JPH08174809A - 画像形成装置およびその方法 - Google Patents

画像形成装置およびその方法

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JPH08174809A
JPH08174809A JP6320949A JP32094994A JPH08174809A JP H08174809 A JPH08174809 A JP H08174809A JP 6320949 A JP6320949 A JP 6320949A JP 32094994 A JP32094994 A JP 32094994A JP H08174809 A JPH08174809 A JP H08174809A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を異なる方式の画像形成部へ送る場合
に、その画像を展開するメモリを共有することができる
画像形成装置およびその方法を提供する。 【構成】 CPU201は、入力部204にホストコンピュータ
から画像情報が入力されると、入力された画像情報をRA
M202に確保したページメモリへ格納し、その画像情報を
白黒部分とカラー部分とに分割して、まず白黒部分をRA
M202に確保したビットマップメモリへ展開してLBP印刷
部102に印刷させた後、カラー部分をビットマップメモ
リへ展開し、IJP印刷部103により白黒部分が既に印刷さ
れた記録紙に印刷させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置およびその
方法に関し、例えば、異なる画像形成方式により一つの
画像を形成する画像形成装置およびその方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータから送られてくる文
章データを印刷するプリンタとして、低騒音の所謂ノン
インパクトプリンタであり、かつ高解像度の印刷ができ
るという特徴をもつレーザビームプリンタ(以下「LB
P」という)とインクジェットプリンタ(以下「IJP」と
いう)が注目されている。さらに、LBPは白黒印刷の品
位と印刷速度においてIJPよりも優れているという特徴
をもち、一方、IJPはカラー印刷が容易であるという特
徴をもつ。
【0003】また、この二つのプリンタの特徴を活かす
ために、一台の装置の中に二つの印刷方式のプリンタを
組み込み連動させて印刷を行う方法が提案されている。
これは、例え印刷するのがカラー画像であっても、その
文字部は白黒の場合が多いため、白黒文字部については
LBP部で印刷し、カラー部分についてはIJP部で印刷しよ
うというものである。このような印刷装置を使用すれ
ば、LBPと同等の白黒印刷速度を有し、しかもカラー画
像も容易に印刷できるプリンタを実現することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。つまり、LBP部
とIJP部とは別々に画像を展開するメモリを必要とする
ため、複合装置にもかかわらずコストが下がらないとい
う欠点がある。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像を異なる方式の画像形成部へ送る場合
に、その画像を展開するメモリを共有することができる
画像形成装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明は、前記の目的を達成する一手段とし
て、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる画像形成装置は、外部機器
から画像情報を入力する入力手段と、電子写真方式で画
像を形成する第一の形成手段と、インクジェット方式で
画像を形成する第二の形成手段とを備え、前記入力手段
に入力された画像情報を展開した画像を前記第一および
第二の形成手段を連動させて形成させる制御手段とを備
え、前記制御手段は前記第一および第二の形成手段に形
成させる画像を共通に展開するメモリを有することを特
徴とする。
【0008】また、本発明にかかる画像形成方法は、外
部機器から画像情報を入力する入力ステップと、前記入
力ステップで入力した画像情報を画像に展開する展開ス
テップと、電子写真方式で画像を形成する第一の形成手
段と、インクジェット方式で画像を形成する第二の形成
手段とを連動させて、前記展開ステップで展開した画像
を形成させる形成ステップとを備え、前記展開ステップ
は前記第一および第二の形成手段に形成させる画像を共
通のメモリに展開することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像形成装
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明にかかる一実施例の画像形成
