JPH08180606A - 符号変調方法、符号変調装置、符号復調方法、符号復調装置および符号復号方法 - Google Patents

符号変調方法、符号変調装置、符号復調方法、符号復調装置および符号復号方法

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JPH08180606A
JPH08180606A JP32694794A JP32694794A JPH08180606A JP H08180606 A JPH08180606 A JP H08180606A JP 32694794 A JP32694794 A JP 32694794A JP 32694794 A JP32694794 A JP 32694794A JP H08180606 A JPH08180606 A JP H08180606A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PR(1,1)において、ビタビ復号時の幾
何学上の距離をより大きくできるようにする。 【構成】 水平軸と垂直軸で構成される平面に、3×3
個の状態を配置する。水平軸の右方向への遷移に対応し
て符号11を割り当て、左方向への遷移に対応して00
を割り当てる。垂直軸に沿う上方向への遷移に対応して
01を割り当て、下方向への遷移に対応して10を割り
当てる。状態1、状態3、状態5、状態7のうちのいず
れか1つの状態を始点として、他の5個の状態を経て、
終点の状態としての状態1、状態3、状態5または状態
7に遷移する場合に得られる符号を、変換後の符号とし
て用いる。例えば状態1、状態4、状態7、状態8、状
態7、状態4、状態1の遷移で、01、01、11、0
0、10、10の符号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオーディオデー
タやビデオデータをデジタル的にディスクなどの記録媒
体に記録し、これを再生する場合に用いて好適な符号変
調方法、符号変調装置、符号復調方法、符号復調装置お
よび符号復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオデータやオーディオデータをデジ
タル的に磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクな
どのディスクに記録再生する場合、できるだけ高密度に
データが記録できるようにすることが望まれる。通常、
このため、パーシャルレスポンス(1,0,−1)や、
パーシャルレスポンス(1,1)などが用いられる。こ
のパーシャルレスポンス(1,0,−1)や、パーシャ
ルレスポンス(1,1)とビタビ復号を組み合わせたP
RML(Partial Response Maxi
mum Likelihood)方式とすることによ
り、より高密度の記録が可能となる。
【0003】例えばパーシャルレスポンス(1,0,−
1)(以下PR4と略記する)においては、従来のピー
ク検出方式の復号時の幾何学的距離を1とすると、ビタ
ビ復号時の幾何学的距離を2にすることが可能である。
この幾何学的距離は、その値が大きいほどS/Nを改善
することができ、それだけ高密度記録が可能になること
を意味する。さらにPR4においては、符号変調方法の
よってビタビ復号時の幾何学的距離を4にすることも可
能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PR4
に較べて、高域のスペクトラムが小さく、高密度化に適
しているパーシャルレスポンス(1,1)(以下PR1
と略記する)においては、幾何学的距離を2にすること
が可能であるが、それ以上の値にすることができない課
題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、PR1において幾何学的距離をより大きく
することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の符号変調方法
は、nビットの符号をmビットの符号に変換する符号変
調方法において、第1の軸と第2の軸により構成される
空間にP×Q個の状態を配置し、第1の軸に沿って第1
の方向に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、0
0の符号を割り当て、第1の軸に沿って第1の方向と反
対の第2の方向に、所定の状態から他の状態に遷移する
とき、11の符号を割り当て、第2の軸に沿って第3の
方向に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、01
の符号を割り当て、第2の軸に沿って第3の方向と反対
の第4の方向に、所定の状態から他の状態に遷移すると
き、10の符号を割り当てることにより生成した符号
を、mビットの符号とし、mビットの符号の所定のもの
をnビットの符号に対応して割り当てることを特徴とす
る。
【0007】P×Qは、3×3とすることができる。
【0008】mビットの符号のうち、第2の軸の一方の
端部に位置する状態を始点として、第2の軸の他方の端
部に位置する状態を経て、第2の軸の一方の端部に位置
する終点の状態に戻る遷移により生成されたものを、n
ビットの符号に割り当てることができる。
【0009】mビットの符号のうち、第2方向の端部の
中間に位置する状態を始点とし、第3または第4の方向
の端部の中間に位置する状態を終点とする遷移により生
成されるか、または、第1の方向の端部の中間に位置す
る状態を始点とし、第3または第4の方向の端部の中間
