JPH08179937A - ブートプログラム切替え装置及びその方法 - Google Patents

ブートプログラム切替え装置及びその方法

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JPH08179937A
JPH08179937A JP6324423A JP32442394A JPH08179937A JP H08179937 A JPH08179937 A JP H08179937A JP 6324423 A JP6324423 A JP 6324423A JP 32442394 A JP32442394 A JP 32442394A JP H08179937 A JPH08179937 A JP H08179937A
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cpu
boot program
reset
boot
switching device
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JP6324423A
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Hideo Honma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のブートプログラムを操作者の手を煩わ
せること無く、自動的に切替可能なブートプログラム切
替え装置及びその方法を提供することを目的とする。 【構成】 CPU101をブートする複数のブートプロ
グラムが、ROM104a〜104dにそれぞれ格納さ
れており、ROM104aに格納されているものが通常
ブート用である。リセットスイッチ106が押下される
と、リセット部102はCPU101をリセットすると
ともに、アドレスデコーダがアサートするROMのアド
レスを変更する。従って、CPU101の有するブート
プログラムの内部アドレスと、実際に対応するROM上
の外部アドレスとが変換され、結果として起動されるブ
ートプログラムを切り替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブートプログラム切替え
装置及びその方法に関し、例えば複数のブートプログラ
ム領域を備えるCPUのブートプログラム切替え装置及
びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCPUを備えるシステムにおける
ブートプログラムは、プログラムROM領域内で、CP
Uのブートアドレスとして固定された所定の一箇所にお
かれていた。そして、電源ON時あるいはCPUリセッ
ト時には、該所定領域からブートプログラムが起動され
ることにより、CPUは動作を開始していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CPU
システムがブートプログラムを複数備えている場合に、
例えば通常のブートプログラムが破壊され、別のプログ
ラムROM領域にあるブートプログラムでブートしなけ
ればならない時等、ブートプログラムを切り替えようと
する場合には、CPUのアドレスバスのマップをハード
ウェア上で切り替える必要がある。このためには、基板
上のスイッチを切り替える等、煩雑な操作が必要であ
り、特に不慣れなオペレータでは操作ミスが発生する可
能性も高い。また、3種以上のブートプログラムを切り
替えて使用するような場合には、なおさら操作が繁雑と
なる。
【0004】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、複数のブートプログラムを操作者の
手を煩わせること無く、自動的に切替可能なブートプロ
グラム切替え装置及びその方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明は以下の構成を備える。即
ち、CPUをブートするためのブートプログラムを複数
保持する保持手段と、前記CPUの強制リセットを行う
リセット手段と、前記リセット手段によるリセットのタ
イミングで、前記保持手段に保持された複数のブートプ
ログラムを切り替える切替え手段とを有することを特徴
とする。
【0006】例えば、前記保持手段に保持された複数の
ブートプログラムのうち、1つは通常使用される既定ブ
ートプログラムであることを特徴とする。
【0007】例えば、前記切替手段は、前記CPUにお
けるブートプログラムの論理アドレス領域に前記保持手
段における物理アドレスを割り当てることを特徴とす
る。
【0008】例えば、前記保持手段はROMであること
を特徴とする。
【0009】例えば、前記保持手段は複数のROMであ
り、各ROM毎に1つのブートプログラムを保持するこ
とを特徴とする。
【0010】例えば、前記切替え手段は、前記複数のR
OMのいずれかをを特定する信号を出力し、該信号を切
り替えることにより複数のブートプログラムを切り替え
ることを特徴とする。
【0011】更に、前記CPUに電力を供給する電力供
