JPH0818654B2 - ホッパー状容器の乾式浄化装置 - Google Patents

ホッパー状容器の乾式浄化装置

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JPH0818654B2
JPH0818654B2 JP30705987A JP30705987A JPH0818654B2 JP H0818654 B2 JPH0818654 B2 JP H0818654B2 JP 30705987 A JP30705987 A JP 30705987A JP 30705987 A JP30705987 A JP 30705987A JP H0818654 B2 JPH0818654 B2 JP H0818654B2
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JP
Japan
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container
air
hopper
cover plate
lid
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JP30705987A
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昌弘 西村
幸人 沖田
信孝 岡野
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Tsumura and Co
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Tsumura and Co
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粉粒体を充填するホッパー状容器の乾式浄
化装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、各種目的で粉粒体を充填するホッパー状容器が
用いられている。これらのホッパー状容器内に付着した
粉粒体を除去し、他の粉粒体を充填する場合などには、
その容器内を浄化する必要があり、特に粉粒体用の容器
の場合には、浄化用ノズルからの空気の噴出により乾式
浄化を行っている場合が多いが、容器内面に対して均一
に空気を噴出することは比較的困難であるため、洗浄効
果において満足できる結果が得られていない。また、容
器内面の全体に一挙に強い空気流を吹き付けるために
は、空気の噴出能力を大きくする必要があり、浄化装置
自体が非常に大型化するという問題があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上記ホッパー状容器の乾式浄化を行
うにあたり、容器内面に対してできるだけ均一に強力な
空気流を噴出可能にし、しかも、装置を大型化して空気
の噴出能力を特に大きくすることなく、洗浄効果を高め
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の乾式浄化装置は、
浄化すべきホッパー状容器の内側に挿入する内面カバー
のカバー板を、上記容器の内面と略一定の間隙を保持し
て対向する形状とし、このカバー板の外面に、それが容
器内に挿入されたときに、容器内面との間に形成される
空間を複数の区画に分割する仕切壁を突設し、該内面カ
バーに各区画に対して個別的に空気を送入する空気吹込
み口を開設すると共に、それらの各吹込み口から吹込ん
だ空気を排出する排気口を設け、各空気吹込み口に接続
した空気配管に、それらの吹込み口に順次圧力空気を送
給するためのバルブを設けることによって構成される。
[作 用] ホッパー状容器の乾式浄化に際しては、その容器内に
内面カバーを挿入して、そのカバー板と容器の内面とを
略一定の間隙に保持すると同時に、カバー板と容器内面
との間に形成される空間を仕切壁により複数の区画に分
割し、この状態でバルブの切換えにより各区画に対して
空気吹込み口から順次空気を送入し、排気口から排出さ
せる。
このようにして乾式浄化を行うと、容器と内面カバー
との間の狭い区画内に空気を供給するため、容器内面に
対して強力で均一な空気の流れを作用させて、効果的な
浄化を行うことができ、しかも容器と内面カバーとの間
の空間を複数の区画に分割して順次各区画内の浄化を行
うようにしているので、大型の装置によって空気の噴出
能力を大きくすることなく、洗浄効果を高めることが可
能である。
[実施例] 第1図及び第2図は、本発明に係るホッパー状容器の
乾式浄化装置の実施例を示している。
この乾式浄化装置により洗浄されるホッパー状の粉粒
体用容器1は、通常、ステンレス等により形成され、一
例として図示する容器1は、容器本体1aの下部に粉粒体
を排出するスライドゲート1bを備えると共に、その上部
開口に蓋1cが被着され、また容器本体1aを車輪1e付きの
脚1dによって支持するように構成されている。
乾式浄化装置において、このホッパー状容器1をセッ
トする洗浄位置の上方には、容器本体1aの内側に挿入す
る内面カバー2が、機枠3に取付けたエアシリンダ4に
より昇降可能に設置される。
この内面カバー2は、容器本体1aの内面を略一定の間
隙を保持して対向する形状のカバー板5を有し、第3図
及び第4図に詳細に示すように、該カバー板5の外面に
は、それを容器本体1a内に挿入したときに容器内面との
間に形成される空間を複数の区画(図示の場合は4区
画)に分割する仕切壁6,6,・・を縦向きに突設してい
る。また、該内面カバー2の上部において、上記容器本
体1aとカバー板5間の各区画に対応させて設けた送気用
区画室7,7,・・には、それぞれ空気配管の接続口8,8,・
・を設け、上記カバー板5に、各区画に対して個別的に
空気を送入する空気吹込み口9,9,・・を開設している。
カバー板5の上端周囲には、フランジ10が設けられ、
内面カバー2を容器1内に挿入したときに、このフラン
ジ10により容器本体1aとカバー板5間の各区画の上端が
封鎖される。また、上記各区画の下端はカバー板5の下
端に開口する排気口11に連通せしめられ、各区画を通し
て送給された浄化用の空気はこの排気口11から内面カバ
ー2の中心に貫設した排気通路12を通して排出される。
上記各吹込み口9,9,・・は、そこから吹込んだ空気が
容器本体1aの内面に付着した異物を除去するのに適した
位置に開設する必要があり、また、カバー板5は基本的
には容器本体1aの内面と略一定の間隙を保持させるが、
