JPH0818156A - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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JPH0818156A
JPH0818156A JP15313994A JP15313994A JPH0818156A JP H0818156 A JPH0818156 A JP H0818156A JP 15313994 A JP15313994 A JP 15313994A JP 15313994 A JP15313994 A JP 15313994A JP H0818156 A JPH0818156 A JP H0818156A
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JP
Japan
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layer
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light emitting
type inp
temperature
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JP15313994A
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Satoshi Ide
聡 井出
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変動による発振閾値電流の変動を低減す
ることができ、温度が上昇した時、固定バイアスで発振
遅延時間を短縮することができ、高速伝送を容易に実現
することができる。 【構成】 低温下で動作させた時にはキャリアの注入を
阻害し、かつ高温下で動作させた時にはキャリアの注入
を阻害しない障壁4を、活性領域のp側及びn側の少な
くともどちらか一方に、部分的に挿入してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体発光装置に係
り、詳しくは、閾値電流の温度特性を向上させることが
できる半導体レーザに適用することができ、特に、温度
変動による発振閾値電流の変動を低減することができ、
温度が上昇した時、固定バイアスで発振遅延時間を短縮
することができ、高速伝送を容易に実現することができ
る半導体発光装置に関する。
【0002】近年、光インターコネクションへの要求に
伴い、光デバイスの高性能化が要求されている。また、
光インターコネクションにおいては、高温までの無調整
化、回路の簡略化が重要な課題となっている。この光イ
ンターコネクションにおける高温までの無調整化及び回
路の簡略化を達成するためには、光源に使用される半導
体レーザのバイアス電流は、固定して保持することが望
ましい。
【0003】しかしながら、光ファイバの低損失・低分
散領域である1μm帯半導体レーザの発振閾値電流は、
温度変動に伴う上昇が大きいことが知られている。この
ため、1μm帯半導体レーザのバイアスを室温の閾値程
度に固定した時には、高温下でバイアスが閾値の遥か下
になってしまい、発振遅延が大きくなってしまうという
問題が生じ易い。従って、光インターコネクションを実
現するためには、半導体レーザの発振閾値電流の温度に
よる変化を改善することが要求されている。
【0004】
【従来の技術】図13は従来の1.3μm帯半導体レー
ザの共振器方向に対して垂直方向の構造を示す断面図、
図14は、図13に示す1.3μm帯半導体レーザの共
振器方向の構造を示す断面図である。従来では、まず、
p型InP基板1000上にMOVPE法により、p型
InPバッファー層1001、歪量子井戸活性層100
2、n型InPクラッド層1003を積層する。
【0005】次に、このウエハを酸化膜等をマスクにし
て、n型InPクラッド層1003、歪量子井戸活性層
1002及びp型InPバッファー層1001をエッチ
ングしてメサストライプを形成し、2回のLPE法によ
り、p型InP埋め込み層1004、n型InP埋め込
み層1005、p型InP埋め込み層1006、n型I
nP埋め込み層1007及びn型InGaAsP(1.
