JPH08182719A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH08182719A
JPH08182719A JP33773694A JP33773694A JPH08182719A JP H08182719 A JPH08182719 A JP H08182719A JP 33773694 A JP33773694 A JP 33773694A JP 33773694 A JP33773694 A JP 33773694A JP H08182719 A JPH08182719 A JP H08182719A
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JP
Japan
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bathtub
jet
hot water
water level
vibrator
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Pending
Application number
JP33773694A
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English (en)
Inventor
Noboru Kubo
登 久保
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Publication of JPH08182719A publication Critical patent/JPH08182719A/ja
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 湯につかっている部分を全体的にマッサージ
できるとともに、かかる部分の洗浄効果を十分に発揮で
きるようにした浴槽を提供する。 【構成】 浴槽本体1に超音波振動子4を持つ浴超音波
発生装置3が設けられたものであって、該装置3が、浴
槽本体1に溜められる湯中に該振動子4を入り込ませた
状態でセットされており、また、該装置3は、水位セン
サ9からの信号を受けて作動の開始または停止が行わ
れ、さらに、この水位センサ9は、該振動子4の位置よ
り高い壁面2の部分に設けられている。なお、該装置3
は、浴槽本体1に対して取り外し可能にすることもでき
る(図3参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波発生装置を備え
た浴槽に関し、入浴者に対する洗浄効果やマッサージ効
果を高めるようにした浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽の壁面に噴出ノズルが設けら
れ、この噴出ノズルから空気が混入された加圧噴流を噴
出させるジェットポンプを設けた、いわゆるジェットバ
スがある。これは、浴槽本体に溜められた湯をジェット
ポンプで吸引するとともに、この湯を、気泡を含んだジ
ェット状の噴流として、噴出ノズルから湯中に噴出させ
るものである。
【0003】したがって、この浴槽内においては、湯に
つかった状態で、湯内に噴出されるジェット噴流が入浴
者の背中や腰等に勢いよく当たって、該部分をマッサー
ジするとともに、さらに、該部分は、ジェット噴流が当
たることにより洗浄されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ジェットバスでは、入浴者にとってジェット噴流が当た
る部分においてのみ、すなわち局部的にマッサージされ
るものである。したがって、湯につかった状態で複数部
分をマッサージするときには、浴槽内で体の向きを変え
て、マッサージする部分を噴出ノズルに向ける必要があ
り、面倒であるといった問題点がある。
【0005】また、入浴者の複数部分をマッサージする
ために、浴槽本体に多数の噴出ノズルを設けたのでは、
構造が複雑となり、そのための施工が面倒になり、さら
に、これら噴出ノズルのすべてから所定強さのジェット
噴流を生じさせるための大型の(複数の)ジェットポン
プが必要となってコストの面から不都合が多いといった
問題点がある。
【0006】さらに、入浴者に対する洗浄効果も、ジェ
ット噴流が当たる部分に限られ、他の部分を何ら洗浄す
るものとはならない。また、その洗浄効果も、気泡を含
んだジェット状の噴流が当たるのみであるため、微細な
部分については効果が少なく、汚れを十分に落とすこと
ができないといった問題点がある。
【0007】そこで、本発明では、入浴者に対して、湯
につかっている部分を全体的にマッサージできるととも
に、構造を簡単なものにしてその施工を容易にすること
ができ、さらに、湯につかっている部分の洗浄効果を十
分に発揮できるようにした浴槽を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の浴槽は、浴槽本体に超音波振動子を持つ超
音波発生装置が設けられた浴槽であって、超音波発生装
置が、浴槽本体に溜められる湯中に該超音波振動子を入
り込ませた状態でセットされたことを特徴とする。ここ
で、該超音波振動装置が、浴槽本体に対して取り外し可
能な状態で設けられたものであってもよい。さらには、
水位センサが、浴槽本体の、該超音波振動子の位置より
高い部分に設けられ、超音波発生装置が、該水位センサ
からの信号に基づいて作動することが好ましい。
【0009】
【作用】このように、浴槽本体に溜められる湯中に超音
波振動子を入り込ませているため、浴槽本体の湯は、超
音波振動子によって加振された状態となっている。これ
により、入浴者は、この湯につかっている部分を全体的
にマッサージされる。ここで、超音波とは、一般に、振
