JPH08180235A - コイン識別装置 - Google Patents

コイン識別装置

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Publication number
JPH08180235A
JPH08180235A JP32429194A JP32429194A JPH08180235A JP H08180235 A JPH08180235 A JP H08180235A JP 32429194 A JP32429194 A JP 32429194A JP 32429194 A JP32429194 A JP 32429194A JP H08180235 A JPH08180235 A JP H08180235A
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JP
Japan
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coin
unit
image
contour
picture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32429194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takeda
高幸 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP32429194A priority Critical patent/JPH08180235A/ja
Publication of JPH08180235A publication Critical patent/JPH08180235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/005Testing the surface pattern, e.g. relief

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理すべきデータ量を削減して処理時間を短
縮する。 【構成】 画像入力部1はコイン8の表面パターンを画
像信号として取り込み、中心算出部4は前記画像入力部
で取り込んだコイン画像の中心位置を算出する。また、
輪郭検出部5は画像入力部で取り込んだ画像信号から得
られた2値画像に基づき濃淡変化の大きなエッジ或いは
線分の要素である輪郭画素を抽出し、判別データ処理部
6は中心算出部で求めたコイン画像の中心位置から予め
設定された複数の同心円状領域毎に、前記輪郭検出部で
抽出される輪郭画素の個数を計数する。そして、識別部
7は判別データ処理部の計数値を予め設定した基準値と
を比較して前記コインの真偽を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、硬貨或いはメダルと
いったコインの表面のパタンの特徴を用いてコインの識
別を行うコイン識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、コインの材
質、厚み、孔の有無或いは外径といった特徴によりコイ
ン識別を行っていたが、近年材質や外径の類似する外国
硬貨が混入することが多くなり、その際にこのような従
来の認識方法では誤認識する可能性が高くなってきてい
る。
【0003】そこで、コイン表面のパタンの特徴でコイ
ンを識別する方法が種々提案されてきており、このよう
なものとして例えば、特開昭58−146988号公
報、特開平04−195477号公報、特開平03−2
90786号公報等に示されている方法等があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコイン識別方法では、いずれの方法でも多値データ
の複雑な画像処理が必要であり、例えば、ウインドウの
数を少なくしてデータ数を減らし、短時間で処理を行お
うとした場合は、コインの表面パターンの特徴識別部分
が限定されるために所定の認識率が得られない場合があ
り、また、ウインドウ数を多数設定すると処理すべきデ
ータ量が多くなり、処理時間が長くなるという問題が発
生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のコイン識別装
置は、前記課題を解決するために、コインの表面パター
ンを画像信号として取り込む画像入力部と、前記画像入
力部で取り込んだコイン画像の中心位置を算出する中心
算出部と、前記画像入力部で取り込んだ画像信号から濃
淡変化の大きなエッジ或いは線分の要素である輪郭画素
を抽出する輪郭検出部と、前記中心算出部で求めたコイ
ン画像の中心位置から予め設定された複数の同心円状領
域毎に、前記輪郭検出部で抽出される輪郭画素の個数を
計数する判別データ処理部と、前記判別データ処理部の
計数値を予め設定した基準値とを比較して前記コインの
真偽を判別する識別部とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明のコイン識別装置においては、画像入
力部においてコインの表面パターンが画像信号として取
り込まれ、中心算出部においてコイン画像の中心位置が
算出される。輪郭検出部は画像入力部で取り込んだ画像
信号から濃淡変化の大きなエッジ或いは線分の要素であ
る輪郭画素を抽出し、判別データ処理部では、中心算出
部で求めたコイン画像の中心位置から予め設定された複
数の同心円状領域毎に、前記輪郭検出部で抽出される輪
郭画素の個数を計数する。識別部は判別データ処理部の
計数値を予め設定した基準値とを比較して前記コインの
真偽を判別する。従って、本発明の方法によれば、コイ
