JPH08173551A - 頭皮電気マッサージ用導子 - Google Patents

頭皮電気マッサージ用導子

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JPH08173551A
JPH08173551A JP34106794A JP34106794A JPH08173551A JP H08173551 A JPH08173551 A JP H08173551A JP 34106794 A JP34106794 A JP 34106794A JP 34106794 A JP34106794 A JP 34106794A JP H08173551 A JPH08173551 A JP H08173551A
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electrode
electrode pins
scalp
pins
substrate
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JP34106794A
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Kozo Oshio
宏三 大塩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既製の電気パルス発生器に接続し患部に当接
して施療する導子を、毛髪に妨げられずに頭皮表面にじ
かに電極を接触させて電気マッサージ施療が可能にし、
且つ多数の点在する「つぼ」に同時に点接触させながら
印加施療することが可能な導子を提供する。 【構成】 導子を構成する電極体の基板上に多数の電極
ピンを突設させ、且つ該電極ピンの先端が多くの頭皮面
形状に整合した湾曲面に当接するように予め整列させて
おき、該電極ピンを異極どうし分類して互いに異極どう
し通電しあうよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は既製の電気パルス発生器
に接続可能な頭皮マッサージ用導子に関する。
【従来の技術】ストレスなどにより頭皮への血行が不十
分になると、頭髪の生育が妨げられ、その結果抜け毛増
加の一因になることがよく知られている。この対策とし
て、頭皮をよくマッサージすることが頭皮の緊張を柔ら
げ、血行促進を促し、抜け毛予防にかなり効果があるこ
とが知られている。このマッサージによる治療として、
頭皮表面の「つぼ」に電気的刺激を与えて血行促進を促
す電気マッサージ治療がある。この頭皮の電気マッサー
ジ治療に関する発明として特開昭60−199463、
特開平2−124177、特開平3−49771などが
出願されている。このうち特開昭60−199463に
ついては、電源として電池を直列につなげた電源を提案
しており、電気的刺激を与えるには効果がほとんど得に
くい。また特開平2−124177、特開平3−497
71については、その発明を実施するには、その発明自
体が一つの装置を成しており、その装置を製作実施する
のは非常に困難で実現性に乏しい。そこで本発明は、こ
ういった欠点に着目して、既製の電気(特に低周波)パ
ルス発生器に接続する従来の導子を改良することで、効
果的で実現性のある頭皮の電気マッサージ治療を実施で
きるようにするものである。従来の低周波パルス発生器
に接続する導子としては、図1に示すような導子が用い
られている。すなわち接続プラグ(1)とリード線(2
a)(2b)を介して、一対の平面状電極子(3a)
(3b)を接続した構成であって、使用にあたっては両
電極子(3a)及び(3b)を施療する患部間に適当な
間隔をおいて当接するか、あるいは一方の電極予(3
a)又は(3b)を患部上に当接し、他方の電極子(3
b)又は(3a)を患部とは離れた体の一部(首、手首
等)上に当接し通電施療するものである。しかしながら
上述した従来の導子の構成では、頭皮を施療するにあた
っては以下のような問題があった。 (1)電極面が平面であるため、電極面を頭皮にじかに
当接しようとしても、毛髪が電極面と頭皮面との間に介
在して絶縁するため、施療が困難で施療が可能なのは頭
