JPH08186724A - カラー画像印刷システム - Google Patents

カラー画像印刷システム

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JPH08186724A
JPH08186724A JP6338265A JP33826594A JPH08186724A JP H08186724 A JPH08186724 A JP H08186724A JP 6338265 A JP6338265 A JP 6338265A JP 33826594 A JP33826594 A JP 33826594A JP H08186724 A JPH08186724 A JP H08186724A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理の待ち時間を低減して印刷処理に要
する時間を短縮することができるカラー画像印刷システ
ムを提供する。 【構成】 ホストコンピュータ1側において、画像デー
タは、作業メモリ11に一旦格納される。作業メモリ1
1に格納されたラスタライズデータは、分担方法決定部
12を介してプリンタドライバ13に供給されている。
プリンタドライバ13は、ラスタライズデータをプリン
タに適したプリンタ出力用のカラー画像データに変換処
理するもので、エッジ強調部21、拡大/縮小部22、
色補正部23、2値化部24、RGB→CMY変換部2
5を備えている。これらの各処理は、プリンタ2側にも
備えられる。これらの処理分担は、分担方法決定部12
が予め画像タイプ毎に計測された結果に基づき、画像タ
イプに応じて決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホスト装置で生成さ
れた原カラー画像データを印刷可能なカラー画像データ
に変換して印刷出力手段から出力するカラー画像印刷シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CADシステムで生成されるCADデー
タやイメージスキャナで読み取られた画像データ等は、
プロッタに対する描画コマンドの集合であったり、圧縮
されたラスタデータであるため、これらをラスタプリン
タ等で出力する場合には、データ形式を印刷出力可能な
形式に変換する必要がある。特に、カラー画像の印刷の
場合、ホストコンピュータ上のカラー画像データは、R
GBの3原色を基本とし、プリンタで出力される画像デ
ータはCMYのインクであることから、両者の間でCM
Y変換や色補正等の画像処理が必要になる。また、フル
カラー画像を印刷出力する際には、擬似フルカラー画像
を得るための2値化が必要になる。
【0003】従来、この種の画像処理は、ホスト側で行
う処理とプリンタ側で行う処理とが、明確に決め分けら
れており、例えば、あるシステムでは、原カラー画像デ
ータに対して印刷出力のために行う処理のうちラスタラ
イズデータ生成、エッジ強調、拡大/縮小、色補正、2
値化までが、ホスト側で行われ、その後、その印刷用デ
ータはプリンタに転送されて、プリンタ側でRGB→C
MY変換が行われて印刷出力が行われる。また、あるシ
ステムでは、原カラー画像データに対して印刷出力のた
めに行う処理のうちラスタライズデータ生成、エッジ強
調、拡大/縮小がホスト側で行われ、その後、その印刷
用データはプリンタに転送されて、プリンタ側で色補
正、2値化、RGB→CMY変換が行われて印刷出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
装置とプリンタとで処理の分担が固定的に定められてい
る従来のシステムでは、ホスト側での処理とプリンタ側
での処理とがアンバランスしていると、いずれか一方に
待ち時間が発生し、処理時間が長くなる。そこで、ホス
ト装置及びプリンタの双方に、エッジ強調、拡大/縮
小、色補正等の各処理機能を持たせて、双方が行う処理
の分担を適応的に切り換えることも考えられている。と
ころで、同一の処理をホストとプリンタの双方で行う場
合、ホスト側での処理時間とプリンタ側での処理時間と
が異なることがある。これは、ホストとプリンタのハー
ドウェア能力の差、ソフトウェアの構築方法の差、使用
プロセッサの処理負担の違い等に起因している。また、
エッジ強調、拡大/縮小、色補正、2値化及びRGB→
CMY変換等の各処理に要する時間は、処理対象の原カ
ラー画像データが文字データのみからなる場合、イメー
ジデータを含む場合、線画データから構成される場合
等、その画像タイプによっても当然に異なってくる。し
かし、従来は、このような観点からの検討が十分になさ
れていないため、結局、いずれか一方での処理時間の遅
れが、全体的な処理時間を長くしているという問題があ
