JPH08182331A - インバータ用共通電源装置 - Google Patents
インバータ用共通電源装置Info
- Publication number
- JPH08182331A JPH08182331A JP6324705A JP32470594A JPH08182331A JP H08182331 A JPH08182331 A JP H08182331A JP 6324705 A JP6324705 A JP 6324705A JP 32470594 A JP32470594 A JP 32470594A JP H08182331 A JPH08182331 A JP H08182331A
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- JP
- Japan
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- voltage
- circuit
- detector
- output
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明のインバータ用共通電源装置は、電圧
検出器３によって検出された検出電圧と直線加速回路２
によって得られた電圧上昇率とを比較して平滑用コンデ
ンサ17の初期充電の完了を検出する初期充電完了検出器
13と、初期充電完了検出器13からの出力信号によって位
相制御回路10の出力回路を開閉する負荷制御許可回路14
とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明によりインバータ用共通電源装置の安
全性を向上させることが可能である。
検出器３によって検出された検出電圧と直線加速回路２
によって得られた電圧上昇率とを比較して平滑用コンデ
ンサ17の初期充電の完了を検出する初期充電完了検出器
13と、初期充電完了検出器13からの出力信号によって位
相制御回路10の出力回路を開閉する負荷制御許可回路14
とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明によりインバータ用共通電源装置の安
全性を向上させることが可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ用共通電源
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、インバータ用共通電源装置におい
ては、規定電圧に到達するまでの初期充電期間におい
て、直流電源を可変周波・可変電圧に変換するインバー
タが運転を開始すると、直流部に配置された平滑用コン
デンサの電圧が逆電圧に充電され、コンデンサが破壊さ
れることがあった。
ては、規定電圧に到達するまでの初期充電期間におい
て、直流電源を可変周波・可変電圧に変換するインバー
タが運転を開始すると、直流部に配置された平滑用コン
デンサの電圧が逆電圧に充電され、コンデンサが破壊さ
れることがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、初期充電
途中において、コンデンサが逆電圧に充電されて破損す
ることを防ぐ様にすることを目的とする。
途中において、コンデンサが逆電圧に充電されて破損す
ることを防ぐ様にすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ用共
通電源装置は、負荷に対して正側の電圧を供給する正側
サイリスタと、正側サイリスタと反対方向に接続され、
負荷に対して負側の電圧を供給する負側サイリスタと、
負荷と並列に接続されて直流電圧を平滑化する平滑用コ
ンデンサと、平滑用コンデンサに印加される電圧を検出
する電圧検出器と、電圧検出器によって検出された検出
電圧によって正規化された検出電圧値を出力する電圧検
出正規化回路と、予め直流電圧を設定する規定電圧設定
器と、規定電圧設定器によって設定された規定電圧設定
値に基づき予め定めた電圧上昇率を出力する直線加速回
路と、直線加速回路から出力された電圧上昇率と電圧検
出正規化回路から出力された検出電圧値とを比較して電
圧制御信号を出力する電圧制御回路と、電圧制御回路か
ら出力された電圧制御信号を基本信号として負側サイリ
スタの位相を制御する位相制御回路とからなるインバー
タ用共通電源装置において、電圧検出器によって検出さ
れた検出電圧と直線加速回路によって得られた電圧上昇
率とを比較して平滑用コンデンサの初期充電の完了を検
出する初期充電完了検出器と、初期充電完了検出器から
の出力信号によって位相制御回路の出力回路を開閉する