に位置する状態を終点とする遷移により生成されたもの
を、nビットの符号に割り当てることができる。
【0010】mビットの符号は、パーシャルレスポンス
(1,1)に適用され、ビタビ復号をすることができ
る。
【0011】本発明の符号変調装置は、nビットの符号
をmビットの符号に変換する符号変調装置において、第
1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の状
態を配置し、第1の軸に沿って第1の方向に、所定の状
態から他の状態に遷移するとき、00の符号を割り当
て、第1の軸に沿って第1の方向と反対の第2の方向
に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、11の符
号を割り当て、第2の軸に沿って第3の方向に、所定の
状態から他の状態に遷移するとき、01の符号を割り当
て、第2の軸に沿って第3の方向と反対の第4の方向
に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、10の符
号を割り当てることにより生成した符号を、mビットの
符号として記憶し、nビットの符号が入力されたとき、
割り当てられたmビットの符号を読み出し、出力する符
号記憶手段(例えば図21のメモリ21)を備えること
を特徴とする。
【0012】始点としての状態を記憶する状態記憶手段
(例えば図1のメモリ22)をさらに備えることができ
る。
【0013】本発明の符号復調方法は、mビットの符号
をnビットの符号に変換する符号復調方法において、第
1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の状
態を配置し、第1の軸に沿って第1の方向に、所定の状
態から他の状態に遷移するとき、00の符号を割り当
て、第1の軸に沿って第1の方向と反対の第2の方向
に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、11の符
号を割り当て、第2の軸に沿って第3の方向に、所定の
状態から他の状態に遷移するとき、01の符号を割り当
て、第2の軸に沿って第3の方向と反対の第4の方向
に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、10の符
号を割り当てることにより生成したmビットの符号に対
応するnビットの符号を記憶し、mビットの符号が入力
されたとき、対応するnビットの符号を読み出し、出力
することを特徴とする。
【0014】本発明の符号復調装置は、mビットの符号
をnビットの符号に変換する符号復調装置において、第
1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の状
態を配置し、第1の軸に沿って第1の方向に、所定の状
態から他の状態に遷移するとき、00の符号を割り当
て、第1の軸に沿って第1の方向と反対の第2の方向
に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、11の符
号を割り当て、第2の軸に沿って第3の方向に、所定の
状態から他の状態に遷移するとき、01の符号を割り当
て、第2の軸に沿って第3の方向と反対の第4の方向
に、所定の状態から他の状態に遷移するとき、10の符
号を割り当てることにより生成したmビットの符号に対
応するnビットの符号を記憶し、mビットの符号が入力
されたとき、対応するnビットの符号を読み出し、出力
する符号記憶手段(例えば図3のメモリ23)を備える
ことを特徴とする。
【0015】本発明の符号復号方法は、第1の軸と第2
の軸により構成される空間にP×Q個の状態を配置し、
第1の軸に沿って第1の方向に、所定の状態から他の状
態に遷移するとき、00の符号を割り当て、第1の軸に
沿って第1の方向と反対の第2の方向に、所定の状態か
ら他の状態に遷移するとき、11の符号を割り当て、第
2の軸に沿って第3の方向に、所定の状態から他の状態
に遷移するとき、01の符号を割り当て、第2の軸に沿
って第3の方向と反対の第4の方向に、所定の状態から
他の状態に遷移するとき、10の符号を割り当てること
により生成したmビットの符号であって、パーシャルレ
スポンス(1,1)特性によって得られるm個の標本値
を、ビタビ復号により、元のmビットの符号に復号する
符号復号方法において、第3の軸と第4の軸に沿って、
2×Q個の復調状態を配置し、第3の軸に沿って第5の
方向に、所定の復調状態から他の復調状態に遷移して、
0−1が入力されたとき、00の符号を出力し、第3の
軸に沿って第5の方向とは反対の第6の方向に、所定の
復調状態から他の復調状態に遷移して、0+1が入力さ
れたとき、11の符号を出力し、 前記第4の軸に沿っ
て第7の方向に、所定の前記復調状態から他の前記復調
状態に遷移して、00が入力されたとき、01の符号を
出力し、第4の軸に沿って第7の方向とは反対の第8の
方向に、所定の復調状態から他の復調状態に遷移して、
00が入力されたとき、10の符号を出力し、第4の軸
および第3の軸と交差する第6の軸に沿って第9の方向
に、所定の復調状態から他の復調状態に遷移して、10
が入力されたとき、10の符号を出力し、第6の軸に沿
って第9の方向と反対の第10の方向に、所定の復調状
態から他の復調状態に遷移して、−10が入力されたと
き、01の符号を出力し、第5の方向と第6の方向に対
をなすように配置されている復調状態のうち、第5の方
向に配置されている復調状態からその復調状態に遷移し
て、−1−1が入力されたとき、00を出力し、第5の
方向と第6の方向に対をなすように配置されている復調
