JP2002306954A - 炭酸ガスの固定化方法 - Google Patents
炭酸ガスの固定化方法Info
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- JP2002306954A JP2002306954A JP2001113235A JP2001113235A JP2002306954A JP 2002306954 A JP2002306954 A JP 2002306954A JP 2001113235 A JP2001113235 A JP 2001113235A JP 2001113235 A JP2001113235 A JP 2001113235A JP 2002306954 A JP2002306954 A JP 2002306954A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストの安い炭酸ガスの固定化方法を提供す
ること。 【解決手段】 ゼラチン製造工程で発生するライミング
排液に炭酸ガス含有材料を作用させることを特徴とする
炭酸ガスの固定化方法。
ること。 【解決手段】 ゼラチン製造工程で発生するライミング
排液に炭酸ガス含有材料を作用させることを特徴とする
炭酸ガスの固定化方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭酸ガスの固定化
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1957年以降世界各地で炭酸ガス濃度
の正確な測定が行われてきている。その結果によると、
夏は植物が繁茂し大気中の炭酸ガスは固定されて大気中
の濃度が減少し、冬は枯葉の分解等で大きくなる。しか
し、最近では確実に毎年濃度が上昇している。地球表層
の熱収支に重要な影響をもつ大気中の炭酸ガスの温室効
果により平均気温の上昇、それに伴う種々の問題の発生
が危惧され、国際的に緊急の課題とされるようになっ
た。増加の原因は、化石燃料の消費と森林伐採にあると
されている。対策の一つとして炭酸ガスの固定化方法の
開発が求められている。
の正確な測定が行われてきている。その結果によると、
夏は植物が繁茂し大気中の炭酸ガスは固定されて大気中
の濃度が減少し、冬は枯葉の分解等で大きくなる。しか
し、最近では確実に毎年濃度が上昇している。地球表層
の熱収支に重要な影響をもつ大気中の炭酸ガスの温室効
果により平均気温の上昇、それに伴う種々の問題の発生
が危惧され、国際的に緊急の課題とされるようになっ
た。増加の原因は、化石燃料の消費と森林伐採にあると
されている。対策の一つとして炭酸ガスの固定化方法の
開発が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コス
トの安い炭酸ガスの固定化方法を提供することである。
トの安い炭酸ガスの固定化方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記手段により達成される。
記手段により達成される。
【0005】1.ゼラチン製造工程で発生するライミン
グ排液に炭酸ガス含有材料を作用させることを特徴とす
る炭酸ガスの固定化方法。
グ排液に炭酸ガス含有材料を作用させることを特徴とす
る炭酸ガスの固定化方法。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。ゼラチン
は、コラーゲンから誘導されたタンパク質で、食用、医
薬用、写真用、工業用に使用される。
は、コラーゲンから誘導されたタンパク質で、食用、医
薬用、写真用、工業用に使用される。
【0007】ゼラチンの製造法は、使用する原料と製品
の用途により違いがあるが、ゼラチンの製造工程は、大
きく原料工程、製造工程1(抽出前の処理)、製造工程
2(抽出から製品化まで)の3段階に分けられる。代表
的な牛骨を原料とするアルカリ処理ゼラチンの原料工
程、製造工程1、製造工程2のフローを下記に示す。
の用途により違いがあるが、ゼラチンの製造工程は、大
