JPH08178972A - 電流センサおよび電流センサの信号補償方法 - Google Patents
電流センサおよび電流センサの信号補償方法Info
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- JPH08178972A JPH08178972A JP7198898A JP19889895A JPH08178972A JP H08178972 A JPH08178972 A JP H08178972A JP 7198898 A JP7198898 A JP 7198898A JP 19889895 A JP19889895 A JP 19889895A JP H08178972 A JPH08178972 A JP H08178972A
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Abstract
な極性反転が生じないようにし、かつ信号インタフェー
スチャンネル当たりの必要な接続ピンの数を低減する。 【解決手段】 電流センサは、磁気コア21により磁気
結合された一次巻線16、二次巻線18および帰還巻線
20を有する変成器を含む1つの信号インタフェースチ
ャンネルを有する。電流センサは更に、二次巻線のAC
信号に応答して、帰還巻線に供給されて磁気コアの磁束
をほぼゼロ近くに維持するのに有効である連続した極性
を有する帰還信号を発生する帰還発生回路102を有す
る。帰還発生回路は、第1および第2の差動入力ポート
と第1および第2の差動出力ポートとを持つ演算増幅器
110と、DCオフセット電圧から補償用AC信号を発
生するように設計されたスイッチングアセンブリ10
4,106とを有する。補償用AC信号は磁気コアを介
して演算増幅器に結合される。
Description
に詳しくは、電流センサの変成器に帰還補償を行うため
に使用される増幅器のオフセット電圧を克服するための
差動技術に関する。
めの誘導式および電子式電力量計のような多くの電気お
よび電子装置は、導体に流れる電力線路電流成分または
負荷電流成分を検知し、広範囲の大きさの負荷電流に対
して正確に比例する電流測定信号を発生する手段を必要
としている。
用するのに適切な電流測定信号の値の何倍も大きい。シ
ステムによっては、負荷電流は所望の電流測定信号より
も10,000倍も大きい。そこで、変流器のような変
成器を使用することが都合がよく、変流器では、トロイ
ダルコアの周りの比較的少ない巻回数(例えば、1また
は2ターン)が負荷電流の流れる一次巻線として作用す
る。多巻回数の二次巻線は、負荷電流に比例しているが
変流器の一次対二次巻線比によって低減された電流を誘
導する。
しやすい。コアの飽和は、一般に大きなコアを使用し、
コアを高品質の材料で作ることにより避けることができ
る。しかし、大きさを大きくし、材料を高品質にするこ
とにより、価格が高くなるという不利益がある。コアの
飽和を回避する従来の技術では、コアの周りに帰還巻線
を設けて、該帰還巻線にコアの磁束をゼロ近くに維持す
るのに十分な帰還電流信号を流すようにしている。コア
の磁束をゼロ近くに制限することにより、より小さなコ
アを使用することができ、コアの材料をより安価なもの
にすることができる。負荷電流が変化するとき、帰還電
流信号もコアの磁束をゼロ近くに維持するのに十分なよ
うに変化して、変成器のコアの飽和を誘起することなく
種々の異なるレベルの負荷電流に対処することが出来
る。
は、変成器の二次巻線の出力を受ける演算増幅器によっ
て行われる。典型的な高利得の演算増幅器はコアの磁束
をゼロ近くに維持することができる出力電流を容易に発
生することができる。しかしながら、高利得の演算増幅
器は別の問題を招く。本技術分野に専門知識を有する者
に理解されるように、変成器の二次巻線と帰還巻線との
結合は交流(AC)に対して有効なだけである。演算増
幅器の入力への直流(DC)帰還結合はない。例えば、
1ミリボルト未満のDCオフセット電圧が演算増幅器の
入力に現れ又は生じることがある。典型的な演算増幅器
は数百万のオーダのDC利得を有する。この結果、演算
増幅器の入力におけるオフセット電圧が1ミリボルト未
満であっても、演算増幅器は飽和状態に駆動されること
がある。
05号には、DC補償を行うために、シングルエンド型
演算増幅器およびチョッピングスイッチを使用してDC
オフセット電圧をAC成分に変換し、このAC成分を変