状態のうち、第6の方向に配置されている復調状態から
その復調状態に遷移して、11が入力されたとき、11
を出力することを特徴とする。
【0016】Qは3とすることができる。
【0017】
【作用】請求項1に記載の符号変調方法および、請求項
5に記載の符号変調装置においては、P×Q個(有限
個)の状態のうち、所定の状態から他の状態に遷移する
場合、第1の軸に沿って00と11を割り当て、第2の
軸に沿って01と10を割り当てて、nビットの符号を
mビットの符号に変換する。したがってPR1と組み合
わせた場合において、幾何学的距離をより大きくし、高
密度な記録が可能となる。
【0018】請求項7に記載の符号復調方法および、請
求項8に記載の符号復調装置においては、第1の軸に沿
った方向への状態遷移に対応して、00または11の符
号が割り当てられ、第2の軸に沿った方向への状態の遷
移に対応して01または10の符号が割り当てられるこ
とにより、生成されたmビットの符号に対応するnビッ
トの符号が記憶されている。そしてこの記憶されている
mビットの符号が入力されたとき、対応するnビットの
符号が読み出される。したがって、正確にもとの符号を
読み取ることが可能になる。
【0019】請求項9に記載の符号復号方法において
は、第3の軸と第4の軸に沿って2×Q個の復調状態を
配置し、この各軸の方向に沿う遷移に対応して所定の入
力がなされたとき、その入力に対応する符号を出力す
る。したがって伝送路上におけるノイズにかかわらず、
PR1の入力を正確に復号することができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の符号変調方法と、符号復調方
法を応用した記録再生装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0021】変調器1には、光ディスク、光磁気ディス
ク、磁気ディスクなどのメディア3に記録すべき情報系
列(デジタルデータ)が入力される。この変調器1は、
例えば図2に示すように、ROM(Read Only
Memory)あるいはPLA(Programab
le Logic Array)などによりなるメモリ
21と、レジスタなどによりなるメモリ22により構成
される。
【0022】変調器1は入力されたnビット(例えば8
ビット)のデジタルデータをmビット(例えば12ビッ
ト)のデジタルデータに変換し、記録アンプ2に出力す
る。記録アンプ2は入力されたデータを増幅し、メディ
ア3に記録する。
【0023】メディア3に記録されたデータは再生さ
れ、再生アンプ4を介してイコライザアンプ5に入力さ
れ、イコライズされた後、標本化回路6とPLL回路9
に入力される。標本化回路6は、入力されたメディア3
からの再生信号をサンプリングし、サンプリング値をビ
タビ復号器7に出力している。ビタビ復号器7は、標本
化回路6より入力されたサンプル値を復号し、復号結果
を復調器8に供給する。PLL回路9はイコライザアン
プ5より入力された再生信号からクロックを生成し、標
本化回路6、ビタビ復号器7、および復調器8に出力す
る。
【0024】復調器8は、例えば図3に示すように、R
OMあるいはPLAなどによりなるメモリ31により構
成される。
【0025】なお、この実施例においては、記録側にプ
リコーダは設けられていない。
【0026】次にその動作について説明する。変調器1
のメモリ21に入力された8ビットのデータは、メモリ
21に記憶されている変換テーブルにしたがって、12
ビットのデータに変換される。このメモリ21に記憶さ
れている変換テーブル(その詳細は図11乃至図18を
参照して後述する)は、図4に示す状態遷移図にしたが
って生成されている。
【0027】すなわちこの実施例においては、状態0乃
至状態8の3×3個の状態が、マトリックス状に配置さ
れる。そして、各状態の水平軸に沿う遷移のうち、右方
向への遷移には2ビットのデータ11が割り当てられ、
左方向の遷移には2ビットのデータ00が割り当てられ
る。また、垂直軸に沿った遷移のうち、上方向の遷移に
対して2ビットのデータ01が割り当てられ、下方向の
遷移に対しては2ビットのデータ10が割り当てられ
る。
【0028】9個の状態のうち、遷移の始点と終点は、
奇数番号の状態1、状態3、状態5、または状態7のい
ずれかとされる。したがって、状態1、状態3、状態
5、または状態7のうちのいずれか1つを始点として、
その状態から他の5個の状態を経て、再び状態1、状態
3、状態5、または状態7のうちの終点としてのいずれ
かの状態に遷移する動作を行うことにより、各遷移に対
応して生成される12ビットのデータがメモリ21に記
憶されるデータとされる。
【0029】例えば状態1から状態4、状態7、状態
8、状態7、状態4、状態1の遷移が行われた場合にお
いては、12ビットのデジタルデータ01,01,1
1,00,10,10が生成される。また状態1、状態
0、状態3、状態6、状態7、状態4の、状態1経路で
遷移される場合においては、12ビットのデータ00,
01,01,11,10,10が得られる。状態1、状
態0、状態3、状態4、状態5、状態8、状態7の経路
で遷移する場合においては、00,01,11,11,
01,00の12ビットのデータが得られる。
【0030】以上のようにして、所定の始点から、他の
5つの状態を経て、終点にいたる遷移に対応する12ビ
ットのデータが、変換後の符号として用いられる。
【0031】このようにして生成される12ビットのデ
ータは、ビタビ復号器7が無限のパスメモリを有してい
る場合においては、すべてこれを変換後の符号として用
