JPH0817828B2 - 振動式簡易磁気健康器 - Google Patents
振動式簡易磁気健康器Info
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- JPH0817828B2 JPH0817828B2 JP62007498A JP749887A JPH0817828B2 JP H0817828 B2 JPH0817828 B2 JP H0817828B2 JP 62007498 A JP62007498 A JP 62007498A JP 749887 A JP749887 A JP 749887A JP H0817828 B2 JPH0817828 B2 JP H0817828B2
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- Japan
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- magnet
- container
- movement
- capsule
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (イ) 産業上の利用分野 本発明は磁気を利用する健康器具に関する。
(ロ) 従来の技術 磁気を照射することによって肩凝り等の治療に用いる
ことは、すでに普及している健康法である。この最も簡
便な方法は、永久磁石を衣類、装身具に装着するか、直
接粘着テープ等を用いて皮膚に固定密着させ、常時静磁
場を身体に働かせるものである。
ことは、すでに普及している健康法である。この最も簡
便な方法は、永久磁石を衣類、装身具に装着するか、直
接粘着テープ等を用いて皮膚に固定密着させ、常時静磁
場を身体に働かせるものである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明はこの磁気による医療効果の増進を目的とす
る。磁場を照射することによって得られる医療的効果
は、必ずしも科学的に明解ではないが、既に多方面にお
いて用いられ、その効果は確かめられている。これに係
る物理的な磁気的現象は、ローレンツ力の発生である。
即ち、体内には、血液、リンパ液、神経繊維等の中にイ
オンや帯電したコロイド粒子が多数含まれ、これら荷電
粒子が体液の流れに伴い静磁場中を移動すると、ローレ
ンツ力を受ける結果、撹拌効率を得、その結果血行等の
体液の循環の向上、あるいはゆわゆるツボ等における神
経繊維内のイオンの伝導に対する適切な刺激の賦与に寄
与するものと思われる。
る。磁場を照射することによって得られる医療的効果
は、必ずしも科学的に明解ではないが、既に多方面にお
いて用いられ、その効果は確かめられている。これに係
る物理的な磁気的現象は、ローレンツ力の発生である。
即ち、体内には、血液、リンパ液、神経繊維等の中にイ
オンや帯電したコロイド粒子が多数含まれ、これら荷電
粒子が体液の流れに伴い静磁場中を移動すると、ローレ
ンツ力を受ける結果、撹拌効率を得、その結果血行等の
体液の循環の向上、あるいはゆわゆるツボ等における神
経繊維内のイオンの伝導に対する適切な刺激の賦与に寄
与するものと思われる。
しかしながら、以上の観点に立つと、撹拌効果を得る
ためにはもともとの体液の十分な流動がなければならな
いが、筋肉が凝る等の症状を呈している部位は、老廃物
等の蓄積により体液の循環が滞っている傾向が強く、そ
うすると撹拌効果を与えるローレンツ力が十分に生じな
い。荷電粒子に対して撹拌効果を与える力を生ざしめる
いま一つの方法は、電磁誘導の原理に従い磁場を変動さ
せることである。単に磁石を体表面に位置させるだけで
は、静磁場しかつくれないが、例えば適切な電磁装置を
用いれば変動磁場を照射でき、さらに効果を高めること
ができると思われる。これと同様な趣旨に類する方法
は、既に、体表面に低周波、高周波を照射する、微弱な
交流電流を体内に通電する等の方法として普及してお
り、固定磁石を保持する場合同様、効果の存在が確認さ
れている。ところがこのような装置を用いる方法では、
装置のための費用のみならず、携帯性に劣るため、常時
身体に磁気を作用させることはできず、この点では単に
小形の永久磁石を体表面に固定保持するだけの方法には
及ばない。
ためにはもともとの体液の十分な流動がなければならな
いが、筋肉が凝る等の症状を呈している部位は、老廃物
等の蓄積により体液の循環が滞っている傾向が強く、そ
うすると撹拌効果を与えるローレンツ力が十分に生じな
い。荷電粒子に対して撹拌効果を与える力を生ざしめる
いま一つの方法は、電磁誘導の原理に従い磁場を変動さ
せることである。単に磁石を体表面に位置させるだけで
は、静磁場しかつくれないが、例えば適切な電磁装置を
