JPH08179854A - 携帯型電子機器 - Google Patents
携帯型電子機器Info
- Publication number
- JPH08179854A JPH08179854A JP6322523A JP32252394A JPH08179854A JP H08179854 A JPH08179854 A JP H08179854A JP 6322523 A JP6322523 A JP 6322523A JP 32252394 A JP32252394 A JP 32252394A JP H08179854 A JPH08179854 A JP H08179854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- portable electronic
- hinge
- electronic device
- person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、表示部と本体との連結する連結部
材が２段階のヒンジ手段から構成されている。 【構成】 連結部材を２段階のヒンジ手段にしたことに
より、第１のヒンジを支点として第２のヒンジをロック
して使用すれば、一般的な表示装置の保持機構となる
し、また、第２のヒンジのロックを解除して使用すれば
第１のヒンジと第２のヒンジの２カ所の支点が組み合わ
せになり、上下、前後及び視野角が使用者の使用条件の
合わせた形で設定できる。
材が２段階のヒンジ手段から構成されている。 【構成】 連結部材を２段階のヒンジ手段にしたことに
より、第１のヒンジを支点として第２のヒンジをロック
して使用すれば、一般的な表示装置の保持機構となる
し、また、第２のヒンジのロックを解除して使用すれば
第１のヒンジと第２のヒンジの２カ所の支点が組み合わ
せになり、上下、前後及び視野角が使用者の使用条件の
合わせた形で設定できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノート型パソコンやワ
ープロ、ワークステーションなどの簡単に携帯・移動し
て使用できるものであって、表示装置の上下及び前後位
置、視野角などを従来品より大幅に広く設定できる。し
たがって、使用者にとって、最適な使用条件下で表示装
置を見ながら、キー操作ができるようにした携帯型電子
機器に関する。
ープロ、ワークステーションなどの簡単に携帯・移動し
て使用できるものであって、表示装置の上下及び前後位
置、視野角などを従来品より大幅に広く設定できる。し
たがって、使用者にとって、最適な使用条件下で表示装
置を見ながら、キー操作ができるようにした携帯型電子
機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のノート型のパソコンやワープロ、
ワークステーションなどの携帯型電子機器は表示装置は
図５で示されるように、ヒンジは左右に１個づつ、また
は中央に１個だけあり、そのため視野角は０度から約１
２０度程度の範囲で可変できるためにディスプレイの上
下の位置や前後位置の調整は不可能であった。
ワークステーションなどの携帯型電子機器は表示装置は
図５で示されるように、ヒンジは左右に１個づつ、また
は中央に１個だけあり、そのため視野角は０度から約１
２０度程度の範囲で可変できるためにディスプレイの上
下の位置や前後位置の調整は不可能であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の携帯型電子機器にあっては、遠視気味の人は
必然的に装置から離れた距離を置いて使用しなければな
らないために、キーボードを操作する人の位置が離れす
ぎて、キーボード操作が難しくなり不便であった。次
に、上下位置に関しては、座高の高い人は椅子や机の高
さの調整が必要であった。また、会議中に議事録を作成
しながら会議に参加するとき、表示装置を充分に低くし
て使用することが不可能なため、会議中の相手に対して
ディスプレイで自分の顔が半分隠れたりして失礼になっ
たり、不愉快な思いをさせる結果になり、議事録作成に
使用することができにくい状態であった。
うな従来の携帯型電子機器にあっては、遠視気味の人は
必然的に装置から離れた距離を置いて使用しなければな
らないために、キーボードを操作する人の位置が離れす
ぎて、キーボード操作が難しくなり不便であった。次
に、上下位置に関しては、座高の高い人は椅子や机の高
さの調整が必要であった。また、会議中に議事録を作成
しながら会議に参加するとき、表示装置を充分に低くし
て使用することが不可能なため、会議中の相手に対して
ディスプレイで自分の顔が半分隠れたりして失礼になっ
たり、不愉快な思いをさせる結果になり、議事録作成に
使用することができにくい状態であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するためのものであり、表示部が操作時に持ち上げ
られ携帯時にキーボード面が閉じられる携帯型電子機器
において、該携帯型電子機器を動作させるための主要電
子部品が搭載されている本体と、該表示部の後端近傍に
あって該表示部と該本体を取り付けるための連結部材
と、該連結部材は規定値以上のトルクを有して回転自在
に軸支するための第１のヒンジ部と、該第１のヒンジ部
のトルクと規定値以上異なるトルクを有して回転自在に
軸支されている第２のヒンジ部とから構成された携帯型
電子機器を提供する。
解決するためのものであり、表示部が操作時に持ち上げ
られ携帯時にキーボード面が閉じられる携帯型電子機器
において、該携帯型電子機器を動作させるための主要電
子部品が搭載されている本体と、該表示部の後端近傍に
あって該表示部と該本体を取り付けるための連結部材
と、該連結部材は規定値以上のトルクを有して回転自在