負荷制御許可回路とを備えたことを特徴としている。
通電源装置は、負荷に対して正側の電圧を供給する正側
サイリスタと、正側サイリスタと反対方向に接続され、
負荷に対して負側の電圧を供給する負側サイリスタと、
負荷と並列に接続されて直流電圧を平滑化する平滑用コ
ンデンサと、平滑用コンデンサに印加される電圧を検出
する電圧検出器と、電圧検出器によって検出された検出
電圧によって正規化された検出電圧値を出力する電圧検
出正規化回路と、予め直流電圧を設定する規定電圧設定
器と、規定電圧設定器によって設定された規定電圧設定
値に基づき予め定めた電圧上昇率を出力する直線加速回
路と、直線加速回路から出力された電圧上昇率と電圧検
出正規化回路から出力された検出電圧値とを比較して電
圧制御信号を出力する電圧制御回路と、電圧制御回路か
ら出力された電圧制御信号を基本信号として負側サイリ
スタの位相を制御する位相制御回路とからなるインバー
タ用共通電源装置において、電圧検出器によって検出さ
れた検出電圧と直線加速回路によって得られた電圧上昇
率とを比較して平滑用コンデンサの初期充電の完了を検
出する初期充電完了検出器と、初期充電完了検出器から
の出力信号によって位相制御回路の出力回路を開閉する
負荷制御許可回路とを備えたことを特徴としている。
【０００５】
【作用】本発明のインバータ用共通電源装置において
は、正側サイリスタによって負荷に対して正側の電圧を
供給し、正側サイリスタと反対方向に負側サイリスタを
接続し、負荷に対して負側の電圧を供給し、負荷と並列
に平滑用コンデンサを接続して直流電流を平滑化し、平
滑用コンデンサに印加される電圧を検出し、電圧検出器
によって検出された検出電圧によって正規化された検出
電圧値を出力し、規定電圧設定器により予め直流電圧を
設定し、規定電圧設定器によって設定された規定電圧設
定値に基づき予め定めた電圧上昇率を出力し、直線加速
回路から出力された電圧上昇率と電圧検出正規化回路か
ら出力された検出電圧値とを比較して電圧制御信号を出
力し、電圧制御回路から出力された電圧制御信号を基本
信号として負側サイリスタの位相を制御し、電圧検出器
によって検出された検出電力と直線加速回路によって得
られた電圧上昇率とを比較して平滑用コンデンサの初期
充電の完了を検出し、初期充電完了検出器からの出力信
号によって位相制御回路の出力回路を開閉することを特
徴としている。
は、正側サイリスタによって負荷に対して正側の電圧を
供給し、正側サイリスタと反対方向に負側サイリスタを
接続し、負荷に対して負側の電圧を供給し、負荷と並列
に平滑用コンデンサを接続して直流電流を平滑化し、平
滑用コンデンサに印加される電圧を検出し、電圧検出器
によって検出された検出電圧によって正規化された検出
電圧値を出力し、規定電圧設定器により予め直流電圧を
設定し、規定電圧設定器によって設定された規定電圧設
定値に基づき予め定めた電圧上昇率を出力し、直線加速
回路から出力された電圧上昇率と電圧検出正規化回路か
ら出力された検出電圧値とを比較して電圧制御信号を出
力し、電圧制御回路から出力された電圧制御信号を基本
信号として負側サイリスタの位相を制御し、電圧検出器
によって検出された検出電力と直線加速回路によって得
られた電圧上昇率とを比較して平滑用コンデンサの初期
充電の完了を検出し、初期充電完了検出器からの出力信
号によって位相制御回路の出力回路を開閉することを特
徴としている。
【０００６】
【実施例】次に本発明のインバータ用共通電源装置の一
実施例を説明する。図１において、正側サイリスタ11は
負荷であるインバータ15およびモータ16に対して正側の
電圧を供給する力行側サイリスタである。負側サイリス
タ12は正側サイリスタ11と反対方向に接続され、負荷に
対して負側の電圧を供給する回生側サイリスタである。
平滑用コンデンサ17は負荷と並列に接続されて正側サイ
リスタ11または負側サイリスタ12によって発生する直流
電圧を平滑化するリップルフィルターである。電圧検出
器３は平滑用コンデンサ17に接続され、平滑用コンデン
サ17に印加される電圧を検出する。電圧検出正規化回路
４は電圧検出器３に接続され、電圧検出器３によって検
出された検出電圧によって正規化された検出電圧値を出
力する。規定電圧設定器１は予め直流電圧を設定する基
準電圧設定器である。直線加速回路２は規定電圧設定器
１に接続され、規定電圧設定器１によって設定された規
定電圧設定値に基づき予め定めた電圧上昇率を出力す
る。電圧制御回路５は直線加速回路２および電圧検出正
規化回路４に接続され、直線加速回路２から出力された
電圧上昇率と電圧検出正規化回路４から出力された検出
