JPH08182774A - リハビリ用評価・訓練装置とそのリハビリ用評価・訓練方法 - Google Patents

リハビリ用評価・訓練装置とそのリハビリ用評価・訓練方法

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JPH08182774A
JPH08182774A JP6327563A JP32756394A JPH08182774A JP H08182774 A JPH08182774 A JP H08182774A JP 6327563 A JP6327563 A JP 6327563A JP 32756394 A JP32756394 A JP 32756394A JP H08182774 A JPH08182774 A JP H08182774A
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良司 村椿
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リハビリ用評価・訓練に、ゲーム機のソフト
が利用可能になり、訓練機能が飛躍的に増し、リハビリ
効果の増大が見込まれるリハビリ用評価・訓練装置を提
供する。 【構成】 訓練者15の足圧中心位置を測定する左、右
側床反力計1L、1Rと、左、右側床反力計1L、1R
から出力される信号をゲーム機3の入力信号に変換する
制御部2と、この制御部2により制御されるゲーム機3
と、ゲーム機3に入力されたプログラムに応じた表示を
行う表示部4とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運動機能障害者の平衡
機能等を訓練するリハビリ用評価・訓練装置とそのリハ
ビリ用評価・訓練方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】社会の高齢化が進み、脳卒中等の病気に
よる身体機能の麻痺あるいは機能低下をきたした人口の
増大、あるいは高ストレス社会を反映した壮年層におけ
る脳卒中等による運動機能の障害者の増加、交通事故に
起因する運動機能障害者の増加など、さまざまな要因で
身体機能のうち特に運動機能、平衡機能に障害を持つ人
が増大している。
【0003】これらの運動機能や平衡機能の障害のうち
軽度の障害においては、訓練によって機能を回復させる
ことが可能であり、機能回復訓練のための各種の装置が
提供されている。
【0004】従来のこの種の装置としては、前後左右の
傾斜及び水平移動が可能な床部に組み込まれた床反力計
と、目標とする荷重中心位置を示すターゲットと共に、
訓練者の実際の荷重中心位置を示すマークを表示する表
示部と、床反力計が組み込まれた床部の移動・傾斜運動
及びターゲットの移動を所定の訓練プログラムに従って
制御する制御部とを備えたものがある(特開平5ー13
7759号公報等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たリハビリ用評価・訓練装置や市販されているリハビリ
用評価・訓練装置においては、内蔵されている訓練ソフ
トは極めて単機能的で拡張性がなく、訓練者の訓練意欲
を削ぐものであった。また、訓練ソフトを充実させれば
よいが、装置本体の需要が限られているため、訓練ソフ
トの開発はコスト高を招く要因になるという問題点があ
った。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するものであ
り、その第1の目的とするところは、リハビリ用評価・
訓練に、装置自体を簡素化し、さらにゲーム機のソフト
が利用可能になり、訓練機能が飛躍的に増し、リハビリ
効果の増大が見込まれるリハビリ用評価・訓練装置を提
供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的とするところ
は、ゲーム機をリハビリ用評価・訓練用に容易に利用さ
せ得るリハビリ用評価・訓練方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、本発明に係わるリハビリ用評価・訓練装置は、訓
練者の足圧中心位置を測定する床反力計と、この床反力
計から出力される信号をゲーム機の入力信号に変換する
制御手段と、この制御手段により制御されるゲーム機
と、ゲーム機に入力されたプログラムに応じた表示を行
