JPH08179951A - プログラムダウンロードシステム及びプログラムダウンロード方法 - Google Patents

プログラムダウンロードシステム及びプログラムダウンロード方法

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JPH08179951A
JPH08179951A JP6318584A JP31858494A JPH08179951A JP H08179951 A JPH08179951 A JP H08179951A JP 6318584 A JP6318584 A JP 6318584A JP 31858494 A JP31858494 A JP 31858494A JP H08179951 A JPH08179951 A JP H08179951A
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program
management information
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client
unit
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JP6318584A
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English (en)
Inventor
Kensuke Iwai
賢祐 岩井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、サーバ装置に記憶されてい
るプログラムがバージョンアップされた際に、クライア
ント装置が自動的にバージョンアップされたプログラム
をダウンロードして入れ替えることが可能なプログラム
ダウンロードシステム及びプログラムダウンロード方法
を提供することである。 【構成】 本発明は、第1プログラム記憶手段210、
第1のプログラム管理情報記憶手段220、プログラム
管理情報転送手段230、プログラム転送手段240を
有するサーバ装置200と、第2のプログラム記憶手段
110、第2のプログラム管理情報記憶手段120、照
合手段130、ダウンロード要求手段140を有するク
ライアント装置100より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムダウンロー
ドシステム及びプログラムダウンロード方法に係り、特
に、サーバ装置側で生成又は更新した最新のプログラム
をクライアント装置に自動的に転送し、クライアント装
置においてサーバ装置が有する最新のバージョンやレベ
ルのプログラムと同一のプログラムを動作させるための
プログラムダウンロードシステム及びプログラムダウン
ロード方法に関する。
【0002】詳しくは、サーバ装置で動作するサーバプ
ログラムとクライアント装置で動作するクライアントプ
ログラムとが、相互に正しく通信して分散処理を行なう
ために、サーバ装置からクライアント装置へクライアン
トプログラムをダウンロードして、プログラムのバージ
ョンを揃えるプログラムダウンロードシステム及びプロ
グラムダウンロード方法に関する。
【0003】
【従来の技術】サーバ装置は、業務変更や処理効率向上
のためにプログラムの変更を行なう。このとき、当該プ
ログラムの変更を、分散処理を行なうクライアント装置
に通知するとともに、クライアント装置のプログラムの
入れ替えを行なう必要がある。サーバ装置においてプロ
グラムが変更された場合、即ちバージョンアップが行な
われた場合には、バージョンアップ前のクライアントプ
ログラムを使用しているクライアント装置は、バージョ
ンアップに対応するようにクライアントプログラムの入
れ替えを行なう。従来、このような場合には、以下に示
す方式によってクライアントプログラムの入れ替えを行
なっている。
【0004】従来の第1の方式は、サーバ装置の管理者
等がバージョンアップされたクライアントプログラムを
フレキシブルディスク等の情報記憶媒体に記憶し、クラ
イアント装置の管理者等に配布し、クライアント装置の
管理者等が配布された情報記憶媒体等に記憶されている
クライアントプログラムをクライアント装置にインスト
ールしてプログラムの入れ替えを行なう方式である。
【0005】従来の第2の方式は、クライアント装置主
導のファイル転送方式である。本方式は、サーバ装置に
バージョンアップしたクライアントプログラムを記憶し
ておくとともに、クライアント装置の管理者等にバージ
ョンアップが行なわれた旨及びサーバ装置内のバージョ
ンアップされたクライアントプログラムの格納アドレス
情報(格納時のファイル名や格納位置)等を通知する。
この通知は、郵送やファクシミリ装置等により文書で行
なわれたり、或いは電話等により口頭で行なわれたりす
る。クライアント装置の管理者等は、この通知に基づき
クライアントプログラムの格納アドレス情報を指定して
サーバ装置にファイル転送の要求を行う。これにより、
サーバ装置からクライアント装置にプログラムのファイ
ル転送が行なわれる。図9は、従来の第2の方式の例を
説明する図を示す。図9(A)は、従来の第2の方式の
システム構成図を示す。同図に示すシステムは、サービ
スを提供するサーバ装置200と当該サービスを利用す
るクライアント装置100とがLAN500で接続され
ている。同図の例は、UNIX等をOSとするサーバ装
置200と、tcp/ipプロトコルを有するクライア
ント装置100とを、10BASE5/2/T等のLA
N500で相互に接続した例である。また、図9(B)
は、ファイル転送プロトコル「ftp 」を利用してクライ
アント装置100がサーバ装置200からクライアント
プログラムをファイル転送する場合の動作を説明するシ
ーケンスチャートである。
【0006】(ステップ1) クライアント装置100
は、サーバ装置200を接続先に指定してftpを起動
する。 (ステップ2) クライアント装置100とサーバ装置
200とがLAN500を介して接続される(利用者の
ユーザidやパスワードチェック等の利用者の認証ステ
ップは省略する)。
【0007】(ステップ3) クライアント装置100
は、利用者から転送すべきファイルの格納アドレス情報
(ファイル名や格納位置等)を含む転送命令を取得す
る。 (ステップ4) クライアント装置100は、利用者よ
