JPH08174223A - 溶接ロボットにおける溶接トーチの コンジットケーブル支持装置 - Google Patents

溶接ロボットにおける溶接トーチの コンジットケーブル支持装置

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JPH08174223A
JPH08174223A JP31816594A JP31816594A JPH08174223A JP H08174223 A JPH08174223 A JP H08174223A JP 31816594 A JP31816594 A JP 31816594A JP 31816594 A JP31816594 A JP 31816594A JP H08174223 A JPH08174223 A JP H08174223A
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JP
Japan
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conduit cable
welding
welding torch
support
tip
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JP31816594A
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English (en)
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Hitoshi Hibino
仁 日比野
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Sango Co Ltd
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Sango Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンジットケーブルの曲りや折れによる溶接
ワイヤーの送給不良や、溶接トーチの狙いずれをなく
す。これらの原因による溶接不良をなくす。 【構成】 基台13に支承された略水平の支持棹12か
ら垂する弾性部材14、14で、支持具7をつり下げ
る。支持具7は弾性を有する棒状の塩化ビニール製でコ
ンジットケーブル5に並設され、バンド8で互いに摺動
可能にしばってある。コンジットケーブル5の先端に設
けた溶接トーチ3はロボットアーム2の先端で動かされ
る。支持具7の先端は、固定部材4を介してロボットア
ーム2の先端に回動可能にピン連結されている。弱弾性
部11は、支持具7の曲りを溶接トーチ3の細かい動き
に追従し易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接ロボットにおける溶
接トーチのコンジットケーブル支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットアームの手首部の動きを規制す
ることなく、筒状の対象ワークの内面部の溶接を可能と
する溶接用トーチのコンジットケーブル支持装置が、実
開平5−76666号公報で公知である。
【0003】このコンジットケーブル支持装置は、ロボ
ットアームの上面に沿ってガイドレールを取付け、この
ガイドレールにスライダを摺動可能に係合している。ス
ライダ上に設けた複数のケーブル支持部が支持棹先端か
ら延びたコンジットケーブルを支持し、コンジットケー
ブルをロボットアーム上に沿って配設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
ロボットアームの上面では、コンジットケーブルが曲が
らないので、溶接トーチの細かな動きに伴う曲げ角度
を、ロボットアーム先端と溶接トーチとの間のコンジッ
トケーブルで吸収しなければならない。従って溶接ロボ
ットの動作により、この部分のコンジットケーブルの大
きな曲率の曲りや折れが発生する。その結果コンジット
ケーブルの内部を通過する溶接ワイヤーに折れぐせや摺
動抵抗が生じて、溶接の不安定原因になるという問題点
があった。
【0005】コンジットケーブルの曲りや、折れが生じ
ると、溶接ワイヤ先端部の位置がずれて、溶接位置のね
らいずれになったり、コンジットケーブル内の溶接ワイ
ヤーの摺動抵抗による溶接ワイヤ供給量が変化してワイ
ヤ供給不良になったりすることで溶接不良の原因とな
る。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点を解
消できる溶接ロボットにおける溶接トーチのコンジット
ケーブル支持装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の溶接ロボットにおける溶接トーチのコン
ジットケーブル支持装置は、先端に溶接トーチ(3)を
配設したコンジットケーブル(5)に沿わせて設けた弾
性を有する棒状の支持具(7)と、略水平に支持され、
かつ略水平面内で回動可能の支持棹(12)から垂下
し、下端を前記支持具(7)に固定した複数の弾性部材
(14,14)とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2の溶接ロボットにおける溶接トー
チのコンジットケーブル支持装置は、請求項1記載の発
明において、溶接トーチ(3)を動かすロボットアーム
(2)の先端付近に前記支持具(7)の先端部を回動可
能に連結するとともに、支持具(7)を複数のバンド
(8)でコンジットケーブル(5)に沿わせて互いに摺
動可能に連結したことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の溶接ロボットにおける溶接
トーチのコンジットケーブル支持装置は、請求項1又は
2記載の発明において、支持具(7)は、少なくとも一
部に一般部よりも曲げ剛性が弱い弱弾性部(11)を有
することを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の溶接ロボットにおける溶接
トーチのコンジットケーブル支持装置は、請求項3記載
の発明において、弱弾性部(11)を溶接トーチ(3)
近くの支持具(7)の先端付近に設けたことを特徴とす
るものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、溶接ロボットによる溶接
トーチの動きにつれて、支持棹(12)が略水平面内で
回動して、コンジットケーブル(5)を移動させる。
【0012】また、コンジットケーブル(5)は弾性を
有する支持具(7)と一体的に変形する。そして支持具
(7)は弾性部材(14)でつり下げられているので、
拘束されないで、コンジットケーブル(5)が無理なく
自然に曲がって溶接トーチ(3)の動きに追従する。支
持具(7)はコンジットケーブル(5)に加えられる曲
げ、折れ力を分散して、コンジットケーブル自体の極端