皮がかなり露出した場合に限られてしまう。 (2)「つぼ」と称される部分は点であり、電極面が平
面であると面接触するため、点で存在する「つぼ」に効
果的に電流を流しにくい。 前記(1)については、脱毛がかなり進行した状態であ
って、施療するにあたっては、頭髪がまだいくらかでも
存在する状態で施療するのが望ましい。また(2)につ
いては効果的に施療するには、点在する[つぼ]の部分
に電極を点接触させて電流を流す方が効果的である。
尚、前記特開昭60−199463で電極の構成とし
て、可撓性の取付板に出没させる電極とする針の構成が
開示されているが、この構成は頭部への衝撃を緩和させ
る目的とするもので、その構成においては個々の針の可
動範囲は一津の範囲内であり、頭皮面の形状に応じて大
多数の針を同時に頭皮面に接触させることはできない。
【発明により解決しようとする課題】本発明は前述した
問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、既製の電気パルス発生器に接続可能にし、頭皮のい
かなる部分にも毛髪に妨げられずに多数の電極ピンを同
時に当接できるようにするとともに、複数の点在する
「つぼ」と称される部分に効率良く通電施療可能な頭皮
電気マッサージ用導子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決し、目的を達成するために電気パルス発生器に接続す
るための接続プラグと,該接続プラグとリード線を介し
て、該リード線の末端に接続する電極体において、該電
極体を基板の面上に複数の電極ピンを各先端が頭皮面の
形状に整合した湾曲面上に当接するように整列させて突
設し、且つ該電極ピンを所定の電極ピンどうし2つに分
類し、該分類した電極ピンを互いに異極どうし接続し
て、各導通状態で該リード線に接続した構成にするもの
である。この構成でさらに電極ピンの頭皮面への当たり
を柔らかくするため、基板と基板との間に弾性部材を介
在させ、該一方の基板の面上に複数の電極ピンを突設さ
せる構成にしたり、基板の面上に敷設した弾性部材に複
数の電極ピンを突設させる構成にし、且つ該電極ピンの
各先端が頭皮面の形状に整合した湾曲面上に当接するよ
うに整列させ、該電極ピンを2つに分類し互いに異極ど
うし接続し、各導通状態にして該リード線に接続した構
成にするものである。また既製の導子と互換性をもって
接続できるよう、電極体とリード線とが着脱自在にも接
続できる構造にして、既製の導子の電極子と本電極体と
を交換接続可能にするものである。また電極ピンの先端
を球状もしくは丸めた形状に形成して頭皮面の当たりを
柔らかくし、電極ピンを磁性をもった電極ピンで構成
し、該先端部分がN極のものとS極のものとで交互に配
列して、さらに基板の面上に賑動発生体を載設すること
で電気パルスの刺激と磁気と振動の刺激も同時に頭皮内
の組織に与えるものである。
【作用】本発明によれば、既製の電気パルス発生器に接
続可能で、電極体の基板の面上に突設させた大多数の電
極ピンの先端をじかに頭皮表面に当接させながら、複数
の点在する「つぼ」に同時に通電施療することができる
ようになる。また、磁気と振動発生体により発せられる
振動によりさまざまな刺激を頭皮内の組織に及ぼして多
面的な施療を可能にする。
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図2において、接続プラグ(1)は一般に
よく使われている「ミニプラグ」と称するタイプで、リ
ード線(2:2a,2b)の一端に接続固定されてお
り、接続プラグ(1)を実施例で示す低周波パルス発生
器(8)の差し込み口(8f)に着脱自在に差し込むよ
うになっている。リード線(2)はリード線(2a)と
リード線(2b)とが互いに接合して適当な長さで成
り、該リード線(2:2a,2b)の末端には電極体
(4)が接続されている。接続プラグ(1)を低周波パ
ルス発生器(8)に差し込んだ状態にして、電源スイッ
チ(8a)を投入すると、電極体(4)にはリード線
(2:2a,2b)を通して(+)極と(−)極の電位
が印加される。この印加する電位の極性は極性切り換え
スイッチ(8b)によって切り換えられ、さらに印加す
