JPH0817353A - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
- Publication number
- JPH0817353A JPH0817353A JP14839194A JP14839194A JPH0817353A JP H0817353 A JPH0817353 A JP H0817353A JP 14839194 A JP14839194 A JP 14839194A JP 14839194 A JP14839194 A JP 14839194A JP H0817353 A JPH0817353 A JP H0817353A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- envelope
- magnetic
- yoke
- magnetron
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マグネットの起磁力や磁気効率の低下を防止
できるマグネトロンを提供すること。 【構成】 空胴共振器から発生する高周波信号を取り出
す出力アンテナ37と、この出力アンテナ37を囲み、
高周波信号の伝送路を形成するエンベロープ38a、3
8bと、作用空間に加える磁界を発生するマグネットM
aと、このマグネットが発生する磁束の磁気回路を形成
し、エンベロープを囲むように位置する出力側ヨーク4
0と、マグネットに接する環状の導磁板41とを具備し
たマグネトロンにおいて、導磁板の内側部分の一部22
aがマグネットの内側に沿って折り曲げられ、また導磁
板の内側部分のその他の部分がエンベロープの外周に接
している。
できるマグネトロンを提供すること。 【構成】 空胴共振器から発生する高周波信号を取り出
す出力アンテナ37と、この出力アンテナ37を囲み、
高周波信号の伝送路を形成するエンベロープ38a、3
8bと、作用空間に加える磁界を発生するマグネットM
aと、このマグネットが発生する磁束の磁気回路を形成
し、エンベロープを囲むように位置する出力側ヨーク4
0と、マグネットに接する環状の導磁板41とを具備し
たマグネトロンにおいて、導磁板の内側部分の一部22
aがマグネットの内側に沿って折り曲げられ、また導磁
板の内側部分のその他の部分がエンベロープの外周に接
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子レンジなどに使
用されるマグネトロンに関する。
用されるマグネトロンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマグネトロンについて図3を参照
して説明する。図3はマグネトロンの一部を断面にして
示している。
して説明する。図3はマグネトロンの一部を断面にして
示している。
【0003】31は発振部本体である。発振部本体31
は、円筒状の陽極32や陽極32の中央に位置する陰極
33などから構成されている。また、陽極32と陰極3
3間には、陽極32で囲まれた空間を複数に区分し空胴
共振器を形成する複数の陽極ベイン34が設けられてい
る。また、陽極32上下の開口を覆うように、出力側と
入力側にそれぞれ環状のポールピース35a、35bが
設けられている。そして陽極32の外側には、陽極32
が発生した熱を放出する複数の冷却フィン36が上下方
向にある間隔で設けられている。
は、円筒状の陽極32や陽極32の中央に位置する陰極
33などから構成されている。また、陽極32と陰極3
3間には、陽極32で囲まれた空間を複数に区分し空胴
共振器を形成する複数の陽極ベイン34が設けられてい
る。また、陽極32上下の開口を覆うように、出力側と
入力側にそれぞれ環状のポールピース35a、35bが
設けられている。そして陽極32の外側には、陽極32
が発生した熱を放出する複数の冷却フィン36が上下方
向にある間隔で設けられている。
【0004】また、陽極32の上方および下方には、環
状をした一対のマグネットMa、Mbが配置され、発振
部本体31の陽極32と陰極33に囲まれた作用空間に
磁界を与えている。なお、空胴共振器で発生された高周
波信号はアンテナ37によって外部に取り出される。
状をした一対のマグネットMa、Mbが配置され、発振
部本体31の陽極32と陰極33に囲まれた作用空間に
磁界を与えている。なお、空胴共振器で発生された高周
波信号はアンテナ37によって外部に取り出される。
【0005】また、出力側のポールピース35aに隣接
して金属製のエンベロープ38a、38bが連続して設
けられている。エンベロープ38a、38bはアンテナ
37を囲むような筒状をしており、高周波信号の伝送路
を形成している。そしてマグネットMaは、その内側の
面がエンベロープ38a、38bの外側に接するように