いることが可能となる。しかしながら実際には、無限の
パスメモリは設けることができない。メモリ長は、コス
ト、並びに占有空間の大きさの観点から、できるだけ小
さいことが望ましい。
【0032】いま例えば図5に示す状態遷移を考える。
状態0から出発するパスが状態1との間でしか遷移を起
こさず、また状態1から出発するパスが状態2との間で
しか遷移を起こさないものとし、さらに一方のパスが1
つ上に遷移した場合においては、他方のパスも1つ上に
遷移するものとし、一方のパスが同じ状態に留まった場
合においては、他方のパスも同じ状態に留まるという動
きを続けた場合においては、2つのパスは合流すること
がない。その結果、パスを一本化することができないこ
とになる。これはパスメモリが無限に必要になることを
意味する。
【0033】パスメモリを有限にする条件は、必ず1回
ずつ状態0と状態2を通過するようにすることである。
状態0と状態2を通過する間隔が短ければ短いほど、メ
モリ長も短くなる。
【0034】図4の水平軸は、DSV(Degital
Sum Value)を表している。すなわち符号0
に−1を対応させ、符号1に+1を割り当て、生成され
た符号に割り当てられた+1と−1の和を演算する。例
えば状態1から状態0に遷移し、状態0から再び状態1
に戻るものとすると、状態1から状態0に遷移するとき
の符号は00であるから、DSVは−2(=−1+−
1)となる。しかしながら、状態0から状態1に戻ると
き、符号は11であるからDSVは2(=1+1)とな
り、合計のDSVは0(=−2+2)となる。状態1か
ら状態2に遷移する場合も符号は11であるからDSV
は+2となり、状態2から状態1に戻るときDSVは−
2となるから、状態1に戻った時点におけるDSVは0
となる。
【0035】以上のようにして同一の水平線上に位置す
る状態3、状態4、および状態5における遷移のDSV
並びに、状態6、状態7、および状態8における遷移の
DSVは、それぞれ0となる。
【0036】状態1から状態0に遷移し、状態0からさ
らに状態3に遷移する場合においては、状態1から状態
0に遷移するとき、符号は00であるからDSVは−2
となる。そして状態0から状態3に遷移するとき、符号
は01であるからその間の遷移によるDSVは、0(=
+1−1)となる。したがって、状態3に遷移した時点
におけるDSVは、−2となる。
【0037】このように状態が垂直軸に沿って遷移する
場合においては、その遷移に対して割り当てられている
符号は01または10であるから、そのDSVは0とな
る。したがって、状態が垂直方向に遷移してもDSVは
変化しないことになる。換言すれば、DSVは、水平軸
に沿って移動した場合においてのみ変化し、同一の水平
線上の状態は同一のDSVを有するものとなる。
【0038】またDSVの最高値と最低値は、この実施
例の場合、+3と−3になる。この値は遷移の途中にお
いて発生する。
【0039】すなわち、例えば状態1から状態0に遷移
したとき、DSVは−2となる。さらに状態0から状態
3に遷移するとき、符号01のうち符号0に対応する−
1を加算したタイミングにおいてDSVが−3となる。
しかしながら状態3に達した状態においては、さらに符
号01のうち1に対応する+1がDSVとして加算され
るため、結局DSVの値は−2となるのは上述したとお
りである。
【0040】また、例えば状態7から状態8を経て、状
態5に遷移する場合、状態7から状態8に遷移すると
き、DSVは符号11に対応して2(=+1+1)とな
る。また状態8からさらに状態5に遷移するとき、符号
10のうち符号1に対応して+1が加算されるためDS
Vは一時的に3になる。しかしながら残りの符号0に対
応して、最終的にはさらに−1が加算され、結局DSV
は2となる。
【0041】図4における水平方向の状態の数を有限に
することにより、符号に直流成分が発生することを防止
することができる。すなわち00または11の数が有限
となるため、直流成分の発生が防止できるのである。
【0042】これに対して、垂直方向の状態の数を有限
にすることにより、チャンネルレート(伝送レート)の
1/2の周波数成分のエネルギーを0にすることができ
る。換言すれば、垂直方向の符号は01または10に割
り当てられているため、その発生頻度を均等にすること
により、ノイズに対して強くすることができる。
【0043】図6乃至図9は、図4の状態遷移図にした
がって生成することができる符号の具体例を表してい
る。図6は、始点が状態1、終点が状態1の場合を表し
ており、図7は始点が状態1、終点が状態3の場合を表
しており、図8は始点が状態1、終点が状態5の場合を
表しており、図9は始点が状態1、終点が状態7の場合
を表している。
【0044】以上のようにして、図4に示す状態遷移図
に対応して生成された12ビットの符号を、変換符号と
して用いることができるのであるが、さらにこの符号の
うち、次の条件を満たすものを選択することにより、パ
スの1本化を図ることが可能な長さを2符号長(24ビ
ット)以内とすることができる。
【0045】その条件とは次のとおりである。 (1) 始点を状態1、終点を状態1とする符号は、状
態6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中か
ら選択する。 (2) 始点を状態1、終点を状態3とする符号は、状
態6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中か
ら選択する。 (3) 始点を状態1、終点を状態5とする符号は、状
