JPH08176648A - 熱処理炉用ハースロール - Google Patents
熱処理炉用ハースロールInfo
- Publication number
- JPH08176648A JPH08176648A JP32686394A JP32686394A JPH08176648A JP H08176648 A JPH08176648 A JP H08176648A JP 32686394 A JP32686394 A JP 32686394A JP 32686394 A JP32686394 A JP 32686394A JP H08176648 A JPH08176648 A JP H08176648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulation
- heat
- roll
- roll shaft
- insulating ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼板の品質を低下する要因となる断熱リング
と耐熱スリーブとの間のガタを自動的になくす。 【構成】 内部に冷媒の供給路１ａを設けたロール軸１
に、複数の耐火物よりなる断熱リング２を貫通させ、こ
れらの断熱リング２の外周面がロール軸１に対してテー
パ角αを有するように積層、固定し、この断熱リング２
の外側に内周面が断熱リング２の外周面と平行で外周面
がロール軸１と平行な耐熱スリーブ３を配置し、小径の
断熱リング側のロール軸１に固定フランジ６を固設し、
この固定フランジ６と耐熱スリーブ３との間に、該耐熱
スリーブ３を大径の耐熱リング側に押圧するバネ等の弾
性体７を設けた熱処理炉用ハースロール。前記テーパ角
αとしては、０．５〜５．０度が好適である。
と耐熱スリーブとの間のガタを自動的になくす。 【構成】 内部に冷媒の供給路１ａを設けたロール軸１
に、複数の耐火物よりなる断熱リング２を貫通させ、こ
れらの断熱リング２の外周面がロール軸１に対してテー
パ角αを有するように積層、固定し、この断熱リング２
の外側に内周面が断熱リング２の外周面と平行で外周面
がロール軸１と平行な耐熱スリーブ３を配置し、小径の
断熱リング側のロール軸１に固定フランジ６を固設し、
この固定フランジ６と耐熱スリーブ３との間に、該耐熱
スリーブ３を大径の耐熱リング側に押圧するバネ等の弾
性体７を設けた熱処理炉用ハースロール。前記テーパ角
αとしては、０．５〜５．０度が好適である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理炉用ハースロー
ルに関する。
ルに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に鋼板の焼鈍、焼入れ等の熱処理を
行うために、雰囲気加熱炉内に鋼板を搬送する連続処理
が行われている。この搬送に用いられるロールはかなり
の高温状態においてロール曲がり、欠損、摩耗等に十分
耐え高寿命であることが必要である。また、鋼板の熱処
理条件においては鋼板に疵を生じないこと、鋼板の過冷
防止、鋼板の品質阻害等のない搬送ロールが望まれてい
る。
行うために、雰囲気加熱炉内に鋼板を搬送する連続処理
が行われている。この搬送に用いられるロールはかなり
の高温状態においてロール曲がり、欠損、摩耗等に十分
耐え高寿命であることが必要である。また、鋼板の熱処
理条件においては鋼板に疵を生じないこと、鋼板の過冷
防止、鋼板の品質阻害等のない搬送ロールが望まれてい
る。
【０００３】そこで、従来より、例えば特開昭５８−７
３７２９号公報には、ロール鉄心に多数の石綿状ジョイ
ントシートを嵌挿し、このシートをスリーブ状に成形固
定して適度の熱処理を施し、耐熱、耐摩耗性、有効摩擦
性に優れた搬送ロールを得ることや、また、特開平１−
１４７０１７号公報に示すようにロールを軸体と耐熱鋼
製スリーブで構成し、スリーブ表面に炭化物系セラミッ
クス粒子と耐熱合金マトリックスからなる溶接肉盛り層
を形成し、ロール軸体とスリーブ間に断熱材を充填した
ハースロールにより、冷却水による熱損失とロール寿命
の延長を図るロールが提案されている。
３７２９号公報には、ロール鉄心に多数の石綿状ジョイ
ントシートを嵌挿し、このシートをスリーブ状に成形固
定して適度の熱処理を施し、耐熱、耐摩耗性、有効摩擦
性に優れた搬送ロールを得ることや、また、特開平１−
１４７０１７号公報に示すようにロールを軸体と耐熱鋼
製スリーブで構成し、スリーブ表面に炭化物系セラミッ