3μm)コンタクト層1008を順次積層して埋め込
む。
【0006】その後、n型InGaAsPコンタクト層
1008側にTi/Pt/Au表面電極1009を形成
し、p型InP基板1000側にAuZn/Au裏面電
極1010を形成する。そして、これを劈開し、両端面
に高反射コートを施すことにより、図13,14に示す
ような半導体レーザを得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の1μm帯半導体レーザでは、一般に、図
15の半導体レーザの電流−光出力特性に示す如く、温
度が上昇するのに伴って発振閾値電流が急激に上昇す
る。閾値電流Ithの温度特性を表す経験式Ith=I tho
exp(T/To )で規定される特性温度To は、約5
0〜60K(20℃から70℃で約3倍)と、悪いこと
が知られている。
【0008】また、仮に歪量子井戸活性層を用いても、
閾値電流Ithの絶対値(即ちItho)は小さくなるもの
の、特性温度To は、大幅な改善が見られないというこ
とも実験的に確かめられている。例えば光インターコネ
クションのように高温までバイアスを固定しなければな
らない時には、消光比を確保するために、バイアスを室
温の閾値電流値以下に設定しなければならない。従っ
て、温度上昇時には、図15に示す如く、バイアスが閾
値より極端に小さくなるため、発振遅延時間が大きくな
り、高速伝送の障害になるという問題を生じていた。
【0009】そこで、本発明は、温度変動による発振閾
値電流の変動を低減することができ、温度が上昇した
時、固定バイアスでも発振遅延時間を短縮することがで
き、高速伝送を容易に実現することができる半導体発光
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
低温下で動作させた時にはキャリアの注入を阻害し、か
つ高温下で動作させた時にはキャリアの注入を阻害しな
い障壁を、活性領域のp側及びn側の少なくともどちら
か一方に、部分的に挿入してなることを特徴とするもの
である。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、波長が1μm帯以上2μm以下の範囲
で発光することを特徴とするものである。請求項3記載
の発明は、上記請求項1,2記載の発明において、前記
活性領域は、量子井戸構造からなることを特徴とするも
のである。請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3
記載の発明において、前記障壁は、バンド不連続な材料
からなることを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至
3記載の発明において、前記障壁は、ドーピング濃度の
差を利用して形成してなることを特徴とするものであ
る。請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至5記載の
発明において、前記障壁の幅は、1μm以上であること
を特徴とするものである。
【0013】
【作用】活性領域へのキャリアの注入を阻害するような
障壁が、部分的に存在するような構造を想定し、以下具
体的に図面を用いて本発明の原理を説明する。図1〜6
は本発明の原理説明図である。図1は本発明に係る半導
体レーザの構造を示す断面図である。
【0014】図1において、1は半導体レーザを構成す
る活性層であり、2,3は活性層1上に形成されたノン
ドープクラッド層、n型又はp型のクラッド層であり、
4はノンドープクラッド層2内に部分的に形成された障
壁である。障壁4は、低温下で動作させた時にはキャリ
アを通さず注入を阻害し、かつ高温下で動作させた時に
はキャリアを通して注入を阻害しない。
【0015】次に、図2,3は図1に示す半導体レーザ
における低温下でのキャリア注入の様子を示す図であ
る。図1に示す半導体レーザを低温下で動作させた時、
図2に示す如く、キャリアは、障壁4を越えることがで
きない。このため、図3に示す如く、障壁4のある領域
のキャリア密度は低く、利得は小さくなる。反対に障
壁4のない領域では、領域の障壁4を越えられない
キャリアも注入されるため、キャリア密度は高く、利得
は大きくなる。この障壁4のある領域の利得と障壁4
のない領域の利得の平均の利得を考えた時、障壁4の
ある領域の利得と障壁4のない領域の利得とが大き
く異なるため、その平均の利得の分布は、ブロードにな
り、その結果、閾値に達するキャリア密度は、均一にキ
ャリアを注入した時に比べ高くなる。
【0016】一方、図4,5は図1に示す半導体レーザ
における高温下でのキャリア注入の様子を示す図であ
る。図1に示す半導体レーザを高温下で動作させた時、
図4に示す如く、キャリアは、障壁4を越えることがで
