JPH08185929A - ロック付きイジェクタ収納式コネクタ - Google Patents

ロック付きイジェクタ収納式コネクタ

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JPH08185929A
JPH08185929A JP6328536A JP32853694A JPH08185929A JP H08185929 A JPH08185929 A JP H08185929A JP 6328536 A JP6328536 A JP 6328536A JP 32853694 A JP32853694 A JP 32853694A JP H08185929 A JPH08185929 A JP H08185929A
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ejector
connector
contact
lock member
mating connector
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Akira Kimura
晃 木村
Tadashi Isawa
正 石和
Shigeki Komaki
茂樹 小牧
Takuji Inoue
▲琢▼士 井上
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Sharp Corp
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Sharp Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イジェクタの不意の突出を防止するととも
に、1個のスイッチ端子のみで、スイッチのON・OF
Fの切り替えが可能なロック付きイジェクタ収納式コネ
クタを提供する。 【構成】 枠体は、ガイドフレーム10とコンタクトフ
レーム20とからなり、枠体のホルダ部14には、イジ
ェクタが進退自在に保持される。イジェクタは、外側部
分40と内側部分50とからなり、内側部分50のボタ
ン部51には、ロック部材100のガイド部51aと突
起51bとが備えられる。ロック部材100は、その内
部にガイド部51aを通すガイド溝100aと、裏面に
突起100bを備える。スイッチ端子6は、2箇所の接
点61,62と、両接点の間に圧入部63を備え、ホル
ダ部14裏面の圧入孔15に圧入される。ロック部材1
00がガイド部12bの入口をふさぐロック状態では、
突起100bは、接点61を押さず、OFFとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカードやメモリカ
ードなどの相手側コネクタと嵌合接続されるコネクタに
関し、特に相手側コネクタを離脱させるためのイジェク
タを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図面を参照して説明する。
【0003】図12は、従来のイジェクタ収納式コネク
タの一実施例で、イジェクタ収納状態を示し、図13
は、同コネクタの分解斜視図、図14は、同コネクタの
イジェクタ部分の拡大分解斜視図、図15は、同部分の
拡大斜視図で初期状態、図16は、同部分の拡大斜視図
でイジェクタを突出させるための操作を示し、図17
は、イジェクタの突出状態、図18は、イジェクタの進
行動作による相手側コネクタを離脱後の状態を示す。図
19は、スイッチOFF状態、図20は、スイッチON
状態を示す。
【0004】図12、図13において、イジェクタ収納
式コネクタは、一端が開口した電気絶縁性の枠体2と、
この枠体2に回動自在に取り付けられたレバー3と、枠
体2に進退自在に取り付けられたイジェクタ4とを備え
ている。
【0005】枠体2には、ICカードやメモリカード等
のソケット型の相手側コネクタ80(図1参照)を矢印
81の方向に嵌合・離脱可能に受け入れる空間23と、
相手側コネクタ80を空間23に挿入するためのガイド
部12a,12bを備え、その他端には多数の導電性ピ
ンコンタクト9が列設されている。
【0006】相手側コネクタ80は、枠体2内への挿入
時に前記導電性ピンコンタクト9と接触することができ
