CPU1
25はステップ790において応答機25に再生コマン
ドを与える。このステップの後、CPU125はステッ
プ755に戻り、次のメッセージがマルチメディア・メ
ッセージか否か調べる。大規模なデータ・メッセージの
場合、まずデータ・メッセージを送信し、データ・メッ
セージの伝送が終了するまで音声部分の送信を遅らせる
ことが好ましいことに留意されたい。この場合、ステッ
プ775は、データ・メッセージ中にEOF文字が検出
されるまで、SVDモデム100が応答機25に「ポー
ズ・コマンド」を与えるよう、変更される。この場合、
マルチメディア・メッセージの構成要素は、並行ではな
く逐次に送信される。
【0031】上述したように、ユーザ1(遠隔)は、遠
隔地からいかなるマルチメディア・メッセージも検索す
ることができる。図8を参照すると、マルチメディア・
メッセージのローカル検索の方法例が示されている。こ
の例では、ユーザ1がDTE10を介してなんらかのメ
ッセージを検索する。ユーザ1は物理的にSVDモデム
100に非常に近いものとする。というのは、ユーザ1
がDTE10のディスプレー上でデータ・メッセージを
見ている間、SVDモデム100(図示せず)のスピー
カを使用して、ユーザ1に音声信号を与えるからであ
る。代替方法として、ユーザ1は音源として応答機25
を利用することもできる。ここで、ユーザ1には、応答
機25に記憶された音声メッセージとは関係なく、DT
E10に記憶されたeメールを読むオプションもある。
しかし、ユーザ1はeメールを読むばかりでなく、同時
になんらかの関連音声メッセージも聞きたがっているも
のとする。
【0032】このため、ステップ905においてユーザ
1は、DTE10を介してSVDモデム100に既定の
コマンド・モード命令を与え、応答機25から音声メッ
セージを検索する。本発明の概念の一部として本明細書
で規定されているコマンド・モード命令を除き、周知の
「ATコマンド」を使用すると、ユーザはモデムに制御
情報を送り、モデムから制御情報または状態情報を受け
ることができる。応答機25からメッセージを検索する
既定コマンドを受け取った後、CPU125はステップ
910において応答機25に呼出信号を与える。ステッ
プ915においてCPU125は、応答機のトーンが終
了した後、ディジタル信号プロセッサ180を介して応
答機25に既定の遠隔検索コードを送る。次にCPU1
25はステップ920においてマルチメディア・メッセ
ージのヘッダがないかモニタする。音声ヘッダが検出さ
れないと、CPU125はステップ975において単
に、SVDモデム100のスピーカ(図示せず)の音声
メッセージを再生する。次にSPU125は、ステップ
938(以下で説明)においてメッセージ終了信号がな
いかモニタする。
【0033】しかし、音声ヘッダが検出されると、CP
U125はステップ930においてDTE10に音声ヘ
ッダを与え、これはDTE10のモニタ上に対応する電
子メールのメッセージを表示する。この場合、CPU1
25は例として次のコマンドをDTE10に与える。つ
まり<local retrieval> <audio header>である。「ロー
カル検索」コマンドが識別されるごとに、DTE10上
で実行されるソフトウェアに対して、ユーザ1が見られ
るように、関連のデータ・メッセージをDTE10のデ
ィスプレーに与えるよう情報を送る。さらに、CPU1
25はステップ935において、音声ヘッダのない音声
メッセージをSVDモデム100のスピーカ(図示せ
ず)に与える。ここで、CPU125はステップ938
において、音声メッセージのメッセージ終了信号がない
かモニタする。メッセージ終了信号が検出されたら、C
PU125はステップ955において応答機25から切
断する。メッセージ終了信号が検出されなければ、CP
U125はディジタル信号プロセッサ180を介して音
声メッセージ中に無音がないかモニタする。無音が検出
されたら、SVDモデム100がステップ945におい
て応答器5にポーズ・コマンドを与える。次にSVDモ
デム100はステップ950において、ユーザ1から別
のコマンド・モード命令を待つ。切断コマンドが検出さ
れたら、SVDモデムはステップ955において、応答
機25から切断する。ユーザ1が別の検索コマンドを与
えた場合は、SVDモデム100がステップ965にお
いて、応答機25に再生コマンドを与える。
【0034】以上の説明から、マルチメディア・メッセ
ージの記憶および検索が、改造していない応答機および
改造していないデータ端末装置でできることが分かる。
ただし、データ端末装置上で実行するソフトウェアは除
く。さらに、音声記憶とデータ記憶とは別個のデバイス
で提供されるが、これらのデバイスを、SVDモデムの
機能性と共に、1つの製品に統合することができること
に留意されたい。次に図9を参照すると、本発明の原理
を具体化した、別の音声データ通信システムの例が示さ
れている。図9は図1に似ているが、PBX550が追
加され、これはSVDモデム100をPSTN500に
結合する。SVDモデム100は上述したのと同様の方
法で機能するが、ここでは、SVDモデム100によっ