り取得した転送命令をLAN500を介してサーバ装置
200へ送信する。 (ステップ5) サーバ装置200は、クライアント装
置100から送信された転送命令に含まれるファイルの
格納アドレス情報に基づき、クライアントプログラムの
ファイルを取り出してクライアント装置100へ転送す
る。
【0008】(ステップ6) クライアント装置100
は、ファイル転送が完了すると、サーバ装置200との
接続を切断するための終了処理を行なう。 (ステップ7) 上記ステップ6の終了処理により、ク
ライアント装置100とサーバ装置200との接続が切
断される。 上記一連の処理により、クライアント装置100は、サ
ーバ装置200に記憶されているバージョンアップされ
たクライアントプログラムを取得することができる。
【0009】従来の第3の方式は、サーバ装置主導のフ
ァイル転送方式である。本方式は、予めクライアント装
置100において、サーバ装置200から転送されるフ
ァイルの受信体制を整えておき、サーバ装置200から
クライアント装置100にバージョンアップされたクラ
イアントプログラムをファイル転送し、クライアント装
置のクライアントプログラムを入れ替える方式である。
サーバ装置は、予めファイル転送を行なうクライアント
装置の宛て先アドレス情報を保持しておき、プログラム
がバージョンアップされた時点で保持しているクライア
ント装置の宛先アドレス情報にバージョンアップされた
プログラムをファイル転送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各方式には以下に示す問題点がある。従来の第1の
方式は、情報記憶媒体の配布先が多い場合、サーバ装置
側において、バージョンアップされたクライアントプロ
グラムの情報記憶媒体への複写、情報記憶媒体の配布等
に多くの手間、時間、費用を要する。また、クライアン
ト装置側には、配布された情報記憶媒体からクライアン
ト装置へクライアントプログラムを正しく複写し、入れ
替えを行なうことが可能なオペレータが必要となる。更
に、クライアント装置側では、クライアントプログラム
の入れ替え時に、プログラムのインストールのためクラ
イアント装置を占有することもあり、予め入れ替えを行
なう日時を決めるなどのスケジュール管理を行い、他の
利用者に迷惑とならないようにする必要がある。
【0011】また、従来の第2の方式は、予めサーバ装
置側からクライアント装置側にプログラムがバージョン
アップされた旨の情報や、ファイル転送する必要のある
プログラムのサーバ装置内の格納アドレス情報等を、文
書等によって通知する必要があるため、全てのクライア
ント装置側が当該通知を確実に受け取り、通知に基づき
プログラムの入れ替えを行なうとは限らない。また、各
クライアント装置側ではファイル転送時にサーバ装置側
のプログラムの格納アドレス情報を指定しなければなら
ず、格納アドレス情報の管理も必要となる。更に、クラ
イアント装置側のオペレータには、転送されたファイル
に基づいてクライアントプログラムを正しく入れ替えら
れるだけのスキルが要求される。
【0012】また、従来の第3の方式は、サーバ装置が
全てのプログラムの転送先クライアント装置のアドレス
情報を把握しておく必要があり、サーバ装置の環境設定
に多くの工数が必要となる。また、クライアント装置は
サーバ装置から転送されるクライアントプログラムを受
信できるように、予め電源を入れてスタンバイしておく
必要がある。
【0013】更に、従来の方式全てに共通する問題とし
て、クライアント装置の管理者や利用者は、常に使用す
るクライアントプログラムのバージョンを意識していな
ければならないという点がある。例えば、クライアント
装置の管理等がクライアントプログラムがバージョンア
ップされていることを知らずに、プログラムのバージョ
ンアップを行なっていないと、当該クライアント装置で
バージョンアップされていないプログラムを実行した際
には、クライアント装置の表示画面が乱れたり、ファイ
ルやデータが破壊されたり、或いはクライアント装置が
ハングアップして操作不能となることもあり得る。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、クライアント装置の管理者や利用者がクライアント
プログラムのバージョンを意識することなく、クライア
ントプログラムのバージョンがアップされた時には、ク
ライアント装置がバージョンアップされたクライアント
プログラムをサーバ装置から自動的にダウンロードして
入れ替えを行なうことが可能なプログラムダウンロード
システム及びプログラムダウンロード方法を提供するこ
とを目的とする。
【0015】また、クライアント装置を占有することな
くクライアントプログラムの入れ替えを行なうことが可
能なプログラムダウンロードシステム及びプログラムダ
ウンロード方法を提供することを目的とする。また、予
めクライアント装置の電源を入れてサーバ装置から転送
されてくるクライアントプログラムの受信に備えること
なく、クライアントプログラムの入れ替えを行なうこと
が可能なプログラムダウンロードシステム及びプログラ
ムダウンロード方法を提供することを目的とする。
【0016】また、クライアント装置の管理者や利用者
のスキルレベルに依存することなく自動的にクライアン
トプログラムの入れ替えを行なうことが可能なプログラ
ムダウンロードシステム及びプログラムダウンロード方
法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。本発明のプログラムダウンロードシステム
は、プログラムを転送するサーバ装置200と、必要に
応じてサーバ装置200に最新プログラムの転送要求を
発行し、サーバ装置200から最新プログラムがダウン
ロードされるクライアント装置100とを有する。
【0018】また、上記サーバ装置200は、クライア
ント装置100に転送するための最新プログラムを記憶
する第1のプログラム記憶手段210と、第1のプログ
ラム記憶手段210に記憶している最新プログラムに対
応する第1の管理情報を記憶する第1のプログラム管理
情報記憶手段220と、クライアント装置100から発
行される転送要求に基づいて、第1のプログラム管理情
報記憶手段220に記憶している第1の管理情報をクラ
イアント装置100に転送するプログラム管理情報転送
手段230と、クライアント装置100から発行される
ダウンロード要求に基づいて、第1のプログラム記憶手
段210に記憶している最新プログラムをクライアント
装置100に転送するプログラム転送手段240とを有
する。
【0019】また、上記クライアント装置100は、サ
ーバ装置200からダウンロードされたプログラムを記
憶する第2のプログラム記憶手段110と、第2のプロ
グラム記憶手段110に記憶しているプログラムに対応
する第2の管理情報を記憶する第2のプログラム管理情
報記憶手段120と、サーバ装置200から転送された
第1の管理情報と、第2の管理情報とを照合し、一致し
ているか否かを判定する照合手段130と、照合手段1
30の照合結果が不一致である場合に、最新プログラム
のダウンロードをサーバ装置200に要求するダウンロ
ード要求手段140とを有する。
【0020】また、上記照合手段130は、サーバ装置
200に第1の管理情報の転送を要求し、転送された第
1の管理情報を取得する管理情報要求手段131を含
む。図2は、本発明の原理を説明するシーケンスチャー
トを示す。本発明のプログラムダウンロード方法は、プ
ログラムを転送する第1の装置において、プログラムが
生成または、更新された場合に、第1の装置から第2の
装置にプログラムを転送するプログラムダウンロード方
法において、第2の装置が、第1の装置が有するプログ
ラムの第1の管理情報を参照して(ステップ1)、第1
の管理情報の内容が第2の装置が保持する第2の管理情
報の内容と異なる場合には(ステップ2、NO)、第1
の装置にプログラムのダウンロードを要求し(ステップ
3)、第1の装置から第2の装置にプログラムを転送す
る(ステップ4)。
【0021】また、第2の装置が第1の管理情報を参照
する場合に、第2の装置から第1の装置に第1の管理情
報の転送要求を発行し(ステップ1−1)、転送要求に
応じて第1の装置から第2の装置に、第1の管理情報を
転送する(ステップ1−2)。また、転送要求に基づい
て第1の装置の全ての第1の管理情報を第2の装置に転
送する。
【0022】また、転送要求により指示された第1の装
置の第1の管理情報のみを第2の装置に転送する。
【0023】
【作用】本発明のプログラムダウンロードシステム及び
プログラムダウンロード方法は、サーバ装置とクラアン
ト装置との間で分散処理を行うために、サーバ装置に記
憶する最新のプログラムをクライアント装置に転送する
場合に、クライアント装置からサーバ装置にプログラム
のダウンロード要求を発行する。これにより、サーバ装
置はクライアント装置の状態を意識することなく、要求
が発行された時点でクライアント装置へプログラムを転
送すればよい。
【0024】また、クライアント装置が記憶しているプ
ログラムのバージョンが最新であるか否かを確認するた
めに、クライアント装置からサーバ装置にプログラムに
対応する管理情報の転送要求を発行し、サーバ装置から
最新プログラムに対応する管理情報を取得し、クライア
ント装置が記憶しているプログラムの管理情報と照合し
てバージョンが更新されているか否かを判定する。この
判定により、クライアント装置が記憶しているプログラ
ムのバージョンが未更新であるとき、即ち不一致の場
合、クライアント装置はサーバ装置にプログラムのダウ
ンロード要求を発行する。
【0025】また、クライアント装置はサーバ装置に管
理情報の転送要求を発行することにより、サーバ装置が
有する全ての管理情報を取得することも、また、指示し
た管理情報のみを取得することもできる。このように、
本発明は、クライアント装置がサーバ装置に管理情報及
びプログラムの転送要求を発行することにより、サーバ
装置はクライアント装置の状態やクライアント装置への
転送時期等を管理することなく、クライアント装置から
要求が発行された際に管理情報やプログラムの転送処理
を行えばよい。
【0026】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。まず初めに、第1の実施例として、クライアン
ト装置100がサーバ装置200より最新のプログラム
に対応する第1の管理情報を取得し、当該管理情報に含
まれる業務名310の一覧を利用者に提示し、利用者が
選択入力した業務に対応する最新のプログラムを自装置
100に記憶しているか否かを判断し、記憶していない
場合に当該プログラムのダウンロードをサーバ装置20
0に要求して取得する例を説明する。
【0027】図3は、本発明の第1の実施例のプログラ
ムダウンロードシステムのシステム構成図を示す。同図
に示すプログラムダウンロードシステムは、文字情報等
を入力する入力部50と文字や図形等を表示する表示部
60に接続されたクライアント装置100と、サーバ装
置200とから構成される。クライアント装置100
は、I/O制御部150、依頼処理部160、第2の通
信部170、第2のプログラム記憶部110、第2のプ
ログラム管理情報記憶部120、管理情報照合部13
0、転送要求発行部145から構成される。
【0028】I/O制御部150は、クライアント装置
100と入力部50、表示部60間の入出力を制御す
る。依頼処理部160は、I/O制御部150及び第2
の通信部170から入力される情報を認識し、認識結果
に基づき当該情報の自装置100内の出力先を選択して
出力する。また、I/O制御部150を介して利用者か
ら入力された情報には区分情報(1)を付与し、第2の
通信部170を介してサーバ装置200から入力された
情報には区分情報(2)を付与する。また、サーバ装置
200からプログラムがダウンロードされると当該プロ
グラムを第2のプログラム記憶部110へ記憶する。
【0029】第2の通信部170は、クライアント装置
100とサーバ装置200との通信を行なう。第2のプ
ログラム記憶部110は、サーバ装置200から提供さ
れるクライアントプログラムを記憶する。第2のプログ
ラム管理情報記憶部120は、第2のプログラム記憶部
110が記憶しているクライアントプログラムに対応す
る第2の管理情報を記憶する。以下に、管理情報の例を
図を用いて説明する。図4は、本発明の一実施例の管理
情報の例を説明する図である。図4(A)は、管理情報
のフォーマット例を示している。同図に示す管理情報
は、業務名310、プログラム名320、バージョン情
報330、サーバ側ファイル名340から構成される。
【0030】業務名310は、サーバ装置200がクラ
イアント装置100に提供する業務(サービス)の名称
