JPH08177545A - スロットルバルブ装置 - Google Patents
スロットルバルブ装置Info
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- JPH08177545A JPH08177545A JP32031794A JP32031794A JPH08177545A JP H08177545 A JPH08177545 A JP H08177545A JP 32031794 A JP32031794 A JP 32031794A JP 32031794 A JP32031794 A JP 32031794A JP H08177545 A JPH08177545 A JP H08177545A
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- Japan
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- throttle
- fixed
- rotor
- shaft
- throttle valve
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- Pending
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組付け精度の誤差などによる出力精度の低下
を防止して、センサの出力精度を向上させることができ
スロットルバルブ開度センサを提供する。 【構成】 ハウジング2内に抵抗体パターン5を有する
基板4が固定され、ロータ7に取付けられた摺動子8を
抵抗体パターン5上に摺動させてスロットルシャフト2
5に取付けられたスロットルバルブ26の開度を検出す
る開度センサ部1を備えたスロットルバルブ装置におい
て、ロータ7は、スロットルシャフト25の先端部に直
接固定され、ハウジング2は、抵抗体パターン5をロー
タ7の摺動子8に対面してスロットルボデー20に形成
されたセンサ受部22に固定されてなり、スロットルシ
ャフト25は、その外周側に玉軸受27が圧入固着され
るとともに玉軸受27がスロットルボデー20に固着さ
れて当該スロットルシャフト25の軸方向位置決めがな
されている、ことを特徴とする。
を防止して、センサの出力精度を向上させることができ
スロットルバルブ開度センサを提供する。 【構成】 ハウジング2内に抵抗体パターン5を有する
基板4が固定され、ロータ7に取付けられた摺動子8を
抵抗体パターン5上に摺動させてスロットルシャフト2
5に取付けられたスロットルバルブ26の開度を検出す
る開度センサ部1を備えたスロットルバルブ装置におい
て、ロータ7は、スロットルシャフト25の先端部に直
接固定され、ハウジング2は、抵抗体パターン5をロー
タ7の摺動子8に対面してスロットルボデー20に形成
されたセンサ受部22に固定されてなり、スロットルシ
ャフト25は、その外周側に玉軸受27が圧入固着され
るとともに玉軸受27がスロットルボデー20に固着さ
れて当該スロットルシャフト25の軸方向位置決めがな
されている、ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のスロットルバ
ルブの開度を検出する開度センサ部を備えたスロットル
バルブ装置に関する。
ルブの開度を検出する開度センサ部を備えたスロットル
バルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関のスロットルバルブの開
度を検出する装置としては、スロットルボデーに取付け
られてスロットルバルブに連動し、その開度に応じた検
出信号を出力するスロットルバルブ開度センサが用いら
れている。
度を検出する装置としては、スロットルボデーに取付け
られてスロットルバルブに連動し、その開度に応じた検
出信号を出力するスロットルバルブ開度センサが用いら
れている。
【0003】このようなスロットルバルブ開度センサ
は、例えば、図4,5に符号50で示すように、ハウジ
ング51内の中央にシャフト部52を軸支し、シャフト
部52の内側先端に摺動子55付きのロータ54を固定
するとともに、抵抗体パターン(図示省略)を形成した
基板56をハウジング51内に固定して、ロータ54の
摺動子55を抵抗体パターン上に摺動させるように構成
されており、ハウジング51から露出したシャフト部5
2の中央部には、連結用の異形孔53が設けられてい
た。なお、符号58はシャフト部52の戻しばねであ
る。
は、例えば、図4,5に符号50で示すように、ハウジ