きる。このため、キャリアはほぼ均一に注入されるの
で、障壁4のある領域の利得と障壁4のない領域の
利得の利得分布は近くなり、平均の利得の分布は急岐に
なる。その結果、障壁4が存在することによる閾値上昇
は、小さくなる。
【0017】図6はこの時の電流−光出力特性を示す図
である。この図6に示す如く、本発明では、高温下での
閾値がほとんど上昇しない替わりに低温(室温)下での
閾値が相対的に上昇するために、閾値電流の温度依存性
は小さくなる。従って、本発明によれば、温度変化によ
る閾値電流の変動を低減することができるため、高温ま
で温度が上昇した場合に、固定バイアスでも発振遅延時
間を短縮することができ、高速伝送を容易に実現するこ
とができる等、システム上使い易い半導体レーザを実現
することができる。
【0018】なお、図2,4のE軸は、バンドダイアグ
ラムの伝導帯側を示す。このように、E軸を伝導帯と規
定すると、前述したクラッド層も規定されるため、価電
子帯でも上記と同様な効果を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図7は本発明に係る一実施例の半導体発光装置の
共振器方向に対して垂直方向の構造を示す断面図、図8
は図7に示す半導体発光装置の共振器方向の構造を示す
断面図である。図示例は1.3μm帯半導体レーザに適
用することができる。
【0020】本実施例では、まず、(100)p型In
P基板11上にMOVPE法により、膜厚1μm程度の
p型InPバッファー層12、歪量子井戸活性層13、
膜厚0.1μm程度のノンドープInPクラッド層1
4、膜厚0.1μm程度のノンドープAlGaInAs
障壁層15を順次積層する。ここで、歪量子井戸活性層
13は、例えば、下側から膜厚が80nm程度のInG
aAsP層(1.15μm組成)と、膜厚が4nm程度
のInGaAsP層(1.48μm組成 歪量1%)
と、膜厚が10nm程度のInGaAsP層(1.15
μm組成)と、膜厚が4nm程度のInGaAsP層
(1.48μm組成 歪量1%)と、膜厚が10nm程
度のInGaAsP層(1.15μm組成)と、膜厚が
4nm程度のInGaAsP層(1.48μm組成 歪
量1%)と、膜厚が10nm程度のInGaAsP層
(1.15μm組成)と、膜厚が4nm程度のInGa
AsP層(1.48μm組成 歪量1%)と、膜厚が8
0nm程度のInGaAsP層(1.15μm組成)と
からなる多層膜で構成すればよい(何れもノンドー
プ)。
【0021】次に、<01−1>方向に平行な幅10μ
m、10μm間隔のレジスト等をマスクにして、ノンド
ープAlGaInAs障壁層15を選択的にエッチング
する。次に、マスクを除去した後、例えばMOVPE法
により、膜厚0.1μm程度のノンドープInPクラッ
ド層16、膜厚0.5μm程度のn型InPクラッド層
17を再成長する。
【0022】次に、このウエハを<011>方向に長い
SiO2 膜等をマスクにして、n型InPクラッド層1
7からp型InPバッファ層12までをエッチングし、
メサストライプを形成する。次いで、このメサストライ
プを例えばLPE法により、膜厚0.5μm程度のp型
InP埋め込み層18、膜厚0.5μm程度のn型In
P埋め込み層19、膜厚0.5μm程度のp型InP埋
め込み層20で埋め込む。
【0023】次に、マスクを除去した後、例えばLPE
法によりp型InP埋め込み層20及びn型InPクラ
ッド層17上に膜厚1μm程度のn型InP埋め込み層
21、膜厚0.5μm程度のn型InGaAsP(1.
3μm組成)コンタクト層22を成長する。その後、蒸
着法等によりn型InGaAsPコンタクト層22側に
膜厚500Å程度のAuGe表面電極23を形成し、p
型InP基板11側に膜厚500Å/500Å程度のA
uZn/Au裏面電極24を形成する。そして、これを
劈開し、両端面に高反射コートを施すことにより、図
7,8に示すような構造の半導体レーザを得ることがで
きる。
【0024】ここで、活性領域は、本実施例のような歪
量子井戸でなく、例えばバルク活性層で構成しても良い
が、量子井戸構造を導入すれば、閾値の絶対値、即ちI
thoを小さくすることができるため、本実施例のよう
に、低閾値かつ温度特性の良いレーザを実現することが
できる。なお、温度特性は、量子井戸構造のみを導入し
たのみでは改善されないが、障壁層15と量子井戸構造
を組み合わせることではじめて温度特性を改善すること
ができる。
【0025】また、本実施例では、ノンドープAlGa
InAs障壁層15を共振器方向に分布して存在するよ
うに構成するため、前述のキャリアの不均一注入を起こ
すことができるため、閾値電流の温度依存性を改善する
ことができる。本実施例では、障壁は伝導帯に生じる。