装置の概観図で、101は本実施例のハイブリッドプリン
タ、100はハイブリッドプリンタ101へ文章データを含む
印刷情報などを送出するホストコンピュータである。
【0011】ハイブリッドプリンタ101は次の構成を備
えている。102はLBP印刷部、103はIJP印刷部、104は記
録紙をLBP印刷部102からIJP印刷部103へ搬送する途中搬
送部、105はコントローラ、106はホストコンピュータ10
0とのインタフェイスケーブルである。
【0012】図2はコントローラ105の構成例を示すブロ
ック図である。
【0013】201はCPU、202はRAM、203はROMである。CP
U201は、ROM203に予め格納されたプログラムに従ってハ
イブリッドプリンタ101の全体を制御し、RAM202をワー
クとして利用して、ホストコンピュータ100から送られ
てきた印刷情報に含まれる文字コードなどを、ROM203に
予め格納された文字フォントに従ってビットマップデー
タに展開するなどの動作を行う。
【0014】図9はRAM202上に確保される領域の詳細を
示す図で、ページメモリ901、ビットマップメモリ902お
よびワークメモリ903の三つの領域が確保される。さら
に、詳細は後述するが、印刷情報が展開されるビットマ
ップメモリ902は、符号902aで示す2,400×256ドットで
利用される場合と、符号902bで示すYMCK各一本の2,400
×64ドットで利用される場合と、符号902cで示すK四本
の2,400×64ドットで利用される場合がある。
【0015】再び図2において、204は入力部で、インタ
フェイスケーブル106を介してホストコンピュータ100か
ら送られてくる印刷情報を入力する。206はLBP-I/Fで、
CPU201からの指令に従い、LBP印刷部102に印刷データを
送って印刷を行わせる。207はIJP-I/Fで、CPU201からの
指令に従い、IJP印刷部103に印刷データを送って印刷を
行わせる。221は表示部である。209は拡張RAM-I/Fで、
詳細は後述するが、オプションの拡張RAM208を接続する
ためのものである。なお、これらの構成はCPUバス201a
を介して互いに接続されている。
【0016】図3はLBP-I/F206の内部構成例を示すブロ
ック図で、303はスキャンバッファで、それぞれ1ライン
分の容量を有するバッファ304と305を含み、入力された
ドットパターンデータ302をバッファする。306は並直列
変換器で、スキャンバッファ303から出力されたパラレ
ルデータをシリアルデータ321に変換して、LBP印刷部10
2へ送る。301は制御部で、LBP印刷部102から送られてく
る水平および垂直同期信号に同期して、スキャンバッフ
ァ303および並直列変換器306を制御して、シリアルデー
タ321をLBP印刷部102へ送る。
【0017】つまり、LBP-I/F206は、バッファ304また
は305の一方にドットパターンデータ302が書込まれてい
る間、他方のバッファからドットパターンデータを読出
し、シリアルデータ321に変換してLBP印刷部102へ送る
という、所謂ダブルバッファ構成を備えている。
【0018】図4はIJP-I/F207の内部構成例を示すブロ
ック図で、401は縦横変換部で、ラスタ方向に展開され
た印刷データを、ライン方向に並んだIJP印刷部103の印
刷ヘッドの並び方に合わせて、各色64×64ドット単位
で、縦と横とを入換えるものである。402はダブルバッ
ファで、LBP-I/F206のスキャンバッファ303と同じ役目
を担うものである。403はレジスタで、ダブルバッファ4
02から出力されたYMCK各64ビットのデータを受けて、印
刷データ422としてIJP印刷部103へ送る。404は制御部
で、IJP印刷部103から送られてくる水平および垂直同期
信号に同期して、ドットデータを読出し、IJP印刷部103
へ送る。
【0019】次に、ハイブリッドプリンタ101の印刷動
作の概略について説明する。
【0020】図1に示すレーザ素子1023は、コントロー
ラ105のLBP-I/F206より送られてくるドットパターンデ
ータ321に応じてオン/オフする。レーザ素子1023から射
出されたレーザビーム1024は、モータ1025により駆動さ
れる回転多面鏡1026によって、感光ドラム1027上を走査
する。レーザビーム1024によって露光された感光ドラム
1027上の潜像は、感光ドラム1027の回転につれて現像器
1028により現像され、トナー像になる。感光ドラム1027
上のトナー像は、転写器1029によって、給紙ローラ1022
により搬送されてくる記録紙1021の上に転写され、さら
に定着器1030により定着されて、LBP印刷部102における
印刷は終了する。
【0021】LBP印刷部102での印刷が終了した記録紙10