る。
【0005】この発明は、このような問題点に鑑みなさ
れたもので、画像処理の待ち時間を低減して印刷処理に
要する時間を短縮することができるカラー画像印刷シス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラー画
像印刷システムは、印刷出力すべき原カラー画像データ
を生成するホスト装置と、このホスト装置で生成された
原カラー画像データを印刷出力のための印刷用カラー画
像データに変換する画像処理手段と、この画像処理手段
で処理された印刷用カラー画像データを印刷出力する印
刷出力装置とを備えたカラー画像印刷システムにおい
て、前記画像処理手段は、前記ホスト装置側に設けられ
た第1の画像処理手段と、前記印刷出力装置側に設けら
れた第2の画像処理手段とからなり、前記第1及び第2
の画像処理手段は、少なくともそれらの一部に共通の機
能を有し、前記原カラー画像データの画像タイプに応じ
て前記第1の画像処理手段で行う処理と前記第2の画像
処理手段で行う処理の分担を決定することを特徴とす
る。
【0007】また、この発明は、より好ましくは、前記
カラー画像印刷システムにおいて、前記第1及び第2の
画像処理手段の処理性能の差を画像タイプ毎に判定する
ために、原カラー画像データの印刷処理に要する時間を
計測する性能判定処理手段と、この性能判定処理手段で
の計測結果を画像タイプ毎に保存する記憶手段と、この
記憶手段に保存された前記計測結果を参照して原カラー
画像データを処理する処理過程を決定する分担方法決定
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、原カラー画像データを印刷
出力可能な印刷用カラー画像データに変換するための画
像処理手段を少なくとも一部の処理が重複するようにホ
スト側と印刷出力手段側の双方に設け、画像タイプに応
じて双方の画像処理手段で行う処理の分担を決定するよ
うにしているので、画像タイプに応じた最も効率的な処
理過程を選択することができ、印刷処理に要する時間を
短縮することができる。
【0009】また、この発明の前述した好ましい態様に
よれば、原カラー画像データの印刷処理に要する時間を
性能判定手段で計測し、この計測結果を参照しながら、
分担方法決定手段が画像処理の処理過程を決定するよう
にしているので、そのシステムに応じた最も効率的な処
理過程を選択することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係るカラー画
像システムの構成を示すブロック図である。
【0011】このシステムは、CADシステム等の作図
機能を有するホストコンピュータ1と、このホストコン
ピュータ1からSCSI、ECP(Extended Capabilit
iesMode)、EPP(Enhanced Parallel Port)等の双
方向インタフェース(単方向インタフェースでも良い)
を介して送信されるイメージデータ、文字データ及び線
画データ等の画像データを受信して印刷処理するプリン
タ2とから構成されている。ホストコンピュータ1に
は、画像を所定のイメージデータとして入力処理してホ
ストコンピュータ1へ取り込むためのスキャナ3と、文
字、記号などのキャラクタコードをホストコンピュータ
1へ入力するキーボード4と、ホストコンピュータ1で
の線画データ等の作成・編集時に座標データや所定のコ
マンドをホストコンピュータ1へ入力するマウス5とが
備えられている。
【0012】次に、図2の機能ブロック図を参照して、
このシステムを更に詳細に説明する。ホストコンピュー
タ1側において、画像データは、ハードディスク等の作
業メモリ11に一旦格納される。即ち、原カラー画像デ
ータは、スキャナ3から読み込まれた圧縮されたカラー
イメージデータ、キーボード4から入力される文字コー
ド、及びマウス5などを用いて生成された線画データ等
から構成されるが、これらのデータが、ホストコンピュ
ータ1のグラフィック描画機能によってラスタライズさ
れ、このラスタライズデータが作業メモリ11に格納さ
れることになる。
【0013】作業メモリ11に格納されたラスタライズ
データは、分担方法決定部12を介してプリンタドライ
バ13に供給されている。プリンタドライバ13は、ラ
スタライズデータをプリンタに適したプリンタ出力用の
カラー画像データに変換処理するもので、例えばエッジ
強調部21、拡大/縮小部22、色補正部23、2値化
部24、RGB→CMY変換部25等を備えている。
【0014】エッジ強調部21は、印刷出力される画像
の輪郭を明確に表現するための機能をもつ。印刷出力さ
れる画像は、画素で表現されるため、輪郭が不明確とな
り易い。そこで、エッジ強調部21では、例えばガウシ