て、複数の加入者がマルチメディア・メッセージを記憶
し、検索することができる。これらの加入者は、PBX
550の背後でもPSTN500内でもよい。このコン
テキストでは、応答機25を音声記憶のアドレス可能な
形式と見なす。この機能によってユーザは、自分の音声
メッセージを検索することができるだけで、正しいパス
ワードがなければ、他者の音声メッセージを検索するこ
とができない。
【0035】当技術分野で周知のように、PBX550
は、規定呼出回数内で応答のない呼を、呼カバレッジの
提供と固有に対応するPBXポートに向けることによっ
て、ユーザに対して音声メール呼カバレッジを提供す
る。この例では、呼カバレッジ・ポートはSVDモデム
100と結合する。複数のユーザがいるので、マルチメ
ディア・メッセージのヘッダは、被呼加入者の識別子を
含めるよう拡張される。被呼加入者の識別子をSVDモ
デム100に提供する1つの方法の例は、SVDモデム
100がPBX550の与えた呼出信号に応答した直後
でPBX550が入呼を「切り離す」前に、PBX55
0がSVDモデム100に「帯域外」信号を与えること
である。この「帯域外」信号は、被呼加入者の内線番号
のDTMF表示にすぎない。次に、この内線番号は応答
機25に使用され、マルチメディア・メッセージのヘッ
ダにも含まれて、その後の音声データ・メッセージを被
呼加入者で独特に識別する。このような「帯域外」機能
を提供するPBXの一例は、AT&Tのシステム25で
ある。
【0036】以上では、本発明の原理を例証してきたに
すぎないが、当業者には、本明細書では明示的には説明
されていないが、本発明の原理を具体化し、本発明の精
神および範囲内である様々な変更が可能であることが理
解される。たとえば、本発明はエンコーダ、デコーダ、
トランスミッタ等の別個の構成要素として本明細書に示
されているが、これらの構成要素のいずれか1つ以上の
機能を、ディジタル信号プロセッサ等の1個以上の適切
なプログラム済プロセッサを使用して実行することがで
きる。
【0037】さらに、本発明の概念はSVD信号のコン
テキストで説明されているが、たとえばディジタル音声
信号とデータ信号との単純な時分割多重化のように、他
の形の音声データ同時転送で実現してもよい。この場
合、音声メッセージもデータ・メッセージも、関連のデ
ータ端末装置で一緒に記憶できることを認識されたい。
また、上記のSVD側チャネルは他の機能も提供でき
る。たとえば、遠隔ユーザが、最初に応答機に記憶され
た自分の音声メールをスキャンし、その後に被呼SVD
モデムにデータ検索メッセージを送ることができ、ある
いはSVD側チャネルを用いて、たとえば遠隔検索また
はメッセージを残すようなタイプの呼を通信することが
できる。最後に、データ・メッセージが多くのスクリー
ン(たとえばスライド)を含む場合は、スライドごとに
別個の音声セグメントを記録できるような、他の改良も
可能である。これで、データ端末装置を介してスライド
変更コマンドを入力し、ローカル・モデムまたは遠隔モ
デムの開始コマンドを送って、これが次のスライドの検
索を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を具体化した音声データ同時通信
システムのブロック図である。
【図2】本発明の原理を具体化した音声データ同時モデ
ムのブロック図である。
【図3】VD識別信号の割当て例を示す表である。
【図4】2次通信チャネルを提供するSVD信号ブロッ
クの例を示す。
【図5】マルチメディア・メッセージを記録するための
本発明の原理を具体化した方法の流れ図の例である。
【図6】マルチメディア・メッセージのヘッダの例であ
る。
【図7】マルチメディア・メッセージを遠隔検索するた
めの本発明の原理を具体化した方法の流れ図の例であ
る。
【図8】マルチメディア・メッセージをローカル検索す
るための本発明の原理を具体化した方法の流れ図であ
る。
【図9】本発明の原理を具体化した音声データ同時通信
システムの別のブロック図である。
【符号の説明】
1、2 ユーザ 10 データ端末機器(DTE) 11、19、21、22 回線 20、40、50 電話 25 応答機 30 DTE 31、41、51、60 回線 60 DTE 100 SVDモデム 101 加入者回線 105 電話ポート 110 PSTNポート 115 DTEポート 125 CPU 126、127 回線 130 音声デコーダ 131、133、134 回線 135 復調器 140 データ・デコーダ 145 変調器 146、149 回線 150 音声エンコーダ 155 データ・エンコーダ 160 制御スイッチ 161、162、166 回線 165 加算回路 180 ディジタル信号プロセッサ 181、182、183、184、186、187
回線 200、300 SVDモデム 201、301 加入者回線 406 データ・セグメント 407 制御セグメント 500 公衆交換電話網(PSTN) 550 PBX 950 マルチメディア・メッセージ・ヘッダ 955 可聴ヘッダ 956 プリアンブル 957 ボディ 958 ヘッダ終了 960 データ・ヘッダ
