JPH08177717A - 改良形保持機構付きピストンポンプ - Google Patents

改良形保持機構付きピストンポンプ

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Publication number
JPH08177717A
JPH08177717A JP7256567A JP25656795A JPH08177717A JP H08177717 A JPH08177717 A JP H08177717A JP 7256567 A JP7256567 A JP 7256567A JP 25656795 A JP25656795 A JP 25656795A JP H08177717 A JPH08177717 A JP H08177717A
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JP
Japan
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pump
piston
wobble plate
plate
piston assembly
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7256567A
Other languages
English (en)
Inventor
Anthony M Claas
エム.クラース アンソニー
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Dynex Rivett Inc
Original Assignee
Dynex Rivett Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Dynex Rivett Inc filed Critical Dynex Rivett Inc
Publication of JPH08177717A publication Critical patent/JPH08177717A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/122Details or component parts, e.g. valves, sealings or lubrication means
    • F04B1/124Pistons
    • F04B1/126Piston shoe retaining means

Abstract

(57)【要約】 開示されるのはウォブル板(35)、ウォブル板(3
5)によって往復運動する少なくとも一つのピストンア
ッセンブリー(49)、ウォブル板(35)と接触して
ピストンアッセンブリー(49)を保持する機構(1
0)を持つポンプ(11)である。改良の際、機構(1
0)は放射状に延びた保持指部(91)を持つ保持板
(69)を持つ。個々の指部(91)は別々のピストン
アッセンブリー(49)の充填開口部(57)に入り、
アッセンブリー(49)とポンプのウォブル板(35)
の接触を保つ。ピストンのシュー(111)はウォブル
板(35)と擦り合わさるように保持される。すなわ
ち、ピストンアッセンブリー(49)がウォブル板(3
5)から離れることは特に禁じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にポンプに関
し、特に、ウォブル(みそすり運動)板によって往復運
動する複数の汲み上げ(圧送)ピストンを持つポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】今日製造される液圧ポンプの大多数の設
計は、大きく3つの形式に分けられる。すなわち、歯車
形、羽根形、ピストン形である。ピストン形ポンプの設
計はさらに2つの形式に分けられる。すなわち、バルブ
板形ポンプと逆止めボール形ポンプである。例えば、米
国特許第4,579,043号(Nikolaus他)や第4,
602,554号(Wagenseil 他)で述べられているポ
ンプはバルブ板形であり、米国特許第3,514,22
3号(Hare)で述べられているポンプは逆止めボール形
である。バルブ板形ポンプと逆止めボール形ポンプの特
徴が以下に説明される。
【0003】バルブ板形ポンプは、内部に往復運動をす
