JPH0817418A - アルカリ乾電池 - Google Patents
アルカリ乾電池Info
- Publication number
- JPH0817418A JPH0817418A JP6147540A JP14754094A JPH0817418A JP H0817418 A JPH0817418 A JP H0817418A JP 6147540 A JP6147540 A JP 6147540A JP 14754094 A JP14754094 A JP 14754094A JP H0817418 A JPH0817418 A JP H0817418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative electrode
- alkaline dry
- dry battery
- thin thickness
- thickness part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/30—Arrangements for facilitating escape of gases
- H01M50/342—Non-re-sealable arrangements
- H01M50/3425—Non-re-sealable arrangements in the form of rupturable membranes or weakened parts, e.g. pierced with the aid of a sharp member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Cell Separators (AREA)
- Primary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂封口体の薄肉部へのゲル状負極付着によ
る防爆機構作動不能を防止し、安全性に優れたアルカリ
乾電池を提供するものである。 【構成】 所定圧以上の電池内ガス圧力により破れる溝
状に形成してなる薄肉部を設けた樹脂封口体５を有する
アルカリ乾電池に於いて、前記樹脂封口体５の樹脂薄肉
部とゲル状負極２との間に、ガス透過性のある遮蔽板ま
たは遮蔽紙１１を設置することにより、樹脂薄肉部への
ゲル状負極２の付着を防止し、確実に防爆機構が作動す
る。
る防爆機構作動不能を防止し、安全性に優れたアルカリ
乾電池を提供するものである。 【構成】 所定圧以上の電池内ガス圧力により破れる溝
状に形成してなる薄肉部を設けた樹脂封口体５を有する
アルカリ乾電池に於いて、前記樹脂封口体５の樹脂薄肉
部とゲル状負極２との間に、ガス透過性のある遮蔽板ま
たは遮蔽紙１１を設置することにより、樹脂薄肉部への
ゲル状負極２の付着を防止し、確実に防爆機構が作動す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂封口体に設けた薄
肉部を内部ガス圧力の上昇により優先的に破壊させる防
爆機構を備えたアルカリ乾電池に関するものである。
肉部を内部ガス圧力の上昇により優先的に破壊させる防
爆機構を備えたアルカリ乾電池に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりアルカリ乾電池は、誤使用等に
おいて電池内の過剰なガス発生による電池の破裂を防止
するため、電池内のガス圧力が所定圧以上に上昇する
と、樹脂封口体の薄肉部を優先的に破って負極端子板上
に設けてあるガス放出口から、このガスが電池外部に速
やかに放出されるようにした機構を有するものがある。
（例えば、特開昭６３−３０４５６８号公報）
おいて電池内の過剰なガス発生による電池の破裂を防止
するため、電池内のガス圧力が所定圧以上に上昇する
と、樹脂封口体の薄肉部を優先的に破って負極端子板上
に設けてあるガス放出口から、このガスが電池外部に速
やかに放出されるようにした機構を有するものがある。
（例えば、特開昭６３−３０４５６８号公報）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成よりなる電池の場合例えば、樹脂封口体に溝状に形成
してなる薄肉部位に、過放電等により過度に膨脹したゲ
ル状負極が付着し、薄肉部がゲル状負極によって埋まる
ことにより樹脂封口体の薄肉部破裂による上記防爆機構
が作動せず、電池が破裂する恐れがあり安全性に問題が
あった。
成よりなる電池の場合例えば、樹脂封口体に溝状に形成
してなる薄肉部位に、過放電等により過度に膨脹したゲ
ル状負極が付着し、薄肉部がゲル状負極によって埋まる
ことにより樹脂封口体の薄肉部破裂による上記防爆機構
が作動せず、電池が破裂する恐れがあり安全性に問題が
あった。
【０００４】本発明は、この問題を解決するものであ
り、樹脂封口体の薄肉部位へのゲル状負極の付着を防止
し、防爆機構の作動を確保することにより安全性に優れ
たアルカリ乾電池を提供することを目的とする。
り、樹脂封口体の薄肉部位へのゲル状負極の付着を防止
し、防爆機構の作動を確保することにより安全性に優れ
たアルカリ乾電池を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
本発明は、樹脂封口体の薄肉部とゲル状負極との間にガ
ス透過性のある遮蔽板または遮蔽紙を設置することを特
徴とする。
本発明は、樹脂封口体の薄肉部とゲル状負極との間にガ
ス透過性のある遮蔽板または遮蔽紙を設置することを特
徴とする。
【０００６】
【作用】本発明によると、過放電等によりゲル状負極が
過度に膨脹し、その界面が上昇しても、樹脂封口体の薄
肉部とゲル状負極との間にガス透過性のある遮蔽板また
は遮蔽紙を設置しているため、樹脂封口体に溝状に形成
してなる薄肉部へのゲル状負極の付着が妨げられ、薄肉
部がゲル状負極によって埋まることによる防爆機構作動
不能が防止でき、電池の安全性が向上できる。
過度に膨脹し、その界面が上昇しても、樹脂封口体の薄
肉部とゲル状負極との間にガス透過性のある遮蔽板また
は遮蔽紙を設置しているため、樹脂封口体に溝状に形成
してなる薄肉部へのゲル状負極の付着が妨げられ、薄肉
