JPH08176295A - 触媒組成物 - Google Patents

触媒組成物

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JPH08176295A
JPH08176295A JP7253939A JP25393995A JPH08176295A JP H08176295 A JPH08176295 A JP H08176295A JP 7253939 A JP7253939 A JP 7253939A JP 25393995 A JP25393995 A JP 25393995A JP H08176295 A JPH08176295 A JP H08176295A
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JP
Japan
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viii metal
group viii
catalyst composition
composition according
polyketone
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Application number
JP7253939A
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Inventor
Neil A Cooley
アンドリュー クーリー ニール
Philip K G Hodgson
ケネス ゴードン ホッジスン フィリップ
Philip Geoffrey Lodge
ジェフリー ロッジ フィリップ
John Paul Mcnally
ポール マクナリー ジョン
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BP Chemicals Ltd
Original Assignee
BP Chemicals Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリケトンを製造するための反応効率の改善
された新規な触媒、前記触媒を使用したポリケトンの製
造方法、および末端基がクロロまたはブロモフェニル基
であるポリケトンを提供する。 【解決手段】(a)VIII族金属に配位することができる
少なくとも1つの配位子を包含するVIII族金属化合物、
および(b)式、BXYZの化合物であって、ここで
X、YおよびZのうち少なくとも1つがクロロまたはブ
ロモフェニル基である化合物から成るポリケトンを製造
するための触媒組成物による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリケトンの製造
に使用するのに適した新規な触媒組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】(a)1種以上のオレフィンと(b)一
酸化炭素の直鎖状交互ポリマーであるポリケトンを、パ
ラジウム触媒の存在下で、オレフィンと一酸化炭素をメ
タノール、エタノールまたはプロパノール溶媒中で重合
させる液相方法によって製造することが知られている。
この様な方法は、例えば欧州特許第121965号や欧
州特許第314309号により詳しく開示されており、
典型的には、(a)パラジウム化合物、(b)パラジウ
ムに対し非配位性或いはほんの弱い配位性を有する陰イ
オン源、および(c)式RP−R−PR
ビスホスフィンであって、ここでR乃至Rは別個に
アリール基であり、任意に極性置換体であり得、そして
Rは−(CH)n−(n=2乃至6)の様な2価の有
機架橋基であるビスホスフィンを使用する。陰イオン源
は、典型的にはその共役酸である。
【0003】さらに、欧州特許第A−246683号公
報により、触媒中の化合物(b)が塩化スズや塩化ゲル
マニウムに置き換えてもポリケトンを製造できることが
知られている。この様な強酸と弱塩基の塩は電子受容体
であり、従って“ルイス”酸である。
【0004】欧州特許第A−508502号公報には次
より成る触媒組成物が開示されている。
【0005】a)VIII族金属化合物、 b)一般式MFnのルイス酸であって、ここでMはフッ
素とルイス酸を形成しうる元素を表し、Fはフッ素を表
し、そしてnは3または5の値であるルイス酸、およ
