JPH08183679A - コンクリート用起泡剤の製造方法,コンクリート用起泡剤およびその使用方法 - Google Patents

コンクリート用起泡剤の製造方法,コンクリート用起泡剤およびその使用方法

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JPH08183679A
JPH08183679A JP33774494A JP33774494A JPH08183679A JP H08183679 A JPH08183679 A JP H08183679A JP 33774494 A JP33774494 A JP 33774494A JP 33774494 A JP33774494 A JP 33774494A JP H08183679 A JPH08183679 A JP H08183679A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は若鶏の毛羽を原料とした無臭
で使用し易いコンクリート用起泡剤の製造方法,起泡剤
およびその使用方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は生後6ケ月程度の若鶏の毛羽を原料
とし、これを消石灰で硫化ソーダ、アミン等の共存下で
中和し、ケラチン質淡白質を分子量500〜1500に
分解した後、燐酸で中和した濾液からなる起泡剤,その
製造方法および使用方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は若鶏産業、特にブロイラ
ー製造に伴ない発生する若鶏の羽毛からコンクリート用
起泡剤を製造する方法並びにコンクリート用起泡剤に存
する。
【0002】
【従来の技術】加水分解した蛋白質を起泡剤として使用
することは既に知られている。従来は原料として動物の
皮、腱、骨等のコラーゲン蛋白質を用い、これをアルカ
リで加水分解してペプタイド状の起泡剤を製造していた
が、これらの原料は、食用蛋白質として有用であること
から安価でなく、また原料を精製しなければならない程
不純な原料が多いため、洗浄、排水等の問題が生じ、生
活環境的、立地的経済的にも大きな制約を受けていた。
またこれらの蛋白質は原料が比較的高価であり、且つ製
品がコラーゲン蛋白質を分解したときの特有の悪臭を有
し、使用時において抵抗感があり、これを用いて製造さ
れたコンクリート製品に悪臭が残る欠点があった。この
ほか牛馬のひずめや角を原料とするケラチン蛋白質起泡
剤も使用されているが分解が容易でないため、狭い範囲
の分子量分布を有するぺプタイドが得にくいことと、動
物の成育度、経歴が一定でないため原料の分解度がまち
まちで一定の品質を得ることが困難であり、特にケラチ
ン蛋白質は硬蛋白質に属し分解が容易でないためこの傾
向が著しかった。
【0003】また従来のコラーゲン蛋白質およびケラチ
ン蛋白質からなる起泡剤は、その製造上の都合から、4
0〜50%濃度の水溶液として供給されていた。そのた
め、蛋白質の経時変化的加水分解の進行や、腐敗などに
よる製品の安定性の悪さや起泡力の低下が生じていた。
更にまた、気泡の安定性を得るための安定剤が溶存して
いるため、これが蛋白質と化学反応を起こして不溶性沈
澱物を生じ、著しく品質を不安定にしていた。更にま
た、製品とした後のこれら加水分解等に基づく悪臭の発
生もあり無臭の発泡体を得ることが難しかった。
【0004】この対策として本発明者は先に鶏の羽毛を
利用して、従来の起泡剤より優れた起泡力を有する粉体
状蛋白質起泡剤及びその製造方法を提案した。(特開平
6−9255号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記鶏の羽毛に着目
し、一応無臭のコンクリート用起泡剤を得た点では優れ
たものであるが、当時の環境は生後1年以上鶏の羽毛を
対象としていたために加水分解に得られたポリペプタイ
ドの分子量は1000〜2000という値で高い分子量
の範囲のものであるために、なお比較的弱いアルカリの
消石灰を使用し、脱臭処理剤、複反応抑止剤等を添加し
ても、粉末にしなければ臭気が強いという欠点があり、
粉末化のためスプレードライ法を採用するためそれだけ