態6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中か
ら選択する。 (4) 始点を状態1、終点を状態7とする符号は任意
の状態を通過するものから選択する。 (5) 始点を状態3、終点を状態1とする符号は、状
態6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中か
ら選択する。 (6) 始点を状態3、終点を状態3とする符号は、状
態0、状態1、状態2のいずれかを通過し、さらに状態
6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中から
選択する。 (7) 始点を状態3、終点を状態5とする符号は、状
態6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中か
ら選択する。 (8) 始点を状態3、終点を状態7とする符号は任意
の状態を通過するものの中から選択する。 (9) 始点を状態5、終点を状態1とする符号は任意
の状態を選択するものの中から選択する。 (10) 始点を状態5、終点を状態3とする符号は、
状態0、状態1、状態2のいずれかを通過するものの中
から選択する。 (11) 始点を状態5、終点を状態5とする符号は、
状態0、状態1、状態2のいずれかを通過し、さらに状
態6、状態7、状態8のいずれかを通過するものの中か
ら選択する。 (12) 始点を状態5、終点を状態7とする符号は、
状態0、状態1、状態2のいずれかを通過するものの中
から選択する。 (13) 始点を状態7、終点を状態1とする符号は、
任意の状態を通過するものの中から選択する。 (14) 始点を状態7、終点を状態3とする符号は、
状態0、状態1、状態2のいずれかを通過するものの中
から選択する。 (15) 始点を状態7、終点を状態5とする符号は、
状態0、状態1、状態2のいずれかを通過するものの中
から選択する。 (16) 始点を状態7、終点を状態7とする符号は、
状態0、状態1、状態2のいずれかを通過するものの中
から選択する。 特に、(4),(8),(9)または(13)の条件を
設定した場合においては、任意の状態を選択できるの
で、有利な符号となる。
【0046】このような条件を設定することにより、始
点を状態1とする符号は273個、状態3とするものは
297個、状態5とするものは297個、状態7とする
ものは273個得ることができる。したがってこれらの
中から、それぞれ256個の符号を選択し、これを8ビ
ットの入力データにそれぞれ対応させるようにすれば、
24ビット以内でパスを1本化することが可能な符号と
することができる。
【0047】例えば、上述した(1)乃至(4)の条件
を付加して生成される符号は、図10乃至13に示すよ
うになる。図10は始点が状態1、終点が状態1(すな
わち図6の符号の一部)、図11は始点が状態1、終点
が状態3(図7の符号の一部)、図12は始点が状態
1、終点が状態5(図8の符号の一部)、図13は始点
が状態1、終点が状態7(図9の符号の一部)の場合を
表している。上述したように、この図10乃至図13に
示す符号を用いることで、24ビット以内でパスを1本
化することが可能となる。
【0048】なお、図4の状態遷移図にしたがって生成
される符号は、ビタビ復号時の幾何学上の最小距離が符
号化しない場合に比べて2倍となる。
【0049】また(d,k)符号として考えた場合、0
の連続する最小の数dは0となり、0の連続する最大の
数kは5となる。
【0050】以上のようにして生成された12ビットの
符号が、メモリ21に記憶されている。メモリ21は8
ビットのデータが入力されたとき、その8ビットのデー
タに対応する12ビットのデータを変調符号として読み
出し、記録アンプ2に出力する。
【0051】なお、メモリ22は、図4における状態
1、状態3、状態5、または状態7のうち、直前の12
ビットの符号を生成したときの終点の状態を記憶する。
そして、この終点を、次の12ビットの符号を生成する
ための状態遷移の始点とする。これにより、状態が連続
して遷移することになる。なお、このため、メモリ21
には、1つの8ビットの符号に対して、4種類の符号
(始点がそれぞれ状態1、状態3、状態5または状態7
の符号)、が用意され、直前の符号の終点に対応する種
類の符号が順次選択される。
【0052】以上のようにして、メモリ21に記憶され
ているテーブルにしたがって変換された12ビットのデ
ータが、記録アンプ2を介してメディア3に供給され、
記録される。
【0053】一方、メディア3に記録されたデータは再
生され、再生アンプ4により増幅された後、イコライザ
アンプ5によりイコライズされ、標本化回路6とPLL
回路9に供給される。
【0054】PLL回路9は、入力されたデータからク
ロックを生成し、生成したクロックを標本化回路6、ビ
タビ復号器7、および復調器8に供給する。
【0055】標本化回路6は、イコライザアンプ5より
入力された3値の信号を、PLL回路9より入力される
クロックに同期してサンプリングする。そしてサンプリ
ングして得られたデータが、ビタビ復号器7に入力さ
れ、2値のデータに復号される。
【0056】図14は、このビタビ復号器7における、
ビタビ復号時の状態遷移を表している。
【0057】すなわち、この実施例においては2×3個
の状態(復号状態)が、水平軸と垂直軸で構成される平
面上に、マトリックス状に配置される。そして水平軸に
沿う右方向への状態遷移に際し、0−1(0と−1の入
力を、このように略記する。以下同様)のサンプリング
データが入力された場合においては、00の符号が出力