う表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、第1の目的を達成するために、本発
明に係わるリハビリ用評価・訓練装置は、訓練者の足圧
中心位置を測定する床反力計と、この床反力計から出力
される信号をゲーム機の入力信号に一部変換する制御手
段と、ゲーム機の入力部としての操作卓と、前記制御手
段及び前記操作卓により制御されるゲーム機と、ゲーム
機に入力されたプログラムに応じた表示を行う表示手段
とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明に係わるリハビリ用評価・訓練方法は、床反
力計から出力された信号を制御手段によりゲーム機の入
力信号に変換して、この変換信号によりゲーム機を作動
し、ゲーム機に入力されたプログラムに応じた表示を表
示手段で行うようにしたことを特徴とする。
【0011】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明に係わるリハビリ用評価・訓練方法は、請求
項6記載のリハビリ用評価・訓練方法において、複数の
リハビリ用評価・訓練装置を使用して複数人により対戦
ゲームをおこなうようにした。
【0012】そして、前記制御手段が、床反力計の総合
足圧中心を利用し方向の制御を行なうことにより、ゲー
ム機の操作卓の十字キーによるスイッチ機能を、床反力
計のゲーム機への入力信号に変換する機能を有する。ま
た、前記床反力計の総合足圧中心の中央部に誤動作を防
止するための不感領域を設けてもよい。
【0013】また、前記制御手段が、床反力計の左、右
脚足圧中心のX座標の差、あるいはY座標の差を判断す
ることにより、ゲーム機の操作卓のスイッチ機能を、床
反力計のゲーム機への入力信号に変換する機能を有す
る。
【0014】そして、ゲーム機の操作卓のプッシュ式ボ
タンによるスイッチ機能を、訓練者の両足の左右方向の
開き動作、訓練者の両足の前後方向の開き動作及び訓練
者の両足による左、右の床反力計への踏み込みの動作に
より、床反力計のゲーム機への入力信号に変換するよう
にしてもよい。
【0015】また、訓練者の両足の左右方向の開き動作
による制御を、O脚・内股にして両足の外足・内足を立
てることにより実現し、訓練者の両足の前後方向の開き
動作による制御を、右足の爪先側に、左足の踵側に荷重
をかけることにより実現し、訓練者の両足による左、右
の床反力計への踏み込みによる制御を、全荷重が体重値
+しきい値より大きくなったことで実現するようにして
もよい。
【0016】
【作用】本発明に係わるリハビリ用評価・訓練装置によ
れば、前記ゲーム機への入力部である操作卓の代わりに
前記床反力計を使用して、この床反力計からの信号をゲ
ーム機に入力することができる。このために、リハビリ
用評価・訓練に、ゲーム機のソフトが利用可能になり、
訓練機能が飛躍的に増し、リハビリ効果の増大が見込ま
れる。
【0017】また、スイッチ機能についてゲームによっ
ては少なかったりあるいは操作が困難な場合が想定され
るが、そのときには操作卓の一部のスイッチ機能のみ床
反力計で代用し、操作卓のスイッチを手で操作し、リハ
ビリ用評価・訓練を行うことができる。
【0018】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練方法によれば、床反力計から出力された信号を制御手
段によりゲーム機の入力信号に変換して、この変換信号
によりゲーム機を作動し、ゲーム機に入力されたプログ
ラムに応じた表示を表示手段で行うようにしたことによ
り、ゲーム機をリハビリ用評価・訓練用に容易に利用す
ることができる。
【0019】また、複数人により対戦ゲームとして、ゲ
ーム機をリハビリ用評価・訓練用に容易に利用すること
ができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。図1の(1)は本発明に係わるリハビリ用評価・
訓練装置の斜視図、(2)は同リハビリ用評価・訓練装
置の床反力計装置の概略的な斜視図である。
【0021】本発明に係わるリハビリ用評価・訓練装置
Aは、床反力計装置1と、制御手段を構成する制御部2
を備えた制御ボックス2Aと、操作入力部19を有する
ゲーム機3と、表示手段を構成するTVモニタなどの表
示部4とを備えている。
【0022】前記床反力計装置1は、図1の(2)に示
すように左側床反力計1Lと右側床反力計1Rとを備え
ており、これら左、右側床反力計1L、1Rは、例え