アンフィルタ処理等により画像のエッジ部分を強調す
る。
【0015】拡大/縮小部22は、印刷出力される画像
のサイズを拡大したり、あるいは縮小して表現するため
の原カラー画像データを変換する機能をもつ。印刷出力
される画像は、画素で表現されるため、特に、原カラー
画像データをそのまま拡大すると画像が粗くなる。そこ
で、拡大/縮小部22では、各画素の周辺領域の画像デ
ータを参照して補間する。
【0016】色補正23部は、コンピュータ内部で表現
された数値の色とプリンタで実際に出力される色との違
い、即ち両装置間の特性差によって生じる若干の色合い
のずれを補正するもので、予め用意されたカラーマッチ
ングテーブルをラスタライズデータの各画素データで参
照して画素の色を置き換える。
【0017】2値化部24は、フルカラーで表現された
画像データを擬似フルカラー画像に変換するもので、例
えばホワイト、シアン、マジェンタ、イエロー、ブラッ
ク、レッド、グリーン、ブルーの8通りの色を組み合わ
せてフルカラーに見えるように画像データを再構築す
る。この2値化部24では、種々の周知の手法を用いる
ことができるが、ホスト側とプリンタ側とに分配される
データの単位が比較的大きなバンドデータ単位である場
合には、ディザ法、平均誤差拡散法等を使用することが
でき、1行のデータ単位で振り分ける場合には、1行単
位で処理が完結するディザ法を使用することができる。
【0018】RGB→CMY変換部25は、2値化部2
4で求められた各画素の色をプリンタで出力可能なシア
ン、マジェンタ、イエロー、ブラックの4つのインク色
に変換する。
【0019】なお、これらの各処理は、後述するよう
に、プリンタ2側にも備えられており、これらの処理分
担を分担方法決定部12が決定する。即ち、性能判定処
理部16は、各画像タイプのテストデータについて、予
めプリント処理に要する時間を計測し、その結果を計測
結果ファイル記憶部14に格納する。分担方法決定部1
2は、処理すべきデータの画像タイプと、前述した計測
結果とを参照して、プリンタドライバ13のいずれの処
理までをホストコンピュータ1側で行うかを決定する。
これにより、指定された処理まで終了した画像データが
双方向インタフェース15を介してプリンタ2側に転送
される。なお、転送されるデータがいずれの処理まで終
了しているかを示す処理過程情報は、例えば転送データ
に先立ちプリンタ2に送信される。
【0020】一方、プリンタ2側では、双方向インタフ
ェース31を介して受信した処理過程情報及び画像デー
タを受信バッファ32に一旦格納する。受信バッファ3
2に格納された処理過程情報は、処理過程情報記憶部3
3に格納される。また、受信バッファ32に格納された
画像データは、プリンタコントローラ34に供給され
る。プリンタコントローラ34にも、ホスト側のプリン
タドライバ13と同様のエッジ強調部41、拡大/縮小
部42、色補正部43、2値化部44及びRGB→CM
Y変換部45が備えられている。受信バッファ32は、
処理過程情報記憶部33に格納された処理過程情報に基
づき、画像データを供給すべき先を決定する。プリンタ
コントローラ34で処理されたカラー画像データは、ビ
ットマップメモリ35に展開され、出図処理部(プリン
タエンジン)36を介して出図される。
【0021】次に、このように構成された本システムの
動作について説明する。このシステムでは、画像タイプ
に応じてホストコンピュータ1での処理とプリンタ2で
の処理とを最適に分担すべく、予めシステムの性能を判
定するための性能判定モードと、この性能判定モードで
得られた結果に基づいて印刷処理を実行するプリンタモ
ードとが備えられている。各モードの選択は、例えばオ
ペレータが対話的に入力して行われる。
【0022】性能判定モードでは、例えば、サンプル画
像として備えられた下記表1の4タイプのテスト画像デ
ータのそれぞれについて、以下に述べる処理を実行す
る。なお、ここで示した4つの画像タイプは、あくまで
一例であって、ユーザの使用用途に応じて他のタイプの
サンプル画像を用いても良い。また、サンプル画像は、
プログラムで生成されたものであってもよいし、ハード
ディスク等に予め記憶しておいてもよい。この画像タイ
プは、サンプル画像がシステム内部で生成又は記憶され
たものであれば、システム自身が予め把握しているが、
サンプル画像が外部から供給された場合には、データの
種類をホストコンピュータ1で解析して判別するか、オ
ペレータが対話的に入力する。
【0023】
【表1】
【0024】図3は、性能判定モードのホストコンピュ
ータ1の処理を示すフローチャートである。まず、作業
メモリ11を取得し(S2)、タイプ1のテスト画像デ
ータを読み込む(S1,S3)。サイズがA0,A1サ