できるだけ容器内面の異物の除去に適した形状にするの
が望ましい。
上記空気吹込み口9,9,・・には、内面カバー2の上下
移動を吸収するための収縮自在な可撓管15を介して、送
風機16に接続した空気配管17を接続している。この空気
配管17においては、各空気吹込み口9,9,・・に順次圧力
空気を送給するため、図示しない制御装置により開閉を
制御されるバルブ18,18,・・を設けている。
さらに、前記排気通路12には、同様な可撓管19を介し
て排気管20を接続し、この排気管20には集塵機21を接続
して、送風機22によって排気するようにしている。ま
た、上記容器1の下方には、容器本体1aの下部のスライ
ドゲート1bを備えた粉粒体排出口に対向して、そのスラ
イドゲート1bを開いたときに粉粒体排出口から排出され
る粉粒体その他の異物を受ける受け口23を設けると共
に、開放したスライドゲート1bの下方にそれを受ける受
け口24を設け、これらを上記排気管20に接続している。
一方、容器1の上部開口に被着される蓋1cを取外し
て、それに付着している異物を除去するため、所定の位
置にセットされた容器の蓋1cを蓋洗浄位置に移送する移
送装置30を設置している。この移送装置30は、シリンダ
等のアクチュエータによりガイド31に沿って容器1上に
移動可能とした移動台32に、容器の蓋1cに対して吸着す
る多数の吸着パッド33,33,・・を設け、これらの吸着パ
ッドを図示しないエアシリンダにより移動台32から蓋1c
の方向に進退可能にしたものである。
この移送装置30によって蓋洗浄位置に移送された蓋1c
を受けるため、その蓋洗浄位置には、蓋受け皿35を設置
している。この蓋受け皿35は、蓋洗浄位置に移送された
蓋1cによってその上面が覆われるように設置したもの
で、蓋受け皿35に設けた空気噴出口36から噴出する空気
によってその上方に位置する蓋1cの内面の異物が除去さ
れ、蓋受け皿35の内底の排出口37から排出される。その
ため、上記空気噴出口36は送風機16に接続した空気配管
17に接続し、また上記排出口37は排気管20に接続してい
る。
なお、図中、38はスライドゲート1bを洗浄するための
エアノズル、39は排気管20に接続したバルブを示してい
る。
上記構成を有する乾式浄化装置によりホッパー状容器
1の浄化を行うに際しては、容器1を洗浄位置にセット
し、移送装置30の吸着パッド33により蓋1cを吸着して蓋
洗浄位置に移動させ、蓋受け皿35上において空気噴出口
36から送風機16の空気を噴出させて異物を除去し、除去
した異物等を排出口37から排気管20を通して吸引排出さ
せる。
また、蓋1cを除去した容器本体1a内には、エアシリン
ダ4により内面カバー2を降下させ、そのカバー板5を
容器1の内面に対して略一定の間隙に保持させると同時
に、カバー板5と容器内面との間に形成される空間を仕
切壁6,6,・・により複数の区画に分割し、この状態で空
気配管17に設けたバルブ18,18,・・の切換えにより、接
続口8,8,・・及び送気用区画室7,7,・・を通して、各区
画に対し空気吹込み口9,9,・・から順次空気を送入し、
容器内面を洗浄して排気口11から排出させる。
排気は、この排気口11から、排気通路12、可撓管19及
び排気管20を通して集塵機21に送られ、集塵の後に送風
機22によって排出される。従って、排気管20の各部に設
けたバルブ39,39,・・は、必要に応じて開閉される。
このようにして乾式浄化を行うと、容器1の内面とカ
バー板5の間に狭い区画内に空気を噴出させるため、容
器内面に対して強力で均一な空気の流れを作用させて、
効果的な浄化を行うことができる。しかも、容器1とカ
バー板5との間の空間を仕切壁6,6,・・により複数の区
画に分割して、順次各区画内の浄化を行うので、乾式浄
化装置全体を大型化することなく洗浄効果を高めること
ができる。
上述した容器1の洗浄の後、容器本体1aの下部のスラ
イドゲート1bを開き、容器1内の適当な区画を通して空
気を送給しながら、そのスライドゲート1bにより開かれ
た粉粒体排出口から粉粒体その他の異物を受け口23を通
して排出し、同時に、開放したスライドゲート1bに対し
てエアノズル38から空気を噴出し、その下方の受け口24
を通して異物を排出する。これらの排気は、排気管20に
より集塵機21を通して排出される。
上述した乾式浄化の後には、内面カバー2を定位置ま
で上昇させ、蓋1cを移送装置30によってもとの容器1に
対する被着位置に復帰移動させ、それによって洗浄を完
了する。
[発明の効果] このような本発明の乾式浄化装置によれば、ホッパー
状容器の乾式浄化を行うにあたり、容器内面に対して均
一に強力な空気流を噴出でき、しかも、装置を大型化し
て空気の噴出能力を特に大きくすることなく、洗浄効果
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る乾式浄化装置の実施例の全体的な
構成を示す概略構成図、第2図は同洗浄状態を示す構成
図、第3図は内面カバーの平面図、第4図は同正面図で
ある。 1……容器、2……内面カバー、 5……カバー板、6……仕切壁、 9……空気吹込み口、11……排気口、 17……空気配管、18……バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浄化すべきホッパー状容器の内側に挿入す
    る内面カバーのカバー板を、上記容器の内面と略一定の
    間隙を保持して対向する形状とし、このカバー板の外面
    に、それが容器内に挿入されたときに、容器内面との間
    に形成される空間を複数の区画に分割する仕切壁を突設
    し、該内面カバーに各区画に対して個別的に空気を送入
    する空気吹込み口を開設すると共に、それらの各吹込み
    口から吹込んだ空気を排出する排気口を設け、各空気吹
    込み口に接続した空気配管に、それらの吹込み口に順次
    圧力空気を送給するためのバルブを設けたことを特徴と
    するホッパー状容器の乾式浄化装置。
JP30705987A 1987-12-04 1987-12-04 ホッパー状容器の乾式浄化装置 Expired - Lifetime JPH0818654B2 (ja)

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JPH01150608A JPH01150608A (ja) 1989-06-13
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