JPH08179158A - アダプタ - Google Patents
アダプタInfo
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- JPH08179158A JPH08179158A JP31992494A JP31992494A JPH08179158A JP H08179158 A JPH08179158 A JP H08179158A JP 31992494 A JP31992494 A JP 31992494A JP 31992494 A JP31992494 A JP 31992494A JP H08179158 A JPH08179158 A JP H08179158A
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
な光制御を可能にするアダプタを提供することを目的と
する。 【構成】 本発明によるアダプタは、フェルール(4
3,44)をもったプラグ(41,42)のプラグ本体
(41a,42a)に対して連結するアダプタ本体(2
1)を備えたアダプタ(20)において、アダプタ本体
内で光軸方向に固定した整列フェルール(33)と、整
列フェルール内で光軸方向に延在する光ファイバ素線
(34)と、光ファイバ素線を横切るように整列フェル
ール内に埋設された光フィルタ(40)とを備えたこと
により、必要に応じた光制御を簡単なアダプタの交換作
業により達成することができる構成である。
Description
に、光通信技術に利用するためのアダプタに関するもの
である。
タとしては、図6で示す構成が採用されている。
り、この光コネクタ1は、プラグ2とアダプタ3とから
構成されている。このプラグ2には、ファイバコード4
の先端に固着したフェルール5が設けられ、このフェル
ール5は、プラグ本体14の一部を構成する円筒部6内
に装着されていると共に、バネ7によって光軸Aの方向
に摺動自在に付勢されている。また、プラグ2の外周に
は、円筒部6に対して回転自在に装着され且つプラグ本
体14の一部を構成する締付けナット8を有し、この締
付けナット8は、アダプタ3の第1雄ネジ部9に螺着さ
れる雌ネジ部10を有している。
本体11を備えている。このアダプタ本体11内には、
光軸Aの方向に延在する円筒状の整列スリーブ12が固
着され、この整列スリーブ12は、プラグ2のフェルー
ル5を摺動案内する。なお、アダプタ本体11に、第2
雄ネジ部13を形成することで、この第2雄ネジ部13
に図示しない別のプラグを螺着させることができる。
タ3の整列スリーブ12の一側から挿入しながら、締付
けナット8を回転させることにより、第1雄ネジ部9に
プラグ2の雌ネジ部10を螺合させることができる。ま
た、図示しない別のプラグのフェルールを整列スリーブ
12の他側から挿入し、このプラグを第2雄ネジ部13
に螺合させることにより、図示しないこのプラグと前述
のプラグ2との光結合が達成される。
において、光信号を光フィルタにより制御したい場合、
光フィルタを有する独立した部品を光コネクタ1に接続
して使用する必要があり、装置コストが上がり、コネク
タ自体の信頼性が低くなるといった問題点があった。
特開平5- 11139号公報に開示されているように、
光信号の制御を目的として、光フィルタが埋め込まれた
フェルールをプラグに適用する技術が開発された。
アダプタは、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。
れたフェルールをプラグに適用した場合、偏光フィルタ
をもたないプラグと偏光フィルタをもったプラグとを、
必要に応じてその都度交換しなければないので、長いフ
ァイバコードの取り扱いが繁雑で交換作業が容易でな
い。また、偏光フィルタをもったプラグにおいて、プラ
グに一体に組み込まれた偏光フィルタに代えて減光フィ
ルタを適用させるといったことは事実上不可能であっ
た。
めになされたもので、特に、簡単な交換作業により様々
な光制御を可能にするアダプタを提供することを目的と
する。
は、フェルールをもったプラグのプラグ本体に対して連
結するアダプタ本体を備えたアダプタにおいて、アダプ
タ本体内で光軸方向に固定した整列フェルールと、整列
フェルール内で光軸方向に延在する光ファイバ素線と、
光ファイバ素線を横切るように整列フェルール内に埋設
された光フィルタとを備えた構成である。
フィルタとしての波長分割フィルタ、偏光フィルタ又は
減光フィルタの少なくとも一つを埋設させた構成であ
る。
のリングを設けた構成である。
プタ本体内に設けた整列スリーブの内壁面に固定した構
成である。
アダプタ本体とプラグのプラグ本体とを連結させるにあ
たって、例えば、アダプタ本体内に整列スリーブをも
ち、この整列スリーブ内に整列フェルールを固定したア
ダプタを利用する場合、アダプタ本体内の整列スリーブ
の一側にプラグのフェルールを挿入する。そして、整列