クス粒子と耐熱合金マトリックスからなる溶接肉盛り層
を形成し、ロール軸体とスリーブ間に断熱材を充填した
ハースロールにより、冷却水による熱損失とロール寿命
の延長を図るロールが提案されている。
【０００４】しかしながら、特開昭５８−７３７２９号
公報に記載された搬送ロールでは、ロール表面が石綿で
形成されているために耐摩耗性が低く、ロール寿命が短
く、しかも６００℃以上では石綿の材料劣化が生じて実
用化できない。また、内部を冷却していないためにロー
ル軸の曲がりが商事、取替が必要となる。さらに、使用
中にロール表面に鋼板上の酸化物が付着・集積して、鋼
板疵の原因となる等の問題がある。
公報に記載された搬送ロールでは、ロール表面が石綿で
形成されているために耐摩耗性が低く、ロール寿命が短
く、しかも６００℃以上では石綿の材料劣化が生じて実
用化できない。また、内部を冷却していないためにロー
ル軸の曲がりが商事、取替が必要となる。さらに、使用
中にロール表面に鋼板上の酸化物が付着・集積して、鋼
板疵の原因となる等の問題がある。
【０００５】また、特開平１−１４７０１７号公報に記
載されたハースロールでは、水冷によりロール曲がりは
防止できるが、冷却がロール表面まで及び表面過冷却が
生じる。また、鋼板上の酸化物の付着・集積が起こり、
前者と同様の問題点がある。このような問題を解決する
ために、本出願人は先に、図３に示す構造のハースロー
ルを提案した（実開平６−５１２６０号公報）。すなわ
ち、内部に冷媒の供給路を設けたロール軸１１と、該ロ
ール軸１１の一方にスリーブ固定した固定フランジ１２
を設け、この固定フランジ１２に内接してロール軸１１
を貫通した耐火物よりなる断熱リング１３を積層し、該
断熱リング１３を他端から緊締するとともに、前記の積
層断熱リング１３を覆う耐熱スリーブ（カーボンスリー
ブ）１４をロール軸１１に緊締したものである。図中１
５はフランジ締付ナット、１６は断熱リング固定プレー
ト、１７はプレート締付ナット、１８は冷媒供給路であ
る。これによれば、ロール表面の過冷却とロール軸曲が
りを防止できる。
載されたハースロールでは、水冷によりロール曲がりは
防止できるが、冷却がロール表面まで及び表面過冷却が
生じる。また、鋼板上の酸化物の付着・集積が起こり、
前者と同様の問題点がある。このような問題を解決する
ために、本出願人は先に、図３に示す構造のハースロー
ルを提案した（実開平６−５１２６０号公報）。すなわ
ち、内部に冷媒の供給路を設けたロール軸１１と、該ロ
ール軸１１の一方にスリーブ固定した固定フランジ１２
を設け、この固定フランジ１２に内接してロール軸１１
を貫通した耐火物よりなる断熱リング１３を積層し、該
断熱リング１３を他端から緊締するとともに、前記の積
層断熱リング１３を覆う耐熱スリーブ（カーボンスリー
ブ）１４をロール軸１１に緊締したものである。図中１
５はフランジ締付ナット、１６は断熱リング固定プレー
ト、１７はプレート締付ナット、１８は冷媒供給路であ
る。これによれば、ロール表面の過冷却とロール軸曲が
りを防止できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ハースロールでは、内部の耐火物よりなる断熱リング１
３が一度座屈してしまうと、加熱時に熱伝導率のよいカ
ーボンスリーブ１４と断熱リング１３との間にガタが生
じてくる。このようなガタが生じると、次のような問題
が生じる。
ハースロールでは、内部の耐火物よりなる断熱リング１
３が一度座屈してしまうと、加熱時に熱伝導率のよいカ
ーボンスリーブ１４と断熱リング１３との間にガタが生
じてくる。このようなガタが生じると、次のような問題
が生じる。
【０００７】 ロールと耐熱スリーブの回転の軸芯が
一致せず、ロール回転時に耐熱スリーブの振れ回りが生
じ、安定したロール回転が得られない。
一致せず、ロール回転時に耐熱スリーブの振れ回りが生
じ、安定したロール回転が得られない。
【０００８】 耐熱スリーブの振れ回りによる遠心力
が作用し、ロール軸の曲がりが生じてしまう。
が作用し、ロール軸の曲がりが生じてしまう。
【０００９】本発明が解決すべき課題は、前記のような
問題の原因となるガタをなくすことにある。
問題の原因となるガタをなくすことにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の熱処理炉用ハースロールは、内部に冷媒の
供給路を設けたロール軸に、複数の耐火物よりなる断熱
リングを貫通させ、これらの断熱リングの外周面が前記
