JPH08182176A - 電力系統保護リレー装置 - Google Patents

電力系統保護リレー装置

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JPH08182176A
JPH08182176A JP6336282A JP33628294A JPH08182176A JP H08182176 A JPH08182176 A JP H08182176A JP 6336282 A JP6336282 A JP 6336282A JP 33628294 A JP33628294 A JP 33628294A JP H08182176 A JPH08182176 A JP H08182176A
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signal
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Taisuke Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号観測装置を用いて入力信号を波形として
記録する際、信号の振幅較正を容易にする。 【構成】 装置の入出力状態や装置内部の応動などを観
測用信号として発生する観測用信号発生手段と前記観測
用信号発生手段からの信号を装置外部へ出力する複数の
信号出力ポートを備えた電力系統保護リレー装置におい
て、オン・オフの繰り返し信号を発生する較正用信号発
生手段17と、前記観測用信号発生手段からの信号を前記
出力ポートに出力するか前記較正用信号発生手段からの
信号を信号出力ポートに出力するかを選択できる信号切
替え手段18を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の入出力状態や装
置内部の応動などの観測用信号を出力する電力系統保護
リレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に従来技術の構成図を示す。電力系
統保護リレー装置1は電力系統の電圧及び電流を取り込
むアナログ入力回路10、遮断器や開閉器のオン・オフ情
報を取り込むDI入力回路11、対向装置との伝送インタ
ーフェイスのための伝送回路12、アナログ入力回路10で
取り込んだ電圧及び電流を用いてリレー演算処理を行な
うリレー演算部13、リレー演算部13からのリレー出力と
DI入力回路11で取り込んだオン・オフ情報と伝送回路
12で受信した伝送データからトリップ指令を生成するト
リップシーケンス部14、トリップシーケンス部14からの
トリップ指令を接点情報として出力するためのDO出力
回路15、トリップシーケンス部14からの観測用信号を外
部へ出力するための観測用信号出力ポート16から構成さ
れる。
【0003】そして前記多くの観測用信号の中から任意
のものを観測用信号出力ポート16に割り当てることがで
きる。電力系統保護リレー装置1の応動を観測する時に
は、電力系統保護リレー装置1に対して信号観測装置2
を接続し、遮断器のオン・オフ情報,リレー演算結果,
トリップ指令出力などの各項目について観測を行なう。
これらの観測結果は信号観測装置2により、例えば図2
のように記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、信号観測装
置2には信号の振幅を調整する機能(以下、振幅較正と
称す)を備えているのが普通である。これは振幅較正に
より見やすい波形を得るためであるが、そのため振幅較
正をする前は例えば図3のようになる。従って、電力系
統保護リレー装置1に信号観測装置2を接続する度に、
振幅較正作業(図3において振幅a,b,cを等しくす
る。あるいは意図的に大きさを変えるなど)が必要とな
る。
【0005】このため、オン・オフ模擬装置のような試
験器をDI入力回路11に接続し、オン・オフ模擬を繰り
返しながら、信号1つ1つについて振幅較正を行なって
いた。又、信号毎に、電力系統保護リレー装置1と信号
観測装置2との接続変更をする煩わしさもあった。つま
り、信号観測装置2への出力信号の数が多くなれば、そ
の分手間も増えた。
【0006】要するに、入力信号を波形として記録する
際に信号の振幅較正が必要である場合には、較正のため
に信号のオン・オフ模擬を行ないながら振幅較正を行な
う必要があり、オン・オフ模擬装置のような試験器の準
備及び接続,操作の煩わしさなどの問題があった。本発
明は上記課題を解決するためになされたものであり、振
幅較正を容易に行なうことのできる電力系統保護リレー
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電力系統保護リレー装置は、装置の入出力状態や装置内
部の応動などを観測用信号として発生する観測用信号発
生手段と前記観測用信号発生手段からの信号を装置外部
へ出力する複数の信号出力ポートを備えた電力系統保護
リレー装置において、オン・オフの繰り返し信号を発生
する較正用信号発生手段と、前記観測用信号発生手段か
らの信号を前記出力ポートに出力するか前記較正用信号
発生手段からの信号を信号出力ポートに出力するかを選
択できる信号切替え手段を備えた。
【0008】本発明の請求項2に係る電力系統保護リレ
ー装置は、請求項1において、各出力ポートの較正用信
号は、同一オン・オフ繰り返し信号とした。
【0009】本発明の請求項3に係る電力系統保護リレ
ー装置は、装置の入出力状態や装置内部の応動などを観
測用信号として発生する観測用信号発生手段と前記観測
用信号発生手段からの信号を装置外部へ出力する複数の
ポートを有する信号出力ポートを備えた電力系統保護リ
レー装置において、オン・オフの繰り返し信号を発生す
る較正用信号発生手段と、前記観測用信号発生手段から
の信号を前記信号出力ポートに出力するか前記較正用信
号発生手段からの信号を前記信号出力ポートに出力する
かを選択できる信号切替え手段を備え、前記信号切替え
手段によって前記較正用信号発生手段からの信号を前記
信号出力ポートに出力することを選択した際には、前記
信号出力ポートのポート毎に異なる繰り返し信号を出力
するようにした。
【0010】
【作用】本発明の請求項1,請求項2に係る電力系統保
護リレー装置は、常時の保護状態では切替えスイッチが
切られている。装置応動の観測時には先ず切替えスイッ
チを較正用信号発生部側に接続する。この場合較正用信
号発生部からは連続したオン・オフ信号を全てのポート
から発生している。一方、信号観測装置側では前記オン
・オフ信号を見ながら振幅値の較正をする。そして切替