21は、途中搬送部104を通って、IJP印刷部103の給紙ロ
ーラ1031へ送られる。途中搬送部104は、LBP印刷部102
とIJP印刷部103の印刷速度の差を吸収するバッファの役
目も担う。これは、LBP印刷部102は、IJP印刷部103に比
較してその印刷速度が速く、しかも途中で印刷動作を止
めることができないためである。従って、途中搬送部10
4の搬送路長は、記録紙1021の最大長よりも長く設定さ
れる。
【0022】IJP印刷部103は、新たな記録紙1021への印
刷が可能な状態になると、給紙ローラ1031を回転して、
IJPヘッド1032へ記録紙1021を導く。IJPヘッド1032は、
図5に一例を示すように、記録紙搬送方向に並んだ64本
の印刷ノズルを有する各色用のヘッドを、記録紙搬送方
向に直交する向きに四個束ねた形である。このIJPヘッ
ド1032を、記録紙搬送方向に直交する向きに走査するこ
とにより、一走査あたり64ライン分の印刷を行う。
【0023】IJP印刷部103での印刷が終了した記録紙10
21は、排紙ローラ1033によりハイブリッドプリンタ101
の外部へ排出され、印刷が終了する。
【0024】次に、コントローラ105の動作について説
明する。図6から図8はコントローラ105の動作例を示す
フローチャートで、ホストコンピュータ100から印刷情
報が送られてくるとCPU201によって実行されるものであ
る。
【0025】ステップS1で、ホストコンピュータ100か
ら送られてきたデータを、入力部204で受信して、RAM20
2内に確保したページメモリ901に格納する。ページメモ
リ901は、テキストデータ/コマンドやグラフィクスデー
タ/コマンドの一頁分のデータを格納するのに充分なサ
イズを有している。一般に、テキストデータ/コマンド
やグラフィクスデータ/コマンドのA4サイズ一頁分のデ
ータサイズは20Kバイトから30Kバイトで、これに対し
て、例えば200Kバイト程度のページメモリ901を確保す
ればよい。
【0026】次に、ステップS2で一頁分のデータを受信
したか否かを判定して、受信していればステップS3へ進
んで、ページメモリ901に格納されたデータを解析し
て、白黒コマンド/データとカラーコマンド/データに分
割する。これは、白黒データはその印刷が高速で、しか
も印刷品位が優れているLBP印刷部102で行い、一方、カ
ラーデータはIJP印刷部103で印刷を行うためである。
【0027】一頁分のデータを受信していない場合はス
テップS4へ進んで、受信データがページメモリ901のサ
イズをオーバしたか否かを判定して、オーバしていなけ
ればステップS1へ戻り、引き続き、ホストコンピュータ
100から送られてくるデータを受信する。一方、一頁分
のデータを受信し終える前に、ページメモリ901が一杯
になってしまう理由は二つ有り得る。
【0028】一つは、入力されたデータがページメモリ
901のサイズをオーバするビット画像データの場合で、
例えばA4サイズ300dpi一頁分のビット画像データは約1M
バイトになり、前述したように約200Kバイトのページメ
モリ901を軽く超えてしまう。二つ目は、入力データが
テキストコマンド/データやグラフィクスコマンド/デー
タだけあっても、例えば頁中の同一位置に同一文字列を
何回も繰返し印刷させるようなデータであれば、ページ
メモリ901をオーバしてしまう。そうでなくても、入力
データが複雑な画像を表す場合も、希にページメモリ90
1をオーバすることがある。このような場合、頁単位に
データを扱うLBPなどのページプリンタは、フルサイズ
のビットマップメモリ(一頁分のビットマップメモリ
で、以下「フルビットマップメモリ」という)を確保で
きないと、印刷することができない。
【0029】そこで、ステップS5で拡張RAM208のサイズ
を調べ、ステップS6で拡張RAM208にフルビットマップメ
モリを確保することができるか否かを判定して、確保す
ることができない場合はステップS7でLBP-I/F206を通し
てLBP印刷部102へプリントスタート信号322を送り、LBP
印刷部102に記録紙1021の供給および搬送を行わせる。
ただし、この時、LBP印刷部102へ送るドットパターンデ
ータ321はFALSE(白データ)を継続するので、記録紙10
21は画像が印刷されることLBP印刷部102を素通りして、
途中搬送部104を介して、IJP印刷部103に達する。次
に、ステップS8で、ページメモリ901に格納されたデー
タをビットマップメモリ902に展開して、IJP印刷部103
により印刷を行い、ステップS9で一頁分の印刷が終了し
たか否かを判定して、未了であればステップS10でホス
トコンピュータ100から次のデータを受信した後、ステ
ップS8へ戻る。ステップS8からステップS10の処理によ
って一頁分の印刷が終了すると処理を終了する。
【0030】また、拡張RAM208上にフルビットマップメ