きく原料工程、製造工程1(抽出前の処理)、製造工程
2(抽出から製品化まで)の3段階に分けられる。代表
的な牛骨を原料とするアルカリ処理ゼラチンの原料工
程、製造工程1、製造工程2のフローを下記に示す。
【0008】原料工程:原料粉砕・分級 → 脱脂 →
脱灰 → 中和 → 水洗(必要により乾燥) 製造工程1:ライミング(石灰漬) → 中和 → 水
洗 製造工程2:水洗 → 抽出 → ろ過 → 精製 →
濃縮 → ろ過 →冷却 → 成形 → 乾燥 →
粉砕 → 混合 → 計量 → 包装 製造工程1のライミング(石灰漬)でゼラチン原料は石
灰乳(水酸化カルシウムの懸濁水溶液)の中に漬けられ
る。アルカリ剤としてもっぱら消石灰が使用されるので
この工程を石灰漬け(liming)という。消石灰を
懸濁液として使用すると、消費されるに従い懸濁液中の
固体の消石灰が解離し、石灰漬け液のpHを12〜13
の強いアルカリ性に保持することができる。処理温度は
20℃以下が好ましい。温度が高いと強いアルカリ性下
であっても原料が腐敗することがある。
脱灰 → 中和 → 水洗(必要により乾燥) 製造工程1:ライミング(石灰漬) → 中和 → 水
洗 製造工程2:水洗 → 抽出 → ろ過 → 精製 →
濃縮 → ろ過 →冷却 → 成形 → 乾燥 →
粉砕 → 混合 → 計量 → 包装 製造工程1のライミング(石灰漬)でゼラチン原料は石
灰乳(水酸化カルシウムの懸濁水溶液)の中に漬けられ
る。アルカリ剤としてもっぱら消石灰が使用されるので
この工程を石灰漬け(liming)という。消石灰を
懸濁液として使用すると、消費されるに従い懸濁液中の
固体の消石灰が解離し、石灰漬け液のpHを12〜13
の強いアルカリ性に保持することができる。処理温度は
20℃以下が好ましい。温度が高いと強いアルカリ性下
であっても原料が腐敗することがある。
【0009】処理期間は、原料の状態とゼラチンの品質
により決めるが、30〜100日、標準的には60日で
ある。この間弱い撹拌と石灰乳の交換を行う。
により決めるが、30〜100日、標準的には60日で
ある。この間弱い撹拌と石灰乳の交換を行う。
【0010】石灰漬け後は水洗と中和とを行い、原料表
面や内部の石灰を除去する。前処理により原料は抽出さ
れ易くなり、不純物が減少され、製造工程2に移行す
る。
面や内部の石灰を除去する。前処理により原料は抽出さ
れ易くなり、不純物が減少され、製造工程2に移行す
る。
【0011】ここで発生するライミング排液は、ゼラチ
ン原料の分解物を含む水酸化カルシウムの濃厚懸濁水溶
液であり、SS、BOD、pHが非常に高い。この処理
は、従来、硫酸や塩酸等で中和された後、活性汚泥処理
等でBODを低下させた後排出されていた。硫酸や塩酸
等で中和される前または後に、石灰漬け後の水洗や中和
により発生する洗浄排液やその他の排液(通常、ゼラチ
ン製造ではライミング排液の5〜20倍量発生する)と
混合し活性汚泥処理される場合が多い。下水道が完備し
ている地域では工場内で一定のレベルに低下するまで処
理し、最終的には工場外の下水道処理場で集中処理さ
れ、また、一般河川に放流するときは、工場内で完全に
処理した後放流される。
ン原料の分解物を含む水酸化カルシウムの濃厚懸濁水溶
液であり、SS、BOD、pHが非常に高い。この処理
は、従来、硫酸や塩酸等で中和された後、活性汚泥処理
等でBODを低下させた後排出されていた。硫酸や塩酸
等で中和される前または後に、石灰漬け後の水洗や中和
により発生する洗浄排液やその他の排液(通常、ゼラチ
ン製造ではライミング排液の5〜20倍量発生する)と
混合し活性汚泥処理される場合が多い。下水道が完備し
ている地域では工場内で一定のレベルに低下するまで処
理し、最終的には工場外の下水道処理場で集中処理さ
れ、また、一般河川に放流するときは、工場内で完全に
処理した後放流される。
【0012】炭酸ガスの固定化方法は世界規模で検討が
行われている。本発明者は、炭酸ガスの固定化のコスト
が安く、固定化に伴い副産物が生成するときはそれが新
しい廃棄物にならず、有用である固定化方法を検討し
