JPH08181924A - 信号検出装置 - Google Patents

信号検出装置

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JPH08181924A
JPH08181924A JP32249994A JP32249994A JPH08181924A JP H08181924 A JPH08181924 A JP H08181924A JP 32249994 A JP32249994 A JP 32249994A JP 32249994 A JP32249994 A JP 32249994A JP H08181924 A JPH08181924 A JP H08181924A
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Kazuhiro Yamanishi
一啓 山西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号もノイズ信号も信号有りと検出する
信号検出装置を提供し、ノイズ信号によって勝手に切り
換わらない、使い易い映像信号切換装置を実現する。 【構成】 入力端子と反転増幅器の入力間にコンデンサ
を接続し、その反転増幅器の入出力間にダイオードを接
続し、さらにその入力を抵抗を介して接地し、出力を積
分器の入力に接続し、その積分器の出力を出力とするこ
とにより、入力が無信号の時は確実に”L”を、映像信
号やノイズ信号の時は”H”となる信号検出装置を簡単
な構成で実現でき、これを用いて使い易い映像信号切換
装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やビデオディスクプレーヤなど複数台の映像音響機器の
出力を、自動的に切り換えて、1台のテレビで視聴する
ための映像信号切換装置および、接続した映像音響機器
からの信号の有無を検出するための信号検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダやビデオデ
ィスクプレーヤなどの普及に伴い、一家庭に複数台の映
像音響装置を設置するような場合が増加してきている。
【0003】複数の映像音響装置を1台のテレビに接続
して使用する場合、それらの信号を切り換えるために映
像信号切換装置を用いるが、この場合、機器の操作に加
えて映像信号切換装置の操作をも行う必要があり、操作
を複雑化する要因となっている。
【0004】そこで、操作性を改善するために、信号の
切り換えを自動化するためのさまざまな試みがなされて
いる。なかでも接続線を複雑にしないために、特別の制
御線を用いないで、信号自身を検出する信号検出装置を
使用して切り換えを行うことが行われている。
【0005】従来の信号検出装置としては、例えば特開
昭61−13883号公報や、実開平4−46780号
公報に示されている。
【0006】以下に、従来の信号検出装置について説明
する。図4および図5はこの従来の信号検出装置のブロ
ック図を示すものである。図4において、クランプ回路
42、同期抽出回路43、レベル信号変換44が従属接
続されている。また図5において、増幅部52、整流部
53、弁別部54が従属接続されている。
【0007】以上のように構成された信号検出装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0008】図4においては、まず、映像信号をクラン
プ回路42で、直流再生した後、同期抽出回路43によ
って映像信号から同期信号を分離し、パルス信号になっ
たものをレベル信号変換44によってロジックレベルに
変換する。
【0009】一方、図5では、増幅部52で映像信号を
増幅し、整流部53でそれを整流した後、弁別部54で
ロジックレベルに変換する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、いずれも同期信号の有無を判別するもの
であって、ノイズ信号の場合をまったく考慮していな
い。
【0011】例えばビデオテープの再生中に未記録部分
に突入して、ノイズ信号になってしまった場合や、チュ
ーナで局間の放送局のないチャンネルを選局してノイズ
信号になってしまった場合など、ノイズ信号になってし
まう場合が日常的に高い頻度で起こり得る。
【0012】従来のように映像信号の有無を同期信号に
よってのみ判定すると、ノイズ信号の場合、映像信号が
無いため同期信号もなく、従来の信号検出装置は無信号
状態を示す出力となる。これによって、接続された映像
装置は動作していないとみなされ、映像信号切換装置は
別の信号に切り換える。この場合、使用者は切り換えを
意識していないので、まだ以前の信号が継続しているか
のように錯覚してしまう。特に、テレビ放送を録画した
テープが終わってノイズ信号になったためにテレビ放送
に切り換わった場合などは、切り換わったことがきわめ
てわかりづらい。
【0013】また、従来の信号自動切り換え機は、ノイ
ズ信号は見苦しいものとして、あえて出力しないように
切り換えてしまう仕様となっているものも多い。
【0014】かくして、使用者はこのような映像信号自
動切換装置に対して、予期しないときに勝手に切り換わ
る使いづらい商品と言う印象を抱く結果となってしま
う。このことは、本来、映像機器の操作に応じて信号を
自動的に切り換えることによって、使用者の操作を簡単
化し、使い勝手を良くしようとするのが、かえって使用
者の錯覚や混乱を招き、使いづらいものとなってしまう
というように、本末転倒となってしてしまう問題点を有
していた。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、映像信号もノイズ信号も信号有りと検出する信号検
出装置を提供することによって、実際に分かり易く、使
い易い、映像信号切換装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の信号検出装置は入力端子と反転増幅器の入力
間にコンデンサを接続し、反転増幅器の入出力間にダイ
オードを接続し、さらに反転増幅器の入力を抵抗を介し
て接地し、その出力を積分器の入力端に接続する構成を
有している。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、無信号時には反
転増幅器の出力から入力に接続されたダイオードの電圧
降下分によって作られたオフセット電圧によって、出力