るたくさんのピストンを持つシリンダー胴を持つ。この
胴(バレル)はポンプ軸に連結され軸を回転させる。そ
の結果、バルブ板形ポンプ内部のピストンはポンプ胴と
共に回転し、同時に胴の中で往復運動をする。
【0004】このピストンは固定された「回転斜板」
(すなわちウォブル板)に沿って、胴の回転により往復
運動する。ピストンのシューがウォブル板の「上昇す
る」部分に沿って移動するとき、ピストンは胴の回転に
より流体出入口カバーの方向に動く。流体(例えば作動
油)は、ピストンの末端部とカバーの間でカバーを通し
てチューブやホースの中に噴出され有益な働きをする。
ピストンがウォブル板の「下降する」部分に沿って移動
するとき、ピストンはカバーから離れる方向へ移動して
流体をカバーとピストンの末端部の間の広くなった空間
へ導く。
【0005】ピストンの近位の端部(基端部)は平面の
シューになっているのが特徴である。このシューはウォ
ブル板の角度のある面に沿って動く。ポンプの動作時
に、シューをこの面に接触させておくようにすることが
重要である。シューが「離れて」しまうと、シューを痛
めたり、さらに悪い場合にはポンプ自体を破壊すること
がある。
【0006】バルブ板形ピストンポンプの場合、ピスト
ンのシューをウォブル板に接触させておく方法はたくさ
んある。ひとつは、ピストンの数と同じだけ穴を空けた
環状の板を使う方法である。この板は、例えばWagensei
l 他の特許に示されており、そこで「コンタクトプレッ
シャー板」と名付けられているが、回転ダイアル式電話
機のダイアル板によく似ている。もう一つはピストンを
バルブ板形ポンプの波状の表面に、内部のバネ(米国特
許第5,320,498号)(Fuchida )か米国特許第
4,860,641号(Spears)に示すような「頭をつ
かむ」配置によって接触させておく方法である。
【0007】Hareの特許に示すような典型的な逆止めボ
ール形ポンプにおいては、往復運動するピストンを持つ
胴は回転しない。一方、ウォブル板(またはウォブル板
と同等のスラスト板)はポンプのシャフトに駆動される
とき回転する。ポンプのハウジングの内側は油であふれ
ており、個々のピストンがフロントカバーから離れる方
向へ移動するとき、ピストンの末端部とポンプカバーの
間の空間は油で満たされる。油は、油で一杯になったハ
ウジングの内側とピストンの空間を流通しながら、一つ
かそれ以上のピストンの「充填開口部」を通じて満たさ
れる。これらの開口部を通して流れる油はピストン内部
の入り側逆止め弁を通して流れる。ピストンの動きのこ
の部分は「サクションストローク(吸い込み行程)」と
呼ばれることがある。
【0008】ウォブル板が回転を続け、ピストンがフロ
ントカバーの方向に動くとき、出側逆止め弁(ポンプカ
バーに設置)が開き、上記の空間の中の大量の油がカバ
ーを通じてチューブやホースの中に噴出し、有益な働き
をする。ピストンの動きのこの部分は「ディスチャージ
ストローク(放出行程)」または「プレッシャーストロ
ーク(圧力行程)」と呼ばれることがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】逆止め弁形ポンプは何
十年間にわたって利用されており、過酷な使用環境にお
いても堅固で信頼性があることを証明してきたが、フレ
ームサイズあたりの排出量を大きくするためにはいろい
ろな手段を取らなければならないことが分かってきた。
しかし、この形式のポンプに固有の、ある構造的な特性
が、排出量を大きく増やすことを妨げている。
【0010】この特徴は、一つ一つの往復運動するピス
トンのシューを回転するウォブル板に密着させておかな
ければならないということに関する。上記のHareの特許
に述べられた共通の技術に、球状のピストンヘッドと円
筒状のボディの間の直径を減らした「首」に取り付けら
れたバネ保持板がある。穿孔溝はポンプの胴に個々のピ
ストンのボアと同心円状に形成される。圧縮形のピスト
ン復帰バネが穿孔溝に設置される。ピストンが胴に挿入
されるとき、バネは保持板を支え、ピストンをウォブル
板の方向に動かす。
【0011】実は、この配置では、所定のハウジングの
空間のサイズ(ポンプのサイズと「重量」)に対して、
バネと保持板が空間の容積のかなりの部分を占めること
になる。また、バネと保持板が空間の中に満たされた油