ロール軸に対してテーパ角αを有するように積層、固定
し、この断熱リングの外側に内周面が前記断熱リングの
外周面と平行で外周面が前記ロール軸と平行な耐熱スリ
ーブを配置し、小径の断熱リング側のロール軸に固定フ
ランジを固設し、この固定フランジと前記耐熱スリーブ
との間に、該耐熱スリーブを大径の耐熱リング側に押圧
するバネ等の弾性体を設けたものである。前記テーパ角
αは、０．５〜５．０度とすることが望ましい。
め、本発明の熱処理炉用ハースロールは、内部に冷媒の
供給路を設けたロール軸に、複数の耐火物よりなる断熱
リングを貫通させ、これらの断熱リングの外周面が前記
ロール軸に対してテーパ角αを有するように積層、固定
し、この断熱リングの外側に内周面が前記断熱リングの
外周面と平行で外周面が前記ロール軸と平行な耐熱スリ
ーブを配置し、小径の断熱リング側のロール軸に固定フ
ランジを固設し、この固定フランジと前記耐熱スリーブ
との間に、該耐熱スリーブを大径の耐熱リング側に押圧
するバネ等の弾性体を設けたものである。前記テーパ角
αは、０．５〜５．０度とすることが望ましい。
【００１１】
【作用】外周面がロール軸に対してテーパ角αを有する
ように断熱リングを積層、配置し、この断熱リングのテ
ーパ角αと同じテーパ角αの内周面を有する耐熱スリー
ブを断熱リングに嵌め込み、断熱リングの外周と耐熱ス
リーブの内周が常時密着するように弾性体を設けている
ため、弾性リングと耐熱スリーブとの熱膨張率の違いや
温度差によりガタが生じても、そのガタをなくす方向に
耐熱スリーブが押圧移動されるので、ガタは生じない。
テーパ角αの大きさは、０．５度未満であると断熱リン
グの外周と耐熱スリーブの内周との間の摩擦抵抗が大き
くなり、ガタを吸収するような移動が円滑に行われな
い。５．０度を超えると、ロール径が大きくなり過ぎ、
不適である。したがって、テーパ角αは０．５〜５．０
度の範囲が好ましく、さらに好適には１．０〜２．０度
が望ましい。
ように断熱リングを積層、配置し、この断熱リングのテ
ーパ角αと同じテーパ角αの内周面を有する耐熱スリー
ブを断熱リングに嵌め込み、断熱リングの外周と耐熱ス
リーブの内周が常時密着するように弾性体を設けている
ため、弾性リングと耐熱スリーブとの熱膨張率の違いや
温度差によりガタが生じても、そのガタをなくす方向に
耐熱スリーブが押圧移動されるので、ガタは生じない。
テーパ角αの大きさは、０．５度未満であると断熱リン
グの外周と耐熱スリーブの内周との間の摩擦抵抗が大き
くなり、ガタを吸収するような移動が円滑に行われな
い。５．０度を超えると、ロール径が大きくなり過ぎ、
不適である。したがって、テーパ角αは０．５〜５．０
度の範囲が好ましく、さらに好適には１．０〜２．０度
が望ましい。
【００１２】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照しながら具体的
に説明する。図１は本発明の実施例を示す断面図、図２
はその側面図である。
に説明する。図１は本発明の実施例を示す断面図、図２
はその側面図である。
【００１３】これらの図において、１は内部に冷媒の供
給路１ａを設けたロール軸であり、このロール軸１に、
複数の耐火物よりなる断熱リング２を貫通させ、リング
固定フランジ４，５で挟んで固定する。断熱リング２は
小径のものから順次大径になるように積層して、全体が
角度αのテーパをもつようにしている。このテーパを有
する断熱リング２の外周に内接するように内周が同じテ
ーパを有する耐熱スリーブ３を装着する。耐熱スリーブ
３の外周はロール軸１に平行である。この耐熱スリーブ
３は、ロール軸１に固定された固定フランジ６と可動リ
ング８との間に介設されたバネ７により、図１上、右方
向に常時押圧されている。耐熱スリーブ３へのロール軸
１からの回転力伝達は、ロール軸１に固定した伝達板９
に設けたキー１０と耐熱スリーブ３に形成したキー溝３
ａとの係合によって行う。
給路１ａを設けたロール軸であり、このロール軸１に、
複数の耐火物よりなる断熱リング２を貫通させ、リング
固定フランジ４，５で挟んで固定する。断熱リング２は
小径のものから順次大径になるように積層して、全体が
角度αのテーパをもつようにしている。このテーパを有
する断熱リング２の外周に内接するように内周が同じテ
ーパを有する耐熱スリーブ３を装着する。耐熱スリーブ
３の外周はロール軸１に平行である。この耐熱スリーブ
３は、ロール軸１に固定された固定フランジ６と可動リ