成器の二次巻線と帰還巻線との間に結合する帰還回路が
記載されている。この米国特許第4,761,605号
に記載のものは所望のDC補償を行うのには有効である
が、そこに使用されている帰還回路は所望の測定信号に
不連続な極性反転を生じ、測定信号からこのような不連
続な極性反転を濾波または除去するために、別の同期化
または信号極性「ブックキーピング(bookkeep
ing)」を必要とする。更に、帰還回路は集積回路チ
ップで構成され、電流センサは多数の電流および/また
は電圧インタフェースチャンネルを扱わなければならな
いので、電流センサにおける信号インタフェースチャン
ネル当たりの必要な接続ピンの数を低減することが好ま
しい。
るため、本発明は、一次巻線、二次巻線および帰還巻線
を持つ変成器を含む少なくとも1つの信号インタフェー
スチャンネルを有する電流センサを提供する。磁気コア
が一次巻線、二次巻線および帰還巻線を磁気結合する。
電流センサは更に、二次巻線のAC信号に応答して、帰
還巻線に供給するための実質的に連続な帰還信号を発生
する帰還発生回路を有する。帰還信号は磁気コアの磁束
をほぼゼロ近くに維持するのに有効である。帰還発生回
路は、演算増幅器、例えば第1および第2の差動入力ポ
ートと第1および第2の差動出力ポートとを有する増幅
器と、DCオフセット電圧から補償用AC信号を発生す
るようになっているスイッチングアセンブリとを有す
る。補償用AC信号は磁気コアを介して演算増幅器に結
合される。
が提供され、該方法は、磁気コアを使用して一次巻線、
二次巻線および帰還巻線を磁気結合し、帰還巻線に供給
されて磁束をほぼゼロ近くに維持するのに有効なほぼ連
続な帰還信号を発生し、DCオフセット電圧から補償用
AC信号を発生するステップを有する。補償用信号は磁
気コアを介して所定の通りに結合される。
特許請求の範囲に特に記載されている。しかしながら、
本発明自身は構成および動作の方法について、その別の
目的および利点とともに、添付図面を参照した以下の説
明により一層良く理解され得ることであろう。全図面に
おいて、同じ符号は同じ構成部品を示している。
成器における磁気コアの飽和の問題を克服した帰還発生
回路12を有する従来の電流センサ10を示している。
この変成器は、共通のコア21上に巻回された一次巻線
16、二次巻線18および帰還巻線20を有している。
二次巻線18の2つの端部すなわち端子は、それぞれ接
続ピンP1 およびP2 を介して一対の単極双投(SPD
T)サンプリングスイッチ221 および222 からなる
第1のスイッチングユニット22に接続されている。こ
の一対のスイッチは実際には半導体スイッチング素子で
具体化されるが、図示の簡単化のために機械的なスイッ
チとして示されている。
イッチ221 および222 がそれぞれ二次巻線18の2
つの端子のそれぞれを演算増幅器26の2つの入力ポー
トのそれぞれに接続していることを図示している。例え
ば、図1に示すように、第1のスイッチング期間の間、
黒点を記した二次巻線の端部は入力抵抗28を介して演
算増幅器26の反転入力ポートに接続され、黒点を記し
てない二次巻線の端部は演算増幅器26の非反転入力ポ
ートに接続されている。説明のためにここに使用され
る、変成器14における黒点と極性の取り決めは次の通
りである。すなわち、電流が二次巻線18のような一つ
の巻線の黒点を記した端部に流れ込んだ瞬間、帰還巻線
20のような他の巻線の黒点を記した端部から電流が流
れ出るようになっている。必要により入力抵抗28とと
もに帰還コンデンサ30を用いて、演算増幅器26が積
分動作を行うようにし、これにより帯域外信号を濾波す
るようにしてもよい。
イッチ221 および222 はそれぞれ二次巻線18の2
つの端部と演算増幅器26の2つの入力ポートとの間の
接続を図1に示した接続と逆にしている。例えば、図2
に示すように、第2のスイッチング期間の間、二次巻線
18の黒点を記した端部は演算増幅器26の非反転入力
ポートに接続され、二次巻線18の黒点を記してない端
部は演算増幅器26の反転入力ポートに接続されてい
る。
号は帰還巻線20に接続され、帰還巻線20の出力信号
は接続ピンP4 およびP3 を介して第2のスイッチング
ユニット24を通って出力増幅器32に接続されてい
る。スイッチングユニット24は一対の単極双投(SP
DT)サンプリングスイッチ241 および242 から構
成されている。上述したように、この一対のスイッチは