の中を動くとき、効率が必然的に低下する。簡単に言う
と、油が保持板とバネの動きに抵抗するのである。
【0012】上記の逆止め弁形ポンプの設計のもう一つ
の面は、ピストンの充填開口部が比較的小さくなければ
ならないということである。その結果、多くの設置で、
入り側の与圧が指示される。そうしないとピストンが十
分に一杯にならないからである。ユーザーがこうした与
圧を行わないため、ポンプの最大速度がいくらか制限さ
れることがよくある。もう一つ言えることは、与圧が1
平方インチ当たり数ポンドを越える場合、高圧シャフト
シールの使用を考慮しなければならないということであ
る。
【0013】一般に知られている設定は(Hareの特許の
ポンプが典型的に示しているように)比較的多くの数の
部品を持つ。さらに、それらの部品の多くは、その発明
に不必要な方法で加工するよう要求されている。例え
ば、Hareの特許に示すポンプのピストンにはピストンの
シューに近接するように加工された「直径が細くなっ
た」部分がある。この直径が細くなった部分にはスナッ
プリング溝が加工され、シューをピストンの端部で支え
るためのスナップリングを受けるようになっている。部
品の数がかなり多いために、上記の特許に示す形式のポ
ンプの組み立てに要する時間はかなり多くなっている。
【0014】従来知られているポンプのいくつかの問題
や欠点を克服した改良形ポンプは技術上重要な進歩であ
る。
【0015】本発明の目的は、従来の技術のいくつかの
問題や欠点を克服した改良形ピストン保持機構を持った
ポンプを提供することにある。
【0016】本発明の別の目的は、簡素化されたピスト
ン構造を持つピストン保持機構を提供することにある。
【0017】本発明の別の目的は、簡素化されたピスト
ンシューを含む改良形ピストン保持機構を持つポンプを
提供することにある。
【0018】また、本発明の別の目的は、ピストンシュ
ーとウォブル板との接触を保持する際非常に有効な改良
形ピストン保持機構を持つポンプを提供することにあ
る。
【0019】本発明の別の目的は、一定のポンプの「フ
レーム」のサイズに対するポンプの排出量を十分増加し
うる改良形ピストン保持機構を持ったポンプを提供する
ことにある。
【0020】さらに本発明の別の目的は、ポンプの動作
速度を早める改良形ピストン保持機構を持ったポンプを
提供することにある。
【0021】本発明の別の目的は、ピストンの充填特性
の改善を助長する改良形ピストン保持機構を持ったポン
プを提供することにある。
【0022】また、本発明の別の目的は、少なくとも動
作可能な最高速度までの範囲では、入り側の与圧の必要
を低減するか不要にするポンプを提供することにある。
【0023】本発明の別の目的は、改良形ピストン保持
機構を持ったポンプを提供し、ポンプの効率を増大する
ことにある。
【0024】また、本発明の別の目的は、より効率的な
ポンプの組立を可能にする改良形ピストン保持機構を持
ったポンプを提供することにある。上記及びそれ以外の
目的がいかに達成されているかは、以下の記述や図面か
ら明らかになるだろう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明はウォブル板と、
ウォブル板によって往復運動する、少なくとも1つのピ
ストンアッセンブリーを持つピストン形ポンプを含む。
個々のアッセンブリーは、ピストンとピストンシューを
持つ。ピストンはピストンの壁を通ってピストンの内部
に通じる少なくとも1つの充填開口部を持つ。ピストン
アッセンブリーとウォブル板との接触を保持する改良形
機構は、保持板を含む。保持板は、1つかそれ以上の放
射状に突き出た保持指部を持っている。個々の保持指部
は異なったピストンアッセンブリーの充填開口部の中に
延びており、ピストンアッセンブリーとウォブル板の接
触を保持するためにアッセンブリーと接触している。ピ
ストンアッセンブリーをウォブル板から離すことは特に
禁じられている。
【0026】本発明の別の面は、ポンプには回転の軸が
あり、それに沿ってウォブル板とウォブル板を動かすシ
ャフトが回転するということである。ウォブル板は回転
の軸を持ち、その面は回転の軸に対して角度を持つ。あ
る非常に望ましい実施例では、保持板は「ボールとソケ
ット」形のピボット装置で支えられているので、シャフ
トとウォブル板が回転するにつれて波状運動することが