る対応コンタクト(図示せず)を備えている。
【0007】枠体2は、図13に最も良く示されるよう
に、ガイドフレーム10とコンタクトフレーム20から
なり、両者は、結合孔11と結合ピン21とにより結合
されている。
【0008】ガイドフレーム10には、相手側コネクタ
80の両側縁を摺動自在に受け入れてこれを案内する互
いに平行なガイド部12a,12bを両側に備えてい
る。一方のガイド部12bの外側には、ガイド部12b
に沿ってイジェクタ4を進退自在に保持するホルダ部1
4が設けられている。これにより、イジェクタ4は、ガ
イド部12bに沿って進退自在に保持される。
【0009】前記ホルダ部14は、段差14a,14
b、テーパー部14c、ホルダ要素14d及び突起14
eを備えている。
【0010】コンタクトフレーム20は、ほぼ箱型で、
一端側には多数の導電性ピンコンタクト9が列設され、
他端側には、相手側コネクタ80を受け入れるための空
間23を有し、また、レバー3の回転軸24を備えてい
る。
【0011】レバー3は、一端側に押出部3a、他端側
に押当部3b、その中間に軸孔3cを備え、コンタクト
フレーム20にある回転軸24を軸孔3c内に回動自在
に嵌入することにより、レバー3は、コンタクトフレー
ム20上に回動自在に保持される。
【0012】押出部3aは、相手側コネクタ80が枠体
2内に挿入されているときには、空間23の外にある
が、相手側コネクタ80を枠体2から離脱するときに
は、イジェクタ4の進行動作により押当部3bが押さ
れ、これが回転軸24を中心とするレバー3の回転運動
となるため、押出部3aが空間23内に突出して、嵌合
状態にある相手側コネクタ80を空間23から押し出
す。
【0013】イジェクタ4は、図12、図13に示すよ
うに、外側部分40と、内側部分50とから構成されて
いる。
【0014】外側部分40は、レバー3を押すための押
当部41と、内側部分50をその内部に通すことのでき
る空間42と、バネ部43を備えている。バネ部43に
は突当部43a,43bが設けられている。
【0015】内側部分50は、ボタン部51、バネ部5
2、イジェクトバー部53から成り、バネ部52は、端
面52a、突起52b、テーパー部52c及び段差部5
2dを備える。
【0016】図15における初期状態では、イジェクタ
4の内側部分50には、バネ7の復元力により、突出す
る方向に力が加わっているが、端面52aがガイドフレ
ーム10の段差14bに当接しているため、本図に示す
収納状態で固定される。
【0017】外側部分40のバネ部43は、内側部分5
0の突起52b上に押し上げられている。
【0018】図16に移り、イジェクタ4を初期状態か
ら押し込むと、イジェクタ4の内側部分50は、テーパ
ー部52cと、ガイドフレーム10のテーパー部14c
の接触によって、端面52a、突起52b、テーパー部
52cが相手側コネクタ80から離れる方向(外側)に
変位する。この変位により、突起52b上に押し上げら
れていたバネ部43は、突起52bが下側になくなった
ために、下方に移動し、突起52bを変位した状態に保
つ。この状態では、端面52aは、段差14bに当接で
きないため、バネ7の復元力により、図17に示すイジ
ェクタ突出状態になる。
【0019】図17に示すイジェクタ突出状態では、端
面52aは、ガイドフレーム10の段差14aに当接し
て固定される。また、内側部分50の段差部52dと外
側部分40の突当部43aとが当接してイジェクタ4の
力の伝達が可能となっている。
【0020】この状態で、イジェクタ4を押し込んで行
くと、イジェクタ4の進行動作によりレバー3が回転し
て、相手側コネクタ80を離脱させる。
【0021】相手側コネクタ80の離脱後、イジェクタ
4をさらに押し込んでいくと、外側部分40の突当部4
3bが、ガイドフレーム10の突起14eに乗り上げる
ため、イジェクタ4の外側部分40と内側部分50の当
接が解除され、イジェクタ4は、伸縮自在となる。
【0022】また、さらにイジェクタ4を押し込むと、
端面52aと段差14bとが当接して、イジェクタ4
は、収納状態に固定される。
【0023】一方、コネクタ1内に相手側コネクタ80
を挿入すると、その先端がレバー3を回転させ、この回
転により、イジェクタ4の外側部分40は、相手側コネ