この障壁の高さは、例えば20℃ではキャリアが越える
ことができず、80℃では越えることができるように、
約35meVとした。この時、ノンドープAlGaIn
As障壁層15の組成は、Al:25%、Ga:25
%、In:50%である。ここでのバンド構造の概略
は、図9に示す通りである。図9に示す如く、価電子帯
は、井戸状になるが、n側電極側であるため、正孔は殆
ど存在しないので、問題にならない。
【0026】なお、上記実施例では、ノンドープAlG
aInAs障壁層15を伝導帯に障壁を生じる材料で構
成する場合について説明したが、本発明はこれのみに限
定されるものではなく、例えば価電子帯側に障壁を生じ
る材料で構成してもよい。ここでのバンド構造の概略
は、図10に示す通りである。図10では、価電子帯だ
けに障壁ができる適当な材料がないため、InPを障壁
とし、クラッドをInGaAsPにした。価電子帯側の
障壁が35meVとした時、障壁層の組成は、As:8
%、Ga:4%である。但し、この障壁層は、前述の実
施例とは逆に、p側に挿入しなければならない。
【0027】この材料系では、活性層とクラッド層のバ
ンドギャップ差が小さくなり不利だが、移動度の小さい
(回り込みの小さい)正孔に分布を付けることができる
ため、障壁による効果を大きくすることができる。但
し、伝導帯側も障壁状になるが、電子は殆ど存在しない
ため、注入に影響はない。当然、上記の伝導帯側及び価
電子帯側の障壁を両方挿入すれば、工程は多くなるもの
の、障壁による効果をより大きくすることができる。
【0028】次に、ノンドープAlGaInAs障壁層
15は、単にキャリア注入を阻害するだけなので、必ず
しも共振器方向に垂直に形成しなくてもよく、例えば、
斜めに形成して構成してもよい。また、必ずしも周期的
に形成する必要もなく、例えば共振器と平行方向に障壁
を形成して構成してもよい。以下、具体的に図面を用い
て説明する。
【0029】ここでは、前述した図10の価電子帯の障
壁を用いた。図11は本発明に適用できる半導体発光装
置の共振器方向に対して垂直方向の構造を示す断面図、
図12は図11に示す半導体発光装置の共振器方向の構
造を示す断面図である。図11,12において、31は
p型InP基板、32はp型InGaAsPバッファー
層、33はノンドープInGaAsPクラッド層、34
はノンドープInP障壁層、35はノンドープInGa
AsPクラッド層、36は歪量子井戸活性層、37はn
型InGaAsPクラッド層、38はp型InP埋め込
み層、39はn型InP埋め込み層、40はp型InP
埋め込み層、41はn型InP埋め込み層、42はn型
InGaAsP(1.3μm組成)コンタクト層、43
はAuGe表面電極、44はAuZn/Au裏面電極で
ある。
【0030】p型InGaAsPバッファー層32、ノ
ンドープInGaAsPクラッド層33、ノンドープI
nGaAsPクラッド層35及びn型InGaAsPク
ラッド層37の組成は、前述した図10に示す通りであ
る。作製方法は、1回目の成長でノンドープInP障壁
層34までを積層して、<011>方向に平行にストラ
イプ状にエッチングし、2回目の成長でノンドープIn
GaAsPクラッド層35以降を積層するということ以
外は、図7,8の上記実施例と同様である。
【0031】この実施例では、ドーピングするとバンド
が曲がることを考慮し、障壁高さの設計を容易にするた
めに、ノンドープInP障壁層34及びこのノンドープ
InP障壁層34上下のクラッド層33,35をノンド
ープとしてある。しかしながら、このように、ノンドー
プInP障壁層34及びクラッド層33,35をノンド
ープにすると、キャリアが拡散して進むために、拡散で
進むと遅いので高速変調時の応答が悪くなり、高速特性
に悪影響が生じ易い。この対策として、ドーピングする
場合には、障壁層34のみこのノンドープInP障壁層
34の上下のクラッド層に比べて低ドーピング或いはノ
ンドープにする等すればよい。このように、ドーピング
によるバンドの曲がりを積極的に障壁の形成に利用して
もよい。
【0032】上記各実施例は、障壁層15,34による
障壁をバンド不連続な材料から構成する場合について説
明したが、本発明はこれのみに限定されるものではな
く、例えばドーピング濃度差を利用し形成して構成して
もよい。次に、障壁層34が小さすぎると、障壁の下で
キャリアが回り込み、均一化してしまうため、幅はキャ
リアの拡散長以上必要である。このため、電子の拡散長
が3〜4μm、正孔の拡散長が1μmであることを考慮
すると、障壁の幅は、1μm以上が好ましい。また、障
壁層34中では、キャリアは拡散で移動するため、厚さ
が拡散長以上あると、高温でもキャリアが注入されな
い。このため、障壁の厚さは、1μm以下が好ましい。
