JPH08178719A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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Publication number
JPH08178719A
JPH08178719A JP31640194A JP31640194A JPH08178719A JP H08178719 A JPH08178719 A JP H08178719A JP 31640194 A JP31640194 A JP 31640194A JP 31640194 A JP31640194 A JP 31640194A JP H08178719 A JPH08178719 A JP H08178719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
flange
lining
groove
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP31640194A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Hataga
利一 畑ケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31640194A priority Critical patent/JPH08178719A/ja
Publication of JPH08178719A publication Critical patent/JPH08178719A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の電磁流量計装置は、外周リング1お
よび内周リング2の管端外側と測定管5の内面側を被服
するライニング6と、ライニング6の管端外側に設けら
れて測定流体に接液し、図示しない変換器のためのアー
ス電位を提供するアースリング8とを備えたことを特徴
としている。 【効果】 本発明によりライニング浮上り防止溝の加工
性、およびライニングフレア部のアンカー効果を向上さ
せることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定管にフッソ樹脂
(テフロン)等の型成形ライニングを施した電磁流量計
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計には、金属測定管と電極との
絶縁、および流体からの腐食等影響に対する保護を目的
として、フッソ樹脂(テフロン)、ゴムなどによるライ
ニングを施している。ライニングは通常、測定管端部の
フランジ面まで沿在して施工され(この部分をライニン
グフレア部と称する)、この部分にて流体と外部とのシ
ールを図っているが、型成形ライニングの場合、成形
後、ライニングフレア部がフランジ面から浮き上がり、
シール性に影響を及ぼすという問題があった。
【0003】このため、これまではあらかじめフランジ
面に溝を設け、アンカー効果をもたせることで成形後の
ライニングの浮き上がりを防止していた。しかし、浮き
上がりを防止するためには、アリ溝等、加工が困難な形
状の溝を設ける必要があり、特別な工具を用いる等、コ
ストアップにつながっていた。また、より効果的な溝を
設けようとする場合、一体加工では不可能な形状もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した問
題点が解決するような新たな構造の適用により、より効
果的で、かつ価格低減を図ったライニングフレア浮き上
がり防止構造を有する電磁流量計装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁流量計は、
測定管の端部に設けられた端面フランジと、端面フラン
ジの端面に固定され内径と外径が重ならないよう設けら
れた外周リングおよび内周リングと、測定管の内面を被
覆しかつ端面フランジと外周リング及び内周リングの露
出面に延在して設けたライニングと、ライニングの管端
外側に設けられたアースリングとを備えたことを特徴と
している。
【0006】また、請求項2に記載した電磁流量計は、
内周リングの一部をライニングを貫通して内側へ突出さ
せ接液部とし、内周リングにアースリングの機能を持た
せたことを特徴とする。
【0007】
【作用】測定管の端部に端面フランジを設け、端面フラ
ンジの端面に固定され内径と外径が重ならないよう外周
リングおよび内周リングを設け、測定管の内面を被覆し
かつ端面フランジと外周リング及び内周リングの露出面
に延在してライニングを設け、ライニングの管端外側に
設けられたアースリングを設けたことを特徴とする。ま
た、請求項2に記載した電磁流量計は、内周リングの一
部をライニングを貫通して内側へ突出させ、内周リング
にアースリングの機能を持たせたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明の電磁流量計の一実施例を説明す
る。図1乃至図3において、端面フランジ4は測定管5
の端部に設けられプロセス配管と接続するためのフラン
ジである。外周リング1および内周リング2は端面フラ
ンジ4の端面に固定されて浮き上がり防止溝3を構成
し、ライニング6がフランジ端面から剥離することを防
止する。アースリング8はライニング6の管端外側に設
けられて測定流体に接液し、図示しない変換器のための
アース電位を提供するものである。
【0009】図1にフランジ端面の外観図を、図2にそ
の断面図を、図3にライニング施工後の断面図をそれぞ
れ示す。
【0010】外周、もしくは内周端部にC面、あるいは
段差加工を施した外径の異なる少なくとも2枚のリング