イズであると、プリンタ2のビットマップメモリ35に
一度に画像データを展開することができないので、処理
を分割するため最適なバンド幅を算出する(S4)。次
に、カラー画像処理過程を選択すると共に(S5,S
6)、現在時刻を読み込み(S7)、プリント速度の計
測を開始する。
【0025】先ず、1回目は、図3に示すように、ホス
トコンピュータ1側でエッジ強調処理からRGB→CM
Y変換までの全ての処理を実行したとき(プロセス1)
のプリント時間を計測する。このプロセス1を示す処理
過程情報をプリンタ2に転送する(S8)。次に作業メ
モリ11にラスタライズデータが展開されたのち(S
9)、プリンタドライバ13でエッジ強調からRGB→
CMY変換までの処理が実行され(S10)、更にカラ
ープリンタ用にデータが再構築され(S11)、プリン
タ2に通信プロトコルに合致したデータが転送される
(S12)。プリント時間は、ホストコンピュータ1が
プリンタ2を開放するまでの時間、又は実際の印刷結果
が全て出力されるまでに要する時間とすればよい。プリ
ント時間が計測されたら、その計測結果は、計測結果フ
ァイル記憶部14に格納される(S13)。
【0026】以上の処理を下記表2に示すような、プロ
セス2〜6についても同様に実施し、夫々の計測結果を
計測結果ファイル記憶部14に格納する(S6〜S1
5)。なお、各プロセスは、分担方法決定部12で決定
される。
【0027】
【表2】
【0028】以上の処理を、タイプ2〜4についても、
同様に行うと(S16,S17)、計測結果ファイル記
憶部14には、図6に示すような計測結果ファイルが生
成されることになる。
【0029】プリントモードでは、このように生成され
た計測結果ファイルを参照してプリント処理が実行され
る。図4は、プリントモードのホストコンピュータ1の
処理を示すフローチャートである。まず、プリントドラ
イバ13を起動し、図4に示すように、例えばオペレー
タが対話的処理により、プリント条件を設定する(S2
1)。プリント条件には、例えば、用紙サイズ、色/階
調数、エッジ強調の有無、拡大/縮小の倍率、2値化の
方法の選択等が挙げられる。次に、画像タイプを設定す
る(S22)。即ち、前述した4つのタイプからオペレ
ータが対話的に入力するか、データの種類をホストコン
ピュータ1で解析して画像タイプを判別する。続いて、
カラー画像データを取得し(S23)、作業メモリ11
を取得する(S24)。カラー画像データとプリンタ条
件と取得した作業メモリ11のサイズとから、最適なバ
ンド幅を算出する(S25)。次に設定された画像タイ
プに基づく処理を実行する。即ち、まず、カラー画像処
理過程を選択すると共に(S26)、プリンタ2に処理
過程情報を出力する(S27)。そして、ホストコンピ
ュータ1の描画関数を使用して原カラー画像データを作
業メモリ11にラスタライズして展開する(S28)。
作業メモリ11内のラスタライズデータに対して処理過
程情報で示されるカラー画像処理を実行し(S29)、
カラープリンタ用にデータを再構築したのち(S3
0)、プリンタ2にデータを転送する(S31)。
【0030】一方、プリンタ2では、図5に示す処理を
実行する。先ず、処理過程情報を受信して(S41)、
これを処理過程情報記憶部33に格納したのち(S4
2)、カラープリントの準備をする(S43)。処理過
程情報を記憶部33から入手する(S44)。ホストコ
ンピュータ1からのカラー画像データが受信されたら
(S45)、処理過程情報をもとに受信されたカラー画
像データを、エッジ強調部41、拡大/縮小部42、色
補正部43、2値化部44又はRGB→CMY変換部4
5のいずれか一つの段階に供給し、供給された段階から
カラー画像処理を実行する(S46)。処理済みデータ
は、ビットマップメモリ35に展開される。次にビット
マップメモリ35の処理済みデータを出図処理部36
(プリンタエンジン)のデータ形式に変換し(S4
7)、出図処理部36に転送する(S48)。以上の処
理を全てのバンドデータについて繰り返すことにより、
プリント処理が終了する(S49)。
【0031】図6に示す計測結果の場合、イメージのみ
の画像データについてはプロセス6による処理、文字の
みの画像データについてはプロセス4による処理、イメ
ージ+文字の画像データについてはプロセス6による処
理、線画データからなる画像データについてはプロセス
5,6による処理が、それぞれ時間的に最も短い。従っ
て、設定された画像タイプがイメージデータのみからな
る場合にはプロセス6を選択し、文字のみからなる場合
にはプロセス4を選択するというように、ホストコンピ
ュータ1とプリンタ2との処理分担を決定することによ
り、各画像タイプに応じた最短時間での処理が実現され