部がゲル状負極によって埋まることによる防爆機構作動
不能が防止でき、電池の安全性が向上できる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の実施例に用いた円筒形アルカ
リ乾電池ＬＲ６の半断面図である。金属ケース４に二酸
化マンガンと黒鉛からなる正極合剤１を入れセパレータ
ー３を挿入した後、ゲル状負極２をセパレーター３内に
注入する。溝状に形成してなる薄肉部９を設けている樹
脂封口体５とワッシャー１０、負極端子板７を一体とし
た負極集電子６をゲル状負極２に差しこむ前に、中空円
盤状で、その外径がゲル状負極界面より突出しているセ
パレータ開口部迄の距離以上を有するガス透過性のある
遮蔽紙１１をセパレータ開口部に設置し、その後、前記
一体とした負極集電子６をゲル状負極２に差しこみ素電
池を形成する。
リ乾電池ＬＲ６の半断面図である。金属ケース４に二酸
化マンガンと黒鉛からなる正極合剤１を入れセパレータ
ー３を挿入した後、ゲル状負極２をセパレーター３内に
注入する。溝状に形成してなる薄肉部９を設けている樹
脂封口体５とワッシャー１０、負極端子板７を一体とし
た負極集電子６をゲル状負極２に差しこむ前に、中空円
盤状で、その外径がゲル状負極界面より突出しているセ
パレータ開口部迄の距離以上を有するガス透過性のある
遮蔽紙１１をセパレータ開口部に設置し、その後、前記
一体とした負極集電子６をゲル状負極２に差しこみ素電
池を形成する。
【０００８】このことにより樹脂封口体に溝状に形成し
てなる薄肉部に、ゲル状負極が付着し、薄肉部が埋めら
れそうになっても、遮蔽紙により妨げられ、薄肉部の優
先的破裂による防爆機構作動が確保できる。またこのと
き遮蔽紙は、ゲル状負極を透過させないポアサイズが１
００μｍ以下で、耐アルカリ性に優れたビニロン系のも
のであることが好ましい。
てなる薄肉部に、ゲル状負極が付着し、薄肉部が埋めら
れそうになっても、遮蔽紙により妨げられ、薄肉部の優
先的破裂による防爆機構作動が確保できる。またこのと
き遮蔽紙は、ゲル状負極を透過させないポアサイズが１
００μｍ以下で、耐アルカリ性に優れたビニロン系のも
のであることが好ましい。
【０００９】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、樹脂封口体
の薄肉部とゲル状負極との間に、ガス透過性のある遮蔽
紙を設置することにより、溝状に形成してなる薄肉部に
ゲル状負極が付着し埋まることによる防爆機構作動不能
を防止し、安全性に優れたアルカリ乾電池を提供するこ
とができる。
の薄肉部とゲル状負極との間に、ガス透過性のある遮蔽
紙を設置することにより、溝状に形成してなる薄肉部に
ゲル状負極が付着し埋まることによる防爆機構作動不能
を防止し、安全性に優れたアルカリ乾電池を提供するこ
とができる。
【図１】本発明の実施例における単３型アルカリ乾電池
ＬＲ６の縦断面図
ＬＲ６の縦断面図
１ 正極合剤 ２ ゲル状負極 ３ セパレータ ４ 金属ケース ５ 樹脂封口体 ６ 負極集電子 ７ 負極端子板 ８ 外装ラベル ９ 樹脂薄肉部 １０ ワッシャー １１ 遮蔽紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅岡 準一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】金属ケースの開口上縁部にその外周部が当
接して封口する樹脂封口体に薄肉部を設けたアルカリ乾
電池において、少くとも前記樹脂封口体の薄肉部とゲル
状負極との間にガス透過性のある遮蔽板または遮蔽紙を
設置することを特徴とするアルカリ乾電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6147540A JPH0817418A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | アルカリ乾電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6147540A JPH0817418A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | アルカリ乾電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817418A true JPH0817418A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15432634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6147540A Pending JPH0817418A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | アルカリ乾電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817418A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116742278A (zh) * | 2023-08-14 | 2023-09-12 | 中材锂膜(宜宾)有限公司 | 隔离膜及其制备方法、应用该隔离膜的电化学电池、用电装置 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6147540A patent/JPH0817418A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116742278A (zh) * | 2023-08-14 | 2023-09-12 | 中材锂膜(宜宾)有限公司 | 隔离膜及其制备方法、应用该隔离膜的电化学电池、用电装置 |
| CN116742278B (zh) * | 2023-08-14 | 2023-10-24 | 中材锂膜(宜宾)有限公司 | 隔离膜及其制备方法、应用该隔离膜的电化学电池、用电装置 |
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