JPH08174392A - スプリング研削機 - Google Patents

スプリング研削機

Info

Publication number
JPH08174392A
JPH08174392A JP33808794A JP33808794A JPH08174392A JP H08174392 A JPH08174392 A JP H08174392A JP 33808794 A JP33808794 A JP 33808794A JP 33808794 A JP33808794 A JP 33808794A JP H08174392 A JPH08174392 A JP H08174392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
grindstone
dresser
contact plate
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33808794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Watanabe
茂 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Zoki Co Ltd
Original Assignee
Showa Zoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Zoki Co Ltd filed Critical Showa Zoki Co Ltd
Priority to JP33808794A priority Critical patent/JPH08174392A/ja
Publication of JPH08174392A publication Critical patent/JPH08174392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ドレッサー原位設定用の当板と、砥石の表面
と、ワ−クテ−ブルに対向配置された基準面当板とを同
一平面上に設定し、操作性に優れたスプリング研削機を
提供する。 【構成】 端部にドレッサー替刃22が取り付けられた
アーム24は、砥石18表面上を円弧運動自在に支承さ
れている。当板36は、アーム24の待機位置におい
て、替刃22の表面と対向する位置に配設されている。
表面にスプリング当接面が形成された当板16は、ワー
クテーブル4の開放面側とは反対側のスプリング保持機
構8の移動経路と対向する所定の位置に配設されてい
る。当板36のドレッサー替刃当接面と、砥石18の表
面と、当板16のスプリング当接面は同一平面上に設定
されている。ワークテーブル4は、スプリング保持機構
8へのスプリングの装着作業時、定位置自動停止手段に
よつて、スプリング保持機構8が当板16に対向する所
定位置ごとに自動的に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイルスプリングの端面
を研磨、研削するためのスプリング研削機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型のコイルスプリングの端面を
研削するスプリング研削機は、ワークテーブルのスプリ
ング保持機構にコイルスプリングを挿入固定し、ワーテ
ーブルの回転によって、コイルスプリングを砥石表面に
供給し、砥石の回転と切り込み運動によって、コイルス
プリングの端面を研削している。砥石の近傍にはドレッ
サー替刃が取り付けられたアームが揺動自在に設けら
れ、このアームの揺動により、ドレッサー替刃が砥石の
表面上を円弧運動を繰り返して砥石の表面にドレッシン
グを施している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】コイルスプリングの
研削量を正確に設定するには、スプリング保持機構にコ
イルスプリングを固定するとき、砥石面に対して、コイ
ルスプリングの端面を正確に位置決めする必要がある。
従来はこのための特別の機構を具備せず操作性が悪かっ
た。また、砥石の表面が摩耗すると、砥石の表面が原位
面に対して後退する。しかるに、従来装置は、砥石の表
面を正しい原位面に容易に補正することができる機構を
具備していないので極めて操作性が悪かった。本発明は
上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、回転駆動装置、自動切込み送り装置及び摩耗補
正繰出装置に連結する砥石と、床面に対して水平な軸を
中心に回動自在に支承され、一方の面側が作業用に開放