た。
行われている。本発明者は、炭酸ガスの固定化のコスト
が安く、固定化に伴い副産物が生成するときはそれが新
しい廃棄物にならず、有用である固定化方法を検討し
た。
【0013】その結果、製造コスト面から、カルシウム
含量が高くゼラチン製造工程で発生するライミング排液
の利用を検討した。ライミング排液は、多量の水酸化カ
ルシウムを含み、これに炭酸ガスを含む材料を作用させ
ることで効率的に炭酸カルシウムに固定化することが可
能なことを見出した。ここで発生する炭酸カルシウムを
主成分とする副産物は、樹脂の添加剤等として有用であ
り新しい廃棄物にはならない。
含量が高くゼラチン製造工程で発生するライミング排液
の利用を検討した。ライミング排液は、多量の水酸化カ
ルシウムを含み、これに炭酸ガスを含む材料を作用させ
ることで効率的に炭酸カルシウムに固定化することが可
能なことを見出した。ここで発生する炭酸カルシウムを
主成分とする副産物は、樹脂の添加剤等として有用であ
り新しい廃棄物にはならない。
【0014】以下、ゼラチン製造工程とライミング排液
について詳述する。ゼラチン製造工程について詳述す
る。
について詳述する。ゼラチン製造工程について詳述す
る。
【0015】〔原料〕コラーゲンは動物の結合組織を作
る主要蛋白質である。従って、動物の種類を問わず原料
として使用できるが、工業的には大量に、容易に入手で
きるという点で家畜、特に牛、豚の骨や皮が利用され
る。骨の主成分はりん酸カルシウム(ヒドロキシアパタ
イト)とコラーゲンであり、その比率や構造は骨の部位
によって異なる。骨膜に接してハードボーン(緻密骨、
硬骨)があり、その内側に空孔の多いソフトボーン(海
綿骨、軟骨)がある。ソフトボーンは有機物が多いが、
ゼラチン原料としてはハードボーンの方が好まれる。原
料の加工段階で、骨は3/8インチまたは5/8インチ
(1インチ=2.54cm)に粉砕・分級される。この
砕骨製品は、ハードボーン、ソフトボーン、両者が結合
した個体の混合物である。日本では食用、写真用、医薬
用を含めたゼラチン原料の6割以上が牛骨であり、写真
用や医薬用では特に需要が大きい。牛骨は、牛皮や豚皮
に比べ、品質ばらつきが少ない、供給が安定している、
一定サイズの粒状に加工でき、製造の自動化・合理化に
適している、物性や純度の点でよいゼラチンが得られ易
い等のメリットがある。
る主要蛋白質である。従って、動物の種類を問わず原料
として使用できるが、工業的には大量に、容易に入手で
きるという点で家畜、特に牛、豚の骨や皮が利用され
る。骨の主成分はりん酸カルシウム(ヒドロキシアパタ
イト)とコラーゲンであり、その比率や構造は骨の部位
によって異なる。骨膜に接してハードボーン(緻密骨、
硬骨)があり、その内側に空孔の多いソフトボーン(海
綿骨、軟骨)がある。ソフトボーンは有機物が多いが、
ゼラチン原料としてはハードボーンの方が好まれる。原
料の加工段階で、骨は3/8インチまたは5/8インチ
(1インチ=2.54cm)に粉砕・分級される。この
砕骨製品は、ハードボーン、ソフトボーン、両者が結合
した個体の混合物である。日本では食用、写真用、医薬
用を含めたゼラチン原料の6割以上が牛骨であり、写真
用や医薬用では特に需要が大きい。牛骨は、牛皮や豚皮
に比べ、品質ばらつきが少ない、供給が安定している、
一定サイズの粒状に加工でき、製造の自動化・合理化に
適している、物性や純度の点でよいゼラチンが得られ易
い等のメリットがある。
【0016】〔原料工程〕砕骨から直接ゼラチンを抽出
することは出来ない。砕骨は、およそ有機物(コラーゲ
ン+脂肪+糖)25%、水分10%、りん酸カルシウム
(ヒドロキシアパタイト)65%からなり、希塩酸でり
ん酸カルシウムを水溶性の第一りん酸カルシウムにして
除去する。残ったコラーゲンを主体とする有機物をオセ
イン(ossein)という。
することは出来ない。砕骨は、およそ有機物(コラーゲ
ン+脂肪+糖)25%、水分10%、りん酸カルシウム
(ヒドロキシアパタイト)65%からなり、希塩酸でり
ん酸カルシウムを水溶性の第一りん酸カルシウムにして