用いれば変動磁場を照射でき、さらに効果を高めること
ができると思われる。これと同様な趣旨に類する方法
は、既に、体表面に低周波、高周波を照射する、微弱な
交流電流を体内に通電する等の方法として普及してお
り、固定磁石を保持する場合同様、効果の存在が確認さ
れている。ところがこのような装置を用いる方法では、
装置のための費用のみならず、携帯性に劣るため、常時
身体に磁気を作用させることはできず、この点では単に
小形の永久磁石を体表面に固定保持するだけの方法には
及ばない。
以上の事由に鑑み、本発明では特に大きな装置を用意
することなく簡便に変動磁場を与える方法を呈示するも
のである。小形の磁石を身体表面に位置させる方法に関
連して改良を試みた先行技術例としては、特開昭54−13
3784、実願58−83465、実願60−36866等があるが、これ
らは静磁場の到達範囲の拡大を計ったもので変動磁場の
利用には及んでいない。また実願53−109384は変動磁場
の効果の存在を指摘してはいるが、これを積極的に取出
す配慮に欠き、作用の大きさが小さく実質的な効果を呈
するには至っていない。
することなく簡便に変動磁場を与える方法を呈示するも
のである。小形の磁石を身体表面に位置させる方法に関
連して改良を試みた先行技術例としては、特開昭54−13
3784、実願58−83465、実願60−36866等があるが、これ
らは静磁場の到達範囲の拡大を計ったもので変動磁場の
利用には及んでいない。また実願53−109384は変動磁場
の効果の存在を指摘してはいるが、これを積極的に取出
す配慮に欠き、作用の大きさが小さく実質的な効果を呈
するには至っていない。
[発明の構成] (ニ)問題点を解決するための手段 本発明は小形永久磁石を動かすことにより変動磁場を
体表面に与えるものである。小形磁石を動かすのに特に
外部動力を用いない。身体あるいはその近傍に磁石を保
持させることにより、身体の運動に伴ない磁石が運動あ
るいは振動することを利用する。
体表面に与えるものである。小形磁石を動かすのに特に
外部動力を用いない。身体あるいはその近傍に磁石を保
持させることにより、身体の運動に伴ない磁石が運動あ
るいは振動することを利用する。
本発明の構成は、その内部に永久磁石を保持したカプ
セル容器と、その中で可動な永久磁石よりなる、可動で
あるとは、日常の身体の動き、即ち歩く、走る、立つ、
座る、就寝時の寝返り等の動作により身体が受ける変
位、振動に感応して動く状態である事を意味する。この
カプセル容器を身体表面あるいはその近傍に位置させる
ことにより作用される。位置させる方法は問わないが、
従来式の固定磁石による方法で永久磁石を保持するため
に用いられた、衣料、装身具、寝具の中に装着する、粘
着テープにより身体表面にはる等の方法がそのまま援用
可能である。カプセル容器は磁石の運動が衣服、身体等
によって妨げられることがないよう、これらと磁石を隔
離するためのものであり、その中に保持される磁石同
様、大きさ、形状は特定しない。また必ずしも、密封容
器である必要はなく、隔離に十分な構造であれば、網か
ごのようなものでも外枠のみからなる構造でもよい。磁
石は、カプセル容器の中でカプセル容器が日常の身体の
動きにより受ける振動により可動な状態にあることが必
要であるが、そのための構造および運動の自由度は特定
しない。
セル容器と、その中で可動な永久磁石よりなる、可動で
あるとは、日常の身体の動き、即ち歩く、走る、立つ、
座る、就寝時の寝返り等の動作により身体が受ける変
位、振動に感応して動く状態である事を意味する。この
カプセル容器を身体表面あるいはその近傍に位置させる
ことにより作用される。位置させる方法は問わないが、
従来式の固定磁石による方法で永久磁石を保持するため
に用いられた、衣料、装身具、寝具の中に装着する、粘
着テープにより身体表面にはる等の方法がそのまま援用
可能である。カプセル容器は磁石の運動が衣服、身体等
によって妨げられることがないよう、これらと磁石を隔
離するためのものであり、その中に保持される磁石同
様、大きさ、形状は特定しない。また必ずしも、密封容
器である必要はなく、隔離に十分な構造であれば、網か
ごのようなものでも外枠のみからなる構造でもよい。磁
石は、カプセル容器の中でカプセル容器が日常の身体の
動きにより受ける振動により可動な状態にあることが必
要であるが、そのための構造および運動の自由度は特定
しない。
しかしながら、可動な磁石による誘導効果の大きさ
は、磁石の運動の速度に依存するので磁石の運動は速い
方が効果が大きい。本発明はこれを達成する手段とし
て、請求項の第1項でカプセル容器内の可動な磁石を球
形とすることによって回転運動をさせる構造を呈示し、