ング51内の中央にシャフト部52を軸支し、シャフト
部52の内側先端に摺動子55付きのロータ54を固定
するとともに、抵抗体パターン(図示省略)を形成した
基板56をハウジング51内に固定して、ロータ54の
摺動子55を抵抗体パターン上に摺動させるように構成
されており、ハウジング51から露出したシャフト部5
2の中央部には、連結用の異形孔53が設けられてい
た。なお、符号58はシャフト部52の戻しばねであ
る。
【0004】一方、スロットルバルブ開度センサ50を
取付けるスロットルボデー60には、スロットルバルブ
61を取付けたスロットルシャフト62がメタル軸受6
4,64により軸支されており、スロットルシャフト6
2の一端には、アクセルペダルに連動するアクセルレバ
ー65が固定され、他端は、スロットルバルブ開度セン
サ50の異形孔53に嵌入係合する舌状の連結用タング
部63が形成されていた。
取付けるスロットルボデー60には、スロットルバルブ
61を取付けたスロットルシャフト62がメタル軸受6
4,64により軸支されており、スロットルシャフト6
2の一端には、アクセルペダルに連動するアクセルレバ
ー65が固定され、他端は、スロットルバルブ開度セン
サ50の異形孔53に嵌入係合する舌状の連結用タング
部63が形成されていた。
【0005】そして、タング部63を異形孔53に嵌入
係合させて回転連結するとともに、スロットルボデー6
0の所定位置に、取付孔57と取付ねじを用いてスロッ
トルバルブ開度センサ50が固定されて、スロットルバ
ルブ61の開度の検出が行われていた。
係合させて回転連結するとともに、スロットルボデー6
0の所定位置に、取付孔57と取付ねじを用いてスロッ
トルバルブ開度センサ50が固定されて、スロットルバ
ルブ61の開度の検出が行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
構成のスロットルバルブ装置においては、ハウジング5
1がスロットルボデー60の所定位置に、角度や位置の
ずれなく正確に取付けられれば問題はないが、ハウジン
グ50を取付ける取付孔57と取付ねじとの間に多少の
隙間があるため、取付け時等に、センサのシャフト部5
2の中心とスロットルシャフト62の中心がずれ、また
角度もずれた場合、ロータ54の回転角度に誤差が生じ
るという問題があった。
構成のスロットルバルブ装置においては、ハウジング5
1がスロットルボデー60の所定位置に、角度や位置の
ずれなく正確に取付けられれば問題はないが、ハウジン
グ50を取付ける取付孔57と取付ねじとの間に多少の
隙間があるため、取付け時等に、センサのシャフト部5
2の中心とスロットルシャフト62の中心がずれ、また
角度もずれた場合、ロータ54の回転角度に誤差が生じ
るという問題があった。
【0007】すなわち、図6のように、例えば、センサ
のシャフト部52の中心とスロットルシャフト62の中
心が、X軸方向で0.3mm、Y軸方向で0.5mm、角度
で約8°ずれて取付けられた場合、図7のように、スロ
ットルシャフト62の回転角が84°回転する間に、セ
ンサ側のシャフト部52が約92°回転することにな
り、ハウジング51の取付け誤差によってロータ54の
回転角度にずれ(誤差)が発生する。このため、スロッ
トルバルブ開度センサの出力に誤差が生じ、センサの出
力精度が低下するという問題があった。
のシャフト部52の中心とスロットルシャフト62の中
心が、X軸方向で0.3mm、Y軸方向で0.5mm、角度
で約8°ずれて取付けられた場合、図7のように、スロ
ットルシャフト62の回転角が84°回転する間に、セ
ンサ側のシャフト部52が約92°回転することにな
り、ハウジング51の取付け誤差によってロータ54の
回転角度にずれ(誤差)が発生する。このため、スロッ
トルバルブ開度センサの出力に誤差が生じ、センサの出
力精度が低下するという問題があった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、組付け精度の誤差などによる出力精度の低下を防止
して、センサの出力精度を向上させることができスロッ
トルバルブ装置を提供することを目的とする。
で、組付け精度の誤差などによる出力精度の低下を防止
して、センサの出力精度を向上させることができスロッ
トルバルブ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、本発明のスロットル
バルブ装置は、スロットルボデーに軸支されたスロット
ルシャフトの回動に応じて回動するロータを有するとと