除去する。残ったコラーゲンを主体とする有機物をオセ
イン(ossein)という。
【0017】オセイン工場とゼラチン工場が近いとき
は、オセインは乾燥しないでゼラチン工場に移され処理
されるが、遠いとき、またはゼラチン用原料として商品
化するときは乾燥する。乾燥では高温にならぬよう注意
しながら含水率約10%になるまで乾燥する。乾燥オセ
インの収率は乾燥砕骨の約25%である。
は、オセインは乾燥しないでゼラチン工場に移され処理
されるが、遠いとき、またはゼラチン用原料として商品
化するときは乾燥する。乾燥では高温にならぬよう注意
しながら含水率約10%になるまで乾燥する。乾燥オセ
インの収率は乾燥砕骨の約25%である。
【0018】この酸漬工程で発生する廃酸は第一りん酸
カルシウムを溶解しており、これに石灰乳を加えて中和
し第二りん酸カルシウムとして回収する。これは歯磨き
粉、磁器、家畜の飼料に有用な副製品であり、その工程
の改善はオセイン工場にとって重要である。
カルシウムを溶解しており、これに石灰乳を加えて中和
し第二りん酸カルシウムとして回収する。これは歯磨き
粉、磁器、家畜の飼料に有用な副製品であり、その工程
の改善はオセイン工場にとって重要である。
【0019】〔製造工程1〕オセインを高温で抽出すれ
ばかなりの収率で抽出液が得られ、この方法はにかわの
製造に一部で使われているが、不純物が多いためゼラチ
ンには向かない。ゼラチン製造のためには、アルカリ処
理(石灰処理、lime process)、または酸
処理(acid process)という前処理を行
う。前者で得られたゼラチンをアルカリ処理ゼラチン
(Bタイプゼラチン)、後者で得られたゼラチンを酸処
理ゼラチン(Aタイプゼラチン)という。本発明で利用
するのはアルカリ処理タイプであり、水酸化カルシウム
を含む多量のライミング排液が発生する。
ばかなりの収率で抽出液が得られ、この方法はにかわの
製造に一部で使われているが、不純物が多いためゼラチ
ンには向かない。ゼラチン製造のためには、アルカリ処
理(石灰処理、lime process)、または酸
処理(acid process)という前処理を行
う。前者で得られたゼラチンをアルカリ処理ゼラチン
(Bタイプゼラチン)、後者で得られたゼラチンを酸処
理ゼラチン(Aタイプゼラチン)という。本発明で利用
するのはアルカリ処理タイプであり、水酸化カルシウム
を含む多量のライミング排液が発生する。
【0020】前処理は抽出温度を下げる効果があり、ゼ
ラチン物性の向上、不純物含量の低下、高品質品の収量
増をもたらす。
ラチン物性の向上、不純物含量の低下、高品質品の収量
増をもたらす。
【0021】前処理の作用は、第一に原料を膨潤しコラ
ーゲン鎖を架橋した共有結合を切ることである。共有結
合の切断はpH、アルカリ剤の種類、温度、期間に依存
し、過度になるとコラーゲン鎖の切断、原料の形の崩
壊、ゼラチンの溶出が起こり、ゼラチン収率の低下をも
たらす。第二にコラーゲンを構成するアミノ酸の内、ア
スパラギンとグルタミンのアミド基を加水分解しカルボ
キシル基に変える。このためゼラチンの等電点はコラー
ゲンより低くなる。
ーゲン鎖を架橋した共有結合を切ることである。共有結
合の切断はpH、アルカリ剤の種類、温度、期間に依存
し、過度になるとコラーゲン鎖の切断、原料の形の崩
壊、ゼラチンの溶出が起こり、ゼラチン収率の低下をも
たらす。第二にコラーゲンを構成するアミノ酸の内、ア
スパラギンとグルタミンのアミド基を加水分解しカルボ
キシル基に変える。このためゼラチンの等電点はコラー
ゲンより低くなる。
【0022】第三にコラーゲンと結合した脂肪、非コラ
ーゲン蛋白、ムコ多糖類を切断する。
ーゲン蛋白、ムコ多糖類を切断する。
【0023】〔製造工程2〕前処理(製造工程1)を経
た原料は抽出されてゼラチンに変わる。製造工程2で
は、抽出、精製、濃縮、乾燥されるが、この工程全てに
渡って微生物(バクテリア)と温度管理が重要である。
た原料は抽出されてゼラチンに変わる。製造工程2で
は、抽出、精製、濃縮、乾燥されるが、この工程全てに