ンの中心から同心円状に設定された領域において輪郭画
素の個数を計数しその計数結果を基準値と比較して判断
しているため、従来の方法に比べて処理すべきデータ量
を著しく削減することが可能となり、前記課題を解決で
きる。
【0007】
【実施例】
[構成の説明]図1は本発明の一実施例のコイン識別装
置の構成を示すブロック図である。図の装置は、画像入
力部1、A/D変換部2、画像メモリ部3、中心算出部
4、輪郭検出部5、判別データ処理部6、識別部7から
構成される。
【0008】画像入力部1としては、移動するコイン8
の表面パターンを画像信号として取り込むCCDカメラ
等の2次元センサ或いはCCDリニアセンサ等の1次元
センサが用いられる。
【0009】画像メモリ部3は、A/D変換部2で変換
された多値の画像信号を一時的に記憶するメモリであ
り、この画像メモリ部3に一時記憶された画像信号は中
心算出部4に出力される。
【0010】中心算出部4は、画像入力部1で取り込む
コイン画像の中心位置を求めるもので、この中心位置の
算出は周知の方法により行われる。例えば、画像メモリ
部3から入力される多値ディジタル画像信号を背景のレ
ベルより若干高く設定した閾値で2値化して表面模様の
ないコイン画像とし、その重心位置を求めることによっ
て中心を求めることができる。また、これ以外にもX座
標とY座標上のヒストグラムを求め、それぞれの中心位
置を求めることによっても求めることができる。
【0011】輪郭検出部5は、画像メモリ部3から入力
される多値ディジタル画像信号から濃淡変化の大きなエ
ッジ或いは線分の要素である輪郭画素を抽出し、入力さ
れた多値ディジタル画像信号が輪郭画素である場合は”
1”を、そうでない場合は”0”を出力する。
【0012】判別データ処理部6は、中心算出部4で算
出されたコイン画像の中心位置を示す画像メモリ部3の
アドレスと輪郭検出部5に入力される多値ディジタル画
像信号の位置を示すアドレスとから、コイン画像の中心
位置からの当該画像の距離を求め、該画像が予め設定さ
れた複数の同心円状領域のどの領域に属するかを判別
し、領域毎に輪郭検出部5の出力を加算して当該コイン
画像の輪郭画素の個数を計数する。
【0013】識別部7は、判別データ処理部6で計数さ
れた当該コイン一枚分の各領域毎の計数値を予め設定さ
れた基準値と比較してコインの識別を行う。
【0014】[動作の説明]先ず、コイン8の画像が画
像入力部1でアナログ画像信号として読み込まれ、A/
D変換部2によって、多値ディジタル画像信号に変換さ
れ、これが画像メモリ部3に一時記憶される。
【0015】中心算出部4では、画像メモリ部3に記憶
されたコイン画像の中心位置(x0,y0)を前述の方法
により計算し、これを判別データ処理部6に出力する。
【0016】中心算出部4において中心位置が算出され
た後、輪郭検出部5では、画像メモリ部3から多値ディ
ジタル画像信号g(x,y)を読み出し、当該画像信号
g(x,y)が輪郭画素である場合は”1”を、そうで
ない場合は”0”を、そのアドレス情報(x,y)と共
に判別データ処理部7に出力する。輪郭画素の判定は、
例えば上記の読み出し信号g(x,y)を、予め設定し
た判定レベルと比較して、或いは画像信号全体の平均値
から算出された判定レベルと比較して2値の画像信号G
(x,y)に変換し、この画像信号G(x,y)を着目
画素としてその周辺の8画素{G(x−1,y−1)、
・・・、G(x+1,y+1)}のデータを図2に示す
テンプレートと比較して求めることができる。図2にお
いて、”1”は黒画素を”0”は白画素を、また”?”
は黒/白画素のいずれでもよいことを表している。図2
の(1)〜(24)のテンプレートのいずれかに合致し
た場合、当該着目画素G(x,y)が、連続した白/黒
境界成分の要素、すなわち輪郭画素であると判定され
る。
【0017】次に、判別データ処理部6では、コイン画
像の中心位置(x0,y0)と読み出した画像信号g
(x,y)のアドレス情報(x,y)とから、画像信号
g(x,y)の中心位置からの距離r(={(x−
02+(y−y021/2)を求めて領域を判別し、
当該領域の計数値に輪郭検出部5の検出結果を加算して
いく。
【0018】画像メモリ部3に一時記憶されてたコイン
1枚の画像信号が上記輪郭検出部5、判別データ処理部
6で処理された後、判別データ処理部6で計数された各
領域毎の輪郭画素の個数が識別部7に出力される。識別
部7では、各領域毎に前記計数値と基準値とを比較して
コインの真偽を判別する。
【0019】上述の領域毎の輪郭画素の計数値は、領域
毎の模様の多少を示すものであり、各領域の設定に際し
ては識別対象コイン表面のパターンの模様の分布等の特
徴を考慮して表裏共通の領域を決定するのが良い。図3
の500円硬貨を例にとると、ra≧11.5mm,
9mm≦ra<11.5mm、rc<9mmの3つの
半径領域が適当であり、微少突起11aが同心円状に1
01個配置された(ra領域)の計数値は非常に多
く、同様な模様を持たないイランの50リアル硬貨等を
容易に除去できる。また、500円硬貨の(rb領
域)の計数値が少ないのに対し、香港の1ドル硬貨等は
この領域のほぼ全周に文字が配置されており計数値が多
くなるため、これらの類似硬貨も確実に除去できる。同
様に、100円硬貨では8mm≦r<9.6mmの模様
の少ない領域を基準に、10円硬貨では5.5mm<r
<9.6mmの模様の多い領域を基準にして領域設定を
行うことで、国内硬貨に類似の外国硬貨を確実に排除す
ることができる。
【0020】尚、上記実施例における輪郭検出方法は、
その一例を示したものであり、これに限定されるもので
はない。例えば、周知の局所積和演算(例えば、Sob
elの検出オペレータ或いはRobinsonの検出オ