スリーブ内の整列フェルールの一端面とプラグのフェル
ールの端面とを接合させる。更に、別のプラグのフェル
ールを整列スリーブの他側に挿入して、整列フェルール
の他端面とプラグのフェルールの端面とを接合させる。
その結果、アダプタの整列フェルールを介してプラグ同
士の光結合が達成されると同時に、整列フェルール内の
光フィルタにより、任意の光制御が達成される。
適な実施例について詳細に説明する。
わゆるFC形光コネクタの一構成部品をなすアダプタで
あり、このアダプタ20は、黄銅からなりニッケルメッ
キの施されたアダプタ本体21を有している。このアダ
プタ本体21は、アダプタの外壁を構成する二分割形の
ハウジング22と、ハウジング22の両端にそれぞれ配
置されたプラグ案内筒23,24と、ハウジング22内
に収容されると共にプラグ案内筒23と24との間に架
け渡すことでプラグ案内筒23と24との間を支持する
円柱状のホルダ25とを備えている。
22は第1ハウジング22aと第2ハウジング22bと
からなり、第1及び第2ハウジング22a,22bの末
端にはフランジ26a,26bが形成され、第1及び第
2ハウジング22a,22bの先端には雄ネジ部27
a,27bがそれぞれ一体に形成されている。そして、
フランジ26a,26b同士をネジ28によって接合さ
せることにより、第1ハウジング22aと第2ハウジン
グ22bとを一体にすることができる(図2参照)。
2の内壁面から内方に突出する突片29によって径方向
に支持されると共に、ホルダ25により軸線方向に支持
されている。また、プラグ案内筒23,24内には、円
筒状の整列スリーブ30が配設されている。この整列ス
リーブ30は、割りスリーブからなると共に、各プラグ
案内筒23,24内にそれぞれ配置される第1整列スリ
ーブ31と第2整列スリーブ32とからなっている。更
に、整列スリーブ30の内壁面には、円柱状の整列フェ
ルール33が固定されている。
33は、光軸方向に延在する光ファイバ素線34を中心
に有している。この光ファイバ素線34は、コア部とク
ラッド部とからなると共に、整列フェルール33内に形
成した貫通孔33aに挿入され、接着剤によって固定さ
れている。なお、整列フェルール33の両端面33b,
33cは研磨加工されるが、この作業は、接着剤により
光ファイバ素線34を整列フェルール33に固定した後
に行われる。
剤収容凹部35が形成されている。この整列フェルール
33には、接着剤収容凹部35を塞ぐように金属製のリ
ング36が装着されている。このリング36には、樹脂
からなる接着剤を注入するための接着剤注入孔37と、
接着剤収容凹部35内の空気を抜くための空気孔38と
が形成されている。従って、整列フェルール33の外周
面にリング36を装着した後、接着剤注入孔37から接
着剤を接着剤収容凹部35内に注入し、接着剤を硬化さ
せることにより、リング36を整列フェルール33に確
実に固着させることができる。このリング36は、整列
フェルール33の補強に利用されると共に、第1及び第
2整列スリーブ31,32の支持に利用される。
び光ファイバ素線34を横切るようにしてスリット39
が形成されている。このスリット39は、光軸に対して
所定の角度で傾斜するように形成され、このスリット3
9内には、光フィルタ40が接着剤により固定されてい
る。従って、整列フェルール33内に埋設された光フィ
ルタ40の前後で、光ファイバ素線34は分断されるこ
とになるので、光ファイバ素線34の一端から導入され
た光は、光フィルタ40を介して光ファイバ素線34の
他端に送られることになる。
剤収容凹部35の真下で且つ接着剤収容凹部35と連通
する位置にスリット70を形成し、このスリット70内
に光フィルタ71を接着剤で固定するように構成するこ
とも可能である。この場合、接着剤収容凹部35内への
接着剤の注入は、スリット70内に光フィルタ71を固
定した後に行われる。
フィルタや減光フィルタや波長分割フィルタ等がある。
この偏光フィルタは、透過する電磁波のある成分を選択
吸収し、平面偏光を作り出す特性をもっている。減光フ
ィルタは光量を落とす特性をもっている。また、波長分
割フィルタは、任意の波長の光信号を透過させ、任意の
波長の光信号を通さない特性をもっている。但し、前述
した実施例では、整列フェルール33に1個の光フィル
タ40を適用しているが、整列フェルール33に複数の
スリット39を形成し、各スリット39に様々な光フィ
ルタ40を装着する構成も可能である。
2は、フェルール43,44を収容したプラグ本体41
a,42aを有し、各プラグ本体41a,42aには、
アダプタ20の各雄ネジ部27a,27bに螺合させる
ための雌ネジ部45,46を備えている。
グ41,42との組付けについて説明する。
ーブ31の開口部分からプラグ41のフェルール43を
挿入しながら、プラグ41の雌ネジ部45とアダプタ2
0の雄ネジ部27aとを螺合させる。その結果、第1整
列スリーブ31内の整列フェルール33の一端面とプラ
グ41のフェルール43の端面とを接合させ、整列フェ
ルール33の一端での光結合が完了する。次に、別のプ
ラグ42のフェルール44を第2整列スリーブ32の開
口部分から挿入しながら、プラグ42の雌ネジ部46と
アダプタ20の雄ネジ部27bとを螺合させる。その結
果、第2整列スリーブ32内の整列フェルール33の他
端面とプラグ42のフェルール44の端面とを接合さ
せ、整列フェルール33の他端での光結合が完了する。
従って、アダプタ20の整列フェルール33を介してプ
ラグ41と42との光結合が達成されると同時に、整列
フェルール33に埋設された光フィルタ40により、任
意の光制御が達成される。
している。この図に示したアダプタ50は、FC形光コ
ネクタの一構成部品であり、このアダプタ50は、黄銅
からなりニッケルメッキの施されたアダプタ本体51を
有している。このアダプタ本体51は、円筒状のハウジ
ング52と、このハウジング52の外周面を摺動し且つ
回転自在な円筒状の摺動子53とを備えている。また、
ハウジング52の一端に配設した摺動子53の内壁面に
は、雌ネジ部54が設けられ、ハウジング54の他端に
は、雄ネジ部55が設けられている。そして、ハウジン
グ52内には、円筒状の整列スリーブ56が配設され、
この整列スリーブ56は、割りスリーブから構成されて
いる。更に、整列スリーブ56内には、図3及び図4に
示された円柱状の整列フェルール33が挿入され、この
整列フェルール33は整列スリーブ56の内壁面に固定
されている。
ング36が接着剤により固着され、このリング36の一
端は、ハウジング52の内壁面に形成した突起片57に
当接し、リング36の他端は、整列スリーブ56の一端
面に当接している。また、整列スリーブ56の他端は、
雄ネジ部55近傍に位置するプラグ挿入孔58内に突出
すると共に、ハウジング54に設けられ且つ光軸方向に
延在する係止爪59により支持されている。従って、整
列スリーブ56は、係止爪59の端部と突起片57との
協働でハウジング52内に固定されることになる。ここ
で、整列フェルール33の一端は、整列スリーブ56内
に配置され、整列フェルール33の他端は、ハウジング
52から外方に突出するように配置されている。
33は、図3及び図4に示すように、内部に光ファイバ
素線34及び光フィルタ40を備えている。また、図5
に示した2本のプラグ60,61は、フェルール62,
63を収容したプラグ本体60a,61aを有し、プラ
グ本体60aは、アダプタ50の雄ネジ部55に螺合す
る雌ネジ部64を有し、プラグ本体61aは、アダプタ
50の雌ネジ部54に螺合する雄ネジ部65を有してい
る。但し、図5に示したアダプタ50の構造に対応し
て、プラグ60のフェルール62の先端は、雌ネジ部6
4より外方に突出するように配置され、プラグ61のフ
ェルール63は、雄ネジ部65より内方に配置されると
共に、プラグ61内に固設された円筒状のスリーブ66
内に固定されている。
グ60,61との組付けについて説明する。
56の開口部分からプラグ60のフェルール62を挿入
しながら、プラグ60の雌ネジ部64とアダプタ50の
雄ネジ部55とを螺合させる。その結果、整列スリーブ
56内の整列フェルール33の一端面とプラグ60のフ
ェルール62の端面とを接合させ、整列フェルール33
の一端での光結合が完了する。次に、アダプタ本体51
から突出した整列フェルール33を、別のプラグ61の
スリーブ66内に挿入し、摺動子55を回転させなが
ら、プラグ61の雄ネジ部65とアダプタ50の雌ネジ
部54とを螺合させる。その結果、整列スリーブ56内
の整列フェルール33の他端面とプラグ61のフェルー
ル63の端面とを接合させ、整列フェルール33の他端
での光結合が完了する。従って、アダプタ50の整列フ
ェルール33を介してプラグ60と61との光結合が達
成されると同時に、整列フェルール33に埋設された光
フィルタ40により、任意の光制御が達成される。
形の光コネクタに限定されず、例えば、SC形光コネク
タ、SC形2光コネクタ、MU形光コネクタ、D形光コ
ネクタ、ST形光コネクタ、ミニBNC光コネクタ、D
4形光コネクタ、SMC形光コネクタ、SSF形光コネ
クタ及びSF形光コネクタ等にも可能である。なお、ミ
ニBNC光コネクタ、D4形光コネクタ、SMC形光コ
ネクタ、SSF形光コネクタ及びSF形光コネクタのア
ダプタは、ステンレスの外皮が形成された整列フェルー
ルを有している。
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。
定した整列フェルールと、コネクタフェルール内で光軸
方向に延在する光ファイバ素線と、光ファイバ素線を横
切るように整列フェルール内に埋設された光フィルタと
を備えたことにより、アダプタ側に光フィルタを一体に
設けることができ、偏光フィルタをもったアダプタ、減
光フィルタをもったアダプタ、波長分割フィルタをもっ
たアダプタ、前述のいずれかの光フィルタを組み合わせ