(外周リング1と内周リング2)を、測定管5の端部フ
ランジ4の面に、ネジ、あるいは溶接等により固定す
る。このとき、外周リング1、内周リング2の端部に施
すC面、あるいは段差は、外周リング1、内周リング2
を固定した後のフランジ部断面に、アンカー効果に優れ
たライニング浮き上がり防止溝3が形成されるような形
状に加工しておく。
【0011】フランジに直接困難な溝加工を施さず、加
工容易な外周リング1、内周リング2に分割して組み立
てることにより、フランジ端面にライニング浮き上がり
防止溝3を形成する。これによって、溝加工に必要だっ
た特殊な刃などの工具が不要となり、加工工数も削減で
きる。また、一体加工では不可能であった溝形状も容易
に形成できるため、より効果的な浮き上がり防止溝が実
現できる。
【0012】また、このとき、リングの内周をライニン
グ表面に一部突出させることで流体とのアースをとるこ
とが可能となり、従来流体アースをとるために必要であ
ったアースリングを不要とすることもできる。
【0013】端面に段差を設けた外周リング1、および
内周リング2を、測定管5の端面フランジ4に取付ネジ
7にて取付ける。これにより端面フランジ部にライニン
グの浮き上がり防止溝3が形成される。予めリングに設
けた段差の形状により、図2に示したような一体加工で
は不可能な溝形状を容易に実現することができる。
【0014】この上にライニング6を施工するが、前述
の溝により端面フランジ部の浮き上がりを防止すること
ができる。
【0015】このように、外周リング1及び内周リング
2を図1のように加工しなくとも、外周リングの内周面
及び内周リングの外周面を平滑でなくすような加工を施
してライニングの引っかかりとすることにより、アンカ
ー効果を持たせることができる。
【0016】また10はエアー抜きであり、ライニング
6を浮き上り防止溝3に注入するときに空気を抜き取り
易くする。
【0017】また、他の実施例として、図4に内周リン
グをライニング表面に一部突出させたものの断面図を示
した。フランジ端部に接液部9を設けたことで、液体ア
ースをとるため従来必要としていたアースリング8を不
要とすることができる。
【0018】
【発明の効果】フランジに直接困難な溝加工を施さず、
加工容易なリングに分割して組み立てることにより、フ
ランジ端面にライニング浮き上がり防止溝を形成するこ
とによって、溝加工に必要だった特殊な刃などの工具が
不要となり、加工工数も削減でき、結果的にコスト低減
につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、リング組立後のフラ
ンジ端面の斜視図である。
【図2】図1の内側部分を示す断面図である。
【図3】図2にライニングとアースリングを取付けた断
面図である。
【図4】他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外周リング 2 内周リング 3 浮き上り防止溝 5 測定管 6 ライニング 8 アースリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定管の端部に設けられた端面フランジ
    と、この端面フランジの端面に固定され内径と外径が重
    ならないよう設けられた外周リングおよび内周リング
    と、前記測定管の内面を被覆しかつ前記端面フランジと
    外周リング及び内周リングの露出面に延在して設けたラ
    イニングと、このライニングの管端外側に設けられたア
    ースリングと、を具備してなる電磁流量計。
  2. 【請求項2】 前記内周リングの一部を前記ライニング
    を貫通して内側へ突出させ接液部とし、内周リングにア
    ースリングの機能を持たせたことを特徴とする請求項1
    に記載した電磁流量計。
JP31640194A 1994-12-20 1994-12-20 電磁流量計 Pending JPH08178719A (ja)

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JP31640194A JPH08178719A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 電磁流量計

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JP31640194A JPH08178719A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 電磁流量計

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JPH08178719A true JPH08178719A (ja) 1996-07-12

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ID=18076670

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JP31640194A Pending JPH08178719A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 電磁流量計

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU2009202091B2 (en) * 2008-05-28 2011-01-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Electromagnetic flow meter
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