JPH08174329A - 全ネジ切断機 - Google Patents

全ネジ切断機

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Publication number
JPH08174329A
JPH08174329A JP32236294A JP32236294A JPH08174329A JP H08174329 A JPH08174329 A JP H08174329A JP 32236294 A JP32236294 A JP 32236294A JP 32236294 A JP32236294 A JP 32236294A JP H08174329 A JPH08174329 A JP H08174329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
blade
main body
sheared
cutting machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP32236294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Toyama
一人 外山
Kunihiko Ryu
邦彦 龍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32236294A priority Critical patent/JPH08174329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業者の使用形態に関係なく切断作用部を視認
し易い全ネジ切断機を提供する。 【構成】一対の切断刃で全ネジボルト等の被剪断物を剪
断する全ネジ切断機である。モータ1、減速装置2、切
断刃駆動機構3を収容した本体胴体部4よりハンドル部
5を突設する。ハンドル部5の突出方向と反対方向に向
けて本体胴体部4より切断刃を備えた切断作用部6を突
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全ネジ切断機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル等の建築において照明器具や
空調設備等を天井から吊り下げる際にに用いられる定尺
の全ネジボルトを建築現場で適当な長さに切断するボル
ト切断機として実開昭63−154116号公報に示さ
れるようなものがある。このものは図11に示されるよ
うに本体胴体部4の一側面がわに配置された一対の切断
刃9,11からなる切断作用部6にて全ネジボルト等の
被剪断物aを適当な長さに切断するというものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、切断作用部6が本体胴体部4の一側
面がわに位置しているために切断作用部6に配置された
被剪断物aの位置はハンドル部5を持った状態で本体胴
体部4の左側から回り込んで見る必要があり、ハンドル
部5を持った状態で目で確認しながらの位置合わせを行
いにくいという問題があった。特に右利きの作業者であ
る場合には右手でハンドル部5を持った状態で本体胴体
部4の左側から切断作用部6を見る動作は比較的面倒な
ものではないが、左利きの作業者では切断作用部6が確
認しずらいものとなり、使い勝手が悪いという問題があ
った。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、作業者の使用形態に関係なく切断作用部を視
認し易い全ネジ切断機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、一対の切断刃で全ネジボルト
等の被剪断物aを剪断する全ネジ切断機において、モー
タ1、減速装置2、切断刃駆動機構3を収容した本体胴
体部4よりハンドル部5を突設し、ハンドル部5の突出
方向と反対方向に向けて本体胴体部4より切断刃を備え
た切断作用部6を突設したことを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2の発明では、請求項1においてハ
ンドル部5の他端に電池電源部7を設けたことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、天井または床や壁か
ら突出している全ネジボルト等の被剪断物aを切断作用
部6で切断する場合、作業者がハンドル部5を握った状
態で被剪断物aの切断部位がハンドル部5や本体胴体部
4に邪魔されずに見えることとなり、切断作用部6を視
認し易く、作業者の右利き、左利きに関係なく被剪断物
aを切断作用部6に正確に位置合わせして切断作業を行
うことができる。
【0008】請求項2の発明によれば、使用時において
ハンドル部5を握った状態でハンドル部5の両側に重量
物である本体胴体部4と電池電源部7とがそれぞれ振り
分けて配置されるためにバランス良く作業が楽に行え
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。本発明における全ネジ切断機は図1、図2に
示されるようにモータ1、減速装置2、切断刃駆動機構
