JPH08177750A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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Publication number
JPH08177750A
JPH08177750A JP6319803A JP31980394A JPH08177750A JP H08177750 A JPH08177750 A JP H08177750A JP 6319803 A JP6319803 A JP 6319803A JP 31980394 A JP31980394 A JP 31980394A JP H08177750 A JPH08177750 A JP H08177750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
liquid
pump device
valve
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP6319803A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ugajin
孝 宇賀神
Yoshio Sawa
義雄 澤
Masabumi Tanaka
正文 田中
Toshinori Wada
敏典 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ataka Kogyo KK
GKN Driveline Japan Ltd
Ataka Construction and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Ataka Kogyo KK
Tochigi Fuji Sangyo KK
Ataka Construction and Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ataka Kogyo KK, Tochigi Fuji Sangyo KK, Ataka Construction and Engineering Co Ltd filed Critical Ataka Kogyo KK
Priority to JP6319803A priority Critical patent/JPH08177750A/ja
Publication of JPH08177750A publication Critical patent/JPH08177750A/ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間停止させた後でも再始動を可能にす
る。 【構成】 ピストン23の往復動によりシリンダ19内
の液体に正圧と負圧とを交互に与える横型のポンプ3
と、シリンダ19の上流と下流とにそれぞれ配置され、
前記の正圧と負圧とを受けて液体を一方向に流す一対の
ボ−ルバルブ13,15と、シリンダ19内に設けられ
た液溜り57とを備え、押し出し行程でこの液溜り57
の液体がピストン23に押し出されてボ−ルバルブ1
3,15に与えられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポンプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のポンプ装置を示している。
このポンプ装置201は、縦型プランジャ−ポンプ20
3のピストン205が上昇すると、シリンダ207に生
じる負圧により吐き出し側のボ−ルバルブ209が閉じ
ると共に、吸い込み側のボ−ルバルブ211が開いて液
体をシリンダ207に吸い込み、次にピストン205が
降下すると、シリンダ207に生じる正圧により吸い込
み側のボ−ルバルブ211が閉じると共に、吐き出し側
のボ−ルバルブ209が開いて液体がシリンダ207か
ら吐き出される。
【0003】このポンプ装置201は汚泥の移送などに
よく用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポンプ装置
201を長期間停止させておくと、ボ−ルバルブ20
9,211に僅かな洩れがあっても、汚泥の水分だけが
流れ落ちてボ−ルバルブ209,211のボ−ル21
3,215が乾いた汚泥でバルブシ−ト217,219
に固着され、再始動が不可能になる。これに加えて、シ
リンダ207から水分が抜けエアが入ってしまうと、再
始動の際は呼び水を与えないと、プランジャ−ポンプ2
03は空運転の状態になり、特に低速回転時やピストン
205のストロ−クが小さい場合は、汚泥の吸い上げが
出来ず、再始動が更に難しくなる。
【0005】そこで、この発明は、長期間停止させた後
でも再始動が可能なポンプ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明のポンプ装置
は、ピストンの往復動によりシリンダ内の液体に正圧と
負圧とを交互に与える横型のポンプと、シリンダの上流
と下流とにそれぞれ配置され、前記の正圧と負圧とを受
けて液体を一方向に流す一対のチェックバルブと、シリ
ンダ内に設けられた液溜りとを備え、押し出し行程でこ
の液溜りの液体がピストンに押し出されて前記両チェッ
クバルブに与えられることを特徴とする。
【0007】第2発明のポンプ装置は、チェックバルブ
が、ボ−ルと、ボ−ルの自重で閉塞されるバルブシ−ト
とを有するボ−ルバルブである請求項1のポンプ装置で
ある。
【0008】
【作用】各発明のポンプ装置は、横置ポンプのシリンダ
内に液溜りが形成されており、再始動に際してはこの液
溜りの液体がピストンに押し出され、両方のチェックバ
ルブのバルブシ−トに湿りを与えてバルブの動きを自由
にすると共にエア洩れを防止し、吸い込み側では呼び水
となる。
【0009】又、シリンダ内に液溜りを形成したことに
より、再始動時のシリンダの空気容積が減少し、シリン
ダ容積の最小値と最大値との比を大きくした場合(ピス
トンストロ−クを大きくした場合)と同じ効果が得ら
れ、ポンプの吸い込み能力が向上する。
【0010】こうして、長期間の停止後でもポンプ装置
の再始動が可能になる。
【0011】
【実施例】図1、2、3により一実施例を説明する。こ
の実施例は第1、2発明の特徴を備えている。図1、2
は実施例のポンプ装置1を示し、図3はこのポンプ装置
1に用いられている横型のプランジャ−ポンプ3を示
す。このポンプ装置1は汚泥の移送に用いられる。
【0012】図1、2のように、ポンプ装置1は、横型
プランジャ−ポンプ3(ポンプ)、モ−タ5、モ−タ5
の減速機7、クランク9、コネクティングロッド11、
ボ−ルバルブ13,15(チェックバルブ)、ドレンバ
ルブ17などから構成されている。
【0013】図3のように、プランジャ−ポンプ3のシ
リンダ−19にはシ−ルハウジング21が固定され、ピ
ストン23はこのシ−ルハウジング21の内側に配置さ
れた一対のピストンガイド25,25を介して移動自在
に支承されている。
【0014】シリンダ−19にはモ−タ取り付け板27
が固定されており、モ−タ5と減速機7はこの取り付け