される。逆に左方向への遷移において0+1のサンプリ
ングデータが入力された場合においては、11の符号が
出力される。
【0058】さらに垂直軸に沿う、上方向への遷移に対
応して00のサンプリング値が入力された場合において
は、01の符号が出力される。また逆に、下方向への遷
移に対応して00のサンプリング値が入力された場合に
おいては10の符号が出力される。
【0059】また、水平軸と垂直軸に交差する斜め方向
の軸に沿って遷移する場合においては(例えば状態1と
状態2の間の遷移、状態3と状態4の間の遷移において
は)、右下方向への遷移(より若い番号への遷移)に対
応して+10のサンプリング値が入力されたとき、10
の符号が出力される。また逆に、左上方向への遷移(よ
り大きい番号の状態への遷移)に対応して−01のサン
プリング値が入力された場合においては、01の符号が
出力される。
【0060】さらに図14において、左右に対となって
配置されている状態のうち左側の状態(状態0、状態2
および状態4)において、自分自身に戻る遷移に対応し
て、サンプリング値11が入力された場合においては、
符号11が出力される。また、右側の状態(状態1、状
態3および状態5)において自分自身に戻る遷移に対応
して、−1−1のサンプリング値が入力された場合にお
いては、符号00が出力される。
【0061】図15は図14に対応するトレリス線図を
表している。例えば図15に上側の実線で示すように、
状態3から状態4に遷移し、状態4からさらに状態3に
遷移する場合、−1,−0,1,0のサンプリング値よ
りなるパスが得られる。これに対して図15において下
側の実線で示すように、状態3、状態2、状態3の経路
で示すパスが得られた場合においては、0,+1,0,
−1のサンプリング値が得られることになる。
【0062】2つのパスの幾何学的距離を求めると、上
のパスの第1番目のビット−1と、下のパスの第1番目
のビット0との距離は1、上のパスの第2番目のビット
0と、下のパスの第2番目のビット+1との距離は1、
上のパスの第3番目のビット1と、下のパスの第3番目
のビット0との距離は1、上のパスの第4番目のビット
0と、下のパスの第4番目のビット−1との距離は1、
となるから、結局幾何学的距離は4(=1+1+1+
1)となる。他にもいくつもの組み合わせが存在する
が、幾何学的距離は4より小さくなることはない。
【0063】図4の状態遷移図にしたがって生成された
符号を、図14に示すようにPRIに適用し、ビタビ復
号をする場合、最もS/Nを改善することができる。図
16は、PR4と8−9符号と組み合わせた場合と、P
R1と8−10符号と組み合わせた場合のビタビ復号後
のビットエラーレートのシミュレーションの結果を表し
ている。同図に示すように、PR1との組み合わせを行
った場合、115kbpi以上の線密度になったとき、
ビットエラーレートがより少なくなっていることがわか
る。
【0064】また図17はPR1と組み合わせた場合に
おけるアイパターンを表しており、図18はPR4と組
み合わせた場合におけるアイパターンを表している。こ
の2つの図を比較して明らかなように、図17に示す場
合の方が、アイパターンが大きく開口しており、ノイズ
に強いことがわかる。
【0065】このようにPR1は、PR4よりS/Nに
強く、高密度化に適した方法といえる。
【0066】したがって、すでに知られているPR4用
の幾何学的距離4の符号より、図4に示す状態遷移図に
したがって生成したPR1用の符号の方が、よりよい性
能を発揮できる。
【0067】ビタビ復号器7により−1,0,+1の3
値の符号を、0または1の2値の符号に復号したデータ
は、復調器8のメモリ31に入力される。メモリ31に
は、図2のメモリ21と相補的な関係を有する符号が記
憶されており、12ビットの符号が入力されると、それ
に対応する8ビットの符号が読み出され、復調出力とし
て出力される。
【0068】以上の実施例においては、図4に示す状態
遷移図に従って8−10変化符号を生成するようにした
が、例えば8−14符号を生成することも可能である。
【0069】また図4の実施例においては、3×3個の
状態により状態遷移図を構成するようにしたが、それ以
上の数、例えば4×4個の状態遷移図を用いて16−2
0変化符号を生成することも可能である。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の符号変調方法および、
請求項6に記載の符号変調装置によれば、P×Q個(有
限個)の状態のうち、所定の状態から他の状態に遷移す
る場合、第1の軸に沿って00と11を割り当て、第2
の軸に沿って01と10を割り当てて、nビットの符号
をmビットの符号に変換する。したがってPR1と組み
合わせた場合において、ビタビ復号時の幾何学的距離を
より大きくし、高密度な記録が可能となる。
【0071】請求項8に記載の符号復調方法および、請
求項9に記載の符号復調装置によれば、第1の軸に沿っ
た方向への状態遷移に対応して、00または11の符号
が割り当てられ、第2の軸に沿った方向への状態の遷移
に対応して01または10の符号が割り当てられること
により、生成されたmビットの符号に対応するnビット
の符号が記憶されている。そしてmビットの符号が入力
されたとき、対応するnビットの符号が読み出される。
したがって、正確に元の符号を読み取ることが可能にな
る。
【0072】請求項10に記載の符号復号方法によれ
ば、第3の軸と第4の軸に沿って2×3個の復調状態を
配置し、この各軸の方向に沿う遷移に対応して所定の入
力がなされたとき、その入力に対応する値を出力する。