給手段と、前記電力供給手段による供給電圧を監視する
電圧監視手段とを有し、前記切替え手段は、前記電圧監
視手段により供給電圧の低下が検出されると前記CPU
におけるブートプログラムの論理アドレスに前記既定ブ
ートプログラムの物理アドレスを割り当て、前記リセッ
ト手段より前記CPUがリセットされると前記CPUに
おけるブートプログラムの論理アドレスに前記保持手段
における物理アドレスを順次割り当てることを特徴とす
る。
【0012】更に、前記CPUがリセットされてからの
経過時間を計測する時間計測手段と、前記CPUが正常
にブートされたか否かを判断する判断手段とを有し、前
記判断手段により前記CPUが所定時間以内に正常にブ
ートされなかったと判断された場合、前記リセット手段
により前記CPUをリセットすることを特徴とする。
【0013】更に、前記CPUが正常にブートされる手
順を監視する監視手段を有し、前記監視手段により前記
手順が所定の手順に等しくないと判断された場合、前記
リセット手段により前記CPUをリセットすることを特
徴とする。
【0014】更に、前記ブートプログラムを選択する選
択手段を有し、前記監視手段により前記CPUが正常に
ブートされた手順が前記選択手段で選択されたブートプ
ログラムによるブートの手順に等しくないと判断された
場合、前記リセット手段により前記CPUをリセットす
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成により、CPUのブートプログラム
を切り替える必要が生じた場合に、装置内で自動的に通
常の領域外にあるブートプログラムを検出し、動作させ
る事ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】<第1実施例>図1に、本実施例における
CPUのブートプログラム切替え装置の構成を示す図で
ある。尚、図1においては本実施例に関係する構成のみ
を抜粋しており、例えばCPUの作業領域となるRAM
等の他の構成が追加されていても良い。
【0018】図1において、CPU101はプログラム
ROM(以下、ROMと称する)104a〜104dに
格納されたブートプログラムより起動される。ROM1
04a〜104dにおいて、ブートプログラムのアドレ
スはアドレス信号108の下位により接続される。尚、
アドレス信号108は、実際にブートされるブートプロ
グラムのアドレス(ブートアドレス)を示しているもの
とする。
【0019】アドレスデコーダ103は、アドレス信号
108の上位をデコードし、チップセレクト信号112
a〜112dを生成する。CPU101がアクセスする
際にROM104a〜104dのいずれか1つ、あるい
はデータバスのアクセス単位を形成する一組が、チップ
セレクト信号112a〜112dでセレクトされる。例
えば、チップセレクト信号112aによりROM104
aがセレクトされる。尚、本実施例においては、通常、
例えば電源ON時にはROM104aにあるブートプロ
グラムによりCPU101は動作を開始するものとし、
以下、ROM104aに格納されているブートプログラ
ムを「既定プログラム」と称する。
【0020】リセット部102は、電源電圧及びリセッ
トスイッチ106を監視して、電源電圧低下時あるいは
リセットスイッチ106が操作された場合に、所定の幅
のリセットパルスを発生する。このリセット信号はCP
Uリセット信号109、及びアドレスデコーダ103の
チップセレクトを制御するアドレスデコーダリセット信
号110,11として作用する。アドレスデコーダリセ
ット信号110は電源監視により発生するリセット信号
であり、アドレスデコーダリセット信号111はリセッ
トスイッチ106を動作させた場合のリセット信号であ
る。
【0021】通常の電源ON時には、リセット部102
はCPUリセット信号109及びアドレスデコーダリセ
ット信号110を発生する。アドレスデコーダリセット
信号110が発生し、CPU101がリブートした場合
に、アドレスデコーダ103はCPU101の出力した
アドレス信号108をそのままデコードしてチップセレ
クト信号112a〜112dを発生する。ここで、RO
M104a〜104dのアドレスが、ROM104a,
ROM104b,ROM104c,ROM104dの順
で「0」から順にマップされているとする。すると、通
常CPU101はアドレス=「0」からアクセスしてブ
ートするため、ブート直後はチップセレクト信号112
aがアサートされ、即ちROM104aが選択されるこ
とにより既定プログラムが起動され、通常のブート動作
が行われる。
【0022】一方、リセットスイッチ106が操作され
たときには、リセット部102はCPUリセット信号1
09及びアドレスデコーダリセット信号111を発生す
る。これによりCPU101は上述した電源ON時と同
様にリブートする。しかしながら、この場合アドレスデ
コーダ103はCPU101が発生するアドレスを変換
して、通常のブートROM104aの次にマップされて
いるROM104bのチップセレクト信号112bを発