電圧値とを比較して電圧制御信号を出力する。一方、電
流検出器６は正側サイリスタ11または負側サイリスタ12
の電源側に流れる直流電流を計測する変流器である。そ
して、整流器７は電流検出器６の交流電流を変換して直
流電流を得る。電流制御器８は電圧制御回路５の出力値
と整流器７の出力値との差値から電流制御信号を得る制
御器である。位相制御回路９，10は電流制御器８に接続
され、電圧制御回路５から出力された電圧制御信号を基
本信号として負側サイリスタ12の位相を制御する。初期
充電完了検出器13は電圧検出器３と直線加速回路４に接
続され、電圧検出器３によって検出された検出電圧と直
線加速回路４によって得られた電圧上昇率とを比較して
平滑用コンデンサ17の初期充電の完了を検出する。負荷
制御許可回路14は初期充電完了検出器からの出力信号Ａ
によって位相制御回路10の出力回路を開閉し負側サイリ
スタ12の点弧を許可するスイッチである。
実施例を説明する。図１において、正側サイリスタ11は
負荷であるインバータ15およびモータ16に対して正側の
電圧を供給する力行側サイリスタである。負側サイリス
タ12は正側サイリスタ11と反対方向に接続され、負荷に
対して負側の電圧を供給する回生側サイリスタである。
平滑用コンデンサ17は負荷と並列に接続されて正側サイ
リスタ11または負側サイリスタ12によって発生する直流
電圧を平滑化するリップルフィルターである。電圧検出
器３は平滑用コンデンサ17に接続され、平滑用コンデン
サ17に印加される電圧を検出する。電圧検出正規化回路
４は電圧検出器３に接続され、電圧検出器３によって検
出された検出電圧によって正規化された検出電圧値を出
力する。規定電圧設定器１は予め直流電圧を設定する基
準電圧設定器である。直線加速回路２は規定電圧設定器
１に接続され、規定電圧設定器１によって設定された規
定電圧設定値に基づき予め定めた電圧上昇率を出力す
る。電圧制御回路５は直線加速回路２および電圧検出正
規化回路４に接続され、直線加速回路２から出力された
電圧上昇率と電圧検出正規化回路４から出力された検出
電圧値とを比較して電圧制御信号を出力する。一方、電
流検出器６は正側サイリスタ11または負側サイリスタ12
の電源側に流れる直流電流を計測する変流器である。そ
して、整流器７は電流検出器６の交流電流を変換して直
流電流を得る。電流制御器８は電圧制御回路５の出力値
と整流器７の出力値との差値から電流制御信号を得る制
御器である。位相制御回路９，10は電流制御器８に接続
され、電圧制御回路５から出力された電圧制御信号を基
本信号として負側サイリスタ12の位相を制御する。初期
充電完了検出器13は電圧検出器３と直線加速回路４に接
続され、電圧検出器３によって検出された検出電圧と直
線加速回路４によって得られた電圧上昇率とを比較して
平滑用コンデンサ17の初期充電の完了を検出する。負荷
制御許可回路14は初期充電完了検出器からの出力信号Ａ
によって位相制御回路10の出力回路を開閉し負側サイリ
スタ12の点弧を許可するスイッチである。
【０００７】即ち、直流部の規定電圧設定器１により設
定された直流規定電圧設定値は、直線加速回路２によ
り、時間に対して、一定の上昇率で、直流部の電圧基準
を出力する。この電圧基準値は、直流部の電圧を検出す
る電圧検出器３により検出されて、電圧検出正規化回路
４に入力され正規化され出力された検出電圧値と比較さ
れ、電圧制御器５により電圧制御が行われる。一方、三
相交流電流を検出する電流検出器６により検出された電
流帰還信号は、整流器７を通過して、前記電圧制御器５
の出力の電流制御基準と比較され、電流制御器８により
電流制御される。電流制御器８の出力は、位相制御器
９，10に入力され、各々、正側サイリスタ11、負側サイ
リスタ12の点弧を行う。また、電圧検出信号と直線加速
回路２の出力を比較して、初期充電完了の検出を行う初
期充電完了検出器13により、初期充電の完了を検出した
ときに、負側制御許可回路14に動作指令を出す。
定された直流規定電圧設定値は、直線加速回路２によ
り、時間に対して、一定の上昇率で、直流部の電圧基準
を出力する。この電圧基準値は、直流部の電圧を検出す
る電圧検出器３により検出されて、電圧検出正規化回路
４に入力され正規化され出力された検出電圧値と比較さ
れ、電圧制御器５により電圧制御が行われる。一方、三
相交流電流を検出する電流検出器６により検出された電
流帰還信号は、整流器７を通過して、前記電圧制御器５
の出力の電流制御基準と比較され、電流制御器８により
電流制御される。電流制御器８の出力は、位相制御器
９，10に入力され、各々、正側サイリスタ11、負側サイ
リスタ12の点弧を行う。また、電圧検出信号と直線加速