出来る。この時保持板は角度のついたウォブル板の面に
対して位置的な関係を保つ。
【0027】ピボット装置のある非常に望ましい実施例
は、保持板に組み合わされた球状のガイド部分と、ガイ
ド部分を受ける球状のポケットを持つチューブ状のスリ
ーブ部分を含む。このピボット装置のためにガイド部分
はスリーブ部分に沿って波状運動出来る。
【0028】ピストンを保持する力は、上記のピボット
装置を使う2つの方法によって得られる。1つの設定で
は、スリーブ部分はウォブル板の回転軸に沿った制限さ
れた軸上の動き、すなわち、中心に近づいたりそこから
離れたりする動きが出来る。「ポジティヴホールドダウ
ン」設定と呼ばれるある望ましい設定では、機械的な止
め具が、回転の中心に対してスリーブ部分をある位置に
抑えるために使われる。
【0029】この「隙間固定式」ポジションは、ピスト
ンシューとウォブル板表面の接触を、最小の力で保持
し、シューと表面に対して余分な力が加わらないように
するために選ばれる。保持する力が大きすぎると、「ホ
ットスポット」を起こし、シューやウォブル板の摩耗を
必要以上に早めることがある。少なくとも製造機械の公
差を考えると、機械的止め具は、ポンプの最終組立の時
にスリーブ部分の位置を最終調整出来るように調整可能
なものであることが望ましい。
【0030】ピストンを保持する力を得るための別の望
ましい設定では、ポンプはスリーブ部分とポンプの胴の
間に挿入された加圧バネを持つ。このバネはスリーブ部
分をウォブル板の方向へ押し、さらにピストンシューを
ウォブル板に接触させる。この設定では、バネが「引っ
張って」ピストンシューとウォブル板の間の隙間を除去
するため、ピストンの保持は製造上の公差と無関係であ
る。
【0031】他の望ましい実施例では、ピボット装置は
回転楕円状の部分と、波状運動のために回転楕円状の部
分の上に作られた輪状の外部レースを持つベアリングで
ある。保持板は外部レースと加圧バネによって支えられ
ている。この加圧バネは、ベアリングをウォブル板の方
向に押し、ピストンシューとウォブル板の表面の接触を
保つバネ座金によって支持されている。
【0032】これですべてではない。新しい保持機構
は、従来技術の逆止めボール形ポンプのピストンとピス
トンシューに比べて大幅に簡素化されたピストンとピス
トンシューを持つピストンアッセンブリーを含む。特
に、新しいピストンアッセンブリーは、普通円筒形で、
その近位の基端部に回転楕円状のヘッドを持つピストン
を持つ。ピストンシューはヘッドを受ける回転楕円状の
受けを持っており、シューはヘッドとウォブル板の間に
「捕らえられた」状態で保持されている。他の見方をす
ると、このピストンアッセンブリーは、Hareの特許に示
すような加工された「くびれ」部分や、ピストンシュー
のリムに埋め込まれたスナップリングのような取り付け
装置も自由に使用できる。
【0033】また、発明の他の面では、ピストンは指部
接触部分、すなわちピストンアッセンブリー(特にピス
トンシュー)とウォブル板の表面の接触を保つための保
持指部が接触する部分を持つ。ある望ましい設定では、
指部接触部分はピストンの近い方の端部の内部空間の中
のボールから成っている。他の設定では、指部接触部分
はピストンと一体でピストンの末端部の方向に突き出た
盛り上がった部分から成る。また他の設定では、指部接
触部分は充填開口部のエッジから成る。
【0034】
【実施例】発明された保持機構10の多くの新しい特徴
を説明する前に、ある形式の逆止め弁形ポンプ11の構
造と操作を概説する。ポンプ11はエチレングリコール
や油などのいくつかの種類の加圧流体とともに使用され
ると考えられている。(この仕様書では、「左」、
「右」といった用語は図面の説明の便宜のために使用さ
れており、限定的なものではない。)
【0035】図1を参照すると、ポンプ11は、流体を
貯蔵部17から内部空間19に導く入り側開口部15の
ついたハウジングを持つ。胴21とカバー23はボルト
25によってハウジング13に取り付けられる。ポンプ
の駆動シャフト27はハウジング13を通って延び、ハ
ウジング13と胴21にそれぞれ離して設置された1組
のニードル軸受けによって軸29に沿って回転するよう
支えられる。シャフト27は内燃機関や電気モーターの
ような原動機(図示せず)に接続され駆動される。