板27に取り付けられている。シリンダ−19はベ−ス
29を介して据え付けられている。
【0015】クランク9は、シャフト31,33と、こ
れらに偏心して固定されたクランクピン35とからな
り、コネクティングロッド11はこのクランクピン35
とピストン23とを連結している。シャフト33は減速
機7の出力軸に連結されている。
【0016】ボ−ルバルブ13,15はシリンダ−19
の上流側と下流側とにそれぞれ配置されている。上流側
のボ−ルバルブ13にはエルボ−35が取り付けられ、
下流側のボ−ルバルブ15にはティ−37が取り付けら
れている。ボ−ルバルブ13,15は、バルブシ−ト3
9,41と、各バルブシ−ト39,41を自重で塞ぐボ
−ル43,45とをそれぞれ備えている。ボ−ルバルブ
13,15は上部のバルブカバ−47,49を外して内
部の点検や清掃を行える。
【0017】モ−タ5の回転は減速機7で減速され、ク
ランク9とコネクティングロッド11とを介してプラン
ジャ−ポンプ3を駆動する。ピストン23の往復動によ
りシリンダ−19に正圧と負圧とが交互に生じる。
【0018】シリンダ−19に負圧が生じると、ボ−ル
バルブ13はボ−ル43がバルブシ−ト39から吸い上
げられて開放されると共に、ボ−ルバルブ15はボ−ル
45がバルブシ−ト41に押し付けられて閉鎖され、矢
印51のように、汚泥がエルボ−35からシリンダ−1
9に流入する。次に、シリンダ−19に正圧が生じる
と、ボ−ルバルブ13はボ−ル43がバルブシ−ト39
に押し付けられて閉鎖されると共に、ボ−ルバルブ15
はボ−ル45がバルブシ−ト41から押し上げられて開
放され、矢印53のように、シリンダ−19内の汚泥が
ティ−37側に押し出される。
【0019】こうして、プランジャ−ポンプ3とボ−ル
バルブ13,15とにより汚泥が矢印51,53の方向
へ移送される。
【0020】図3のように、シリンダ−19には吸い込
み側の開口55が設けられている。シリンダ−19は横
置きであり、開口55をシリンダ−19の内径より小径
にすることにより、シリンダ−19の下部に液溜り57
を形成している。
【0021】この液溜り57には、プランジャ−ポンプ
3の運転を停止した時、ピストン23の位置に応じた量
の汚泥が溜まる。プランジャ−ポンプ3を長期間停止さ
せた時、前記のように汚泥の水分が抜けてボ−ルバルブ
13,15が固着した場合でも、プランジャ−ポンプ3
を作動させるとピストン23によって液溜り57の汚泥
が押し出され、ボ−ルバルブ13,15のバルブシ−ト
39,41に湿りを与えてボ−ル43,45の動きを自
由にすると共にエア洩れを防止し、吸い込み側では呼び
水となって、プランジャ−ポンプ3の再始動を可能にす
る。
【0022】又、液溜り57を形成したことによってシ
リンダ−19の空気容積が減少するから、再始動時にピ
ストンストロ−クを大きくしたと同じ効果が得られて吸
い込み能力が向上し、再始動が更に容易になる。
【0023】ドレンバルブ17は液溜り57の下部に配
置されている。ポンプ装置1の停止直後はシリンダ19
に圧力が残留しており、この状態でバルブカバ−47,
49を外すと汚泥が外部に噴き出すことがある。このよ
うな場合はドレンバルブ17で内部の圧抜きをすれば、
点検清掃や部品交換などが容易になる。
【0024】こうして、ポンプ装置1が構成されてい
る。
【0025】なお、この発明では、チェックバルブはボ
−ルバルブに限らず、他の形式のものでもよい。
【0026】
【発明の効果】各発明のポンプ装置は、ポンプを横置に
し、そのシリンダ内に液溜りを形成した。従って、ポン
プの再始動に際してこの液溜りの液体がピストンに押し
出され、各チェックバルブのバルブシ−トに湿りを与え
てバルブの動きを自由にすると共にエア洩れを防止し、
吸い込み側では呼び水となる。更に、液溜りを形成した
ことによって再始動時のシリンダの空気容積が減少し、
ポンプの吸い込み能力が向上する。
【0027】こうして、長期間停止した後でも再始動が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のポンプ装置を一部切り欠いて示した
正面図である。
【図2】図1のポンプ装置を一部切り欠いて示した側面
図である。
【図3】図1のポンプ装置に用いられた横型プランジャ
−ポンプの要部断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ装置 3 横型プランジャ−ポンプ(ポンプ) 13,15 ボ−ルバルブ(チェックバルブ) 19 シリンダ 23 ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正文 大阪府大阪市西区立売堀2丁目1番9号 アタカ工業株式会社内 (72)発明者 和田 敏典 大阪府大阪市西区立売堀2丁目1番9号 アタカ工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの往復動によりシリンダ内の液
    体に正圧と負圧とを交互に与える横型のポンプと、シリ
    ンダの上流と下流とにそれぞれ配置され、前記の正圧と
    負圧とを受けて液体を一方向に流す一対のチェックバル
    ブと、シリンダ内に設けられた液溜りとを備え、押し出
    し行程でこの液溜りの液体がピストンに押し出されて前
    記両チェックバルブに与えられることを特徴とするポン
    プ装置。
  2. 【請求項2】 チェックバルブが、ボ−ルと、ボ−ルの
    自重で閉塞されるバルブシ−トとを有するボ−ルバルブ
    である請求項1のポンプ装置。
JP6319803A 1994-12-22 1994-12-22 ポンプ装置 Pending JPH08177750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6319803A JPH08177750A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6319803A JPH08177750A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 ポンプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08177750A true JPH08177750A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18114373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6319803A Pending JPH08177750A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 ポンプ装置

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JP (1) JPH08177750A (ja)

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