ング８との間に介設されたバネ７により、図１上、右方
向に常時押圧されている。耐熱スリーブ３へのロール軸
１からの回転力伝達は、ロール軸１に固定した伝達板９
に設けたキー１０と耐熱スリーブ３に形成したキー溝３
ａとの係合によって行う。
【００１４】前記断熱リング２としては、熱膨張率が
７．０×１０-6〜１０．０×１０-6（１／℃）のもの
で、材質としてはノンアスベスト、ＣａＯウール等を用
いることができる。また、耐熱スリーブ３としては、熱
膨張率０〜３．０×１０-6（１／℃）のカーボンスリー
ブ、セラミックススリーブ等を用いることができる。
７．０×１０-6〜１０．０×１０-6（１／℃）のもの
で、材質としてはノンアスベスト、ＣａＯウール等を用
いることができる。また、耐熱スリーブ３としては、熱
膨張率０〜３．０×１０-6（１／℃）のカーボンスリー
ブ、セラミックススリーブ等を用いることができる。
【００１５】いま、テーパ角α＝１．０度とし、断熱リ
ング２の座屈により０．１ｍｍのガタが生じたとする
と、このガタを吸収するように、バネ７の押圧力により
耐熱スリーブ３が５．７ｍｍ移動する。これにより、ガ
タは解消される。
ング２の座屈により０．１ｍｍのガタが生じたとする
と、このガタを吸収するように、バネ７の押圧力により
耐熱スリーブ３が５．７ｍｍ移動する。これにより、ガ
タは解消される。
【００１６】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、断熱
リングと耐熱スリーブとの接触面をテーパとし、両者に
生じるガタを、耐熱スリーブを軸方向に常時押圧してお
くことにより吸収できるため、以下のような効果を奏す
る。
リングと耐熱スリーブとの接触面をテーパとし、両者に
生じるガタを、耐熱スリーブを軸方向に常時押圧してお
くことにより吸収できるため、以下のような効果を奏す
る。
【００１７】 ロールと耐熱スリーブの回転の軸芯が
一致するため、ロール回転時に耐熱スリーブの振れ回り
が発生せず、安定したロール回転が得られる。
一致するため、ロール回転時に耐熱スリーブの振れ回り
が発生せず、安定したロール回転が得られる。
【００１８】 耐熱スリーブの振れ回りによる遠心力
が作用しないので、ロール軸の曲がりが生じず、ロール
軸の寿命が長くなる。
が作用しないので、ロール軸の曲がりが生じず、ロール
軸の寿命が長くなる。
【図１】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図２】 本発明の実施例の側面図である。
【図３】 従来例の断面図である。
１ ロール軸、１ａ 供給路、２ 断熱リング、３ 耐
熱スリーブ、３ａ キー溝、４，５ リング固定フラン
ジ、６ 固定フランジ、７ バネ（弾性体）、８可動リ
ング、９ 伝達板、１０ キー
熱スリーブ、３ａ キー溝、４，５ リング固定フラン
ジ、６ 固定フランジ、７ バネ（弾性体）、８可動リ
ング、９ 伝達板、１０ キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米持 英司 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾中台22−２ (72)発明者 宮崎 亮 神奈川県横浜市緑区長津田７−１−43− 208
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に冷媒の供給路を設けたロール軸
に、複数の耐火物よりなる断熱リングを貫通させ、これ
らの断熱リングの外周面が前記ロール軸に対してテーパ
角αを有するように積層、固定し、この断熱リングの外
側に内周面が前記断熱リングの外周面と平行で外周面が
前記ロール軸と平行な耐熱スリーブを配置し、小径の断
熱リング側のロール軸に固定フランジを固設し、この固
定フランジと前記耐熱スリーブとの間に、該耐熱スリー
ブを大径の耐熱リング側に押圧するバネ等の弾性体を設
けたことを特徴とする熱処理炉用ハースロール。 - 【請求項２】 テーパ角αを、０．５〜５．０度とした