第2項では、カプセル容器と磁石をバネで連結し、身体
の動きにより受けた一時的な変位、振動が、バネによる
磁石の振動運動となり、これによる速い運動と運動の持
続により実用に足る十分な効果を得んとすることを特徴
とする。
は、磁石の運動の速度に依存するので磁石の運動は速い
方が効果が大きい。本発明はこれを達成する手段とし
て、請求項の第1項でカプセル容器内の可動な磁石を球
形とすることによって回転運動をさせる構造を呈示し、
第2項では、カプセル容器と磁石をバネで連結し、身体
の動きにより受けた一時的な変位、振動が、バネによる
磁石の振動運動となり、これによる速い運動と運動の持
続により実用に足る十分な効果を得んとすることを特徴
とする。
(ホ)作用 身体の動きに伴いカプセル内の永久磁石が動き、変動
あるいは振動磁場を身体表面及び表面近傍の体内に与
え、従来式の固定磁石による静磁場照射の効果に加えて
誘導効果を与えることにより磁気的効果を増長する。
あるいは振動磁場を身体表面及び表面近傍の体内に与
え、従来式の固定磁石による静磁場照射の効果に加えて
誘導効果を与えることにより磁気的効果を増長する。
(ヘ)実施例 磁石はできるだけ身体表面に近く位置させた方が身体
の受ける磁気が大きく効果が高いと思われるので、身体
表面と平行になる面を底面とすると、カプセル容器は、
底面積が高さに比して大きな、偏平状の柱形のものが実
用性が高い。
の受ける磁気が大きく効果が高いと思われるので、身体
表面と平行になる面を底面とすると、カプセル容器は、
底面積が高さに比して大きな、偏平状の柱形のものが実
用性が高い。
第1図及び第2図に示すものは、偏平な円筒形カプセ
ル容器の中に自由に動き球形の磁石を置いたもので、円
筒形の内側の高さがほぼ磁石の球の直径に一致する。第
1図は平面図、第2図は側面図を示す。円筒形の底面の
直径は球の直径より適度に大きく、球は底面に沿って転
がることができる構造になっている。
ル容器の中に自由に動き球形の磁石を置いたもので、円
筒形の内側の高さがほぼ磁石の球の直径に一致する。第
1図は平面図、第2図は側面図を示す。円筒形の底面の
直径は球の直径より適度に大きく、球は底面に沿って転
がることができる構造になっている。
第3図にその平面図、第4図にその縦断面図を示すも
のは、磁石にバネを取り付けて、カプセル容器に直接接
触しないようにし、、運動の自由度を1方向に限定した
例である。バネには板バネを用い、板厚方向に磁石が振
動する構成である。図のように、バネの素材となる細長
い金属板の一方の磁石固定板部34に偏平な磁石を巻き込
むように取り付け、他方を“の”の字型に曲げて振動部
固定用押板部33として、これをカプセル容器の内壁に適
度にはめ込む構造にすると、製造上のコストおよび工程
の低減を得る。磁石を保持する部分34と全体をカプセル
容器に固定する部分33の中間の部分である板バネ部31が
バネとして機能する。磁石は、外部からの振動を得て、
固有の振動数で振動するが、板バネを用いているため
に、その方向は常にカプセル器の底面に平行で、これ以
外の方向には可動せず、磁石がカプセル容器の内壁に接
触あるいは衝突して、振動が妨げられることがない。第
1図及び第2図の構造に比較して、板バネを取り付ける
手数が加わるが、磁石がカプセル容器内を転がる音がし
ない、バネによる振動のために磁石の運動を速くする事
ができるために、磁石の作用を受ける体内の荷電粒子が
受ける磁力線の変化がより大きくなり、電磁気の法則に
従って撹拌効果を大きくすることが期待できる等の利点
がある。
のは、磁石にバネを取り付けて、カプセル容器に直接接
触しないようにし、、運動の自由度を1方向に限定した
例である。バネには板バネを用い、板厚方向に磁石が振
動する構成である。図のように、バネの素材となる細長
い金属板の一方の磁石固定板部34に偏平な磁石を巻き込
むように取り付け、他方を“の”の字型に曲げて振動部
固定用押板部33として、これをカプセル容器の内壁に適
度にはめ込む構造にすると、製造上のコストおよび工程
の低減を得る。磁石を保持する部分34と全体をカプセル
容器に固定する部分33の中間の部分である板バネ部31が
バネとして機能する。磁石は、外部からの振動を得て、
固有の振動数で振動するが、板バネを用いているため
に、その方向は常にカプセル器の底面に平行で、これ以
外の方向には可動せず、磁石がカプセル容器の内壁に接
触あるいは衝突して、振動が妨げられることがない。第
1図及び第2図の構造に比較して、板バネを取り付ける
手数が加わるが、磁石がカプセル容器内を転がる音がし
ない、バネによる振動のために磁石の運動を速くする事
ができるために、磁石の作用を受ける体内の荷電粒子が
受ける磁力線の変化がより大きくなり、電磁気の法則に