回路２の出力を比較して、初期充電完了の検出を行う初
期充電完了検出器13により、初期充電の完了を検出した
ときに、負側制御許可回路14に動作指令を出す。
【０００８】以上により、初期充電期間中においては、
負側サイリスタ12の動作を禁止することが出来る。
負側サイリスタ12の動作を禁止することが出来る。
【０００９】以上のように、初期充電期間中に、直流電
源に接続されるインバータ15がモータ16に電力を供給
し、直流部電圧が変動し、基準電圧より大きな電圧とな
った場合にも、負側サイリスタ12の制御を行なわないこ
とにより、直流部コンデンサ17に逆電圧が印加されない
様にする。
源に接続されるインバータ15がモータ16に電力を供給
し、直流部電圧が変動し、基準電圧より大きな電圧とな
った場合にも、負側サイリスタ12の制御を行なわないこ
とにより、直流部コンデンサ17に逆電圧が印加されない
様にする。
【００１０】
【発明の効果】直流部電圧が、負電圧となることを防止
して、直流部コンデンサが、破壊されるのを防止する。
して、直流部コンデンサが、破壊されるのを防止する。
【図１】本発明の一実施例を示す電源装置の構成図であ
る。
る。
１…電圧設定器 ８…電流制御器 ２…直線加速回路 ９，10…位相制御器 ３…電圧検出器 13…初期充電完了検出回路 ４…電圧正規化回路 14…負側制御許可回路 ５…電圧制御回路 17…電源コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項１】 負荷に対して正側の電圧を供給する正側
サイリスタと、この正側サイリスタと反対方向に接続さ
れ、前記負荷に対して負側の電圧を供給する負側サイリ
スタと、前記負荷と並列に接続されて直流電圧を平滑化
する平滑用コンデンサと、この平滑用コンデンサに印加
される電圧を検出する電圧検出器と、この電圧検出器に
よって検出された検出電圧によって正規化された検出電
圧値を出力する電圧検出正規化回路と、予め前記直流電
圧を設定する規定電圧設定器と、この規定電圧設定器に
よって設定された規定電圧設定値に基づき予め定めた電
圧上昇率を出力する直線加速回路と、この直線加速回路
から出力された前記電圧上昇率と前記電圧検出正規化回
路から出力された前記検出電圧値とを比較して電圧制御
信号を出力する電圧制御回路と、この電圧制御回路から
出力された前記電圧制御信号を基本信号として前記負側
サイリスタの位相を制御する位相制御回路と、からなる
インバータ用共通電源装置において、前記電圧検出器に
よって検出された前記検出電圧と前記直線加速回路によ
って得られた電圧上昇率とを比較して前記平滑用コンデ
ンサの初期充電の完了を検出する初期充電完了検出器
と、この初期充電完了検出器からの出力信号によって前
記位相制御回路の出力回路を開閉する負荷制御許可回路
と、を具備したことを特徴とするインバータ用共通電源
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6324705A JPH08182331A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | インバータ用共通電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6324705A JPH08182331A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | インバータ用共通電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182331A true JPH08182331A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18168795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6324705A Pending JPH08182331A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | インバータ用共通電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182331A (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6324705A patent/JPH08182331A/ja active Pending
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