したがって伝送路上におけるノイズにかかわらず、PR
1の入力を正確に復号することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号変調方法および符号復調方法を応
用した記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の変調器1の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の復調器8の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】符号生成の状態遷移を表す図である。
【図5】図4の水平軸の制限を除去した場合の状態遷移
を示す図である。
【図6】図4の状態遷移図に対応して生成される符号の
例を示す図である。
【図7】図4の状態遷移図に対応して生成される符号の
例を示す図である。
【図8】図4の状態遷移図に対応して生成される符号の
例を示す図である。
【図9】図4の状態遷移図に対応して生成される符号の
例を示す図である。
【図10】図4の状態遷移図にしたがって符号を生成す
る場合に所定の条件を付加して得られる符号の例を示す
図である。
【図11】図4の状態遷移図にしたがって符号を生成す
る場合に所定の条件を付加して得られる符号の例を示す
図である。
【図12】図4の状態遷移図にしたがって符号を生成す
る場合に所定の条件を付加して得られる符号の例を示す
図である。
【図13】図4の状態遷移図にしたがって符号を生成す
る場合に所定の条件を付加して得られる符号の例を示す
図である。
【図14】ビタビ検出の状態遷移を表す図である。
【図15】図6の状態遷移に対応するトレリス線図であ
る。
【図16】PR1とPR4のビットエラーレートを示す
特性図である。
【図17】PR1のアイパターンを示す図である。
【図18】PR4のアイパターンを示す図である。
【符号の説明】
1 変調器 2 記録アンプ 3 メディア 4 再生アンプ 5 イコライザアンプ 6 標本化回路 7 ビタビ復号器 8 復調器 9 PLL回路 21,22,31 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビットの符号をmビットの符号に変換
    する符号変調方法において、 第1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の
    状態を配置し、 前記第1の軸に沿って第1の方向に、所定の前記状態か
    ら他の前記状態に遷移するとき、00の符号を割り当
    て、 前記第1の軸に沿って前記第1の方向と反対の第2の方
    向に、所定の前記状態から他の前記状態に遷移すると
    き、11の符号を割り当て、 前記第2の軸に沿って第3の方向に、所定の前記状態か
    ら他の前記状態に遷移するとき、01の符号を割り当
    て、 前記第2の軸に沿って前記第3の方向と反対の第4の方
    向に、所定の前記状態から他の前記状態に遷移すると
    き、10の符号を割り当てることにより生成した符号
    を、前記mビットの符号とし、 前記mビットの符号の所定のものを前記nビットの符号
    に対応して割り当てることを特徴とする符号変調方法。
  2. 【請求項2】 前記P×Qは、3×3であることを特徴
    とする請求項1に記載の符号変調方法。
  3. 【請求項3】 前記mビットの符号のうち、前記第2の
    軸方向の一方の端部の中央に位置する前記状態を始点と
    して、前記第2の軸方向の他方の端部の中間に位置する
    前記状態を終点とする遷移により生成されたものを、前
    記nビットの符号に割り当てることを特徴とする請求項
    2に記載の符号変調方法。
  4. 【請求項4】 前記mビットの符号のうち、前記第2の
    方向の端部の中間に位置する状態を始点とし、前記第3
    または第4の方向の端部の中間に位置する状態を終点と
    する遷移により生成されるか、または、前記第1の方向
    の端部の中間に位置する状態を始点とし、前記第3また
    は第4の方向の端部の中間に位置する状態を終点とする
    遷移により生成されたものを、前記nビットの符号に割
    り当てることを特徴とする請求項2に記載の符号変調方
    法。
  5. 【請求項5】 前記mビットの符号は、パーシャルレス
    ポンス(1,1)に適用され、ビタビ復号されることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の符号変調
    方法。
  6. 【請求項6】 nビットの符号をmビットの符号に変換
    する符号変調装置において、 第1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の
    状態を配置し、前記第1の軸に沿って第1の方向に、所
    定の前記状態から他の前記状態に遷移するとき、00の
    符号を割り当て、前記第1の軸に沿って前記第1の方向
    と反対の第2の方向に、所定の前記状態から他の前記状
    態に遷移するとき、11の符号を割り当て、前記第2の
    軸に沿って第3の方向に、所定の前記状態から他の前記
    状態に遷移するとき、01の符号を割り当て、前記第2
    の軸に沿って前記第3の方向と反対の第4の方向に、所
    定の前記状態から他の前記状態に遷移するとき、10の
    符号を割り当てることにより生成した符号を、前記mビ
    ットの符号として記憶し、前記nビットの符号が入力さ