び、 c)少なくとも2つのリン、窒素または硫黄を含有する
配位座原子団を包含する配位子であって、前記配位座原
子団を介して前記配位子がVIII族金属と錯体形成するこ
とができる配位子。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先行技術における触媒
組成物の問題は、その反応速度を改善することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
近ごろ、特定のホウ素化合物と組み合わせたVIII族金属
化合物による触媒組成物を使用して高反応速度を得るこ
とができることが明らかとなった。
【0008】本発明によって、(a)VIII族金属に配位
することができる少なくとも1つの配位子を包含するVI
II族金属化合物、および(b)式、BXYZの化合物で
あって、ここでX、YおよびZのうち少なくとも1つが
クロロまたはブロモフェニル基である化合物から成るポ
リケトンを製造するための触媒組成物が提供される。
【0009】本発明のさらなる利点は、少量の水は許容
するが、水素酸、特に例えば2よりも小さい低いpKa
値を有する水素酸を使用する必要性を有意に減じるか或
いは全く無くすことがぢきることである。この様な残留
する酸がポリケトン中に保持されると、ポリケトンの温
度安定性は減少すると考えられている。
【0010】用語ポリケトンは、ここにおいて1つ以上
のオレフィンと一酸化炭素の共重合体を意味するために
使用される。この物質の理想的な構造は、オレフィンと
一酸化炭素が単位を成し厳密に交互するポリマーであ
る。本発明によって製造したポリケトンは、この理想的
な構造に一致するものであるが、この構造にほぼ一致す
るが小範囲(すなわち10重量%まで)の関連するポリ
オレフィンを含有する物質もその定義の範疇にあると認
識される。
【0011】次に重合に用いる供給原料について考える
と、どのような一酸化炭素源も使用され得ると考えられ
る。従って、一酸化炭素は窒素、不活性ガスならびに水
素を含有していてもよい。どのようなオレフィンも理論
的には使用することができるが、最高の反応速度はエチ
レン或いは例えばエチレン/プロピレン、エチレン/ブ
チレン、エチレン/ヘキセン等のエチレンを含有するオ
レフィンの混合物を使用した場合に得られる。エチレン
の不在下で得られる低反応速度は、プロピレン、4−メ
チルペンテン−1、スチレン、アクリル酸、酢酸ビニル
等がすべてある程度まで反応に与るので、あるエチレン
供給原料についてしかこの方法を使用することができな
いためであると解釈すべきではない。
【0012】本発明の触媒組成物は、VIII族金属化合物
から成る。VIII族金属は、鉄、コバルト、ニッケル、ル
テニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジ
ウムおよび白金である。パラジウムは特にVIII族金属と
して好ましい。
【0013】VIII族金属化合物は、さらにVIII族金属に
配位することができる少なくとも1つの配位子を包含し
ている。この配位子の例は、リン、ヒ素、アンチモン、
窒素および硫黄のドナー配位子であり、好ましくは例え
ばホスフィン、ホスフィニット、ホスフォニットまたは
ホスフィット、好ましくはホスフィンのようなリンのド
ナー配位子である。ホスフィンが用いられる場合、それ
は単座配位子或いは二座配位子であり得る。有用な単座
配位子はPRの式を有し、ここでR、R
およびRは、例えばC−Cアルキル、フェニル、
アニシル、トリル基のような、別個に、任意に置換され
たアルキルまたはアリール基である。R=R=R
であることが好ましく、好適な単座ホスフィンはPPh
、PMe、PEtおよびP(n−Bu)であ
る。代用物として二座ホスフィンを使用することがで
き、それらは、特に式RP−R−PR
有するホスフィンであり、ここでR、R、Rおよ
びRは同じであるか或いは異なり、かつすべてが基R
、R、Rと同じく定義され、そしてRは−(C
)n−(ここでn=2乃至6)の様な2価の有機基
である。この二座ホスフィンの例は、1,3−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)プロパン(dppp)、1,2−
ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン(dppe)、