モリを確保することができる場合は、ステップS11へ進
んで、ページメモリ901に格納されたデータを、拡張RAM
208に確保したフルビットマップメモリに展開し、ステ
ップS12で一頁分のデータの展開が終了したか否かを判
定して、未了であればステップS13でホストコンピュー
タ100から次のデータを受信した後、ステップS11へ戻
る。ステップS11からステップS13の処理によって一頁分
のビットマップデータが得られると、ステップS14でLBP
印刷部102により印刷を行った後、ステップS22へジャン
プする。
【0031】図6から図8には一頁分の印刷手順しか示さ
ないが、ホストコンピュータ100から二頁目以降のデー
タが送られてきた場合はステップS1へ戻って、前述した
処理を繰返すことになる。
【0032】一方、ステップS3でデータを分けた場合
は、ステップS15で白黒コマンド/データがあるか否かを
判定して、なければステップS16へ進んで、LBP印刷部10
2で印刷するデータがない訳であるから、前述したステ
ップS7と同様にLBP印刷部102に記録紙1021を搬送させた
後、ステップS24へジャンプする。
【0033】また、白黒コマンド/データがある場合は
ステップS17へ進んで、フルビットマップメモリが確保
することができるか否かを判定する。もしフルビットマ
ップメモリが確保できない場合は、ビットマップメモリ
902を所謂バンドメモリとして使用することになるの
で、ステップS18で、LBP印刷部102へドットパターンを
送出するのに対して、ビットマップメモリ902へビット
マップデータを展開するのが間に合うか否かを判定す
る。
【0034】これは、図9に一例を示したように、ビッ
トマップメモリ902を符号902aのように使用する場合
は、1ライン当り2,400ドット(記録紙幅方向のドット
数)で256ライン分のビットマップを記憶することがで
きるが、例えば、A4サイズの長手方向は約296mmである
から、これを300dpiで印刷しようとすると約3,500ライ
ンになり、約1/14分(256/3,500)のビットマップデータ
しか展開できないからである。より詳しく説明すると、
CPU201は、ビットマップメモリ902へドットパターンデ
ータの展開が終わったラインのデータを、順次、LBP-I/
F206へ送るとともに、送ったラインのドットパターンが
記憶されたメモリには次のラインのドットパターンデー
タを展開する。従って、例えば、複雑な図形を描かせる
コマンドが集中するような場合は、ドットパターンデー
タの展開が、LBP-I/F206へドットパターンデータを送出
するタイミングに追い付かなくなり、印刷ができなくな
ってしまう。この状態を避けるため、CPU201は、入力デ
ータをチェックしてドットパターンを展開するのに必要
な時間を見積り、ドットパターンの展開が、ドットパタ
ーンデータをLBP-I/F206へ送出するよりも速いかどうか
を判断する。
【0035】この展開時間を見積るには、各コマンド/
データについてそれぞれ、その展開処理に要する時間を
予め記録しておけば容易に計算することができる。具体
的に説明すると、256ライン中にZ個の文字と、線と、円
とを描く命令があるときに、その展開処理に要する時間
T秒は次式で表される。 T = Y×Z + V + W …(1) ただし、Y: 文字コードから文字パターンを生成して展
開する時間 V: 線を引くのに要する時間 W: 円を描くのに要する時間
【0036】また、LBP印刷部102の1ライン当りの走査
時間がt秒であるとすると、1バンド256ラインを走査す
るのに必要な時間は256t秒になる。つまり、次式を満足
すれば、ドットパターンの展開がLBP印刷部102の印刷に
間に合うということになる。 T < 256t …(2)
【0037】従って、式(2)を満足できないとき、つま
り展開が間に合わない場合は、前述したステップS16へ
進んで、LBP印刷部102に記録紙1021を搬送させた後、ス
テップS24へジャンプする。
【0038】フルビットマップメモリを確保できる場
合、または、確保できなくても展開が間に合う場合は、
ステップS19でページメモリ901に格納されたデータをビ
ットマップメモリ902へ展開し、ステップS20でビットマ
ップメモリ902のドットデータをLBP印刷部102へ送って
印刷させ、ステップS21で一頁分の印刷が終了したか否
かを判定して、未了であればステップS19へ戻る。
【0039】ステップS19からステップS21の処理、また
は、ステップS14の処理でLBP印刷部102による一頁分の
印刷を終え、IJP印刷部103の入口まで記録紙1021が搬送
されると、ステップS22でその頁にIJP印刷部103で印刷
するデータがあるか否かを判定して、なければステップ
S23でIJP印刷部103を起動して記録紙1021を搬送させ装