もに、ハウジング内に抵抗体パターンを有する基板が固
定され、前記ロータに取付けられた摺動子を前記抵抗体
パターン上に摺動させて前記スロットルシャフトに取付
けられたスロットルバルブの開度を検出する開度センサ
部を備えたスロットルバルブ装置において、前記ロータ
は、前記スロットルシャフトの先端部に直接固定され、
前記ハウジングは、前記抵抗体パターンを前記ロータの
摺動子に対面して前記スロットルボデーに形成されたセ
ンサ受部に固定されてなり、前記スロットルシャフト
は、その外周側に玉軸受が圧入固着されるとともに該玉
軸受が前記スロットルボデーに固着されて当該スロット
ルシャフトの軸方向位置決めがなされている、ことを特
徴とするスロットルバルブ装置である。
成するためになされたものであり、本発明のスロットル
バルブ装置は、スロットルボデーに軸支されたスロット
ルシャフトの回動に応じて回動するロータを有するとと
もに、ハウジング内に抵抗体パターンを有する基板が固
定され、前記ロータに取付けられた摺動子を前記抵抗体
パターン上に摺動させて前記スロットルシャフトに取付
けられたスロットルバルブの開度を検出する開度センサ
部を備えたスロットルバルブ装置において、前記ロータ
は、前記スロットルシャフトの先端部に直接固定され、
前記ハウジングは、前記抵抗体パターンを前記ロータの
摺動子に対面して前記スロットルボデーに形成されたセ
ンサ受部に固定されてなり、前記スロットルシャフト
は、その外周側に玉軸受が圧入固着されるとともに該玉
軸受が前記スロットルボデーに固着されて当該スロット
ルシャフトの軸方向位置決めがなされている、ことを特
徴とするスロットルバルブ装置である。
【0010】
【作用】このような構成のスロットルバルブ開度センサ
は、スロットルシャフトの回動によりスロットルバルブ
の開度が可変するとともに、ロータが一体的に回動し、
ロータに取付けられた摺動子の基板の抵抗体パターンと
の接触位置が変わる。そしてその間の抵抗値が変化する
ことにより、スロットルバルブの開度を示す検出信号を
出力する。
は、スロットルシャフトの回動によりスロットルバルブ
の開度が可変するとともに、ロータが一体的に回動し、
ロータに取付けられた摺動子の基板の抵抗体パターンと
の接触位置が変わる。そしてその間の抵抗値が変化する
ことにより、スロットルバルブの開度を示す検出信号を
出力する。
【0011】このとき、スロットルシャフトは、玉軸受
を介してスロットルボデーに軸方向位置決めされて軸支
され、ロータ位置を正確に規定して、抵抗体パターンに
対する摺動子の接触圧を一定に保持する。
を介してスロットルボデーに軸方向位置決めされて軸支
され、ロータ位置を正確に規定して、抵抗体パターンに
対する摺動子の接触圧を一定に保持する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0013】図1はスロットルバルブ装置の断面図であ
り、図2は開度センサ部の拡大断面図、図3は図2のA
−A線矢視断面図である。
り、図2は開度センサ部の拡大断面図、図3は図2のA
−A線矢視断面図である。
【0014】このスロットルバルブ装置は、開度センサ
部1とスロットルボデー20とからなり、開度センサ部
1は、ハウジング2内に抵抗体パターン5を有する基板
4が固定され、ロータ7に取付けられた摺動子8を抵抗
体パターン5上に摺動させるように構成されている。ま
た、スロットルボデー20のスロットルシャフト25
は、玉軸受27が圧入固着されるとともに、玉軸受27
がスロットルボデー20に固着されて軸方向位置決めさ
れており、開度センサ部1のロータ7がスロットルシャ
フト25の先端に直接固定され、そのハウジング2が、
スロットルシャフト25の一側を軸支するスロットルボ
デー20のセンサ受部22に固定されて、一体的に構成
されている。
部1とスロットルボデー20とからなり、開度センサ部
1は、ハウジング2内に抵抗体パターン5を有する基板
4が固定され、ロータ7に取付けられた摺動子8を抵抗
体パターン5上に摺動させるように構成されている。ま
た、スロットルボデー20のスロットルシャフト25
は、玉軸受27が圧入固着されるとともに、玉軸受27
がスロットルボデー20に固着されて軸方向位置決めさ
れており、開度センサ部1のロータ7がスロットルシャ
フト25の先端に直接固定され、そのハウジング2が、
スロットルシャフト25の一側を軸支するスロットルボ
デー20のセンサ受部22に固定されて、一体的に構成
されている。
【0015】開度センサ部1のハウジング2は、合成樹
脂材よりなり、一側に基板4を収容する収容部(図符号