る電位の強さは強さダイアル(8c)、パルス数は速さ
ダイアル(8d)、印加モード(揉む/叩く)はモード
切り換えスイッチ(8e)によって任意に可変できる。実施例1 図3はリード線(2:2a,2b)の末端に接続する電
極体(4)の構造を示したものである。プラスチック材
で成る基板(5)を直径80mm程度の円板状で、且つ
適当な頭皮面の形状に整合する湾曲面形状に形成する。
ここで適当な頭皮面の形状に整合した湾曲面形状とし
て、その湾曲面の形状が不特定多数の成人男子の頭皮面
に最も接する形状とするものであり、発明者がいろいろ
試した結果に基ずく1つの実施例として、図3に示すご
とく中心点とその中心点から18mm離れた位置で2
5mmの高低差をつけた点と、中心点から36mm離れ
た位置で4.0mmの高低差をつけた点の計3点に接す
る湾曲面の形状を推奨する。この実施例で提示した湾曲
面の形状は、通常の成人男子の頭皮面にかなり沿う形状
となるものである。次にステンレスで成る長さ17mm
程度の電極ピン(7)の先端(7a)を球状に形成し、
前記基板(5)の内面に80本程度の電極ピン(7)
(7)・・・を各々13mm程度突出するように、予め
基板(5)の下面に格子状に設けた多数の孔(9)
(9)・・・に該電極ピン(7)(7)・・・の後端を
4mm貫入して接着固定する。このよう仁配設された各
々の電極ピン(7)(7)・・・の先端(7a)(7
a)・・・は前記基板(5)の湾曲面から各々等距離の
面上に存在するため、各々の先端(7a)(7a)・・
・は前記湾曲面と平行の同一形状の湾曲面に接すること
になる。これにより基板(5)上に突設した大多数の電
極ピン(7)(7)・・・の先端(7a)(7a)・・
・は前記した不特定多数の成人男子の頭皮面に当接する
ようになり、この状態で通電施療が可能な状態になる。
次に前記電極ピン(7)(7)・・・を図4に示すよう
に電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)
・・・との2つに分類し、各電極ピン(7A)と電極ピ
ン(7B)とは互いに隣接する位置関係に設定する。こ
のように分類して配置設定した電極ピン(7A)(7
A)・・・と(7B)(7B)・・・とを基板(5)の
面上にソルダーレジストのパターン電極線(11a)
(11b)を形成して、2つに分類した各電極ピンの足
部分をを該パターン電極線(11a)(11b)とハン
ダ接続しながら各導通状態にして、各末端をリード線
(2a)(2b)に接続する。このように接続された電
極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・
・とは互いに異極どうしで該リード線(2a)(2b)
に電気的に接続され、施療時電極ピン(7A)(7A)
・・・と(7B)(7B)・・・とは互いに通電しあ
う。リード線(2:2a,2b)の先端部は軟質塩化ビ
ニールで成るインサート成形体(10)を具備してお
り、基板(5)の側面に設けた横孔(5b)に貫入接着
して固定する。尚、前述の適当な頭皮面形状に整合する
湾曲面形状として、ここで不特定多数の頭皮面に接する
形状として一つの実施例を挙げているが、基板(5)の
大きさにも応じてさらに頭皮面に接する形状があればそ
の形状であってもよいし、また頭頂部や側頭部を特に施
療する必要があればその形状に整合した湾曲面形状にし
てもよい。また電極ピン(7)の先端(7a)を球状や
丸めた形状に形成することによって、先端(7a)を頭
皮に当接して押しつけた力によって感しる痛覚やパルス
電位が先端(7a)から頭皮へ流れる際に感じる電撃シ
ョックをかなり和らげることができる。基板(5)の上
面中央部には把手(13)を設けており、この把手(1
3)には挿通孔(14)を形成している。実施例2 図5は本発明の他の実施例を示したものである。円形の
平面形状の基板(5)の下面に各々の電極ピン(7)
(7)・・・をその先端(7a)(7a)・・・が、前
述の湾曲面上に接するように各長さを変えて整列させた
ものである。電極ピン(7A)(7A)・・・と(7
B)(7B)・・・の各接続は実施例1と同様でよく、