生する。これにより、CPU101は通常のブートプロ
グラム以外の他のブートプログラムによる動作を試み
る。
【0023】以上説明したように、リセットスイッチ1
06を操作することによりアドレスデコーダリセット信
号111が発生する毎に、アドレスデコーダ103はブ
ートアドレスのチップセレクト信号112a〜112d
を順次切り替えて行く。
【0024】図1において105は正常ブート監視部で
あり、CPU101のI/Oポート等と接続されてい
る。正常ブート監視部105は、CPU101のブート
直後に、CPU101が所定の手順のソフトウェア操作
で正常ブート監視部105にアクセスしたか否かを監視
する。そして、それに対応して表示LED107の明滅
を操作することにより、CPU101が正常にブートし
たか否かを操作者に報知する。操作者はCPU101が
正常にブートしなかったことを認識すると、リセットス
イッチ106を押下する。すると、アドレスデコーダ1
03はリセットスイッチの操作に対応して上述したよう
にチップセレクト信号112a〜112dを切り替える
ことにより、ブートプログラム領域(ROM104a〜
104d)を切り替える。即ち、CPU101における
ブートプログラムの論理アドレスに、ROM104a〜
104dの物理アドレスを順次割り当てる。
【0025】以下、図2にリセット部102及びアドレ
スデコーダ103の詳細構成を示す。図2において、上
述した図1と同一の構成要素には同一番号を付し、説明
を省略する。
【0026】図2において、リセット部102は電源監
視部201とスイッチリセット部202,及びORゲー
ト203とから成る。電源監視部201は、電源ON時
及び電源電圧が所定値より下がった場合に、所定時間の
負のリセットパルスをアドレスデコーダリセット信号1
10として発生する。同様に、リセットスイッチ部20
2はリセットスイッチ106が操作された場合に、所定
時間の負のリセットパルスをアドレスデコーダリセット
信号111として発生するものとする。ORゲート20
3は、アドレスデコーダリセット信号110,111の
論理和をとり、CPU101をリセットするリセット信
号109を発生する。
【0027】一方、アドレスデコーダ103は、カウン
タ204,デコーダ205,ゲート部206とから成
る。ここで、カウンタ204は2ビットのカウント値を
有し、デコーダ205は2ビットのデコーダであると仮
定する。デコーダ205は、カウンタ204の出力に応
じて4ビット出力のいずれかをアサートする。また、ゲ
ート部206はCPU101から入力されるアドレス信
号108に応じて、チップセレクト信号112a〜11
2dのいずれかをアサートする。
【0028】図3に、図2における各信号のタイミング
チャートを示す。図3に示すタイミングチャートでは、
原点において電源をOFFからONに切り替えたとす
る。すると、電源監視リセット信号110は、電源電圧
が上昇して所定電圧に達した時点から、所定時間だけ負
のパルスを発生する。この後、CPU101はブート
し、所定のプログラムアドレスから動作を開始する。
尚、通常、所定のプログラムアドレスはアドレス「0」
であり、アドレス「0」に相当するROM104aのチ
ップセレクト信号は112aである。
【0029】リセット信号110は、カウンタ204を
クリアして、カウンタ204からの出力信号207を
「0」にして、デコーダ205の出力信号のうち、20
8aをアサートする。
【0030】電源ONの直後、所定時間以内にCPU1
01がブートしない場合、操作者はLED107でそれ
を検出し、リセットスイッチ106を操作する。する
と、スイッチリセット部202はアドレスデコーダリセ
ット信号111に所定の時間幅の負のパルスを発生し、
これはリセット信号109を介してCPU101をブー
トするとともに、カウンタ204のクロックに入力され
てカウンタ204をカウントアップする。
【0031】カウンタ204においてカウントアップさ
れた出力207に応じて、デコーダ205はその出力を
アサートする。即ち、図3に示すように、カウンタ出力
207が「0」である場合にはデコーダ205は出力2
08aをアサートし、カウンタ出力207が「1」であ
る場合には出力208bをアサートする。同様に、カウ
ンタ出力207が「3」であれば出力208c,「4」
であれば208dがアサートされる。
【0032】そして、ゲート部206において、CPU
101から入力されるアドレス信号108及びカウンタ
204からの出力207に応じて、チップセレクト信号
112a〜112dのいずれかがアサートされる。例え
ば、デコーダ205の出力208aが「1」であれば、
アドレス信号108が「0」である場合にはゲート部2
06からの出力としてチップセレクト信号112aがア
サートされる。またこのとき、アドレス信号108が
「1」である場合にはチップセレクト信号112bが、
アドレス信号108が「2」及び「3」である場合に
は、それぞれチップセレクト信号112c,112dが
アサートされる。これは正常ブート状態で正常なROM
アクセスに相当する。