配置されている。
して金属製のエンベロープ38a、38bが連続して設
けられている。エンベロープ38a、38bはアンテナ
37を囲むような筒状をしており、高周波信号の伝送路
を形成している。そしてマグネットMaは、その内側の
面がエンベロープ38a、38bの外側に接するように
配置されている。
【0006】なお、エンベロープ38aは下側が鍔状に
広がり、その鍔状部分はポールピース35aに接してい
る。なお、エンベロープ38aの先端はそれぞれ内側に
折り曲げられ、固定チョークを構成している。エンベロ
ープ38bは、導電ガスケット39を介して導波管に電
気的に接続されている。
広がり、その鍔状部分はポールピース35aに接してい
る。なお、エンベロープ38aの先端はそれぞれ内側に
折り曲げられ、固定チョークを構成している。エンベロ
ープ38bは、導電ガスケット39を介して導波管に電
気的に接続されている。
【0007】そして、エンベロープ38bを取り巻いて
導電ガスケット39が配置され、その外側に出力側ヨー
ク40が配置されている。また、導電ガスケット39や
出力側ヨーク40とマグネットMaとの間には導磁板4
1が配置されている。なお、出力側ヨーク40や導磁板
41は、マグネットMaが発生する磁束の磁気回路を形
成している。また、出力側ヨーク40に連続して入力側
ヨーク42が設けられ、入力側ヨーク42はもう一方の
マグネットMbの位置まで延びている。
導電ガスケット39が配置され、その外側に出力側ヨー
ク40が配置されている。また、導電ガスケット39や
出力側ヨーク40とマグネットMaとの間には導磁板4
1が配置されている。なお、出力側ヨーク40や導磁板
41は、マグネットMaが発生する磁束の磁気回路を形
成している。また、出力側ヨーク40に連続して入力側
ヨーク42が設けられ、入力側ヨーク42はもう一方の
マグネットMbの位置まで延びている。
【0008】ところで、上記した構造のマグネトロンの
場合、例えば出力側に位置するマグネットMaは、エン
ベロープ38a、38bの外側に接するように配置さ
れ、そのセンター出しが行われている。また、陽極32
や陰極33などで構成される本体部分は、その外側のラ
ジエータ36の先端部分が入力側ヨーク42の内面に沿
って圧入され、ラジエータと入力側ヨークによって位置
出しが行われている。
場合、例えば出力側に位置するマグネットMaは、エン
ベロープ38a、38bの外側に接するように配置さ
れ、そのセンター出しが行われている。また、陽極32
や陰極33などで構成される本体部分は、その外側のラ
ジエータ36の先端部分が入力側ヨーク42の内面に沿
って圧入され、ラジエータと入力側ヨークによって位置
出しが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマグネ
トロンでは、環状マグネットが偏心した場合、内面の一
部がエンベロープに接してしまう。このため、陽極など
で発生する熱はエンベロープを通してマグネットに伝わ
る。ところで、マグネットの起磁力は温度が上がると低
下する特性がある。したがって、マグネトロンが動作状
態に入り陽極温度が上昇するとその熱がマグネットに伝
わり起磁力を減少させる。この結果、陽極電圧が下が
り、電子レンジなどの入出力特性に時間的な変動を生じ
る。
トロンでは、環状マグネットが偏心した場合、内面の一
部がエンベロープに接してしまう。このため、陽極など
で発生する熱はエンベロープを通してマグネットに伝わ
る。ところで、マグネットの起磁力は温度が上がると低
下する特性がある。したがって、マグネトロンが動作状
態に入り陽極温度が上昇するとその熱がマグネットに伝
わり起磁力を減少させる。この結果、陽極電圧が下が
り、電子レンジなどの入出力特性に時間的な変動を生じ
る。
【0010】また、エンベロープは鉄製であるので、マ
グネットがエンベロープに接した場合、マグネットの磁
気回路がショートし、マグネットの磁気効率が低下す
る。このため、磁気効率の低下を見込んで磁気回路を設
計する必要があり、余分なコストがかかる。
グネットがエンベロープに接した場合、マグネットの磁
気回路がショートし、マグネットの磁気効率が低下す
る。このため、磁気効率の低下を見込んで磁気回路を設
計する必要があり、余分なコストがかかる。
【0011】また、発振本体部分の位置出しはラジエー
タで行われている。しかし、入力部側ヨークとラジエー
タ間の機械的な結合は必ずしも十分でないため、強い衝
撃などがあると、入力部側ヨークと発振本体部分が偏心
することがある。
タで行われている。しかし、入力部側ヨークとラジエー
タ間の機械的な結合は必ずしも十分でないため、強い衝
撃などがあると、入力部側ヨークと発振本体部分が偏心
することがある。
【0012】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、マグネットの起磁力や磁気効率の低下を防止し、あ