渡って微生物(バクテリア)と温度管理が重要である。
【0024】(抽出)本来水不溶性のコラーゲンは前処
理により線維構造は不安定になっており、コラーゲンは
ヘリックス構造から種々の長さのランダムコイルに分解
され、温水中に溶出してくる。抽出はバッチ式で数回行
う。最初の抽出(1番抽出)を比較的低温度で数時間行
い、抽出液を排除する。残った原料に再び温水を加え最
初の温度より高い温度で2番抽出を行う。以後数回抽出
を行う。
理により線維構造は不安定になっており、コラーゲンは
ヘリックス構造から種々の長さのランダムコイルに分解
され、温水中に溶出してくる。抽出はバッチ式で数回行
う。最初の抽出(1番抽出)を比較的低温度で数時間行
い、抽出液を排除する。残った原料に再び温水を加え最
初の温度より高い温度で2番抽出を行う。以後数回抽出
を行う。
【0025】抽出条件の例 抽出番 温度 時間 1 60℃ 4時間 2 65℃ 4時間 3 70℃ 3時間 抽出温度が高いとゼリー強度等のゼラチン品質が低下す
るので、できるだけ低い温度で抽出する。また抽出時の
撹拌は原料の形を崩さないよう注意する。抽出時pH
は、アルカリ処理ゼラチンでは製品pHに近いところで
行う。これより酸またはアルカリ側では、収率は高いが
品質に影響が出る。酸処理ゼラチンではpH4〜5で抽
出する。
るので、できるだけ低い温度で抽出する。また抽出時の
撹拌は原料の形を崩さないよう注意する。抽出時pH
は、アルカリ処理ゼラチンでは製品pHに近いところで
行う。これより酸またはアルカリ側では、収率は高いが
品質に影響が出る。酸処理ゼラチンではpH4〜5で抽
出する。
【0026】(精製)抽出したゼラチン液は、遠心型分
離機(スラッジセパレーター)で処理する。この装置は
消耗品がなく、粗粒子及び脂肪を連続して自動除去でき
る。この工程は極めて短時間のためゼラチン物性への悪
影響はない。
離機(スラッジセパレーター)で処理する。この装置は
消耗品がなく、粗粒子及び脂肪を連続して自動除去でき
る。この工程は極めて短時間のためゼラチン物性への悪
影響はない。
【0027】次ぎに種々の方法でろ過する。ろ剤にはコ
ットンパルプ、ろ紙、ろ布、珪藻土等が用いられる。価
格が安く再利用できるコットンパルプが最も広く使われ
ているが、欠点として再利用のための使用後洗浄が必要
で、また円盤状に成型する手間と労力、殺菌が必要にな
る。珪藻土は多孔性物質で一般にろ過助剤として知られ
ており、ゼラチン液中の粗粒子に対してはコットンパル
プと同等の捕捉力を示すが、粒径の小さい珪藻土を使用
するとコットンパルプでは捕捉出来ない微粒子を除去で
きる。この微粒子はゼラチン溶液の濁度に関係している
ため、濁度の低いゼラチンの製造には重要である。欠点
としては比較的安い材料であるが再利用できないため廃
棄物になる。抽出液の状況により、珪藻土ろ過、コット
ンパルプろ過、ろ紙ろ過の順で3回のろ過を行うことが
ある。また抽出直後のろ過の他に、濃縮後にろ過するこ
ともある。
ットンパルプ、ろ紙、ろ布、珪藻土等が用いられる。価
格が安く再利用できるコットンパルプが最も広く使われ
ているが、欠点として再利用のための使用後洗浄が必要
で、また円盤状に成型する手間と労力、殺菌が必要にな
る。珪藻土は多孔性物質で一般にろ過助剤として知られ
ており、ゼラチン液中の粗粒子に対してはコットンパル
プと同等の捕捉力を示すが、粒径の小さい珪藻土を使用
するとコットンパルプでは捕捉出来ない微粒子を除去で
きる。この微粒子はゼラチン溶液の濁度に関係している
ため、濁度の低いゼラチンの製造には重要である。欠点
としては比較的安い材料であるが再利用できないため廃
棄物になる。抽出液の状況により、珪藻土ろ過、コット
ンパルプろ過、ろ紙ろ過の順で3回のろ過を行うことが
ある。また抽出直後のろ過の他に、濃縮後にろ過するこ
ともある。
【0028】明礬等を加えてゼラチン中の微粒子を凝集
沈降させ、濁度を向上する化学清澄法はコスト面から現
在はほとんど使用されない。
沈降させ、濁度を向上する化学清澄法はコスト面から現
在はほとんど使用されない。