ば、踏み板20と基板21との間に圧感素子(図示せ
ず)を配置したものである。そして、上記の床反力計装
置1の左側床反力計1Lと右側床反力計1Rとはそれぞ
れに3自由度をもち、全体で6自由度が存在する。
【0023】左、右側床反力計1L、1Rを有する前記
床反力計装置1では、以下の項目を独立に制御できる
(前記床反力計装置1では左側床反力計1Lと右側床反
力計1Rとはそれぞれに3自由度をもち、全体で6自由
度が存在する。したがって、6つの独立変数の組を任意
に選択可能であるが、床反力計装置1上での動作の容易
さから以下の1組を選択する)。
【0024】XT :総合足圧中心X座標 YT :総合足圧中心Y座標 XR −XL (XR :右脚足圧中心X座標、XL :左脚
足圧中心X座標) YR −YL (YR :右脚足圧中心Y座標、YL :左脚
足圧中心Y座標) WR −WL (WR :右足荷重、WL :左足荷重) WT :総合荷重 である。
【0025】なお、以外の変数は任意の値を継続して
とることができるが、は床を蹴る等の動作により一時
的に変化する変数であるため、継続して保持することが
できない。また、はコントロールが困難なため、以下
では使用しない。
【0026】また、市販ゲーム機の操作卓5は、図3に
示すように一般に一つの十字キー6によるスイッチ機能
と、複数のスイッチ7、8、9、10によるスイッチ機
能を備えている。そして、十字キー6は8つの方向を示
すことができ、また、各スイッチ7、8、9、10はオ
ン・オフ状態を保つことができる。
【0027】機能の変換方法 (a)十字キー機能 前記十字キー6では、図4に示すように前後左右の四隅
にスイッチ11、12、13、14を内蔵しており、そ
れぞれの方向に倒すことにより1つのスイッチがオン作
動し、また、斜めに倒すことにより2つのスイッチがオ
ン作動する。したがって、8方向を表現できる。
【0028】前記床反力計装置1において、十字キー6
による、この方向制御用スイッチ機能を実現するには、
図5に示すように総合足圧中心PTを利用し、方向の制
御を行う。この時、足圧中心の微妙動揺あるいは逆応答
(重心をある方向に動かすとき、床反力計装置1により
観測される足圧中心が一旦逆方向に移動する現象)によ
る誤作動を避けるために図6のように中央部に不感領域
Bを設ける。
【0029】(b)スイッチ機能(1) また、前記スイッチ7、8、9、10は基本的に押すと
オン、放すとオフであるが、(ア):ソフトでレベルを
見る場合(ミサイル連射等)と、(イ):オンの立上が
りのみを見る場合(例えば、スタートスイッチ等)があ
る。
【0030】前記床反力計装置1において、上記(ア)
のスイッチ機能を実現するには、図7のように左、右脚
足圧中心PL、PRのX座標の差、あるいはY座標の差
を見る方法がある。
【0031】すなわち、 XR −XL >しきい値1 の時 スイッチ1オン XR −XL <しきい値2 の時 スイッチ2オン YR −YL >しきい値3 の時 スイッチ3オン YR −YL <しきい値4 の時 スイッチ4オン とする。
【0032】及びは訓練者15の両足の左右方向の
開き幅(開き動作)により制御される。これは足の踏み
換えにより行うのではなく、O脚・内股にすることによ
り、両足の外足・内足を立てることにより実現できる。
すなわち、O脚でスイッチ1(例えばスイッチ7)オ
ン、内股でスイッチ2(例えばスイッチ8)オンとな
る。
【0033】及びは訓練者15の両足の前後方向の
開き幅(開き動作)により制御される。すなわち、右足
の爪先側に、左足の踵側に荷重をかけることによりスイ
ッチ3(例えばスイッチ9)がオン、逆にすることによ
りスイッチ4(例えばスイッチ10)がオンとなる。
【0034】(c)スイッチ機能(2) また、前記床反力計装置1において、上記(イ)のスイ
ッチ機能を実現するには、 WT −体重>しきい値5 の時 スイッチオン とする。
【0035】すなわち、訓練者15の両足で左、右側床
反力計1L、1Rを踏み込むことにより、全荷重が体重
値+しきい値5より大きくなった時オンとする。継続し
てオンにはできないが、スタートスイッチとして十分使
用できる(具体的にはソフトで0.5秒間保持して出力
する)。
【0036】上記の(a)、(b)、(c)の機能変換
により、十字キー機能、4つの継続的なスイッチの機
能、1つのスタートスイッチの機能が実現できる。
【0037】前記制御部2はA/D変換モジュール1