動数(周波数)が約二万ヘルツ以上であって、定常音と
して人間の耳には聞こえない音波である。
【0010】このマッサージ効果には、上記振動数に加
振された湯によって筋肉の弛緩を図る他に、超音波の持
つ温熱作用によって得られるものがある。すなわち、超
音波には、人体への影響の一つとして、血液循環機能・
代謝機能を高める働きがあり、これに基づいて、こり等
の症状の改善を図るといった効果も含めてマッサージ効
果を図っている。なお、超音波の温熱作用は、マッサー
ジ効果を一歩進めて、療法としても利用可能なものであ
り、神経痛や関節炎などの症状の改善を図るものとして
適応される。
【0011】また、浴槽本体の湯が超音波振動子によっ
て加振されることにより、この湯につかっている部分は
超音波によって洗浄される。したがって、入浴者の微細
な部分に付着している汚れも落とされる。同時に、加振
された湯が浴槽本体の底面や壁面に接しているため、か
かる部分に付着している汚れについても落とされ、入浴
後の浴槽本体の清掃が容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る浴槽
の概要を示す構成図、図2は、本発明の他の実施例に係
る浴槽を示す斜視図である。浴槽本体1は、ステンレス
等の金属や、FRP(繊維強化プラスチック)、大理石
等の石材によって成形されたものであり、その上端外縁
部分を基部10に引っ掛けた状態で浴室に設置されてい
る。
【0013】そして、図1に示すように、浴槽本体1に
は、超音波振動子4(以下、単に振動子という。)を具
備する超音波発生装置3が設けられており、浴槽本体1
の壁面2から振動子4を突出させている。したがって、
振動子4は、浴槽本体1に湯が溜められたときに、この
湯中に入り込んだ状態となる。
【0014】なお、振動子4を突出させる壁面2の位置
は、後述する水位センサ9の位置と関連づけられた状態
で決定されるが、これに限定されず、例えば浴槽本体1
の底面などに設けるようにしてもよい。また、振動子4
が、壁面2に対してスライド自在に設けられ、その高さ
を自由に調整できるものであってもよい。
【0015】この超音波発生装置3を作動させることに
より、振動子4から一定の振動数で超音波が発せられ、
浴槽本体1に溜められた湯を加振する。なお、超音波発
生装置3については、各種公知のものが用いられる。た
だし、人体への悪影響やマッサージ効果、洗浄効果を考
慮して、振動子4から発せられる超音波は適当な強度に
設定する。
【0016】浴槽本体1には、ジェット噴流発生装置5
が設けられている。このジェット噴流発生装置5は、ジ
ェットポンプ6を内蔵し、浴槽本体1の壁面2の下部に
設けられた一対の噴射ノズル7およびその下方に設けら
れた吸引口8とそれぞれ接続された状態でセットされ
る。
【0017】そして、この装置5を作動させると、浴槽
本体1に溜められている湯は、ジェットポンプ6によっ
て吸引口8から吸い込まれるとともに加圧され、気泡を
含んだ状態で噴出ノズル7から略水平方向に噴出され、
ジェット噴流となる。すなわち、浴槽本体1の湯は、吸
引口8、ジェットポンプ6、噴出ノズル7を介して再び
浴槽本体1へと循環される。なお、ジェット噴流発生装
置5としては各種公知のものが用いられる。
【0018】また、浴槽本体1の壁面2には、水位セン
サ9が設けられている。この水位センサ9は、浴槽本体
1の底面からの高さが、振動子4の位置よりも高くなる
ような位置にセットされる。そして、浴槽本体1に湯が
溜められて水位aとなったとき(湯が水位センサ9まで
達したとき)に、超音波発生装置3へ信号を発して、該
装置3を作動させるようにしている。なお、該装置3に
は、この水位センサ9とは無関係に作動の開始および停
止を行うスイッチが設けられている。
【0019】この水位センサ9からの信号を受けること
により超音波発生装置3を作動させているため、振動子
4が湯中に入り込んでいないときに該装置3が作動する
といった事態が回避される。ただし、上述の「振動子4
の位置より高い」とは、水位センサ9が、少なくとも振
動子4の位置より低くないといった意味であり、したが
って、水位センサ9が振動子4と略同一高さであること
を排除するものではない。
【0020】また、水位センサ9が、壁面2に対してス
ライド自在な状態で設けられ、その高さを自由に調節で
きるようにして、該装置3の作動時の水位を任意に設定
できるようにしてもよい。なお、この水位センサ9を設
けるか否かは任意である。
【0021】続いて、使用状態について説明すると、先
ず、浴槽本体1に、水位aを超えるまで湯を溜める。そ
して、水位aとなったときに水位センサ9からの信号を
受けて超音波発生装置3が作動を開始し、湯を加振す
る。この状態で湯につかることにより、湯につかってい
る部分は全体的にマッサージされることになる。
【0022】このとき、同時にジェット噴流発生装置5
を作動させて、噴出ノズル7から噴出したジェット噴流
を入浴者の腰等に当てることにより、超音波による全体
的なマッサージに加えて、ジェット噴流による局部的な
マッサージが行われ、マッサージ効果を上げることがで
きる。
【0023】また、入浴中において浴槽本体1から湯の
量が減少し、振動子4が湯から出た状態となった場合で
も、かかる場合には水位が必ず水位センサ9より下がっ
ているため、超音波発生装置3の作動が停止されてお
り、湯中に入っていない振動子4から誤って超音波が発
せられることはない。この場合、再び浴槽本体1に湯を
足して、水位を水位センサ9より上げることにより、該
装置3は水位センサ9からの信号を受けて再び作動を開
始する。
【0024】図3は、本発明に係る浴槽の、他の実施例
を示し、図1に示すものとは、超音波発生装置3が浴槽
本体1から取り外すことを可能としている点で異なる。
これは、浴槽本体1の上端縁部分から続く基部1上に、