【0029】ゼラチンの種類によりイオン交換樹脂によ
る脱塩を行う。還元性物質、活性硫黄、チオ硫酸含量は
イオン交換樹脂で減量または除去できるものがある。
る脱塩を行う。還元性物質、活性硫黄、チオ硫酸含量は
イオン交換樹脂で減量または除去できるものがある。
【0030】また、過酸化水素等による酸化処理でもこ
れらの含量は減少する。しかし、酸化処理によりゼラチ
ン物性が低下するので、特定の目的があるときを除きメ
リットは少ない。
れらの含量は減少する。しかし、酸化処理によりゼラチ
ン物性が低下するので、特定の目的があるときを除きメ
リットは少ない。
【0031】ゼラチンのpHは、抽出時の液pHを製品
pHに近いところで行うが、抽出番号が進むとアルカリ
処理ゼラチンでは原料内部が弱アルカリ性のためpHが
上昇し、抽出後に酸またはアルカリを加えて調整する必
要がある。酸としては硫酸,塩酸、硝酸が使用されてお
り、それぞれメリット、デメリットがある。アルカリは
カセイソーダが使用される。製品pHの測定法はJIS
K6503、PAGI法があるが、pHのスペックは
ないので用途に応じて決めればよい。例えば写真用では
ほとんどpH5.9±0.2程度である。等電点は、ア
ルカリ処理オセインでは4.8〜5.0、酸処理オセイ
ンでは5.5〜8.0、酸処理豚皮では7.5〜9.4
である。
pHに近いところで行うが、抽出番号が進むとアルカリ
処理ゼラチンでは原料内部が弱アルカリ性のためpHが
上昇し、抽出後に酸またはアルカリを加えて調整する必
要がある。酸としては硫酸,塩酸、硝酸が使用されてお
り、それぞれメリット、デメリットがある。アルカリは
カセイソーダが使用される。製品pHの測定法はJIS
K6503、PAGI法があるが、pHのスペックは
ないので用途に応じて決めればよい。例えば写真用では
ほとんどpH5.9±0.2程度である。等電点は、ア
ルカリ処理オセインでは4.8〜5.0、酸処理オセイ
ンでは5.5〜8.0、酸処理豚皮では7.5〜9.4
である。
【0032】(濃縮)乾燥で水分を除去することは効率
が低いため、その前にできるだけ濃縮する。多段式、薄
膜式等エネルギー的に効率のよい装置を使用する。熱劣
化の少ないように減圧下で行う。
が低いため、その前にできるだけ濃縮する。多段式、薄
膜式等エネルギー的に効率のよい装置を使用する。熱劣
化の少ないように減圧下で行う。
【0033】(冷却、成形、乾燥)ボテーターと呼ばれ
る外壁から冷却された中空のシリンダーにゼラチン溶液
をポンプで圧入し、スクリューで押し出しながらうどん
状のゲルをステンレススチールの金網でできたコンベア
ーベルトの上に層状に置き乾燥する。
る外壁から冷却された中空のシリンダーにゼラチン溶液
をポンプで圧入し、スクリューで押し出しながらうどん
状のゲルをステンレススチールの金網でできたコンベア
ーベルトの上に層状に置き乾燥する。
【0034】(粉砕、混合、計量、包装)乾燥したゼラ
チンを粉砕し、ブレンドする。これをPAGI法に基づ
いて検査し用途に応じた組成を行う。
チンを粉砕し、ブレンドする。これをPAGI法に基づ
いて検査し用途に応じた組成を行う。
【0035】〔炭酸ガス含有材料〕炭酸ガス含有材料と
しては、炭酸ガスを含んでいれば特に限定されないが、
通常は炭素含有材料の燃焼ガスが対象になる。例えば、
蒸気製造に使用するボイラーやコジェネレーションシス
テムの排ガスがその例として挙げられる。都市ガスを燃
料とする排ガスの組成は、ボイラーやコジェネレーショ
ンシステムの形式、重油、灯油、都市ガス等の燃料の種
類と運転条件により異なるが、例えば炭酸ガス:11.
8%、O2:0.6%、N2:87.6%である。
しては、炭酸ガスを含んでいれば特に限定されないが、
通常は炭素含有材料の燃焼ガスが対象になる。例えば、
蒸気製造に使用するボイラーやコジェネレーションシス
テムの排ガスがその例として挙げられる。都市ガスを燃
料とする排ガスの組成は、ボイラーやコジェネレーショ
ンシステムの形式、重油、灯油、都市ガス等の燃料の種
類と運転条件により異なるが、例えば炭酸ガス:11.