【0033】なお、上記各実施例では、波長1.3μm
帯で発光する半導体レーザを例示して説明したが、本発
明はこれのみには限定されず、温度特性が元々悪い半導
体レーザを考慮すると、波長1〜2μm帯で発光する半
導体レーザが好適である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、温度変動による発振閾
値電流の変動を低減することができ、温度が上昇した
時、固定バイアスで発振遅延時間を短縮することがで
き、高速伝送を容易に実現することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】本発明の原理説明図である。
【図4】本発明の原理説明図である。
【図5】本発明の原理説明図である。
【図6】本発明の原理説明図である。
【図7】本発明に係る一実施例の半導体発光装置の共振
器方向に対して垂直方向の構造を示す断面図である。
【図8】図7に示す半導体発光装置の共振器方向の構造
を示す断面図である。
【図9】図7,8に示す半導体発光装置のp型InPバ
ッファー層からノンドープInPクラッド層までのバン
ド構造を示す図である。
【図10】本発明に適用できる障壁層を価電子帯側に障
壁を生じる材料で構成する場合のバンド構造を示す図で
ある。
【図11】本発明に適用できる半導体発光装置の共振器
方向に対して垂直方向の構造を示す断面図である。
【図12】図11に示す半導体発光装置の共振器方向の
構造を示す断面図である。
【図13】従来の1.3μm帯半導体レーザの共振器方
向に対して垂直方向の構造を示す断面図である。
【図14】図13に示す1.3μm帯半導体レーザの共
振器方向の構造を示す断面図である。
【図15】従来例の課題を示す図である。
【符号の説明】
1 活性層 2 ノンドープクラッド層 3 クラッド層 4 障壁層 11 p型InP基板 12 p型InPバッファー層 13 歪量子井戸活性層 14 ノンドープInPクラッド層 15 ノンドープAlGaInAs障壁層 16 ノンドープInPクラッド層 17 n型InPクラッド層 18 p型InP埋め込み層 19 n型InP埋め込み層 20 p型InP埋め込み層 21 n型InP埋め込み層 22 n型InGaAsPコンタクト層 23 AuGe表面電極 24 AuZn/Au裏面電極 31 p型InP基板 32 p型InGaAsPバッファー層 33 ノンドープInGaAsPクラッド層 34 ノンドープInP障壁層 35 ノンドープInGaAsPクラッド層 36 歪量子井戸活性層 37 n型InGaAsPクラッド層 38 p型InP埋め込み層 39 n型InP埋め込み層 40 p型InP埋め込み層 41 n型InP埋め込み層 42 n型InGaAsPコンタクト層 43 AuGe表面電極 44 AuZn/Au裏面電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低温下で動作させた時にはキャリアの注入
    を阻害し、かつ高温下で動作させた時にはキャリアの注
    入を阻害しない障壁(4)を、活性領域のp側及びn側
    の少なくともどちらか一方に、部分的に挿入してなるこ
    とを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】波長が1μm帯以上2μm帯以下の範囲で
    発光することを特徴とする請求項1記載の半導体発光装
    置。
  3. 【請求項3】前記活性領域は、量子井戸構造からなるこ
    とを特徴とする請求項1,2記載の半導体発光装置。
  4. 【請求項4】前記障壁(4)は、バンド不連続な材料か
    らなることを特徴とする請求項1乃至3記載の半導体発
    光装置。
  5. 【請求項5】前記障壁(4)は、ドーピング濃度の差を
    利用して形成してなることを特徴とする請求項1乃至3
    記載の半導体発光装置。
  6. 【請求項6】前記障壁(4)の幅は、1μm以上である
    ことを特徴とする請求項1乃至5記載の半導体発光装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100327201B1 (ko) * 1998-03-07 2002-04-17 윤종용 화상신호송수신방법및장치
US8644399B2 (en) 2006-06-23 2014-02-04 Sony Corporation Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, reception method, and transmission system

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