るいは、入力部側ヨークと発振本体部分の偏心を少なく
したマグネトロンを提供することを目的とする。
で、マグネットの起磁力や磁気効率の低下を防止し、あ
るいは、入力部側ヨークと発振本体部分の偏心を少なく
したマグネトロンを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、空胴共振器か
ら発生する高周波信号を取り出す出力アンテナと、この
出力アンテナを囲み、前記高周波信号の伝送路を形成す
るエンベロープと、前記空胴共振器に加える磁界を発生
するマグネットと、このマグネットが発生する磁束の磁
気回路を形成し、前記エンベロープを囲むように位置す
る出力側ヨークと、前記マグネットに接する環状の導磁
板とを具備したマグネトロンにおいて、前記導磁板の内
側部分の複数箇所が前記マグネットの内側に沿って折り
曲げられ、また前記導磁板の内側部分のその他の複数箇
所が前記エンベロープの外周に接している。
ら発生する高周波信号を取り出す出力アンテナと、この
出力アンテナを囲み、前記高周波信号の伝送路を形成す
るエンベロープと、前記空胴共振器に加える磁界を発生
するマグネットと、このマグネットが発生する磁束の磁
気回路を形成し、前記エンベロープを囲むように位置す
る出力側ヨークと、前記マグネットに接する環状の導磁
板とを具備したマグネトロンにおいて、前記導磁板の内
側部分の複数箇所が前記マグネットの内側に沿って折り
曲げられ、また前記導磁板の内側部分のその他の複数箇
所が前記エンベロープの外周に接している。
【0014】また、前記導磁板の外側部分が、その全周
または複数箇所が垂直に折り曲げられ、この折り曲げら
れた部分が前記出力側ヨークの内縁に接するようにして
いる。
または複数箇所が垂直に折り曲げられ、この折り曲げら
れた部分が前記出力側ヨークの内縁に接するようにして
いる。
【0015】
【作用】上記した前者の構成によれば、環状導磁板の内
側部分の複数箇所が折り曲げられ、その折り曲げられた
部分がマグネット内側に接している。したがって、これ
までのようにマグネット内側がエンベロープに接するよ
うなことがなく、陽極の熱がマグネットに伝わりにくく
なっている。このため、マグネットの起磁力の低下が抑
えられる。また、マグネットの磁気回路がショートする
こともなく、磁気効率の低下を防げる。
側部分の複数箇所が折り曲げられ、その折り曲げられた
部分がマグネット内側に接している。したがって、これ
までのようにマグネット内側がエンベロープに接するよ
うなことがなく、陽極の熱がマグネットに伝わりにくく
なっている。このため、マグネットの起磁力の低下が抑
えられる。また、マグネットの磁気回路がショートする
こともなく、磁気効率の低下を防げる。
【0016】また、後者の構成によれば、導磁板の内側
部分で折り曲げられていない複数箇所の部分がエンベロ
ープの外周に接し、また、導磁板の外側部分の全周また
は複数箇所が垂直に折り曲げられ、この折り曲げられた
部分が前記出力側ヨークの内縁に接する構造になってい
る。このため、出力側ヨーク、そしてこれに連続する入
力側ヨークと発振本体部分、例えばエンベロープとの位
置関係は、導磁板の外側部分と内側部分の寸法で規定さ
れる。したがって、入力部側ヨークと発振本体部分の偏
心を少なくできる。
部分で折り曲げられていない複数箇所の部分がエンベロ
ープの外周に接し、また、導磁板の外側部分の全周また
は複数箇所が垂直に折り曲げられ、この折り曲げられた
部分が前記出力側ヨークの内縁に接する構造になってい
る。このため、出力側ヨーク、そしてこれに連続する入
力側ヨークと発振本体部分、例えばエンベロープとの位
置関係は、導磁板の外側部分と内側部分の寸法で規定さ
れる。したがって、入力部側ヨークと発振本体部分の偏
心を少なくできる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
説明する。なお図1は、マグネトロンの出力部を抜き出
して示してあり、図3に対応する部分には同一の符号を
付してある。
説明する。なお図1は、マグネトロンの出力部を抜き出
して示してあり、図3に対応する部分には同一の符号を
付してある。
【0018】37は高周波信号を取り出すアンテナであ
り、アンテナ37を囲むように筒状のエンベロープ38
a、38bが連続して設けられている。エンベロープ3
8a、38bは高周波信号の伝送路を形成し、またエン
ベロープ38bの外側には導電ガスケット39が配置さ
れ、さらにその外側に出力側ヨーク40が配置されてい
る。なお、導電ガスケット39と出力側ヨーク40の接
合部分は、それぞれに段差が形成されお互いの段差部分
が嵌まり合う形になっている。また、エンベロープ38
bの外側には強磁性体の環状導磁板41が設けられてい