【0033】また、デコーダ205の出力208bが
「1」である場合はブート時、即ちアドレス信号108
が「0」の状態でチップセレクト信号112bをアサー
トする。同様にデコーダ205の出力208cもしくは
208dが「1」である場合には、アドレス信号108
が「0」のブート時にチップセレクト信号112c,1
12dをアサートする。
【0034】このように、カウンタ204においてカウ
ントされた出力207に応じて、アドレス「0」に対応
したチップセレクト信号112aから順に、チップセレ
クト信号112b,112c,112dと、順次切り替
えられる。
【0035】以上説明した様に本実施例によれば、CP
Uが所定時間内にブートされるまでブートプログラムの
格納アドレスを順次変更していくことができる。従っ
て、煩雑な操作を行うこと無く、他のブートプログラム
からの起動が行える。
【0036】尚、本実施例では既定ブートプログラムが
ROM104aに格納されている場合について説明を行
ったが、本発明はこの例に限られるものではなく、どの
ROMに格納されているブートプログラムを既定プログ
ラムとしてもよい。この場合、図2に示すゲート部20
6の構成を、アドレス信号108が「0」である場合に
アサートされるチップセレクト信号が112a以外にな
るように変更すれば良い。
【0037】また、ブートプログラムを格納するROM
が複数である場合について説明を行ったが、例えば単一
のROM内で異なる複数のアドレスにブートプログラム
を格納し、カウンタ出力207に応じてCPUからのア
ドレス信号108が「0」である場合の物理アドレスマ
ップを変更するように構成してもよい。
【0038】<第2実施例>以下、本発明に係る第2実
施例について説明する。
【0039】図4に、第2実施例におけるCPUのブー
トプログラム切替え装置の構成を示す。図4において、
上述した第1実施例における図1と同様の構成について
は同一番号を付し、説明を省略する。
【0040】第2実施例において、CPU401はウオ
ッチドッグタイマ403を内蔵している。ここで、ウオ
ッチドッグタイマ403は、CPU401のクロックで
動作するタイマである。ウオッチドッグタイマ403
は、所定時間以内にソフトウェア操作によるリセットが
行なわれない場合には、CPU暴走と判断してCPU4
01の動作をリセットするとともに、リセット信号11
1を出力する。
【0041】リセット部402は、上述した図2に示し
たリセット部102と同様に電源電圧及びリセットスイ
ッチ106を監視するが、両者の出力は分離していない
ことを特徴とする。
【0042】第2実施例においては、電源ON直後は上
述した第1実施例と同様にCPU401をリセットして
ブートさせるとともに、アドレスデコーダ103内部の
カウンタ204をクリアする。
【0043】また、ウオッチドッグタイマ403は、所
定時間内にリセットされない場合にCPU401をリセ
ットするとともに、リセット信号111を発生させ、ア
ドレスデコーダ103のカウンタ204をカウントアッ
プする。そして、その結果セレクトされたROMでも正
常にブートしなかった場合、ウオッチドッグタイマ40
3は所定時間間隔でリセット信号111を出力し続け、
アドレスデコーダ103はROM104a〜104dの
選択を切り替えてゆき、正常にブートするプログラムR
OMを自動的に検出する。
【0044】以上説明したように第2実施例によれば、
操作者によるリセットスイッチの押下が無くても、所定
時間経過後にブートできなければ、自動的に次のブート
プログラムが格納されているアドレスに切り替えること
ができる。
【0045】<第3実施例>以下、本発明に係る第3実
施例について説明する。
【0046】図5に、第3実施例におけるCPUのブー
トアドレス変換部の構成を示す。図5において、上述し
た第1実施例における図1と同様の構成については同一
番号を付し、説明を省略する。
【0047】第3実施例においては、上述した第1実施
例及び第2実施例とを組み合わせた効果を有することを
特徴とする。
【0048】図5において、正常ブート監視部501は
タイマ502でCPU101のブート直後の所定時間以
内に、CPU101からの所定の手順でアクセスを監視
する。そして、CPU101から所定の手順でのアクセ
スがない場合にはCPU暴走であると判断し、リセット
信号を発生する。該リセット信号はゲート503でリセ
ットスイッチ106からの信号と合成され、リセット部
102に入力される。
【0049】リセット部102では、正常ブート監視部
501がリセット信号を発生させる毎にリセット信号1
11を発生させ、アドレスデコーダ103内部のカウン
タ204をカウントアップする。これにより、上述した
第2実施例と同様に、タイマ502で設定された時間間
隔で正常にブートするブートプログラムを検索する。
【0050】以上説明したように第3実施例によれば、
上述した第1実施例及び第2実施例を組み合わせること
により、操作者によるリセットスイッチの押下がある
か、またはリセットスイッチの押下が無くても所定時間