に軸支するための第１のヒンジ部と、該第１のヒンジ部
のトルクと規定値以上異なるトルクを有して回転自在に
軸支されている第２のヒンジ部とから構成された携帯型
電子機器を提供する。
【０００５】
【作用】このように本体から操作者によって表示部を任
意の位置に持ち上げ可能とする連結部材が複数のヒンジ
手段とから構成されているために、第１のヒンジを支点
として第２のヒンジをロックして使用すれば、一般的な
表示装置の保持機構となるし、また、第２のヒンジのロ
ックを解除して使用すれば第１のヒンジと第２のヒンジ
の２カ所が支点が組み合わせになり、上下、前後及び視
野角が使用者の使用条件の合わせた形で設定できる。
意の位置に持ち上げ可能とする連結部材が複数のヒンジ
手段とから構成されているために、第１のヒンジを支点
として第２のヒンジをロックして使用すれば、一般的な
表示装置の保持機構となるし、また、第２のヒンジのロ
ックを解除して使用すれば第１のヒンジと第２のヒンジ
の２カ所が支点が組み合わせになり、上下、前後及び視
野角が使用者の使用条件の合わせた形で設定できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面にもとづ
いて説明する。図１は本発明の携帯型電子機器の第１の
使用例を説明した図であり、図２は本発明の携帯型電子
機器の第２の使用例を説明した図であり、図３は本発明
の携帯型電子機器の第３の使用例を説明した図であり、
図４は本発明の携帯型電子機器の収納状態を説明した図
である。
いて説明する。図１は本発明の携帯型電子機器の第１の
使用例を説明した図であり、図２は本発明の携帯型電子
機器の第２の使用例を説明した図であり、図３は本発明
の携帯型電子機器の第３の使用例を説明した図であり、
図４は本発明の携帯型電子機器の収納状態を説明した図
である。
【０００７】図１において、本発明の携帯型電子機器
は、１はパソコン本体、２は第１のヒンジ、３は第２の
ヒンジ、４は表示装置、５は保持部材、６はキーボード
とから構成されている。図１は、操作者が表示装置を上
方に伸ばして使用するときの例であり、図２は会議など
で、自分の顔が表示装置に隠れて相手を不愉快にさせな
いため対策のもので、表示面を極端に寝かせて使用でき
るようにしたものであり、図３は、第１のヒンジをパソ
コン本体１に折り曲げて使用するために表示装置４が操
作者側に近づけて使用できるものである。図４は、表示
装置を収納し、携帯できるようにしたもので、これは従
来のタイプと同様な収納方式である。このように本発明
は、第１のヒンジと第２のヒンジのトルクを変えること
によって、キーボード６と表示装置４との位置関係を可
変できるようにしたものである。したがって、表示装置
４の上下位置および操作者と表示装置４との幅を任意に
変えられる構成にしたことにより、遠視気味の人は必然
的に装置から適当な距離を置いて使用しなくても良い。
さらに、座高の高い人でも椅子や机の高さを調整する必
要がなくなる。また、会議において、議事録作成をする
とき会議中の相手に対して表示装置４で自分の顔が半分
隠れたりして失礼になったり、不愉快な思いをさせるこ
とがなくなるように表示装置４を充分傾けて使用できる
ようにした。上述は異なるトルクを有するヒンジ構造に
したことにより、２重ヒンジによる保持機構を表示装置
の左右２カ所に取り付けているときの使用例を示してい
るが、２種類のヒンジ構造の代わりに１カ所で中央に取
り付けて使用することも可能である。また、上記実施例
において、表示装置４を収納して携帯や移動する場合
は、従来方式と全く同様の表示装置の収納が可能であ
る。特に該第２のヒンジと本体１の間にボール玉などで
保持できるようなロック機構を付ければ、第２のヒンジ
によって本体１と仮固定でき、使用時に於いても、もし
必要ならば従来装置と同じ方法で使用可能である。つま
り、第２ヒンジのみで使用できることが特徴でもある。
は、１はパソコン本体、２は第１のヒンジ、３は第２の
ヒンジ、４は表示装置、５は保持部材、６はキーボード
とから構成されている。図１は、操作者が表示装置を上
方に伸ばして使用するときの例であり、図２は会議など
で、自分の顔が表示装置に隠れて相手を不愉快にさせな
いため対策のもので、表示面を極端に寝かせて使用でき
るようにしたものであり、図３は、第１のヒンジをパソ
コン本体１に折り曲げて使用するために表示装置４が操
作者側に近づけて使用できるものである。図４は、表示
装置を収納し、携帯できるようにしたもので、これは従
来のタイプと同様な収納方式である。このように本発明
は、第１のヒンジと第２のヒンジのトルクを変えること
によって、キーボード６と表示装置４との位置関係を可
変できるようにしたものである。したがって、表示装置
４の上下位置および操作者と表示装置４との幅を任意に
変えられる構成にしたことにより、遠視気味の人は必然
的に装置から適当な距離を置いて使用しなくても良い。
さらに、座高の高い人でも椅子や机の高さを調整する必
要がなくなる。また、会議において、議事録作成をする
とき会議中の相手に対して表示装置４で自分の顔が半分
隠れたりして失礼になったり、不愉快な思いをさせるこ
とがなくなるように表示装置４を充分傾けて使用できる
ようにした。上述は異なるトルクを有するヒンジ構造に
したことにより、２重ヒンジによる保持機構を表示装置
の左右２カ所に取り付けているときの使用例を示してい
るが、２種類のヒンジ構造の代わりに１カ所で中央に取
り付けて使用することも可能である。また、上記実施例
において、表示装置４を収納して携帯や移動する場合
は、従来方式と全く同様の表示装置の収納が可能であ
る。特に該第２のヒンジと本体１の間にボール玉などで
保持できるようなロック機構を付ければ、第２のヒンジ
によって本体１と仮固定でき、使用時に於いても、もし