実際には半導体スイッチング素子で具体化されるが、図
示の簡単化のため機械的スイッチとして示されている。
イッチ242 が帰還巻線20の2つの端部の一方を出力
増幅器32の反転入力ポートに接続し、スイッチ241
が演算増幅器26からの出力信号を受信するように帰還
巻線20の2つの端部の他方を接続することを示してい
る。例えば、図1に示すように、第1のスイッチング期
間の間、帰還巻線20の黒点を記した端部は演算増幅器
26からの出力信号を受信するように接続され、帰還巻
線20の黒点を記してない端部は出力増幅器32の反転
入力ポートに接続される。
イッチ241 および242 がそれぞれ帰還巻線20の2
つの端部と演算増幅器26の出力ポートおよび出力増幅
器32の反転入力ポートとの間の接続を図1に示した接
続と逆にすることを示している。例えば、図2に示すよ
うに、第2のスイッチング期間の間、帰還巻線20の黒
点を記した端部は出力増幅器32の反転入力ポートに接
続され、帰還巻線20の黒点を記してない端部は演算増
幅器26からの出力信号を受信するように接続される。
出力増幅器32は接続ピンP5 およびP6 の間に接続さ
れた帰還抵抗34を有する。出力増幅器32からの出力
信号は所望の測定信号を構成しており、この測定信号は
必要に応じてアナログ−ディジタル(A/D)変換器
(図示せず)に都合よく入力され、ディジタル化され
る。
うに、演算増幅器26におけるDCオフセット電圧成分
(演算増幅器26の非反転入力ポートに接続されている
電圧源VOSによって表されている)は、図1および2の
それぞれのスイッチング構成により対応するAC信号に
変換される。DCオフセット電圧から得られるAC信号
は、DCオフセットの影響を実質的にゼロ近くに維持し
て、演算増幅器26が飽和状態に駆動されるのを防止す
るための補償信号を発生するように、変流器14を介し
て演算増幅器26に戻される。図1および2においてそ
れぞれの矢印の方向で示すように、第1のスイッチング
期間の間、出力増幅器32からの電流の流れは第2の期
間の間の電流の流れと逆であることが明らかであろう。
この反対方向の電流の流れは好ましくないことに所望の
測定信号に不連続な極性反転を生じ、これはこのような
不連続な極性反転を測定信号から濾波または除去するた
めに別の同期化または信号極性「ブックキーピング」を
必要とする。
1つの信号インタフェースチャンネルを有する改良され
た電流センサ100を示している。この電流センサ10
0は所望の測定信号における上述した好ましくない極性
反転を克服するための帰還発生回路102を有する。図
3は図1に関連して記載した第1のスイッチング期間に
対応し、図4は図2に関連して記載した第2のスイッチ
ング期間に対応する。コア21(図1および2)は図3
および4に示されていないが、電流センサ100におけ
る磁気結合は図1および2の説明で変流器14について
記載した通りのものである。帰還発生回路102は有利
なことにほぼ連続した帰還信号を発生する。すなわち好
ましくない極性反転を受けず、その結果所望の測定信号
の余分な同期化または信号極性「ブックキーピング」を
必要としない信号を発生する。
に関連して記載したSPDTサンプリングスイッチのよ
うな)第1および第2の入力スイッチ1041 および1
04 2 を有し、これらのスイッチはそれぞれ二次巻線1
8の黒点を記した端部のAC信号を第1の接続ピンP1
を介して演算増幅器110の第1および第2の差動入力
ポートに供給するように接続される。演算増幅器110
は好ましくは完全差動演算増幅器、すなわち差動入力信
号が演算増幅器の2つのそれぞれの入力ポートに供給さ
れたとき互いにほぼ180゜位相がずれている各AC信
号を2つのそれぞれの出力ポートに発生する演算増幅器
である。図3および4に示すように、所与のスイッチン
グ期間の間、2つの入力ポートの一方は二次巻線18の
黒点を記した端部に結合され、他方の入力ポートは所定
のアースに接続されている。スイッチングアセンブリは
更に(図1および2に関連して説明したSPDTサンプ
リングスイッチのような)出力スイッチ106を有し、
この出力スイッチは周期的に演算増幅器110の第1お
よび第2の差動出力ポートを帰還巻線20の黒点を記し
た端部に結合し、その帰還信号を第2の接続ピンP2 を
介してする。第3の接続ピンP3 は測定信号を適当な縮
尺(scaling)用抵抗112を介して上述したよ