3等を収容した本体胴体部4よりハンドル部5を一体に
突設して主体が構成されており、ハンドル部5の他端に
は電池パック7aからなる電池電源部7が着脱自在に取
付けられており、この全ネジ切断機はコードレスの持ち
運び自在なものとされている。ハンドル部5の他端と本
体胴体部4の端部との間には補強片8が設けられてお
り、このように補強片8を設けて補強することでハンド
ル部5を細くしてハンドル部5を握りやすいようにして
いる。また、補強片8で補強することで不意に落として
も破損しにくいようになっている。
【0010】本体胴体部4より一体に突設されたハンド
ル部5の突出方向と反対方向に向けて本体胴体部4から
は切断刃を備えた切断作用部6が突設されている。この
切断作用部6は、先部に固定刃9を有した固定アーム1
0と、先部に可動刃11を有した可動アーム12とから
なり、固定アーム10の固定刃9に対して可動アーム1
0の可動刃11が近接または離間するように可動アーム
12が回転移動させられるようになっている。上記固定
刃9及び可動刃11は取付ボルト17によりそれぞれ固
定アーム10または可動アーム12の先部に固定されて
いる。本体胴体部4内の一端にはモータ1が収納配置さ
れており、モータ1の隣にはモータ1の回転トルクを増
大させるための減速装置2としての減速ブロック13を
遊星歯車にて構成してあり、最終的には片側にカム14
を形成している切断刃駆動機構3としてのカム軸15に
伝達されるようになっている。回転駆動するカム14は
図8に示されるように可動アーム12の端部に設けられ
たローラ16に当接されており、カム14の回転駆動は
ローラ16を介して可動アーム12に伝達されるように
なっている。このカム14の形状に従って上端に可動刃
11が固定されている可動アーム12が追従動作し、全
ネジボルト等の被剪断物aを固定刃9と可動刃11とで
剪断することができるようになっている。
【0011】上記可動アーム12は段付き軸18を中心
にして回転駆動するものであるが、カム面に沿って可動
アーム12が動作するので、カム14の一方向への回転
によって固定刃9に対して近接離間する一定の範囲内で
揺動運動するようになっている。可動アーム12は軸方
向に移動できないように段付き軸18の頭部で位置決め
されており、切断時に軸方向に荷重が加わっても可動刃
11と固定刃9のクリアランスは一定に保持されるよう
になっている。
【0012】被剪断物aを切断作用部6に配置した場
合、図4(b)に示されるように全ネジボルトの軸線
と、本体胴体部4の軸線と、ハンドル部5の軸線とが同
じ面上に配置されるようになっており、これによって重
量の大きい切断刃駆動機構3、モータ1、減速装置2を
バランス良く上向きに保持することができ、被剪断物a
を切断するにあたって作業者が疲れにくい形態で保持す
ることができるようになっている。
【0013】固定の構造物に据えつけられた突出してい
る全ネジボルト等の被剪断物aを切断する場合、突出し
ている全ネジボルトには後加工(カエリとり)不要が絶
対条件のため、図3(b)に示される必要側の全ネジボ
ルトX側には図5に示されるように鋭角の刃19を有す
る刃体しか取付けられない構造にし、剪断後の全ネジボ
ルトXの切断部にカエリを出さないようし、不要側の全
ネジボルトYは不要のために図6に示されるように鈍角
の刃20を有する刃体しか取付けられない構造にしてい
る。つまり、図7に示されるように固定刃9、固定アー
ム10及び可動刃11、可動アーム12が配置されるこ
ととなる刃取付凹所23に設けられるボルト挿通孔22
等の位置(図7においての各寸法関係をA=A′、B≠
B′、C≠C′)をそれぞれ異ならせてあり、鋭角の刃
19を端部に有する固定刃9は固定アーム10へ、鈍角
の刃20を端部に有する可動刃11は可動アーム12へ
一義的に取付けが限定されるため互換不能となってい
る。このように両刃を互換不能とすることにより図9、
図10に示されるように後工事で必要とされる必要側の
全ネジボルトX側に位置することとなる切断刃は端部に
鋭角の刃19を有し、後工事で不要となる不要側の全ネ
ジボルトY側に位置することとなる切断刃は端部に鈍角
の刃20を有することとなり、カエリの出る方向が限定
できる。つまり、一方の刃体が切断面に鋭角の刃19を
有し、他方の刃体が切断面に鈍角の刃20を有する異な
る種類のものであって、構造物側に鋭角の刃19を有す
る一方の刃体が取付けられるようにすることにより残す
側の全ネジボルトXの端部にはカエリを防止することが
できるために、被剪断物aの切断後に仕上げ作業等を行
う必要がなく、楽に次工程に移ることが可能となるもの
である。
【0014】しかして、天井または床や壁から突出して
いる全ネジボルト等の被剪断物aを任意の位置で剪断す
るにあたっては、ハンドル部5を手で持ちながら図3
(a)中矢印イ方向より切断作用部6及び被剪断物aを
目で確認しながら被剪断物aを切断作用部6に配置し、
被剪断物aを切断しようとする位置で被剪断物aを固定
刃9と可動刃11とで挟み込み、ハンドル部5に設けら
れたスイッチ21を操作して可動アーム12を移動させ
ることによって固定刃9と可動刃11とで被剪断物aを
剪断するものである。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、一対の切断刃で全ネ