8%、O2:0.6%、N2:87.6%である。
【0036】〔炭酸ガスの固定化〕炭酸ガス含有材料を
コンプレッサーにより散気管を通してライミング排液に
通気すると、炭酸カルシウムの白い沈澱が生成する。通
気の終点は処理液のpHをモニターして決める。処理液
を静置または遠心分離して炭酸カルシウムを分取し、乾
燥する。得られた炭酸カルシウムは、ゼラチン分解物及
び水分を含有し、乾燥し加工することにより、塩素吸収
剤、樹脂添加剤、土壌改良剤として利用できる。
コンプレッサーにより散気管を通してライミング排液に
通気すると、炭酸カルシウムの白い沈澱が生成する。通
気の終点は処理液のpHをモニターして決める。処理液
を静置または遠心分離して炭酸カルシウムを分取し、乾
燥する。得られた炭酸カルシウムは、ゼラチン分解物及
び水分を含有し、乾燥し加工することにより、塩素吸収
剤、樹脂添加剤、土壌改良剤として利用できる。
【0037】通気量をさらに増加すると炭酸カルシウム
が炭酸水素カルシウムとなって溶解し、2倍量の炭酸ガ
スを処理できるが、炭酸水素カルシウム溶液は熱に不安
定で乾燥すると炭酸ガスを放出して分解するので、通気
量は炭酸カルシウムが沈降するところを終点とするのが
好ましい。
が炭酸水素カルシウムとなって溶解し、2倍量の炭酸ガ
スを処理できるが、炭酸水素カルシウム溶液は熱に不安
定で乾燥すると炭酸ガスを放出して分解するので、通気
量は炭酸カルシウムが沈降するところを終点とするのが
好ましい。
【0038】ライミング排液を硫酸や塩酸で中和した後
に活性汚泥処理を続けると、担体にカルシウムが沈着し
その比重を高めるため、通気による流動性が著しく阻害
され汚泥活性の低下を引き起こす。本発明のライミング
排液の前処理方法を実施すると、カルシウム沈着による
担体の比重増加を顕著に抑制できる。
に活性汚泥処理を続けると、担体にカルシウムが沈着し
その比重を高めるため、通気による流動性が著しく阻害
され汚泥活性の低下を引き起こす。本発明のライミング
排液の前処理方法を実施すると、カルシウム沈着による
担体の比重増加を顕著に抑制できる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0040】実施例1 オセインを2質量%の水酸化カルシウム液で40日間処
理した後のライミング排液を得た。この排液は、懸濁液
であり、総カルシウム濃度が9200ppm、30分静
置後の上澄のカルシウム濃度が3700ppm、pHが
12.7、BODが7600ppmであった。比較用と
して、新しい水酸化カルシウムを総カルシウム濃度92
00ppmとなる様に懸濁した水溶液を作製した。この
二つの溶液80Lに対し、コジェネレーションシステム
の排ガス(ガス組成;炭酸ガス:11.8%、O2:
0.6%、N2:87.6%)をコンプレッサーにより
32L/分の供給量で散気管を通して通気した。経時的
に一定量の液を取り出し、生じた炭酸カルシウムの白色
沈澱を除いた上澄液のカルシウム濃度を測定した。ライ
ミング排液に通気した場合は、排ガスの泡は小さく、4
時間後には、上澄液のカルシウム濃度は150ppmに
減じた。一方、比較用の水酸化カルシウム溶液に通気し
た場合は、排ガスの泡はライミング排液と比べて大き
く、4時間後の上澄液のカルシウム濃度は550ppm
であり、カルシウム濃度が150ppmに達したのは6
時間後であった。
理した後のライミング排液を得た。この排液は、懸濁液
であり、総カルシウム濃度が9200ppm、30分静
置後の上澄のカルシウム濃度が3700ppm、pHが
12.7、BODが7600ppmであった。比較用と
して、新しい水酸化カルシウムを総カルシウム濃度92
00ppmとなる様に懸濁した水溶液を作製した。この
二つの溶液80Lに対し、コジェネレーションシステム
の排ガス(ガス組成;炭酸ガス:11.8%、O2:
0.6%、N2:87.6%)をコンプレッサーにより
32L/分の供給量で散気管を通して通気した。経時的
に一定量の液を取り出し、生じた炭酸カルシウムの白色
沈澱を除いた上澄液のカルシウム濃度を測定した。ライ
ミング排液に通気した場合は、排ガスの泡は小さく、4
時間後には、上澄液のカルシウム濃度は150ppmに
減じた。一方、比較用の水酸化カルシウム溶液に通気し
た場合は、排ガスの泡はライミング排液と比べて大き
く、4時間後の上澄液のカルシウム濃度は550ppm
であり、カルシウム濃度が150ppmに達したのは6
時間後であった。
【0041】BODは、JIS K0120−21、カ
ルシウム濃度はPAGI法に準じて測定した。
ルシウム濃度はPAGI法に準じて測定した。
【0042】本発明による方法は比較用の水酸化カルシ
ウム溶液に比べ固定化速度が速く、また排液を利用する
のでコストが安い。
ウム溶液に比べ固定化速度が速く、また排液を利用する
のでコストが安い。
【0043】コジェネレーションシステム排ガス中の炭
酸ガスは炭酸カルシウムとして固定化された。
酸ガスは炭酸カルシウムとして固定化された。
【0044】実施例2 実施例1で上澄液のカルシウム濃度が150ppmにな
った時点で、生じた白色沈澱を遠心分離により分取し乾
燥した。この乾燥物は、カルシウム分29質量%、タン
パク分16質量%、水分5質量%であった。新しい水酸
化カルシウム由来の乾燥物の組成は、カルシウム分が3
6質量%、水分6質量%であった。
った時点で、生じた白色沈澱を遠心分離により分取し乾
燥した。この乾燥物は、カルシウム分29質量%、タン
パク分16質量%、水分5質量%であった。新しい水酸
化カルシウム由来の乾燥物の組成は、カルシウム分が3
6質量%、水分6質量%であった。
【0045】ライミング排液由来の乾燥物をジェットミ
ル粉砕機にて粉砕し、平均粒径5μmの微粒子1を得
た。同様に新しい水酸化カルシウム由来の乾燥物から平
均粒径5μmの微粒子2を得た。微粒子1、2を4倍量