1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン(dpp
b)および1,3−ビス[ジ(o−メトキシフェニル)
ホスフィノ]プロパン(dapp)である。
【0014】このような配位子を包含するVIII族金属化
合物は、予備調製した状態で反応材料に添加することが
できるし、或いはVIII族金属化合物前駆体および配位子
を別々に、好ましくは同時に添加することによってin
situで(反応と同時的に)生成することができ
る。
【0015】VIII族金属に配位することができる配位子
に加え、VIII族金属化合物は、好ましくはVIII族金属に
結合する他の基または配位子から成る。このような基或
いは配位子は、VIII族金属化合物を生成するのに使用し
たいずれかのVIII族金属化合物前駆体から誘導されるも
のでもよいし、誘導されないものでもよい。このような
基或いは配位子は、好適にはハロゲン化物、特に塩化
物;酢酸塩、トリフロロ酢酸、トシル塩、硝酸塩、硫酸
塩、アセチルアセトネート、シアン化物、好ましくは酢
酸塩またはトリフロロ酢酸、トシレート、ニトリル、水
やアセトンといった溶媒分子などのレイビル配位子であ
る。VIII族金属化合物は好適には中性或いは陽イオン性
であり、好ましくは例えば[Pd(PP)L](A)
といった2価陽イオン性化合物の様な陽イオン性であ
り、ここでPPは二座のホスフィンであり、Lはベンゾ
ニトリル、アセトニトリル、水、アセトンといったレイ
ビルドナー配位子であり、そしてAは弱配位性または非
配位性の陰イオンであるか、或いは(A)が弱配位性
または非配位性の二価の陰イオンであり、好適な2価陽
イオン性化合物は[Pd(dppp)(PhCN)
(BFである。
【0016】VIII族金属化合物に加え、本発明の触媒組
成物は、さらに式BXYZのホウ素化合物から成り、こ
こでX、YおよびZの少なくとも1つはクロロまたはブ
ロモフェニル基である。X、Y、またはZのいずれか1
つがクロロまたはブロモフェニル基ではない場合、例え
ばC−Cアルキル基、CFまたはCFのような
置換あるいは未置換アルキル、或いは例えばC
、(CF)Cまたはm,m−C
(CFといった置換あるいは未置換フェニル基の
ようなアリール基、或いはOH、OR(ここでRはヒド
ロカルビル基)、または例えばフッ化物、塩化物、臭化
物のようなハロゲン化物の基が適している。X、Yおよ
びZの基の2つは共に2価の基を形成することができる
ことが理解されるべきである。X、YおよびZの少なく
とも1つはクロロまたはブロモフェニル基であるが、
X、YおよびZの少なくとも2つ、好適には3つがクロ
ロまたはブロモフェニル基であることが好ましい。クロ
ロまたはブロモフェニル基がモノクロロまたはもモノブ
ロモフェニル基である場合、クロロまたはブロモ基はパ
ラまたはオルト位、より好適にはパラ位にあることが好
ましい。このような化合物の好適例は、B(p−ClC
およびB(p−BrCであり、B
(p−ClCが好ましい。
【0017】ホウ素化合物BXYZは、VIII族金属:ホ
ウ素比が10:1乃至1:200、好適には1:1乃至
1:100より好適には例えば約1:20といった1:
5乃至1:70の範囲であるような量で反応材料に添加
される。
【0018】触媒組成物は、ガス相または液相のいずれ
かにおいて使用することができる。液相という用語に
は、ポリケトン生成物が反応溶媒中で不溶である場合の
スラリー相も包含されることは理解されるべきである。
触媒組成物が液相で使用される場合、あらゆる適当な溶
媒を使用することができる。このような溶媒の例は、ケ
トン(例えばアセトン)、エーテル、グリコールエーテ
ル、塩素化された溶媒(例えばクロロホルム、ジクロロ
メタン)、炭化水素溶媒(例えばシクロヘキサン、トル
エン)、メタノールおよびエタノールである。特にオレ
フィン系不飽和炭化水素が重合反応における反応物質で
もある場合、特に好適な溶媒は、あらゆるオレフィン系
不飽和炭化水素である。このようなオレフィン系不飽和
炭化水素の例は、C−C10オレフィン(好ましくは
例えばプロピレン、n−ブテン、イソブテンおよびn−
ヘキセンのようなC−Cオレフィン)およびスチレ
ンである。溶媒として好適なオレフィン系不飽和炭化水
素はプロピレンである。必要な場合には非アルコール性
溶媒系を使用することができることも本発明の構成要素