置外に排出させた後、処理を終了する。
【0040】また、ステップS23でIJP印刷部103で印刷
するデータがあると判定した場合、ステップS18でドッ
トデータの展開が間に合わないと判定した場合、ステッ
プS15で白黒コマンド/データがないと判定した場合の何
れかにおいては、ステップS24でページメモリ901のデー
タをビットマップメモリ902へ展開してIJP印刷部103に
印刷させた後、処理を終了する。
【0041】このように、ステップS23でIJP印刷部103
で印刷するデータがあると判定した場合は、LBP印刷部1
02で印刷された記録紙1021に、IJP印刷部103で重ねて印
刷が施される。また、ステップS18でドットデータの展
開が間に合わないと判定した場合、または、ステップS1
5で白黒コマンド/データがないと判定した場合は、LBP
印刷部102を素通りさせた記録紙1021に、IJP印刷部103
で印刷を施すことになる。
【0042】なお、LBP印刷部102で印刷を行う場合、CP
U201は、入力データを解析し、そのコマンドに従い、文
字コードについてはROM203内の文字フォント情報を参照
し、ドットパターンデータに変換してビットマップメモ
リ902に展開する。そして、フルビットマップメモリの
場合は一頁分のドットパターンデータを展開し終わる
と、バンドメモリの場合はバンド分のドットパターンデ
ータを展開し終わると、LBP-I/F206を介してLBP印刷部1
02へプリントスタート信号322を送る。プリントスター
ト信号を受けたLBP印刷部102は、記録紙1021の供給を開
始し、回転多面鏡1026および感光ドラム1027の回転を開
始する。回転多面鏡1026および感光ドラム1027の回転が
所定値に達し、記録紙1021が所定位置に達すると、LBP
印刷部102は、記録紙1021の搬送タイミングとドットパ
ターンデータとの同期をとるために、水平同期信号323
および垂直同期信号324をLBP-I/F206へ送る。LBP-I/F20
6の制御部301は、これらの信号に同期してドットパター
ンデータ321をLBP印刷部102へ送るとともに、次ライン
のデータをスキャンバッファ303の一方のバッファに書
込む。
【0043】また、IJP印刷部103で印刷を行う場合、CP
U201は、図9の902bに示したように、ビットマップメモ
リ902を、各ヘッドの一走査幅に相当するYMCK各64ライ
ンのバンドに分け、各バンドへドットパターンを展開す
る。ただし、入力データが白黒データだけの場合は、図
9の902cに示したように、K64ライン四本のバンドに分け
て印刷効率を向上する。CPU201は、ビットマップメモリ
902へのドットパターンの展開が終了すると、IJP-I/F20
7を介してIJP印刷部103へ、プリントスタート信号421を
送る。IJP印刷部103は、給紙ローラ1031を起動してIJP
ヘッド1032へ記録紙1021を導くとともに、IJPヘッド103
2を左右に走査して、水平同期信号423および垂直同期信
号424をIJP-I/F207へ送る。IJP-I/F207の制御部404は、
これらの信号に同期してドットパターンデータ422をIJP
印刷部103へ送る。
【0044】なお、ビット画像データをバンドメモリを
用いて印刷する場合は、バンドメモリが空になるごと
に、ステップS10でホストコンピュータ100から次のデー
タ(ビット画像データ)を入力して印刷を行う。また、
ステップS7またはステップS16において、記録紙1021がL
BP印刷部102を素通りするときは、LBP印刷部102の定着
器1030の電源をオフしておく。
【0045】以上説明したように、本実施例によれば、
LBP印刷部へ送るドットパターンを展開するビットマッ
プメモリと、IJP印刷部へ送るドットパターンを展開す
るビットマップメモリとを一つのメモリ上に確保して共
有することにより、ハイブリッドプリンタのコストを低
下させることができる。
【0046】また、白黒印刷する画像がない場合、白黒
画像をバンドメモリへ展開するの必要な時間が、そのバ
ンドメモリからLBP印刷部へ展開したドットパターンデ
ータを送る時間よりも長い場合や、白黒印刷する画像の
サイズがバンドメモリサイズを超えるような場合は、記
録紙にLBP印刷部を素通りさせ、すべてのドットパター
ンをIJP印刷部で印刷することにより、ハイブリッドプ
リンタの利用効率および印刷効率を向上することができ
る。
【0047】なお、図および上述した説明においては、
LBP印刷部102に続いてIJP印刷部103が配置される構成を
説明したが、この順番を逆にすることもできる。さら
に、白黒印刷をする場合では、印刷すべきデータが少な
いときは、IJP印刷部103で印刷した方が速い場合もあ
り、このような場合は、記録紙1021にLBP印刷部102を素
通りさせて、IJP印刷部103で印刷することもできる。