工場立地を要するという問題、及び実際にコンクリート
を発泡する場合に粉末はセメントその他の配合剤と極め
てよく混合しなければ分散が不十分となり発泡体の品質
が一定となりにくいこと、及び更に、原料の鶏が生後1
年以上であるために高温長時間の分解処理を要する等の
問題があった。本発明はこのようなものと異なる若鶏を
原料とし、粉末にしなくても臭気が発生せず優れた発泡
性を有するコンクリート用起泡剤、その製造方法および
使用方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の技術
で用いられていた生後1年以上の鶏を対象とせず、近時
のブロイラー産業で処理される生後6ケ月程度若鶏の羽
毛を原料とするコンクリート用起泡剤及びその製造方法
に係るものである。
【0007】すなわち、上記原料を消石灰水溶液に硫化
ソーダ、多硫化ソーダ、亞硫酸水素ナトリウムから選択
された還元剤と、アミン、ヒドラジン系の複合反応防止
剤を添加して、加熱することにより、ケラチン蛋白質を
分子量500〜2000とすると同時に硫黄等の硫化ソ
ーダ、多硫化ソーダまたは亜硫酸水素ナトリウムにより
臭気のない気泡効果の大きいコンクリート用起泡剤を得
ることができた。
【0008】
【作用】本発明によれば生後6ケ月程度の若鶏の羽毛を
原料とするため蛋白質の品質が一定で加水分解で得られ
るペプタイドの分子量は500〜2000であって比較
的分解し易いものとなり、品質的に安定し、前記した硫
化ソーダ、多硫化ソーダまたは亜硫酸水素ナトリウムの
如き硫黄化合物による脱臭反応が容易であり、しかもア
ミン系化合物により有毒な複反応が抑制されるため、コ
ンクリートに使用した場合液状でありながら無臭で、セ
メントその他の配合成分への分散が容易である。なおポ
リペプタイドが500未満では発泡したときに泡の皮膜
が弱く、皮膜強度が不十分であり、1500を越えると
発泡性がかなり悪くなるとの知見を得た。
【0009】ここに分子量500〜1500は平均分子
量であって、例えば超遠心による沈降平衡法、簡便には
粘度測定法によって行なうことができる。又、昔のよう
に獣皮を原料とする場合は、体毛も共存することから、
蛋白質としては異質のものが共存するため、ポリペプタ
イドの平均分子量は幅が広くなり、又鶏でも生後1年以
上も経つと可成高分子量のものとなり、ケラチン質蛋白
中にシスチン結合やジスルフィド結合(−S−S)が網
目構造で存在するため、分解が困難となり、起泡性のよ
いものを得難いという欠点がある。本発明に於ては生後
6ケ月程度の若鶏を加水分解するためにシスチン結合や
ジズルフィッド結合は非常に少なく、分子量分布500
〜1500の起泡能力の優れたものを得ることができ、
又、当然のことながら羽毛中にはケラチン蛋白質のほか
他の蛋白質も多少共存するが、本発明ではこれらの蛋白
も支障を生ずることなく、起泡力に寄与しているものと
考えられる。
【0010】本発明の蛋白質起泡剤のフローシートは図
1に示すとおりで、鶏肉処理工場から連続的に生産され
る生後6ケ月程度の鶏の羽毛を分解釜に入れる、その
際、カット分解を容易にするために水分を羽毛の量(体
積)の5倍程度加えておくとアルカリ水溶液(消石灰水
溶液)と馴染みがよく、更に界面活性剤例えばドデシル
ベンゼンスルフオン酸ナトリウム(DBS)を約1%程
度加えれば、アルカリ水溶液の羽毛への滲透が早い。
【0011】本発明に於て加水分解剤として消石灰を利
用することは、分解が容易なためであり、あとで中和処
理に際しても2次公害の問題を発生しない。又、シスチ
ン結合を切断するために、メルカプトエタノール、チオ
グリコール酸を添加し、更に亜硫酸水素ナトリウム、硫
化ナトリウム等の還元剤、副反応防止剤としてアミン又
はヒドラジン系の化合物を使用する。これらの薬品は通
常、水に溶解して水溶液として添加する。
【0012】ケラチン蛋白質の分解の場合、シスチン結
合が切断された時に副生されるチオール基、ビニール
基、アルデヒド基等の二次反応によって生成される極め
て安定なランチオニンがアルカリ分解を著しく阻害する
という説がある。本発明者は研究の結果、ヒドラジン、
ヒドロキシルアミン、ピペラジン、メチルアミン類を複