の塩化ビニル樹脂に加えよく混練した後、溶融成形機に
よりシート状に押し出して、100mm×100mm×
0.3mmのシート状成型物を調製した。これをデシケ
ーター内で、1.33kPaの減圧下で24時間以上乾
燥した後、その質量を測定した。次いで、50℃、90
%RHの条件下に2時間放置した後、質量を測定し、下
記により吸湿率を求めた。
ル粉砕機にて粉砕し、平均粒径5μmの微粒子1を得
た。同様に新しい水酸化カルシウム由来の乾燥物から平
均粒径5μmの微粒子2を得た。微粒子1、2を4倍量
の塩化ビニル樹脂に加えよく混練した後、溶融成形機に
よりシート状に押し出して、100mm×100mm×
0.3mmのシート状成型物を調製した。これをデシケ
ーター内で、1.33kPaの減圧下で24時間以上乾
燥した後、その質量を測定した。次いで、50℃、90
%RHの条件下に2時間放置した後、質量を測定し、下
記により吸湿率を求めた。
【0046】吸湿率(%)=(G0/G)×100 G;1.3kPaの減圧下で24時間以上乾燥した後の
質量 G0;50℃、90%RHの条件下に2時間放置した後
の質量 また、得られたシート状成型物の表面に手を触れたとき
の触感を官能評価した。
質量 G0;50℃、90%RHの条件下に2時間放置した後
の質量 また、得られたシート状成型物の表面に手を触れたとき
の触感を官能評価した。
【0047】本発明における平均粒子径は数平均粒子径
であり、その測定は、被測定物に分散剤を加え、超音波
分散機で分散して、コールターマルチサイザー(コール
ター・エレクトロニクス[株]製)により行った。この
場合、測定条件としては、被測定物を界面活性剤ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ水溶液(2g/L)に対し
て0.1質量%となるように添加し、1時間超音波分散
機で分散して測定を行った。
であり、その測定は、被測定物に分散剤を加え、超音波
分散機で分散して、コールターマルチサイザー(コール
ター・エレクトロニクス[株]製)により行った。この
場合、測定条件としては、被測定物を界面活性剤ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ水溶液(2g/L)に対し
て0.1質量%となるように添加し、1時間超音波分散
機で分散して測定を行った。
【0048】結果を表1に示す。本発明の固定化方法に
より得られた副産物は、樹脂用添加剤として有用であ
る。
より得られた副産物は、樹脂用添加剤として有用であ
る。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明により、コストの安い炭酸ガスの
固定化方法を提供することができる。
固定化方法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 元 兵庫県宝塚市高司5丁目6番1号 コニカ ゼラチン株式会社内 (72)発明者 永井 良人 兵庫県宝塚市高司5丁目6番1号 コニカ ゼラチン株式会社内 (72)発明者 篠原 耕司 兵庫県宝塚市高司5丁目6番1号 コニカ ゼラチン株式会社内 Fターム(参考) 4D020 AA03 BA02 BB05 CB01 DA02 DB08 4G075 AA04 AA37 BA06 BB04 BD27
Claims (1)
- 【請求項1】 ゼラチン製造工程で発生するライミング
排液に炭酸ガス含有材料を作用させることを特徴とする
炭酸ガスの固定化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113235A JP2002306954A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 炭酸ガスの固定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113235A JP2002306954A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 炭酸ガスの固定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002306954A true JP2002306954A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18964485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001113235A Pending JP2002306954A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 炭酸ガスの固定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002306954A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024117089A1 (ja) * | 2022-11-29 | 2024-06-06 | 住友電気工業株式会社 | 二酸化炭素吸収材の再使用方法、構造体の製造方法、構造体、混合物及び二次加工物 |
-
2001
- 2001-04-11 JP JP2001113235A patent/JP2002306954A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024117089A1 (ja) * | 2022-11-29 | 2024-06-06 | 住友電気工業株式会社 | 二酸化炭素吸収材の再使用方法、構造体の製造方法、構造体、混合物及び二次加工物 |
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