ジボルト等の被剪断物を剪断する全ネジ切断機におい
て、モータ、減速装置、切断刃駆動機構を収容した本体
胴体部よりハンドル部を突設し、ハンドル部の突出方向
と反対方向に向けて本体胴体部より切断刃を備えた切断
作用部を突設してあるので、作業者がハンドル部を握っ
た状態で被剪断物を剪断する切断作用部がハンドル部や
本体胴体部に邪魔されずに見えることとなり、切断作用
部を視認し易く、作業者の右利き、左利きに関係なく被
剪断物を切断作用部に正確に位置合わせして切断作業を
行うことができるものである。
【0016】請求項2の発明は、請求項1においてハン
ドル部の他端に電池電源部を設けてあるので、請求項1
の効果に加えて使用時においてハンドル部を握った状態
でハンドル部の両側に重量物である本体胴体部と電池電
源部とがそれぞれ振り分けて配置されるためにバランス
良く作業が楽に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断した正面図で
ある。
【図2】同上の平面図である。
【図3】(a)は使用状態を示す一部破断した正面図、
(b)は全ネジボルトの切断部位を説明する説明図であ
る。
【図4】(a)は図3(a)を矢印イ方向から見た側面
図、(b)は図3(a)のロ−ロ線断面図である。
【図5】可動刃を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は(b)のハ−ハ線断面図であ
る。
【図6】固定刃を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は(b)のニ−ニ線断面図であ
る。
【図7】(a)は固定刃の配置状態を示す部分正面図、
(b)は可動刃の配置状態を示す部分正面図である。
【図8】(a)(b)は切断作用部の作用を説明する説
明図である。
【図9】固定刃と可動刃の配置状態を説明する説明図で
ある。
【図10】全ネジボルトを把持した状態を示す断面図で
ある。
【図11】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
a 被剪断物 1 モータ 2 減速装置 3 切断刃駆動機構 4 本体胴体部 5 ハンドル部 6 切断作用部 7 電池電源部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の切断刃で全ネジボルト等の被剪断
    物を剪断する全ネジ切断機において、モータ、減速装
    置、切断刃駆動機構を収容した本体胴体部よりハンドル
    部を突設し、ハンドル部の突出方向と反対方向に向けて
    本体胴体部より切断刃を備えた切断作用部を突設して成
    ることを特徴とする全ネジ切断機。
  2. 【請求項2】 ハンドル部の他端に電池電源部を設けて
    成ることを特徴とする請求項1記載の全ネジ切断機。
JP32236294A 1994-12-26 1994-12-26 全ネジ切断機 Pending JPH08174329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32236294A JPH08174329A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 全ネジ切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32236294A JPH08174329A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 全ネジ切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08174329A true JPH08174329A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18142800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32236294A Pending JPH08174329A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 全ネジ切断機

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JP (1) JPH08174329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10092966B2 (en) 2014-10-10 2018-10-09 Black & Decker Inc. Dies for threaded rod cutting machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10092966B2 (en) 2014-10-10 2018-10-09 Black & Decker Inc. Dies for threaded rod cutting machine

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408