である。名称の代わりに当該業務を表示部60上で識別
するためのアイコンデータを設定することも可能であ
る。プログラム名320は、クライアント装置100に
おいて業務名310に記された業務を実行するためのク
ライアントプログラムの名称である。第2のプログラム
記憶部110には、このプログラム名320のクライア
ントプログラムが記憶されている。
【0031】バージョン情報330は、プログラム名3
20で示されるクライアントプログラムの版数等を表す
情報である。本実施例では、バージョン331とレベル
332の組によってクライアントプログラムの版数を表
現している。サーバ側ファイル名340は、サーバ装置
200におけるクライアントプログラムの格納アドレス
情報である。本実施例においてプログラム名320は、
クライアントプログラムのサーバ装置200の第1のプ
ログラム記憶部210に記憶される時のファイル名を示
している。プログラム名340とサーバ側ファイル名3
40とが常に一致する場合であればサーバ側ファイル名
340は必要ない。
【0032】転送要求発行部145は、利用者から転送
指示情報が入力されると、当該情報に基づいてサーバ装
置200に第1の管理情報の転送要求を発行する。本実
施例では、サーバ装置200の第1のプログラム管理情
報記憶部220に格納されている全管理情報を要求して
いる。また、管理情報照合部130よりプログラム転送
指示情報が入力されると、当該情報に基づいてサーバ装
置200にプログラムのダウンロード要求を発行する。
【0033】管理情報照合部130は、サーバ装置20
0から転送された第1の管理情報と一致する第2の管理
情報が、第2のプログラム管理情報記憶部120に記憶
されているか否かを照合する。第1の管理情報と一致す
る第2の管理情報が記憶されている場合には、第2の管
理情報のプログラム名320のプログラムを第2のプロ
グラム記憶部110より読み出して実行することができ
る。一方、記憶されていない場合には、サーバ装置20
0に第1の管理情報のサーバ側ファイル名340のファ
イルのダウンロード要求を発行する。
【0034】サーバ装置200は、第1の通信部27
0、振り分け部260、第1のプログラム記憶部21
0、第1のプログラム管理情報記憶部220、プログラ
ム管理情報転送部230、及びプログラム転送部240
から構成される。第1の通信部270は、サーバ装置2
00とクライアント装置100との通信を行なう。
【0035】振り分け部260は、クライアント装置1
00から入力される情報に応じて自装置200内の出力
先を選択して出力する。第1のプログラム記憶部210
は、クライアント装置100に転送するための最新のク
ライアントプログラムのファイルを記憶する。本実施例
では、サーバ装置200の第1のプログラム記憶部21
0に記憶されているクライアントプログラムの名称は、
管理情報のサーバ側ファイル名340で示す。
【0036】第1のプログラム管理情報記憶部220
は、第1のプログラム記憶部210に記憶しているクラ
イアントプログラムに対応する第1の管理情報を記憶し
ている(図4(A))。プログラム管理情報転送部23
0は、クライアント装置100から第1の管理情報の転
送要求が入力されると、第1のプログラム管理情報記憶
部220に記憶している全ての第1の管理情報を取り出
し、クライアント装置100へ送信する。
【0037】プログラム転送部240は、クライアント
装置100からプログラムのダウンロード要求が入力さ
れると、当該ダウンロード要求に含まれるサーバ側ファ
イル名340のファイルを第1のプログラム記憶部21
0から取り出し、クライアント装置100へ転送(ダウ
ンロード)する。以下に、上記第1の実施例の詳細な動
作を図を用いて説明する。図5は、本発明の第1の実施
例の動作を示すシーケンスチャートである。
【0038】(ステップ101) クライアント装置1
00において、利用者から最新メニュー表示依頼情報が
入力されると、当該依頼情報はI/O制御部150を介
して依頼処理部160に出力される。なお、利用者は入
力部50より当該依頼情報を入力する。 (ステップ102) 依頼処理部160は、依頼情報が
I/O制御部150を介して入力されたために、利用者
からの情報であることを検知し、解析を行い、区分情報
(1)を付与して転送要求発行部145に送出する。
【0039】(ステップ103) 転送要求発行部14
5は、区分情報と依頼情報とに基づいて、第1の管理情
報の転送要求を生成し、第2の通信部170を介してサ
ーバ装置200に送信する。 (ステップ104) サーバ装置200は、第1の管理
情報の転送要求を第1の通信部270を介して受信し、
振り分け部260によりプログラム管理情報転送部23
0に入力する。
【0040】(ステップ105) プログラム管理情報
転送部230は、第1の管理情報の転送要求に基づき全
ての第1の管理情報を第1のプログラム管理情報記憶部
220より読み出し、第1の通信部270を介してクラ
イアント装置100に送信する。 (ステップ106) クライアント装置100は、第2
の通信部170を介して依頼処理部160に第1の管理
情報が入力される。
【0041】(ステップ107) 依頼処理部160
は、サーバ装置200から入力された情報が第1の管理
情報であることを検知すると、区分情報(2)を付与し
て管理情報照合部130へ出力するとともに、第1の管
理情報の業務名310一覧から業務メニューを生成して
I/O制御部を介して表示部60へ出力する。 (ステップ108) クライアント装置100におい
て、利用者から業務実行依頼情報が入力されると、I/
O制御部150を介して依頼処理部160に出力され
る。なお、利用者は、表示部60に表示されている業務
メニューから実行したい業務を選択し、入力部50より
入力する。
【0042】(ステップ109) 依頼処理部160
は、業務実行依頼情報がI/O制御部150を介して入
力されたために、利用者からの情報であることを検知
し、解析を行い、業務実行依頼情報に区分情報(1)を
付与して管理情報照合部130に送出する。 (ステップ110) 管理情報照合部130は、入力さ
れた情報に対応する第1の管理情報と一致する第2の管
理情報が、第2の管理情報記憶部120に記憶されてい
るか否かを照合する。照合の結果、第2の管理情報記憶
部120に第1の管理情報と一致する第2の管理情報が
記憶されている場合にはステップ116へ移行し、第2