されるとともに、外周部にコイルスプリングを脱着可能
に保持するためのスプリング保持機構が複数設けられ、
該スプリング保持機構に保持されたスプリングの端面を
前記砥石の表面に供給する回転駆動装置に連結するワー
クテーブルと、前記砥石表面上を該表面に対して平行な
平面内で、遠隔操作によって円弧運動自在に支承され、
前記砥石表面に対して垂直方向に移動調整可能に支承さ
れ、一端部にドレッサー替刃が取り付けられたアーム
と、前記アームの待機位置において、前記ドレッサー替
刃の表面と対向する位置に配設されたドレッサー原位設
定用の当板と、前記ワークテーブルの前記開放面側とは
反対側の前記スプリング保持機構の移動経路と対向する
所定の位置に配設され、表面にスプリング当接面が形成
された基準面当板と、前記ワークテーブルを前記スプリ
ング保持機構が前記基準面当板に対向する所定位置ごと
に自動的に停止させる定位置自動停止手段とを備え、前
記ドレッサー原位設定用の当板のドレッサー替刃当接面
と、前記砥石の表面と、前記基準面当板のスプリング当
接面とを同一平面上に設定したものである。
【0005】
【作用】ワークテーブルの複数のスプリング保持機構の
うち一つが基準面当板に対向すると、ワークテーブル自
動停止手段によって、ワークテーブルの回転が停止す
る。 このとき、作業者は、基準面当板に対向するスプ
リング保持機構にコイルスプリングを挿入し、その端を
基準面当板に当接させ、コイルスプリングを軸方向に移
動しないようにスプリング保持機構に固定する。これに
より、コイルスプリングの端面は、原位置に待機する研
削砥石の表面と同一平面上に位置する。ワークテーブル
の低速回転によって、コイルスプリングは砥石の表面に
供給され、ここで砥石の回転により切込研削が行われ
る。ドレッサー替刃は待機位置で当板に当接され、ドレ
ッサー替刃の表面が基準面当板によって設定される基準
面に位置する。研削砥石の表面が摩耗し基準面に対して
後退したときは、ドレッサー替刃を砥石面に対向させ、
このドレッサー替刃に砥石表面を当接させることで砥石
表面を基準面に一致させることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。まず、図1及び図2を参照
して本発明であるスプリング研削機2の概要を説明す
る。4は、円盤状のワークテーブルであり、機体2aに
回転自在に且つ床面に対して水平に支承されたテーブル
軸6に固定されている。ワークテーブル4の外周部には
等間隔に複数のスプリング保持機構8が設けられてい
る。
【0007】前記スプリング保持機構8は、コイルスプ
リング10を保持するためのV型の固定バイス12とV
型の移動バイス14を備えている。16は機体2aに固
設された基準面当板であり、前記スプリング保持機構8
の後端の回動軌跡に対して所定の間隔を存して平行に対
向している。前記基準面当板16は、スプリング保持機
構8に対するスプリング脱着作業位置に設置されてい
る。18は円盤状の研削砥石であり、機体2aに前記テ
ーブル軸6と平行に支承された砥石主軸20に固定され
ている。前記砥石主軸20は、回転自在に且つ軸方向に
移動自在に機体に支承されている。
【0008】22は円盤状のドレッサー替刃であり、ア
ーム24の先端に固定され、該アーム24は、前記テー
ブル軸6と平行に且つ回転自在に機体2aに支承された
筒体26に直角に連結している。前記筒体26の一端
は、研削機の正面パネル28から突出し、この突出部分
に出動ハンドル32が取り付けられた揺動アーム30が
固定されている。前記アーム24は、つまみ34を回転
させることで前記筒体26に対して軸方向に移動調整し
得るように構成されている。
【0009】36は機体に固設されたドッレッサー原位
置設定用当板であり、アーム24が待機位置に復帰した
状態において、ドレッサー替刃22と対向する位置に設
置されている。前記基準面当板16、研削砥石18及び
ドレッサー用当板36の各表面は、同一基準平面上に設
定され、ドレッサー替刃22は、復帰位置において、ド
レッサー用当板36に当接している。前記テーブル軸6
の後端には、図3に示すように円盤状のインデックスプ
レート38が固定され、該プレート38の外周部には、
ワークテーブル4の各スプリング保持機構8に対応する
溝40が形成されている。
【0010】42は機体2aに固定されたプレート44
に保持された、停止位置検出センサーであり、前記溝4
0の回動軌跡の下方に適宜の間隔を存して対向してい
る。前記センサー42は、磁気の変化によって溝40を
検出し、コントロールボックス46内のコントローラ4
8に検出信号を入力するように構成されている。