クタ80と逆向きに押され、図12に示す初期状態に戻
る。
【0024】図19に移り、スイッチ67は同一の2個
のスイッチ端子65,66から構成されているが、イジ
ェクタ4の収納状態では、各々のスイッチ端子は、接触
していないため、スイッチ67は、OFF状態となって
いる。
【0025】イジェクタ4が突出状態になると、図20
に示すように、イジェクトバー部53がスイッチ端子6
5をスイッチ端子66側に押すため、スイッチ67は、
ON状態になる。
【0026】上記のように、スイッチ67は、イジェク
タ4の位置により、ON・OFFの切り替えが可能とな
るが、イジェクタ4の動作に関してのロック装置がない
ため、イジェクタ4を押すと、イジェクタ4の突出とと
もにスイッチがON状態になってしまっていた。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた従来例で
は、イジェクタの動作に関するロック機構を持たず、イ
ジェクタを押せば、イジェクタの突出とともに、スイッ
チもON状態になっていた。
【0028】このため、誤ってイジェクタを押してしま
った場合に、スイッチが切り替わるという欠点を持って
いた。
【0029】また、スイッチ接点として、2個の端子を
必要としていた。
【0030】本発明は、1個のみのスイッチ端子を備
え、誤動作によって、不意にスイッチが切り替わること
のないロック付きイジェクタ収納式コネクタを提供しよ
うとするものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0032】(1)相手側コネクタに接続するためのコ
ンタクトを備えると共に、前記相手側コネクタを前記コ
ンタクトに対して、接触・離脱する方向に移動させ得る
様に前記相手側コネクタにコネクタ嵌合口を通して嵌合
する枠体と、該枠体に前記接触・離脱の方向に進退自在
に設けられ、所定の進行動作により前記相手側コネクタ
を前記コンタクトから離脱させる向きに移動させるイジ
ェクタとを備えたコネクタにおいて、前記イジェクタは
通常状態では前記枠体前面より突出していないが、前記
相手側コネクタを離脱する時に、前記イジェクタは前記
所定の進行動作を可能にする第1のモードになり、さら
に前記相手側コネクタが離脱すると共に、前記所定の進
行動作を不能にする第2のモードになすイジェクタ動作
開放手段と、前記相手側コネクタの挿入に応じて前記イ
ジェクタを前記第1のモードになすイジェクトモード復
旧手段とを設け、前記イジェクタ先端に備えられるロッ
ク部材のロック・非ロックにより、前記コネクタへの通
電ON・OFFを切り替えられるロック付きイジェクタ
収納式コネクタ。
【0033】(2)前記イジェクタの先端部分に、前記
イジェクタと直交する方向に移動可能なロック部材を備
え、このロック部材の位置により、前記イジェクタを前
記第1のモードになし、イジェクトモード復旧操作を不
能にする第2のモードになす、イジェクト機能ロック部
材を設けた前記(1)記載のロック付きイジェクタ収納
式コネクタ。
【0034】(3)前記イジェクタの先端部分に、前記
イジェクタと直交する方向に移動可能なロック部材を備
え、このロック部材の位置により、前記枠体に設けられ
た1個のスイッチ端子を移動させることで、前記コネク
タへの通電ON・OFFを切り替えられる前記(1)記
載のロック付きイジェクタ収納式コネクタ。
【0035】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
【0036】図1は、本発明によるイジェクタ収納式コ
ネクタの一実施例で、ロック状態を示し、図2は、同コ
ネクタのロック解除状態を示し、図3は、同コネクタの
分解斜視図、図4は、同コネクタの裏面からの分解斜視
図、図5は、同コネクタロック部のロック状態裏側から
の斜視図、図6は、同部分ロック状態の斜視図、図7
は、同コネクタのイジェクタ部分の拡大分解斜視図、図
8は、同部分の拡大斜視図で初期状態、図9は、同部分
の拡大斜視図でイジェクタを突出させるための操作を示
し、図10は、イジェクタの突出状態、図11は、イジ
ェクタの進行動作による相手側コネクタを離脱後の状態
を示す。
【0037】図1、図2、図3において、ロック付きイ
ジェクタ収納式コネクタ1は、一端が開口した電気絶縁
性の枠体2と、この枠体2に回動自在に取り付けられた
レバー3と、枠体2に進退自在に取り付けられたイジェ
クタ4とを備えている。
【0038】枠体2には、ICカードやメモリカード等
のソケット型の相手側コネクタ80を矢印81の方向に
嵌合・離脱可能に受け入れる空間23と、相手側コネク
タ80を空間23に挿入するためのガイド部12a,1
2bを備え、その他端には多数の導電性ピンコンタクト
9が列設されている。
【0039】相手側コネクタ80は、枠体2内への挿入
時に前記導電性ピンコンタクト9と接触することができ
る対応コンタクト(図示せず)を備えている。
【0040】枠体2は、図3に最も良く示されるよう
に、ガイドフレーム10とコンタクトフレーム20から
なり、両者は、結合孔11と結合ピン21とにより結合
されている。
【0041】ガイドフレーム10には、相手側コネクタ
80の両側縁を摺動自在に受け入れてこれを案内する互
いに平行なガイド部12a,12bを両側に備えてい
る。一方のガイド部12bの外側には、ガイド部12b
に沿ってイジェクタ4を進退自在に保持するホルダ部1
4が設けられている。これにより、イジェクタ4は、ガ
イド部12bに沿って進退自在に保持される。
【0042】前記ホルダ部14は、段差14a,14
b、テーパー部14c、ホルダ要素14d及び突起14
eを備えている。
【0043】コンタクトフレーム20は、ほぼ箱型で、
一端側には多数の導電性ピンコンタクト9が列設され、
他端側には、相手側コネクタ80を受け入れるための空
間23を有し、また、レバー3の回転軸24を備えてい
る。
【0044】レバー3は、一端側に押出部3a、他端側
に押当部3b、その中間に軸孔3cを備え、コンタクト
フレーム20にある回転軸24を軸孔3c内に回動自在
に嵌入することにより、レバー3は、コンタクトフレー
ム20上に回動自在に保持される。
【0045】押出部3aは、相手側コネクタ80が枠体
2内に挿入されているときには、空間23の外にある
が、相手側コネクタ80を枠体2から離脱するときに
は、イジェクタ4の進行動作により押当部3bが押さ
れ、これが回転軸24を中心とするレバー3の回転運動
となるため、押出部3aが空間23内に突出して、嵌合
状態にある相手側コネクタ80を空間23から押し出
す。
【0046】イジェクタ4は、図3に示すように、外側
部分40と、内側部分50とから構成されている。
【0047】外側部分40は、レバー3を押すための押
当部41と、内側部分50をその内部に通すことのでき
る空間42と、バネ部43を備えている。バネ部43に
は突当部43a,43bが設けられている。
【0048】内側部分50は、ボタン部51、バネ部5
2、イジェクトバー部53から成り、ボタン部51の先
端部には、ロック部材100のガイド部51a、裏面に
は図4に示すように突起51bを備え、バネ部52は、
端面52a、突起52b、テーパー部52c及び段差部
52dを備える。
【0049】スイッチ端子6は、2箇所の接点61,6
2と、両接点の間に圧入部63を持ち、ガイドフレーム
10裏面の圧入孔15内に圧入される。
【0050】ロック部材100は、その内部にボタン部
51のガイド部51aを通すガイド溝100aと、裏面
に突起100bを備える。
【0051】図5におけるロック状態では、ロック部材
100は、ガイド部12bの入口をふさぐ位置にある。
【0052】このとき、スイッチ端子6については、接
点62は、本コネクタを搭載する基板(図示せず)と接
触しているが、接点61は、基板と接触していないた
め、スイッチは、OFF状態になっている。
【0053】図6に示す、ロック解除状態では、ロック
部材100は、ガイド部12bから外れた位置までスラ
イドする。
【0054】このとき、スイッチ端子6については、接
点62は、基板との接触状態を保ち、また、接点61
は、ロック部材100の突起100bに押し下げられ、
基板と接触し、スイッチは、ON状態となる。
【0055】以上の様に、スイッチは、ロック部材のロ
ック・非ロックにより、ON・OFFが切り替えられ
る。
【0056】ロック解除後のイジェクタ4の動きは、図
8における初期状態では、イジェクタ4の内側部分50
には、バネ7の復元力により、突出する方向に力が加わ
っているが、端面52aがガイドフレーム部10の段差