省略)を有し、上部に図示しないコネクタが接続される
コネクタ受部3が一体に形成され、側方の耳状突出部に
取付孔11,11が設けられている。
脂材よりなり、一側に基板4を収容する収容部(図符号
省略)を有し、上部に図示しないコネクタが接続される
コネクタ受部3が一体に形成され、側方の耳状突出部に
取付孔11,11が設けられている。
【0016】基板4は、セラミックス板材により形成さ
れ、その一面に抵抗体パターン5がほぼ円弧状に焼付け
られている。抵抗体パターン5は、例えば、カーボンと
樹脂を混合した抵抗インクを基板4上に印刷し、焼成し
て形成され、単位面積当たり所定の電気抵抗を有してい
る。抵抗体パターン5の各端部には、コネクタ端子6が
スルーホールを貫通して接続され、コネクタ端子6の他
端はコネクタ受部3内に導出されている。
れ、その一面に抵抗体パターン5がほぼ円弧状に焼付け
られている。抵抗体パターン5は、例えば、カーボンと
樹脂を混合した抵抗インクを基板4上に印刷し、焼成し
て形成され、単位面積当たり所定の電気抵抗を有してい
る。抵抗体パターン5の各端部には、コネクタ端子6が
スルーホールを貫通して接続され、コネクタ端子6の他
端はコネクタ受部3内に導出されている。
【0017】ロータ7は、合成樹脂材により所定の形状
に形成され、その先端に摺動子8が取付けられている。
またロータ7の回転中心には、スロットルシャフト25
の先端部25a形状に対応し取付け角度を規定する嵌合
孔が設けられている。摺動子8は、ばね弾性を有する金
属板材を曲折して形成され、金属板の二つの先端には、
例えばAg−Pd合金からなる摺動端部8a,8bが溶
接にて形成されている。このロータ7は、摺動子8をス
ロットルボデー20の外方へ向けてスロットルシャフト
25の先端部25aに嵌合さるとともに、取付ねじ9に
よりスロットルシャフト25に固定されている。
に形成され、その先端に摺動子8が取付けられている。
またロータ7の回転中心には、スロットルシャフト25
の先端部25a形状に対応し取付け角度を規定する嵌合
孔が設けられている。摺動子8は、ばね弾性を有する金
属板材を曲折して形成され、金属板の二つの先端には、
例えばAg−Pd合金からなる摺動端部8a,8bが溶
接にて形成されている。このロータ7は、摺動子8をス
ロットルボデー20の外方へ向けてスロットルシャフト
25の先端部25aに嵌合さるとともに、取付ねじ9に
よりスロットルシャフト25に固定されている。
【0018】そして、基板4を収容したハウジング2
は、抵抗体パターン5をロータ7の摺動子8に接触する
ように対面させ、センサ受部22に環状のパッキン10
を介装して、取付孔11で取付ねじを用いてスロットル
ボデー20に固定されている。
は、抵抗体パターン5をロータ7の摺動子8に接触する
ように対面させ、センサ受部22に環状のパッキン10
を介装して、取付孔11で取付ねじを用いてスロットル
ボデー20に固定されている。
【0019】一方、スロットルボデー20は、合成樹脂
材からなり、スロットルシャフト25の一側を軸支する
レバー受部21と、他側を軸支するセンサ受部22とを
備えて形成され、スロットルシャフト25の中央部に
は、スロットルボデー20の通路を開閉するスロットル
バルブ26が取付けられている。
材からなり、スロットルシャフト25の一側を軸支する
レバー受部21と、他側を軸支するセンサ受部22とを
備えて形成され、スロットルシャフト25の中央部に
は、スロットルボデー20の通路を開閉するスロットル
バルブ26が取付けられている。
【0020】スロットルシャフト25は、そのセンサ受
部22側の先端に断面D形状の先端部25aが形成され
ており、レバー受部21側には、所定の軸方向位置に玉
軸受27が圧入固着され、玉軸受27はレバー受部21
内にレテーナ28を介して位置決めされて固定されてい
る。また、センサ受部22側においては、メタル軸受2
9が嵌着されるとともにオイルシール30が装着され
て、先端部25aがセンサ受部22の外方へ突出するよ
うに形成され、スロットルシャフト25は玉軸受27と
メタル軸受29により回転自在に支持されている。
部22側の先端に断面D形状の先端部25aが形成され
ており、レバー受部21側には、所定の軸方向位置に玉
軸受27が圧入固着され、玉軸受27はレバー受部21
内にレテーナ28を介して位置決めされて固定されてい
る。また、センサ受部22側においては、メタル軸受2
9が嵌着されるとともにオイルシール30が装着され
て、先端部25aがセンサ受部22の外方へ突出するよ
うに形成され、スロットルシャフト25は玉軸受27と