アーム12を持つ柱状の取付部11が設置され、このア
ーム12の端部に超音波発生装置3が取り付けられたも
のである。
【0025】そして、アーム12の部分から超音波発生
装置3を取り外すことにより浴槽本体1から該装置3を
取り外し可能としているが、このアーム12から取り外
し可能とするか、取付部11ごと取り外し可能とする
か、いずれであってもよい。さらに、取付部11を基部
10上に設置することに代えて、浴室の壁面に設置する
ようにしてもよい。なお、水位センサ9からの信号は、
図3点線で示すように、取付部11およびアーム12内
を介して該装置3に送られる。
【0026】また、振動子4の高さは、アーム12を調
節することにより自由に設定できる。ただし、水位セン
サ9が、振動子4より高い位置となるように振動子4の
高さを設定することが好ましい。なお、水位センサ9を
壁面2に対してスライド可能にできることは図1に示す
ものと同様である。そして、図2に示す浴槽の使用状態
については、図1に示すものと同様であるため説明を省
略する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の浴槽は以下の効果を発揮する。 超音波発生装置の振動子が、浴槽本体に溜められる
湯中に入り込んでいるため、この振動子から超音波が発
せられることにより、湯につかっている部分に対して全
体的にマッサージ効果を与えることができる。 湯中において超音波が発せられることにより、湯に
つかっている部分を全体的に洗浄することができ、微細
な部分であっても効果的に汚れを落とすことができる。 湯中に発せられる超音波が浴槽本体の壁面や底面に
も当たり、かかる壁面等の汚れも落としてしまうため、
入浴後における浴槽本体の清掃を容易に行うことができ
る。
【0028】 水位センサが浴槽本体に設けられるこ
とにより、振動子が湯から出たときには超音波発生装置
の作動を止め、振動子から無駄に超音波が発せられない
ようにすることができる。 浴槽本体の壁面からジェット噴流を噴出させるとき
には、超音波による全体的なマッサージに、かかるジェ
ット噴流による局部的なマッサージが加わり、マッサー
ジ効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浴槽の概要を示す構成
図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る浴槽を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 浴槽本体 2 壁面 3 超音波発生装置 4 超音波振動子 5 ジェット噴流発生装置 6 ジェットポンプ 7 噴出ノズル 8 吸引口 9 水位センサ 10 基部 11 取付部 12 アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体に超音波振動子を持つ超音波発
    生装置が設けられた浴槽であって、 超音波発生装置が、浴槽本体に溜められる湯中に該超音
    波振動子を入り込ませた状態でセットされたことを特徴
    とする浴槽。
  2. 【請求項2】 該超音波振動装置が、浴槽本体に対して
    取り外し可能な状態で設けられた請求項1記載の浴槽。
  3. 【請求項3】 水位センサが、浴槽本体の、該超音波振
    動子の位置より高い部分に設けられ、 超音波発生装置が、該水位センサからの信号に基づいて
    作動する請求項1又は2いずれか1項記載の浴槽。
JP33773694A 1994-12-28 1994-12-28 浴 槽 Pending JPH08182719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33773694A JPH08182719A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

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JP33773694A JPH08182719A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 浴 槽

Publications (1)

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Family

ID=18311481

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JP33773694A Pending JPH08182719A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 浴 槽

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JP (1) JPH08182719A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408331B1 (ko) * 2001-02-14 2003-12-06 양재봉 초음파 치료기
KR101154223B1 (ko) * 2005-09-20 2012-06-18 주성대학산학협력단 초음파 수치료기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408331B1 (ko) * 2001-02-14 2003-12-06 양재봉 초음파 치료기
KR101154223B1 (ko) * 2005-09-20 2012-06-18 주성대학산학협력단 초음파 수치료기

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