14bに当接しているため、本図に示す収納状態で固定
される。
【0057】外側部分40のバネ部43は、内側部分5
0の突起52b上に押し上げられている。
【0058】図9に移り、イジェクタ4を初期状態から
押し込むと、イジェクタ4の内側部分50は、テーパー
部52cと、ガイドフレーム10のテーパー部14cの
接触によって、端面52a、突起52b、テーパー部5
2cが相手側コネクタ80から離れる方向(外側)に変
位する。この変位により、突起52b上に押し上げられ
ていたバネ部43は、突起52bが下側になくなったた
めに、下方に移動し、突起52bを変位した状態に保
つ。この状態では、端面52aは、段差14bに当接で
きないため、バネ7の復元力により、図10に示すイジ
ェクタ突出状態になる。
【0059】図10に示すイジェクタ突出状態では、端
面52aは、ガイドフレーム10の段差14aに当接し
て固定される。また、内側部分50の段差部52dと外
側部分40の突当部43aとが当接してイジェクタ4の
力の伝達が可能となっている。
【0060】イジェクタ4の突出とともに、ロック部材
100も突出するため、スイッチ端子6を押し下げてい
た突起100bは、スイッチ端子6から離れるが、ボタ
ン部51裏側の突起51bが突出し、スイッチ端子6を
押し下げるため、スイッチは、ON状態に保たれる。
【0061】この状態で、イジェクタ4を押し込んで行
くと、イジェクタ4の進行動作によりレバー3が回転し
て、相手側コネクタ80を離脱させる。
【0062】相手側コネクタ80の離脱後、イジェクタ
4をさらに押し込んでいくと、図11のように外側部分
40の突当部43bが、ガイドフレーム10の突起14
eに乗り上げるため、イジェクタ4の外側部分40と内
側部分50の当接が解除され、イジェクタ4は、伸縮自
在となる。
【0063】また、さらにイジェクタ4を押し込むと、
端面52aと段差14bとが当接して、イジェクタ4
は、収納状態に固定される。
【0064】一方、コネクタ1内に相手側コネクタ80
を挿入すると、その先端がレバー3を回転させ、この回
転により、イジェクタ4の外側部分40は、相手側コネ
クタ80と逆向きに押され、図8に示す初期状態に戻
る。
【0065】以上に述べた、イジェクタ4の一連の動作
において、ロック部材100がロック状態のときにイジ
ェクタ4の突出を試みると、ロック部材100がガイド
フレーム10に当たり、イジェクタ4の突出操作は、不
可能である。
【0066】以上のように、本コネクタは、ロック部材
に連動した、スイッチとイジェクタを備える。
【0067】
【発明の効果】本発明は、イジェクタ先端にロック部材
を設けることにより、イジェクタの不意の突出状態の発
生を防止するとともに、ロック部材の位置によって、1
個のスイッチ端子のみで、スイッチのON・OFF切り
替えが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロック状態の斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のロック解除状態の斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の裏側から見た分解斜視図で
ある。
【図5】本発明の一実施例におけるロック部分のロック
状態の裏側から見た斜視図である。
【図6】本発明の一実施例におけるロック部分のロック
解除状態の裏側から見た斜視図である。
【図7】本発明の一実施例におけるイジェクタ部分の分
解斜視図である。
【図8】本発明の一実施例におけるイジェクタ部分の初
期状態の斜視図である。
【図9】本発明の一実施例におけるイジェクタを突出さ
せるために操作した状態の斜視図である。
【図10】本発明の一実施例におけるイジェクタが突出
した状態の斜視図である。
【図11】本発明の一実施例におけるイジェクタの突出
により相手側コネクタを離脱した後の状態の斜視図であ
る。
【図12】従来のイジェクタ収納式コネクタのイジェク
タ収納状態の斜視図である。
【図13】従来のイジェクタ収納式コネクタの分解斜視
図である。
【図14】従来のイジェクタ収納式コネクタのイジェク
タ部分の分解斜視図である。
【図15】従来のイジェクタ収納式コネクタのイジェク
タ部分の初期状態の斜視図である。