メタル軸受29により回転自在に支持されている。
【0021】スロットルシャフト25のレバー受部21
側の突出端には、アクセルワイヤを固定するためのアク
セルレバー31が取付けられている。アクセルレバー3
1は、ほぼL字形に折曲形成され、内側にスロットル戻
し用のコイルばね32,33を受けるばね受部34を有
している。また、ばね受部34と対向したレバー受部2
1端部には、ばね受部35が固定され、コイルばね3
2,33がはね受部34,35間に保持されている。そ
して、アクセルレバー31は、ナット36によりスロッ
トルシャフト25端に締付け固定されている。
側の突出端には、アクセルワイヤを固定するためのアク
セルレバー31が取付けられている。アクセルレバー3
1は、ほぼL字形に折曲形成され、内側にスロットル戻
し用のコイルばね32,33を受けるばね受部34を有
している。また、ばね受部34と対向したレバー受部2
1端部には、ばね受部35が固定され、コイルばね3
2,33がはね受部34,35間に保持されている。そ
して、アクセルレバー31は、ナット36によりスロッ
トルシャフト25端に締付け固定されている。
【0022】このように構成されたスロットルバルブ装
置は、図示しないアクセルワイヤによりアクセルレバー
31が回転力を受けると、スロットルシャフト25がコ
イルばね32,33の付勢力に抗して回動され、スロッ
トルバルブ26が開かれる。
置は、図示しないアクセルワイヤによりアクセルレバー
31が回転力を受けると、スロットルシャフト25がコ
イルばね32,33の付勢力に抗して回動され、スロッ
トルバルブ26が開かれる。
【0023】このとき、スロットルシャフト25の回動
により、先端部25aに固定されたロータ7が回動し、
ロータ7に取付けられた摺動子8の摺動端部8a,8b
が基板4上の抵抗体パターン5上を摺動する。抵抗体パ
ターン5には、コネクタ端子6を通して電流が供給され
て一種のポテンショメータ回路が構成され、摺動子8の
摺動端部8a,8bの接触位置がスロットルシャフト2
5の回転角度、すなわちスロットルバルブ26の開度に
応じて変化し、それによりスロットルバルブ26の開度
を示す検出信号がコネクタ端子6から得られる。
により、先端部25aに固定されたロータ7が回動し、
ロータ7に取付けられた摺動子8の摺動端部8a,8b
が基板4上の抵抗体パターン5上を摺動する。抵抗体パ
ターン5には、コネクタ端子6を通して電流が供給され
て一種のポテンショメータ回路が構成され、摺動子8の
摺動端部8a,8bの接触位置がスロットルシャフト2
5の回転角度、すなわちスロットルバルブ26の開度に
応じて変化し、それによりスロットルバルブ26の開度
を示す検出信号がコネクタ端子6から得られる。
【0024】上述のように、開度センサ部1のロータ7
がスロットルシャフト25の先端部25aに直接固定さ
れているため、従来のように、センサのスロットルボデ
ーへの組付けによる位置ずれや、回転角度ずれは生じな
い。
がスロットルシャフト25の先端部25aに直接固定さ
れているため、従来のように、センサのスロットルボデ
ーへの組付けによる位置ずれや、回転角度ずれは生じな
い。
【0025】また、スロットルシャフト25が、玉軸受
27を介して軸方向位置を規定されているので、ロータ
7と基板4との間の距離を保持し、摺動子8の抵抗体パ
ターン5への接触圧を一定に保持している。
27を介して軸方向位置を規定されているので、ロータ
7と基板4との間の距離を保持し、摺動子8の抵抗体パ
ターン5への接触圧を一定に保持している。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスロット
ルバルブ装置によれば、スロットルシャフトの先端部に
開度センサ部のロータが直接固定されているので、従来
例のように、センサとスロットルシャフトとの連結のた
めの介在物を必要とせず、スロットルシャフトの回転を
開度センサ部へ正確に伝えることができる。従って、従
来の組付け精度の誤差などによる出力精度の低下を防止
して、スロットルバルブ開度の検出精度を向上すること
ができる。
ルバルブ装置によれば、スロットルシャフトの先端部に
開度センサ部のロータが直接固定されているので、従来
例のように、センサとスロットルシャフトとの連結のた
めの介在物を必要とせず、スロットルシャフトの回転を
開度センサ部へ正確に伝えることができる。従って、従
来の組付け精度の誤差などによる出力精度の低下を防止
して、スロットルバルブ開度の検出精度を向上すること
ができる。
【0027】また、ロータを取付けるスロットルシャフ