フロントページの続き (72)発明者 リチャード ケント スミス アメリカ合衆国 34646 フロリダ,セミ ノール,アルパイン アヴェニュー 13471

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1モデムに伝達された情報を示す第1
    メッセージを受けるステップと、 第2モデムに伝達された情報を示す第2メッセージを受
    けるステップと、 各々がメッセージ識別番号を含むフィールド対を生成す
    るステップとを含み、 1つのフィールドが第1メッセージに対応し、残りのフ
    ィールドが第2メッセージに対応し、さらに各フィール
    ドおよび個々のメッセージを別個の記憶デバイスに記憶
    するステップを含む、メッセージをソートする方法。
  2. 【請求項2】 ソートするステップがさらに、 第1メッセージに対応するフィールドを第1記憶デバイ
    ス上に記憶してから、第1記憶デバイス上の第1メッセ
    ージをソートするステップと、 第2メッセージに対応するフィールドを第2記憶デバイ
    ス上に記憶してから、第2記憶デバイス上の第2メッセ
    ージをソートするステップとを含む請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 第1記憶デバイスが音声応答機の機能を
    提供し、第2記憶デバイスがデータ端末装置である、請
    求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 応答データ通信装置に使用するためのメ
    ッセージを与える方法であって、 電話呼に応答するステップと、 音声応答デバイスを呼び出すステップと、 データ端末装置を呼び出すステップと、 フィールド対の各々を、音声応答デバイスとデータ端末
    装置とに、記憶させるために与えるステップと、 記憶させるために音声信号を音声応答デバイスに与える
    ステップとを含み、 音声信号が起呼加入者の生成した音声メッセージであ
    り、さらに記憶させるためにデータ信号をデータ端末装
    置に与えるステップとを含み、 データ信号が起呼加入者によって生成され、フィールド
    対が音声メッセージとデータ・メッセージを連結させる
    方法。
  5. 【請求項5】 音声データ応答機を制御するための装置
    であって、 データ端末に結合するための第1ポートと、 音声応答機に結合するための第2ポートと、 音声メッセージとデータ・メッセージとを受信するため
    に通信チャネルと結合するための第3ポートと、 1対のメッセージ識別フィールドを提供するための手段
    とを含み、 1つのフィールドが、音声応答機向けの受信音声メッセ
    ージに対応し、残りのフィールドが、データ端末向けの
    受信データ・メッセージに対応する装置。
  6. 【請求項6】 各フィールドが等しいメッセージ識別番
    号を含む、請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 音声メッセージを記憶するための音声応
    答デバイスと、 データ・メッセージを記憶するためのデータ端末機器
    と、 ユーザに提示するために音声メッセージとデータ・メッ
    セージとの両方の検索を調整するモデム装置とを含む、
    マルチメディア・メッセージ・システム。
  8. 【請求項8】 モデム装置が、可聴メッセージとデータ
    ・メッセージとを遠隔エンドポイントにいるユーザに通
    信するための手段を含む、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 モデム装置がさらに、 音声応答デバイスに結合するための手段と、 音声応答デバイスからメッセージ・フィールドを受信す
    るための手段を含み、 メッセージ・フィールドが可聴メッセージに対応するメ
    ッセージ識別子を含み、 モデム装置がさらに、 データ・メッセージを検索するためにデータ端末機器に
    コマンドを与えるための手段を含み、 コマンドがメッセージ識別子を含む、請求項7記載の装
    置。
JP7156579A 1994-06-24 1995-06-23 音声/データ同時応答機 Withdrawn JPH0818696A (ja)

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US26488094A 1994-06-24 1994-06-24
US08/264880 1994-06-24

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EP (1) EP0689335A3 (ja)
JP (1) JPH0818696A (ja)
KR (1) KR960003265A (ja)
CN (1) CN1122540A (ja)
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