6、CPU(中央処理装置)17及び入出力ユニット
(I/O)18を備えており、A/D変換モジュール1
6の入力側には前記床反力計装置1の左、右側床反力計
1L、1Rが接続してあり、入出力ユニット(I/O)
18にはゲーム機3の操作入力部19が接続してある。
ゲーム機3の出力部は表示部4に接続してある。
【0038】次に、作動を説明する。訓練者15は前記
床反力計装置1の左、右側床反力計1L、1R上に立っ
て、上記した動作を行うことにより、踏み板20と基板
21との間に介在された圧感素子が、前記訓練者15の
動作に応じた信号を前記制御部2に出力する。
【0039】前記制御部2は、これのCPU17におい
て、前記床反力計装置1の左、右側床反力計1L、1R
から入力された信号を処理して前記ゲーム機3の操作入
力部19に指令を出力し、前記表示部4に、ゲーム機3
に挿入されたプログラム(ソフト)に応じた表示を行
う。
【0040】上記の実施例によれば、前記ゲーム機3へ
の入力部である操作卓5の代わりに前記床反力計装置1
を使用して、この床反力計装置1からの信号をゲーム機
3に入力することができる。このために、リハビリ用評
価・訓練に、ゲーム機3のソフトが利用可能になり、訓
練機能が飛躍的に増し、リハビリ効果の増大が見込まれ
る。
【0041】また、スイッチ機能についてゲームによっ
ては上記した個数では少なかったりあるいは操作が困難
な場合が想定されるが、そのときには図8に示すように
十字キー6のスイッチ機能のみ前記床反力計装置1で代
用し、操作卓5のスイッチ7、8、9、10は手で操作
する方法も考えられる。
【0042】この場合には、図9に示すように制御部2
においては入出力ユニット(I/O)30が追加され
て、この入出力ユニット(I/O)30に前記操作卓5
が接続される。
【0043】また、上記のように構成されたリハビリ用
評価・訓練装置Aを、図10に示すように2セット使用
すれば、2人により対戦ゲームも可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係わるリ
ハビリ用評価・訓練装置にあっては、訓練者の足圧中心
位置を測定する床反力計と、この床反力計から出力され
る信号をゲーム機の入力信号に変換する制御手段と、こ
の制御手段により制御されるゲーム機と、ゲーム機に入
力されたプログラムに応じた表示を行う表示手段とを備
えたことにより、前記ゲーム機への入力部である操作卓
の代わりに前記床反力計を使用して、この床反力計から
の信号をゲーム機に入力することができる。このため
に、リハビリ用評価・訓練に、ゲーム機のソフトが利用
可能になり、訓練機能が飛躍的に増し、リハビリ効果の
増大が見込まれる。
【0045】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練装置にあっては、訓練者の足圧中心位置を測定する床
反力計と、この床反力計から出力される信号をゲーム機
の入力信号に一部変換する制御手段と、ゲーム機の入力
部としての操作卓と、前記制御手段及び前記操作卓によ
り制御されるゲーム機と、ゲーム機に入力されたプログ
ラムに応じた表示を行う表示手段とを備えたことによ
り、前記ゲーム機への入力部である操作卓の代わりに前
記床反力計を使用して、この床反力計からの信号をゲー
ム機に入力することができる。この場合に、スイッチ機
能についてゲームによっては少なかったりあるいは操作
が困難な場合が想定されるが、そのときには操作卓の一
部、特に方向制御用のスイッチ機能のみ床反力計で代用
し、操作卓のスイッチを手で操作し、リハビリ用評価・
訓練を行うことができる。
【0046】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練装置にあっては、請求項1又は請求項2記載のリハビ
リ用評価・訓練装置において、前記制御手段が、床反力
計の総合足圧中心を利用し方向の制御を行なうことによ
り、ゲーム機の操作卓の十字キーによるスイッチ機能
を、床反力計のゲーム機への入力信号に変換する機能を
有することにより、床反力計の出力信号をゲーム機に入
力できて、ゲーム機をリハビリ用評価・訓練用に利用す
ることが可能になる。
【0047】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練装置は、請求項3記載のリハビリ用評価・訓練装置に
おいて、床反力計の総合足圧中心の中央部に不感領域を