従って撹拌効果を大きくすることが期待できる等の利点
がある。
材料力学の示すところによれば、板バネの先端に掛か
る力Fと、先端部の振動方向である板厚方向への移動距
離Xとの間には次の関係がある。
る力Fと、先端部の振動方向である板厚方向への移動距
離Xとの間には次の関係がある。
ここでa,b,lは、板バネのそれぞれ幅、厚さ、長さであ
り、Eは板バネの材質のヤング率である。多くの金属の
Eは1011N/m2程度である。(1)式におけるXの係数が
板バネのバネ定数に相当する。一方人間が日常の通常の
動作において受ける加速度は、重力加速度gに対して、
0.1g〜1.0g程度であるが、このとき磁石にかかる慣性力
が(1)式のFに相当する。現在従来式の固定磁石によ
る磁気健康器として市販されている永久磁石には、小さ
いもので0.2グラム程度のものからあるが、一例とし
て、1グラムの永久磁石が内径1cm程度のカプセル容器
に設置されている場合を挙げ、以下、a=1mm,b=0.02m
m,l=2mm,E=1011N/m2として、身体が0.5gの加速度を一
定時間得た場合のX、即ち板バネの最大振幅を(1)式
より概算すると、X=〜0.2mmとなる。さらに板バネに
取り付けられた磁石は理想的な単振動の形態をとると仮
定すると、このときの周期0.04秒、振動数25ヘルツ、磁
石の最大速度は0.031m/sとなる。磁石が体表面に垂直に
1000gauss(0.1Wb/m2)の磁束密度を与える場合、両者
の積をとると、これにより体表面に平行に局所的に最大
〜3×10-3V/mの電界が形成されることになる。
り、Eは板バネの材質のヤング率である。多くの金属の
Eは1011N/m2程度である。(1)式におけるXの係数が
板バネのバネ定数に相当する。一方人間が日常の通常の
動作において受ける加速度は、重力加速度gに対して、
0.1g〜1.0g程度であるが、このとき磁石にかかる慣性力
が(1)式のFに相当する。現在従来式の固定磁石によ
る磁気健康器として市販されている永久磁石には、小さ
いもので0.2グラム程度のものからあるが、一例とし
て、1グラムの永久磁石が内径1cm程度のカプセル容器
に設置されている場合を挙げ、以下、a=1mm,b=0.02m
m,l=2mm,E=1011N/m2として、身体が0.5gの加速度を一
定時間得た場合のX、即ち板バネの最大振幅を(1)式
より概算すると、X=〜0.2mmとなる。さらに板バネに
取り付けられた磁石は理想的な単振動の形態をとると仮
定すると、このときの周期0.04秒、振動数25ヘルツ、磁
石の最大速度は0.031m/sとなる。磁石が体表面に垂直に
1000gauss(0.1Wb/m2)の磁束密度を与える場合、両者
の積をとると、これにより体表面に平行に局所的に最大
〜3×10-3V/mの電界が形成されることになる。
一般に(1)式においてXの係数、即ちバネ定数に相
当する値が小なるほど、身体の動きによる一定の慣性力
に対して、最大振幅、最大速度、バネに蓄積されるエネ
ルギー、体内に生じる電界が大きくなる。このバネ定数
の値を小さくするためには、例示した一枚の板状の板バ
ネの構成に代えて、板を平たんな形状ではなく波形、サ
ーペント状にする、板バネではなくねじりバネかコイル
バネを用いる、板バネの材質を金属ではなくプラスチッ
クスか弾性ゴムにする等の方法がある。コイルバネや弾
性ゴムを用いる場合には運動の自由度を限定する機能が
低下するので、振動する磁石とカプセル内壁との接触も
考えられ、これによる振動の妨げを最小にするために、
磁石と内壁の摩擦が少なくなるような形状にする、ある
いは自由度の限定のために運動の誘導機能を設ける等の
考慮を必要とする場合がある。
当する値が小なるほど、身体の動きによる一定の慣性力
に対して、最大振幅、最大速度、バネに蓄積されるエネ
ルギー、体内に生じる電界が大きくなる。このバネ定数
の値を小さくするためには、例示した一枚の板状の板バ
ネの構成に代えて、板を平たんな形状ではなく波形、サ
ーペント状にする、板バネではなくねじりバネかコイル
バネを用いる、板バネの材質を金属ではなくプラスチッ
クスか弾性ゴムにする等の方法がある。コイルバネや弾
性ゴムを用いる場合には運動の自由度を限定する機能が
低下するので、振動する磁石とカプセル内壁との接触も
考えられ、これによる振動の妨げを最小にするために、
磁石と内壁の摩擦が少なくなるような形状にする、ある
いは自由度の限定のために運動の誘導機能を設ける等の
考慮を必要とする場合がある。
第5図の平面図は、第3図及び第4図に係るもので、
バネにバネ定数の小さなものや、多少大き目の磁石を用
いたときに、前記保持用のバネを2個用いて磁石を支え
た構造を示す。更に磁石の大きさを増大させる場合に
は、3個、4個のバネを設ける構造も可能である。