【0011】上記した構成において、図5に示す押釦ス
イッチ50を押すと、コントローラ48がテーブル駆動
モータ52を駆動し、ワークテーブル4が所定方向に低
速回転し、スプリング保持機構8のうちの一つが基準面
当板16に対向すると、センサー42が、基準面当板1
6に対向するスプリング保持機構8に対応する溝40を
検出し、検出信号をコントローラ48へ出力する。コン
トローラ48は、センサー42からの信号に基づいて、
電磁ブレーキ54をオンとし、且つ、電磁クラッチ56
をオフとして、ワークテーブル4の回転を停止させる。
【0012】作業者は、ハンドル58を回して、バイス
12,14間の研削済みコイルスプリングを外し、新し
いコイルスプリング10を固定バイス12と移動バイス
14との間のスプリング挿入空間部に挿入し、コイルス
プリング10の端面を基準面当板16に当接させる。次
にハンドル58を締め付け方向に回転させ移動バイス1
4を固定バイス12に接近させ、バイス12,14間に
未研削コイルスプリング10を挾着固定する。
【0013】次に、押鉛スイッチ50を押すと、ワーク
テーブル4は低速で回転し、次のスプリング保持機構8
が基準面当板16に対向すると停止する。作業者は、研
削済のコイルスプリングを基準面当板16に位置するス
プリング保持機構8から外し、新しいコイルスプリング
10を、このコイルスプリング保持機構8のバイス1
2,14間に、その一端が基準面当板16に当接するま
で挿入し、バイス12,14間に固定する。このように
して、順次、テーブル4の各スプリング保持機構8にこ
れから研削するコイルスプリング10を挿着固定する。
【0014】次に、研削スタートスイッチ60を押す
と、ワークテーブル4は高速回転し、且つ砥石18が回
転しながら、切込み送り方向に前進し、ワークテーブル
4の保持するコイルスプリング10に対して、初切込み
と研削切込みが行われる。初切込みと研削切込みによっ
て前進した砥石18は、零研削のタイムアップと同時に
専用電動機62によって原位置に自動復帰する。
【0015】ワークテーブル4の高速回転は零研削を済
ませると、再び自動的に低速回転に戻り、テーブル4は
定位置に停止する。このテーブル停止時に、上記したよ
うにコイルスプリングの着脱を行い、これが完了したと
ころで、押釦スイッチ50を操作すると、テーブル4は
低速回転で回転し、次のスプリング保持機構が基準面当
板16に対向したところで自動的に定位置停止する。
【0016】砥石18の摩耗に対する補正繰出しは、押
釦スイッチ64の一操作につき、油圧アクチュエータ6
6の駆動によって、0.1mm行われるように設定されて
いる。 砥石表面のドレッシングは、砥石18の表面上
でドレッサー替刃22の円弧運動を繰返すことにより施
すことができる。この替刃22のドレッシング円弧運動
は、手動ハンドル32を揺動することにより、研削中に
も随時停動が可能となっている。
【0017】また、ドレッサー用当板36に、ドレッサ
ー替刃22の表面を当てて位置調整を行った後、この替
刃22に、砥石摩耗補正繰出押釦スイッチ64を繰出し
て、砥石18表面を接触させて砥石18の正しい原位面
を検出設定することができる。 次に図6、及び図7を
参照して、テーブルの駆動機構、定位置停止機構及びス
プリング保持機構について詳細に説明する。
【0018】図7において、6はテーブル軸であり、床
面に対して平行となるように、機体2aに回転自在に支
承され、これに電磁ブレーキ54が配設されている。5
2はブラケットを介して機体2aに固定されたテーブル
駆動モータであり、該モータ52の出力軸の回転は、該
モータ52の出力軸に固着されたスプロケット68、無
端状の伝達チエン、機体2aに回転自在に支承された軸
体72に固着されたスプロケット74、電磁クラッチ7
6、前記軸体72と同軸上の軸体78、前記軸体78に
固着されたウオーム80、テーブル軸6に固着されたウ
オームホイール82を介して、テーブル軸6に伝達され
るように構成されている。
【0019】前記テーブル軸6の後部には、インデック
スプレート38とスプロケット84が固着されている。
テーブル軸6の先端には、六角ドラム形状のワークテー
ブル4の中心が、縦向きの状態で固着されている。
【0020】ワークテーブル4の外周部の各スプリング
保持機構8は、テーブル4の放射方向に延びる、一対の
互いに平行なガイド軸86,88を備え、該ガイド軸8
6,88の各一端はテーブル4の外周部に固定され、該
ガイド軸86,88の他端には、V字状の固定バイス1
2の両側部が固定されている。V字状の移動バイス14
の両側部は、ガイド軸86,88にスライド自在に嵌合
し、移動バイス14の中央部には、背面方向に突出する
管状部14aが形成され、該管状部14aの周壁には、
ねじ穴90が厚み方向に透設されている。
【0021】テーブル4の前方の正面壁4aには、各ス
プリング保持機構8ごとに、軸体92が、該正面壁4a
に対して垂直に、回転自在に支承され、該軸体92の、
正面壁4aから前方に突出する部分92aに、手操作用
のハンドル58(図2参照)が取り付けられている。
【0022】テーブル4には、管体94が回転自在に支
承され、該管体94の内周面に形成されたねじ部に軸体
96の外周面に形成されたねじ部が螺合している。前記
管体94にはカサ歯車98が固着され、該カサ歯車98
は、前記軸体92の他端に固着されたカサ歯車100と
噛み合っている。前記軸体96の先端は、前記移動バス
の管状部14aの軸穴に脱着可能に嵌合し、ねじ102
によって、該管状部14aに固定されている。
【0023】上記固定バイス12と移動バイス14は、
V字状にへこんだ部分が互いに対向し、ハンドル58の
手動操作によって、軸体92を正逆方向に回転すると、
管体94が回転し、該管体94と螺合する軸体96が、
固定バイス12に対して接近又は離反する方向に直線移
動する。
【0024】固定バイス12と移動バイス14とで形成
されるスプリング挿入空間は、研削機2の正面に開口
し、作業者は、研削機2の正面側から、コイルスプリン
グ10をバイス12,14間のスプリング挿入空間部内
に、挿入することができる。コイルスプリング10をス
プリング挿入空間部内に挿入する作業は、スプリング挿
入空間部が、基準面当板16に対向したときに行われ、
コイルスプリング10をその先端が基準面当板16に当
接するまで、スプリング挿入空間部内に押し込み、しか
る後に、ハンドル58を回して、バイス12,14間に
コイルスプリング10を挾圧固定する。
【0025】バイス12,14間のスプリング挿入空間
部が、基準面当板16と対向する位置に、テーブル4を
停止させる動作は、上述の如く、インデックスプレート
38の溝40を、センサ42が検出することにより行わ
れる。次に、研削砥石18の駆動機構を図11及び図1
2を参照して詳細に説明する。
【0026】砥石18は、主軸20の先端に固定され、
該主軸20は、管体104の内周面に、軸受を介して軸
方向にずれないように回転自在に嵌合支持されている。
機体2aには、ガイド溝106に沿って、図12中、垂
直方向に移動に、自在に移動台108が搭載され、該移
動台108に固設された管状部材110,112に前記
管体104が軸方向に移動自在に嵌挿配置されている。
【0027】前記管体104の外周部に形成されたねじ
部114は、前記管状部材110,112間に回転自在
に且つ軸方向に移動しないように配置された管状の回転
体116の内径部のねじ部に螺合し、回転体116が回
転すると、ねじ部114の送り作用によって、管体10
4が、移動台108に対して、軸方向に移動するように
構成されている。
【0028】前記回転体116の外周部には、歯車11
8が固設されている。前記移動台108には、砥石駆動
モータ120と、砥石位置補正用油圧アクチュエータ6
6が固定されている。前記砥石駆動モータ120の出力
軸にはベルトプーリ122が固着され、該ベルトプーリ
122と主軸20の後端に固着されたベルトプーリ12
4との間に無端伝達ベルトが掛けられている。
【0029】前記油圧アクチュエータ66の出力回転軸
の回転は、ウオーム126,ウオームホイル128、電
磁クラッチ130、軸体132、カサ歯車134,13
6軸体138及び歯車140を介して、前記歯車118
に伝達されるように構成されている。142は、機体2
aに回転自在に支承された軸体144に固着されたスプ
ロケットであり、該スプロケット144と、前記テーブ
ル軸6に固着されたスプロッケト84との間に無端伝動
チエンが掛け渡されている。
【0030】前記軸体144の回転は、カサ歯車14
6、カサ歯車148、軸体150、歯車152,15
4、軸体156、ウオーム158、ウオームホイール1
60、電磁クラッチ162、軸体164、歯車166、
歯車168を通じて軸体170に伝達されるように構成
されている。また、機体2aに固設された砥石後退用の
専用モータ62の出力軸の回転は、軸体172、ウオー
ム174、ウオームホイール176、電磁クラッチ17
8を通じて、軸体170に伝達されるように構成されて
いる。
【0031】前記軸体170の外周面に形成されたねじ
部180には、移動ブロック182の内径部のねじが螺
合し、該移動ブロック182には、これの軸方向の移動
と連動するように移動台108が連結している。上記し
た構成において、砥石駆動モータ120の出力軸の回転
は、主軸20に伝達され、該主軸20の回転と連動して
砥石18が回転する。
【0032】砥石18の図11中、右方向の切込み送り
は、電磁クラッチ178をオフ、電磁クラッチ162を
オンとした状態でテーブル4が駆動されると、このテー
ブル4の回転が軸体170に伝達され、ねじ180の送
り作用によって、移動ブロック182が、図11中、右
方向に移動することにより、行われる。砥石18の図1
1中、左方向の後退送りは、電磁クラッチ162をオ
フ、電磁クラッチ178をオンとした状態で専用モータ
62を駆動することにより行う。砥石18の移動台10
8に対する位置補正は、砥石摩耗補正操出押鉛スイッチ
64を押して、油圧アクチュエータ66を駆動し、その
出力軸を所定量回転させる。
【0033】この出力軸の回転は、歯車118に伝達さ
れ、ねじ114の送り作用によって、管体104が、移
動台108に対して、所定量、図11中、右方向に移動
する。尚、軸体132を、ハンドルによって手動回転す
ることによって、管体104の移動台108に対する位
置補正を行うことができる。次に、図8、図9及び図1
0を参照して、ドレッサーの構成について詳細に説明す
る。
【0034】26は筒体であり、これの一方に補助筒体
26aが固定され、該補助筒体26aは、研削機2の正
面にパネル28に回転自在に支承されている。筒体26
の内部には内軸184が軸方向にずれないように回転自
在に配置され、該内軸184の一端に調整つまみ34が
固着されている。前記補助筒体26aの、正面パネル2
8から突出する一端部には、直角方向に、揺動アーム3
0が固定され、該揺動アーム30にハンドル32が突設
されている。
【0035】前記正面パネル28には、揺動アーム30
の復帰位置を規制するストッパー軸186が突設され、
揺動アーム30は復帰ばね186(図6参照)の引張力
によって復帰方向に付勢されている。188は筒体26
と同軸上に配置された軸体であり、筒状部188aを有
し、該筒状部188aの一端は前記筒体26の他端に固
定され該軸体188の他方は、機体2aに設けられた軸
受190に回転自在に支承されている。前記筒状部18
8aには、図10に示すように軸方向にスリット192
が形成され、該スリット192にスライダ194がスラ
イド自在に嵌合している。
【0036】前記筒状部188aに、内径部にねじが形
成された筒状のナット部材194がスライド自在に嵌合
し、該ナット部材194のねじ部に前記内軸184のね
じ部184aが螺合している。前記ナット部材194は
前記スライダ194に固定され、このスライダ194に
よって、回転が阻止されている。
【0037】24は筒体26に対して直角なアームであ
り、これの一端は、前記軸体188の筒状部188aの
外周面に回転自在に嵌合する保持部材196に固定され
ている。前記保持部材196はボルトによって前記スラ
イダ194に固定されている。 前記アーム22の先端
には、替刃ホルダー198が固定され、該ホルダー19
8に円柱体状のドレッサー替刃22が軸支されている。
【0038】前記ドレッサー替刃22は、待機位置にお
いて、その表面が図8に示すように、前記砥石18の表
面の延長平面に対して水平に対向し、アーム24も同様
に、前記延長平面に対して水平に対向している。次に、
前記ドレッサー替刃22の表面位のレベルを前記砥石1
8の表面のレベルと一致させる操作について説明する。
【0039】この場合には、つまみ34を回転する。つ
まみ34の回転によって、ナット部材194がねじ部1
84aの送り作用によって、軸体188の筒状部188
a内を軸方向に移動する。これにより、アーム24が図
10中、つまみ34の回転方向に応じて左右に移動す
る。ドレッサー替刃22の表面が、当板36に当接し、
砥石18の表面と一致したところで、つまみ34の回転
を停止する。
【0040】砥石18の表面へのドッレシングは、砥石
18を回転させた状態でハンドル32を操作してアーム
30を揺動する。アーム30の揺動により筒体26が回
転し、アーム24が、砥石18表面に対して平行な平面
内で揺動して、ドッレサー替刃22が砥石18の表面を
半径方向に円弧運動し、砥石18表面のドレッシングが
行われる。
【0041】
【効果】本発明は上述の如く、砥石面と基準面当板の表
面位及びドレッサー替刃の表面位を同一平面化したの
で、スプリング研削機の操作性を向上させることができ
る効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略説明図である。
【図2】スプリング研削機の正面図である。
【図3】ワークテーブルの定位置自動停止装置の正面図
である。
【図4】ワークテーブルの定位置自動停止装置の平面図
である。
【図5】本発明のブロック説明図である。
【図6】スプリング保持機構の一部断面正面図である。
【図7】ワークテーブル駆動部の断面図である。
【図8】ドレッサーの正面図である。
【図9】ドレッサー操作部の一部断面正面図である。
【図10】ドレッサーの一部断面正面図である。
【図11】砥石駆動部の断面図である。
【図12】砥石回転駆動部、自動切込み送り装置及び摩
耗補正操作装置の断面図である。
【符号の説明】 2 スプリング研削機 4 ワークテーブル 6 テーブル軸 8 スプリング保持機構 10 コイルスプリング 12 固定バイス 14 移動バイス 16 基準面当板 18 研削砥石 20 砥石主軸 22 ドレッサー替刃 24 アーム 26 筒体 28 正面パネル 32 手動ハンドル 30 揺動アーム 34 つまみ 36 当板 38 インデックスプレート 40 溝 42 停止位置検出センサー 44 プレート 46 コントロールボックス 48 コントローラ 50 スイッチ 52 テーブル駆動モータ 54 電磁ブレーキ 56 電磁クラッチ 58 ハンドル 60 スイッチ 62 専用電動機 64 スイッチ 66 油圧アクチュエータ 68 スプロケット 70 チエン 72 軸体 74 スプロケット 76 電磁クラッチ 78 軸体 80 ウオーム 82 ウオームホイール 84 スプロケット 86 ガイド軸 88 ガイド軸 90 ねじ穴 92 軸体 94 管体 96 軸体 98 カサ歯車 100 カサ歯車 102 ねじ 104 管体 106 ガイド溝 108 移動台 110 管状部材 112 管状部材 114 ねじ部 116 回転体 118 歯車 120 砥石駆動モータ 122 ベルトプーリ 124 ベルトプーリ 126 ウオーム 128 ウオームホイール 130 電磁クラッチ 132 軸体 134 カサ歯車 136 カサ歯車 138 軸体 140 歯車 142 スプロケット 144 軸体 146 カサ歯車 148 カサ歯車 150 軸体 152 歯車 154 歯車 156 軸 158 ウオーム 160 ウオームホイール 162 電磁クラッチ 164 軸体 166 歯車 168 歯車 170 軸体 172 軸体 174 ウオーム 176 ウオームホイール 178 電磁クラッチ 180 ねじ部 182 移動ブロック 184 内軸 186 復帰ばね 188 軸体 190 軸受 192 スリット 194 ナット部材 196 保持部材 198 替刃ホルダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動装置、自動切込み送り装置及び
    摩耗補正繰出装置に連結する砥石と、床面に対して水平
    な軸を中心に回動自在に支承され、一方の面側が作業用
    に開放されるとともに、外周部にコイルスプリングを脱
    着可能に保持するためのスプリング保持機構が複数設け
    られ、該スプリング保持機構に保持されたスプリングの
    端面を前記砥石の表面に供給する回転駆動装置に連結す
    るワークテーブルと、前記砥石表面上を該表面に対して
    平行な平面内で、遠隔操作によって円弧運動自在に支承
    され、前記砥石表面に対して垂直方向に移動調整可能に
    支承され、一端部にドレッサー替刃が取り付けられたア
    ームと、前記アームの待機位置において、前記ドレッサ
    ー替刃の表面と対向する位置に配設されたドレッサー原
    位設定用の当板と、前記ワークテーブルの前記開放面側
    とは反対側の前記スプリング保持機構の移動経路と対向
    する所定の位置に配設され、表面にスプリング当接面が
    形成された基準面当板と、前記ワークテーブルを前記ス
    プリング保持機構が前記基準面当板に対向する所定位置
    ごとに自動的に停止させる定位置自動停止手段とを備
    え、前記ドレッサー原位設定用の当板のドレッサー替刃
    当接面と、前記砥石の表面と、前記基準面当板のスプリ
    ング当接面とを同一平面上に設定したことを特徴とする
    スプリング研削機。