【0036】シャフト27は円形でくさび状のウォブル
板35に合わせて調節され、または取り付けられる。こ
のウォブル板は軸29に対して普通垂直な左側の平面3
7と、軸29に対して角度を持った右側の平面39を持
っている。ポンプ11も環状で平らな左側スラスト板4
1を持ち、面37とスラスト板41の間に「パンケーキ
形」スラスト軸受け43が挿入されている。同様に右側
スラスト板45があり、スラスト板45とウォブル板3
5の右側面39の間にスラスト軸受け47が挿入されて
いる。
【0037】スラスト板41、45、スラスト軸受け4
3、47ともシャフト27やウォブル板35には取り付
けられず、スラスト板41、45やスラスト軸受け4
3、47がシャフトと同じ速度で回転するようにはなっ
ていない。しかし、「粘性抵抗」(エチレングリコール
のような薄い流体よりも油の方が大きい)がスラスト板
41、45や軸受け43、47を軸29に沿って比較的
遅い速度で回転させる傾向がある。ハウジング13、胴
21、シャフト27、ウォブル板35、スラスト板4
1、45、スラスト軸受け43、47の上記の配置が知
られている。
【0038】特殊なピストンアッセンブリー49が流体
を加圧された出側ポート51に導き、さらに流体が「仕
事をする」回路53に導くやり方が以下説明される。ウ
ォブル板35が回転するとき、個々のアッセンブリー
(例えばアッセンブリー49)が左側に動き、入り側逆
止め弁55が開く。この時流体はハウジングの空間19
から1つかそれ以上のピストンのフィルホール57を通
ってピストン内部に入ることが出来る。この流体がピス
トンの末端部(右端側)とカバー23の中の出側逆止め
弁61の間の空間を満たす。アッセンブリー49の左方
向の動きの間に空間59の容積が増加することはもちろ
んである。
【0039】ピストンアッセンブリー49が右側に動き
始めるとき、入り側逆止め弁55が閉じ、空間59内の
圧力は急速に上昇する。この圧力が出側回路63の圧力
を少しでも越えると出側逆止め弁61が開く。空間59
の容積が減少し、空間59の中の流体が回路63に送ら
れる。上記から、個々のピストンアッセンブリー49が
ウォブル板35の1回転ごとに、1回の左方向「吸い込
み」運動と1回の右方向「加圧」運動をするのはもちろ
んである。
【0040】しばしば、多数のピストンの空間59から
流出した流体が出側ポート51に接続された共通回路6
3に向かう。しかし、ポンプ11の中のいくつかのアッ
センブリー49と圧力分割出側ポート51から成るピス
トンアッセンブリー49のグループの「スプリットフロ
ー」(Split−Flow(登録商標))形の配置が
可能である。
【0041】新しい保持機構10の実施例の詳細が以下
に説明される。この保持機構10の動作の説明が以下に
続く。図面2、3、4、5、6を参照すると、新しい保
持機構10は保持スリーブ65、球状ののガイド部分6
7、保持板69を含むピボット装置を持つ。それぞれ順
番に説明される。
【0042】保持スリーブ65はチューブ状で普通円筒
形であり、片方の端に作られた球状のポケット71を持
つ。ポンプのシャフト27は中央開口部73を通って延
び、スリーブ65は胴21の中に形成された円筒形の空
間75の中に保持される。胴21は調節可能な機械的止
め具77を持つ。その機能が以下に説明される。
【0043】球状のガイド部分67はシャフト27を通
すための中央開口部79を持っている。ガイド部分67
の「軸受け」面81は球状でスリーブ65の中のポケッ
ト71の断面と一致し、ガイド部分67とスリーブ65
が「ボールとソケット」ジョイントとでも呼べるような
ものを形成するようになっている。軸受け面81の反対
側の面83は一般に平らで保持板69をガイド部分67
に取り付けるための固定具を受ける穴85を持ってい
る。
【0044】特に図1、5、6を参照すると、円盤状の
保持板69は一般に平らで中央の開口部87、円盤状の
本体89、本体89から放射状に外側に突き出たたくさ
んの保持用指部91を持つ。ある非常に望ましい設定で
は、指部91とポンプの中のピストンアッセンブリー4
9の数は同じである。保持板69も上記のように保持板
69をガイド部分67に取り付けるためのたくさんの穴
を含む。
【0045】特に図1、7、8を参照すると、ピストン
アッセンブリー49が以下に説明される。ピストンアッ