経過後にブートできなければ、次のブートプログラムが
格納されているアドレスに切り替えることができる。
【0051】<第4実施例>以下、本発明に係る第4実
施例について説明する。
【0052】図6に、第4実施例におけるCPUのブー
トプログラム切替え装置の構成を示す。図6において、
上述した第1実施例における図1と同様の構成について
は同一番号を付し、説明を省略する。
【0053】図6においては、ブートプログラム選択ス
イッチ601で、操作者がブートプログラムを選択する
ことができる。ブートプログラム選択スイッチ601で
選択されるブートプログラムへのアクセス手順は、正常
ブート監視部501内でに、予めアクセスパターンテー
ブルとして備えられている。正常ブート監視部501
は、上述した第3実施例と同様にブート後所定時間以内
にCPU101から所定手順のアクセスの有無を検出す
るが、更に、CPU101からのアクセス手順がブート
プログラム選択スイッチ601で選択されたアクセスパ
ターンであるか否かも検出する。
【0054】正常ブート監視部501において、CPU
101から正常なアクセスが行われなかったと判断され
る場合、例えば、ブートプログラム選択スイッチ601
で選択されたアクセス手順と異なるアクセスが行われた
場合、正常ブート監視部501はORゲート503へリ
セット信号を発生し、上述した第3実施例同様に、次の
ブートプログラムが格納されているROMを選択する。
【0055】以上説明したように第4実施例によれば、
予めブートプログラム毎にそれを識別するアクセスパタ
ーンを記憶しておくことにより、容易に任意のブートプ
ログラムを動作させることができる。
【0056】尚、上述した第1〜第4実施例において
は、ブートプログラムが4つである例について説明を行
ったが、本発明はもちろんこの限りではなく、2つ以上
のブートプログラムが存在する場合に適用可能である。
【0057】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のブートプログラム領域を持つCPUシステムにおい
て、繁雑な操作を行うこと無くブートプログラム領域を
変更することが可能となる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例におけるCPUのブート
プログラム切替え装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるリセット部及びアドレスデコ
ーダの詳細構成を示す図である。
【図3】本実施例のリセット部及びアドレスデコーダに
おけるタイミングチャートである。
【図4】本発明に係る第2実施例におけるCPUのブー
トプログラム切替え装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明に係る第3実施例におけるCPUのブー
トプログラム切替え装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明に係る第4実施例におけるCPUのブー
トプログラム切替え装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 104,401 CPU 102 リセット部 103 アドレスデコーダ 104a〜104d ROM 105,501 正常ブート監視部 106,402 リセットスイッチ、 201 電源監視リセット部 202 スイッチリセット部 204 カウンタ 205 デコーダ 206 ゲート部 601 ブートプログラム選択スイッチ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUをブートするためのブートプログ
    ラムを複数保持する保持手段と、 前記CPUの強制リセットを行うリセット手段と、 前記リセット手段によるリセットのタイミングで、前記
    保持手段に保持された複数のブートプログラムを切り替
    える切替え手段とを有することを特徴とするブートプロ
    グラム切替え装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段に保持された複数のブート
    プログラムのうち、1つは通常使用される既定ブートプ
    ログラムであることを特徴とする請求項1記載のブート
    プログラム切替え装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段は、前記CPUにおけるブ
    ートプログラムの論理アドレスに前記保持手段における
    物理アドレスを割り当てることを特徴とする請求項1記
    載のブートプログラム切替え装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段はROMであることを特徴
    とする請求項1記載のブートプログラム切替え装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は複数のROMであり、 各ROM毎に1つのブートプログラムを保持することを