な曲げや折れを防止する。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明に加
えて、支持具(7)の先端部で、溶接トーチ(3)が支
持具(7)と相対的に回動し、かつ支持具(7)の他の
部分がコンジットケーブル(5)と相対的に摺動するの
で、より滑らかな動きができる。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明に加えて、弱弾性部(11)が溶接トーチの細かい動
きを容易にする。また請求項4の発明では、溶接トーチ
の細かい動きがより容易になる。
【0015】
【実施例】図1〜図3の実施例において、1は溶接ロボ
ットで、そのロボットアーム2の先端に溶接トーチ3が
固定部材4を介して固定されている。
【0016】5はコンジットケーブルで、その先端に溶
接トーチ3が配設されている。6はコンジットケーブル
5の基端部に設けた溶接ワイヤー供給機、7はコンジッ
トケーブル5に沿わせて配設した直径φ10の軟質塩化
ビニールからなる弾性を有する棒状の支持具で、複数
(5個)の弾性バンド8で、コンジットケーブル5と相
対的に摺動可能に並設してある。
【0017】9は支持具5の先端にかぶせた有底円筒形
の連結部材で、ピン10により、固定部材4に連結さ
れ、ピン10の軸線の回りに回動可能であり、こうする
ことで、支持具5の先端(図示下端)がピン10の軸線
の回りに回動可能になっている。つまり支持具5の先端
部が、固定部材4を介してロボットアーム2の先端に回
動可能に連結されている。
【0018】11は支持具7の先端近くに挿入した弱弾
性部で、図3に示すように2重のコイルスプリング11
a、11bからなり、軟質塩化ビニールからなる支持具
7よりは曲げ剛性が小さい。こうして、支持具7の一部
に、他の一般部よりも曲げ剛性が小さい弱弾性部11を
構成している。この弱弾性部11は必要に応じて挿入さ
れる。また、剛性を部分的に下げる方法は、支持具7の
径や肉厚を下げる等でもよく、方法は任意である。
【0019】12は略水平に配設支持された支持棹で、
垂直に起立する基部12aが基台13に支承されて矢印
Aのように自由に往復回動できるようになっている。1
4、14は弾性部材としてのスプリングで、支持棹12
につり下げられ、それらの各下端が支持具7の離れた2
箇所に固定されている。
【0020】こうして、コンジットケーブル5に沿って
並設した支持具7が、弾性部材14、14で、支持棹1
2からつり下げられ、支持棹12とともに水平面内で回
動可能となっている。
【0021】ロボットアーム2が水平回動すれば、それ
につれて、支持棹12、支持具7とコンジットケーブル
5が水平回動し、更にロボットの動きに応じて溶接トー
チ3がその向きを変えると、コンジットケーブル5が支
持具7とともに曲折して追従する。
【0022】
【発明の効果】本発明の溶接ロボットにおける溶接トー
チのコンジットケーブル支持装置は、上述のように構成
されているので、コンジットケーブルにかかる折れ曲り
力を支持具で分散して抑えることができ、溶接ワイヤー
の送給不良やトーチ先端の狙いずれ等による溶接不良を
なくすことができる。
【0023】また、支持具先端部に設けた弱弾性部は、
ロボットによる溶接トーチの細かな動きに、支持具やコ
ンジットケーブルが追従して曲り易くするので細かな溶
接作業が容易になる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】 本発明の実施例の正面図である。
【0026】
【図2】 図1の実施例の一部拡大図である。
【0027】
【図3】 図1の実施例の一部の詳細を示す拡大図であ
る。
【0028】
【符号の説明】
1…溶接ロボット 2…ロボットアーム 3…溶接
トーチ 4…固定部材 5…コンジットケーブル 7…支持
具 8…バンド 9…ピン 11…弱弾性部 12…支持棹 14
…弾性部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に溶接トーチ(3)を配設したコン
    ジットケーブル(5)に沿わせて設けた弾性を有する棒
    状の支持具(7)と、 略水平に支持され、かつ略水平面内で回動可能の支持棹
    (12)から垂下し、下端を前記支持具(7)に固定し
    た複数の弾性部材(14,14)とを具備したことを特
    徴とする溶接ロボットにおける溶接トーチのコンジット
    ケーブル支持装置。
  2. 【請求項2】 溶接トーチ(3)を動かすロボットアー
    ム(2)の先端付近に前記支持具(7)の先端部を回動
    可能に連結するとともに、 支持具(7)を複数のバンド(8)でコンジットケーブ
    ル(5)に沿わせて互いに摺動可能に連結したことを特
    徴とする請求項1記載の溶接ロボットにおける溶接トー
    チのコンジットケーブル支持装置。
  3. 【請求項3】 支持具(7)は、少なくとも一部に一般
    部よりも曲げ剛性が弱い弱弾性部(11)を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の溶接ロボットにおけ
    る溶接トーチのコンジットケーブル支持装置。
  4. 【請求項4】 弱弾性部(11)を溶接トーチ(3)近
    くの支持具(7)の先端付近に設けたことを特徴とする
    請求項3記載の溶接ロボットにおける溶接トーチのコン
    ジットケーブル支持装置。
JP31816594A 1994-12-21 1994-12-21 溶接ロボットにおける溶接トーチの コンジットケーブル支持装置 Withdrawn JPH08174223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159230A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Komatsu Ltd 追従装置
DE102013112399A1 (de) 2012-11-16 2014-05-22 Fanuc Corporation Kabelordnungsstruktur in einem Mehrgelenkroboter

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159230A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Komatsu Ltd 追従装置
JP4633450B2 (ja) * 2004-12-06 2011-02-16 株式会社小松製作所 追従装置
DE102013112399A1 (de) 2012-11-16 2014-05-22 Fanuc Corporation Kabelordnungsstruktur in einem Mehrgelenkroboter

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Effective date: 20020305