の1つである。最終ポリマー中のアルコール不純物は、
アルコールが一般に毒性であることから、そのポリマー
が食品の包装に使用される場合には望ましくない場合が
ある。溶媒は例えば約0.5%wt/wtまでの少量の
水を含有していてもよい。反応がガス相で実施される場
合、少量の水を添加してもよい。水が存在する場合、1
モルのホウ素原子につき少なくとも4モルの量で存在し
ていることが好ましい。
【0019】本発明の範囲は、上述の触媒存在下で一酸
化炭素を1つ以上のオレフィンと接触させることから成
るポリケトンを製造する方法を包含する。
【0020】重合工程は、20乃至150℃、好適には
50乃至120℃の範囲の温度において、且つ昇圧下
(例えば1乃至100barg)において実施されるの
が好ましい。オレフィンが反応条件でガス状である場
合、ガスの超過圧力は、一酸化炭素または一酸化炭素及
びオレフィンによることが好ましい。重合工程は、バッ
チ式に実施されても、連続的に実施されてもよい。
【0021】本発明のさらなる一面において、少なくと
も30、好適には少なくとも40、より好適には約50
モル%の末端基がクロロまたはブロモフェニル基である
ポリケトンを提供する。
【0022】以下の実施例は本発明を説明するものであ
る。
【0023】
【実施例】メタノールはマグネシウムメトキシドから蒸
留され、ジエチルエーテルはナトリウム/ベンゾフェノ
ンケチルから蒸留され、そしてジクロロメタンは水素化
カルシウムを介して乾燥された。テトラヒドロフラン
(Aldrich 社製、hplcグレード)およびメタノール−d
(Aldrich 社製)は、購入したままで使用した。錯体
は、窒素雰囲気下で空気感受性の化合物を取り扱う標準
的な技術を用いて合成した。[Pd(COD)Cl
は、Chatt らによりJ.Chem.Soc. 1957 3413 に記載され
た方法に準拠して合成した。
【0024】Pd(dppp)Cl 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン(0.
948g,2.30mmol)を、攪拌したPd(CO
D)Cl(0.652g,2.29mmol)のジク
ロロメタン(25cm)中懸濁液に添加した。10分
間攪拌した後、ジエチルエーテル(250cm)を添
加し、さらに30分間攪拌を続けた。濾過により生成物
を収集し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥し
てPd(dppp)Cl(1.321g,2.24m
mol)を灰白色/クリーム色の微結晶として得た。収
率は98%であった。
【0025】Pd(dapp)Cl Pd(dapp)Clは、dpppの代わりにdap
pを用いた以外はPd(dppp)Clの合成におい
て用いた同じ方法によって合成した。
【0026】[Pd(dppp)(PhCN)][B
テトラフルオロホウ酸銀(0.792g,4.07mm
ol)をシュレンク管に直接秤り入れた。半当量のPd
(dppp)Cl(1.1890g,2.02mmo
l)を添加し、続いてベンゾニトリル(10cm)お
よびジクロロメタン(40cm)を添加した。1時間
攪拌した後、淡い黄色の溶液を濾出した。ジエチルエー
テル(120cm)を添加することにより、濃い白色
の沈殿物が生成された。その生成物を濾過により収集
し、ジエチルエーテル(40cm)で洗浄した。真空
下で乾燥して、[Pd(dppp)(PhCN)
[BF(1.58g,1.76mmol)の白い
粉末を得た。収率は87%であった。
【0027】[Pd(dapp)(PhCN)][B
[Pd(dapp)Cl](0.30g,0.42m
mol)のCHCl溶液(20cm)をPhCN
(0.427g,4.20mmol)の存在下でAgB
(0.168g,0.840mmol)で処理する
と、速やかに麦藁色(黄色)の溶液を生じ、また、急速
に暗い色に転じた灰白色の沈殿物(AgClと思われ
る)を生じた。溶液は、フィルターカニューレを通して
混合物から分離し、溶媒を真空下で除去して黄色の残渣
を得た。この黄色残渣のCHCl/EtO(20
cm,1:9)溶液からの生成物を再結晶させて黄色
の微結晶として[Pd(dapp)(PhCN)
[BF(0.27g,0.27mmol,収率6
4%)を得た。
【0028】実施例1 トリス(p−クロロフェニル)ボロン(0.1108