【0048】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0049】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像を異なる方式の画像形成部へ送る場合に、その画像
を展開するメモリを共有する画像形成装置およびその方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像形成装置の概観
図、
【図2】図1に示すコントローラの構成例を示すブロッ
ク図、
【図3】図2に示すLBP-I/Fの内部構成例を示すブロック
図、
【図4】図2に示すIJP-I/Fの内部構成例を示すブロック
図、
【図5】図1に示すIJPヘッド構成例を示す図、
【図6】図2に示すコントローラの動作例を示すフロー
チャート、
【図7】図2に示すコントローラの動作例を示すフロー
チャート、
【図8】図2に示すコントローラの動作例を示すフロー
チャート、
【図9】図2に示すRAM上に確保される領域の詳細を示す
図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 101 ハイブリッドプリンタ 102 LBP印刷部 103 IJP印刷部 104 途中搬送部 105 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 L B41J 3/00 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から画像情報を入力する入力手
    段と、 電子写真方式で画像を形成する第一の形成手段と、 インクジェット方式で画像を形成する第二の形成手段と
    を備え、 前記入力手段に入力された画像情報を展開した画像を前
    記第一および第二の形成手段を連動させて形成させる制
    御手段とを備え、 前記制御手段は前記第一および第二の形成手段に形成さ
    せる画像を共通に展開するメモリを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリは、前記第一の形成手段に形
    成させる画像が展開される場合はビットマップメモリと
    して使用され、前記第二の形成手段に形成させる画像が
    展開される場合は所定幅単位のビットマップメモリとし
    て使用されることを特徴とする請求項1に記載された画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記画像情報に白黒で
    形成する画像が含まれない場合は、記録媒体に前記第一
    の形成手段を素通りさせることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載された画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記画像情報に含まれ
    る白黒画像を所定幅のビットマップメモリへ展開するの
    必要な時間を見積った結果が、該ビットマップメモリか
    ら前記第一の形成手段へ展開した白黒画像データを送る
    時間よりも長い場合は、該画像情報を展開した画像のす
    べてを前記第二の形成手段により形成することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載された画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記画像情報に含まれ
    る白黒画像のサイズが所定幅のビットマップメモリサイ
    ズを超える場合、その画像情報を展開した画像のすべて
    を前記第二の形成手段により形成することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載された画像形成装置。
  6. 【請求項6】 外部機器から画像情報を入力する入力ス
    テップと、 前記入力ステップで入力した画像情報を画像に展開する
    展開ステップと、 電子写真方式で画像を形成する第一の形成手段と、イン
    クジェット方式で画像を形成する第二の形成手段とを連
    動させて、前記展開ステップで展開した画像を形成させ
    る形成ステップとを備え、 前記展開ステップは前記第一および第二の形成手段に形
    成させる画像を共通のメモリに展開することを特徴とす
    る画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007145017A (ja) * 2005-11-23 2007-06-14 Xerox Corp 媒体通過モード付マルチエンジンシステム

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