センブリー49は「直角に切られた」末端部97と球状
の近位の基端部99を持つ中空の普通円筒状のピストン
を持つ。入り側逆止め弁55とボール保持ケージ101
は端部97に確保されている。ピストンの壁103に空
けられた一つかそれ以上のピストンの充填開口部57が
あり、個々のピストンアッセンブリーが上記のように往
復運動をするにつれて、流体がハウジングの空間19か
らピストン95に流れ込むことが出来る。
【0046】ある非常に望ましい実施例では、ピストン
の壁103に3つの延長された開口部57があり、この
開口部57はピストンの円周上に約120°の間隔を開
けて配置されている。この開口部の長い方の軸105は
ピストン95の長い方の軸及び回転軸29と普通平行で
ある。典型的な充填開口部の配置を説明したが、本発明
の精神を逸脱することなくこの充填開口部57の数と配
置をいろいろに変更できるのはもちろんである。
【0047】個々のピストンアッセンブリー49は保持
指部91がピストンのシュー111と保持板45の接触
を保つための指部接触部分109を含む。図1に示す実
施例では、指部接触部分109はピストンの近位の基端
部113のピストン内部にあるボール109aから成
る。(組立中、このボールは少量のグリースで定位置に
保持され、その後指部91と近位の基端部113の間に
「捕らえられる」)図9に示す他の実施例では、指部接
触部分109はピストンの壁103(特に充填開口部5
7の円形の端部)の円形のエッジ109bから成り、そ
こに保持指部91が当たる。
【0048】再び図1を参照すると、ピストンアッセン
ブリー49は保持板45とピストン95の末端部113
の間に挿入されたシュー111を含む。このシュー11
1は一般に円筒形で、平らな軸受け面115と球状の面
117を持ち、後者は球状の末端部113の断面と一致
する。
【0049】また図10を参照すると、環状の肩119
は球状の面117に外接している。面117の中心12
1から面115までの距離「D1」は肩119から面1
15までの距離「D2」より小さいことに注意すべきで
ある。ピストン95とシュー111がこのように組み合
わせて配置されているとき、シュー111はピストン9
5と保持板45の間に単独で「捕らえられる」ことによ
って保持される。別の面から言うと、上記のHareの特許
が示すようなシューを取り付けるスナップリングの使用
を含む複雑なシューとピストンの配置は必要ない。
【0050】ポンプの部品は図1に示すように取り付け
られる。1つ1つの保持指部91は個々のピストン95
の充填開口部の中に延び、ピストンの指部接触部分10
9(ボール109aかピストンの壁109b)に当た
る。ネジを切った機械的止め具は、ガイド部分67がス
リーブ65のポケット71の中で自由に波状運動でき、
ピストンのシュー111がシューの面115に垂直な軸
123の沿って自由に波状運動できるように調節され
る。別の言い方をすると、調節はこれらの部品を「拘
束」しないように行うべきである。固定ネジ125は止
め具77に対して締め付けられ、シュー111はスラス
ト板45に関して「固定した隙間」の関係に保たれる。
この「ポジティブホールドダウン」配置では、シュー1
11はスラスト板45から離されない。むしろ、スラス
ト板45から離れることは防止される。
【0051】動作中、ポンプのシャフト27とウォブル
板35は回転し、ピストンアッセンブリー49は往復運
動するので、流体は回路63に汲み出される。この動作
の間、保持板69とガイド部分67は波状運動と呼べる
動きを示す。保持板69は常にウォブル板39から離れ
ており平行なので、ピストンアッセンブリー49(特に
ピストンシュー111)は絶えずスラスト板45に対し
て「保持」される。
【0052】今度は図11、12、15を参照すると、
加圧部分127が機械的止め具77の代わりに使われる
ことがある。この加圧部分127はコイルスプリング1
27aや波形スプリングのような高級スプリング127
bから成る。(波形スプリングは環状円形で放射状に配
置された山や谷を持つ。波形スプリングの入手先はIlli
nois州WheelingのSmalley Steel Ring Co.である。)こ
の配置では、ピストンのシュー111は加圧部分127
によってウォブル板の面39に対して押し当てられてい
るが、加圧部分127の力が弱まるときこの面からわず
