JPH08184403A - 紙厚検出装置 - Google Patents

紙厚検出装置

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JPH08184403A
JPH08184403A JP6326594A JP32659494A JPH08184403A JP H08184403 A JPH08184403 A JP H08184403A JP 6326594 A JP6326594 A JP 6326594A JP 32659494 A JP32659494 A JP 32659494A JP H08184403 A JPH08184403 A JP H08184403A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
displacement
conductive plate
displacement detector
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP6326594A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Otsuka
稔 大塚
Hiroyuki Sugano
弘之 菅野
Masaru Ito
大 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Oki Electric Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Oki Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku Oki Electric Co Ltd filed Critical Tohoku Oki Electric Co Ltd
Priority to JP6326594A priority Critical patent/JPH08184403A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の変位検出器単体がその上部で連結さ
れるように一体成形することによって、不良紙幣の選別
の重送防止を可能にした変位検出装置の簡素化を図る。 【構成】 紙幣Pを給送する主ローラ1の上部に接して
回転し垂直方向にのみ変位可能に従ローラ2を支持す
る。従ローラ2は4個の分割ローラ2bがそれぞれ独立
して回転可能に互いに連結される。分割ローラ2bの上
には自由端部3bがそれぞれ連接し他端3cは同一軸3
bに枢支された4個の長片3aを設ける。そして、長片
3aの自由端部3bとの間に一定間隔をおいて上部にそ
れぞれ変位検出器単体40aが配列され、その上端が連
結されるように変位検出器40を一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は紙片の厚さを検出する
装置に関し、特に金融装置の紙幣の厚さ検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、紙片等の厚さを検出する装置は、
例えば、プリンタにおける記録紙の重送防止や、現金自
動支払機等の金融装置における不良紙幣の選別や紙幣の
重送防止等多種多様な分野で使用されている。以下金融
装置の紙幣厚さ検出装置を例に図3に示す斜線図を用い
て説明する。駆動軸1aによつて回転する主ローラ1は
上部の従ローラ2との間で厚さ検出物である紙幣Pを右
側から左側へ給送する。従ローラ2は軸2aが上下方向
にのみ変位可能に構成されており、主ローラ1と同一軸
長を有し、かつ、複数の幅狭い分割ローラ2bが独立し
て上下動可能に互いに連結されている。これらの分割ロ
ーラ2b上部外周には複数個(図の場合4個)の導電板
(金属板)3の各単体3aの自由端部3bが載置され、
他端3cは軸3dに枢支されている。一方、導電板3の
自由端部3bの上方には一定間隔をおいて各導電板単体
3aに対向して変位検出器4が設置されている。従っ
て、紙幣Pが主,従ローラ1,2間を右から左へ通過す
る際は、紙幣Pの厚さ分だけ導電板3の自由端部3bが
上昇し、変位検出器4が導電板3の変位分を検知してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の紙厚検出装置では、複数の変位検出器を一個一個筺
体等(図示せず)にねじで取付けているため、広い実装
スペースが必要であり、また、組立てが煩雑になる。さ
らに、厚さ検出の精度向上のために、従ローラの分割ロ
ーラ数を増やして、これに導電板の長片数を対応させ、
さらには、紙幣の検出幅を縮小化することによって検出
位置数を増やそうとしても、これによって、各変位検出
器の配列ピッチが小さくなるため、筺体への取付は更に
困難になる等組立て上の問題点もあった。
【0004】この発明は、このような従来の技術の有し
ていた実装スペースを広く必要としたり、組立て性が悪
い等の問題点を除去するために、少なくとも2個以上の
変位検出器を一体化し、アッセンブリとして構成するこ
とにより、組立ての安易な紙厚検出装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、駆動される給紙用主ローラと、この主ロ
ーラに接して回転し、かつ、垂直方向にのみ変位可能に
支持された複数の分割ローラからなる従ローラと、この
従ローラの分割ローラにそれぞれ自由端部が対向して載
置され、かつ、他端は同一軸に枢支された複数個の長片
からなる導電板と、この導電板上方に一定間隔をおいて
対設された複数の検出部を垂設した一体の変位検出器と
によって構成されたもので、上述の主ローラと従ローラ
との接触面を紙片が通過した時に、従ローラ及び導電板
が紙片の厚さだけ上下に変位する量を変位検出器で検出
することによって、紙片の厚さを検知するようにしたも
のである。
【0006】
【作用】この発明の金融機関等に用いられる紙厚検出装
置は、従ローラは主ローラの軸長より小さい幅の複数の
分割ローラがそれぞれ独立して上下動可能に構成される
ほか、この分割ローラに対向して複数の導電板を設ける
と共に、さらに、各長片に対向して一体成形された変位
検出器の複数の単体を設けたので、紙幣が主,従ローラ
間を通過すると変位検出器は導電板の微少回動による変
位量を検知する。また、各変位検出器単体は従ローラの
分割範囲が対向する紙幣の幅を分担して、その厚さを検
出することにより、端が折れ曲がった紙幣や一部分にテ
ープを貼り付けた紙幣等も適確に検出することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の紙厚検出装置を金融機関に
使用される紙幣厚さ検出装置に適用した場合の実施例に
ついて図面を参照して説明する。図1は金融機関の紙幣
厚さ検出装置を示す要部斜線図であって、図2は紙幣厚
さ検出装置を構成する紙幣厚さ検出器の断面図である。
図1,2において、図3と同一部分には同一符号を付し
てある。従って、本発明においても、所定の駆動源(図
示せず)によって駆動される給紙用ローラ1の垂直上方
にはこれに接して駆動回転させられる従ローラ2が上下
動可能に支持されている。また、従ローラ2は複数(図
の場合4個)の分割ローラ2bが一体に連結されて主ロ
ーラ1と同一寸法に組み立てられており、これらの分割
ローラ2bは互いに独立して上下動可能に互いに連結さ
れている。なお、この従ローラ2に連結される導電板3
も従来と同一に構成されている。
【0008】しかし、紙幣通過時における導電板3の変
位を検出する変位検出器40は、導電板3の4枚の長片
3aにそれぞれ対向して同一ピッチで配列されてはいる
が、各単体40aの上端がすべて連結されるように一体
にプラスチック等で成形することにより、1個の紙厚検
出器アッセンブリとして形成されている。ところで、図
2からも分かるように、40は一体成形された変位検出
器であり、また、5は変位検出単体40aの下端部に設
けられている変位検出コイルである。この変位検出コイ
ル5には高周波電流が通電してあり、各コイル5と対向
する導電板3の長片3aとの相対位置により、コイル5
の磁界が変化することを利用して導電板3の変位を検出
することが可能である。また、前記変位検出コイル5は
導電板3の長片3aと同数かつ同ピッチになるように位
置決めされ、上部のみを一体に連結した形状のアッセン
ブリとして構成される。なお、従ローラ2,導電板3及
び変位検出器40を分割構造にした理由は、紙幣Pの幅
を複数に分割して、その分割区分における厚みの変化を
検出することによって、端が折れ曲がった紙幣や、一部
分にテープが貼付けされた紙幣等を検知するためであ
る。
【0009】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、搬入されてきた入金紙幣Pが主ローラ1と従ロー
ラ2間を通過する時、従ローラ2は紙幣Pの厚さ分だけ
上昇する。このため、導電板3(長片3a)は軸3dを
支点として回動し、その自由端部3bは従ローラ2と共
に上昇する。この時変位検出コイル5に高周波電流を通
電しておくと、変位検出コイル5に面している導電板
(長片3a)3には誘導起電力が発生し、これによって
渦電流が流れ、磁界を作る。この磁界が変位検出コイル
5と鎖交してそのインダクタンスを変化させる。導電板
3が変位検出コイル5に近づけば近づくほど(紙幣が厚
ければ厚いほど)インダクタンスの値が小さくなる。こ
れを利用して導電板3の変位検出コイル5の軸方向の変
位即ち紙幣の厚さを検出することができる。
【0010】なお、従ローラ2,導電板3及び変位検出
コイル5はそれぞれ複数個(本実施例では4個)に分割
されたユニット同志が対向しており、従ローラ2の分割
数即ち4個分だけ紙幣の幅を分担してそれぞれの厚さを
検出できるので、端部が折れ曲がった紙幣や、一部分に
テープが貼付けされた紙幣等を検知することができて、
不良紙幣の選別や紙幣の重送防止等の効果が得られる。
【0011】ところで、上記実施例では、高周波コイル
を利用した変位検出器について説明したが、レーザ等の
光の反射を利用したものや、超音波の反射を利用したも
のなど、他の方法を用いた変位検出器でも、同様に実施
が可能である。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下に記載されるような効果を奏する。変位検出
器を複数個一体に成形したので、一部品として組込むこ
とが可能になり、また、導電板と共に配列ピッチを小さ
くすることが可能になる。結果として、組立てが簡素化
され、複数の変位検出器の配列を小さくして紙幣厚さの
検出精度の向上化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部斜視図である。
【図2】本発明の変位検出器と導電板との関係を示す要
部断面図である
【図3】従来例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 主ローラ 2 従ローラ 3 導電板 4,40 変位検出器 P 紙幣

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙用主ローラと、該主ローラの上部に
    接して回転し、かつ、上下動可能に支持された従ローラ
    と、該従ローラと自由端部が連動し、かつ、他端を枢支
    された導電板と、該導電板の自由端部上に一定間隔をお
    いて配設された変位検出器とから成る紙厚検出装置であ
    って、上記従ローラは複数の分割ローラが連結され各分
    割ローラがそれぞれ独立して上下動可能であり、上記導
    電板は前記従ローラの分割ローラと対向する複数の長片
    からなり、上記変位検出器は上端部が一体に連結された
    複数の変位検出器単体が前記複数の長片と一定間隔をお
    いて対設されたものであることを特徴とする紙厚検出装
    置。
JP6326594A 1994-12-28 1994-12-28 紙厚検出装置 Pending JPH08184403A (ja)

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