ペレータ)等によるエッジ検出方法を用いて多値ディジ
タル画像信号から直接に輪郭検出を行うことも可能であ
る。また、前述のように、識別対象の各領域は金種毎に
異なるが、判別データ処理部では全金種に対応できるよ
うに細かな領域を設定して輪郭画素を計数し、識別部で
は各金種対応の特徴領域の輪郭画素数を細分割された領
域の輪郭画素の加算により求めて識別することも可能で
あり、この場合はコインの金種とその真偽の識別とを同
時に行うことができる。更に、全領域の輪郭画素を加算
した値はそのコインの模様の多少を示しており、この値
もコインの金種及び真偽の識別に用いることが可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のコ
イン識別装置によれば、コインの表面パターンを画像信
号として取り込む画像入力部と、前記画像入力部で取り
込んだコイン画像の中心位置を算出する中心算出部と、
前記画像入力部で取り込んだ画像信号から濃淡変化の大
きなエッジ或いは線分の要素である輪郭画素を抽出する
輪郭検出部と、前記中心算出部で求めたコイン画像の中
心位置から予め設定された複数の同心円状領域毎に、前
記輪郭検出部で抽出される輪郭画素の個数を計数する判
別データ処理部と、前記判別データ処理部の計数値を予
め設定した基準値とを比較して前記コインの真偽を判別
する識別部とを備えた構成としたので、コインの向きに
関わらずその特徴が抽出でき、また同心円状の領域設定
を予め対象コインの模様配置の特徴から設定しておくこ
とで、高速に確実な識別を行うことができる。また、白
/黒境界となる輪郭画素を抽出し、この輪郭画素の個数
を計算しているため、コイン表面に汚れ等が付着しても
その境界部しか検出されず、各領域の計数値の変動が少
なく、硬貨の新旧を問わず安定な識別が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコイン識別装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】輪郭画素抽出用テンプレートを示す図である。
【図3】輪郭画素計数時の同心円領域の説明図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 A/D変換部 3 画像メモリ部 4 中心算出部 5 輪郭検出部 6 判別データ処理部 7 識別部 8 コイン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインの表面パターンを画像信号として
    取り込む画像入力部と、 前記画像入力部で取り込んだコイン画像の中心位置を算
    出する中心算出部と、 前記画像入力部で取り込んだ画像信号から濃淡変化の大
    きなエッジ或いは線分の要素である輪郭画素を抽出する
    輪郭検出部と、 前記中心算出部で求めたコイン画像の中心位置から予め
    設定された複数の同心円状領域毎に、前記輪郭検出部で
    抽出される輪郭画素の個数を計数する判別データ処理部
    と、 前記判別データ処理部の計数値を予め設定した基準値と
    比較して前記コインの真偽を判別する識別部とを備えた
    ことを特徴とするコイン識別装置。
JP32429194A 1994-12-27 1994-12-27 コイン識別装置 Pending JPH08180235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32429194A JPH08180235A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 コイン識別装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP32429194A JPH08180235A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 コイン識別装置

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Publication Number Publication Date
JPH08180235A true JPH08180235A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18164175

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JP32429194A Pending JPH08180235A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 コイン識別装置

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JP (1) JPH08180235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6685000B2 (en) 2000-05-19 2004-02-03 Kabushiki Kaisha Nippon Conlux Coin discrimination method and device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6685000B2 (en) 2000-05-19 2004-02-03 Kabushiki Kaisha Nippon Conlux Coin discrimination method and device

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