かでも離れるときがある。
【0053】次に図面12、13、14を参照すると、
新しい保持機構10の別の実施例が以下に説明される。
図面12、13、14(6−ピストンポンプ11を含
む)の配置では、ピボット装置はソケット133で受け
られるベース131を持つ軸受け129、回転楕円体の
部分135、波状運動のために回転楕円体の部分135
の上に設置された円形で環状の外部レース137であ
る。
【0054】断面図では、保持板69は「帽子状」で、
円形の保持用の縁139、円筒状の円形側壁141、側
壁141と垂直で外側へ放射状に延びた保持指部91を
持っている。縁139と側壁141は一体で外部レース
137によって支えられている。バネ座金143によっ
て支持された加圧スプリング127aは軸受け129を
ウォブル板35の方向に押し、ピストンシュー111と
ウォブル板35の接触を保持する。
【0055】図11の実施例は上記の実施例とわずかに
異なるだけで、波形スプリング127bによって負荷に
耐えるシャフトの接合部の肩145に対して押しつけら
れている。保持板69はガイド部分67に乗っており、
ポンプ11が動作するときそれに従って波状運動を示
す。断面図では、保持板69は普通帽子状(図13、1
4のように)だが、指部91に対して水平と言うより
は、側壁141はシャフトの回転軸29の方向に幾らか
傾いている。シャフト27の右側の端部はニードル軸受
け147と円盤状のスラスト軸受け149によって位置
決めされている。
【0056】上記のように、この仕様書は図11、12
のポンプ11の説明を含む。そこではピストンのシュー
111がシャフトと同じ速度で回転するウォブル板35
の面に乗っている。この仕様書で使われているように、
「ウォブル板」「ウォブル板の面」といった用語はポン
プ11のピストンシュー111をのせる部品に関する。
この部品がシャフトと同じ速度で回転するウォブル板3
5であるかスラスト板45であるかということとは無関
係である。発明の原理は望ましい実施例に関して説明さ
れているが、この実施例は例示のためであり制限的なも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明された保持機構を組み合わせた逆止め弁形
ピストンポンプの側面断面図である。部品は取り外さ
れ、いくつかの他の部品の上では斜線の陰影が省略され
ている。
【図2】図1のポンプで使われている保持スリーブの側
面断面図である。
【図3】図1のポンプで使われているガイド部分の端面
図である。
【図4】図3のガイド部分を4−4の方向に見た断面図
である。
【図5】図1のポンプで使われている保持板の端面図で
ある。
【図6】図5の保持板を6−6の方向に見た断面図であ
る。
【図7】図1のポンプで使用されているピストンの側面
図である。部品は取り外され断面図で示されている。
【図8】図7のピストンを8−8の方向にみた断面図で
ある。
【図9】他の形式の逆止め弁形ポンプと組み合わせて示
された発明された保持機構の別の実施例の側面図であ
る。
【図10】ピストンシューの側面断面図であり、ピスト
ンはシューと組み合わされている。部品は取り外されて
いる。
【図11】新しい保持機構の別の実施例と組み合わされ
た別の形式の逆止め弁形ピストンポンプの側面断面図で
ある。部品は取り外され、いくつかの他の部品の上では
斜線の陰影は省略されている。
【図12】新しい保持機構のまた別の実施例と組み合わ
された別の形式の逆止め弁形ピストンポンプの側面断面
図である。部品は取り外されている。
【図13】図12のポンプで使われている保持板の端面
図である。
【図14】図13の保持板を14−14の方向にみた断
面図である。
【図15】図1のポンプの一部の側面断面図であり、図
1に示された機械的止め具の代わりの加圧部分を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ウォブル板と、(b)ウォブル板
    によって往復運動を行い、充填開口部を備える少なくと
    も1つのピストンアッセンブリーと、(c)ピストンア
    ッセンブリーとウォブル板との接触を保つ機構を備えた
    ポンプにおいて、 充填開口部の中に延び、ピストンアッセンブリーと接触
    し、前記アッセンブリーとウォブル板との接触を保つた