この構成であっても実施可能である。実施例3 図6は本発明の他の実施例を示したものである。湾曲面
形状の基板(5a)と基板(5b)の間に弾性部材
(6)を接着して介在させ、基板(5b)の下面に各々
の電極ピン(7)(7)・・・の先端(7a)(7a)
・・・が前述の湾曲面上に接するように突設したもので
ある。電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7
B)・・・の各配置設定と各接続方法は実施例1と同様
にすることができる。こkで弾性部材(6)を介在させ
ることで、該弾性部材(6)が元に戻ろうとする弾性力
の働きで、該電極ピン(7)(7)・・・は手で押し下
げた力に追従した力で頭皮表面に圧接し続けることにな
り、弾性部材(6)によって電極ピン(7)(7)・・
・の頭部への当たりを柔らかくすることができる。尚、
各電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)
・・・を導通状態にしてリード線(2a)(2b)に電
気的に接続する方法としては、実施例1,2,3にあげ
た方法に限るものではなく、例えば導電性のゴム板や金
属板を異極どうし二つに分離して基板(5)の下面に敷
設して接続してもよいし、他の方法であってもよい。ま
た電極ピン(7)(7)・・・を若干弾性のある導電性
ゴムで形成してもよく、弾性があるためいくらか変形し
た頭皮面であっても電極ピン(7)がその形状に応じて
前後左右にたわむため、さらに頭皮面にフィットしやす
くなる。また図7のように、平面状の基板(5a)と基
板(5b)で構成しても同様に実施可能である。実施例4 図8は本発明の他の実施例を示したものである。基板
(5)の面に絶縁性の弾性部材(6)を接着して敷設
し、該弾性部材(6)内に各々の電極ピン(7)(7)
・・・の後端を接着して埋設させ、該電極ピン(7)
(7)・・・の先端(7a)(7a)・・・が前述の湾
曲面上に接するように突設させたものである。そして電
極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・
・の各配置設定は実施例1と同様にし、各々の接続は適
当に伸縮する導電性ゴム線(21a)(21b)で各電
極ピン(7A)と(7B)の足部分ごと導電性ボンドで
各々接続する。この構成によれば弾性部材(6)に突設
した各電極ピン(7)(7)・・・は上下前後左右方向
に自在に動けるので、大多数の該先端(7a)(7a)
・・・を頭皮表面に当接しやすくすることができると共
に、該先端(7a)(7a)・・・の頭部への当たりを
柔らかくすることができる。尚実施例3,4で示した弾
性部材(6)は合成ゴムの代わりに絶縁性で弾性のある
シリコンゴム、ウレタンゴム、天然ゴム、各種多孔性部
材、発泡性部材などで形成してもよい。また電極ピン
(7A)と(7B)の各配置設定は実施例で示した設定
に限らず、適宜に配置設定してよい。実施例5 図9では電極体(4)にリード線(2:2a,2b)を
挿脱自在に接続する実施例を示したものである。リード
線(2a)(2b)の先端に差し込みジャック(17
a)(17b)を設け、ジャックピン(16a)(16
b)を導電ゴム(15a)(15b)で形成した挿入口
に挿脱自在に電極体(4)と接続してもよい。この構成
により既製の一対の電極子(3a)(3b)と電極体
(4)とで接続交換可能となり,頭皮とその他の施療部
位の用途に応じて適宜交換して使用することもできる。
電極体(4)を接続した状態では実施例1、2、3、4
で示した構成と全く同様に実施することができる。実施例6 図10は本発明の他の実施例を示したものであって、基
板(5)の下面に突設した電極ピン(7)(7)・・・
を磁性をもった電極ピンで構成し、該電極ピンの先端部
分がN極のものとS極のものとで交互に配列させ、さら
に基板(5)の上面に偏心重りを回転軸に具備した小型
電動機による振動発生体(12)を載設したものであ
る。振動発生体(12)の駆動電源は電気パルス発生器
(8)本体の電源からとってもよいし、別に基板(5)
上に電池等の電源を設けてもよい。この構成にすれば電
気パルスの刺激と磁気と振動の刺激を頭皮内の組織に同