ることになる。
【0032】なお、このような計測結果ファイルは、シ
ステムに特有のものと考えられるので、システム構築時
やシステム変更時に1回だけ作成すれば良い。また、ホ
ストコンピュータ1には、性能判定処理部16や分担方
法決定部12等は、必ずしも必要ではなく、例えば他の
システムでの計測結果に基づき、システム構成に応じて
予め最適な処理分担がなされるような固定的なテーブル
を備えておくようにしても良い。
【0033】また、上記実施例では、ホストからプリン
タへ画像データを転送するのに先立ち、処理過程情報を
プリンタ2側に転送するようにしたが、例えば図7に示
すように、転送されるカラー画像データのヘッダ情報5
1として処理過程情報を画像データ52と共にプリンタ
側に転送するようにしてもよい。この場合には、プリン
タ2側には、ヘッダ識別手段が設けられ、そのヘッダの
情報に応じて、例えば図8に示すように、ホストとプリ
ンタとの処理分担を決定する。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
原カラー画像データを印刷出力可能な印刷用カラー画像
データに変換するための画像処理手段を少なくとも一部
の処理が重複するようにホスト側と印刷出力手段側の双
方に設け、画像タイプに応じて双方の画像処理手段で行
う処理の分担を決定するようにしているので、画像タイ
プに応じた最も効率的な処理過程を選択することがで
き、印刷処理に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るカラー画像印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同システムの機能ブロック図である。
【図3】 同システムの性能判定モードにおけるホスト
側の処理を示すフローチャートである。
【図4】 同システムのプリントモードにおけるホスト
側の処理を示すフローチャートである。
【図5】 同システムにおけるプリンタ側の処理を示す
フローチャートである。
【図6】 同システムにおける計測結果ファイルを示す
図である。
【図7】 同実施例におけるプリンタへの転送データの
構造を示す図である。
【図8】 同実施例における画像処理の処理過程を示す
図である。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…プリンタ、3…スキャ
ナ、4…キーボード、5…マウス、11…作業メモリ、
12…分担方法決定部、13…プリンタドライバ、14
…計測結果ファイル記憶部、15…インタフェース、1
6…性能判定処理部、21,41…エッジ強調部、2
2,42…拡大/縮小部、23,43…色補色、24,
44…2値化、25,45…RGB→CMY変換部、3
1…インタフェース、32…受信バッファ、33…処理
過程情報記憶部、34…プリンタコントローラ、35…
ビットマップメモリ、36…出図処理部、51…ヘッダ
情報、52…データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷出力すべき原カラー画像データを生
    成するホスト装置と、 このホスト装置で生成された原カラー画像データを印刷
    出力のための印刷用カラー画像データに変換する画像処
    理手段と、 この画像処理手段で処理された印刷用カラー画像データ
    を印刷出力する印刷出力装置とを備えたカラー画像印刷
    システムにおいて、 前記画像処理手段は、前記ホスト装置側に設けられた第
    1の画像処理手段と、前記印刷出力装置側に設けられた
    第2の画像処理手段とからなり、 前記第1及び第2の画像処理手段は、少なくともそれら
    の一部に共通の機能を有し、 前記原カラー画像データの画像タイプに応じて前記第1
    の画像処理手段で行う処理と前記第2の画像処理手段で
    行う処理の分担を決定することを特徴とするカラー画像
    印刷システム。
  2. 【請求項2】前記カラー画像印刷システムにおいて、 前記第1及び第2の画像処理手段の処理性能の差を画像
    タイプ毎に判定するために、原カラー画像データの印刷
    処理に要する時間を計測する性能判定処理手段と、 この性能判定処理手段での計測結果を画像タイプ毎に保
    存する記憶手段と、 この記憶手段に保存された前記計測結果を参照して原カ
    ラー画像データを処理する処理過程を決定する分担方法
    決定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー画像印刷システム。
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