    めの保持指部を備え、ピストンアッセンブリーのウォブ
    ル板からの分離が実質的に防止されることをことを特徴
    とするポンプ。
  2. 【請求項2】ポンプは複数のピストンアッセンブリーを
    備え、 個々のピストンアッセンブリーは充填開口部を備え、 1つ1つの保持指部は個々のピストンアッセンブリーの
    充填開口部に延びる、ウォブル板に距離を置いて配置さ
    れた保持板を備え複数の保持指部を備えることを特徴と
    する請求項1に記載のポンプ。
  3. 【請求項3】回転軸を包含し、 ウォブル板は回転軸に対して角度を持った面を持ち、 保持板は波状運動できるようにピボット装置によって支
    持され、保持板は面と位置的な関係を保つことを特徴と
    する請求項2に記載のポンプ。
  4. 【請求項4】ピボット装置は保持板に組み合わされた球
    状のガイド部分を備え、 ガイド部分はスリーブ部分に沿って波状運動が出来るよ
    うにスリーブ部分によって支えられることを特徴とする
    請求項3に記載のポンプ。
  5. 【請求項5】ウォブル板は回転軸と一致する回転の中心
    を持ち、 スリーブ部分は回転の中心に沿って軸方向運動するよう
    に設置され、 スリーブ部分は回転の中心に沿って定位置に機械的止め
    具で保持されることを特徴とする請求項4に記載のポン
    プ。
  6. 【請求項6】機械的止め具が調整可能であり、スリーブ
    部分の位置が回転の中心に従って調節できることを特徴
    とする請求項5に記載のポンプ。
  7. 【請求項7】ピストンアッセンブリーは(a)回転楕円
    状のヘッド(b)ウォブル板に接触し、ヘッドを受ける
    ための回転楕円状のへこみを備え、シューがヘッドとウ
    ォブル板の間に保持されることを特徴とする請求項1に
    記載のポンプ。
  8. 【請求項8】ピストンは指部接触部分を備え、 保持指部はピストンアッセンブリーとウォブル板の接触
    を保つため指部接触部分と組み合わされることを特徴と
    する請求項1に記載のポンプ。
  9. 【請求項9】ピストンは内部空間と末端部を備え、 指部接触部分は末端部の内部空間内のボールを備えるこ
    とを特徴とする請求項8に記載のポンプ。
  10. 【請求項10】(a)回転楕円状部材、(b)波状運動
    をするために回転楕円状部材の上に設置された外部レー
    スを備えるベアリングと、 外部レースによって支えられる保持板とを備えることを
    特徴とする請求項2に記載のポンプ。
JP7256567A 1994-10-03 1995-10-03 改良形保持機構付きピストンポンプ Withdrawn JPH08177717A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/317,213 US5490444A (en) 1994-10-03 1994-10-03 Piston pump with improved hold-down mechanism
US08/317213 1994-10-03

Publications (1)

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JPH08177717A true JPH08177717A (ja) 1996-07-12

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ID=23232626

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JP7256567A Withdrawn JPH08177717A (ja) 1994-10-03 1995-10-03 改良形保持機構付きピストンポンプ

Country Status (4)

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US (1) US5490444A (ja)
EP (1) EP0705975A1 (ja)
JP (1) JPH08177717A (ja)
CN (1) CN1131233A (ja)

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