えスイッチをトリップシーケンス部側へ切替えると、較
正された波形を得ることが可能である。
【0011】本発明の請求項3に係る電力系統保護リレ
ー装置は、較正信号部からの較正信号を出力ポート毎に
異なるようにしているため、振幅較正は上記と同様であ
るが、各ポート毎の較正信号の波形観測によって接続ポ
ートの接続誤りがわかる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明に係る電力系統保護リレー装置の一実施例の構
成図である。図1において、図8と同一部分については
同一符号を付して説明を省略する。本実施例ではオン・
オフの繰り返し信号を発生する較正用信号発生部17と、
トリップシーケンス部14からの観測用信号と前記較正用
信号発生部17からのオン・オフ繰り返し信号を切り替え
る切替えスイッチ18を新たに付加している。本実施例で
は、観測用信号出力ポート16の出力ポート数と信号観測
装置2の入力ポート数はともに3ポートであるとする。
【0013】次に作用について説明する。先ず、装置応
動の観測のために、電力系統保護リレー装置1の観測用
信号出力ポートと、信号観測装置2を接続する。次に、
切替えスイッチ18を較正用信号発生部17側に切り替え
る。
【0014】すると観測用信号出力ポート16には3ポー
トともに図4で示すような信号が出力されるので、それ
らに対応して信号観測装置2には、例えば図5で示すよ
うな波形が出力される。この波形は連続して出力される
ので、この波形を見ながら容易に振幅較正することがで
きる。
【0015】振幅較正が終了すると、切替えスイッチ18
をトリップシーケンス部14側に切り替えて、電力系統保
護リレー装置1の応動観測を始める。この時の本装置の
作用は従来と同様である。
【0016】本実施例では信号観測装置2で波形記録を
行なう場合、先ず各信号について振幅の較正が必要とな
る。従来技術では信号のオン・オフ模擬を行ないながら
信号1つ1つについて振幅の較正を行なっていたが、本
実施例によれば、電力系統保護リレー装置1と信号観測
装置2との接続変更及び信号のオン・オフ模擬を行なう
ことなく、記録波形の振幅の較正を容易に行なうことが
できる。
【0017】第2の実施例について以下に説明する。第
2の実施例の構成は図1の実施例と同じく図1で示す通
りである。ただし、較正用信号発生部17が発生する較正
用信号は図6に示す通り、出力ポート毎に異なるように
した。本実施例でも観測用信号出力ポート16の出力ポー
ト数と信号観測装置2の入力ポート数はともに3ポート
であるとする。
【0018】次に作用について説明する。先ず、電力系
統保護リレー装置1の観測用信号出力ポート16と、信号
観測装置2とを接続することは上記実施例の場合と同様
である。次に、切替えスイッチ18を較正用信号発生部17
側に切り替える。観測用信号出力ポート16には図6で示
すような信号が出力されるので、それらに対応して信号
観測装置2には、例えば図7で示すような波形が出力さ
れる。
【0019】この波形は連続して出力されるので、この
波形を見ながら容易に振幅較正することができると同時
に、観測用信号出力ポート16のどのポートからの信号で
あるかが簡単に判断できる。
【0020】図7の例ではポート2とポート3を入れ替
えているのがわかる。即ち、観測用信号出力ポート16と
信号観測装置2のポート間接続が正しいかどうかを簡単
に確認することができるという効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば手
間のかかった信号観測装置の振幅較正作業が簡単にでき
るばかりか、電力系統保護リレー装置の観測用信号出力
ポートと信号観測装置のポート間接続の確認作業も簡単
に行なえる電力系統保護リレー装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の構成図。
【図2】振幅較正後の出力。
【図3】振幅較正前の出力。
【図4】較正用信号の波形。
【図5】較正前の較正用信号の出力。
【図6】較正用信号の波形。
【図7】振幅較正前の出力。
【図8】従来技術による構成図。
【符号の説明】
1 電力系統保護リレー装置 2 信号観測装置 3 波形記録結果 10 アナログ入力回路 11 DI入力回路 12 伝送回路 13 リレー演算部 14 トリップシーケンス部 15 DO出力回路 16 観測用信号出力ポート 17 較正用信号発生部 18 信号切替えスイッチ a,b,c 信号の振幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の入出力状態や装置内部の応動など
    を観測用信号として発生する観測用信号発生手段と前記
    観測用信号発生手段からの信号を装置外部へ出力する複
    数の信号出力ポートを備えた電力系統保護リレー装置に
    おいて、オン・オフの繰り返し信号を発生する較正用信
    号発生手段と、前記観測用信号発生手段からの信号を前
    記出力ポートに出力するか前記較正用信号発生手段から
    の信号を信号出力ポートに出力するかを選択できる信号
    切替え手段を備えたことを特徴とする電力系統保護リレ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 各出力ポートの較正用信号は、同一オン
    ・オフ繰り返し信号としたことを特徴とする請求項1記
    載の電力系統保護リレー装置。
  3. 【請求項3】 装置の入出力状態や装置内部の応動など
    を観測用信号として発生する観測用信号発生手段と前記
    観測用信号発生手段からの信号を装置外部へ出力する複
    数のポートを有する信号出力ポートを備えた電力系統保
    護リレー装置において、オン・オフの繰り返し信号を発
    生する較正用信号発生手段と、前記観測用信号発生手段
    からの信号を前記信号出力ポートに出力するか前記較正
    用信号発生手段からの信号を前記信号出力ポートに出力
    するかを選択できる信号切替え手段を備え、前記信号切
    替え手段によって前記較正用信号発生手段からの信号を
    前記信号出力ポートに出力することを選択した際には、
    前記信号出力ポートのポート毎に異なる繰り返し信号を
    出力することを特徴とする電力系統保護リレー装置。
JP33628294A 1994-12-22 1994-12-22 電力系統保護リレー装置 Expired - Lifetime JP3329607B2 (ja)

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