の管理情報記憶部120に第1の管理情報と一致する第
2の管理情報が記憶されていない場合にはその旨と第1
の管理情報を転送要求発行部145に通知する。
【0043】(ステップ111) 転送要求発行部14
5は、管理情報照合部130から通知された第1の管理
情報のサーバ側ファイル名340のダウンロード要求を
生成し、第2の通信部170を介してサーバ装置200
に送信する。 (ステップ112) サーバ装置200は、ダウンロー
ド要求を第1の通信部270を介して受信し、振り分け
部260によりプログラム転送部240に入力する。
【0044】(ステップ113) プログラム転送部2
40は、ダウンロード要求に対応するサーバ側ファイル
名340のファイルを第1のプログラム記憶部210よ
り読み出し、第1の通信部270を介してクライアント
装置100に送出(ダウンロード)する。 (ステップ114) クライアント装置100は、サー
バ装置200より受信したプログラムのファイルを、依
頼処理部160を介して第2のプログラム記憶部110
へ記憶する。
【0045】(ステップ115) クライアント装置1
00は、ダウンロードされたプログラムに対応する管理
情報を、第2のプログラム管理情報記憶部120に格納
する。 (ステップ116) クライアント装置100は、業務
実行依頼されたプログラムを実行する。
【0046】以下に、上記第1の実施例の具体例を説明
する。なお、クライアント装置100の第2のプログラ
ム記憶部110及び第2のプログラム管理情報記憶部1
20には、それぞれ図6(A)に示すプログラム及びそ
の管理情報が記憶されているものとする。また、サーバ
装置200の第1のプログラム記憶部210及び第1の
プログラム管理情報記憶部220には、それぞれ図6
(B)に示すプログラム及びその管理情報が記憶されて
いるものとする。
【0047】クライアント装置100において、利用者
から最新メニュー表示依頼情報が入力されると、依頼処
理部160は、区分情報(1)を付与して転送要求発行
部145に送出する(ステップ101、102)。転送
要求発行部145は、区分情報と依頼情報とに基づい
て、サーバ装置200の有する全ての第1の管理情報の
転送要求、 「get mi all」 を生成し、第2の通信部170を介してサーバ装置20
0に送信する(ステップ103)。
【0048】サーバ装置200は、第1の管理情報の転
送要求を第1の通信部270を介して受信し、振り分け
部260によりプログラム管理情報転送部230に入力
する(ステップ104)。プログラム管理情報転送部2
30は、第1の管理情報の転送要求に基づき、 「業務名:給与処理、プログラム名:prog 1、バージョ
ン情報:1020、サーバ側ファイル名:file 1」 : 「業務名:発注処理、プログラム名:prog 6、バージョ
ン情報:1010、サーバ側ファイル名:file 6」 の6個の第1の管理情報を第1のプログラム管理情報記
憶部220より読み出して、第1の通信部270を介し
てクライアント装置100に送信する(ステップ10
5)。
【0049】クライアント装置100は、第2の通信部
170を介して依頼処理部160に6個の第1の管理情
報が入力されると、区分情報(2)を付与して管理情報
照合部130へ出力するとともに、第1の管理情報の業
務名310からなる業務メニュー(図7(A))を生成
してI/O制御部を介して表示部60へ出力する(ステ
ップ106、107)。
【0050】クライアント装置100において、利用者
から業務実行依頼情報として、 「1」 即ち、業務名310「給与処理」が選択入力されると
(図7(B))、業務実行依頼情報はI/O制御部15
0を介して依頼処理部160に出力される(ステップ1
08)。
【0051】依頼処理部160は、入力された業務依頼
情報に区分情報(1)を付与して管理情報照合部130
に送出する(ステップ109)。管理情報照合部130
は、入力された業務依頼情報「1」に対応する第1の管
理情報、 「業務名:給与処理、プログラム名:prog 1、バージョ
ン情報:1020、サーバ側ファイル名:file 1」 と同じ第2の管理情報が第2の管理情報記憶部120に
記憶されているか否かを照合する。照合の結果、第2の
管理情報記憶部120には、 「業務名:給与処理、プログラム名:prog 1、バージョ
ン情報:1010、サーバ側ファイル名:file 1」 の第2の管理情報は記憶されているが、バージョン情報
320が異なり、一致する第2の管理情報は記憶されて
いないので、その旨と第1の管理情報とを転送要求発行
部145に通知する(ステップ110、NO)。
【0052】転送要求発行部145は、管理情報照合部
130から通知された第1の管理情報のサーバ側ファイ
ル名340「file 1」のダウンロード要求、 「get file file 1 」 を生成し、第2の通信部170を介してサーバ装置20
0に送信する(ステップ111)。
【0053】サーバ装置200は、ダウンロード要求を
第1の通信部270を介して受信し、振り分け部260
によりプログラム転送部240に入力する(ステップ1
12)。プログラム転送部240は、ダウンロード要求
に含まれるサーバ側ファイル名340「file 1」のファ
イルを第1のプログラム記憶部210より読み出し、当
該ファイルを第1の通信部270を介してクライアント
装置100に送出(ダウンロード)する(ステップ11
3)。
【0054】クライアント装置100は、サーバ装置2
00より受信したプログラムのファイルを依頼処理部1
60を介して第2のプログラム記憶部110へプログラ
ム名320「prog 1」として記憶する(ステップ11
4)。クライアント装置100は、ダウンロードされた
プログラムに対応する第1の管理情報、 「業務名:給与処理、プログラム名:prog 1、バージョ
ン情報:1020、サーバ側ファイル名:file 1」 を、第2のプログラム管理情報記憶部120に格納し、
クライアント装置100はプログラム「prog 1」を実行
する(ステップ115、116)。
【0055】上記第1の実施例によれば、業務メニュー
や各業務のプログラムをクライアント装置100に記憶
していなくても、サーバ装置200から第1の管理情報
を取得して業務メニューを生成、表示することが可能と
なる。また、業務メニューを表示した時点でサーバ装置
200の第1の管理情報を全て取得しているため、利用