設けたことにより、足圧中心の微妙動揺あるいは逆応答
による誤作動を避けることが可能になり、ゲーム機をリ
ハビリ用評価・訓練用に利用することが可能になる。
【0048】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練装置は、請求項1又は請求項2記載のリハビリ用評価
・訓練装置において、前記制御手段が、床反力計の左、
右脚足圧中心のX座標の差、あるいはY座標の差を判断
することにより、ゲーム機の操作卓のスイッチ機能を、
床反力計のゲーム機への入力信号に変換する機能を有す
ることにより、床反力計の出力信号をゲーム機に入力で
きて、ゲーム機をリハビリ用評価・訓練用に利用するこ
とが可能になる。
【0049】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練方法は、床反力計から出力された信号を制御手段によ
りゲーム機の入力信号に変換して、この変換信号により
ゲーム機を作動し、ゲーム機に入力されたプログラムに
応じた表示を表示手段で行うようにしたことにより、ゲ
ーム機をリハビリ用評価・訓練用に容易に利用すること
ができる。
【0050】そして、ゲーム機の操作卓のプッシュ式ボ
タンによるスイッチ機能を、訓練者の両足の左右方向の
開き動作、訓練者の両足の前後方向の開き動作及び訓練
者の両足による左、右の床反力計への踏み込みの動作に
より、床反力計のゲーム機への入力信号に変換すること
により、床反力計の出力信号をゲーム機に入力できて、
ゲーム機をリハビリ用評価・訓練用に利用することが可
能になる。
【0051】また、訓練者の両足の左右方向の開き動作
による制御を、O脚・内股にして両足の外足・内足を立
てることにより実現し、訓練者の両足の前後方向の開き
動作による制御を、右足の爪先側に、左足の踵側に荷重
をかけることにより実現し、訓練者の両足による左、右
の床反力計への踏み込みによる制御を、全荷重が体重値
+しきい値より大きくなったことで実現することによ
り、床反力計の出力信号をゲーム機に入力できて、ゲー
ム機をリハビリ用評価・訓練用に利用することが可能に
なる。
【0052】また、本発明に係わるリハビリ用評価・訓
練方法は、請求項6記載のリハビリ用評価・訓練方法に
おいて、複数のリハビリ用評価・訓練装置を使用して複
数人により対戦ゲームをおこなうようにしたことによ
り、複数人により対戦ゲームとしてゲーム機をリハビリ
用評価・訓練用に容易に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本発明に係わるリハビリ用評価・訓練
装置の斜視図である。(2)は同リハビリ用評価・訓練
装置の床反力計装置の概略的な斜視図である。
【図2】本発明に係わるリハビリ用評価・訓練装置のブ
ロック図である。
【図3】ゲーム機の操作卓の平面図である。
【図4】十字キーの平面図である。
【図5】足圧中心の説明図である。
【図6】総合足圧中心により方向指示の説明図である。
【図7】左右脚の足圧中心の説明図である。
【図8】床反力計装置と操作卓とを併用したリハビリ用
評価・訓練装置の概略的な斜視図である。
【図9】同リハビリ用評価・訓練装置のブロック図であ
る。
【図10】二人対戦用に使用する2セット結合のリハビ
リ用評価・訓練装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 床反力計装置 1L 左側床反力計(床反力計) 1R 右側床反力計(床反力計) 2 制御部(制御手段) 3 ゲーム機 4 表示部(表示手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訓練者の足圧中心位置を測定する床反力
    計と、この床反力計から出力される信号をゲーム機の入
    力信号に変換する制御手段と、この制御手段により制御
    されるゲーム機と、ゲーム機に入力されたプログラムに
    応じた表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする
    リハビリ用評価・訓練装置。
  2. 【請求項2】 訓練者の足圧中心位置を測定する床反力
    計と、この床反力計から出力される信号をゲーム機の入
    力信号に一部変換する制御手段と、ゲーム機の入力部と
    しての操作卓と、前記制御手段及び前記操作卓により制
    御されるゲーム機と、ゲーム機に入力されたプログラム