ことを特徴とする請求項１記載の熱処理炉用ハースロー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32686394A JPH08176648A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 熱処理炉用ハースロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32686394A JPH08176648A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 熱処理炉用ハースロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08176648A true JPH08176648A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18192574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32686394A Withdrawn JPH08176648A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 熱処理炉用ハースロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08176648A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6830633B2 (en) | 2000-05-30 | 2004-12-14 | Seiko Epson Corporation | Magnetic material manufacturing method, ribbon-shaped magnetic materials, powdered magnetic materials and bonded magnets |
| US6872326B2 (en) | 2000-07-31 | 2005-03-29 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing magnetic powder, magnetic powder and bonded magnets |
| US6916385B2 (en) | 2000-04-12 | 2005-07-12 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing magnet materials, and ribbon-shaped magnet materials, powdered magnet materials and bonded magnets |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32686394A patent/JPH08176648A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6916385B2 (en) | 2000-04-12 | 2005-07-12 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing magnet materials, and ribbon-shaped magnet materials, powdered magnet materials and bonded magnets |
| US6830633B2 (en) | 2000-05-30 | 2004-12-14 | Seiko Epson Corporation | Magnetic material manufacturing method, ribbon-shaped magnetic materials, powdered magnetic materials and bonded magnets |
| US7138070B2 (en) | 2000-05-30 | 2006-11-21 | Seiko Epson Corporation | Magnetic material manufacturing method, ribbon-shaped magnetic materials, powdered magnetic material and bonded magnets |
| US6872326B2 (en) | 2000-07-31 | 2005-03-29 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing magnetic powder, magnetic powder and bonded magnets |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |