JPH08184373A - 変速機のギヤ抜け防止装置 - Google Patents

変速機のギヤ抜け防止装置

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JPH08184373A
JPH08184373A JP34012894A JP34012894A JPH08184373A JP H08184373 A JPH08184373 A JP H08184373A JP 34012894 A JP34012894 A JP 34012894A JP 34012894 A JP34012894 A JP 34012894A JP H08184373 A JPH08184373 A JP H08184373A
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JP
Japan
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gear
speed
shift
shaft
lever
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JP34012894A
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English (en)
Inventor
Hideo Sawazaki
英夫 沢崎
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ギヤ抜けを確実に防止し、駆動系の異音を軽減
し、車両のしゃくり・ゆり返し等を軽減し、滑らかな走
行を実現し、各速ギヤに夫々ギヤ抜け防止技術を施すこ
となくすべての各速ギヤのギヤ抜け防止でき、既設のギ
ヤシフトレバーケースに付設することにより実施可能で
あること。 【構成】変速機のギヤシフトレバーケースにチェンジレ
バーのセレクト操作及びシフト操作によりセレクト位置
及びシフト位置に移動されて各速ギヤ列の噛合状態を切
換えるギヤシフトレバーを設けクラッチの動作状態を検
出するクラッチ動作検出手段を設け、クラッチの接続状
態を検出している場合はギヤシフトレバーのシフト位置
からセレクト位置への戻りを阻止するとともにクラッチ
の解放状態を検出している場合はギヤシフトレバーのシ
フト位置からセレクト位置への戻りを許容するレバー戻
り規制手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は変速機のギヤ抜け防止
装置に係り、特に、ギヤ抜けを確実に防止し得て、駆動
系の異音(歯打音)を軽減し得て、車両のしゃくり・ゆ
り返し等を軽減し得て、滑らかな走行を実現し得て、ま
た、各ギヤに夫々ギヤ抜け防止技術を施すことなくすべ
ての各速ギヤのギヤ抜け防止を果たし得て、少ない部品
点数でギヤ抜け防止を果たし得て、既設のギヤシフトレ
バーケースに付設することにより実施し得て、既設の装
置の最小の変更で実施し得て、コストの上昇を回避し得
て、装置の脱着・保守も容易な変速機のギヤ抜け防止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、エンジンの駆動力を走
行条件に応じて所要に変換して取出すために、変速機を
備えている。このような変速機には、手動により変速比
を切換えるギヤ変速機や自動により変速比を切換えるト
ルクコンバータ自動変速機等があり、駆動力の伝達損失
の少ないギヤ変速機が多用されている。
【0003】手動により切換えるギヤ変速機としては、
図13に示すものがある。図13において、202は変
速機、204はクラッチ、206は変速機ケース、20
8は第1ケース壁部、210は第2ケース壁部、212
は中間ケース、214はエクステンションハウジングで
ある。変速機ケース206内には、入力軸216とこの
入力軸216に同軸なメイン軸218とこのメイン軸2
18に平行なカウンタ軸220及びリバースアイドラ軸
222とが設けられている。
【0004】入力軸216は、クラッチ4を介してエン
ジン(図示せず)に連絡される。入力軸216とカウン
タ軸220とには、入力ギヤ列224が設けられてい
る。メイン軸218とカウンタ軸220とには、1速ギ
ヤ列226と2速ギヤ列228と3速ギヤ列230と5
速ギヤ列232とが設けられている。また、メイン軸2
18とカウンタ軸220とリバースアイドラ軸222と
には、リバースギヤ列234が設けられている。メイン
軸218は、後端側を推進軸(図示せず)に連絡され
る。
【0005】1速ギヤ列226及び2速ギヤ列228間
のメイン軸218には、1速・2速同期機構236が設
けられている。3速ギヤ列230及び入力ギヤ列224
間のメイン軸218には、3速・4速同期機構238が
設けられている。5速ギヤ列232及びリバースギヤ列
234間のメイン軸218には、5速・リバース同期機
構240が設けられている。
【0006】1速・2速同期機構236は、1速・2速
切換スリーブ242を有している。3速・4速同期機構
238は、3速・4速切換スリーブ244を有してい
る。5速・リバース同期機構240は、5速・リバース
切換スリーブ246を有している。
【0007】1速・2速切換スリーブ242には、1速
・2速シフトフォーク248が係合される。3速・4速
切換スリーブ244には、3速・4速シフトフォーク2
50が係合される。5速・リバース切換スリーブ246
には、5速・リバースシフトフォーク252が係合され
る。
【0008】1速・2速シフトフォーク248は、1速
・2速シフトシャフト254に設けられている。3速・
4速シフトフォーク250は、3速・4速シフトシャフ
ト256に設けられている。5速・リバースシフトフォ
ーク252は、5速・リバースシフトシャフト258に
設けられている。各シフトシャフト254〜258は、
変速機ケース206及び第2ケース壁部210に夫々軸
方向移動可能に保持されている。
【0009】1速・2速シフトシャフト254と3速・
4速シフトシャフト256と5速・リバースシフトシャ
フト258とには、図11に示す如く、夫々1速・2速
シフトヨーク260と3速・4速シフトヨーク262と
5速・リバースシフトヨーク264とが設けられてい
る。各シフトヨーク260〜264には、ギヤシフトレ
バー266が選択的に係合される。
【0010】ギヤシフトレバー266は、エクステンシ
ョンハウジング214に取付けられたギヤシフトレバー
ケース268のギヤシフトレバー軸270に設けられて
いる。ギヤシフトレバー軸270は、係止溝272と係
止ボルト274とによりギヤシフトレバーケース268
に周方向移動可能且つ軸方向移動不可能に軸支して設け
ている。
【0011】ギヤシフトレバー266は、レバー側スプ
ライン276をギヤシフトレバー軸270の軸側スプラ
イン278にスプライン係合され、軸方向移動可能且つ
周方向移動不可能に装着されている。また、ギヤシフト
レバー266両側のギヤシフトレバー軸270には、夫
々スプリング支持体280・282が設けられ、ギヤシ
フトレバー266をニュートラル位置側に押進するリタ
ーンスプリング284・286が弾設されている。
【0012】前記ギヤシフトレバー軸270は、図12
に示す如く、チェンジレバー(図示せず)のシフト操作
により、シフトケーブル288、シフトアーム290を
介して周方向に移動される。また、前記ギヤシフトレバ
ー266は、チェンジレバーのセレクト操作によりセレ
クトケーブル292、セレクトアーム294を介してギ
ヤシフトレバー軸270の軸方向に移動されてセレクト
位置に移動され、チェンジレバーのシフト操作によりシ
フトケーブル288、シフトアーム290を介してギヤ
シフトレバー軸270とともに周方向に移動されてシフ
ト位置に移動される。
【0013】変速機102は、チェンジレバーのセレク
ト操作及びシフト操作によりギヤシフトレバー266を
セレクト位置及びシフト位置に移動させて各シフトヨー
ク260〜264のいずれか1つに選択的に係合させ、
各シフトシャフト254〜258のいずれか1つを動作
させて各シフトフォーク248〜252により各切換ス
リーブ242〜246のいずれか1つを軸方向移動さ
せ、各速ギヤ列224〜234の噛合状態を切換えて変
速比を切換える。
【0014】このような変速機としては、実公昭63−
47538号公報、実開平1−144564号公報、実
開平2−18960号公報、実開平2−41760号公
報、実開平2−47466号公報に開示されるものがあ
る。
【0015】実公昭63−47538号公報に開示され
る変速機は、自動変速機を搭載した自動車において、停
車状態であり、エンジン回転数が規定回転数より高く、
且つ変速レバーがニュートラル位置あるいはパーキング
位置である条件が成立する場合は、変速レバーをロック
するものである。
【0016】実開平1−144564号公報に開示され
る変速機は、チェンジレバーのシフト操作により同期機
構のスリーブをスライドさせて所定の変速段を得る変速
機において、所定車速以上では現行設定変速段よりも低
速側の前進変速段へのシフト操作を阻止するシフト手段
を設けたものである。
【0017】実開平2−18960号公報に開示される
変速機は、軸方向一側端セレクト位置では1速段と後進
段とシフトされ、軸方向他側端セレクト位置では6速段
と7速段とにシフトされるシフトパターンの変速機にお
いて、6・7速段で走行中に回転センサで感知する変速
機入力回転数が、6・7速段以下の変速段ではオーバラ
ン域となる場合に、シフトアンドセレクトシャフトのセ
レクト方向動作を拘束シフトアンドセレクトシャフト拘
束手段を設けたものである。
【0018】実開平2−41760号公報に開示される
変速機は、クラッチに対して変速機側回転部分の回転速
度を検出する回転数検出手段と、クラッチディスクの回
転数が予め設定された限界回転数以上で回転する状態と
なる変速機の変速段を求める変速段検出手段と、この変
速段検出手段により求められた変速段への変速を禁止す
る変速禁止手段を設けたものである。
【0019】実開平2−47466号公報に開示される
変速機は、5速側とリバース側とにシフト切換を行うリ
バースフォークシャフトを設け、このリバースフォーク
シャフトの5速側とリバース側とを結ぶ方向に長溝を形
成し、車両の走行開始時にはシフトレバーによるリバー
ス側へのシフトを阻止すべく前記長溝にリバースリミッ
タ機構の軸部を挿入させるよう制御する制御部を設けた
ものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記変速機
202においては、ギヤシフトレバー266により各シ
フトシャフト254〜258、各シフトフォーク248
〜252を介して各切換スリーブ242〜246のいず
れか1つを軸方向移動させ、変速機202の各速ギヤ列
224〜234の噛合状態を切換えている。
【0021】このとき、各切換スリーブは、図7に示す
如くニュートラル状態のスリーブスプライン296を、
図8に示す如くギヤスプライン298に係合させること
により、各速ギヤ列224〜234の噛合状態を切換え
る。
【0022】ところが、噛合状態に切換えられた各ギヤ
は、切換えの後に噛合部位に高負荷が加わると、チェン
ジレバーの操作を行っていないにもかかわらず、図8に
示す如くスリーブスプライン296が矢印方向に瞬間的
に移動してギヤスプライン298から抜脱され、図7に
示す如くスリーブスプライン296がニュートラル状態
に戻ってギヤ抜けを生じることがある。
【0023】従来は、このギヤ抜けを防止するために、
図9・図10に示す如く、スリーブスプライン296及
びギヤスプライン298の各対向側面に、夫々矢印方向
に対して抵抗となるように摺接するスリーブ側傾斜面3
00及びギヤ側傾斜面302を形成し、これらスリーブ
側傾斜面300及びギヤ側傾斜面302の当接抵抗によ
りギヤ抜けを防止していた。
【0024】しかし、このギヤ抜け防止技術は、スリー
ブ側傾斜面300及びギヤ側傾斜面302を形成したこ
とによって、スリーブスプライン296及びギヤスプラ
イン298の各対向側面間に間隙304を生じることに
より、図10に示す如く、ガタを生じる問題がある。こ
のガタは、駆動系の異音(歯打音)の発生や走行中の車
両のしゃくり・ゆり返し等を原因となり、走行感を低下
させる不都合がある。
【0025】また、従来のギヤ抜け防止技術は、各ギヤ
のひとつひとつに夫々施さなければならず、多くの変更
を要することによりコストの上昇を招く不都合があると
ともに、保守が困難となる不都合がある。さらに、従来
のギヤ抜け防止技術は、スリーブ側傾斜面300及びギ
ヤ側傾斜面302の摺接抵抗によってギヤ抜けを防止し
ているため、確実なギヤ抜け防止が困難である不都合が
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、変速機のギヤシフトレバ
ーケースにチェンジレバーのセレクト操作及びシフト操
作によりセレクト位置及びシフト位置に移動されて各速
ギヤの噛合状態を切換えるギヤシフトレバーを設け、前
記変速機に備えられたクラッチの動作状態を検出するク
ラッチ動作検出手段を設け、このクラッチ動作検出手段
が前記クラッチの接続状態を検出している場合は前記ギ
ヤシフトレバーのシフト位置からセレクト位置への戻り
を阻止するとともにこのクラッチ動作検出手段が前記ク
ラッチの解放状態を検出している場合は前記ギヤシフト
レバーのシフト位置からセレクト位置への戻りを許容す
るレバー戻り規制手段を設けたことを特徴とする。
【0027】
【作用】この発明の構成によれば、ギヤ抜け防止装置
は、レバー戻り規制手段によって、クラッチ動作検出手
段がクラッチの接続状態を検出している場合はギヤシフ
トレバーのシフト位置からセレクト位置への戻りを阻止
するとともにクラッチ動作検出手段がクラッチの解放状
態を検出している場合はギヤシフトレバーのシフト位置
からセレクト位置への戻りを許容することにより、ギヤ
抜け防止動作が確実であり、同期機構のスプラインにギ
ヤ抜け防止技術として傾斜面を形成すること必要がな
く、ギヤ抜け防止技術としての傾斜面を不要とすること
により駆動系の異音(歯打音)を軽減し得て、また、各
ギヤに夫々ギヤ抜け防止技術を施す必要がなく、既設の
ギヤシフトレバーケースに付設することにより実施し得
る。
【0028】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1〜図6は、この発明の実施例を示すものであ
る。図6において、2は車両に搭載された手動式のギヤ
変速機である。この変速機2は、クラッチ4を備え、変
速機ケース6に第1ケース壁部8及び第2ケース壁部1
0を設け、この第2ケース壁部10に中間ケース12を
連設するとともに中間ケース12にエクステンションハ
ウジング14を連設している。
【0029】変速機ケース6内には、エンジン(図示せ
ず)からの駆動力をクラッチ4を介して入力する入力軸
16と、この入力軸16に同軸に配設されたメイン軸1
8と、このメイン軸18に平行に配設されたカウンタ軸
20と、メイン軸18及びカウンタ軸20に平行に配列
されたリバースアイドラ軸22と、が設けられている。
【0030】入力軸16は、第1ケース壁部8に入力軸
用軸受24により軸支されている。この入力軸16に
は、入力側ギヤ26が設けられている。
【0031】メイン軸18は、入力軸16の軸端に第1
メイン軸用軸受28により軸支され、第2ケース壁部1
0に第2メイン軸用軸受30により軸支され、エクステ
ンションハウジング14に第3メイン軸用軸受32によ
り軸支されている。メイン軸18は、後端側を推進軸
(図示せず)に連絡される。
【0032】カウンタ軸20は、第1ケース壁部8に第
1カウンタ軸用軸受34により軸支され、第2ケース壁
部10に第2カウンタ軸用軸受36により軸支され、エ
クステンションハウジング14に第3カウンタ軸用軸受
38により軸支されている。
【0033】リバースアイドラ軸22は、第2ケース壁
部8と中間ケース12とにより保持されている。
【0034】メイン軸18には、各速メインギヤとし
て、1速メインギヤ40と2速メインギヤ42と3速メ
インギヤ44と5速メインギヤ46とリバースメインギ
ヤ48とが、夫々1速メインギヤ用軸受50と2速メイ
ンギヤ用軸受52と3速メインギヤ用軸受54と5速メ
インギヤ用軸受56とリバースメインギヤ用軸受58と
により軸支して設けられている。
【0035】カウンタ軸20には、各速カウンタギヤと
して、入力側ギヤ26に噛合するカウンタ側ギヤ60と
1速メインギヤ40に噛合する1速カウンタギヤ62と
2速メインギヤ42に噛合する2速カウンタギヤ64と
3速メインギヤ44に噛合する3速カウンタギヤ66と
5速メインギヤ46に噛合する5速カウンタギヤ68と
リバースカウンタギヤ70とが、固定して設けられてい
る。
【0036】リバースアイドラ軸22には、リバースメ
インギヤ48及びリバースカウンタギヤ70に噛合する
リバースアイドラギヤ72が軸支して設けられている。
【0037】これにより、変速機2は、入力側ギヤ26
・カウンタ側ギヤ60からなる入力ギヤ列A1と、1速
メインギヤ40・1速カウンタギヤ62からなる1速ギ
ヤ列A2と、2速メインギヤ42・2速カウンタギヤ6
4からなる2速ギヤ列A3と、3速メインギヤ44・3
速カウンタギヤ66からなる3速ギヤ列A4と、5速メ
インギヤ46・5速カウンタギヤ68からなる5速ギヤ
列A5と、リバースメインギヤ48・リバースカウンタ
ギヤ70・リバースアイドラギヤ72からなるリバース
ギヤ列A6と、を設けている。
【0038】1速メインギヤ40及び2速メインギヤ4
2間のメイン軸18には、1速・2速同期機構74が設
けられている。3速メインギヤ44及び入力側ギヤ26
間のメイン軸18には、3速・4速同期機構76が設け
られている。5速メインギヤ46及びリバースメインギ
ヤ48間のメイン軸18には、5速・リバース同期機構
78が設けられている。
【0039】1速・2速同期機構74は、1速・2速切
換スリーブ80を有している。3速・4速同期機構76
は、3速・4速切換スリーブ82を有している。5速・
リバース同期機構78は、5速・リバース切換スリーブ
84を有している。
【0040】1速・2速切換スリーブ80には、1速・
2速シフトフォーク86が係合されている。3速・4速
切換スリーブ82には、3速・4速シフトフォーク88
が係合されている。5速・リバース切換スリーブ84に
は、5速・リバースシフトフォーク90が係合されてい
る。
【0041】1速・2速シフトフォーク86は、1速・
2速シフトシャフト92に設けられている。3速・4速
シフトフォーク88は、3速・4速シフトシャフト94
に設けられている。5速・リバースシフトフォーク90
は、5速・リバースシフトシャフト96に設けられてい
る。各シフトシャフト92〜96は、変速機ケース6及
び第2ケース壁部10に夫々軸方向移動可能に保持され
ている。
【0042】1速・2速シフトシャフト92と3速・4
速シフトシャフト94と5速・リバースシフトシャフト
96とには、図1に示す如く、夫々1速・2速シフトヨ
ーク98と3速・4速シフトヨーク100と5速・リバ
ースシフトヨーク102とが設けられている。各シフト
ヨーク98〜102には、ギヤシフトレバー104が選
択的に係合される。
【0043】ギヤシフトレバー104は、エクステンシ
ョンハウジング14に取付けられたギヤシフトレバーケ
ース106のギヤシフトレバー軸108に設けられてい
る。ギヤシフトレバー軸108は、係止溝110と係止
ボルト112とによりギヤシフトレバーケース106に
周方向移動可能且つ軸方向移動不可能に軸支して設けて
いる。
【0044】ギヤシフトレバー104は、レバー側スプ
ライン114をギヤシフトレバー軸108の軸側スプラ
イン116にスプライン係合され、ギヤシフトレバー1
04に軸方向移動可能且つ周方向移動不可能に装着され
ている。また、ギヤシフトレバー104両側のギヤシフ
トレバー軸108には、夫々スプリング支持体118・
120が設けられている。スプリング支持体118・1
20とギヤシフトレバー104との間には、ニュートラ
ル位置側に押進するリターンスプリング122・124
が弾設されている。
【0045】前記ギヤシフトレバー軸108は、図2に
示す如く、チェンジレバー(図示せず)のシフト操作に
より、シフトケーブル126、シフトアーム128を介
して周方向に移動される。また、前記ギヤシフトレバー
104は、チェンジレバーのセレクト操作によりセレク
トケーブル130、セレクトアーム132を介してギヤ
シフトレバー軸108の軸方向に移動されてセレクト位
置に移動され、チェンジレバーのシフト操作によりシフ
トケーブル126、シフトアーム128を介してギヤシ
フトレバー軸108とともに周方向に移動されてシフト
位置に移動される。
【0046】このように、ギヤシフトレバー104は、
チェンジレバーのセレクト操作及びシフト操作によりセ
レクト位置及びシフト位置に移動され、各シフトヨーク
98〜102のいずれか1つに選択的に係合され、各シ
フトシャフト92〜96のいずれか1つを動作させて各
シフトフォーク86〜90により各切換スリーブ80〜
84のいずれか1つを軸方向移動させ、変速機2の各速
ギヤ列A1〜A6の噛合状態を切換える。
【0047】この変速機2は、図1・図3に示す如く、
ギヤ抜け防止装置134を設けている。ギヤ抜け防止装
置134は、変速機2に備えられたクラッチ4の動作状
態を検出するクラッチ動作検出手段136を設けてい
る。
【0048】クラッチ動作検出手段136は、図1に示
す如く、クラッチ4を解放・接続すべく踏み込み・放し
操作されるクラッチペダル138に押進部140を設
け、この押進部140によってロッド142を出退動作
されてON・OFFされるクラッチスイッチ144を設
けている。クラッチスイッチ144は、クラッチペダル
138の踏み込み操作時に押進部140がロッド142
を突出させることによりONされ、クラッチペダル13
8の放し操作時に押進部140がロッドを引退させるこ
とによりOFFされる。
【0049】また、ギヤ抜け防止装置134は、レバー
戻り規制手段146を設けている。レバー戻り規制手段
146は、図3に示す如く、ギヤシフトレバーケース1
06に付設される。レバー戻り規制手段146は、ギヤ
シフトレバーケース106に挿通孔148を設けてギヤ
シフトレバー軸108を外部に突出させ、突出部150
を設ける。ギヤシフトレバーケース106には、突出部
150を覆うように規制ケース152を取付ける。
【0050】ギヤシフトレバー軸108の突出部150
には、固定軸154により軸側ヨーク156を固設し、
この軸側ヨーク156の外側端に軸側突起158を突出
させて設ける。規制ケース152には、円筒状の保持部
160を設ける。この保持部160の保持孔162は、
ギヤシフトレバー軸108の挿通孔148に対して平行
にずらして設けられている。
【0051】保持部160には、保持孔162の直径方
向に指向する直径Dの案内軸164を固設している。案
内軸164は、保持孔162に装着される円柱形状の規
制体166の案内孔168に遊嵌される。案内孔168
は、規制体166の直径方向に指向して設けられ、図3
に2点鎖線で示すように短径が前記直径Dよりもわずか
に大きいD1を有するとともに軸線方向の長径が前記直
径Dよりもかなり大きいD2を有する長円形状に形成し
て設けられる。これにより、規制体166は、保持部1
60の保持孔162にD2−Dの距離だけ軸方向移動可
能且つ回転不可能に装着して設けられる。
【0052】前記規制体166の軸側ヨーク156に対
向する軸線方向一側には、軸側突起154に係合・離脱
される規制突起170を設けている。規制突起170
は、規制体166が軸側ヨーク156近接側に移動する
と軸側突起158に係合され、規制体166が軸側ヨー
ク156離間側に移動すると軸側突起158から離脱さ
れる。したがって、前記保持部160の案内軸164の
直径D及び規制体166の案内孔の長径D2は、規制体
166の移動によって軸側突起154に規制突起170
が係合・離脱されるように設定する。
【0053】また、前記規制体166の規制突起170
と反対の軸線方向他側には、リターンスプリング172
の一端側が弾設される。リターンスプリング172の他
端側は、保持部160の保持孔162に固定されたコア
部174に弾設される。このコア部174は、ソレノイ
ド176に連設されている。ソレノイド176は、前記
クラッチ動作検出手段136のクラッチスイッチ144
に接続されている。ソレノイド176は、クラッチスイ
ッチ144のONにより図示しないバッテリから通電さ
れて励磁状態になり、クラッチスイッチ144のOFF
により図示しないバッテリからの通電を遮断されて非励
磁状態になる。
【0054】規制体166は、クラッチ動作検出手段1
36のクラッチスイッチ144のONによりソレノイド
176が励磁状態になると、リターンスプリング172
に抗して軸側ヨーク156から離間する側に移動され、
規制突起170を軸側突起158から離脱する。規制体
166は、クラッチ動作検出手段136のクラッチスイ
ッチ144のOFFによりソレノイド176が非励磁状
態になると、リターンスプリング172により軸側ヨー
ク156に近接する側に移動され、規制突起170を軸
側突起158に係合する。
【0055】規制体166は、ギヤシフトレバー104
が各シフト位置に移動される前のニュートラル位置を含
むセレクト位置において、図4に示す如く、規制突起1
70の先端面178を軸側突起158の先端面180に
当接する。
【0056】規制体166は、ギヤシフトレバー104
がニュートラル位置を含むセレクト位置から移動された
各シフト位置において、図5に示す如く、規制突起17
0の側端面182・182のいずれか一方を軸側突起1
58の側端面184・184のいずれか一方に当接す
る。
【0057】なお、符号186はコア部174に設けた
ガイド軸、符号188は規制体166に設けたガイド孔
である。ガイド孔188には、ガイド軸186が挿抜さ
れる。
【0058】次に作用について説明する。
【0059】ニュートラル位置のギヤシフトレバー10
4は、図示しないチェンジレバーをセレクト操作する
と、ギヤシフトレバー軸108の軸方向に移動され、セ
レクト位置に移動されて各シフトヨーク98〜102の
いずれか1つに選択的に係合される。
【0060】セレクト位置のギヤシフトレバー104
は、チェンジレバーをシフト操作すると、回転軸Oを中
心にギヤシフトレバー軸108とともにこのギヤシフト
レバー軸108の周方向(矢印E方向、あるいは矢印F
方向)に移動され、各シフトシャフト254〜258の
いずれか1つを軸方向に動作させ、各シフトフォーク2
48〜252により各切換スリーブ242〜246のい
ずれか1つを軸方向移動させる。
【0061】これにより、変速機2は、各速ギヤ列A1
〜A6の噛合状態を切換えられ、変速比を切換えられ
る。なお、前記ギヤシフトレバー104は、ニュートラ
ル位置から、セレクト位置を経ることなく、あるシフト
位置に直接的に移動させ得るものである。したがって、
前記セレクト位置は、ニュートラル位置を含むものとす
る。
【0062】この変速機2のギヤ抜け防止装置134
は、ギヤシフトレバー104がニュートラル位置を含む
セレクト位置にある場合に、図4に示す如く、レバー戻
り規制手段146のリターンスプリング172により規
制体166に矢印P方向への押進力を付与している。こ
のとき、規制体166は、規制突起170の先端面17
8が軸側突起158の先端面180に当接されている。
【0063】これにより、レバー戻り規制手段146の
規制体166は、ギヤシフトレバー104がニュートラ
ル位置にある場合に、軸側突起158及び規制突起17
0により軸側ヨーク156に近接する側への移動を阻止
されている。したがって、レバー戻り規制手段146
は、チェンジレバーをニュートラル位置及びニュートラ
ル位置からセレクト位置に操作した状態において、ギヤ
シフトレバー104のセレクト位置への移動を妨げるこ
とがない。
【0064】ギヤ抜け防止装置134は、チェンジレバ
ーをニュートラル位置を含むセレクト位置からシフト位
置に操作すると、軸側ヨーク156が矢印E方向、ある
いは矢印F方向に回転される。
【0065】シフト位置への操作時には、クラッチ4を
解放すべくクラッチペダル138が踏み込み操作される
ことにより、クラッチ動作検出手段136のクラッチス
イッチ144がONしてレバー戻り規制手段146のソ
レノイド176に通電し、ソレノイド176を励磁状態
にする。規制体166は、ソレノイド176の励磁力に
よってリターンスプリング172の押進力に抗する矢印
Q方向への引張力を付与され、軸側ヨーク156から離
間する側に移動される。
【0066】これにより、規制体166の規制突起17
0の先端面178は、軸側突起158の先端面180か
ら離間され、離脱される。したがって、レバー戻り規制
手段146は、チェンジレバーをシフト位置に操作した
状態において、軸側ヨーク156の矢印E方向、あるい
は矢印F方向への回転、つまりギヤシフトレバー軸10
8の回転によるギヤシフトレバー104のシフト位置へ
の移動の妨げとなることがない。
【0067】ギヤ抜け防止装置134は、チェンジレバ
ーのセレクト位置からシフト位置への操作が完了する
と、クラッチ4を接続すべくクラッチペダル138が放
し操作されることにより、クラッチ動作検出手段136
のクラッチスイッチ144がOFFしてソレノイド17
6への通電を遮断し、ソレノイド176を非励磁状態に
する。規制体166は、ソレノイド176の非励磁によ
ってリターンスプリング172の押進力により矢印P方
向への押進力を付与され、軸側ヨーク156に近接する
側に移動される。
【0068】これにより、規制体166の規制突起17
0の側端面182は、図5に示す如く、軸側突起158
の側端面184に当接され、係合される。したがって、
レバー戻り規制手段146は、チェンジレバーをシフト
位置に操作した後において、軸側ヨーク156の矢印F
方向への回転、つまりギヤシフトレバー軸108の回転
によるギヤシフトレバー104のセレクト位置への移動
を確実に阻止することができる。
【0069】このため、切換完了後の切換スリーブ80
〜84は、ニュートラル状態への移動を確実に阻止さ
れ、ギヤ抜けを防止される。
【0070】ギヤ抜け防止装置134は、チェンジレバ
ーをシフト位置からニュートラル位置を含むセレクト位
置への操作時には、クラッチ4を解放すべくクラッチペ
ダル138が踏み込み操作されることにより、クラッチ
動作検出手段136のクラッチスイッチ144がONし
てレバー戻り規制手段146のソレノイド176に通電
し、ソレノイド176を励磁状態にする。
【0071】規制体166は、ソレノイド176の励磁
力によってリターンスプリング172の押進力に抗する
矢印Q方向への引張力を付与され、軸側ヨーク156か
ら離間する側に移動される。これにより、規制体166
の規制突起170の側端面178は、軸側突起158の
側端面184から離間され、離脱される。
【0072】したがって、レバー戻り規制手段146
は、チェンジレバーをシフト位置からセレクト位置に操
作した状態において、軸側ヨーク156の矢印E方向、
あるいは矢印F方向への回転、つまりギヤシフトレバー
軸108の回転によるギヤシフトレバー104のセレク
ト位置への移動を許容し、妨げとなることがない。
【0073】このため、切換スリーブ80〜84は、ニ
ュートラル状態への移動を確実に許容され、噛合状態を
確実に切換えることができる。
【0074】このように、ギヤ抜け防止装置134は、
図9・図10に示す従来のように同期機構のスプライン
296・298にギヤ抜け防止技術として傾斜面300
・302を形成することなく、ギヤ抜けを確実に防止す
ることができる。このため、このギヤ抜け防止装置13
4は、前述ギヤ抜け防止技術としての傾斜面300・3
02を不要とし得ることにより、スプライン間にガタを
生じることもなく、駆動系の異音(歯打音)を軽減する
ことができ、アクセルペダルの踏み込み・放し操作時や
クラッチの接続・解放時、低速からの加速時等に発生す
る車両のしゃくり・ゆり返し等を軽減し得て、滑らかな
走行を実現することができる。
【0075】また、このギヤ抜け防止装置134は、ギ
ヤシフトレバーケース106に設けられており、各速ギ
ヤ列の噛合状態を切換えるギヤシフトレバー104によ
ってギヤ抜け防止を果たしていることにより、各ギヤに
前記傾斜面300・302のようなギヤ抜け防止技術を
夫々施すことなく、すべての各速ギヤ列のギヤ抜け防止
を果たすことができる。このため、このギヤ抜け防止装
置134は、少ない部品点数でギヤ抜け防止を果たし得
て、既設のギヤシフトレバーケース106に付設するこ
とにより容易に実施でき、既設の装置の最小の変更で実
施し得て、コストの上昇を回避し得て、装置の脱着・保
守も容易である。
【0076】さらに、このギヤ抜け防止装置134は、
各速ギヤ列のいずれか1つを噛合状態として駐車中に、
イグニションスイッチ(図示せず)をONし且つクラッ
チ4を解放状態としなければニュートラル位置に戻せな
いため、第3者による車両のいたずらな移動を阻止する
ことができ。
【0077】
【発明の効果】このように、この発明によれば、ギヤ抜
け防止装置は、同期機構のスプラインにギヤ抜け防止技
術として傾斜面を形成することなくギヤ抜けを確実に防
止し得て、ギヤ抜け防止技術としての傾斜面を不要とす
ることにより駆動系の異音(歯打音)を軽減し得て、ア
クセルペダルの踏み込み・放し操作時やクラッチの接続
・解放時、低速からの加速時等に発生する車両のしゃく
り・ゆり返し等を軽減し得て、滑らかな走行を実現し得
る。また、このギヤ抜け防止装置は、各ギヤに夫々ギヤ
抜け防止技術を施すことなくすべての各速ギヤ列のギヤ
抜け防止を果たし得て、少ない部品点数でギヤ抜け防止
を果たし得て、既設のギヤシフトレバーケースに付設す
ることにより実施し得て、既設の装置の最小の変更で実
施し得て、コストの上昇を回避し得て、装置の脱着・保
守も容易である。さらに、このギヤ抜け防止装置は、各
速ギヤ列のいずれか1つを噛合状態として駐車中にイグ
ニションスイッチをONし且つクラッチを解放状態とし
なければニュートラルに戻せないため、第3者による車
両のいたずらな移動を阻止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるギヤ抜け防止装置の実施例を示
す図6のI−I線による断面図である。
【図2】図1の矢印〓による側面図である。
【図3】図1の矢印〓による拡大断面図である。
【図4】レバー戻り規制手段によるギヤシフトレバーの
セレクト位置からシフト位置への動作を説明する斜視図
である。
【図5】レバー戻り規制手段によるギヤシフトレバーの
シフト位置からセレクト位置への動作を説明する斜視図
である。
【図6】変速機の断面図である。
【図7】スリーブスプラインがギヤスプラインから抜脱
された状態の説明図である。
【図8】スリーブスプラインがギヤスプラインに係合し
た状態の説明図である。
【図9】夫々傾斜面を形成したスリーブスプラインがギ
ヤスプラインから抜脱された状態の説明図である。
【図10】夫々傾斜面を形成したスリーブスプラインが
ギヤスプラインに係合した状態の説明図である。
【図11】ギヤ抜け防止装置の従来例を示す図13のX
I−XI線による断面図である。
【図12】図11の矢印X〓による側面図である。
【図13】変速機の断面図である。
【符号の説明】
2 変速機 4 クラッチ 6 変速機ケース 12 中間ケース 14 エクステンションハウジング 16 入力軸 18 メイン軸 20 カウンタ軸 22 リバースアイドラ軸 74 1速・2速同期機構 76 3速・4速同期機構 78 5速・リバース同期機構 92 1速・2速シフトシャフト 94 3速・4速シフトシャフト 96 5速・リバースシフトシャフト 98 1速・2速シフトヨーク 100 3速・4速シフトヨーク 102 5速・リバースシフトヨーク 104 ギヤシフトレバー 106 ギヤシフトレバーケース 108 ギヤシフトレバー軸 134 ギヤ抜け防止装置 136 クラッチ動作検出手段 138 クラッチペダル 144 クラッチスイッチ 146 レバー戻り規制手段 156 軸側ヨーク 158 軸側突起 160 保持部 164 案内軸 166 規制体 168 案内孔 170 規制突起 172 リターンスプリング 176 ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機のギヤシフトレバーケースにチェ
    ンジレバーのセレクト操作及びシフト操作によりセレク
    ト位置及びシフト位置に移動されて各速ギヤ列の噛合状
    態を切換えるギヤシフトレバーを設け、前記変速機に備
    えられたクラッチの動作状態を検出するクラッチ動作検
    出手段を設け、このクラッチ動作検出手段が前記クラッ
    チの接続状態を検出している場合は前記ギヤシフトレバ
    ーのシフト位置からセレクト位置への戻りを阻止すると
    ともにこのクラッチ動作検出手段が前記クラッチの解放
    状態を検出している場合は前記ギヤシフトレバーのシフ
    ト位置からセレクト位置への戻りを許容するレバー戻り
    規制手段を設けたことを特徴とする変速機のギヤ抜け防
    止装置。
JP34012894A 1994-12-29 1994-12-29 変速機のギヤ抜け防止装置 Pending JPH08184373A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102494126A (zh) * 2011-12-13 2012-06-13 三一重工股份有限公司 一种换档过程监控方法及系统
CN104832634A (zh) * 2015-05-07 2015-08-12 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种单双杆可以相互转化的操纵装置
WO2016021474A1 (ja) * 2014-08-05 2016-02-11 スズキ株式会社 自動変速機

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