合反応防止剤(副反応防止剤)として添加してアルデヒ
ド基、チオール基群を不活性化するとアルカリ分解が速
やかに行われることを知得した。使用する薬品量は、経
験的に一定の量が決定される。分解条件は、作業性、経
済性、品質の安定性から、加圧釜中で100℃〜120
℃で30分〜1時間位行うのが好ましい。分解終了後、
濾過工程で加水分解した液を濾過して分解液と残渣とに
分離する。(残渣は有機物質を多量に含むため、例えば
肥料として使用することができる。)次いで、分解液を
燐酸等で中和してpH7.0とし、分解反応を停止させ
る。。
【0013】本発明に於て加水分解用アルカリとして消
石灰を使用するため、カセイソーダの如き強アルカリ或
いは炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムよりもアルカリ
分解作用は強烈ではないが、不必要な蛋白質の分子の切
断は生ぜず、複反応も生成する可能性が少なく、一定の
品質の起泡剤を得やすい。又、中和に際しては燐酸を使
用することによって炭酸カルシウムと反応して燐酸カル
シウムを沈澱させ、容易に除去でき、中和剤として他の
硫酸、塩酸等では得られない安全作業と、沈澱物を肥料
として使用することが可能である等無駄の排除に有利で
ある。中和は加水分解後直ちに燐酸で中和し、析出する
燐酸石灰はコロイド状物質を共沈し、濾過を容易にする
利点がある。又、その際発生する硫化水素が脱色脱臭的
に作用し、製品の品質を向上するものである。更に溶液
を沸騰点近くで加熱することによりコロイド状蛋白質は
熱凝固をするので一層濾過を容易にすることができる。
【0014】従来の蛋白質分解液は蛋白質を多量に含む
ため、カビ、バクテリヤに対する抵抗力が弱く保存中に
変質する危険性があるため、防腐剤の添加が必要不可欠
であったが、本発明による蛋白質分解液では、溶液中に
残存する微量の硫化ナトリウム、硫化水素、亜硫酸等に
より防腐効果が認められ、例えば30℃以上で6ケ月以
上保存しても粘度の低下もなく、悪臭の発生も全くな
く、かつ又起泡性の変化もなく、極めて安定した品質の
ものが得られることが確認された。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。 〔実施例1〕ブロイラー工場から生産される生後6ケ月
程度の鶏の羽毛を洗滌し、その1Kgを加圧釜に投入
し、水10リットルを入れて羽毛中の油脂分を乳化し、
薬品類の滲透をよくするために界面活性剤としてDBS
を羽毛重量に対し1%添加し、良く攪拌する。次いで消
石灰を100g、亜硫酸水素ナトリウムを10g、ヒド
ラジンを10g添加して100℃〜120℃で1時間分
解する。分解終了後直ちに燐酸で中和し、pH7.0と
する。中和後分解液をそのまゝボイルし、濾過して発泡
成分の濃度15〜16%の清澄液を得る。
【0016】〔実施例2〕ブロイラー工場から生後6ケ
月程度の鶏の羽毛を得、これを1Kg、水10リットル
にDBSを羽毛に対し1重量%と共に加圧釜に入れてよ
く攪拌する。次いで消石灰を100g、硫化ナトリウム
50g、メチルアミン50ccを入れ100℃〜120
℃で1時間分解する。分解終了後直ちに燐酸で中和し、
pH7.0とする。中和後分解液をそのまゝボイルし、
濾過して濃度15〜16%の清澄液を得る。
【0017】以下発泡試験について説明する。 〔実施例3〕ポルトランドセメント5000g、砂50
0g、水2000ccの混合物を混練ミキサーに入れ、
2〜3分間よく混練し、次にこれに前記実施例で得られ
た起泡剤液を泡立たせた気泡液として添加配合する。 3%起泡剤水溶液 500cc 安定剤 1.5g 上記起泡剤混合液を発泡機に入れ、約20〜30倍の容
量に発泡させる。該発泡液を10リットル、上記セメン
ト混合物に混入し、良く混練した型に流し込み、セメン
トを硬化成型させる。この成型物は微細気泡が均一に分
散された軽量コンクリート(発泡度%)であった。
【0018】上記組成物で、厚さ30mmの軽量コンク
リート板を作製、この板面にガラス管を立て、水を入れ
て、JIS A540 36.5(石綿スレートの透水
試験)の試験を行ったところ透水量は3mm以下で完全
防水性であり、気泡は独立気泡であることが認められ
た。