者の選択した業務に対応するプログラムが自装置100
に記憶されていない場合、或いは記憶されていてもプロ
グラムのバージョンがサーバ装置200のものと一致し
ない場合は、直ちに最新のプログラムのダウンロード要
求をサーバ装置200に発行し、プログラムのダウンロ
ードが行われると、当該プログラムを実行することがで
きる。
【0056】次に、第2の実施例として、クライアント
装置100が自装置100の第2のプログラム管理情報
記憶部120に記憶している第2の管理情報に基づき業
務メニューを表示し、利用者が選択した業務に対応する
第1の管理情報をサーバ装置200より取得し、取得し
た第1の管理情報と自装置100の第2の管理情報とを
照合して当該業務に対応する最新のプログラムが自装置
100に記憶されているか否かを判断し、記憶されてい
ない場合にサーバ装置200にダウンロード要求を発行
し、最新のプログラムを取得する例を説明する。
【0057】なお、第2の実施例のシステム構成図は、
上述第1の実施例のシステム構成図と同様であるため説
明は省略する。以下に、第2の実施例の動作を図を用い
て説明する。図8は、本発明の第2の実施例の動作を示
すシーケンスチャートである。 (ステップ201) クライアント装置100におい
て、利用者から業務実行依頼情報が入力されると、当該
依頼情報はI/O制御部150を介して依頼処理部16
0に出力される。なお、利用者は表示部60に表示され
ている業務メニューの中から実行したい業務を入力部5
0より選択入力する。また、当該業務メニューは、クラ
イアント装置100の第2のプログラム管理情報記憶部
120に格納されている第2の管理情報に基づいて作成
されるものとする。 (ステップ202) 依頼処理部160は、業務実行依
頼情報がI/O制御部150を介して入力されたため
に、利用者からの情報であることを検知し、解析を行
い、業務実行依頼情報に区分情報(1)を付与して転送
要求発行部145に送出する。
【0058】(ステップ203) 転送要求発行部14
5は、区分情報と業務実行依頼情報とに基づいて、第1
の管理情報の転送要求を生成し、第2の通信部170を
介してサーバ装置200に送信する。 (ステップ204) サーバ装置200は、第1の管理
情報の転送要求を第1の通信部270を介して受信し、
振り分け部260によりプログラム管理情報転送部23
0に入力する。
【0059】(ステップ205) プログラム管理情報
転送部230は、第1の管理情報の転送要求に対応する
第1の管理情報を第1のプログラム管理情報記憶部22
0より読み出して、第1の通信部270を介してクライ
アント装置100に送信する。 (ステップ206) クライアント装置100は、第2
の通信部170を介して依頼処理部160に第1の管理
情報が入力される。
【0060】(ステップ207) 依頼処理部160
は、サーバ装置200から入力された情報が第1の管理
情報であることを検知すると、区分情報(2)を付与し
て管理情報照合部130へ出力する。 (ステップ208) 管理情報照合部130は、入力さ
れた第1の管理情報と第2の管理情報記憶部120の第
2の管理情報が同一であるか否かを照合する。照合の結
果、第1の管理情報と第2の管理情報が同一である場合
にはステップ214へ移行する。また、異なる場合には
その旨と第1の管理情報とを転送要求発行部145に通
知する。ここで、第1の管理情報と第2の管理情報の内
容が異なるという意味は、バージョン情報330又はサ
ーバ側ファイル名340が異なっている、即ち第1の管
理情報が更新されていることを示す。
【0061】(ステップ209) 第1の管理情報と第
2の管理情報の内容が異なっている場合に、転送要求発
行部145は管理情報照合部130から通知された第1
の管理情報のサーバ側ファイル名340のダウンロード
要求を生成し、第2の通信部170を介してサーバ装置
200に送信する。 (ステップ210) サーバ装置200は、ダウンロー
ド要求を第1の通信部270を介して受信し、振り分け
部260によりプログラム転送部240に入力する。
【0062】(ステップ211) プログラム転送部2
40は、ダウンロード要求に含まれるサーバ側ファイル
名340のファイルを第1のプログラム記憶部210よ
り読み出し、第1の通信部270を介してクライアント
装置100に送出(ダウンロード)する。 (ステップ212) クライアント装置100は、サー
バ装置200より受信したプログラムのファイルを依頼
処理部160を介して第2のプログラム記憶部110へ
記憶する。
【0063】(ステップ213) クライアント装置1
00は、ダウンロードされたプログラムに対応する管理
情報を、第2のプログラム管理情報記憶部120に格納
する。 (ステップ214) クライアント装置100の依頼処
理部160は、第2のプログラム管理情報記憶部120
より読み出して業務実行依頼されたプログラムを実行す
る。
【0064】以下に、上記第2の実施例の具体例を説明
する。以下に示す具体例の前提として、クライアント装
置100の第2のプログラム記憶部110及び第2のプ
ログラム管理情報記憶部120には、それぞれ図6
(A)に示すプログラム及びその管理情報が記憶されて
いるものとする。また、サーバ装置200の第1のプロ
グラム記憶部210及び第1のプログラム管理情報記憶
部220には、それぞれ図6(B)に示すプログラム及
びその管理情報が記憶されているものとする。また、ク
ライアント装置100は、図7(C)に示す業務メニュ
ーを表示するためのメニュープログラムを有し、サーバ
装置200は図7(D)に示す業務メニューを表示する
ためのメニュープログラムを有する。
【0065】クライアント装置100において、利用者
から業務実行依頼情報、 「1」 が入力されると、当該依頼情報はI/O制御部150を
介して依頼処理部160に出力される。なお、利用者は
表示部60に表示されている業務メニュー(図7C)の
中から実行したい業務として「1.給与処理」を入力部
50より選択入力する(ステップ201)。
【0066】依頼処理部160は、業務実行依頼情報に
区分情報(1)を付与して転送要求発行部145に送出
する(ステップ202)。転送要求発行部145は、区
分情報と業務実行依頼情報とに基づいて、業務名310
「給与処理」に対応する第1の管理情報の転送要求、 「get mi 給与処理」 を生成し、第2の通信部170を介してサーバ装置20