る。この導磁板41は、出力側ヨーク40などととも
に、マグネットMaの磁束に対する磁気回路を構成す
る。また導磁板41は、マグネットMaや出力側ヨーク
40の位置出しも行っている。
り、アンテナ37を囲むように筒状のエンベロープ38
a、38bが連続して設けられている。エンベロープ3
8a、38bは高周波信号の伝送路を形成し、またエン
ベロープ38bの外側には導電ガスケット39が配置さ
れ、さらにその外側に出力側ヨーク40が配置されてい
る。なお、導電ガスケット39と出力側ヨーク40の接
合部分は、それぞれに段差が形成されお互いの段差部分
が嵌まり合う形になっている。また、エンベロープ38
bの外側には強磁性体の環状導磁板41が設けられてい
る。この導磁板41は、出力側ヨーク40などととも
に、マグネットMaの磁束に対する磁気回路を構成す
る。また導磁板41は、マグネットMaや出力側ヨーク
40の位置出しも行っている。
【0019】ここで、導磁板41の構成について図2を
参照して説明する。なお、導磁板41は左右対称である
ため、中央線をLで示し、図2では左半分だけを示して
いる。 導磁板41は全体の形状が環状になっており、
導磁板41の内縁は歯車状に凹凸に加工され、複数の突
起部22がある間隔で形成されている。そして、複数の
突起部22のうち、1つおきに例えば22Aの先端は図
の裏側に折り曲げられ、図1に示すように、その折り曲
げられた先端部22aがマグネットMaの内周に接して
いる。
参照して説明する。なお、導磁板41は左右対称である
ため、中央線をLで示し、図2では左半分だけを示して
いる。 導磁板41は全体の形状が環状になっており、
導磁板41の内縁は歯車状に凹凸に加工され、複数の突
起部22がある間隔で形成されている。そして、複数の
突起部22のうち、1つおきに例えば22Aの先端は図
の裏側に折り曲げられ、図1に示すように、その折り曲
げられた先端部22aがマグネットMaの内周に接して
いる。
【0020】また、導磁板41の外縁は図の表側に全周
または複数箇所が直角に折り曲げられ、折り曲げ部22
bが形成されている。そして、折り曲げ部22bには、
図1に示すように出力部側ヨーク40の内縁が嵌め込ま
れる。したがって、折り曲げ部22bは、出力部側ヨー
ク40と導電ガスケット39間の接合面に挟まれた形に
なる。
または複数箇所が直角に折り曲げられ、折り曲げ部22
bが形成されている。そして、折り曲げ部22bには、
図1に示すように出力部側ヨーク40の内縁が嵌め込ま
れる。したがって、折り曲げ部22bは、出力部側ヨー
ク40と導電ガスケット39間の接合面に挟まれた形に
なる。
【0021】また、導磁板41の突起部22のうち、折
り曲げられないで残った例えば複数の突起部22Bの先
端で形成される円状の内径は、エンベロープ38bの外
径より少し小さめの寸法に選ばれ、エンベロープ38b
の外面に圧入された際に、複数の突起部22Bの先端と
エンベロープ38bの外面が強い力で接するようになっ
ている。
り曲げられないで残った例えば複数の突起部22Bの先
端で形成される円状の内径は、エンベロープ38bの外
径より少し小さめの寸法に選ばれ、エンベロープ38b
の外面に圧入された際に、複数の突起部22Bの先端と
エンベロープ38bの外面が強い力で接するようになっ
ている。
【0022】上記した構成によれば、マグネットの内側
の面は、導磁板内側の折り曲げられた部分に接するだけ
で、陽極などからマグネットに伝わる熱は少なくなる。
このため、温度上昇によるマグネットの起磁力の低下を
抑えることができる。また、マグネットの磁気回路のシ
ョートも防げ、磁気効率の低下も少なくなる。
の面は、導磁板内側の折り曲げられた部分に接するだけ
で、陽極などからマグネットに伝わる熱は少なくなる。
このため、温度上昇によるマグネットの起磁力の低下を
抑えることができる。また、マグネットの磁気回路のシ
ョートも防げ、磁気効率の低下も少なくなる。
【0023】また、導磁板の内側が発振部本体のエンベ
ロープに接し、外側が出力部側ヨークに接しているの
で、発振部本体と出力部側ヨーク、そしてこれに連続す
る入力側ヨークとの位置関係を安定に維持でき、発振部
本体と入力側ヨークの偏心も少なくできる。
ロープに接し、外側が出力部側ヨークに接しているの
で、発振部本体と出力部側ヨーク、そしてこれに連続す
る入力側ヨークとの位置関係を安定に維持でき、発振部
本体と入力側ヨークの偏心も少なくできる。
【0024】なお、上記した実施例では、導磁板の内縁
を歯車状に凹凸に加工し、これによってできる複数の突
起部のうち、マグネットの内側の面に接するものと、エ
ンベロープに接するものとを、それぞれ1つおきにして
いる。しかし、このような形状は一例であり、マグネッ
トの内側の面やエンベロープそれぞれに、導磁板の内側
が部分的に接する構造であれば、その構造は適宜選ぶこ
とができる。
を歯車状に凹凸に加工し、これによってできる複数の突
起部のうち、マグネットの内側の面に接するものと、エ
ンベロープに接するものとを、それぞれ1つおきにして
いる。しかし、このような形状は一例であり、マグネッ
トの内側の面やエンベロープそれぞれに、導磁板の内側
が部分的に接する構造であれば、その構造は適宜選ぶこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、マグネットに伝わる熱
が少なくなり、起磁力や磁気効率の低下を小さくでき
る。また、発振部本体とヨークの偏心も少なくできる。
が少なくなり、起磁力や磁気効率の低下を小さくでき
る。また、発振部本体とヨークの偏心も少なくできる。
【図1】本発明の一実施例を説明する図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する図である。
【図3】従来例を説明する図である。
22a…導磁板内側部分の折り曲げ部 37…アンテナ 38a、38b…エンベロープ 39…導電ガスケット 40…出力側ヨーク 41…導磁板
Claims (2)
- 【請求項1】 空胴共振器から発生する高周波信号を取
り出す出力アンテナと、この出力アンテナを囲み、前記
高周波信号の伝送路を形成し、かつ真空外囲器を構成す
るエンベロープと、前記空胴共振器に加える磁界を発生
するマグネットと、このマグネットが発生する磁束の磁
気回路を形成し、前記エンベロープを囲むように位置す
る出力側ヨークと、前記マグネットに接する環状の導磁
板とを具備したマグネトロンにおいて、前記導磁板の内
側部分の複数箇所が前記マグネットの内側に沿って折り
曲げられ、また前記導磁板の内側部分のその他の複数箇
所が前記エンベロープの外周に接し、前記マグネットと
前記エンベロープのセンター出しを行うことを特徴とす
るマグネトロン。 - 【請求項2】 前記導磁板の外側部分の全周または複数
箇所が垂直に折り曲げられ、この折り曲げられた部分が
前記出力側ヨークの内縁に接し、マグネトロンの本体と
ヨークのセンター出しを行うことを特徴とする請求項1
記載のマグネトロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14839194A JP2579121B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | マグネトロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14839194A JP2579121B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | マグネトロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817353A true JPH0817353A (ja) | 1996-01-19 |
JP2579121B2 JP2579121B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=15451733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14839194A Expired - Lifetime JP2579121B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | マグネトロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579121B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002033056A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Toshiba Corp | パルスマグネトロン装置およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14839194A patent/JP2579121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002033056A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Toshiba Corp | パルスマグネトロン装置およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579121B2 (ja) | 1997-02-05 |
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