JP33808794A 1994-12-27 1994-12-27 スプリング研削機 Pending JPH08174392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33808794A JPH08174392A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 スプリング研削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33808794A JPH08174392A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 スプリング研削機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08174392A true JPH08174392A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18314788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33808794A Pending JPH08174392A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 スプリング研削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08174392A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109227251A (zh) * 2018-11-17 2019-01-18 镇江市丹徒阳光轴承有限公司 一种轴承套端面修整装置
CN110370113A (zh) * 2019-07-03 2019-10-25 陈恒 一种自动复位防过磨削弹簧端面磨床及使用方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109227251A (zh) * 2018-11-17 2019-01-18 镇江市丹徒阳光轴承有限公司 一种轴承套端面修整装置
CN110370113A (zh) * 2019-07-03 2019-10-25 陈恒 一种自动复位防过磨削弹簧端面磨床及使用方法
CN110370113B (zh) * 2019-07-03 2020-09-25 陈恒 一种自动复位防过磨削弹簧端面磨床及使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4140032A (en) Tool holder assembly for brake drum and brake disc
US4667446A (en) Work holding device in work grinding and polishing machine
MX2008010689A (es) Maquina para cortar llaves.
CN216098172U (zh) 一种简易型打磨切割一体机
US3442164A (en) Brake disc lathe
JPH08174392A (ja) スプリング研削機
US2318854A (en) Portable valve seat grinding means
CN116713610A (zh) 一种激光切割设备用夹紧装置
US2748540A (en) Multiple wheel grinding machine
JP3368497B2 (ja) 多軸式横型研磨機
JPH07276205A (ja) ガラス板の加工機械
US3130642A (en) Gear hobbing machines
US20180272493A1 (en) Manually operated lens cribber
US4154144A (en) Milling machine power feed
KR20020030554A (ko) 공작기계용 작업지그
US2179211A (en) Form grinding apparatus
US1087527A (en) Grinder.
US2855728A (en) Pipe cutting and beveling mechanism
JPH0551229A (ja) ガラス板の加工機械
US2600548A (en) Grinding wheel truing apparatus
US2296832A (en) Portable flame machine
GB897784A (en) Tool grinder
US2724218A (en) Surfacing machines
US3210890A (en) Edging machine
EP0673715B1 (en) Machine for processing glass plate

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02