てもったアダプタ等の様々なアダプタが可能であり、こ
れらアダプタを予め用意しておくことにより、現場の状
況に応じて、種々のアダプタを素早く対応させることが
でき、必要に応じた光制御を簡単なアダプタの交換作業
により達成することができるといった優れた効果を有す
る。
る。
図である。
ある。
0,56…整列スリーブ、33…整列フェルール、34
…光ファイバ素線、36…リング、40,71…光フィ
ルタ、41,42,60,61…プラグ、41a,42
a,60a,61a…プラグ本体、43,44,62,
63…フェルール。
Claims (4)
- 【請求項1】 フェルールをもったプラグのプラグ本体
に対して連結するアダプタ本体を備えたアダプタにおい
て、 前記アダプタ本体内で光軸方向に固定した整列フェルー
ルと、 前記整列フェルール内で光軸方向に延在する光ファイバ
素線と、 前記光ファイバ素線を横切るように前記整列フェルール
内に埋設された光フィルタとを備えたことを特徴とする
アダプタ。 - 【請求項2】 前記整列フェルール内に、光フィルタと
しての波長分割フィルタ、偏光フィルタ又は減光フィル
タの少なくとも一つを埋設させたことを特徴とする請求
項1記載のアダプタ。 - 【請求項3】 前記整列フェルールに金属製のリングを
設けたことを特徴とする請求項1記載のアダプタ。 - 【請求項4】 前記整列フェルールを、前記アダプタ本
体内に設けた整列スリーブの内壁面に固定したことを特
徴とする請求項1記載のアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31992494A JP3427861B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31992494A JP3427861B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | アダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179158A true JPH08179158A (ja) | 1996-07-12 |
JP3427861B2 JP3427861B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=18115760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31992494A Expired - Lifetime JP3427861B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3427861B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004117913A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Kyocera Corp | 光ファイバスタブ及びその製造方法及びそれを用いた光デバイス |
GB2396222A (en) * | 2002-10-08 | 2004-06-16 | Point Source Ltd | Optical fibre connector |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP31992494A patent/JP3427861B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004117913A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Kyocera Corp | 光ファイバスタブ及びその製造方法及びそれを用いた光デバイス |
GB2396222A (en) * | 2002-10-08 | 2004-06-16 | Point Source Ltd | Optical fibre connector |
GB2396222B (en) * | 2002-10-08 | 2005-08-17 | Point Source Ltd | Optical fibre connector |
US7014369B2 (en) | 2002-10-08 | 2006-03-21 | Point Source Limited | Optical fiber connector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3427861B2 (ja) | 2003-07-22 |
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Legal Events
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