    れたとき、割り当てられた前記mビットの符号を読み出
    し、出力する符号記憶手段を備えることを特徴とする符
    号変調装置。
  7. 【請求項7】 始点としての前記状態を記憶する状態記
    憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載
    の符号変調装置。
  8. 【請求項8】 mビットの符号をnビットの符号に変換
    する符号復調方法において、 第1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の
    状態を配置し、前記第1の軸に沿って第1の方向に、所
    定の前記状態から他の前記状態に遷移するとき、00の
    符号を割り当て、前記第1の軸に沿って前記第1の方向
    と反対の第2の方向に、所定の前記状態から他の前記状
    態に遷移するとき、11の符号を割り当て、前記第2の
    軸に沿って第3の方向に、所定の前記状態から他の前記
    状態に遷移するとき、01の符号を割り当て、前記第2
    の軸に沿って前記第3の方向と反対の第4の方向に、所
    定の前記状態から他の前記状態に遷移するとき、10の
    符号を割り当てることにより生成した前記mビットの符
    号に対応する前記nビットの符号を記憶し、 前記mビットの符号が入力されたとき、対応する前記n
    ビットの符号を読み出し、出力することを特徴とする符
    号復調方法。
  9. 【請求項9】 mビットの符号をnビットの符号に変換
    する符号復調装置において、 第1の軸と第2の軸により構成される空間にP×Q個の
    状態を配置し、前記第1の軸に沿って第1の方向に、所
    定の前記状態から他の前記状態に遷移するとき、00の
    符号を割り当て、前記第1の軸に沿って前記第1の方向
    と反対の第2の方向に、所定の前記状態から他の前記状
    態に遷移するとき、11の符号を割り当て、前記第2の
    軸に沿って第3の方向に、所定の前記状態から他の前記
    状態に遷移するとき、01の符号を割り当て、前記第2
    の軸に沿って前記第3の方向と反対の第4の方向に、所
    定の前記状態から他の前記状態に遷移するとき、10の
    符号を割り当てることにより生成した前記mビットの符
    号に対応する前記nビットの符号を記憶し、前記mビッ
    トの符号が入力されたとき、対応する前記nビットの符
    号を読み出し、出力する符号記憶手段を備えることを特
    徴とする符号復調装置。
  10. 【請求項10】 第1の軸と第2の軸により構成される
    空間にP×Q個の状態を配置し、前記第1の軸に沿って
    第1の方向に、所定の前記状態から他の前記状態に遷移
    するとき、00の符号を割り当て、前記第1の軸に沿っ
    て前記第1の方向と反対の第2の方向に、所定の前記状
    態から他の前記状態に遷移するとき、11の符号を割り
    当て、前記第2の軸に沿って第3の方向に、所定の前記
    状態から他の前記状態に遷移するとき、01の符号を割
    り当て、前記第2の軸に沿って前記第3の方向と反対の
    第4の方向に、所定の前記状態から他の前記状態に遷移
    するとき、10の符号を割り当てることにより生成した
    mビットの符号であって、パーシャルレスポンス(1,
    1)特性によって得られるm個の標本値を、ビタビ復号
    により、元のmビットの符号に復号する符号復号方法に
    おいて、 第3の軸と第4の軸に沿って、2×Q個の復調状態を配
    置し、 前記第3の軸に沿って第5の方向に、所定の前記復調状
    態から他の前記復調状態に遷移して、0−1が入力され
    たとき、00の符号を出力し、 前記第3の軸に沿って前記第5の方向とは反対の第6の
    方向に、所定の前記復調状態から他の前記復調状態に遷
    移して、0+1が入力されたとき、11の符号を出力
    し、 前記第4の軸に沿って第7の方向に、所定の前記復調状
    態から他の前記復調状態に遷移して、00が入力された
    とき、01の符号を出力し、 前記第4の軸に沿って前記第7の方向とは反対の第8の
    方向に、所定の前記復調状態から他の前記復調状態に遷
    移して、00が入力されたとき、10の符号を出力し、 前記第4の軸および第3の軸と交差する第6の軸に沿っ
    て第9の方向に、所定の前記復調状態から他の前記復調
    状態に遷移して、10が入力されたとき、10の符号を
    出力し、 前記第6の軸に沿って前記第9の方向と反対の第10の
    方向に、所定の前記復調状態から他の前記復調状態に遷
    移して、−10が入力されたとき、01の符号を出力
    し、 前記第5の方向と第6の方向に対をなすように配置され
    ている前記復調状態のうち、前記第5の方向に配置され
    ている前記復調状態からその復調状態に遷移して、−1
    −1が入力されたとき、00を出力し、 前記第5の方向と第6の方向に対をなすように配置され
    ている前記復調状態のうち、前記第6の方向に配置され
    ている前記復調状態からその復調状態に遷移して、11
    が入力されたとき、11を出力することを特徴とする符
    号復号方法。
  11. 【請求項11】前記Qは、3であることを特徴とする請
    求項10に記載の符号復号方法。
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