g,0.32mmol)を脱気したジクロロメタン(1
00cm)に溶解し、窒素下にて容量300cm
オートクレーブ反応器(Autoclave Engineers reactor
)に移した。プロペン(25.6g,0.61mo
l)をオートクレーブに導入した。反応器中の内容物を
攪拌し、一酸化炭素とエチレンの1:1混合物で40b
argに加圧し、70℃に加熱した。[Pd(dpp
p)(PhCN)][BF(0.0151g,
0.017mmol)の脱気したジクロロメタン(10
cm)中溶液を反応器に導入し、1:1のCO/C
を添加して圧力を50bargに調整した。反応が
続いている間、1:1のCO/Cを添加して圧力
を50bargに維持した。パラジウムが添加されて3
時間後に、混合物を冷却しガス性組成物を排出して反応
を停止させた。交互性のエチレン/プロペン/COポリ
マーを濾過によって収集し、真空下で乾燥させた。生成
量は30.65gであり、生成率は5713g/gPd
・hであった。
【0029】実施例2乃至5は実施例1において記載し
たと同様に実施された。結果はそれぞれ試験番号1乃至
5として表1に示した。それぞれの実施例における触媒
及び共触媒も表1に示した。
【0030】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ ケネス ゴードン ホッジス ン イギリス国、ケイティー12 1イーエル、 サリー、ウォルトン−オン−テムズ、シル バーデイル アベニュー 82番、ファーリ ー コテージ (72)発明者 フィリップ ジェフリー ロッジ イギリス国、ジーユー21 3エイチキュ ー、サリー、ウォーキング、ゴールズワー ス パーク、シルバースミスス ウェイ 50番 (72)発明者 ジョン ポール マクナリー イギリス国、アールジー7 1イージー、 バークシャー、リーディング、スペンサー ズ ウッド サルモン クロース 1番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)VIII族金属に配位することができ
    る少なくとも1つの配位子を包含するVIII族金属化合
    物、と(b)式、BXYZの化合物であって、ここで
    X、YおよびZのうち少なくとも1つがクロロまたはブ
    ロモフェニル基である化合物とから成るポリケトンを製
    造するための触媒組成物。
  2. 【請求項2】 (b)がトリスp−クロロフェニルボロ
    ンである請求項1記載の触媒組成物。
  3. 【請求項3】 (b)がトリスp−ブロモフェニルボロ
    ンである請求項1記載の触媒組成物。
  4. 【請求項4】 VIII族金属がパラジウムである請求項1
    乃至3のいずれかに記載の触媒組成物。
  5. 【請求項5】 VIII族金属化合物が中性あるいは陽イオ
    ン性である請求項1乃至4のいずれかに記載の触媒組成
    物。
  6. 【請求項6】 VIII族金属化合物が式[Pd(PP)L
    ](A)を有し、ここでPPは二座のホスフィンで
    あり、Lはレイビルドナー配位子であり、そしてAは弱
    配位性または非配位性の陰イオンであるか、或いは
    (A)が弱配位性または非配位性の二価の陰イオンで
    ある請求項1乃至4のいずれかに記載の触媒組成物。
  7. 【請求項7】 VIII族金属:ホウ素比が1:5から1:
    70の範囲である請求項1乃至6のいずれかに記載の触
    媒組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載した触
    媒組成物の存在下で一酸化炭素を1種以上のオレフィン
    と接触させることから成るポリケトンを製造する方法。
  9. 【請求項9】 1モルのホウ素原子当たり少なくとも4
    モルの水の存在下で実施される請求項8に記載のポリケ
    トンを製造する方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも30モル%の末端基がクロ
    ロまたはブロモフェニル基であるポリケトン。
JP7253939A 1994-09-30 1995-09-29 触媒組成物 Pending JPH08176295A (ja)

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