【0019】〔実施例4〕 ポルトランドセメント 500g 砂 500g 水 2500cc 上記混合物を混練ミキサーに入れて2〜3分間よく混練
して容積約6000ccで比重2.1の混合物を得た。
このようにして得られたセメント混合物を実施例3で得
た気泡液を下記の量で配合し硬化させて気泡入り軽量コ
ンクリートを得た。上記実施例の比重を測定したところ
下表のとおりである
【0020】
【表1】
【0021】上記表1に示されるコンクリートの比重は
ほぼ計算値と一致し、得られた軽量コンクリートに通常
「やせる」と云われる硬化時の体積減少が無いことが認
められた。
【0022】本発明により得られた起泡剤と従来の牛馬
のひずめ、角を原料としたケラチン蛋白質を強アルカリ
で分解した起泡剤及び生後1年以上を経た鶏の羽毛のケ
ラチン質蛋白質を消石灰で分解したもの(液状物)及び
特開平6−9255記載の粉末起泡剤としたものを比較
テストした。
【0023】試験方法 起泡剤原液を0.6ccとり水で20ccに稀釈し、2
00ccのメスシリンダーにとり蓋をして激しく、上下
に10数回振って泡立たせ、発生した気泡の高さをメス
シリンダーの目盛(cm3 )の数で表わした。測定は泡
立て直後、1時間後、10時間後に行った。
【0024】
【表2】
【0025】実施例3によって得られた気泡コンクリー
ト体は品質で一定のため、特に耐熱性、耐湿性と耐防音
性の優れた効果を表す一例として、厚さ50cm位の気
泡コンクリート体をとり、その上にマッチ棒の軸をの
せ、下部よりガスの直火で加熱し、加熱面が800〜1
000℃になるまで赤熱し、1時間以上経過するも、マ
ッチ棒の軸にそのまゝの形態を維持していた。又、赤熱
した起泡コンクリート体は冷却後も崩壊、変形すること
なく、セラミック状の原形を保持していた。従来の気泡
コンクリート体は500〜600℃位で亀裂が入り破損
するのが認められた。なお、本発明の起泡剤は濃度を1
5%程度の原液として得ることが多いが、輸送等の目的
で50%程度に濃縮して提供する事も容易である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
定品質の若鶏の羽毛を原料とするため消石灰という微若
なアルカリを用いても極めて品質の一定したケラチン蛋
白質の加水分解体が得られ、その発泡性能はよく、しか
も液状体でありながら悪臭もなく、カビ等の発生や変質
のないものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローシートである。
【図2】各種起泡剤の泡膜強度
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月13日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【表2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生後ほゞ6ケ月程度の若鶏の羽毛を原料
    とし、消石灰水溶液中で硫化ソーダ、多硫化ソーダ、亜
    硫酸水素ナトリウムから選択された還元剤と、アミン、
    ヒドラジン系の複合反応防止剤とを添加して、加熱加水
    分解することにより原料のケラチン蛋白質を分子量50
    0〜1500に分解した後、燐酸を添加して中和し、濾
    過して沈澱物を除去するこを特徴とする若鶏の羽毛を原
    料とするコンクリート起泡剤の製造方法
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法で得られた溶液型コ
    ンクリート起泡剤であって濃度15%〜50%に調整さ
    れたものに起泡剤、安定剤を添加したことを特徴とする
    コンクリート用起泡剤
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法で得られた溶液型コ
    ンクリート起泡剤であって濃度15%〜50%に調整さ
    れたものに、使用直前において起泡剤、安定剤を添加す
    ることを特徴とするコンクリート用起泡剤の使用方法。
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