    特徴とする請求項4記載のブートプログラム切替え装
    置。
  6. 【請求項6】 前記切替え手段は、前記複数のROMの
    いずれかをを特定する信号を出力し、該信号を切り替え
    ることにより複数のブートプログラムを切り替えること
    を特徴とする請求項5記載のブートプログラム切替え装
    置。
  7. 【請求項7】 更に、前記CPUに電力を供給する電力
    供給手段と、 前記電力供給手段による供給電圧を監視する電圧監視手
    段とを有し、 前記切替え手段は、前記電圧監視手段により供給電圧の
    低下が検出されると前記CPUにおけるブートプログラ
    ムの論理アドレスに前記既定ブートプログラムの物理ア
    ドレスを割り当て、前記リセット手段より前記CPUが
    リセットされると前記CPUにおけるブートプログラム
    の論理アドレスに前記保持手段における物理アドレスを
    順次割り当てることを特徴とする請求項2記載のブート
    プログラム切替え装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記CPUがリセットされてから
    の経過時間を計測する時間計測手段と、 前記CPUが正常にブートされたか否かを判断する判断
    手段とを有し、 前記判断手段により前記CPUが所定時間以内に正常に
    ブートされなかったと判断された場合、前記リセット手
    段により前記CPUをリセットすることを特徴とする請
    求項1記載のブートプログラム切替え装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記CPUが正常にブートされる
    手順を監視する監視手段を有し、 前記監視手段により前記手順が所定の手順に等しくない
    と判断された場合、前記リセット手段により前記CPU
    をリセットすることを特徴とする請求項1記載のブート
    プログラム切替え装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記ブートプログラムを選択す
    る選択手段を有し、 前記監視手段により前記CPUが正常にブートされた手
    順が前記選択手段で選択されたブートプログラムによる
    ブートの手順に等しくないと判断された場合、前記リセ
    ット手段により前記CPUをリセットすることを特徴と
    する請求項9記載のブートプログラム切替え装置。
  11. 【請求項11】 CPUをブートするためのブートプロ
    グラムを複数保持し、 前記CPUが強制リセットされたタイミングで、前記複
    数のブートプログラムを切り替えることを特徴とするブ
    ートプログラム切替え方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のブートプログラムのうち、
    1つは通常使用される既定ブートプログラムであること
    を特徴とする請求項11記載のブートプログラム切替え
    方法。
  13. 【請求項13】 前記CPUにおけるブートプログラム
    の論理アドレス領域に前記保持手段における物理アドレ
    スを割り当てることにより、前記複数のブートプログラ
    ムを切り替えることを特徴とする請求項11記載のブー
    トプログラム切替え方法。
  14. 【請求項14】 更に、前記CPUへの電力供給を監視
    し、 前記CPUへの供給電圧の低下が検出されると前記CP
    Uにおけるブートプログラムの論理アドレスに前記既定
    ブートプログラムの物理アドレスを割り当て、前記リセ
    ット手段より前記CPUがリセットされると前記CPU
    におけるブートプログラムの論理アドレスに前記保持手
    段における物理アドレスを順次割り当てることを特徴と
    する請求項12記載のブートプログラム切替え方法。
  15. 【請求項15】 更に、前記CPUがリセットされてか
    ら所定時間以内に正常にブートされなかった場合、前記
    リセット手段により前記CPUをリセットすることを特
    徴とする請求項11記載のブートプログラム切替え方
    法。
  16. 【請求項16】 更に、前記CPUが正常にブートされ
    る手順を監視し、 前記手順が所定の手順に等しくないと判断された場合、
    前記リセット手段により前記CPUをリセットすること
    を特徴とする請求項11記載のブートプログラム切替え
    方法。
  17. 【請求項17】 更に、前記ブートプログラムを選択
    し、 前記CPUが正常にブートされた手順が前記選択された
    ブートプログラムによるブートの手順に等しくないと判
    断された場合、前記リセット手段により前記CPUをリ
    セットすることを特徴とする請求項16記載のブートプ
    ログラム切替え方法。
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