時に及ぼすことができ、さらに効果が増大する 図11は本発明の実際の使用実施例を示したもので、片
方の手で電極体(4)の上面に形成した把手(13)を
挟持しながら頭皮の施療部分に各々の電極ピン(7A)
(7A)・・・と(7B)(7B)・・・を当接させて
いる。この状態で低周波パルス発生器(8)の電源スイ
ッチ(8a)を投入し、極性切り換えスイッチ(8
b)、強さダイアル(8c)、速さダイアル(8d)、
モード切り換えスイッチ(8e)の各調整つまみを可変
でき、施療部分の状態に応じた印加を与えることがで
き、前記電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)
(7B)・・・との間の頭皮内に通電される。この実際
の施療によって得た経験では、頭皮が衰化してきている
部分では、導通状態が悪くなっており、その部分は電撃
が感じられるまで長く印加するのがよい。図12は本発
明の他の実施例を示したものである。剛性をもったアー
チ状竿(18)を、電極体(4)の上部に形成した中空
孔(14)に挿通させ、該アーチ状竿(18)の両端に
押さえ板(19)(19)を設け、両耳にヘッドホーン
のように挟持したものである。この構成であれば片手で
電極体(4)を施療中保持しないでもよく、電極体
(4)の位置をアーチ状竿(18)面上を左右に摺動さ
せたり、またアーチ状竿(18)を押さえ板(19)
(19)を支点に頭皮面上を前後に回動させたりして、
任意の頭皮の施療部分で電極体(4)を固定することが
できる。図13で示した本発明の実施例は、電極体
(4)の面を頭部上半分を覆う面積まで拡げたものであ
る。頭部の形状に沿ったおわん状基板(5)をプラスチ
ック材で形成し、該基板(5)の内面にポリウレタンで
成る弾性部材(6)を敷設し、該弾性部材(6)内に電
極ピン(7)(7)・・・の後端を10mm程度の間隔
をおいて格子状に埋設し、各電極ピン(7)(7)・・
・の先を12mm程度突出させて配設したものである。
基板(5)の自重により、各々の電極ピン(7)(7)
・・・の先端(7a)(7a)・・・が頭皮表面に当接
される。この状態において、電極ピン(7A)(7A)
・・・と(7B)(7B)・・・とを各導通状態に接続
して、各々の電極ピン(7A)(7A)・・・と(7
B)(7B)・・・との全電極ピンに通電すると、抵抗
値の低い部分に当接した電極ピン間ばかり電流が流れる
ことになり、頭皮全体を一括施療することができない。
このため施療部分を領域ごとに分けて施療できるよう
に、電極ピン(7)(7)・・・をいくつかにグループ
化して、このグループ化した電極ピン(7)(7)・・
・を所定の電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)
(7B)・・・とに分類して接続し、互いに異極状態に
して、その各極の一端を各グループごとのリード線(2
a1)(2b1),(2a2)(2b2)・・・・(2
a7)(2b7)に接続して導き出す構成にするもので
ある。図14、図15は前述した電極ピン(7)(7)
・・・を各グループに分割した実施例である。この実施
例では領域ごとにグループ化しているが、さらに細分化
して「つぼ」と称する点在する部分ごとに分割してもよ
い。また各電極ピン(7A)と(7B)は互いに隣接さ
せて設けてもよいし、各適宜位置に設定して設けてもよ
い。図16は、前述の各グループ化した電極ピン(7)
(7)・・・を各領域ごとに切り換える切換器(20)
の構成を示したものである。リード線(2a)(2b)
の各一端を切換器(20)の入力端(20a)(20
b)に接続し、各グループ化した領域の電極ピン(7
A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・・に各導通
状態で接続するリード線(2a1)(2b1),(2a
2)(2b2)・・・・(2a7)(2b7)を出力端
(20c)(20d),(20e)(20f)・・・・
(20o)(20p)に接続する。こうして切り換えス
イッチ(21)を手動で切り換えることにより、グルー
プ化した領域ごと任意の頭皮部分に任意の時間施療する
ことが可能である。この切り換えはタイマーを組み込ん
で切り換え回路を構成して、自動的に切り換えることも
可能である。尚、本発明の構成を一方を電極体(4)上
の電極ピン(7)(7)・・・を全て導通状態にしてリ
ード線(2a)に接続し、もう一方を既製の電極子
(3)にしてリード線(2b)に接続した構成であって
も実施施療することができる。また、本発明は電気パル
ス発生器に接続するものであるが、パルス発生器として
実施例で示した低周波パルス発生器に限定するものでは
なく、高周波パルス発生器やその他の電気刺激発生器な
どに接続しても同様に実施可能である。
【発明の効果】上述のように構成されたこの発明は、次
の効果を奏することができる。既製の電気パルス発生器
に着脱自在に接続でき汎用性があり、さらに頭皮上の毛
髪が多い少ないに影響されず、大多数の電極ピンの先端
を直接頭皮に適当な力で同時に当接できると共に、複数
の「つぼ」と称する点在する部分に効果的に電流を流す
ことができ、効率的な施療が可能となる。また、磁気と
振動発生体により発せられる振動によりさまざまな刺激
を頭皮内の組織に及ぼしさらに効果的に施療することも
できる。また切換器を用いれば、施療したい頭皮部分を
任意の時間選択施療でき、さらに効果的で効率的な施療
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気マッサージ用導子の上面図。
【図2】本発明の頭皮電気マッサージ用導子の全体斜視
図。
【図3】本発明の電極体の断面図。
【図4】異極どうし分類した電極ピンを互いに導通状態
に接続した状態を示す下面図。
【図5】本発明の電極体の断面図。
【図6】本発明の電極体の断面図。
【図7】本発明の電極体の断面図。
【図7】本発明の電極体の断面図。
【図8】本発明の電極体の断面図。
【図9】(a)本発明の他の実施例を示す断面図。 (b)本発明の他の実施例を示す上面図。
【図10】本発明の電極体の断面図。
【図11】本発明を実施した状態を示す概略図。
【図12】本発明を実施した状態を示す概略図。
【図13】本発明を実施した状態を示す概略図。
【図14】電極ピンをグループ化した一例を示す概略
図。
【図15】電極ピンをグループ化した一例を示す概略
図。
【図16】切換器の構成を示す概略図。
【符号の説明】
1 接続プラグ 2 リード線 3 電極子 4 電極体 5 基板 6 弾性部材 7 電極ピン 8 電気パルス発生器 12 振動発生体 20 切換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気マッサージ用導子の上面図。
【図2】本発明の頭皮電気マッサージ用導子の全体斜視
図。
【図3】本発明の電極体の断面図。
【図4】異極どうし分類した電極ピンを互いに導通状態
に接続した状態を示す下面図。
【図5】本発明の電極体の断面図。
【図6】本発明の電極体の断面図。
【図7】本発明の電極体の断面図。
【図8】本発明の電極体の断面図。
【図9】(a)本発明の他の実施例を示す断面図。 (b)本発明の他の実施例を示す上面図。
【図10】本発明の電極体の断面図。
【図11】本発明を実施した状態を示す概略図。
【図12】本発明を実施した状態を示す概略図。
【図13】本発明を実施した状態を示す概略図。
【図14】電極ピンをグループ化した一例を示す概略
図。
【図15】電極ピンをグループ化した一例を示す概略
図。
【図16】切換器の構成を示す概略図。
【符号の説明】 1 接続プラグ 2 リード線 3 電極子 4 電極体 5 基板 6 弾性部材 7 電極ピン 8 電気パルス発生器 12 振動発生体 20 切換器
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 図3はリード線(2:2a,2b)の末端に接続する電
極体(4)の構造を示したものである。プラスチック材
で成る基板(5)を直径80mm程度の円板状で、且つ
適当な頭皮面の形状に整合する湾曲面形状に形成する。
ここで適当な頭皮面の形状に整合した湾曲面形状とし
て、その湾曲面の形状が不特定多数の成人男子の頭皮面
に最も接する形状とするものであり、発明者がいろいろ
試した結果に基ずく1つの実施例として、図3に示すご
とく中心点とその中心点から18mm離れた位置で1.
5mmの高低差をつけた点と、中心点から36mm離れ
た位置で4.0mmの高低差をつけた点の計3点に接す
る湾曲面の形状を推奨する。この実施例で提示した湾曲
面の形状は、通常の成人男子の頭皮面にかなり沿う形状
となるものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気パルス発生器に接続するための接続
    プラグ(1)と,該接続プラグ(1)とリード線(2:
    2a,2b)を介して,該リード線(2:2a,2b)
    の末端に接続する電極体(4)において、該電極体
    (4)を基板(5)の面上に複数の電極ピン(7)
    (7)・・・を各先端(7a)(7a)・・・が適当な
    頭皮面形状に整合した湾曲面上に当接するように整列さ
    せて突設し、且つ該電極ピン(7)(7)・・・を所定
    の電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)
    ・・・とに分類し、該分類した電極ピン(7A)(7
    A)・・・と(7B)(7B)・・・を各導通状態にし
    てリード線(2a)(2b)に接続し、該電極ピン(7
    A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・・とが互い
    に異極どうしに構成して接続したことを特徴とする頭皮
    電気マッサージ用導子。
  2. 【請求項2】 電気パルス発生器に接続するための接続
    プラグ(1)と,該接続プラグ(1)とリード線(2:
    2a,2b)を介して,該リード線(2:2a,2b)
    の末端に接続する電極体(4)において、該電極体
    (4)を基板(5a)と基板(5b)との間に弾性部材
    (6)を介在させ、該基板(5b)の面上に複数の電極
    ピン(7)(7)・・・を各先端(7a)(7a)・・
    ・が適当な頭皮面形状に整合した湾曲面上に当接するよ
    うに整列させて突設し、且つ該電極ピン(7)(7)・
    ・・を所定の電極ピン(7A)(7A)・・・と(7
    B)(7B)・・・とに分類し、該分類した電極ピン
    (7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・・を各
    導通状態にしてリード線(2a)(2b)に接続して該
    電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・
    ・・とが互いに異極どうしに構成して接続したことを特
    徴とする頭皮電気マッサージ用導子。
  3. 【請求項3】 電気パルス発生器に接続するための接続
    プラグ(1)と,該接続プラグ(1)とリード線(2:
    2a,2b)を介して,該リード線(2:2a,2b)
    の末端に接続する電極体(4)において、該電極体
    (4)を基板(5)の面上に設けた弾性部材(6)の面
    に複数の電極ピン(7)(7)・・・の各後端(7b)
    (7b)・・・を埋設し、該各先端(7a)(7a)・
    ・・が適当な頭皮面形状に整合した湾曲面上に当接する
    ように整列させて突設し、且つ該電極ピン(7)(7)
    ・・・を所定の電極ピン(7A)(7A)・・・と(7
    B)(7B)・・・とに分類し、該分類した電極ピン
    (7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・・を各
    導通状態にしてリード線(2a)(2b)に接続し、該
    電極ピン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・
    ・・とが互いに異極どうしに構成して接続したことを特
    徴とする頭皮電気マッサージ用導子。
  4. 【請求項4】 電極体(4)とリード線(2:2a,2
    b)とが着脱自在にも接続できる構造である請求項1、
    2又は3記載の頭皮電気マッサージ用導子。
  5. 【請求項5】 電極ピン(7)の先端(7a)を球状も
    しくは丸めた形状に形成した請求項1、2、3又は4記
    載の頭皮電気マッサージ用導子。
  6. 【請求項6】 リード線(2:2a,2b)に切換器
    (20)を介在接続し、且つ電極ピン(7)(7)・・
    ・を適宜数グループ化し、該グループ化した電極ピン
    (7)(7)・・・を所定の電極ピン(7A)(7A)
    ・・・と(7B)(7B)・・・とに分類し、該電極ピ
    ン(7A)(7A)・・・と(7B)(7B)・・・と
    を互いに異極どうしにして各々切換器(20)を介して
    リード線(2a)(2b)に接続した請求項1,2、
    3,4又は5記載の頭皮電気マッサージ用導子。
  7. 【請求項7】 電極ピン(7)が磁性をもった電極ピン
    にし、該電極ピン(7)の先端部分がN極のものとS極
    のものとで交互に配列した請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の頭皮電気マッサージ用導子。
  8. 【請求項8】 基板(5)の面上に振動発生体(12)
    を載設し,該振動発生体(12)による振動が各電極ピ
    ン(7)(7)・・・に伝動するようにした請求項1,
    2、3,4、5、6又は7記載の頭皮電気マッサージ用
    導子。
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