端子を確実に”L”とし、映像信号が入力された場合は
ダイオードによって、シンクチップクランプがかかり、
同期信号を分離し積分して、出力端子を”H”とし、ノ
イズが入力された場合は増幅されたランダムパルスを積
分して、出力端子をやはり”H”にするので、入力信号
の有無の判定が簡単な構成で安定に得られる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における信号検出
装置の回路図を示すものである。図1において入力端子
1と反転増幅器10の入力間へコンデンサ2を接続し、
反転増幅器10の出力から入力に向けてダイオード4を
接続し、さらに反転増幅器10の入力を抵抗3を介して
接地し、反転増幅器10の出力から積分器20の入力端
に接続し、積分器20の出力を出力端子5に接続してい
る。
【0020】なお、反転増幅器10は、入力に抵抗器1
2を接続し、CMOSのインバータ11の入出力間に帰
還抵抗13を接続して構成している。
【0021】また、積分器20は、入力端とCMOSイ
ンバータ21の入力間にダイオード22を接続し、CM
OSのインバータ21の入力と電源+V間に抵抗器23
を接続し、インバータ21の入出力間に帰還コンデンサ
24を接続して構成している。
【0022】以上のように構成された本実施例の信号検
出装置について、以下その動作について図3を用いて説
明する。図3は本実施例の各部の信号波形を示したもの
である。
【0023】まず、信号の無い状態を説明する。入力端
子が信号a1のように無信号の場合、反転増幅器10の
増幅度が十分あれば、出力の信号b1はインバータ11
のスレッショルド電圧Vthにダイオード4の電圧降下
分を加えた電圧Vcとなる。従って、積分器20を構成
するインバータ21の入力の信号c1はさらにダイオー
ド22の電圧降下分を加えた電圧となり、十分”H”と
なる。よって、出力端子の信号d1は”L”となる。
【0024】次に、入力が映像信号の場合を説明する。
入力端子が信号a2のように映像信号の場合、ダイオー
ド4によってシンクチップクランプされ、出力の信号b
2はVc以下に同期信号が増幅される。これを積分器2
0に加えると、ダイオード22の作用で、反転増幅器1
0の出力が下がる時はダイオード22の内部抵抗とコン
デンサ24で決まる短い時定数でインバータ21の入力
は電圧が下がるが、高くなるときにはダイオード22は
カットオフとなって抵抗23とコンデンサ24で決まる
比較的長い時定数で電圧が上がる。このような同期信号
のパルス幅で、インバータ21の入力電圧がVthまで
上がらないように抵抗23およびコンデンサ24の値を
定める。すると、出力端子5の信号d1は、”H”とな
ったままになる。
【0025】最後に、ノイズ信号の場合を説明する。入
力端子が信号a3のようにノイズの場合、反転増幅器1
0の出力の信号b3はノイズが増幅された信号となる
が、ダイオード4の作用によって、Vc以上には上がら
ない。これが積分器20に加わるが、やはりインバータ
21の入力電圧はVthに達しない。よって、出力端子
5の信号d1は”H”となったままになる。
【0026】以上のように本実施例によれば、ダイオー
ド4の作用により、映像信号でもノイズ信号でも信号有
りと判定できる信号検出装置を少ない部品点数で構成す
ることができる。
【0027】なお、本実施例において、反転増幅器10
および積分器20に、CMOSのインバータを用いた
が、トランジスタなど他の構成要素を用いて反転増幅器
や積分器を構成しても、同様に実現できる。
【0028】図2は本発明の他の実施例で、上記のよう
に構成された信号検出装置を用いた映像信号切換装置の
ブロック構成図を示すものである。図2において、入力
端子31〜34のそれぞれに図1の信号検出装置が接続
され、その出力が制御部36に接続され、入力信号の有
無を判定し、映像信号またはノイズ信号のある入力を判
別し、切換スイッチ37によって、入力端子31〜34
を判別結果に応じて切り換えて出力するものである。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は入力端子と反転増
幅器の入力間にコンデンサを接続し、その反転増幅器の
入出力間にダイオードを接続し、さらにその入力を抵抗
を介して接地し、出力を積分器の入力端に接続し、その
積分器の出力を出力とすることにより、入力が無信号の
時は確実に”L”を、映像信号やノイズ信号の時は”
H”となる信号検出装置を簡単な構成で実現することが
できる。
【0030】また、これを映像信号切換装置に用いるこ
とにより、ノイズ信号で勝手に切り換わったりせず、機
器の操作に応じてのみ自動的に切り換わり、使用者にと
って錯覚や混乱のない使い易い映像信号切換装置を実現
することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における信号検出装置の回路
【図2】本発明の一実施例における映像信号切換装置の
ブロック図
【図3】図1における各部の信号波形を示した波形図
【図4】従来の信号検出装置のブロック図
【図5】従来の信号検出装置のブロック図
【符号の説明】
1 入力端子 2 コンデンサ 3 抵抗器 4 ダイオード 5 出力端子 10 反転増幅器 20 積分器 35 信号検出装置 36 制御部 37 切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と反転増幅器の入力間にコンデ
    ンサを接続し、 前記反転増幅器の入出力間にダイオードを接続し、 さらに前記反転増幅器の入力を抵抗を介して接地し、 前記反転増幅器の出力を積分器の入力に接続し、 前記積分器の出力を出力とする信号検出装置。
  2. 【請求項2】 前記積分器は、入力端とインバータの入
    力間にダイオードを接続し、前記インバータの入力と電
    源間に抵抗器を接続し、前記インバータの入出力間に帰
    還コンデンサを接続して構成される請求項1の信号検出
    装置。
  3. 【請求項3】 二つ以上の入力端子と、前記入力端子か
    ら入力される映像信号のいずれか一つを選択して出力端
    子に出力する切換スイッチと、 前記入力端子ごとに請求項1の信号検出装置を設け、前
    記信号検出装置の出力を受けて前記切り換えスイッチを
    駆動する制御部とを備えた映像信号切換装置。
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