トが、玉受軸により軸方向位置決めされた構成なので、
摺動子の開度センサ部抵抗体パターンに対する接触圧を
一定に保って、開度センサ部の耐久性を高めることがで
きる。
トが、玉受軸により軸方向位置決めされた構成なので、
摺動子の開度センサ部抵抗体パターンに対する接触圧を
一定に保って、開度センサ部の耐久性を高めることがで
きる。
【0028】さらに、従来、センサ側に設けていた戻し
ばねが不要となるため、戻しばねの引っかかりによるセ
ンサの戻り不良を解消できるとともに、構造を簡素化
し、かつ小形化することができる効果を奏する。
ばねが不要となるため、戻しばねの引っかかりによるセ
ンサの戻り不良を解消できるとともに、構造を簡素化
し、かつ小形化することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスロットルバルブ装置の断面
図。
図。
【図2】同じく開度センサ部の拡大断面図。
【図3】図2のA−A線矢視断面図。
【図4】従来のスロットルバルブとスロットルバルブ開
度センサを示す断面図。
度センサを示す断面図。
【図5】図4のスロットルシャフトとスロットルバルブ
開度センサの連結部分を示す斜視図。
開度センサの連結部分を示す斜視図。
【図6】従来の取付け時のスロットルシャフト先端とス
ロットルバルブ開度センサの異形孔との取付けずれを示
す説明図。
ロットルバルブ開度センサの異形孔との取付けずれを示
す説明図。
【図7】従来の回転時のスロットルシャフト先端とスロ
ットルバルブ開度センサの異形孔との角度ずれを示す説
明図。
ットルバルブ開度センサの異形孔との角度ずれを示す説
明図。
1 開度センサ部 2 ハウジング 4 基板 5 抵抗体パターン 7 ロータ 8 摺動子 20 スロットルボデー 22 センサ受部 25 スロットルシャフト 27 玉軸受
Claims (1)
- 【請求項1】 スロットルボデーに軸支されたスロット
ルシャフトの回動に応じて回動するロータを有するとと
もに、ハウジング内に抵抗体パターンを有する基板が固
定され、前記ロータに取付けられた摺動子を前記抵抗体
パターン上に摺動させて前記スロットルシャフトに取付
けられたスロットルバルブの開度を検出する開度センサ
部を備えたスロットルバルブ装置において、 前記ロータは、前記スロットルシャフトの先端部に直接
固定され、 前記ハウジングは、前記抵抗体パターンを前記ロータの
摺動子に対面して前記スロットルボデーに形成されたセ
ンサ受部に固定されてなり、 前記スロットルシャフトは、その外周側に玉軸受が圧入
固着されるとともに該玉軸受が前記スロットルボデーに
固着されて当該スロットルシャフトの軸方向位置決めが
なされている、 ことを特徴とするスロットルバルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32031794A JPH08177545A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | スロットルバルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32031794A JPH08177545A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | スロットルバルブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08177545A true JPH08177545A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18120143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32031794A Pending JPH08177545A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | スロットルバルブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08177545A (ja) |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP32031794A patent/JPH08177545A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040625 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |