JPH07194711A - 電気治療器用手袋 - Google Patents
電気治療器用手袋Info
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- JPH07194711A JPH07194711A JP35275193A JP35275193A JPH07194711A JP H07194711 A JPH07194711 A JP H07194711A JP 35275193 A JP35275193 A JP 35275193A JP 35275193 A JP35275193 A JP 35275193A JP H07194711 A JPH07194711 A JP H07194711A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体患部にマッサージを行いながら電気信号
を印加して、物理的刺激と電気的刺激との相乗により治
療効果を高める。 【構成】 互いに反対極性の電気信号を電源コネクタ３
Ａおよび３Ｂを介して２種類の電極部２Ａおよび２Ｂ1
〜２Ｂ5 に印加した状態で、施行者が絶縁性手袋部１に
手を通して人体患部をマッサージすると、施行者の指
先，掌等から与えられる圧力，熱等の物理的刺激に加え
て、２種類の電極部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 から互い
に反対極性の電気信号が人体患部に与えられるので、物
理的刺激と電気的刺激とが相まって疲労回復，血行促
進，痛みの緩解等の治療効果が高められる。
を印加して、物理的刺激と電気的刺激との相乗により治
療効果を高める。 【構成】 互いに反対極性の電気信号を電源コネクタ３
Ａおよび３Ｂを介して２種類の電極部２Ａおよび２Ｂ1
〜２Ｂ5 に印加した状態で、施行者が絶縁性手袋部１に
手を通して人体患部をマッサージすると、施行者の指
先，掌等から与えられる圧力，熱等の物理的刺激に加え
て、２種類の電極部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 から互い
に反対極性の電気信号が人体患部に与えられるので、物
理的刺激と電気的刺激とが相まって疲労回復，血行促
進，痛みの緩解等の治療効果が高められる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気治療器用手袋に関
し、特に人体患部に電気信号を印加してマッサージ治療
を行うための電気治療器用手袋に関する。
し、特に人体患部に電気信号を印加してマッサージ治療
を行うための電気治療器用手袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気治療器は、数μＡ〜数ｍＡ程
度の直流もしくは数Ｈｚ〜数十Ｈｚの低周波ないしは１
万Ｈｚ程度までの中周波の電気信号を人体患部に印加し
て肩こり，末梢神経まひ等にマッサージ効果を与え、疲
労回復、血行促進、神経痛および筋肉痛の緩解等を得る
ために用いられていた。
度の直流もしくは数Ｈｚ〜数十Ｈｚの低周波ないしは１
万Ｈｚ程度までの中周波の電気信号を人体患部に印加し
て肩こり，末梢神経まひ等にマッサージ効果を与え、疲
労回復、血行促進、神経痛および筋肉痛の緩解等を得る
ために用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気治
療器は、人体患部に圧力，熱等の物理的な刺激を与える
代わりに電気信号を印加するものであったので、マッサ
ージとまったく同等の効果が得られるわけではなく、十
分の治療効果が得られるとは限らないという問題点があ
った。
療器は、人体患部に圧力，熱等の物理的な刺激を与える
代わりに電気信号を印加するものであったので、マッサ
ージとまったく同等の効果が得られるわけではなく、十
分の治療効果が得られるとは限らないという問題点があ
った。
【０００４】本発明の目的は、上述の点に鑑み、物理的
な刺激を与えるマッサージを行いながら直流もしくは低
中周波の電気信号を印加して、電気的な刺激が物理的な
刺激と相まって治療効果を高めることができるようにし
た電気治療器用手袋を提供することにある。
な刺激を与えるマッサージを行いながら直流もしくは低
中周波の電気信号を印加して、電気的な刺激が物理的な
刺激と相まって治療効果を高めることができるようにし
た電気治療器用手袋を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の電気治療器用手
袋は、絶縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部と、この絶縁性
手袋部の掌側に設けられ互いに反対極性の電気信号が印
加される２種類の電極部と、これら２種類の電極部に電
気的に接続された一対の電源コネクタとを有することを
特徴とする。
袋は、絶縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部と、この絶縁性
手袋部の掌側に設けられ互いに反対極性の電気信号が印
加される２種類の電極部と、これら２種類の電極部に電
気的に接続された一対の電源コネクタとを有することを
特徴とする。
【０００６】また、本発明の電気治療器用手袋は、絶縁
性薄膜体でなる左右一対の絶縁性手袋部と、これら左右
一対の絶縁性手袋部の掌側に形成され互いに反対極性の
電気信号がそれぞれ印加される電極部と、これら電極部
に電気的に接続され前記左右一対の絶縁性手袋部のそれ
ぞれに設けられた電源コネクタとを有することを特徴と
する。
性薄膜体でなる左右一対の絶縁性手袋部と、これら左右
一対の絶縁性手袋部の掌側に形成され互いに反対極性の
電気信号がそれぞれ印加される電極部と、これら電極部
に電気的に接続され前記左右一対の絶縁性手袋部のそれ
ぞれに設けられた電源コネクタとを有することを特徴と
する。
【０００７】
【作用】本発明の電気治療器用手袋では、施行者が絶縁
性手袋部に手を通して人体患部をマッサージすると、施
行者の指先，掌等から与えられる圧力，熱等の物理的刺
激に加えて２種類の電極部に印加された互いに反対極性
の電気信号により電気的刺激が与えられ、治療効果が高
まる。
性手袋部に手を通して人体患部をマッサージすると、施
行者の指先，掌等から与えられる圧力，熱等の物理的刺
激に加えて２種類の電極部に印加された互いに反対極性
の電気信号により電気的刺激が与えられ、治療効果が高
まる。
【０００８】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【０００９】図１（ａ）および（ｂ）は、本発明の第１
実施例に係る電気治療器用手袋を示す掌側平面図および
甲側背面図である。本実施例の電気治療器用手袋は、絶
縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部１と、絶縁性手袋部１の
掌側に設けられた互いに反対極性の直流もしくは低中周
波の電気信号が印加される２種類の電極部２Ａおよび２
Ｂ1 〜２Ｂ5 と、電極部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 にリ
ード線４Ａおよび４Ｂを介して電気的に接続され絶縁性
手袋部１の甲側に設けられた電源コネクタ３Ａおよび３
Ｂとから構成されている。電極部２Ａは親指部位に設け
られ、電極部２Ｂ1 〜２Ｂ5 は人差し指，中指，薬指お
よび小指の各部位および掌部位にそれぞれ設けられてい
る。
実施例に係る電気治療器用手袋を示す掌側平面図および
甲側背面図である。本実施例の電気治療器用手袋は、絶
縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部１と、絶縁性手袋部１の
掌側に設けられた互いに反対極性の直流もしくは低中周
波の電気信号が印加される２種類の電極部２Ａおよび２
Ｂ1 〜２Ｂ5 と、電極部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 にリ
ード線４Ａおよび４Ｂを介して電気的に接続され絶縁性
手袋部１の甲側に設けられた電源コネクタ３Ａおよび３
Ｂとから構成されている。電極部２Ａは親指部位に設け
られ、電極部２Ｂ1 〜２Ｂ5 は人差し指，中指，薬指お
よび小指の各部位および掌部位にそれぞれ設けられてい
る。
【００１０】絶縁性手袋部１は、ゴム，合成樹脂，皮
革，人工皮革等の絶縁性の薄膜体またはゴム，合成樹脂
等の絶縁材を含浸乾燥させた布体で一体的または縫合あ
るいは接着等により片手（図示は左手）の５本の指がす
べて挿入されるように形成されている。なお、親指以外
の４本の指については、まとめて挿入されるようになっ
ていてもよい。また、絶縁性手袋部１は、リード線４Ａ
および４Ｂを薄膜体の内部に収納するように二重構造と
なっていてもよい。
革，人工皮革等の絶縁性の薄膜体またはゴム，合成樹脂
等の絶縁材を含浸乾燥させた布体で一体的または縫合あ
るいは接着等により片手（図示は左手）の５本の指がす
べて挿入されるように形成されている。なお、親指以外
の４本の指については、まとめて挿入されるようになっ
ていてもよい。また、絶縁性手袋部１は、リード線４Ａ
および４Ｂを薄膜体の内部に収納するように二重構造と
なっていてもよい。
【００１１】電極部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 は、銅薄
板，導電性合成ゴム，導電性樹脂等で形成され、絶縁性
手袋部１に接着，縫合等により固着されている。導電性
合成ゴム，導電性樹脂等としては、シリコンゴム，シリ
コンポリマ等に金属粉，導電性炭素粉等を分散させたも
のが使用される。
板，導電性合成ゴム，導電性樹脂等で形成され、絶縁性
手袋部１に接着，縫合等により固着されている。導電性
合成ゴム，導電性樹脂等としては、シリコンゴム，シリ
コンポリマ等に金属粉，導電性炭素粉等を分散させたも
のが使用される。
【００１２】電極コネクタ３Ａおよび３Ｂは、金属製の
スナップボタン，差込みジャック等で形成され、絶縁性
手袋部１に接着，縫合等により固着されている。
スナップボタン，差込みジャック等で形成され、絶縁性
手袋部１に接着，縫合等により固着されている。
【００１３】図２（ａ）および（ｂ）は、本実施例の電
気治療器用手袋の電源コネクタ３Ａおよび３Ｂが接続さ
れる電気治療器用電源装置を例示する平面図および側面
図である。この電気治療器用電源装置は、４つの出力端
子２１を有し、出力は４つの出力調整ツマミ２２によっ
て別々に調整できるようになっている。発振周波数は、
周波数調整ツマミ２３によって１．０Ｈｚの低周波から
１万Ｈｚ程度の中周波まで任意に制御できるようになっ
ている。出力電圧としては、例えば最大で９．０Ｖ程
度、出力電流としては、例えば最小で１０．０ｍＡ程度
となっている。また、群波形切替えスイッチ２４によっ
て群波形切替えができ、連続，断続および疎密の３つの
モードが選択できるようになっている。発振状態を各出
力端子２１ごとに選択できるように各出力端子２１の近
傍に出力表示ランプ２５が設けられており、周期音スイ
ッチ２６の切替えによって音で発振状態を確かめること
もできるようになっている。さらに、タイマツマミ２７
によって出力時間も設定できるようになっている。な
お、図２（ａ）および（ｂ）に例示した電気治療器用電
源装置は、低中周波の電気信号を発生するものである
が、直流信号を発生するものもほぼ同様に構成されるの
で、その図示および詳しい説明は省略する。
気治療器用手袋の電源コネクタ３Ａおよび３Ｂが接続さ
れる電気治療器用電源装置を例示する平面図および側面
図である。この電気治療器用電源装置は、４つの出力端
子２１を有し、出力は４つの出力調整ツマミ２２によっ
て別々に調整できるようになっている。発振周波数は、
周波数調整ツマミ２３によって１．０Ｈｚの低周波から
１万Ｈｚ程度の中周波まで任意に制御できるようになっ
ている。出力電圧としては、例えば最大で９．０Ｖ程
度、出力電流としては、例えば最小で１０．０ｍＡ程度
となっている。また、群波形切替えスイッチ２４によっ
て群波形切替えができ、連続，断続および疎密の３つの
モードが選択できるようになっている。発振状態を各出
力端子２１ごとに選択できるように各出力端子２１の近
傍に出力表示ランプ２５が設けられており、周期音スイ
ッチ２６の切替えによって音で発振状態を確かめること
もできるようになっている。さらに、タイマツマミ２７
によって出力時間も設定できるようになっている。な
お、図２（ａ）および（ｂ）に例示した電気治療器用電
源装置は、低中周波の電気信号を発生するものである
が、直流信号を発生するものもほぼ同様に構成されるの
で、その図示および詳しい説明は省略する。
【００１４】図３は、本実施例の電気治療器用手袋と図
２（ａ）および（ｂ）に示した電気治療器用電源装置と
を接続するためのコード線３１を例示する側面図であ
る。コード線３１の一端には電気治療器用電源装置の出
力端子２１に挿入される差込みプラグ３２が取り付けら
れ、他端は２つに分岐していて電気治療器用手袋の電源
コネクタ３Ａおよび３Ｂに接続されるコネクタ部３３Ａ
および３３Ｂがそれぞれ取り付けられている。図３で
は、電気治療器用手袋の電源コネクタ３Ａおよび３Ｂが
金属製のスナップボタンの雄で形成されている場合を想
定して、コネクタ部３３Ａおよび３３Ｂを金属製のスナ
ップボタンの雌とした例が示されている。
２（ａ）および（ｂ）に示した電気治療器用電源装置と
を接続するためのコード線３１を例示する側面図であ
る。コード線３１の一端には電気治療器用電源装置の出
力端子２１に挿入される差込みプラグ３２が取り付けら
れ、他端は２つに分岐していて電気治療器用手袋の電源
コネクタ３Ａおよび３Ｂに接続されるコネクタ部３３Ａ
および３３Ｂがそれぞれ取り付けられている。図３で
は、電気治療器用手袋の電源コネクタ３Ａおよび３Ｂが
金属製のスナップボタンの雄で形成されている場合を想
定して、コネクタ部３３Ａおよび３３Ｂを金属製のスナ
ップボタンの雌とした例が示されている。
【００１５】次に、このように構成された第１実施例の
電気治療器用手袋の使用方法について説明する。
電気治療器用手袋の使用方法について説明する。
【００１６】まず、図２（ａ）および（ｂ）の電気治療
器用電源装置の出力端子２１と本実施例の電気治療器用
手袋の電源コネクタ３Ａおよび３Ｂとを、コード線３１
の差込みプラグ３２を出力端子２１に挿入し、コネクタ
部３３Ａおよび３３Ｂを電源コネクタ３Ａおよび３Ｂに
それぞれ嵌合することにより電気的に接続する。
器用電源装置の出力端子２１と本実施例の電気治療器用
手袋の電源コネクタ３Ａおよび３Ｂとを、コード線３１
の差込みプラグ３２を出力端子２１に挿入し、コネクタ
部３３Ａおよび３３Ｂを電源コネクタ３Ａおよび３Ｂに
それぞれ嵌合することにより電気的に接続する。
【００１７】次に、マッサージの施行者が絶縁性手袋部
１の中に通常の手袋の場合と同様に手を挿入した後、群
波形切替えスイッチ２４および周波数調整ツマミ２３を
所望の位置にセットし、タイマツマミ２７によって治療
時間をセットしてから、出力調節ツマミ２２をゆっくり
と上げて適度な出力電圧を選定する。これにより、電極
部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 には、互いに反対極性の電
気信号が印加される状態となる。
１の中に通常の手袋の場合と同様に手を挿入した後、群
波形切替えスイッチ２４および周波数調整ツマミ２３を
所望の位置にセットし、タイマツマミ２７によって治療
時間をセットしてから、出力調節ツマミ２２をゆっくり
と上げて適度な出力電圧を選定する。これにより、電極
部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 には、互いに反対極性の電
気信号が印加される状態となる。
【００１８】この状態から、マッサージの施行者が電極
部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 を人体患部に押し当てて揉
みほぐすと、施行者の指，掌等からの圧力，熱等の物理
的刺激に加えて電気的刺激が筋肉，皮膚等に与えられる
ので、物理的刺激と電気的刺激とが相まって血行促進，
筋肉の弛緩，痛みの緩解等が得られ、肩こり，末梢神経
まひ等に相乗的な治療効果を得ることができる。
部２Ａおよび２Ｂ1 〜２Ｂ5 を人体患部に押し当てて揉
みほぐすと、施行者の指，掌等からの圧力，熱等の物理
的刺激に加えて電気的刺激が筋肉，皮膚等に与えられる
ので、物理的刺激と電気的刺激とが相まって血行促進，
筋肉の弛緩，痛みの緩解等が得られ、肩こり，末梢神経
まひ等に相乗的な治療効果を得ることができる。
【００１９】図４（ａ）および（ｂ）は、本発明の第２
実施例に係る電気治療器用手袋を示す掌側平面図および
甲側背面図である。本実施例の電気治療器用手袋は、絶
縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部４１と、絶縁性手袋部４
１の掌側に設けられた一対の電極部４２Ａおよび４２Ｂ
と、一対の電極部４２Ａおよび４２Ｂにそれぞれ設けら
れた電源コネクタ４３Ａおよび４３Ｂとから構成されて
いる。電極部４２Ａは親指部位に設けられ、電源部４２
Ｂは人差し指，中指，薬指および小指の各部位から掌部
位にわたって設けられている。
実施例に係る電気治療器用手袋を示す掌側平面図および
甲側背面図である。本実施例の電気治療器用手袋は、絶
縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部４１と、絶縁性手袋部４
１の掌側に設けられた一対の電極部４２Ａおよび４２Ｂ
と、一対の電極部４２Ａおよび４２Ｂにそれぞれ設けら
れた電源コネクタ４３Ａおよび４３Ｂとから構成されて
いる。電極部４２Ａは親指部位に設けられ、電源部４２
Ｂは人差し指，中指，薬指および小指の各部位から掌部
位にわたって設けられている。
【００２０】絶縁性手袋部４１，電極部４２Ａおよび４
２Ｂならびに電源コネクタ４３Ａおよび４３Ｂは、図１
（ａ）および（ｂ）に示した第１実施例の電気治療器用
手袋と同様に形成されているので、それらの詳しい説明
は割愛する。ただし、第２実施例の電気治療器用手袋の
場合は、第１実施例の電気治療器用手袋に比べて電極部
４２Ａおよび４２Ｂの面積が広く形成されているので、
電極部４２Ａおよび４２Ｂをより柔軟な導電性合成ゴ
ム，導電性樹脂等で形成することが望ましい。
２Ｂならびに電源コネクタ４３Ａおよび４３Ｂは、図１
（ａ）および（ｂ）に示した第１実施例の電気治療器用
手袋と同様に形成されているので、それらの詳しい説明
は割愛する。ただし、第２実施例の電気治療器用手袋の
場合は、第１実施例の電気治療器用手袋に比べて電極部
４２Ａおよび４２Ｂの面積が広く形成されているので、
電極部４２Ａおよび４２Ｂをより柔軟な導電性合成ゴ
ム，導電性樹脂等で形成することが望ましい。
【００２１】このように構成された第２実施例の電気治
療器用手袋でも、第１実施例の電気治療器用手袋と同様
な作用および効果が得られることはいうまでもないが、
第１実施例の電気治療器用手袋に比べて電極部４２Ａお
よび４２Ｂの面積が広く形成されているので、同時によ
り広い人体患部に治療を施すことができるという利点が
ある。
療器用手袋でも、第１実施例の電気治療器用手袋と同様
な作用および効果が得られることはいうまでもないが、
第１実施例の電気治療器用手袋に比べて電極部４２Ａお
よび４２Ｂの面積が広く形成されているので、同時によ
り広い人体患部に治療を施すことができるという利点が
ある。
【００２２】図５（ａ）および（ｂ）は、本発明の第３
実施例に係る電気治療器用手袋を示す左側平面図および
右側平面図である。本実施例の電気治療器用手袋は、絶
縁性薄膜体でなる左右一対の絶縁性手袋部５１Ａおよび
５１Ｂと、左右一対の絶縁性手袋部５１Ａおよび５１Ｂ
の掌側にほぼ全面にわたってそれぞれ形成された電極部
５２Ａおよび５２Ｂと、電極部５２Ａおよび５２Ｂにそ
れぞれ設けられた電源コネクタ５３Ａおよび５３Ｂとか
ら構成されている。
実施例に係る電気治療器用手袋を示す左側平面図および
右側平面図である。本実施例の電気治療器用手袋は、絶
縁性薄膜体でなる左右一対の絶縁性手袋部５１Ａおよび
５１Ｂと、左右一対の絶縁性手袋部５１Ａおよび５１Ｂ
の掌側にほぼ全面にわたってそれぞれ形成された電極部
５２Ａおよび５２Ｂと、電極部５２Ａおよび５２Ｂにそ
れぞれ設けられた電源コネクタ５３Ａおよび５３Ｂとか
ら構成されている。
【００２３】絶縁性手袋部５１Ａおよび５１Ｂ，電極部
５２Ａおよび５２Ｂならびに電源コネクタ５３Ａおよび
５３Ｂは、図１（ａ）および（ｂ）ならびに図２（ａ）
および（ｂ）に示した第１および第２実施例の電気治療
器用手袋と同様に形成されているので、それらの詳しい
説明は割愛する。
５２Ａおよび５２Ｂならびに電源コネクタ５３Ａおよび
５３Ｂは、図１（ａ）および（ｂ）ならびに図２（ａ）
および（ｂ）に示した第１および第２実施例の電気治療
器用手袋と同様に形成されているので、それらの詳しい
説明は割愛する。
【００２４】このように構成された第３実施例の電気治
療器用手袋でも、左右一対の絶縁性手袋部５１Ａおよび
５１Ｂを同時に用いて人体患部をマッサージすることに
より、第１および第２実施例の電気治療器用手袋と同様
な作用および効果が得られることはいうまでもない。
療器用手袋でも、左右一対の絶縁性手袋部５１Ａおよび
５１Ｂを同時に用いて人体患部をマッサージすることに
より、第１および第２実施例の電気治療器用手袋と同様
な作用および効果が得られることはいうまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絶縁性手袋部に電極部を設けて人体患部に電気信号を印
加するようにしたことにより、人体患部に物理的な刺激
を与えるマッサージを行いながら直流もしくは低中周波
の電気信号を加えることができ、電気的な刺激と物理的
な刺激とが相まって疲労回復，血行促進，痛みの緩解等
の治療効果を高めることができるという効果がある。特
に、肩こり，末梢神経まひ等に顕著な治療効果が期待で
きる。
絶縁性手袋部に電極部を設けて人体患部に電気信号を印
加するようにしたことにより、人体患部に物理的な刺激
を与えるマッサージを行いながら直流もしくは低中周波
の電気信号を加えることができ、電気的な刺激と物理的
な刺激とが相まって疲労回復，血行促進，痛みの緩解等
の治療効果を高めることができるという効果がある。特
に、肩こり，末梢神経まひ等に顕著な治療効果が期待で
きる。
【図１】（ａ）は本発明の第１実施例に係る電気治療器
用手袋の構成を示す掌側平面図、（ｂ）は甲側背面図で
ある。
用手袋の構成を示す掌側平面図、（ｂ）は甲側背面図で
ある。
【図２】（ａ）は本実施例の電気治療器用手袋に電気信
号を供給するための電気治療器用電源装置の一例を示す
平面図、（ｂ）は側面図である。
号を供給するための電気治療器用電源装置の一例を示す
平面図、（ｂ）は側面図である。
【図３】本実施例の電気治療器用手袋と図２に示した電
気治療器用電源装置とを接続するコード線の一例を示す
図である。
気治療器用電源装置とを接続するコード線の一例を示す
図である。
【図４】（ａ）は本発明の第２実施例に係る電気治療器
用手袋の構成を示す掌側平面図、（ｂ）は甲側背面図で
ある。
用手袋の構成を示す掌側平面図、（ｂ）は甲側背面図で
ある。
【図５】（ａ）は本発明の第３実施例に係る電気治療器
用手袋の構成を示す左側平面図、（ｂ）は右側平面図で
ある。
用手袋の構成を示す左側平面図、（ｂ）は右側平面図で
ある。
１，４１，５１Ａ，５１Ｂ 絶縁性手袋部 ２Ａ，２Ｂ1 〜２Ｂ5 ，４２Ａ，４２Ｂ，５２Ａ，５２
Ｂ 電極部 ３Ａ，３Ｂ，４３Ａ，４３Ｂ，５３Ａ，５３Ｂ 電源コ
ネクタ ４Ａ，４Ｂ リード線 ３１ コード線 ３２ 差込みプラグ ３３Ａ，３３Ｂ コネクタ部
Ｂ 電極部 ３Ａ，３Ｂ，４３Ａ，４３Ｂ，５３Ａ，５３Ｂ 電源コ
ネクタ ４Ａ，４Ｂ リード線 ３１ コード線 ３２ 差込みプラグ ３３Ａ，３３Ｂ コネクタ部
Claims (7)
- 【請求項１】 絶縁性薄膜体でなる絶縁性手袋部と、 この絶縁性手袋部の掌側に設けられ互いに反対極性の電
気信号が印加される２種類の電極部と、 これら２種類の電極部に電気的に接続された一対の電源
コネクタとを有することを特徴とする電気治療器用手
袋。 - 【請求項２】 前記２種類の電極部の一方が親指部位に
形成され、他方が人差し指，中指，薬指および小指の各
部位および掌部位にそれぞれ形成されている請求項１記
載の電気治療器用手袋。 - 【請求項３】 前記２種類の電極部の一方が親指部位に
形成され、他方が人差し指，中指，薬指および小指の各
部位から掌部位にわたって形成されている請求項１記載
の電気治療器用手袋。 - 【請求項４】 絶縁性薄膜体でなる左右一対の絶縁性手
袋部と、 これら左右一対の絶縁性手袋部の掌側に形成され互いに
反対極性の電気信号がそれぞれ印加される電極部と、 これら電極部に電気的に接続され前記左右一対の絶縁性
手袋部のそれぞれに設けられた電源コネクタとを有する
ことを特徴とする電気治療器用手袋。 - 【請求項５】 前記絶縁性手袋部がゴム，合成樹脂，皮
革および人工皮革のいずれかでなる請求項１ないし４記
載の電気治療器用手袋。 - 【請求項６】 前記絶縁性手袋部がゴムおよび合成樹脂
のいずれかを含浸乾燥させた布体でなる請求項１ないし
４記載の電気治療器用手袋。 - 【請求項７】 前記電極部が銅薄板，導電性合成ゴムお
よび導電性樹脂のいずれかでなる請求項１ないし４記載
の電気治療器用手袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35275193A JPH07194711A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気治療器用手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35275193A JPH07194711A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気治療器用手袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07194711A true JPH07194711A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18426196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35275193A Pending JPH07194711A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気治療器用手袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07194711A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002524184A (ja) * | 1998-09-15 | 2002-08-06 | バイオフォレティック・セラピューティック・システムズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | イオン浸透療法による薬剤供給電極 |
| WO2003088776A1 (fr) | 2002-04-19 | 2003-10-30 | Ya-Man Ltd. | Gant a electrodes |
| WO2012157948A2 (ko) * | 2011-05-16 | 2012-11-22 | Kim Eunsil | 다채널 전기 자극용 글러브 및 이를 이용한 치료 시스템 |
| CN103211330A (zh) * | 2013-04-19 | 2013-07-24 | 国家电网公司 | 智能型绝缘手套辅助装置及预警方法 |
| WO2019078365A1 (ja) * | 2017-10-19 | 2019-04-25 | 織田 聡 | 電気刺激マッサージ用手袋 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35275193A patent/JPH07194711A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002524184A (ja) * | 1998-09-15 | 2002-08-06 | バイオフォレティック・セラピューティック・システムズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | イオン浸透療法による薬剤供給電極 |
| WO2003088776A1 (fr) | 2002-04-19 | 2003-10-30 | Ya-Man Ltd. | Gant a electrodes |
| EP1400182A1 (en) * | 2002-04-19 | 2004-03-24 | Ya-Man Ltd | Glove with electrode |
| US6904614B2 (en) | 2002-04-19 | 2005-06-14 | Ya-Man Ltd. | Glove with electrodes |
| EP1400182A4 (en) * | 2002-04-19 | 2006-05-03 | Ya Man Ltd | GLOVE WITH ELECTRODE |
| WO2012157948A2 (ko) * | 2011-05-16 | 2012-11-22 | Kim Eunsil | 다채널 전기 자극용 글러브 및 이를 이용한 치료 시스템 |
| WO2012157948A3 (ko) * | 2011-05-16 | 2013-03-21 | Kim Eunsil | 다채널 전기 자극용 글러브 및 이를 이용한 치료 시스템 |
| CN103211330A (zh) * | 2013-04-19 | 2013-07-24 | 国家电网公司 | 智能型绝缘手套辅助装置及预警方法 |
| WO2019078365A1 (ja) * | 2017-10-19 | 2019-04-25 | 織田 聡 | 電気刺激マッサージ用手袋 |
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