【図16】従来のイジェクタ収納式コネクタにおけるイ
ジェクタを突出させるために操作した状態の斜視図であ
る。
【図17】従来のイジェクタ収納式コネクタにおけるイ
ジェクタが突出した状態の斜視図である。
【図18】従来のイジェクタ収納式コネクタにおけるイ
ジェクタの突出により相手側コネクタを離脱した後の状
態の斜視図である。
【図19】従来のイジェクタ収納式コネクタにおけるス
イッチのOFF状態の平面図である。
【図20】従来のイジェクタ収納式コネクタにおけるス
イッチのON状態の平面図である。
【符号の説明】
1 ロック付きイジェクタ収納式コネクタ 2 枠体 3 レバー 3a 押出部 3b 押当部 3c 軸孔 4 イジェクタ 6 スイッチ端子 7 バネ 9 導電性ピンコンタクト 10 ガイドフレーム 11 結合孔 12a,12b ガイド部 14 ホルダ部 14a,14b 段差 14c テーパー部 14d ホルダ要素 14e 突起 15 圧入孔 20 コンタクトフレーム 21 結合ピン 23 空間 24 回転軸 40 外側部分 41 押当部 42 空間 43 バネ部 43a,43b 突当部 50 内側部分 51 ボタン部 51a ガイド部 51b 突起 52 バネ部 52a 端面 52b 突起 52c テーパー部 52d 段差部 53 イジェクトバー部 61,62 接点 63 圧入部 80 相手側コネクタ 81 矢印 100 ロック部材 100a ガイド溝 100b 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小牧 茂樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 井上 ▲琢▼士 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタに接続するためのコンタ
    クトを備えると共に、前記相手側コネクタを前記コンタ
    クトに対して、接触・離脱する方向に移動させ得る様に
    前記相手側コネクタにコネクタ嵌合口を通して嵌合する
    枠体と、該枠体に前記接触・離脱の方向に進退自在に設
    けられ、所定の進行動作により前記相手側コネクタを前
    記コンタクトから離脱させる向きに移動させるイジェク
    タとを備えたコネクタにおいて、前記イジェクタは通常
    状態では前記枠体前面より突出していないが、前記相手
    側コネクタを離脱する時に、前記イジェクタは前記所定
    の進行動作を可能にする第1のモードになり、さらに前
    記相手側コネクタが離脱すると共に、前記所定の進行動
    作を不能にする第2のモードになすイジェクタ動作開放
    手段と、前記相手側コネクタの挿入に応じて前記イジェ
    クタを前記第1のモードになすイジェクトモード復旧手
    段とを設け、前記イジェクタ先端に備えられるロック部
    材のロック・非ロックにより、前記コネクタへの通電O
    N・OFFを切り替えられることを特徴とするロック付
    きイジェクタ収納式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記イジェクタの先端部分に、前記イジ
    ェクタと直交する方向に移動可能なロック部材を備え、
    このロック部材の位置により、前記イジェクタを前記第
    1のモードになし、イジェクトモード復旧操作を不能に
    する第2のモードになす、イジェクト機能ロック部材を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のロック付きイジ
    ェクタ収納式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記イジェクタの先端部分に、前記イジ
    ェクタと直交する方向に移動可能なロック部材を備え、
    このロック部材の位置により、前記枠体に設けられた1
    個のスイッチ端子を移動させることで、前記コネクタへ
    の通電ON・OFFを切り替えられることを特徴とする
    請求項1記載のロック付きイジェクタ収納式コネクタ。
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