バネにバネ定数の小さなものや、多少大き目の磁石を用
いたときに、前記保持用のバネを2個用いて磁石を支え
た構造を示す。更に磁石の大きさを増大させる場合に
は、3個、4個のバネを設ける構造も可能である。
第6図に平面図、第7図にその縦断面図を示すもの
は、磁石の運動に対する誘導機能として固定軸61を設
け、磁石をこの回りに回転させるもので、偏平な磁石を
偏心させて固定軸61に取り付ける。第6図、第7図の例
ではバネを用いてはいないが、第3図および第4図の例
と関連させて適当なバネと組み合わせることも可能であ
る。第6図および第7図では回転軸の線上に磁石の一部
が位置し、固定軸61を構成する材質が磁石を貫通しては
いないが、工程上可能であれば磁石に穴を空けたり、あ
るいは磁石をさらに端によせて磁石に妨げられずに貫通
した固定軸を設ける構成も可能である。しかし偏心度を
高めれば、同じ大きさの磁石に対して容器が大きくなる
ので適当な形状を選択する。
は、磁石の運動に対する誘導機能として固定軸61を設
け、磁石をこの回りに回転させるもので、偏平な磁石を
偏心させて固定軸61に取り付ける。第6図、第7図の例
ではバネを用いてはいないが、第3図および第4図の例
と関連させて適当なバネと組み合わせることも可能であ
る。第6図および第7図では回転軸の線上に磁石の一部
が位置し、固定軸61を構成する材質が磁石を貫通しては
いないが、工程上可能であれば磁石に穴を空けたり、あ
るいは磁石をさらに端によせて磁石に妨げられずに貫通
した固定軸を設ける構成も可能である。しかし偏心度を
高めれば、同じ大きさの磁石に対して容器が大きくなる
ので適当な形状を選択する。
これらのカプセル容器の材質は特に限定しないが、プ
ラスチック製のものが製造も容易でコストが安い。カプ
セル容器全体が同じ材質で構成される必要はない。磁石
と体表面の密着を計るには、カプセル容器の底面の壁厚
は薄いほうがよいが、材質に導電性の高い材質を用いる
と渦電流の発生のために変動磁場が遮へいされて体表面
に到達しない恐れがあるので、金属板は避けたほうがよ
い。
ラスチック製のものが製造も容易でコストが安い。カプ
セル容器全体が同じ材質で構成される必要はない。磁石
と体表面の密着を計るには、カプセル容器の底面の壁厚
は薄いほうがよいが、材質に導電性の高い材質を用いる
と渦電流の発生のために変動磁場が遮へいされて体表面
に到達しない恐れがあるので、金属板は避けたほうがよ
い。
磁石の材質には限定はないが、近年は小形で強力な磁
石材料が種々開発されている。従来式の固定磁石で静磁
場を与えるために用いられている小形磁石が本発明にも
そのまま利用できる。
石材料が種々開発されている。従来式の固定磁石で静磁
場を与えるために用いられている小形磁石が本発明にも
そのまま利用できる。
[発明の効果] (ト)効果 体表面を通して体内に変動あるいは振動磁場を照射
し、単純に固定した永久磁石を携帯する従来式の方法に
比して、より大きな磁気的効果を与える。特別な電磁装
置等を設けない簡便な構造であり、従来式の固定磁石の
方法に比して、その磁石を一回り大きくした程度の大き
さであるから、固定磁石の場合と同じ方法で携帯するこ
とができ、常時効果を身体に与えることができる。
し、単純に固定した永久磁石を携帯する従来式の方法に
比して、より大きな磁気的効果を与える。特別な電磁装
置等を設けない簡便な構造であり、従来式の固定磁石の
方法に比して、その磁石を一回り大きくした程度の大き
さであるから、固定磁石の場合と同じ方法で携帯するこ
とができ、常時効果を身体に与えることができる。
第1図は本発明の一実施例で可動球形磁石を用いる構成
の平面図。第2図は第1図と同一の例の側面図。第3図
は本発明の一実施例で磁石を板バネで振動させる構成の
平面図。第4図は第3図と同一の例の縦断面図。第5図
は第3図及び第4図に係る構成においてバネ数を増やし
た構成の平面図。第6図は本発明の一実施例で固定軸の
回りに磁石を回転させる構成の平面図。第7図は第6図
と同一の例の側面図。1 ……カプセル容器 10……容器内空洞 11……容器側壁 12……球状磁石 21……容器底壁 31……板バネ部 32……平型磁石 33……振動部固定用押板部 34……磁石固定板部 35……磁石止め金 61……固定軸 62……中間リング 71……磁石保持板
の平面図。第2図は第1図と同一の例の側面図。第3図
は本発明の一実施例で磁石を板バネで振動させる構成の
平面図。第4図は第3図と同一の例の縦断面図。第5図
は第3図及び第4図に係る構成においてバネ数を増やし
た構成の平面図。第6図は本発明の一実施例で固定軸の
回りに磁石を回転させる構成の平面図。第7図は第6図
と同一の例の側面図。1 ……カプセル容器 10……容器内空洞 11……容器側壁 12……球状磁石 21……容器底壁 31……板バネ部 32……平型磁石 33……振動部固定用押板部 34……磁石固定板部 35……磁石止め金 61……固定軸 62……中間リング 71……磁石保持板
Claims (2)
- 【請求項1】球状永久磁石と、該磁石を運転可能な状態
で内包し内部での自由な回転運動を妨げない材質及び大
きさの偏平な円筒状の形状を有したるカプセル容器より
なり、該容器を該円筒状の形状の底面に相当する部分を
もって身体表面に密着させて使用し、身体の動きに応じ
た該磁石の身体に対する相対的運動をもって作用させた
る磁気健康器。 - 【請求項2】永久磁石と、該磁石を運動可能な状態で内
包し該運動の様態を妨げない容積、形状、材質、構造を
有するカプセル容器及び、一端が該カプセルの容器壁側
に固定され、他の一端が該磁石もしくはこれと一体とな
り該磁石と運動を共にしたる部位の側に固定され、該磁
石の該容器に対する相対的な変位により弾性変形を受け
るバネもしくはこれと同等の弾性機能を有したるものよ
りなり、該容器を身体表面に密着させて使用し、身体の
動きに応じた該磁石の該バネによる身体に対する相対的
な弾性振動をもって作用させたる磁気健康器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62007498A JPH0817828B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | 振動式簡易磁気健康器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62007498A JPH0817828B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | 振動式簡易磁気健康器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174669A JPS63174669A (ja) | 1988-07-19 |
JPH0817828B2 true JPH0817828B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=11667441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62007498A Expired - Fee Related JPH0817828B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | 振動式簡易磁気健康器 |
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JP (1) | JPH0817828B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133784A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 | Takeo Nakayama | Magnet therapy |
JPS5527523B2 (ja) * | 1976-01-30 | 1980-07-21 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5527523U (ja) * | 1978-08-09 | 1980-02-22 | ||
JPS59188438U (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-14 | 水田 豊晴 | 磁気治療器 |
JPS61151746U (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-19 |
-
1987
- 1987-01-16 JP JP62007498A patent/JPH0817828B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527523B2 (ja) * | 1976-01-30 | 1980-07-21 | ||
JPS54133784A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 | Takeo Nakayama | Magnet therapy |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63174669A (ja) | 1988-07-19 |
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