うに適当なA/D変換器(図示せず)に供給するように
都合よく接続されている。
うな、演算増幅器110のDCオフセット電圧成分は図
3および4のそれぞれのスイッチング構成により対応す
るAC信号に変換される。DCオフセット電圧から得ら
れるAC信号は、補償信号を発生してDCオフセットの
影響を実質的にゼロ近くに維持することにより、演算増
幅器110が飽和状態に駆動されるのを防止するよう
に、変成器14(図1および2)を介して演算増幅器1
10に戻される。図3および4においてそれぞれの矢印
の方向で示すように、スイッチング期間に関係なく、帰
還巻線を通る電流の流れは一方向であることが明らかで
ある。本発明の主要な利点によれば、この一方向の電流
の流れは所望の測定信号内の不連続な極性反転を都合よ
く除去し、図1および2の電流センサで必要であったよ
うな余分な同期化または信号極性「ブックキーピング」
を必要としない。本発明の他の利点では、帰還発生回路
102は、図3および4の1つの信号インタフェースチ
ャンネルに対して接続ピンP 1 ,P2 およびP3 のよう
なたった3つの接続ピンを使用した1組のピンを有する
単一のモノリシック集積回路チップとして構成すること
ができる。これは図1および2に関連して説明した従来
の電流センサに利用されている6つのピンに比べてかな
りの削減である。このピンの削減により、別のインタフ
ェースチャンネルを集積回路チップ内に収容することが
可能となる。この別の信号インタフェースチャンネルの
各々には、チャンネル当り3つの接続ピンしか必要とし
ない。
な実施例を示している。図5は図1および3に関連して
説明した第1のスイッチング期間に対応し、図6は図2
および4に関連して説明した第2のスイッチング期間に
対応している。この実施例では、演算増幅器110は帰
還コンデンサ120のような帰還コンデンサ手段および
入力抵抗122を有し、それぞれの値は演算増幅器11
0において所望の周波数応答特性を有するように選択さ
れる。例えば、周波数応答特性は帰還発生回路が実質的
に安定に動作するように都合よく補償することが出来
る。オプションとして、本実施例は第2の接続ピンP2
と出力スイッチ106との間にバッファ増幅器124を
有する。コンデンサ130は一端がバッファ増幅器12
4の非反転端子に接続され、他端がアースに接続されて
いる。図5および6に示す追加の構成部品は特定の設計
に応じて帰還発生回路の全体の安定性を改良するための
便宜な手段を提供しているものであることを理解された
い。
コアを使用して一次巻線、二次巻線および帰還巻線を磁
気結合するステップを有する。ほぼ連続した帰還信号が
発生され、実効的に磁束をほぼゼロ近くに維持するよう
に帰還巻線に供給される。補償用AC信号がDCオフセ
ット電圧から発生される。補償用信号は磁気コアを通し
て所定の通りに結合される。ほぼ連続した帰還信号を発
生するステップでは、第1および第2の差動入力ポート
および第1および第2の差動出力ポートを有する演算増
幅器を作動させる。例えば、第1のスイッチング期間の
間、第1の入力ポート(例えば、演算増幅器110の反
転入力ポート)が黒点を記した端部を介して二次巻線に
結合され、第2の入力ポート(例えば、演算増幅器11
0の非反転入力ポート)が所定のアースに結合される。
反対に、第2のスイッチング期間の間、第1の入力ポー
トは所定のアースに結合され、第2の入力ポートは二次
巻線の黒点を記した端部に結合される。更に、演算増幅
器を作動させるステップでは、第1のスイッチ期間の
間、第1の出力ポート(例えば、出力スイッチ106に
接続された図3に示されている出力ポート)を黒点を記
した端部を介して帰還巻線に結合し、第2のスイッチン
グ期間の間、第2の出力ポート(例えば、出力スイッチ
106に接続された図4に示されている出力ポート)を
黒点を記した端部を介して帰還巻線に結合する。
したが、本技術に専門知識を有する者には多くの変更、
置き換え、改変および等価物が考えられよう。従って、
特許請求の範囲は本発明の真の精神内に入るこのような
すべての変更および改変を包含するものであることを理
解されたい。
ッチング期間におけるスイッチング構成を示す。
構成を示す従来の電流センサの回路図である。
回路図であり、第1のスイッチング期間におけるスイッ
チング構成を示す。
構成を示す本発明の一実施例の電流センサの回路図であ
る。
の回路図であり、第1のスイッチング期間におけるスイ
ッチング構成を示す。
構成を示す本発明の他の実施例の電流センサの回路図で
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 少なくとも1つの信号インタフェースチ
ャンネルを有する電流センサにおいて、 該信号インタフェースチャンネルが、一次巻線、二次巻
線および帰還巻線を有する変成器と、前記一次巻線、前
記二次巻線および前記帰還巻線を磁気結合する磁気コア
と、前記二次巻線のAC信号に応答して、前記帰還巻線
に供給されて前記磁気コアの磁束をほぼゼロ近くに維持
するのに有効なほぼ連続な帰還信号を発生する帰還発生
回路とを有し、 前記帰還発生手段が、演算増幅器と、DCオフセット電
圧から補償用AC信号を発生するようになっているスイ
ッチングアセンブリとを有し、前記補償用AC信号が前
記磁気コアを介して前記演算増幅器に結合されることを
特徴とする電流センサ。 - 【請求項2】 前記演算増幅器は、第1および第2の差
動入力ポートと、第1および第2の差動出力ポートとを
有する請求項1記載の電流センサ。 - 【請求項3】 前記スイッチングアセンブリは、 第1のスイッチング期間の間、前記第1の入力ポートを
前記二次巻線に結合すると共に前記第2の入力ポートを
所定のアースに結合し、また第2のスイッチング期間の
間、前記第2の入力ポートを前記二次巻線に結合すると
共に前記第1の入力ポートを所定のアースに結合する第
1および第2の入力スイッチと、 第1のスイッチング期間の間、前記第1の出力ポートを
前記帰還巻線に結合し、また第2のスイッチング期間の
間、前記第2の出力ポートを前記帰還巻線に結合する出
力スイッチとを有する請求項2記載の電流センサ。 - 【請求項4】 前記帰還発生回路は単一のモノリシック
集積回路から構成される請求項1乃至3のいずれか1項
に記載の電流センサ。 - 【請求項5】 前記集積回路チップは、前記少なくとも
1つの信号インタフェースチャンネルに対して3つの接
続ピンからなる1組のピンを有する請求項4記載の電流
センサ。 - 【請求項6】 前記3つの接続ピンの第1のピンは、前
記二次巻線のAC信号を通過させるように接続され、前
記3つの接続ピンの第2のピンは、前記帰還巻線の帰還
信号を通過させるように接続され、前記3つの接続ピン
の第3のピンは、所定の測定信号を通過させるように接
続されている請求項5記載の電流センサ。 - 【請求項7】 前記集積回路チップは、前記電流センサ
の別の信号インタフェースチャンネル用の別の帰還発生
回路を有し、前記集積回路チップは、別の信号インタフ
ェースチャンネル当り3つの接続ピンから成る別の組の
ピンを有する請求項4または5記載の帰還発生回路。 - 【請求項8】 前記演算増幅器は、該演算増幅器の周波
数応答特性を所定の通りに補償する少なくとも1つの帰
還コンデンサを有する請求項7記載の帰還発生回路。 - 【請求項9】 磁気コアを使用して一次巻線、二次巻線
および帰還巻線を磁気結合するステップと、 前記帰還巻線に供給されて、磁束をほぼゼロ近くに維持
するのに有効なほぼ連続な帰還信号を発生するステップ
と、 前記磁気コアを介して所定の通りに結合される補償用A
C信号を、DCオフセット電圧から発生するステップと
を有する電流センサの信号補償方法。 - 【請求項10】 前記ほぼ連続な帰還信号を発生するス
テップは、第1および第2の差動入力ポートと第1およ
び第2の差動出力ポートとを有する演算増幅器を作動さ
せるステップを有する請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 前記演算増幅器を作動させるステップ
は、第1のスイッチング期間の間、前記第1の入力ポー
トを前記二次巻線に結合すると共に前記第2の入力ポー
トを所定のアースに結合し、また第2のスイッチング期
間の間、前記第2の入力ポートを前記二次巻線に結合す
ると共に前記第1の入力ポートを所定のアースに結合す
るステップを有する請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 前記演算増幅器を作動させるステップ
は、第1のスイッチング期間の間、前記第1の出力ポー
トを前記帰還巻線に結合し、また第2のスイッチング期
間の間、前記第2の出力ポートを前記帰還巻線に結合す
るステップを更に有する請求項11記載の方法。
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