必要ならば従来装置と同じ方法で使用可能である。つま
り、第２ヒンジのみで使用できることが特徴でもある。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は本体と表
示部との間に２種類のヒンジ部を有する構成にしたこと
により、携帯可能なノート型のパソコン、ワープロ、ワ
ークステーションなどの表示部分を使用者視線の最も条
件の良い位置に合わせて使用できるようにすると同時
に、会議中の議事録作成時に表示部分で自分の顔が隠れ
て相手に不愉快な印象などを与えないような条件による
操作を可能にした。
示部との間に２種類のヒンジ部を有する構成にしたこと
により、携帯可能なノート型のパソコン、ワープロ、ワ
ークステーションなどの表示部分を使用者視線の最も条
件の良い位置に合わせて使用できるようにすると同時
に、会議中の議事録作成時に表示部分で自分の顔が隠れ
て相手に不愉快な印象などを与えないような条件による
操作を可能にした。
【図１】 本発明の携帯型電子機器の第１の使用例を説
明した図である。
明した図である。
【図２】 本発明の携帯型電子機器の第２の使用例を説
明した図である。
明した図である。
【図３】 本発明の携帯型電子機器の第３の使用例を説
明した図である。
明した図である。
【図４】 本発明の携帯型電子機器の収納状態を説明し
た図である。
た図である。
【図５】 従来の携帯型電子機器を説明した図である。
１ パソコン本体 ２ 第１ヒンジ ３ 第２ヒンジ ４ 表示装置 ５ ２重ヒンジによる保持機構 ６ キーボード
Claims (1)
- 【請求項１】表示部が操作時に持ち上げられ携帯時にキ
ーボード面が閉じられる携帯型電子機器において、該携
帯型電子機器を動作させるための主要電子部品が搭載さ
れている本体と、該表示部の後端近傍にあって該表示部
と該本体を取り付けるための連結部材と、該連結部材は
規定値以上のトルクを有して回転自在に軸支するための
第１のヒンジ部と、該第１のヒンジ部のトルクと規定値
以上異なるトルクを有して回転自在に軸支されている第
２のヒンジ部とから構成されたことを特徴とする携帯型
電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322523A JPH08179854A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6322523A JPH08179854A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 携帯型電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08179854A true JPH08179854A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18144620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6322523A Pending JPH08179854A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 携帯型電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08179854A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001142564A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Sharp Corp | 情報機器 |
| JP2005045732A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 携帯端末 |
| JP2005083462A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Sugatsune Ind Co Ltd | ２軸ヒンジ装置及び携帯機器 |
| JP2009068716A (ja) * | 2008-12-15 | 2009-04-02 | Sugatsune Ind Co Ltd | ２軸ヒンジ装置及び携帯機器 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322523A patent/JPH08179854A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001142564A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Sharp Corp | 情報機器 |
| JP2005045732A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 携帯端末 |
| JP4618764B2 (ja) * | 2003-07-25 | 2011-01-26 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯端末 |
| JP2005083462A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Sugatsune Ind Co Ltd | ２軸ヒンジ装置及び携帯機器 |
| JP2009068716A (ja) * | 2008-12-15 | 2009-04-02 | Sugatsune Ind Co Ltd | ２軸ヒンジ装置及び携帯機器 |
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