    に応じた表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とす
    るリハビリ用評価・訓練装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、床反力計の総合足圧中
    心を利用し方向の制御を行なうことにより、ゲーム機の
    操作卓の十字キーによるスイッチ機能を、床反力計のゲ
    ーム機への入力信号に変換する機能を有する請求項1又
    は請求項2記載のリハビリ用評価・訓練装置。
  4. 【請求項4】 前記床反力計の総合足圧中心の中央部に
    不感領域を設けた請求項3記載のリハビリ用評価・訓練
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、床反力計の左、右脚足
    圧中心のX座標の差、あるいはY座標の差を判断するこ
    とにより、ゲーム機の操作卓のスイッチ機能を、床反力
    計のゲーム機への入力信号に変換する機能を有する請求
    項1又は請求項2記載のリハビリ用評価・訓練装置。
  6. 【請求項6】 ゲーム機の操作卓のプッシュ式ボタンに
    よるスイッチ機能を、訓練者の両足の左右方向の開き動
    作、訓練者の両足の前後方向の開き動作及び訓練者の両
    足による左、右の床反力計への踏み込みの動作により、
    床反力計のゲーム機への入力信号に変換するようにした
    請求項5記載のリハビリ用評価・訓練装置。
  7. 【請求項7】 訓練者の両足の左右方向の開き動作によ
    る制御を、O脚・内股にして両足の外足・内足を立てる
    ことにより実現し、訓練者の両足の前後方向の開き動作
    による制御を、右足の爪先側に、左足の踵側に荷重をか
    けることにより実現し、訓練者の両足による左、右の床
    反力計への踏み込みによる制御を、全荷重が体重値+し
    きい値より大きくなったことで実現するようにした請求
    項6記載のリハビリ用評価・訓練装置。
  8. 【請求項8】 床反力計から出力された信号を制御手段
    によりゲーム機の入力信号に変換して、この変換信号に
    よりゲーム機を作動し、ゲーム機に入力されたプログラ
    ムに応じた表示を表示手段で行うようにしたことを特徴
    とするリハビリ用評価・訓練方法。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、床反力計の総合足圧中
    心を利用し方向の制御を行なうことにより、ゲーム機の
    操作卓の十字キーによるスイッチ機能を、床反力計のゲ
    ーム機への入力信号に変換する機能を有する請求項8記
    載のリハビリ用評価・訓練方法。
  10. 【請求項10】 前記制御手段が、床反力計の左、右脚
    足圧中心のX座標の差、あるいはY座標の差を判断する
    ことにより、ゲーム機の操作卓のスイッチ機能を、床反
    力計のゲーム機への入力信号に変換する機能を有する請
    求項8記載のリハビリ用評価・訓練方法。
  11. 【請求項11】 ゲーム機の操作卓のプッシュ式ボタン
    によるスイッチ機能を、訓練者の両足の左右方向の開き
    動作、訓練者の両足の前後方向の開き動作及び訓練者の
    両足による左、右の床反力計への踏み込みの動作によ
    り、床反力計のゲーム機への入力信号に変換するように
    した請求項10記載のリハビリ用評価・訓練方法。
  12. 【請求項12】 訓練者の両足の左右方向の開き動作に
    よる制御を、O脚・内股にして両足の外足・内足を立て
    ることにより実現し、訓練者の両足の前後方向の開き動
    作による制御を、右足の爪先側に、左足の踵側に荷重を
    かけることにより実現し、訓練者の両足による左、右の
    床反力計への踏み込みによる制御を、全荷重が体重値+
    しきい値より大きくなったことで実現するようにした請
    求項11記載のリハビリ用評価・訓練方法。
  13. 【請求項13】 複数のリハビリ用評価・訓練装置を使
    用して複数人により対戦ゲームをおこなうようにした請
    求項8又は請求項9又は請求項10又は請求項11記載
    のリハビリ用評価・訓練方法。
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