0に送信する(ステップ203)。
【0067】サーバ装置200のプログラム管理情報転
送部230は、第1の管理情報の転送要求を受信する
と、当該転送要求に対応する第1の管理情報、 「業務名:給与処理、プログラム名:prog 1、バージョ
ン情報:1020、サーバ側ファイル名:file 1」 を第1のプログラム管理情報記憶部220より読み出し
て、第1の通信部270を介してクライアント装置10
0に送信する(ステップ204、205)。
【0068】クライアント装置100の依頼処理部16
0は、第1の管理情報がサーバ装置200から入力され
たことを検知すると、区分情報(2)を付与して管理情
報照合部130へ出力する(ステップ206、20
7)。管理情報照合部130は、入力された第1の管理
情報と同一の第2の管理情報が第2の管理情報記憶部1
20に記憶されているか否かを照合する。照合の結果 「業務名:給与処理、プログラム名:prog 1、バージョ
ン情報:1010、サーバ側ファイル名:file 1」 の第2の管理情報は記憶されているが、バージョン情報
320が異なり、結局同一の第2の管理情報は記憶され
ていないので、その旨と第1の管理情報とを転送要求発
行部145に通知する(ステップ208)。
【0069】転送要求発行部145は、管理情報照合部
130から通知された第1の管理情報のサーバ側ファイ
ル名340「file 1」のダウンロード要求、 「get file file 1 」 を生成し、第2の通信部170を介してサーバ装置20
0に送信する(ステップ209)。
【0070】サーバ装置200のプログラム転送部24
0は、受信したダウンロード要求に含まれるサーバ側フ
ァイル名340「file 1」のファイルを第1のプログラ
ム記憶部210より読み出し、第1の通信部270を介
してクライアント装置100に送出(ダウンロード)す
る(ステップ210、211)。クライアント装置10
0は、サーバ装置200より受信したプログラムのファ
イル「file 1」を依頼処理部160を介して第2のプロ
グラム記憶部110へプログラム名「prog 1」として記
憶するとともに、当該プログラムに対応する管理情報を
第2のプログラム管理情報記憶部120に格納する(ス
テップ212、213)。
【0071】クライアント装置100は、プログラム名
「prog 1」のプログラムを実行する(ステップ21
4)。なお、上記第2の実施例では、業務メニューを表
示するプログラムについても他のプログラムと同様に管
理情報を記憶しており、利用者が業務メニュー(図7
(C))において、「M.最新メニュー表示処理」を選
択した場合に、当該メニュープログラムに対応する第1
の管理情報をサーバ装置200より取得し、第1の第1
の管理情報と第2の管理情報を照合し、管理情報が一致
しない場合にサーバ装置200から最新のメニュープロ
グラム(図7(D))を取得することが可能である。
【0072】上記第2の実施例によれば、クライアント
装置100が記憶している業務メニューに基づいて利用
者が業務を選択することができるため、業務実行の都
度、サーバ装置200からクライアント装置100に全
ての第1の管理情報を転送する必要はなくなるため、業
務メニュー表示の高速化及びサーバ装置200とクライ
アント装置100間の通信量を減らすことが可能とな
る。
【0073】また、クライアント装置100とサーバ装
置200との間でメニュープログラムのバージョンが一
致しなくなった場合であっても、他の業務を選択するの
と同様に「最新メニュー表示処理」を選択することで、
最新のメニュープログラムをサーバ装置200より取得
して実行するとも可能である。なお、上記実施例ではバ
ージョン情報330としてバージョン331とレベル3
32を用いているが、レベル332はバージョン331
の技術的な要素を含んでいるため必ずしも必要ではな
く、設計に応じて付与する必要がない場合、即ちバージ
ョン331のみでプログラムの版数を管理できる場合に
は不要である。
【0074】なお、上記実施例によれば、クライアント
装置100で業務を実行する際に、クライアント装置1
00が当該業務を行なうために必要なプログラムが自装
置100に記憶されているか否か、また、記憶されてい
る場合であってもサーバ装置200に記憶されているプ
ログラムのバージョンとクライアント装置100に記憶
されているプログラムのバージョンとが一致しているか
否かを確認している。そのため、クライアント装置10
0にプログラムが記憶されていない場合や、プログラム
のバージョンが異なる場合であっても、クライアント装
置100はサーバ装置200から最新のプログラムを自
動的に取得して、入れ替えを行なうことが可能となる。
【0075】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0076】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、サーバ
装置は単にプログラムの更新や生成を行い、クライアン
ト装置からサーバ装置に対して、現バージョンがサーバ
装置側のバージョンと合致しているかを確認するための
管理情報の転送要求を発行する。転送された管理情報と
クライアント装置の管理情報を比較して、不一致であれ
ば、サーバ装置のプログラムが更新または、生成された
ことを意味するため、クライアント装置は、サーバ装置
にプログラム転送要求を発行する。このように、管理情
報でバージョンを確認し、プログラム転送要求を発行す
る処理をクライアント装置主導で行うことにより、サー
バ装置は、数多くのクライアント装置の状態、即ち、電
源投入確認、使用頻度状態等を管理する必要がない。一
方、クライアント装置では、サーバ装置からダウンロー
ドされるプログラムを無意味に待つことなく、クライア
ント装置の使用状況によりダウンロード処理可能な状態
時にサーバ装置に転送要求を発行すればよい。
【0077】また、上記効果に伴い、クライアント装置
を占有したり、予めクライアント装置の電源を入れてお
いてクライアントプログラム受信のためのセッティング
をしておくことなく、クライアントプログラムの入れ替
えを自動的に行なうことが可能となる。また、利用者が
業務を実行する際に、クライアント装置が必要に応じて
クライアントプログラムのダウンロードを自動的に行な
い、当該プログラムを実行するため、利用者は、クライ
アントプログラムのバージョンを気にする必要がなく、
また、クライアントプログラムを実行する際には常に最
新のクライアントプログラムを実行することが可能とな
る。
【0078】更に、クライアントプログラムのダウンロ
ードが自動化されることにより、クライアント装置の管
理者や利用者のスキルレベルに依存することなくクライ
アントプログラムの入れ替えを行なうことが可能とな
る。また、従来のように情報記憶媒体等でバージョンア
ップしたクライアントプログラムを配布する必要もなく
なり、クライアントプログラムの入れ替えに要する手
間、時間等を大幅に削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理を説明するシーケンスチャートで
ある。
【図3】本発明の第1の実施例のプログラムダウンロー
ドシステムのシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施例の管理情報の例を説明する図
である。
【図5】本発明の第1の実施例の動作を示すシーケンス
チャートである。
【図6】本発明の一実施例のクライアント装置とサーバ
装置の記憶部の記憶例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例のクライアント装置の画面表
示例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例の動作を示すシーケンス
チャートである。
【図9】従来の第2の方式の例を説明する図である。
【符号の説明】
50 入力部 60 表示部 100 クライアント装置 110 第2のプログラム記憶手段、第2のプログラム
記憶部 120 第2のプログラム管理情報記憶手段、第2のプ
ログラム管理情報記憶部 130 照合手段、管理情報照合部 131 管理情報要求手段 140 ダウンロード要求手段 145 転送要求発行部 150 I/O制御部 160 依頼処理部 170 第2の通信部 200 サーバ装置 210 第1のプログラム記憶手段、第1のプログラム
記憶部 220 第1のプログラム管理情報記憶手段、第1のプ
ログラム管理情報記憶部 230 プログラム管理情報転送手段、プログラム管理
情報転送部 240 プログラム転送手段、プログラム転送部 260 振り分け部 270 第1の通信部 310 業務名 320 プログラム名 330 バージョン情報 331 バージョン 332 レベル 340 サーバ側ファイル名 500 LAN

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを転送するサーバ装置と、 必要に応じて該サーバ装置に最新プログラムの転送要求
    を発行し、該サーバ装置から該最新プログラムがダウン
    ロードされるクライアント装置とを有することを特徴と
    するプログラムダウンロードシステム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ装置は、 前記クライアント装置に転送するための前記最新プログ
    ラムを記憶する第1のプログラム記憶手段と、 該第1のプログラム記憶手段に記憶している前記最新プ
    ログラムに対応する第1の管理情報を記憶する第1のプ
    ログラム管理情報記憶手段と、 前記クライアント装置から発行される転送要求に基づい
    て、該第1のプログラム管理情報記憶手段に記憶してい
    る該第1の管理情報を前記クライアント装置に転送する
    プログラム管理情報転送手段と、 前記クライアント装置から発行されるダウンロード要求
    に基づいて、該第1のプログラム記憶手段に記憶してい
    る前記最新プログラムを前記クライアント装置に転送す
    るプログラム転送手段とを有する請求項1記載のプログ
    ラムダウンロードシステム。
  3. 【請求項3】 前記クライアント装置は、 前記サーバ装置からダウンロードされたプログラムを記
    憶する第2のプログラム記憶手段と、 該第2のプログラム記憶手段に記憶している該プログラ
    ムに対応する第2の管理情報を記憶する第2のプログラ
    ム管理情報記憶手段と、 前記サーバ装置から転送された前記第1の管理情報と、
    該第2の管理情報とを照合し、一致しているか否かを判
    定する照合手段と、 該照合手段の照合結果が不一致である場合に、前記最新
    プログラムのダウンロードを前記サーバ装置に要求する
    ダウンロード要求手段とを有する請求項2記載のプログ
    ラムダウンロードシステム。
  4. 【請求項4】 前記照合手段は、 前記サーバ装置に前記第1の管理情報の転送を要求し、
    転送された前記第1の管理情報を取得する管理情報要求
    手段を含む請求項3記載のプログラムダウンロードシス
    テム。
  5. 【請求項5】 プログラムを転送する第1の装置におい
    て、プログラムが生成または、更新された場合に、第2
    の装置に該プログラムを転送するプログラムダウンロー
    ド方法において、 該第2の装置が、該第1の装置が有する該プログラムの
    第1の管理情報を参照して、該第1の管理情報の内容が
    該第2の装置が保持する第2の管理情報の内容と異なる
    場合には、該第1の装置に該プログラムのダウンロード
    を要求し、 該第1の装置から該第2の装置に該プログラムを転送す
    ることを特徴とするプログラムダウンロード方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の装置が前記第1の管理情報を
    参照する場合に、 前記第2の装置から前記第1の装置に前記第1の管理情
    報の転送要求を発行し、 該転送要求に応じて前記第1の装置から前記第2の装置
    に、前記第1の管理情報を転送する請求項5記載のプロ
    グラムダウンロード方法。
  7. 【請求項7】 前記転送要求に基づいて前記第1の装置
    の全ての前記第1の管理情報を前記第2の装置に転送す
    る請求項6記載のプログラムダウンロード方法。
  8. 【請求項8】 前記転送要求により指示された前記第1
    の装置の前記第1の管理情報のみを前記第2の装置に転
    送する請求項6記載のプログラムダウンロード方法。
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